臼井荘一 衆議院議員
27期国会発言一覧

臼井荘一[衆]在籍期 : 25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期
臼井荘一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは臼井荘一衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

臼井荘一[衆]本会議発言(全期間)
25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-31期-33期
第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 衆議院本会議 第37号(1955/07/05、27期、日本民主党)

○臼井莊一君 ただいま議題となりました在外公館等借入金整理準備審査会の一部を改正する法律案について、海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会における審議の経過及びその結果を簡単に御報告申し上げます。  まず、本案の趣旨並びに内容を簡単に申し上げますと、本案は、在外公館等借入金整理準備審査会法の第五条及び附則第二項、第三項により、昭和二十七年六月三十日以降在外公館等借入金の確認の請求の権利を失っている者等に対して、本年十二月三十一日まで借入金の確認を請求することができるように改正しようとするものであります。すなわち、在外公館等借入金は、終戦に際して、日本より外国へ送金できなかったため、朝……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第22号(1956/03/15、27期、自由民主党)

○臼井莊一君 ただいま議題となりました船舶職員法等の一部を改正する法律案及び道路運送車両法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。まず、船舶職員法等の一部を改正する法律案について申し上げます。本法案の趣旨を簡単に御説明いたしますと、現行法は昭和二十六年に画期的な改正が加えられたのでありますが、平和条約の発効後、わが国の海運界並びに漁業界は著しい情勢の変化を来たしまして、当時予想し得なかった状況を呈するに至ったのであります。これがために、海事関係諸団体等から、船舶職員資格定員表及び免許更新制度等について、新情勢に即応するように改正方の強い要望が……

第24回国会 衆議院本会議 第27号(1956/03/27、27期、自由民主党)

○臼井莊一君 ただいまより、道路運送法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  最近における自動車運送の急激なる発展に伴い、自動車事故も増加の一途をたどり、また、自家用車の営業類似行為が著しく増加いたしております。本法案は、かかる情勢に対処するため、現行法に所要の改正を加え、自動車運送事業による輸送の安全を確保するとともに、道路運送に関する秩序を維持しようとするものであります。  改正の要点を申し上げますと、第一に、一般旅客自動車運送事業者及び特定旅客自動車運送事業者に対し、政令で定める要件を備えない運転者の使用を制限し、これに違反した事業……

第24回国会 衆議院本会議 第28号(1956/03/29、27期、自由民主党)

○臼井莊一君 私は、自由民主党を代表して、ハバロフスク収容所における抑留同胞虐待事件に関し、外務大臣並びに厚生大臣に緊急質問を行わんとするものであります。  すなわち、ソ連ハバロフスク第十六収容所におけるわが抑留同胞が、長期にわたる不当かつ非人道的管理に抗議して、作業拒否に入っておるとのことであります。この点に関し、過日、海外同胞引揚特別委員会における柴田団長外三名の引揚者参考人の報告によりますと、収容所管理当局は、わが同胞の絶対絶命の生きんがための抗議に対して反省せざるのみならず、かえつて、報復手段として、二月二五日以来、給与わずかに黒パン四百五十グラム――黒パン四百五十グラムというと、一斤……

臼井荘一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

臼井荘一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第4号(1955/03/29、27期、日本民主党)

○臼井委員 関連して。ただいま上林山先生の御質問で、国鉄の採算問題、これは非常にむずかしい問題で、一方において運賃は政府が押えている。そうして新線建設等はどんどんやらざるを得ない情勢にある。事実運賃の安いことも私たち認めますが、ただ非常に国鉄が不利になっている一つの大きな原因は、最近の非常なバスの発達といいますか、それによるところが非常に多いのじゃないかというふうに思うのであります。というのは国鉄は、バスがそう発展しないうちは、一つの独占事業としての強味があった。それがほとんど競争線ができたと同じように、しかも所によっては、バスが待合所を作らなくても、駅を待合所のごとく使って、そこに集まってく……

第22回国会 運輸委員会 第5号(1955/04/01、27期、日本民主党)

○臼井委員 関連して。このタクシー運賃の問題でちょっと自動車局長にお尋ねいたしておきたいのです。昨年の暮れに当委員会にも、国産自動車としてのトヨペット、プリンス、これを値下げしてくれという強い陳情があったのであります。その際にこまかい資料を添えて、当時のトヨペットがタクシーとして非常に苦境にあるという陳情を受けましたが、そのときには私たちの考えでは、陳情のあった業者は、ほとんど大多数の都下のタクシー業者の意思によって陳情があったというふうに考えていたのでありますが、最近これに反対する陳情を受けるに及んで、必ずしもこれはそうでなかったというふうに初めてわかったのであります。その当時の当局に対する……

第22回国会 運輸委員会 第7号(1955/05/09、27期、日本民主党)

○臼井委員 この定点観測の問題は昨年の国会でも非常に論議になった問題で、ただいま御説明になった冷害と、それから台風による災害を防ぐ上には非常に必要だ、こういうほとんど結論的な意見が出ておったのですが、新造船三隻一ぺんにできぬでも、何か年次的に計画を持って、せめて本年は第一着手として一隻でもこれにかかる、こういう点ができなかったものであるかどうか。それともう一つ定点観測ではございませんが、台風の災害を防ぐという点について、気象台のいろいろ通信施設が不完全なところがある。たとえば災害時においては有線通信だと線が切れる、それがためにこれを無線装置にできるだけする必要があろう、そういうように昨年いろい……

第22回国会 運輸委員会 第24号(1955/06/24、27期、日本民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 ちょっと青野君に一言申しますが、参考人は日本航空株式会社法の改正に対する意見を拝聴するために御足労願ったのでありますので、その趣旨に沿って御質問を願いたいと思います。

第22回国会 運輸委員会 第31号(1955/07/19、27期、日本民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 次に木村俊夫君。

第22回国会 運輸委員会 第32号(1955/07/20、27期、日本民主党)

○臼井委員 ただいま委員会におきまして通過いたしました自動車損害賠償保障法案につきましては、その審議の過程並びに政府と委員間の質疑の経過等を見ますると、政府におきましていろいろ適切な方途を考慮する余地が十分あると考えられますので、この際附帯決議を動議として提出いたしますので、何とぞ御採択、御決定あらんことをお願いいたします。案文を朗読いたします。    附帯決議案  本法の適切且円滑な運営を期するためには、政府は次の事項について速かに有効適切な措置を講ずること。  一、保険金額を政令で定めるにあたつては、本法制定の趣旨にかんがみ、一事故あたりの保険金額の制限を行うごとなく充分に被害者並びに被保……

第22回国会 運輸委員会 第33号(1955/07/22、27期、日本民主党)

○臼井委員 先週の土曜日の午後から日曜を利用いたしまして、当委員会から自由党の伊藤委員、社会党の竹谷源太郎委員、なお青野武一委員、それと私の四人で、新潟の海岸の決壊状況につきまして視察に参りました。なお参議院からもやはり同様に視察に参りましたので、それと合流いたしました。当日は新潟市におきまして、約千六、七百と推定される市民が集まりまして、この決壊防止のための市民大会が行われ、それにも出席いたしました。本日新潟から市長さん初め陳情にお見えになりましたので、ちょうどよい機会でありますから、簡単に御報告を申し上げたいと思います。  当日の市民大会におきまして、新潟海岸決壊防止期成同盟というものがで……

第22回国会 運輸委員会 第34号(1955/07/28、27期、日本民主党)

○臼井委員 ただいま議題となりました請願案件につき、請願審査小委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本月二十五日までに本委員会に付託になりました請願の総数は百三十件でありまして、これらにつき本二十八日紹介議員の説明、運輸当局より意見を徴する等、慎重に審査いたしたのでありますが、これを鉄道新線建設関係、鉄道電化関係、国鉄サービスの改善に関するもの、国営自動車関係、港湾関係、海運関係、海上保安関係、航空関係及び気象関係に大別して申し上げたいと存じます。  鉄道新線建設に関する請願は二十八件でありまして、いずれも地方交通の利便、資源の開発、産業の振興及び輸送経路の短縮をはかる等……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/06/09、27期、日本民主党)

○臼井委員 中山さんがやったから、もういいです。

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1955/06/14、27期、日本民主党)

○臼井委員 関連して。今中山委員から遺児の就職の問題でいろいろお話がございました。これから遺児の方が高等学校を出られる、あるいは専門学校、大学を出られて就職という問題がますます多くなる状態になると思うのです。そこで、身元保証の問題が出ましたが、今伺うと、適当な保証人が自分でわからなければ、探して、そしてなっていただいて、場合によったらそれを保証する、こういうようなお話がありました。そういうものをもう少し制度化して、そういうことをやってもらえるのだということがわかっておれば、遺児にしても安心して勉学ができると思うのですが、そういうときどうなるんだというようなことを心湿しておる向きも相当あるように……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1955/06/17、27期、日本民主党)

○臼井委員 目下ロンドンにおいて進められております日ソ交渉の問題のうちで、一番当委員会に関係のある、ソ連における抑留の問題であります。これについては、昨日の外務委員会で、そのほかの案件と合せて、外務大臣からお話もあったように聞いております。外務大臣がきょうはおいでになれないようでありますから、次官にその概要について私からも少しお伺いしたいと思います。  この十四日の交渉において、ソ連からの回答は、抑留同胞のことについては戦犯の千余名を残して在ソ抑留同胞は全部釈放済みである、こういうことだったように新聞記事によって承知いたしておるのでありますが、この釈放済みという意味は、ソ連の政府としては別に抑……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1955/06/28、27期、日本民主党)

○臼井委員 この機会にちょっとお伺いしたいのですが、引揚者の方で、上陸した際にすでに病気にかかっていた、それに対する医療の給付はどういうふうな扱いですか。
【次の発言】 今お話が出たので、具体的な問題で伺います。赤羽文子さんという第三次の引揚者の方は、中耳炎その他の傷害があったので、舞鶴で証明書をもらって国立病院に行ったら、断わられた。福祉事務所でも、彼の女は生活保護を受けることの方が先決で、それを受けてからでないと医療の給付が受けられないというような事例があったということですが、そういう点はどうですか。
【次の発言】 この赤羽さんの場合には、舞鶴へ引き揚げたときにすでに中耳炎になっておった、……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1955/07/02、27期、日本民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  在外公館借入金整理準備審査会法の一部を改正する法律案を議題といたします。  質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。中山マサ君。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 辻政信君。
【次の発言】 ちょ速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 それでは、次に、在外資産に関する件について質疑を行います。  質疑の通告がありますので、これを許します。山下春江君。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 ただいま山下春江君から動議が出ておりまするが、一応理事会にお諮りして、その上で、当委員会で動議を取り上げる……

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1955/07/05、27期、日本民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。昨日山下委員より提出されました未帰還者留守家族援護に関する提案に関しましては、理事会において協議いたしました結果、現在未帰還留守家族等援護法の一部を改正する法律案が社会労働委員会で審議されておりますので、本委員会といたしましては、未帰還者留守家族等援護法の一部を改正する法律案に対する修正意見として社会労働委員会に対し申し入れをいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さよう決定いたします。  なお右申し入れの方法等につきましては委員長に御一任を願います。

第22回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1955/07/12、27期、日本民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長が参議院の外務委員会に出席されますので、私が委員長の職務々行います。  まず、在外資産の問題について質疑の通告がありますので、これを許します、戸叶里子君。

第22回国会 社会労働委員会 第10号(1955/05/16、27期、日本民主党)

○臼井委員 ただいま中山委員から、児童局が文部当局に対して、児童の生命に対する保護について一つ注意をしていただくような御意見がありました。私も、今中山委員の御意見のように、修学旅行が、名の示すように修学ではなく、娯楽旅行に堕していることを痛感いたすものであります。そして私ども自分の子供のときを思い出しますと、たとえば、旅館に泊れば、もし火事があったならば一体どういう逃げ道を作って逃げるか、こういうことを皆考えておけということを、校長先生から言われた。中学時代にそういうことを言われたのが身にしみて、今でも旅館に泊ると、特に現在のように三階以上の高い建物等の場合には、われわれ、いつもそういうことを……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 運輸委員会 第4号(1955/12/09、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより運輸委員会を開会いたします。  本日は委員長が余儀ない御事情があって御不在で、私が委任を受けておりますので、委員長の職務を代行いたします。  本日は陸運に関し調査を行いますが、特に国鉄の電化十カ年計画の説明を聴取いたします。最初に十河総裁より総括的な説明を聴取し、次いで藤井常務理事より詳細な説明を聴取いたします。十河総裁。
【次の発言】 藤井常務理事。
【次の発言】 何か補足説明を求める御希望がありましたら、簡単にこれを許します。なお十河総裁は十一時半からやむを得ない所用で出かけますので、総裁に何か御質問の点がありましたら許します。――ございませんか。

第23回国会 運輸委員会 第5号(1955/12/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより運輸委員会を開会いたします。  本日は委員長が余儀ない事情のために御不在で、私が委任を受けましたので、委員長の職務を代行いたします。  本日は陸運に関し調査を進めますが、まず行政管理庁より国鉄に提出されました勧告について質疑を行います。本問題に関しましては、前会及び前々会において、行政管理庁及び国鉄より説明を聴取いたしておりますので、本日はこれらに対して質疑を行うことにいたします。質疑は通告順にこれを許します。正木清君。
【次の発言】 まだ見えません。
【次の発言】 なお岡松監察部長は聞もなくお見えになります。

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1955/12/08、27期、自由民主党)

○臼井委員 関連して。――今、木村委員の質問のうちで、韓国抑留漁夫の引き揚げの問題であります。各委員会の案件は、議長の考えである程度委員会に回せるのではないかと思うので、事務当局としてはそういうふうに考えているかもしれませんが、その点も一つ議長ともよく打ち合して、そうして当委員会において、やはり今、木村委員のお話のように、こういうふうに朝鮮と分れたのもやはり戦争が原因でありますので、皆さんの意見がそういうわけでありますから、一つ善処をお願いしたいと思います。
【次の発言】 関連してちょっと質問したいのです。この韓国からの引き揚げの問題については、援護局は当然関係があると思うのですが、関係がない……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○臼井委員 簡単に御質問申し上げますが、現在の日韓漁業の問題につきましては、まことに遺憾千万でございまして、拿捕せられておる方々、また業者たる船主の方に対しては、まことに御同情にたえませんし、また皆様方非常にこの問題に対して活動せられておることについては、私ども大いに敬意を表する次第であります。ただいまのお話のうちで、向うに抑留されておる際に、あるいはその後に射殺された者が二十六名ということでありますが、そのほかに何か負傷されたような方がどの程度ございますか。その点と、それからもう一つは、向うに抑留されていての健康状態、向うで病気になっているような者があるいはあるのではなかろうかと思うのですが……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1955/12/15、27期、自由民主党)

○臼井委員 私も実は訪ソ議員団の一人として行ったものでありますが、ここで関連して御質問を申し上げたいのは、一がいに訪ソ議員団といいますと、非常に誤解を生ずる憂いがありますので、この際記録にはっきりいたしておきたいのであります。二十二日にモスクワを立ったのは、本隊は、北村団長以下十二名がイルクーツクへ向いまして、あそこでおそらくハバロフスク訪問の許可がおりるとわれわれは期待をいたしておったのです。ところがそれがおりないで、北京へ着いた。二十四日の日に、ポーランドを訪問した社会党の十三名のうち八人が戻ってこられたときに許可がおりた。社会党の方が八名行かれたわけですが、ところが加藤高藏君が病気で、随……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第5号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○臼井委員 ただいま戸叶委員から、昨日問題の「日本青年に告ぐ」というようなもの、その他の託された文書については、一応公開してあるというお話でございますが、本委員会等においては、一応国民の代表としての立場からそういうお手紙を拝見いたしたい、かように考えまするので、訪ソ議員団のあちらへ参りました方々において、もしその文書がございましたら、その印刷文を一ついただきたいと同時に、あちらから託された原文を一つ御提出願って、そうして一応われわれも拝見いたしたい。かように考えますので、委員長において、一つその提出方をよろしくお願いいたします。
【次の発言】 いや、掲載した文書も添えて、その原文を一つ委員長に……

第23回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1955/12/17、27期、自由民主党)

○臼井委員 過日、ソ連から引き揚げてきた方にいろいろお話を伺いましたが、慰問品をこちらから送る。そういう問題につきましては、すでに決議等も行われて、着々御準備中だと思うのです。実は外務省の方にお伺いしたいのですが、本日おいでにならないそうですけれども、幸いに政務次官がいらっしゃいますからお伺いしたいのです。ハバロフスクでは、何らの読みものも見られないという話です。イワノボでは、本年の初めから朝日新聞がソ連の方から入れられて読まれておるということです。これはあるいはこちらから送っているのかもしれませんけれども、そういうところで内地のそういう新聞が読めれば、いろいろの事情もわかって、非常に心強いか……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会 第4号(1956/02/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。    午前十一時五十五分散会

第24回国会 運輸委員会 第5号(1956/02/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  委員長が御都合でちょっとおくれますので、御指名によりまして、私が暫時委員長の職務を行います。  本日は、さきの理事会の申し合せによりまして運輸行政について調査を進めますが、国鉄に関しましては次会に行うことになっておりますので、その点御了承を願います。本日の出席政府委員を御紹介いたしますが、植田鉄道監督局長、眞田自動車局長、荒木航空局長、以上の方々です。  これより質疑を許します。通告によりまして井岡大治君。
【次の発言】 畠山鶴吉君。
【次の発言】 生田宏一君。
【次の発言】 ただいまの生田君の資料要求につきましては、至急こちらから……

第24回国会 運輸委員会 第9号(1956/02/21、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 以上で陸運に関しての調査を本日は終りました。
【次の発言】 これより海運に関しまして調査を進めます。発言は通告順にこれを許します。前会に引き続きまして小山亮君。
【次の発言】 本日はこれにて散会いたします。次会は公報をもってお知らせいたします。    午後三時五十七分散会

第24回国会 運輸委員会 第10号(1956/02/22、27期、自由民主党)

○臼井委員 ただいま堀内委員から中央線の混雑の問題が出ましたが、私もやはりそういう問題に関連して国鉄の御意見を伺いたいのですが、大体大都市の近郊、大都市を中心にした国鉄の輸送計画は、今のお話にございましたように、各線とも非常に混雑を来たしておりますが、これについてどういう将来の御計画をお持ちでございますか。その点を一つお伺いいたしたい。
【次の発言】 いろいろお考えになられたと思いますが、具体的に東京の近郊についてお伺いいたします。中央線については今お伺いをし、また京浜、山手の分離というものは前々からやっておられて、ことしこれを完成するということは非常にけっこうであります。総武線と常磐線でござ……

第24回国会 運輸委員会 第11号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○臼井委員 米軍と共用いたしております空港でございますが、この空港の整備につきましてはどういう関係になっておりますか伺いたい。
【次の発言】 現在運輸米軍の管理いたしております空港は、どことどこでございますか。
【次の発言】 日本と共用している、使わせてもらっているものだけでけっこうです。
【次の発言】 先ほど木村君がお尋ねいたしましたのは、日本人が航空管制をできるようにというお話でございましたが、この航空管制は日本人がやっても、おそらく英語、米語でやるのだと思いますが、何か基準として米語を使うとか英語を使うというような国際間の条約があるのでございますか、その点お伺いいたします。

第24回国会 運輸委員会 第12号(1956/02/28、27期、自由民主党)

○臼井委員 自動車道に関連してお伺いしたいのですが、現在の国鉄の新線建設であります。これは予定線は非常にたくさんありますが、国家の財政の関係で新線建設ということがなかなか進まない。そこでお伺いしたいのですが。国鉄自体も新線建設ということは、国鉄の負担になってあまり歓迎しない。日本国有鉄道経営調査会の答申にも、新線建設については収支のバランスがとれないばかりでなく、その財源について問題があって、また利子の負担も増加して経営収支の赤字を増加させるきらいがある、一部には国鉄の公共性から見て新線建設を続行せしむべしとの意見があるが、少くとも国鉄財政の苦しい今日では、経営が立ち直るために当分の間これを中……

第24回国会 運輸委員会 第24号(1956/04/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 濱野清吾君から関連質問があります。
【次の発言】 それでは濱野清吾君の要求の資料の御提出をお願いいたします。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。  なければ暫時休憩いたします。    午前十一時四十八分休憩

第24回国会 運輸委員会 第25号(1956/04/13、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 ただいまより運輸委員会を開会いたします。  本日は委員長が御病気のため、御指名によりまして理事であります私が委員長の職務を代行いたします。  本日は、最初に質疑の通告がございますので、海運に関しまして調査を進めることにいたします。正木清君。
【次の発言】 関連質問がありますので、これを許します。濱野清吾君。濱野委員 政府当局に一つお尋ねいたしますが、この前、本問題につきましては同僚諸君からも私からもお願いをしておったのでありますけれども、この問題は、運輸省と国会側とが責任上の議論をすることもけっこうだが、しかしそれだけでは解決がつかぬ、そういう見地からこの前もお尋ねを進めたわ……

第24回国会 運輸委員会 第34号(1956/05/23、27期、自由民主党)

○臼井委員 いろいろお話を伺って非常に参考になりましたが、島田先生にお伺いしたいのです。都市交通審議会の問題ですが、東京にはやはり首都交通審議会がございますので、この都市交通審議会の方は全般的なものを審議するのでしょうが、やはり首都交通審議会と同じように何か具体的に各都市のものを御審議されるようなことがあるのでしょうか。
【次の発言】 そういたしますと、ただいま東京都の問題にいたしましても、東京都とそれから私鉄あるいは帝都高速度交通営団、これらからいろいろ地下鉄の建設について申請が出ておるようでございます。これは運輸省に聞く方がいいのかもしれませんが、これらが具体的にどういうふうに競合している……

第24回国会 運輸委員会 第35号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○臼井委員 ただいまの關谷委員の問題に関連して、時間がございませんので、資料を一つ要求しておきたいのです。国産車は昨年度あたりからずいぶん改良されまして、タイプとか乗り心地とかだいぶよくはなったのでありますが、まだ値段が高い。それがために政府でも国産奨励という意味で、各省において使う車を国産車に変えるというようなことを聞いておったのでありますが、それが実際にどの程度行われておりますか、一つ次の機会に、通産省からでも運輸省からでもよろしゅうございますから、資料をお出しになっていただいて、閣議決定以後の自動車取りかえ等も、どの程度これが実行されておるか、またその資料が出た上で質問することにして、資……

第24回国会 運輸委員会 第37号(1956/10/20、27期、自由民主党)

○臼井委員 私は質疑に先だちまして、今回の惨事に犠牲となられた多くの方々に対しまして、心から敬弔の誠を捧げる次第であります。  さて数年前横浜の桜木町事件、さらに一昨年の洞爺丸、さらに紫雲丸、これらの事件に続きまして先ごろ九月末には、関西線での土砂くずれによって客車が一両川に落ちて多数の犠牲者が出た事件、引き続いて今回の大事件が起りましたことは、まことに遺憾千万でございまして、ことに今回の事件は、完全な国鉄の責任であることはほぼ明瞭であると存ずるのであります。従って国鉄に対する一般国民の不安と不信、従って非難ごうごうたるものがあると言っても過言ではないのであります。ただ、ただいま十河総裁からも……

第24回国会 運輸委員会 第38号(1956/10/22、27期、自由民主党)

○臼井委員 ちょっと関連質問で。先般質問申し上げた中で一点お伺いしたいのですが、事故の防止で、今度の問題は、やはり信号無視という問題が大きな問題になっておりますが、これを防ぐには、この間機関車へ試乗してみてのしろうと考えにしても、喚呼応答というやり方でありますね。あれが私は非常に必要だと思うのです。一体あのやり方は、運転規則には、それを行うべしという規程になっておるのでありますか。その点一つお伺いいたします。
【次の発言】 その規程はいつから実施されておるのですか。
【次の発言】 そういうちゃんとした規程があるのに、先般のお答えではこれが果して励行されておるかどうか、多少不明のようにも伺ったの……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1956/02/08、27期、自由民主党)

○臼井委員 小山さんにちょっとお尋ねしますが、外蒙からは何か全部帰られたというようなお話でしたが、その通りでありますかどうか。それからもう一つ、四名お帰りになって、今のお話では二名は向うで死亡されたというように伺ったのです。一名の方がきょうほお見えにならぬが、私は一緒にこちらへ出るはずの方も一緒にお帰りになったと思いますが、他の三名の方の状態についてお伺いができればと思います。
【次の発言】 帰ってきて、そのうち二人はなくなられたのですか。
【次の発言】 他の三人の方は、刑が終えてあなたと一緒に出たのでしょうか。
【次の発言】 関連して。援護局のお話では、戦闘に参加した者は開拓民でも出すという……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/02/14、27期、自由民主党)

○臼井委員 金森先生にちょっとお伺いいたしますが、戦前の旧憲法においては、靖国神社はいわゆる宗教というものから離れてあると解釈であった。ところが、新憲法においては宗教として十年間も解釈していたのだから、ここで改めることは無理だというふうに伺ったのですが、これは、ただいま大石教授の言われた宗教法人法で神社はやはり宗教であるという規定からきているのであって、その法律を変えるなりあるいは特別法を作って、靖国神社は宗教法人法の宗教ではない、こういう規定をすればよろしいので、別にいわゆる習慣法的になったのではないというふうにも考えられるのですが、その点はいかがでしょう。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第6号(1956/02/23、27期、自由民主党)

○臼井委員 ただいま、本日の参考人としての野溝参議院議員から、イワノボ並びにハバロフスクにおける状況の御報告がありました。いろいろあちらへおいでになられて御奔走された御苦労に対しては、私もお礼を申し上げるにやぶさかでない。この際厚くお礼を申し上げます。ただ今のお話の中にいろいろ問題が含まれております。逐次御質問申し上げたいと思うのですが、おもにハバロフスクの問題ですが、この訪問について、第二団長としての参考人のお話によりますと、二十一日にクレムリン宮殿で、北村第一団長からぜひハバロフスクヘやってもらいたいということを強く要望した。これは私たちも聞いておりますし、ただその前にあちらへ参りましてか……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第7号(1956/02/24、27期、自由民主党)

○臼井委員 昨日ハバロフスクの抑留者の健康状態についていろいろ野溝さんからお話を伺ったのでありますが、そのお話によると、比較的健康状態はよかった、こういうような印象を申し述べられておるのであります。これに対しては、私は厚生省の調査とかあるいはソ連地区からの引揚者の話等によりまして、あちらの健康状態はよくない、待遇もよくない、こういうふうに判断いたしまして、その点いろいろお話をかわしたのでありますが、野溝さんはやはり現在でも、ハバロフスクの抑留者の健康はよろしい、何も心配することはないというようにお考えですかどうですか、その点をお伺いいたします。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第9号(1956/03/26、27期、自由民主党)

○臼井委員 今回のソ連地区からの引き揚げにつきまして、舞鶴における引き揚げ状況及び受け入れ援護状況についての実地調査の御報告を申し上げます。  本委員会から派遣されました委員は、私と三鍋義三君の二名でありまして、まず私から調査の概要を申し上げ、なお補足すべき点等がありましたときには、三鍋君から御報告を願うことといたします。  今回のソ連地区第六次帰国者の人員は、総員十九名で、そのうち男子は十六名、女子は三名で、女子のうち一名は六才の少女であります。元陸軍軍人は二名所、他の十七各は民間人であります。脳溢血の方が一名おられましたが、幸いにも当時入院を要する患者は一名もなかったのでありますが、一方、……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第10号(1956/03/30、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  初めに、南方地域残留同胞引揚に関する件について議事を進めますが、参考人より事情を聴取する前に、過日モロタイ島及びジャワ引揚者の引揚げ状況並びに受け入れ援護状況調査のため、神戸検疫所に派遣いたしました委員より、その調査報告を求めることといたします。中山マサ君。
【次の発言】 井岡大治君より補足報告があれば、これを聴取いたします。
【次の発言】 これにて、派遣委員の調査報告は終りました。
【次の発言】 これより南方地域残留同胞の事情につき、モロタイ島及びジャワより引き揚げられた参考人から、その実情を伺うことといたします。  まず委員長より参考人各位に対……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第11号(1956/04/02、27期、自由民主党)

○臼井委員 引き揚げ問題に関しまして、ことにソ連地区の問題でありますが、ハバロフスクで請願運動が起って、抑留者の方が減食刑罰を受ける等の非常な御苦労をされておるということにつきまして、先般本会議で緊急質問を行なったのでありますが、その問題について、いま少しく敷衍してお伺いしたいのであります。  この問題については、ロンドン会議を通じてソ連に申し入れをした、こういうことを承わりましたが、その後先方から何か回答がございましたかどうか、その点をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、それに対してこのまま手をつかねて待っているということは、ことに留守家族の御心境等を察すると、許されないんじ……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第13号(1956/05/22、27期、自由民主党)

○臼井委員 戦後すでに十年余を経過いたしまして、その間、長い間海外に抑留されておられた方々が、だいぶお帰りにはなりましたけれども、いまだに多数あちらに残留されておられる。また受刑者というようなことで、われわれは、特にソ連に対しましては、戦争をしかけた覚えなく、戦犯ということは考えられないのでありますけれども、戦犯とし、国内法に引っかけられて、抑留されておられることは、まことに遺憾千万であります。この方々に早くお帰りを願いたいという運動は、いろいろ必死にいたしておりますけれども、まだこれがいつ、早急にということの見通しがつかない次第であります。そこで、今日まで、いろいろ歴代政府におきましては、未……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第14号(1956/05/23、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  本日は委員長にやむを得ないお差しつかえがありまして、委員長の指名によって、私が委員長の職務を代行いたします。  これより、沖縄における戦没者の遺骨収集並びに慰霊に関する件について、参考人より事情を聴取することといたします。  この際、委員長より参考人の各位に対し、一言ごあいさつ申し上げます。参考人各位には、御多用中のところ御出席願いまして、委員長より厚くお礼を申し上げます。本委員会におきましては、かねてから、海外諸地域における戦没者の遺骨収集並びに慰霊に関する問題について調査を進めて参っておりますが、今般、沖縄地区における戦没者の遺骨収集並びに慰霊……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第15号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○臼井委員 慰問品でありますが、この千二百三十九名の中には、イワノボの人も入っておるのでございましょうか。
【次の発言】 それからもう一つ。マリク名簿以外の三百八十五名というのは、こちらで、ある程度、住所、氏名もわかっておるということでありますが、それらに対しては、どろいう扱いをいたしておりますか。
【次の発言】 それから、新聞で拝見したところによると、最初は慰問品の取扱いを断わったというのですが、それは何か間違いでございますか。三百袋、二千個だけは受け取るというあれだったのですが、あとから訂正でも来たのですか。
【次の発言】 これは日赤の方にお伺いする方があるかもしれませんが、何かハバロフス……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第18号(1956/08/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長にやむを得ない差しつかえがございまして、御出席ができませんので、私が委員長の職務を行います。  これより海外同胞引揚に関する件について調査を進めますが、本日は、特に本件に関し、去る十九日、ソ連地区より舞鶴に引き揚げて参りました引揚者の方々より、抑留同胞の実情を聴取いたしたいと思いますので、引き揚げてこられた坂間訓一君、瀬島龍三君、小日向和夫君、木村忠男君に御出席を願っておきましたが、参考人として事情を聴取するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認め、さように決します。

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第19号(1956/10/05、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、委員長にやむを得ない差しつかえがありまして、御出席できませんので、私が委員長の職務を行います。  本日は海外同胞引揚に関する件について議事を進めることにいたしますが、その前に、先般中共地区残留同胞引き揚げ状況及び受け入れ援護状況調査のために舞鶴に派遣いたしました委員より、その調査報告を求めることにいたします。今村等君。
【次の発言】 これにて派遣委員よりの調査報告の聴取は終りましたが、ただいまの報告に関連して、質疑の申し出がありますので、これを許します。櫻井君。
【次の発言】 先般の委員会で、引揚者の就職状況の資料の提出を求めたのであります……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第20号(1956/10/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井委員長代理 ただいまより、委員会を開会いたします。  本日は、委員長がやむを得ない所用のために欠席いたしますので、私が委員長の職務を代行いたします。  引き揚げ促進に関しまして、木村委員より発言を求められておりまするので、これを許します。木村文男君。
【次の発言】 ただいま木村文男君より提案がありましたソ連抑留者帰還促進に関する件につき、これを委員会の決議として、訪ソ中の鳩山、河野両全権に送付いたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なきものと認めて、さように決します。なお、本決議案の送付伝達等の手続は、委員長に御一任を願います。  この際、外務政務次官から……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第21号(1956/10/29、27期、自由民主党)

○臼井委員 御帰還の皆様には、長い間ほんとうに申し上げようもないような御苦労をされたことに対して、心から御慰労の言葉を申し上げる次第でありますが、二、三御質問を申し上げます。  まず、水上修一さんにお尋ねいたしますが、二十八年に八年の刑を終えられて、そうして、さらに理由がわからずに、クラスノヤルスクに流刑になったということでありますが、他にも満刑になった者で、そういうような人がまだ多くあるのじゃないかというふうに思うのでありますが、やはり他にそういう方があったかどうか、お気づきであれば一つお伺いしたいと思います。  それから、われわれ考えて、皆さんが刑に課せられることさえもちろん納得がいかぬの……

第24回国会 決算委員会 第4号(1956/02/07、27期、自由民主党)

○臼井委員 第二班の視察報告を申し上げます。  第二班のメンバーである上林委員長と私が調査いたしましたのは、北陸電力株式会社の神通川第一発電所貯水池の左岸、すなわち富山県婦負郡細入村字片掛地内における沿岸崩壊の問題であります。これが詳細な経過等についてはこれまでの委員会において明らかにされておりますので省略いたしますが、ただ崩壊の具体的な事実について、通産省地質調査所の調査並びに地元の指摘する事実、さらに会社と地元との主張の対立点等について、まず簡単に申し上げます。  昭和二十八年十月三十一日、第一次仮通水後、本件貯水池左岸、すなわち富山県婦負郡細入村字片掛地内において崩壊等の発生を見るに至っ……

第24回国会 決算委員会 第7号(1956/02/17、27期、自由民主党)

○臼井委員 ちょっとただいまの問題に関連して伺いたいのですが、そういう補助金を交付するときに、富山村農業協同組合に対して補助金を交付したと思うのです。これは原則的なことを伺うわけですが、こういう種類の補助金について、個人とか会社などにももちろん出す場合もあろうと思うのですが、そういう個人などに出すものであるかどうか。いきなり個人にもこういう種類の補助金を出す事例があるかどうか、その点を伺います。
【次の発言】 もちろん協同組合から潤間某に譲渡した場合に、公社の方の許可を得ていると思うが、その通りでありますか。
【次の発言】 当初協同組合でも、見込みがあるとして事業計画を立てて補助金を申請したと……

第24回国会 決算委員会 第11号(1956/03/05、27期、自由民主党)

○臼井委員 今の委員長の質問に対して、山田社長さんはやはり科学的といっても、何メートルまで、いつまで補償するかということになると、はっきりしたことが言えない。そこで私ども現地に行って見てきた感じでは、あそこに住まっている住民が非常に不安を持っているということなんです。というのは、あそこで聞くと、川に沿って多少離れてはおりますが、大きな一つのみぞがあります。あそこのみぞは何代か前には一夜のうちに流されて、あそこに大きな陥没を起した。あの高い台地の上に田を作ろうとして水を張ったとたんに、ああいう大きな陥没を起した。しかも一夜のうちに流れ去ったということをみな言っておるのですが、そういうことから、も……

第24回国会 決算委員会 第12号(1956/03/07、27期、自由民主党)

○臼井委員 業務報告を拝見しますと、小口貸付とか遺族国債、母子家庭貸付とか恩給担保とか、これらは代理所に依頼しないで直接扱いでやっていられるようです。これらは非常に零細な額だろうと思うのでございますが、大体大口では、今伺うと百万からに上るあれがあるようですが、これは少いのはどのくらいの程度を貸し付けておるのでございましょうか。
【次の発言】 ただ私たち考えるのは、額がきわめて少いので、代理店に依頼するほどの額でない、こういう点からだろうと思うのですが、そうなるとずいぶんむだ足する人が、せっかくはるばる汽車賃をかけて足を運んでも、結局は額が少いので貸し付けられない、こういう人が相当あるだろうと思……

第24回国会 決算委員会 第13号(1956/03/09、27期、自由民主党)

○臼井委員 この機会に私は会計検査院法をまだつまびらかにいたしておりませんので、少しお伺いしたいのですが、一応検査院法の第一条によると「会計検査院は、内閣に対し独立の地位を有する。」こういうことになっておりますが、今いろいろ同僚各位の御質問によっても、会計検査院は裁判官と同様な見識を持ってしなければいかぬ、こういうことになると思うのです。そこでお伺いいたしますが、これは何でございますか、裁判官と同様な地位を保障されておると解釈してよろしいのでございましょうか。
【次の発言】 そこにやはり任務は重大であり、心構えとしては裁判官とも同じようにしなければいかぬという重大な職責があるのですが、一般の公……

第24回国会 決算委員会 第30号(1956/04/30、27期、自由民主党)

○臼井委員 関連して一点だけお伺いします。先ほど受取代金のうち九百万の手形とおっしゃいましたが、それは約束手形でありますか。もしそうだとするならば、それは支払い期日はいつになっておりますか。
【次の発言】 関連して。私の伺いたいことは今多賀谷委員から実は御質問があったのですが、私もどうもその点がちょっと了解できないのです。これが一番問題になるのは、七万幾らで米軍から払い下げを受けて十万五百円かでこれを払い下げた。それが数年後には百倍以上にもなって買い取ったというところに大きな問題があるわけです。そこで私も米軍がいわゆるQM物資としてなり、援助物資としてなり日本にこれを払い下げたというのは、それ……

第24回国会 決算委員会 第32号(1956/05/08、27期、自由民主党)

○臼井委員 簡単に一点お伺いしますが、防衛庁が試運転に来られたのはいつごろでございますか。
【次の発言】 あなたが二十九年三月に十を引くというそのときから起算したら、およそいつごろだったかということはわかりませんか。
【次の発言】 その来られた目的は、エンジンを防衛庁に買ってもらいたいという運動をせられて、それで見に来られたのですか。
【次の発言】 そうすると、単にこのエンジンがディーゼルであるかあるいはガソリンであるかというその鑑定を求めるためじゃなくて、場合によっては防衛庁で買おうというので二回ほど試運転で来た、こういうふうに了承してよろしいかどうか。

第24回国会 決算委員会 第40号(1956/06/01、27期、自由民主党)

○臼井委員 関連して、簡単に一、二御質問を井上さんにしたいのでありますが、お宅では原料はどこか他からお仕入れでございますか。あるいは一部はお宅の工場で、たとえば屠殺したものをなめすとかですね、原料等はどういうふうなことになっておりますか。
【次の発言】 お宅ではなめすというようなことは全然やっておられないのですか。
【次の発言】 それからもう一つ、先ほど検査で自分のところだけが非常にきびしい、こういうふうにお考えのようだったのですが、それもあなたのいろいろの証言を伺っておると、他から比較してきびしいというふうでなくて、何かあなたの独断のように思うのですが、その点他よりもあなたのところだけがきび……

第24回国会 決算委員会 第43号(1956/08/23、27期、自由民主党)

○臼井委員 関連して。資料の内示一覧表のうちで、農林省の内示額原案の決定より、県到達の内示額が各部府県全部ほとんどみな減額されておるのですが、ただ鹿児島だけが内示額より五十二万一千円超過して、内示を県にされた。これがどういうわけでこの県だけが超過して出されたのか、それをお伺いいたします。  なおついでに、もう一つは、多久島が原案を作りましてから処理されるまで、局長さんまで最終に決済が出てそうされるのかと思いますが、それまで何人くらいの手を通るか、何人くらいめくら判を押したか、その点を一つ……。


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第1号(1956/11/12、27期、自由民主党)

○臼井委員 この際、動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、原健三郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第2号(1956/11/16、27期、自由民主党)

○臼井委員 ただいま戸叶委員からも御質問があったのですが、ソ連から病弱者を二十名帰還させるという、これに対する配船の問題ですが、これは今明日中にきまるということでございますが、それは、場合によっては、他に適当な船がない場合には、興安丸でも出そうというお考えでありますか。
【次の発言】 二十名の帰還の問題については、今も局長からお話があったように、たしか引き揚げの国民運動の本部からも、九十三名くらいの病弱者を至急帰してもらうように日赤の方にお願いしたわけでございます。そのうち九次で十四名帰ってきて、さらに今回二十名、他にまだ五、六十名くらいが、こちらで希望を申し入れたのに一残っておるはずでござい……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第3号(1956/11/28、27期、自由民主党)

○臼井委員 関連して。ただいまの堀内委員の御質問に関してですが、社会労働委員会で、何か遺児に対しては各官庁で優先して考慮せよというような決議をしたということも私聞いたように思いますが、労働省においては、そういうことを承知しておりませんか。
【次の発言】 この点は、ただいま堀内委員のおっしゃったように、同じ孤児でありましても、特に応召されて行かれた旧軍人の遺族となっている遺児の方は、これは同じ孤児であっても、国家の命令によってなくなられた方の遺児でありますから、やはりその点についてはよけいに考慮していただかぬとならぬ、こう思うのであります。私ども、そういう点については、労働省としては全般の雇用の……

第25回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会 第4号(1956/12/03、27期、自由民主党)

○臼井委員 澄田、山岡さんにお伺いしますが、逃亡をしたという中に、残留をいやがって逃亡した者があるのじゃないかと思うのですが、その点いかがでしょう。どうも、帰国するにしても、集団の方が安全なのに逃亡したということがちょっと理解されないのですが、その点はそういう者があったのかどうか。
【次の発言】 今の参考人の陳述をいろ  いろ伺っていまして、果してそれが純然たる命令であったか、単なる干渉であったかということは、むずかしい点があろうと思うのですが、ただ、軍とすると、部下は上官の言ったことはすぐ命令というふうに考えて行動しがちなんであります。そこで政府の方に伺うのですが、終戦後のこういうような状態……

第25回国会 決算委員会 第1号(1956/11/19、27期、自由民主党)

○臼井委員 自治庁にお伺いしますが、そういう場合に府県から、自分の方の計算によると――これは多いのは言わぬかもしれないけれども、これは少いじゃないかというような苦情を言ってきた事例がございますか。
【次の発言】 府県では自治庁の方を信用してそのまま受けておられるでしょうけれども、今後一つ会計検査院がそういう方面だけでなく、ほかの方に大いにもっと力をうんと尽すように、そういう点は自発的に一応決定後も検査していただいて、検査院から指摘されるまでもないようにやってもらいたいと思います。

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第6号(1956/11/24、27期、自由民主党)

○臼井委員 私は、きわめて限られた時間でございますので、ソ連抑留同胞の引き揚げ問題にのみ集約してお伺いいたしたいと存じます。本問題に関しましてもすでに各委員から御質問がありましたので、できるだけ重複を避けてお伺いいたしますが、ただ多少細部にわたることをお許しいただきたいと存じます。  なお、最初に総理の所信についてちょっとお伺いしたがったのですが、御出席がございませんから、次の機会に簡単にこの点についてはお伺いすることに問題を留保いたしておきます。  そこで、引き揚げ問題は内容が非常に広範かつ複雑でございます。従って、よほど相手にだめ押しをしてかからないと、容易に解決しないではないかという一つ……

第25回国会 日ソ共同宣言等特別委員会 第8号(1956/11/26、27期、自由民主党)

○臼井委員 よくわかりました。委員長の御忠告の通りよく守っていたしますから……。  私は、去る土曜日の二十四日に、引き揚げ問題に集約いたしまして一応質問をいたしておりますが、ただ総理に一点だけお伺いしたい点が残してございましたので、その点お伺いいたします。  実は、この質問は、私の全体の質問の前提といいますか、そういう意味でお伺いいたしたかったのでありますが、御不在でございましたので、この機会に一つお伺いいたします。それは、総理はこの引き揚げ問題を非常に重要視されまして、ぜひ年内に抑留者が帰れるようにしたい、こういうことはたびたび留守家族その他の前に約束をされていたのであります。その観点から、……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 決算委員会 第19号(1957/04/02、27期、自由民主党)

○臼井委員 関連して。この問題は非常に遺憾な問題でございますが、これは大蔵省の方にお伺いする問題かとも思うのですが、自治庁長官も御参考にお聞きいただけばよろしかろうと思います。  銀行局長にお伺いいたしますが、この問題の一つは県信用組合の問題です。聞くところによると県の職員の方の組合だという話ですが、信用組合というのは組合員相互の間で預金や貸し出しができる、こういう原則になっておるように承知いたしておるのですが、これはたしか知事だけの認可で許される。そうすると監督も知事だけで、大蔵省としては直接の監督責任がないといいますか――これはやればできるのじゃないかと思うのですが、これが一体できるのであ……

第26回国会 決算委員会 第36号(1957/05/14、27期、自由民主党)

○臼井委員 松岡議員に私から少しく質問を申し上げたいのでありますが、本日の毎日新聞、東京新聞その他ほかの新聞にも出ておったそうでありますが、富山の北陸電力のダムの建設の補償の問題に関しましてお伺いしたいと思うのであります。と申しまするのは、本件に関しましては、昨年の一月の現地視察の一行四名のうちに自民党の一員として私が加わっております、また紙上にもその訪問した氏名も出ておりまするので、責任上疑問の点を一つ明らかにしておきたいと思うのであります。  まずお伺いいたしまするのは、この北陸電力と地元の片掛部落との間の問題はその御すべて解決いたしたのでありまするかどうですか。その点をお伺いいたします。

第26回国会 文教委員会 第32号(1957/07/26、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井説明員 このたび私文部政務次官という大任を仰せつかりました。何分にもふなれでありまする次第で、私どもの仕事と最も密接な関係のあります当委員会でございまするし、ことに練達たんのうの本委員会の委員の皆様方のいろいろ御教示また御鞭撻をいただくことが多いわけでございますので、今後よろしく一つお願いいたします。  簡単でございますが一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 内閣委員会 第11号(1957/12/13、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井説明員 ただいま受田委員の御質問の、高等学校、それから小中学校、この校長に管理職の手当を出したいという理由、こういうことでございますが、これは管理職でありますから、やはりその管理をする職務に対して何らかの手当を出すのが至当じゃないか、こう私ども考えます。従来、今日までに大学の学長、部長、これは管理職手当が出ております。従って今度高等学校、小学校、中学校にも、校長さんに同様な意味で支給したい、かように考えております。
【次の発言】 文部省としては、決して別に特に今お話のように校長と他の職員との間をどうしようこうしようというのではございませんが、やはり責任ある管理職という仕事を遂行してもらう……

第27回国会 文教委員会 第5号(1957/11/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 前回の当委員会におきまして、高津委員から近代美術館の内部の問題等につきましていろいろ御質疑があったようでございます。その中で、特に政務次官のことに関しまして、何か政務次官がかわるごとに近代美術館の方からつけ届けがあるやの御質問があったそうでありますが、私どもで調べましたが、政務次官のかわるごとに物品を送った、こういうようなことはないようでございます。また私自身といたしましても、かわった際に何らの物品等を近代美術館並びにその関係者から贈られた事実はございませんので、このことだけをはっきりとお答え申し上げる次第でございます。  なお、その他の自余の問題に関しましては、調査いたしまし……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 外務委員会 第17号(1958/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 この国際オリンピックというのは、国際間の平和友好並びに国民間の相互理解を増進する上に非常に有効でございますので、各国ができるだけ参加願うことがその目的に沿うわけであります。従ってただいまお話の件につきましても、文部省としては、でき得るものならば、できるだけ希望の国が参加していただきたいという御趣旨には同感であります。そこでこの件につきまして、アジア・オリンピック大会をめんどうを見ております体育協会の方に、その由を一応問いただしました。ところがこの件につきましては、第一にはこのアジア・オリンピック大会に参加するには、アジア競技連盟に加わっていることが必要なのであります。ところが北……

第28回国会 内閣委員会 第2号(1958/02/11、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 このたび政府から提出いたしました文部省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今回の改正は、文部省の機構につきまして、次の三つのことを行おうとするものであります。第一は本省大臣官房に官房長を置くこと、第二は、本省内部部局として、体育局を設置すること、第三は、国立近代美術館の分館として西洋美術館を設けることであります。  まず、官房長の設置及びこれに関連する事項について御説明申し上げます。文部省においては、従来から省内各部局の所掌事務について総合調整を要する事務が少くなかったのでありますが、最近は特に科学技術教育の振興に関する……

第28回国会 内閣委員会 第6号(1958/02/21、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 特に政治上の問題に関するものにつきましてはそういう点がもちろん考えられると思いますが、事務上の問題に関しまして局長等の責任者もいるわけでございますので、それぞれの系統に属する者の責任と一応考えております。
【次の発言】 査察といいましても、その内容につきまして、思想的な内容をどの程度どうしたか、そこにいろいろ解釈の問題もあると思いますので、一がいに断定を下せない問題であり、個々について考えなければならない問題であるように考えております。
【次の発言】 先ほど齋藤参事官が申し上げました通りに、文部省といたしましてそういう思想調査をする意思もございませんし、そういうことを命じた事例……

第28回国会 文教委員会 第4号(1958/02/27、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 このたび政府から提出いたしました国立学校設置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  この法律案は昭和三十三年度における国立大学の学部及び大学院、国立短期大学並びに大学附置の研究所の新設等について規定するものであります。  まず、国立大学の学部の新設につきましては東京大学に薬学部を設置し、国立大学における薬学教育の一そうの充実をはかろうとするものであります。  第二は大学院の新設に関するものでありまして、弘前大学、信州大学及び鳥取大学の三大学に大学院を置き、医学に関する教育研究の進展をはかるために医学研究科を設置することといたした……

第28回国会 文教委員会 第5号(1958/02/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 今回政府から提出いたしました義務教育費国庫負担法等の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び内容の概略を御説明申し上げます。  現在公立の義務教育諸学校並びに公立の養護学校の小学部及び中学部の教材に要する経営につきましては、それぞれ義務教育費国庫負担法及び公立養護学校整備特別措置法によりまして、国庫がその一部を負担いたしております。今回国及び地方公共団体の負担区分を明らかにするため、国の一部負担を二分の一負担と改め、国の負担額と同額の地方費を確保するとともに、国の負担額の増額をはかり、もって教材の充実とPTA会費等を通ずる教材費の父兄負担の軽減に資したいと考えており……

第28回国会 文教委員会 第6号(1958/03/05、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 ただいまの点につきましては詳細承知いたしておりませんが、ただ文部省といたしましても、広く陳情等は十分一つ伺って、そうして意のあるところは了承して参りたい、かように考えているのでございまして、たとえば大臣等におかれましても日教組等に対しましてもいろいろ陳情はできる限り聞いているような実情でございまして、従って各事務当局においてももとよりその精神でおりますが、ただ今法案等の問題等で事務当局においても非常に多忙な際でもありますし、また陳情が近来非常に多いのであります。そこで陳情等につきましては私どもも努めて伺うようにいたしておりますが、私どもも国会開会中はこちらの方に来ておりまして、……

第28回国会 文教委員会 第8号(1958/03/07、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 ただいま担当の者からお答え申し上げましたように、大学では御承知のように、非常に自治権を強く従来の慣例がらもまた法令の土におきましても許しております。高等学校以下におきましては、文部大臣が指導助言、場合によっては法律に反すれば措置要求もできる、こういうことになっておりますので、やはり国立の大学と高等学校以下の条項につきましては、そこにやはりおのずら差別があってしかるべきものだ、かように考えますので、勤務評定につきましても、やはり同様に考えておるわけであります。
【次の発言】 もちろんそういうあれではございませんで、法例に反すれば大学に対して措置要求をする場合もあろうかと思いますが……

第28回国会 文教委員会 第10号(1958/03/14、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 ただいま高村委員の言われた大阪市における卒業式の際の不穏な問題というようなことは、まだ私どもの方では承知いたしておりません。しかしもしそういうようなことがあれば教育上まことに重大な問題でございまするので、さっそく十分調査をいたしまして対処いたしたいと考えております。なお最近とかくいわゆる暴力教室というような言葉があるように、生徒間において教師に対して反抗的な態度をとる。中には徒党を組んで反抗するとか、さらにまた卒業の間際に、卒業した途端に、もう自分は生徒でないということで、日ごろ反感を持っている教師に対して暴力的な行為に出るというようなことをたまたま聞くのでありますが、これらに……

第28回国会 文教委員会 第13号(1958/03/28、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 ただいま河野委員のお説にもございましたように、義務教育の問題のうちでも、学校の施設という問題につきましては非常に多くの問題を含んでおりまして、世上いわれておりますすし詰め教室の解消のような問題も大きな問題であります。ただしかし、戦後非常に国の財政が乏しくなってきたのにかかわらず、義務教育は従来六年でありましたのを三カ年間延長した、そういう点についての非常に財政上の無理もありますので、これを一挙に解決するということは非常に困難であります。なおまた人口も非常に増加した。こういうような事柄がからんで、さらに都市に人口が非常に集中するという傾向が戦後特に顕著になって参りました。こういう……

第28回国会 文教委員会 第17号(1958/04/09、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 ただいまの川崎先生の御心配、まことにごもっともでありまして、これにつきましては、ただいま大臣から御答弁申し上げましたように、非常に注意を払い、また一つは心配いたしている点なのであります。そこでアジア競技大会組織委員会の方では責任を持ってそれに対するいろいろの方策を講じつつあるのでございますが、この点については文部省としてもすべての監督の責任がございまするので、できるだけ万全を期したい。そこで選手に対しては、まず第一に宿舎との往復につきましては自動車で送り迎えをする。さらに選手団に対してもいろいろの注意や要望をして自粛をしていただく。また宿舎には一切外来者は入れない。そういうふう……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会請願審査小委員会 第1号(1955/07/28、27期、日本民主党)【議会役職】

○臼井小委員長代理 ただいまより請願、審査小委員会を開会いたします。  運輸委員会に付託された請願件数は百三十件でありますが、このうち去る七月十九日運輸委員会において可決、本院を通過いたしました戦傷病者等の日本国有鉄道の無賃乗車等に関する法律案と同趣旨のものが二十一件、陸運関係のものとして新線建設及び電化促進に関するものが四十三件、国鉄サービスの改善に関するものが三十七件、自動車関係のものが四件、(法案修正に関するもの二件、ハイヤー、タクシー料金に関するもの二件)計八十四件、海運に関するものとして港湾整備、燈台の設置等に関するものとして十四件、気象台関係三件、航空関係二件、海上保安関係六件、以……

第22回国会 建設委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1955/07/21、27期、日本民主党)

○臼井委員 本案に関しましては、その目的、構想等につきましては非常に大きなものでありまするが、ただいま提案理由の御説明にありましたような趣旨に基いて、私どもも心よりの賛意を表す次第でございます。提出者が議員のほとんど大多数を占めておるというような事情からも、非常に本案が画期的なものであり、望ましいものであるということは、これはほとんど議論の余地がないものと考えます。ただ私どももまだ本案の内容等について、十分に研究をいたしておるわけではございませんが、ただいま説明されるお三方は、私どもより十分に御研究のものと考えますので、この際二、三お伺いいたしたいと思うのであります。  本案は今申し上げたよう……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 運輸委員会観光に関する小委員会 第1号(1956/02/27、27期、自由民主党)

○臼井小委員 ただいま御両氏から、議員も大いに認識を深めてというお話でありましたが、外貨の獲得という意味においては非常に重要で、造船の例を見てもやはり造船に利子補給をしておるということも、外貨の獲得という重要な面において、大きな一つの理由があったわけですが、国際観光についても、同様な意味において重要だということをわれわれも考えておるのであります。もう一つ外貨の獲得ばかりでなく、国際政治といいますか、外交上特に日本のように国際連合にも締め出しを食っておるという国において、外交を大いに有利にするという意味においては、日本の国内事情を外国によく知ってもらうということが非常に必要なので、そういう点につ……

第24回国会 海外同胞引揚及び遺家族援護に関する調査特別委員会閉会中審査小委員会 第1号(1956/10/10、27期、自由民主党)【議会役職】

○臼井小委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、小委員長にやむを得ない差しつかえがございまして、御出席できませんので、私が小委員長の職務を行います。  本日は、未帰還者留守家族及び遺家族援護に関する件について、議事を進めます。  先般、本件につきましては、引揚援護局長と懇談いたし、その問題点の説明を聞いたのでありますが、これについては、恩給法等に関係がありますとともに、予算の関係も検討いたさなければなりませんので、本日は、恩給局長及び大蔵省当局より出席を求め、検討することにいたしました次第であります。  では、直ちに本件に対する質疑に入ります。本日御出席の説明員は、恩給局長八巻淳之輔君……

第24回国会 決算委員会需品調達に関する小委員会 第2号(1956/07/13、27期、自由民主党)

○臼井小委員 関連して。物品管理法や何かができまして、いろいろ御心配されておるようですが、私は、問題の根本は、法律を作ることも必要でありましょうが、精神の問題が大きな問題だと思うのです。そこでこれはひとりお役人の方々だけ責めるのは酷であるかもしれないし、日本の国全体が戦後利己主義になってしまって、自由をはき違えているところにもあるかもしれないし、また政治がだらしがないということになるかもしれませんけれども、責任感がなくなってしまって、法律ができれば、今度はそれをうまくくぐることを考えるようになる。やはり今天皇というものは象徴になってしまったのですが、戦前は天皇の官吏というようなことで一つのプラ……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 決算委員会需品調達に関する小委員会 第1号(1956/12/03、27期、自由民主党)

○臼井小委員 ちょっとその前に一つお伺いしますが、随意契約の場合を伺ったのですけれども、金額によって年間幾ら以上の見込みのものとか、あるいは一時金額幾ら以上のものは指名入札なら指名入札によれとか、それ以下のものは随意契約でよろしい、こういうような金額による区別はありませんでしょうか。
【次の発言】 年々事業用物品が大体減縮しておりますね。これは売れ行きが悪いわけじゃないと思うんで、むしろふえておるんですが、いろいろ合理化とか物品が安くなっている面があるとか、どういう関係ですか。


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 予算委員会第二分科会 第3号(1958/02/15、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 昭和三十三年度文部省所管の予算の大要につきまして御説明申し上げます。  昭和三十三年度文部省所管の予算額は千五百四十一億五千三百二十七万五千円でありまして、これを前年度予算額千四百五十七億六千五百六十二万七千円に比較いたしますと、八十三億八千七百六十四万八千円を増加いたしております。  なお文部省予算額を一般会計総予算額に比較いたしますと、その比率は一二%弱となっております。  次に昭和三十二年度予算のうち重要な事項について申し述べたいと存じます。  第一は義務教育費国庫負担制度の実施に必要な経費であります。義務教育の機会均等とその水準の維持向上をはかるため、公立義務教育諸学校……

第28回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1958/02/17、27期、自由民主党)【政府役職】

○臼井政府委員 それでは私お答えを申し上げます。この点につきましては辻原委員も御承知のように毎年努力をいたしておりまして、予算の面におきまして昨年と公立文教の施設の面につきましてはほぼ同額でございますが、やはり昨年と同様に解消の方向に向って努力をしていくということは申し上げられるのであります。もとよりこれをさらにもっと増額して建築の方に回せればよろしいのでありますが、しかし本年の文教の柱がそのほか科学技術の振興という大きな柱も出て参りましたし、さらにこれは本年度の予算においてはそれほどではございませんけれども、青少年の教育にもできるだけ努力したい、育英制度も一つ新しい柱としてさらに従来の柱に加……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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