このページでは臼井荘一衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○臼井莊一君 ただいま議題となりました二案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、通商に関する豪州との協定を改正する議定書について申し上げます。 豪州はわが国に対しガット三十五条を援用しておりましたので、これが撤回について交渉を行なっておりましたが、これが妥結を見ましたので、昨年八月、五日この議書定の署名が行なわれました。 本議定書は、日豪間のガット関係設定に対応して、現行の通商協定に所要の改正を加えたものでありまして、豪州はこの議定書発効と同時に、ガット第三十五条の援用を撤回することになっております。 次に、エル・サルヴァドルとの間の通商協……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました経済協力開発機構条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本条約は、一九四八年に設立された欧州経済協力機構を改組して、OECD、すなわち経済協力開発機構を設立したものでありまして、一九六〇年十二月十四日欧州経済協力機構加盟の十八カ国にアメリカとカナダを加えた二十カ国によって署名され、一九六一年九月三十日に発効しております。 この機構は、加盟国における高度の経済成長、後進国に対する援助及び世界貿易の拡大を三大目的とする国際機関でありまして、わが国は、この機構に加盟することにより、先進工業……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました外交関係に関するウィーン条約及び関係議定議の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 国家間の外交関係及び特権免除は、従来国際慣行と礼譲によって規律されておりましたが、国際関係が広範かつ緊密となってまいりましたので、これを成文化するため、国際連合は、国際法委員会が作成した草案を基礎にして国際会議を開き、本条約及び関係議定書を採決いたしました。 本条約及び関係議定書は、昭和三十七年三月三十一日まで署名のため開放され、わが国は同年三月二十八日これに署名を行なったのであります。 本条約は、外交関……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました二案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、関税協力理事会を設立する条約について申し上げます。 本条約は、関税の賦課、徴収等関税に関する技術的側面を国際的に統一し、通関手続を簡素化するため、国際協力理事会を設立することを目的として一九五〇年十二月に欧州関税同盟研究団加盟国により採択されたもので、一九五二年十一月に発効いたしております。 政府は、一九五三年以来この理事会にオブザーバーを出席させ、密接な接触を保ってまいりましたが、今回この条約に正式に加入することといたしたのであります。 本条約は、理事会の構成……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました大気欄内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 一九五八年十月以来、米英ソ三国間に継続されておりました核兵器実験禁止の交渉は、一九六三年七月二十五日、大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器の実験禁止について合意が成立し、同年八月五日モスクワにおいて本条約の署名が行なわれ、同年十月十日発効いたしました。 本条約は、同年八月八日以後、他のすべての国による署名のため開放されましたが、かねてから全面的な核実験禁止を一貫して主張し、この目的達成の……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました二案件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、道路交通に関する条約について申し上げます。 本条約は、一九四八年の第七回国際連合経済社会理事会の決議に基づき、一九四九年ジュネーヴで開催された国際連合会議において採択され、一九五二年に発効しているものであります。 本条約は、国際道路交通の発達及び安全を促進するための統一規則を定めたものでありまして、各締約国は、期間一年を限度として、その領域内にとどまっている自家用自動車の輸入について、輸入税の支払いを保証する担保の提供を要求することができ、その担保としては、有効な……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の領事条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 政府は、米国との間に領事に関する事項を規定する領事条約を締結するため、かねてから交渉を行なっておりましたが、最終的に妥結を見ましたので、昨年三月二十二日本条約の署名を行なったのであります。 本条約は、領事館の設置、領事官の任命及び職務範囲、認可状の交付、領事財産及び領事官または領事館職員の特権免除等を規定しております。 本件は、参議院において承認され、二月二十六日本委員会に付託されましたので政府から提案理由の……
○臼井莊一君 ただいま議題となりました千九百六十一年の麻薬に関する単一条約の締結について承認を求めるの件につきまして、外務委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 麻薬の国際統制に関しましては、現在九つの条約が存在し、相互に重複して複雑な体系を構成しておりますので、国際連合は経済社会理事会の麻薬委員会にこれら諸条約の単一化について検討させておりましたが、単一条約の草案が得られましたので、一九六一年一月国際連合事務総長の招請により、国際連合本部において国際連合会議が開催され、同年三月本条約が採択されたのであります。本条約は同年八月一日まで署名のため開放され、わが国は同年七月二十……
○政府委員(臼井莊一君) 農地被買収者等に対する給付金の支給に関する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 戦後行なわれました農地改革は、あらためて申し上げるまでもなく、農業生産力の発展と農村の民主化の促進を目的として、百八十万町歩にのぼる農地を国が買収し、これを農民に売り渡すことによりまして、わが国の農業及び農村に大きな変革をもたらしたものであります。この結果、農村の民主化は進み、農業生産も終戦後の混乱を脱し、ひいては今日に至る農業生産力の飛躍的発展、農家経済の安定向上の基盤を確立したのでありまして、今日の農業、農村は、この画期的な農地改革を抜きにしては考えることができないと言っても……
○政府委員(臼井莊一君) 下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案について、その趣旨を御説明いたします。 本改正案の内容は、第一に、下請代金の支払い期日は、給付の内容について検査をするかどうかを問わず、その給付を受領した日から起算すべきものである旨を明確にし、第二に、親事業者が下請事業者に対し交付すべき書面の記載事項として、下請代金の支払い方法その他の事項を追加し、かつ、記載事項については、公正取引委員会規則で定めることとし、第三に、親事業者が下請事業者に対し有償支給した原材料等の対価を、下請代金の支払い期日より早い時期に、その下請代金と相殺し、または支払わせることにより、下請事業者の……
○政府委員(臼井莊一君) 昭和三十九年度観光の状況等に関する年次報告及び昭和四十年度において講じようとする観光に関する政策について御説明いたします。 この報告及び政策は、観光基本法第五条の規定に基づき、政府が毎年国会に提出する文書であり、今回は第二回目のものであります。 前者の観光の状況等に関する年次報告の内容は、さらに「総説」、「第一部」、「第二部」に分けられておりますが、「総説」におきましては、戦後二十年を迎え、国際親善の増進、国際収支の改善、国民生活の緊張の緩和等、国民経済の発展と国民生活の安定向上に寄与するものとして、新たに政策的意義を持つに至った観光の当面する諸問題について概説し……
○臼井委員長代理 関連質問の申し出があります。これを許します。岩動道行君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 税制に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 平岡忠次郎君。
【次の発言】 本日の請願日程全部を一括して議題といたします。
本会期中付託になりました請願は五十一件でありまして、その取り扱いにつきましては先刻理事会において協議いたしたのでありますが、この際、紹介議員の説明等を省略し、直ちにその採否を決することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○臼井委員 ちょっと関連して――きょうはヒヤリングだそうですが、いま話が出ましたから、私もそれにふえんしてお願いしたいのですが、いま重盛委員から質問があったオリンピック国民運動推進連絡会議、これに労働組合の関係が入っていないように思うのです。あるいはこの中に含まれているかもしれませんが、これは重盛委員の言われたように、今度のオリンピックを機会に、国民があげてこれをやるという気持ちが――気持ちばかりじゃない、実際にやることが必要なのですが、そこで、いまいろいろと伺っておりますと、物的な準備は計数に出てきますから、これは非常に進んでいるし、非常に御苦労さまで、感謝しなければならないのですが、この委……
○臼井説明員 この機会に政府側から一言ごあいさつ申し上げたいと思います。 オリンピック東京大会が空前の成績をおさめて終了できましたことは、国民の期待に沿って活躍せられた日本の選手団の努力と、また、運営の衝に当たられた関係者各位の労苦のたまものと存ずる次第でございます。しかし、それをささえる大きな基盤は、開催都市であります東京都はもちろんのこと、日本全国の皆さんの一致協力の支援があったればこそでございます。特に国会関係の方面におかれては、つとに国民の意のあるところに沿われて、オリンピック東京大会を成功に導くため準備の促進をはかられて、事あるごとに政府や東京都、オリンピック組織委員会、日本体育協……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
この際一言ごあいさつを申し上げます。今回はからずも私が当外務委員会の委員長の重責をになうことになりました。練達たんのうなる委員各位の御協力を得まして、大過なきを期してまいりたいと存じます。どうぞよろしくお願いいたします。簡単でございますが、一言ごあいさつ申し上げる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 通商に関する日本国とオーストラリア連邦との間の協定を改正する議定書の締結について承認を求めるの件、通商に関する日本国とエル・サルヴァドル共和国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許し……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。成田知巳君。
【次の発言】 御静粛に願います。
【次の発言】 質問が聞き取れませんので、御静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ちょっと質問者に申し上げますが、総理とのお約束の時間がまいりましたので、それで、なおもし御質問があれば、特に十分間だけ総理に延長いたしますから、その間に御質問を願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる三日年前十時より理事会、理事会散会後委員会を開催することとし、……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。山本幸一君。
【次の発言】 法務大臣は一時ごろまでちょっとむずかしいと思います。小川入管局長、原中国課長、藤崎条約局長が来ております。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。松本七郎君。
【次の発言】 穂積君。
【次の発言】 ただいまの御要望は、いずれ理事会で相談いたしまして決定いたします。
【次の発言】 赤松君。
【次の発言】 この取り扱いにつきましては、理事会において協議をいたしたいと思います。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
この際、大平外務大臣から発言を求められておりますので、これを許します。大平外務大臣。
【次の発言】 山本幸一君。
【次の発言】 ただいまの山本委員の御要求につきましては、後刻理事会ではかって善処いたします。
関連質問を許します。帆足計君。
【次の発言】 発言者に申し上げますが、他の質問がございますから……。
【次の発言】 経済協力開発機構条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。
川上貫一君。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
この際、資料要求について赤松勇君より発言を求められておりますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 それでは、速記を始めてください。
【次の発言】 経済協力開発機構条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
平岡忠次郎君。
【次の発言】 松井誠君。
【次の発言】 楢崎弥之助君。
【次の発言】 楢崎君にちょっと申し上げますが、総理に対するお約束の一時間があと五分に迫っておりますので、そのおつもりで御質問をお願いいたします。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
山本幸一君。
【次の発言】 議事進行について発言がございますので、帆足計君。
【次の発言】 ただいまの帆足計君の御要望については、理事会にはかりまして善処いたします。
この際、本会議散会後再開することとし、暫時休憩いたします。
午前十一前十二分休憩
○臼井委員長 これより会議を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の領事条約の締結について承認を求めるの件、外交関係に関するウィーン条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件、以上二件を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 関連質問がございますので、これを許します。川上貫一君。
【次の発言】 国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。帆足計君。
【次の発言】 外交関係に関するウィーン条約及び関係議定書の締結について承認を求めるの件を議題といたします。
本件に対する質疑をこ……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
千九百六十一年の麻薬に関する単一条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。大平外務大臣。
【次の発言】 これにて提案理由の説明は終了いたしました。
【次の発言】 これより国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 関連質問の申し出があります。これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、参議院の時間が迫っていますので、ちょっと十分間ほど大臣は参議院の本会議に出ますから。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 穗積君に関連質問を許します。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる八日午前十時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後零時四分散会
○臼井委員長 これより会議を開きます。
この際、永末英一君から発言を求められておりますので、これを許します。永末英一君。
【次の発言】 それでは、国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 ただいまの穗積君の御希望に対しましては、いずれ理事会にはかりまして取りきめたいと存じます。
ちょっと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に、大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
岡……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。
戸叶里子君。
【次の発言】 穗積七郎君。
【次の発言】 ちょっと申し上げますが、大平外務大臣が参議院の本会議にちょっと出なくちゃならぬので、二十分にここを去ります。その前に関連質問もございますから……。
【次の発言】 次に、大気圏内、宇宙空間及び水中における核兵器実験を禁止する条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
穗積七郎君。
【次の発言】 永末英一君。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
道路交通に関する条約の締結について承認を求めるの件、自家用自動車の一時輸入に関する通関条約の締結について承認を、求めるの件、以上二件を一括議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。戸叶里子君。
【次の発言】 右両件に対する質疑はこれにて終局いたしました。
【次の発言】 これより討論に入りますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。
右両件は承認すべきものと決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、両件は承認すべきものと決しました。
おはかりいたします。ただいま議決いた……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
帆足計君。
【次の発言】 ちょっと帆足委員に申し上げます。質問中ですが、そこの紙に書いてございますように、野田総務長官はもう時間がありません。それから、三時までにあとお二人ございますから、どうぞ御同僚にお譲りいただきたいと思います。
【次の発言】 松井誠君。
【次の発言】 石野君。
【次の発言】 穂積君。
【次の発言】 松井君に申し上げますが、予定の時刻がだいぶ過ぎておりますから、あと一問で……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる二十二日午前十……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の領事条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 先刻の在留外国人の数を御報告させますから、しばらく……。
【次の発言】 それでは速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めて。
本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。
午後一時六分散会
○臼井委員長 これより会議を開きます。
日本国とアメリカ合衆国との間の領事条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
穗積七郎君。
【次の発言】 川上貫一君。
なお、ちょっと申し上げますが、ILOのほうの関係で実大臣は時間がございませんから、ひとつ簡単にお願いいたします。
【次の発言】 本件に対する質疑はこれにて終局いたします。
【次の発言】 これより討論に入ります。
討倫の申し出がありますので、これを許します。穗積七郎君。
【次の発言】 これにて討論は終局いたしました。
これより採決いたします。本件は承認すべきものと……
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
赤松勇君。
【次の発言】 ただいま所管の者がおりませんけれども、所管のほうにその意を伝えて、できるだけ資料を提出させるようにいたします。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。黒田寿男君。
【次の発言】 黒田君に申し上げますが、大臣だけ退席していただきまして、自余の質問は事務当局に……。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる十日午前十時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午後零時二分散会
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
田原春次君。
【次の発言】 川上貫一君。
【次の発言】 川上君の御要望の参考人につきましては、理事会に相談の上決定いたします。
【次の発言】 川上君に申し上げますが、理事会で申し合わせの時間がまいりましたから……。
【次の発言】 では、もう一問だけ。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次回は来たる十三日午前十時より理事会、理事会散会後委員会を開会することとし、これにて散会いたします。
午前十一時五十七分散会
○臼井委員長 これより会議を開きます。
千九百六十一年の麻薬に関する単一条約の締結について承認を求めるの件を議題とし、審査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
帆足計君。
【次の発言】 戸叶里子君。
【次の発言】 なお、力石参事官から先ほどの答弁があります。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますのでこれを許しますが、実は、次の行事も控えておりますので、簡単にお願いいたしたいと存じます。松井誠君。
【次の発言】 関連でございますから、もう一問にお願いします。
【次の発言】 これにて本件に対する質疑を終局いたします。
○臼井委員長 これより会議を開きます。
国際情勢に関する件について調査を進めます。
質疑の通告がありますので、これを許します。
川崎寛治君。
【次の発言】 午後一時三十分より本問題に関する質疑を継続することとし、この際それまで休憩いたします。
午前十一時二十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。帆足計君。
【次の発言】 川崎君。
【次の発言】 関連して、川崎寛治君。
【次の発言】 山木幸一君。
【次の発言】 戸叶君。
【次の発言】 本日はこの程度にとどめ、次会は公報をもってお知らせすることとし、これにて散会いたします。午後三時五分散会
○臼井委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
本委員会といたしましては、閉会中もなお国際情勢に関する件について調査をいたしたいと存じますので、この旨議長に申し入れたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
なお、閉会中審査のため、委員を派遣し、実情を調査する必要が生じた場合は、その人選、派遣地及び期間その他議長に対する承認申請の手続等すべて委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
○臼井説明員 ただいま戸叶委員のお話のように、沖繩住民あげてすみやかに施政権が返還されるように熱望をいたしておることは事実でございます。また、私のまいりましたときにも、各方面からそういう強い要望が述べられた次第でございます。これはひとり沖繩の住民ばかりではございません。日本本土におきましても、当国会においてもやはりしばしばその返還に対する要望の決議も行なわれ、また日本国民の全体の希望である、かように考えておる次第でございます。ただ、施政権の返還という問題に関しましては、非常に高度の政治性に基づく問題でございますので、私といたしましては、あちらへまいりまして、すでにワトソン高等弁務官もそういう趣……
○臼井説明員 私、先般総理府の総務長官を仰せつかりましたので、何とぞよろしくお願いいたします。 ただいまの御質問は、今回の山陰、北陸豪雨に対して激甚法が適用されるかどうか、また何とかすみやかにこれを適用してもらいたいという御質問かと思います。 今回の長雨につきましては、私も小山建設大臣と先般北陸また新潟の地震等の現地をお見舞いかたがた視察に総理の命令で参りました。非常な災害でございまして、災害を受けられた方々に対しては深甚なるお見舞いを申し上げる次第でございます。 そこで、激甚法の適用は、御承知のように、一定の要件を具備した大きな災害が発生した場合に、これを中央防災会議にはかった上で、政……
○臼井委員 ちょっと関連質問ですが……。いま政務次官から、武藤委員からの質問に対してお答えがございましたが、肺ガン問題はすでに数年前からございまして、われわれも知り合い方面から、たとえば千葉大学にも数年前に肺ガン研究所ができた。ところが様子を聞いてみますと、二十人の職員、研究員がいて、俸給を別にして年額研究費がわずか八十万円しかないというのですね。それでたばこと肺ガンとの関連の研究ばかりでなく、肺ガンに関する基礎研究をおそらくやっておるのでしょうが、非常にそれが困っておる。これでは研究できないというので若い熱心な研究員もだいぶ不平を言っておるということを聞きましたので、これは希望でございますが……
○臼井委員長代理 私語を禁じます。
【次の発言】 ちょっと速記をと
めて。
【次の発言】 速記を始めて。
田中武夫君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
○臼井委員 ちょっと関連してこの機会に一言。 これは質問というより、実はホテル・ニュージャパンでロータリー.クラブに出ましたときに、私の隣に外人がいて、私が国会議員だという話が出たら、国会議員なら実は陳情があるのだが、日本に来て、ホテル代が非常に高い。そこへ税金がかかる。税をかけるのはやむを得ないけれども、どうもちょっと高過ぎるということの陳情を受けております。私は外国の税金の例を知りませんが、そこで今度の税制改正でも、ホテルに泊まる税金は、やはりそういう意味ではそういう外人の非常に税に敏感なこと、特に日本のホテル代が高いのでよけいそういう点を注意するのかもしれませぬけれども、まあ、これはあ……
○臼井説明員 ただいま井手先生から御質問の昭和三十九年度主要災害の被害につきまして概数を申し上げますと、総額公共土木関係で八百七十九億五千八百七十三万九千円、大体八百八十億。それから、そのほかの農地等を合わせますると、総計で二千九十六億九千万円、大体三千百億でございます。ただ、まあこの中には四月、五月、さらに四月から五月までの間の凍霜害が一部入っておりますが、全体の額はそうでございます。その中で農地関係では農地と農作物、中小企業等がわりあいに多い。
○臼井政府委員 ただいま御希望のように、できるだけそういう方向で努力いたしたいと考えます。
【次の発言】 いまお尋ねの沖繩に対するいわゆる援助でございますが、この点につきましては、単なる普通の援助という、そういう技術と経済的な援助をすればということでなく、やはり日本に返還された際にスムースに日本に復帰できるような、沖繩と内地の相当県とのバランスも考えまして復帰できるように、いまから日本の国としても考えておきたい、こういう考慮のもとでございます。
それから、計画的な将来の産業の発展でございますが、そういうものにつきましても、先日、日米協議委員会のほうにも、私のほうからも一年一年の各項目を取り上……
○臼井政府委員 アメリカ側の沖縄に対する援助は、三十九年で総額合わせて約八十億ドルになっている、かように考えます。もっとも、この半分くらいは例の高等弁務官の沖縄における、日本でいうと余剰物資を処分したその費用なのですが、沖縄高等弁務官の自由裁量で援助に使える、それを含んでであります。
【次の発言】 ただいま総額八十億と申しましたが、そのうちの約二分の一、四十億ドル近く、正確に申し上げますと、アメリカのプライス法によりますと千二百万ドルまでが沖縄に援助として出せる。本年度においてもそれは一ぱいに千二百万ドル出ました。そのほかにいま申し上げたような約四十億ドル、その解釈につきましては、私も法律的な……
○臼井政府委員 昭和三十八年度における総理府所管の歳出決算について、その概要を御説明いたします。 総理府所管の昭和三十八年度歳出予算現額は四千八百四十三億六千六百六十九万円でありまして、支出済み歳出額は四千七百四十四億八千三百三十一万円であります。 この支出済み歳出額を歳出予算現額に比べますと九十八億八千三百三十七万九千円の差額を生じます。 右差額のうち翌年度へ繰り越した額は七十八億二千五百二十万五千円であり、不用となった額は二十億五千八百十七万四千円であります。 総理府所管の支出済み歳出額は、総理本府のほかに、公正取引委員会、国家公安委員会 土地調整委員会及び首都圏整備委員会の四つの……
○臼井政府委員 三月中旬の近畿地方を中心としての雪害につきましては、県のほうから、相当被害があるように報告を受けております。したがって、農林省におきましても、事務的のお話はいたしたと存じますが、被害調査につきまして、目下被害額を調査中でありますから、天災融資法の発動、それから激甚地の指定等につきましても、被害の実情に応じまして十分ひとつ考慮、検討をいたしたいと存じますから、さようひとつ御了承いただきたい。
【次の発言】 ただいま八木先生お説のとおり、天災等の場合には、その被害者に対して大いに復興する意慾、また災害に対する慰安、激励等の意味をもちまして、すみやかに極力やるということが要諦でござい……
○臼井政府委員 港湾調整審議会は、すでに御承知のように、港湾に関する各行政機関の施策のうちで総合調整を要するものに関しまして、総理大臣の諮問に応じてこれを調査審議するという機関でございます。したがいまして、他の審議会とは多少人数の構成等は違っている面があるのでございますが、事例は、審議会委員は五名くらいでよろしかろう、つまり利害関係者を除いてそれ以外の学識経験者、そういう方でよかろうというふうにも考えたのでございますが、しかし、もちろん利害関係者、たとえば港湾事業者、港湾労働者、また利用者等の意見をこれに反映することは必要でございます。したがって、この専門委員のほうに――専門委員は約二十名とい……
○臼井国務大臣 昨昭和四十年六月一日でございますが、九州の山野鉱業山野炭鉱におきまして、またまた爆発事故が発生いたしました。政府といたしましては、まことに遺憾千万でございまして、罹災者及びその家族の方々に対しましては、衷心から御同情、またお見舞いを申し上げる次第であります。 そこで、政府といたしましては、すでに本年に入りましてから今回三回目でございまして、過去に二回もございましたので、炭鉱災害の防止対策につきましては特に強力な措置を講じてまいったのでありますが、いま申し上げましたように、すでに三回目の爆発事故が起こりましたということは、さらに十分反省を要するところでございまして、これを機会に……
○臼井政府委員 私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 本改正案は、最近における会社規模の拡大に伴い、会社の株式保有及び役員兼任に関する規定を整備するとともに、公正取引委員会の事務局の機構を拡充し、定員を増加しようとするものであり、その内容は、第一に、金融業以外の事業を営む国内の会社で、その総資産が一億円をこえるものについて、株式所有報告書の提出義務を課しているのを、総資産五億円をこえるものに改め、第二に、会社の役員または従業員が、その会社と競争関係にある国内の会社の役員の地位を兼ねた場合、これらの会社のうちいずれか……
○臼井政府委員 下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する方律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。 本改正案の内容は、第一に、下請代金の支払い期日は、給付の内容について検査をするかどうかを問わず、その給付を受領した日から起算するべきものである旨を明確にし、第二に、親事業者が下請事業者に対し交付すべき書面の記載事項として、下請代金の支払い方法その他の事項を追加し、かつ、記載事項については、公正取引委員会規則で定めることとし、第三に、親事業者が下請事業者に対し有償支給した原材料等の対価を、下請代金の支払い期日より早い時期に、その下請代金と相殺し、または支払わせることにより、下請事業者……
○臼井政府委員 公正取引委員会の予算総額は、四十年度におきましては二億五千九百二十五万五千円でございまして、前年度に比較しまして三千七百十五万七千円の増額になっておるわけでございます。したがいまして、機構、定員につきましても、いまお話がございましたように、仙台に事務所を設置いたしまして、定員も十一名増加するわけでございます。ただお話しのように広島にという要望もございますので、予算要求といたしましては、仙台、広島、高松、人員にいたしましても四十五名くらいは増員いたしたいということで、政府部内、大蔵省等々に折衝いたしたのでございますが、諸般の事情で逐次やっていきたいということで、本年、四十年度にお……
○臼井政府委員 当初新たに仙台、広島、高松に地方事務所を設置しようという考えで、それで四十五名という定員増の要望をいたしたのでございますが、種々の事情で本年は仙台一カ所だけ地方事務所を設置する、こういうことにきまりました。昨年、札幌に地方事務所を新たに設けたのでございますが、本年はとりあえず仙台だけということになりましたので、それで十一名でございますけれども、ただそのほかに三名ほど欠員がございますので、それのほうを補充していけば、仙台だけならばどうやらやっていけるのではないか、こういうことでございます。もちろんこれで決して十分であると必ずしも考えておるわけではございませんけれども、できるだけ少……
○臼井政府委員 わが国の経済が基調となしている自由主義経済の原則から申しましても、公正な競争、これを保持することが必要であるわけであります。もちろん自由放任の自由というものはほんとうの自由ということではございませんけれども、おのずから公正なる競争とともに公正なる秩序を保持する、そういう意味におきまして、公正取引委員会の使命というものも非常に重要でございます。ことにこの数年間における経済の成長に伴ういろいろの経済的問題に関しまして、その感をよけい深くするわけであります。そこで政府におきましても、この公正取引委員会の使命の重大性にかんがみまして、本年度におきましても地方事務所を三カ所ほどふやす、率……
○臼井政府委員 本案の提案理由の際に説明申し上げました改正点の一つであります原材料等の対価の下請代金の支払い期日より早い時期の相殺等の禁止であると申し上げたのでありますが、これは本案の条文に即して申し上げますと、原材料等の代金を、下請代金の支払い期日より早い時期に下請代金から差し引き、また取り立てることが禁止されているわけでございます。ただ、相殺と申しましたのは、通常こういうようなことを早期相殺、俗にそういうことばを用いる場合もあるものでございますから、それを用いたのでございますが、本文にはそういうことは書いてございませんで、多少そういう点が説明が不足だったかとも思います。
○臼井政府委員 ただいま御決議いただきました下請代金支払遅延等防止法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨及び先日の私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の一部を改正する法律案に対する附帯決議の趣旨にかんがみまして、政府といたしましては公正取引委員会の予算及び機構の拡充強化につきまして、公正取引委員会の機能が十分に発揮できるように一そうの努力を重ねる所存でございます。また、ただいま附帯決議において具体的に指摘になっておられます四点につきましては、引き続き検討を加えまして、適切な規制措置がすみやかにとれるように努力をいたしまして、下請代金支払い遅延防止の実効を期する所存でありますので……
○臼井政府委員 ただいま議題となりました皇室経済法及び皇室経済法施行法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。 まず、皇室経済法の一部改正についてであります。 独立の生計を営まない親王、その妃及び内親王に対する皇族費の年額は、現在同法第六条第三項第四号により、年齢には関係なく、一律に定額の十分の一に相当する額の金額となっておりますが、これらの方々が成年に達せられますと、宮中行事をはじめ内外御交際、各種行事への御出席等公的な諸行事に参加をされる例となっており、このため、未成年のときに比べ、接遇、御会食、服装関係等に要する費用が著しく増加することになります。よって、独立の生計を営ま……
○臼井政府委員 ただいま議題となりました総理府設置法の一部を改正する法律案について、その提案の理由及び概要を御説明いたします。 第一は、家庭生活問題審議会の設置であります。最近における社会の著しい近代化に伴い、健全な社会生活を営むために家庭のあり方が再認識されつつあるところであります。よって、調和のとれた家庭生活のビジョンを策定し、よりよい家庭生活の建設に資するため、家庭生活問題審議会を設け、同審議会において、内閣総理大臣の諮問に応じて家庭生活問題に関する重要事項を調査審議することとしようとするものであります。なお、同審議会の設置期限は、昭和四十二年三月三十一日としております。 第二は、港……
○臼井政府委員 田口先生から先刻来いろいろ恩給に関しての非常に御配慮のある御質問でございますが、結局、公務員のベースが上がるにもかかわらず、どうもそれに比例して恩給が上がってないではないか、こういうことに尽きると思うのでございます。 この点につきましては、先刻から恩給局長もいろいろ御説明を申し上げておりますが、第一には、そのまま公務員の給与にスライドできないということの理論的なあれといいますか、それは一つは、公務員の給与のベースアップは、人事院が民間の給与と比較して勧告して、国家公務員におきましては上がるわけでございますが、その要素の中には、そのときどきによる、まあ砕いていえば需要供給と申し……
○臼井政府委員 恩給につきましては、公務員が在職中に誠実にその職務を果たすという、いわば強くいえばその功績とも言えますが、これに対しまして、使用主である国家が、その公務員がやめてから、本人に対しあるいはまたその遺族に対しまして生活に寄与するようなために、在職の際の給与に応じて一定限度の引き続いて給与をするということでございまして、したがいまして、その他のたとえば社会保障というような点とやはり違って考えられた点でございますが、公務員共済制度につきましては、これは私のほうの所管ではございませんけれども、やはり時代とともにその考え方も多少は変わってまいりまして、そして公務員みずからもお互いに助け合っ……
○臼井政府委員 いろいろ農林大臣からも御答弁があったと思いますが、ただいま足鹿先生のお話のように沖繩における米の生産が、徐々に減ってきております。それにかわってサトウキビの植えつけが非常に多い。結局サトウキビのほうが農業の耕作者にとっては現金収入が多いということからきていることと思うのであります。したがいまして、その点について食糧自給度を高むべきではないか、加州米の輸入にたよるのがどうかという問題がありますが、この点につきましては、見のような点もあろうかとは存じますが、やはり現地において農民がどうしても有利と見た作物のほうに転換をしていく、また砂糖におきましても、日本がたくさん輸入をいたしてお……
○臼井政府委員 恩給につきましては、逐次未処遇者問題も解決を見つつあるのでございますが、ただ、残った問題につきましては、それぞれやはり恩給の立場としても解決のむずかしい問題が多いのでございます。しかし、昨年恩給局に審議室を設けまして、これに対しまして常時検討を続けてまいっておりまするので、残された問題についても、今後ひとつ十分検討をして善処してまいりたい。 なお、満州国の鉄道の方々、それは例の日満日と満日との問題だと思います。これはいろいろ議論もされましたが、ただ満一につきましては、当初内地で公務員になられてあちらへ行かれた方と違って、満州のそれぞれの職場を得られた方で、ただ不幸にして戦争に……
○臼井政府委員 田口先生のお気持ちはよくわかるのでございまして、この公務員のベースアップと恩給の引き上げとの比例が、そのとおり取れていないではないかという御質問かと思うのですが、いま申し上げたように、一つは予算の面も、もちろん財政上の理由からございますが、そればかりでなく、現役と非現役といいますか、要するに現役の方ですと、ひとり生活水準の向上、物価の上昇のほかに、語弊がありますけれども、需要供給といいますか、現在のような人手不足になってきますと、勢いよき人を得るために、そこに相当の考慮が必要で、人事管理上俸給を相当に引き上げなければならぬという、その要素が加わりますので、そこに恩給あるいは扶助……
○臼井政府委員 総理府に皇室関係の政府の窓口と申しますか、そういうあれでございますが、特に権限というものについては、宮内庁長官がおいででございますので、したがって、宮内庁長官のほうで権限ということについてはおありになると考えます。
【次の発言】 御承知のように、総務長官は内閣総理大臣を助けて、総理府の府務と法律的にはいっておりますが、これを整理して、したがって、宮内庁方面に関しましても、予算等政府部内においてこれを分担しておると申しますか、外局になっておりまする宮内庁のそういう方面の政治的な面とか、あるいはまた予算等に関して、受け持っておるわけでございます。
○臼井政府委員 ……(発言する者多く、聴取不能)
○臼井政府委員 本案が、農地補償法案でなくて、報償ということばを使っている理由はどうかというお話でございますが、これはすでに最高裁でも裁判で決定が出ておりまするけれども、当時といたしましては適当と認められる対価で政府が買収をいたしております。したがいまして、今回の報償といたしました理由も、これが前回の買い上げ値段が足りないからこれに対してあとから追加払いをするという意味でございませんで、結局戦後の非常な混乱期において農地を解放したということによって、農村のいわゆる民主化というものに対して、旧地主が、いわゆる被買収者が非常に貢献をした、その功労というものを多といたしまして、これに対して報償をしよ……
○臼井政府委員 戦後の栄典につきましては、いろいろ各党においても御意見のあったところは了承しているわけでございます。しかし、なかなか新しくするということにつきましてもまた議論もございますので、そこで従来、戦前から行なわれておりました叙位叙勲につきましては、戦後閣議におい、これが一時停止をした、こういういきさつもございまするので、そこでこれを復活するにも、長い歴史のあるこの栄典法を閣議において停止を戻した、こういう形において現在の生存者叙勲も復活された、かようなわけでございます。
【次の発言】 政府といたしましては、ただいま申し上げましたような理由で現在の栄典を行なっておりますので、政府といたし……
○臼井政府委員 皇室の公的行為とはどういうものか、そういう御質問かと思うのでございますが、皇族の公的行為とは、皇族の御身分をもって国民のためにつとめられる行為、こう考えるわけであります。これは具体的にたとえて申しますと、憲法に規定されております。たとえば天皇の大使、公使に対する接遇という以外に、対外的には外国から公的な賓客がお見えになる、また外国の使臣を接遇されるという外国との交際行為でございまして、従来も国賓、公賓等を皇族が空港において迎えられるとか、あるいは接伴皇族として接伴に当たられる、あるいは宮中の招宴、宴会等に出席される、あるいは外国の大公使を招かれて宴会をされる、あるいはカモ猟等に……
○臼井政府委員 私は、ただいま宇佐美長官がお答え申し上げましたように、やはり宮中においていろいろ行事とかあるいは天皇に奉仕するとか、いろいろそういうことがおありのために、そちらのほうを代理さぜることばかりではいかぬ、こういうような配慮から、むしろ例外的に次長が政府委員となって、長官が政府委員でないということになっておるようでございますけれども、なお、この点につきましては、私のほうでもよくひとつ検討いたしてみたいと思います。
【次の発言】 憲法に対するいろいろの意見は、調査会でも出ておるわけでございまして、 したがって、人それぞれによっていろいろの御意見はあろうかと存じますが、政府におきましては……
○臼井政府委員 最近、いろいろ科学の進歩に伴いまして、家庭生活のあり方につきましても、その合理化とか、生活技術あるいは家庭生活の設計、さらにまた、戦後にいろいろ家族制度の変化もまいっております。したがいまして、家庭内における人間関係というような問題、また、社会に対する家庭との関係、これらの問題に関しまして、ひとつ現代の家庭についての一つのあり方のビジョンを策定することが願わしい、こう考えて、そういう意味で家庭生活問題審議会を設けることにしたわけでございます。
【次の発言】 いま申し上げましたように、家庭生活の技術とか生活設計とかいうような、いわゆる家政学的な問題を一つ御審議いただくのであります……
○臼井政府委員 同和対策審議会の審議状況の御質問かと存じますが、これは御承知のように四部会に分かれまして、それは調査部会、教育部会、環境改善部会、それから産業職業部会、この四部会でそれぞれの分骨で専門的に調査をいたしまして、答申の作成中であります。そこで中間報告書は総会に提出済みでございますけれども、近く総会の報告書もできるわけでありまして、いま申し上げたような各部会における報告も大体来月、五月末までには一応原案がまとまる。これがまとまりますると、審議会はこれらの部会の原案を総合的に取りまとめまして、七月末ごろまでには内閣総理大臣に答申をする、こういう進行状態でございます。
○臼井政府委員 資料の問題でございますが、いま調査室長の申し上げましたように、一応十六年、二十五年、三十年、三十五年と自小作農別の農家の戸数の数字はございますけれども、しかし、毎年ごとのがただいま手元にございませんから、至急これは調査いたしまして、資料として提出をいたしたい、かように考えますが、おそらく農林省のほうでは、そういうものは詳細にあると考えます。
なお、いろいろほかのたくさん御質問もあろうと存じますから、ひとつどうぞ続いて御質問を願いたいと思います。
【次の発言】 この農地の被買収者の方々の非常な御不満の一つの原因は、農地を食糧増産のためにという非常に高度の目標、敗戦後の日本の経済……
○臼井政府委員 一通りお答えする用意はございますけれども、しかし、ことに専門的ないろいろな部面にわたりましては、場合によりましては御要求によってそれぞれ政府委員を出席いたさせまして御答弁いたしたい、かように考えます。
【次の発言】 もしなおそういう専門的なことについての数字的な答弁が、はたして来ましてもできるかどうかは別といたしまして、もし御希望であれば、農林省の農地局長でも招致いたそうかと考えております。
【次の発言】 予算の点ですから私からも補足いたしますが、必ずしも六割出るかどうかということばかりでございませんで、一つは、初年度は、先刻お話しのように、いろいろPRといいますか、その手続等……
○臼井政府委員 昭和二十八年のいわゆる農地改革違憲訴訟に対する最高裁の判決は、政府といたしましてもやはりそのとおりの考えを持っておりまして、したがいまして、この買収の方法、対価につきましても、正当な価格で買収せられたもの、かように考えておる次第であります。
【次の発言】 学説につきましてはいろいろございまするけれども、しかし、正確な法的な解釈につきましては、やはり法制局の見解にまつほうが至当かと存じますので、法制局から答弁をすることにいたしたいと思います。
【次の発言】 法律的な解釈、補償につきましては、ただいまお答え申し上げたとおりでございますが、ただしかし、いかに公共の福祉のためとは申しな……
○臼井政府委員 これはすでに御承知のように、農地の被買収者に対しましては、買い上げの値段においても、また、手続においても、合法的であるという最高裁の判決もございまするし、したがいまして、政府が義務としてこれを報償しようというのではございませんで、大きく申せば、高度の政治的判断と申しますか、たびたび申し上げましたように、旧地主が農地開放によって農村の民主化に貢献し、また非常な心理的影響を受けた、これに対するねぎらいという意味で今回することになりました、したがって、法案の中には報償という字句はございませんが、補償ということではないかということをよく言われるのでありまして、しいてそういうことばで表現……
○臼井政府委員 お答えいたします。 ただいま横路先生のお話、そのとおりでございます。ただ私は、それは別に政府の意向としてそうであるというので申したわけではございませんで、施政権を早く返してもらいたい、こういうことになりますと、基地が、アメリカでも言うように、極東の安全保障の必要、裏を返せば必要であるというそのたてまえのある以上は、その時期までは返せないということになると、なかなか先の長い場合も考えられるますので、早く返してもらうならばそういう方法もある、こういうことを私、個人的な見解で申し上げたわけです。その点だけをお答えしておきます。
○臼井政府委員 お答えいたします。 これは、ひとり社会保障制度ばかりではございませんけれども、審議会から答申が総理大臣あてに参りました際には、これをさらに各省、たとえば社会保障に一番関係のある厚生省、あるいはまた予算等にも関係がございます場合にはこれは大蔵省にと、こういうことで、それぞれ事務的にそれを送付してあるはずでございます。ただいま御質問のありました一覧表につきましては、私はまだその点をよく確かめておりませんが、場合によったら確かめて後刻申し上げます。
○臼井政府委員 私のほうに交通対策本部がございまして、私がその本部長をいたしておりますので、私からとりあえずお答え申し上げます。 本年の一月五日の初閣議の際に、総理から人間尊重の基本的な理念に基づく、また、社会開発の一つとしても、いま非常に交通事故が多い。したがって、これに対して徹底的な対策を講じて、交通事故ゼロを目ざして対策を講じていかなければならぬというお話がございました。さっそく十四日に、すでに昭和三十六年からできております交通関係閣僚懇談会を開きまして、交通事故防止徹底に対する緊急対策要綱というものを私のほうでつくりましたので、それを閣僚会議にかけ、また閣議にも御報告申し上げました。……
○臼井政府委員 お答え申し上げます。 ただいま総理府において検討中の、現在ございます国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案、これにつきましては、建国記念日ばかりでございませんで、敬老の日とか、あるいはまた体育の日、こういう問題等を総合して案を練りつつあるのでございます。 ただしかし、その中で一番問題なのは、建国記念日に二月十一日の日を選ぶというところに一番議論があることは、私もよく承知いたしております。いまの御質問もその点にしぼっての御質問でございますから、申し上げますが、二月十一日についていろいろ議論のあることは承知いたしておりますが、しからば二月十一日以外の日にするということをか……
○臼井委員 総理府設置法の一部改正に関連いたしまして、目下総理府在外財産問題審議会におきまして審議されております設置後の経過の大要をお伺いいたしたいわけであります。実は、私もその審議会設置の際の責任者の一人で、それだけにその後の経過とか今後の問題につきましても関心を持っておるわけでありますので、この際総務長官でも室長でもけっこうでございますから、経過を簡単にお願いしたいと思います。
【次の発言】 この問題は戦後二十年たちましても、まだ全般、ことに引き揚げ者が納得し得る段階になっていないこと、第一次の調査会以来、ずいぶん委員の各位が熱心に、また政府もいろいろ努力をされても、根本的に了解するまでに……
○臼井委員 アメリカが司法、立法、行政三権を現在持っておりますが、これを、作戦とか軍事に影響の少ない問題についてはなるたけ沖繩住民の自主的な自治にまかしてもらいたいという、そういう考えにつきましては、私どもも皆さまと同様であります。ただ、いま喜屋武さん、また亀甲議長のお話の中に、友利裁判、友利さんの公選問題でありますとか、あるいはサンマ裁判のようなものがアメリカの利益、利害に重大な影響があるとは思われないということのお話がございました。しかし、今度の裁判の移行のことについて、アメリカの高等弁務官の考えの理由の中に――先ほど総務長官もお話しになりましたが、高等弁務官の布令がアメリカの大統領の行政……
○臼井政府委員 従来本問題に関しましては、党の中でも、また政府部内においても、世間においても、各方面でいろんな論議のあったことは私も承知いたしておりまするし、また大きな問題であるだけに、いろいろな議論がそこにあることは当然だと考えるのであります。したがいまして、これにつきまして政府部内におきましても意見としてはいろいろございましたが、結局は二十八年の最高裁の判決、こういうこともございまして、値段もまた買収の方法についても適法であるし、また適当な価格であるということの見解を政府としてもとっておりまするので、そこで補償は行なわない。補償と申しますと、相手方の損害とか損失を償うということが目的でござ……
○臼井政府委員 御説明に入る前に、資料についてちょっとお断わり申し上げたいと思います。 実は例年ですと、第一分科会に防衛庁が入っておりましたので、説明件にはそれを加えてございますが、第二分科会に防衛庁が入るということになりましたので、それが削除してございませんが、いずれいま整理をいたしまして、整理をいたしたものを後刻お届けいたします。 それでは、昭和四十年度における内閣及び総理府所管の歳出予算案について、その概要を御説明いたします。 内閣所管の昭和四十年度における歳出予算要求額は、二十億五百十八万九千円でありまして、これを前年度歳出予算額十七億五千五百七十六万八千円に比較いたしますと、三……
○臼井政府委員 沖縄におきましては、御承知のように、アメリカに施政権がございまして、立法、司法、行政の三権を持っておるのでございますが、私ども承知いたしておりまする点では、沖縄の住民に対しては琉球人という名称を使っておるように聞いておる次第でございます。
【次の発言】 ただいまの大原先生の御意見のとおりでございまして、政府といたしましてもやはり同様な考えで、現在も外務省を通じましてアメリカ側に、日本の国籍を旅券等の場合にリューキューアンと書いてあるのでございますが、そういうことのないように、やはり日本人というふうに記載することに一致するように目下交渉中でございますので、そういう方針に従って一そ……
○臼井政府委員 ただいまの恩給法上のたてまえと援護法上のたてまえとどう違うかというお話でございますが、御承知のように、恩給法は古くからございまして、戦後一時これが停止をされておりましたが、今次大戦におきましては、戦死者にいたしましても、また負傷者、戦病者にいたしましても、非常に数が多いということで、恩給法によって全部そういう犠牲者を救い得るということの完ぺきを期し得ない部面があるわけでございまして、一つはそれの補完的といいますか、補うという意味において、援護法というものによりましてそういう犠牲者に対する援護の実をあげたいということからそういうことになったわけでございまして、いずれも、国家のため……
○臼井政府委員 お説のように、伊勢神宮は宗教法人法に基づくところの宗教法人伊勢神宮でございます。しかし、その内容の行事については、いろいろ純然たる宗教行事であるものもあり、あるいはないものもあるかもしれませんが、ただいまの式年遷宮につきましては、一応は宗教的の行事とも考えられると存じます。
【次の発言】 明治憲法下におきましては、主権が天皇のもとにございましたが、新憲法下におきましては、主権在民でございますから、したがってその間における皇室と国民との関係におきましては、いま申し上げたような差が出てきたと存じまするが、しかし、新憲法下におきましても、やはり国民の象徴としての天皇であり、御皇室でご……
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