このページでは加藤清二衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。
○加藤清二君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題となっておりまする補正予算政府原案三案に反対し、社会党提出組み替え動議に賛成の討論をいたします。(拍手) その前に、私はかつてベルリンを訪れまして、東西の壁の厚さとその高さにりつ然としたことがございます。しかし、きょうはクリスマスイブでございます。ちょうどいまごろはその厚い壁も開放されまして、古き友、親しきはらからは、ともに喜びと楽しみを分かち合っていることでございましょう。クリスマスイブだからでございます。自由を望む人間の力と懸命なゲルマン民族の努力は、やがてこの厚い壁をも打ち破ることでございましょう。ベトナムにおきましても、今夜は敵も味……
○加藤(清)委員 この際、私は、簡単に要点をしぼって、二、三点御質問をしたいと存じます。 もとより私は、この繊維産業に対しては非常に愛着を持ち、それに従事しておっていただける人については敬意を表しているものでございます。言うまでもなく、日本産業、特に日本経済の発展の歴史は繊維産業の発展の歴史であると同時に、日本経済の発展の母体になったものは、これは糸へんでございます。ところが、それがどうまかり間違ったものか、十年前後からおのれみずからその手足を縛らなければならないということに相なってまいったわけです。片や日本経済のエネルギーの主体であったところの石炭が同じような傾向をたどっておるのですが、し……
○加藤(清)委員 委員長に協力する意味におきまして、ほんとうはたくさんございまするが、ダイジェスト式に簡潔にいたしたいと存じます。しかも、ほんとうは、事繊維に関する限りは、輸出に例をとりましても、十三億ドルの余でございまして、これは日本第一の産業でございます。その日本第一の産業を改革するにあたって、わずか三時間や五時間審議してこれで事足れりなどというような、そういう考え方がすでに間違っておる。ところが、まあどうしてもと皆さんがおっしゃれば、私、協力するのにやぶさかではございません。そこで簡潔にお尋ねをいたしまするので、答弁者もひとつぜひ簡潔にお答えが願いたいと存じます。 まず第一番に、この法……
○加藤(清)委員 時間がないようでございますし、皆さん総裁選挙で心ここにないお方もいらっしゃるかと存じますが、なるべく簡単に要点をかいつまんで御質問いたしますので、答弁のほうもひとつ簡潔明瞭に、やるかやらぬか、こういうことでお答え願いたいと存じます。 まず第一番にお尋ねしたいのは、先ほどすでに武藤、佐藤両委員からも質問がございましたが、貿易の自由化に伴いまして、これがあすから自由化されるという問題、これは去年の予算委員会ないしは去年の国会あたりではおくびにも出されなかった問題でございます。絶対さようなことはございません、準備完了しなければいたしませんと再三田中大蔵大臣も、時の為替局長も、ある……
○加藤(清)委員 私はこの際、委員長のお許しを得まして、内閣提出にかかる地方自治法の一部改正、地方自治及び地方財政に関して質問をいたしたいと思うものでございます。
ところで、私の質問に対する答弁に対して、自治大臣を要求すること一週間前でございます。きのうまた政府委員室へ参りまして、その内容を詳細に報告して大臣の出席を要請しておきました。にもかかわりませず、私の顔を見て逃げて行っちゃった。これでは質問ができません。至急大国の出席を要請いたします。委員長において善処されんことを要望いたします。
【次の発言】 早川大臣御存じのとおり、目下各都道府県におきまして予算が審議されている最中でございます。……
○加藤(清)委員 私は、委員長の許可を得まして、特に与党の皆さんの御支援を得まして、質問をしたいと存じます。
一昨日の新聞が一斉に、潜水艦寄港につきましてアメリカの権威筋の表明を掲げております。すなわち、日本に圧力をかけない、こういうことでございます。そこで、私は、さきに河野議員が本会議で質問をし、また本委員会におきまして横路委員が質問いたしましたのに引き続きまして、本件について質問をしたいと存じます。
まず、しかくさようでありとすれば、米国政府は日本に対していままでどんな圧力をかけていたか、こういうことでございます。
【次の発言】 総理にお尋ねいたします。
○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、私は日本社会党を代表いたしまして、政府提案の昭和三十九年度一般会計予算、特別会計予算及び政府関係機関予算に反対をし、民社党の編成替えを求めるの動議に反対し、社会党提出の昭和三十九年度予算につき撤回の上編成替えを求めるの動議、これに賛成する立場から討論を行なおうとするものであります。 政府予算は、これを一言にして言えば、自民党の選挙公約とは似て非なる予算、公約裏切り予算であります。二つ目に、国民のしあわせを求むるにあらず、一部大企業にのみ奉仕するの予算でございます。第三番に、平和確立にあらず、わが国を国際破乱紛争に巻き込ませる危険性のある予算でござい……
○加藤(清)委員 委員長のお許しを得ました貴重な時間でございまするので、質問は簡にして要を得ます。ずばりずばりと聞きます。したがって、答弁のほうも簡にして潔、やるかやらぬかお答え願いたいのでございます。 第一番、中小企業の倒産は戦後最高でございます。不渡り手形の発行も戦後最高でございます。これに対する対策について特にお尋ねいたしまするが、この際、財政投融資の計画の変更ないしは政府金融機関のワクの拡大、または徴税期間の延長、猶予等々について、どのように対策を講じていらっしゃいまするか。特に、六月危機説の叫ばれておりまする最中、大蔵大臣の決意を承りたい。
○加藤(清)委員 私は荒舩委員長のお許しを得まして、国民の幸福と、池田前総理の健康回復を心に祈りつつ、佐藤新総理に質問をしたいと存じます。 まず第一番に、総理は先刻井出氏の質問に対しまして、いわゆる高度成長計画について、社会党も当初はまだ足りない、まだ足りないと言うたではないか、そうして今日になってそれを批判するとは受け取れないというような御発言がございました。しかし、そのことばを私は額面どおり今度はこっちが受け取るわけにはまいりません。なぜかならば、高度成長、いわゆる所得倍増につきまして、中小企業に対しては足らざるの旨を何回か本席でも申し上げたことがございます。しかし、大企業に対してなお政……
○加藤(清)委員 私は、この際日本社会党を代表し、与党の皆様の御協力を得まして、本年度四十年度予算案に対して質疑を行ないたいと存じます。
まず第一番に総理にお尋ねいたしたいのでございまするが、あなたは人間尊重の政治、国民とともに歩む政治、または血の通った政治と、こうおっしゃっていらっしゃいます。これが基本姿勢であるとおっしゃっていらっしゃいますが、それは、素朴な庶民にわかりやすく言うと、一言で言えばどういうことになりましょうか。
【次の発言】 私は、端的にこう解釈したい、寒明けて立春となる、本日は寒明けでございまして、庶民の方々が至るところで福は内、鬼は外とおっしゃっています。福は内、鬼は外……
○加藤(清)委員 ただいま承っておりますと、国民の膏血が六億有余もむだに使われるおそれのある重大事件でございます。にもかかわりませず、答弁の通産大臣は、よくわからない、自分もふしぎに思う、こういう御発言でございまして、これでは結論に到達しないと思います。したがって、通産大臣もお気の毒ですから、よく御調査の上、午後劈頭に、この問題を正確に把握なさってからお答えいただく、このほうがスムーズにいくと存じまするので、委員長におかれまして御判断の上、スムーズに進行するよう御決定をわずらわしたいと思うわけでございます。
○加藤(清)委員 授業料の値上げの問題につきましては、私は過ぐる本委員会において物価問題をお尋ねいたしましたおりに、授業料は値上げをする予定か予定でないかとお尋ねをしているのでございます。その際の文部大臣の答弁は、上げないとお答えでございます。そのことは新聞にも大きく出、特に朝日のごときはゴジックでこれを取り上げているのでございます。それをいまこの席上で、そういうことは言うたことはないとおっしゃるならば、私は黙って引き下がるわけにはいきません。そこで、この際、ここへ記録を取り寄せまして、大臣の答弁のいずれが正しいか、はっきりケリをつけなければならぬと思います。文部大臣のはっきりした御所見を承り……
○加藤(清)委員 議事進行。
【次の発言】 ただいま同僚議員岡田春夫君の正当なる求めに対しまして、また国民が心から期待しているその問題につきまして、言を左右にしておられまするが、総理、あなた、もう一度耳を澄まし、心を澄まして聞いてください。民の声を聞いて政治をするとおっしゃったのがあなたでございます。その代表のことばがここに書いてある。すなわち、国会法第百四条「各議院又は各議院の委員から審査のため、内閣、官公署その他に対し、必要な報告又は記録の提出を求めたときは、その求めに応じなければならない。」――「ならない」です。これは規定しているのです。命令しているわけです。それにそむくことは、あなたみ……
○加藤(清)委員 三矢問題はきわめて重大な問題でございまするがゆえに、この際、総理の答弁を確認したいと思います。
三矢問題の資料の提出については、本日、自社両党の幹事長・書記長会談で、資料要求についてその申し合わせを確認いたしました。よって、政府におかれても、これらの経緯を尊重されて、誠意ある態度を示されるものと信じますが、いかがでございましょうか。
【次の発言】 私は、日本社会党を代表いたしまして、日本社会党の提出にかかわる昭和四十年度一般会計予算、特別会計予算、政府関係機関予算を撤回のうえ編成替えを求めるの動議の提案趣旨の説明を申し上げたいと存じます。
しかし、いまちょうど、もはや秒読……
○加藤(清)委員 委員長のお許しを得、同時に与野党の委員の皆さまの御協力を得まして私は質問をいたしたいと存じます。 本日は、ちょうど二十年前に、広島に原爆の落ちた記念すべきいわれのある日でございます。今日、内におきましては経済回復、外におきましてはベトナムの平和回復、これは日本人のみならず、地球上の皆さんがひとしくこいねがっているところと存ずるわけでございます。それを基礎にいたしまして、この国民的な念願が一日も早く達成できまするようにと祈念しつつ質問を続けたいと思います。一般質問でございますから、具体的に明細に質問をしますので、御答弁のほうにおかれましてもぜひ簡明直蔵にお願いしたいと思います……
○加藤(清)委員 順序を変えまして、委員長の命に従って、質問をいたしたいと存じます。
まず第一番に、大蔵省の証券局長、銀行局長にお尋ねしたいのでございますが、山一に対する特別融資の件でございまするけれども、二百八十二億の膨大な国家資金を無利子、無期限、無担保で、しかも日銀法二十五条の例外措置までとってこれを考えてみえるようでございまするが、それにつきまして私は担保の内訳を要求いたしておりました。今国会中にこれは出るということは予算理事会の約束事でございます。出していただきましょう。
【次の発言】 これは約束事でございまするので、答弁ができるとかできないとかという問題ではございません。予算委員……
○加藤(清)委員 横路委員のお許しを得まして関連質問をいたします。時間がございませんので、簡単にお尋ねいたしまするから、簡単にお答え願いたいと存じます。 韓国から日本へノリが輸入されるにあたりましては、これは常に悲劇が伴っているのでございます。いますでに農林大臣がお認めのとおり、ノリを生産する韓国の零細漁民、ひどい買いたたきにあっております。しかし、これが日本へ入りますると、また直ちに日本のノリ生産業者がその供出品を買いたたきにあうわけでございます。ところが、せっかく安いノリが入った、そこで日本の国民が安いノリを食べられるというならば問題はございません。まだなぐさめられるところがございます。……
○加藤(清)委員 宇佐美さんの御都合があるそうでございますので、質問の順序を変えまして、最初に日銀総裁に質問を集中したいと存じます。
まず最初に、中小企業の倒産が歴史始まって以来最高の率を示したわけでございまするが、この中小企業の倒産の実態について御説明を願いたいと存じます。
【次の発言】 ただいま通産大臣にお答えをいただきましたように、去年の倒産の累計は六千件の余でございます。一日二十件の余ずつ倒れておるわけでございます。まさに交通事故の死傷者と中小企業の倒産は日本の不名誉な名物の一つになっているわけでございます。このことが不況の端的なあらわれでございます。これを解消するために、すでに、本……
○加藤(清)委員 大蔵大臣に特にお尋ねしますが、今国会におきまして特に問題となりました点のうち、国民がぜひ聞きたい、そこでわれわれがこれに対して質問をした、ところが答えがない、あっても食い違っている、資料を要求した、資料の提出がない、あってもきわめてずさんで理解に苦しむ、こういう問題のみを集約いたしまして質問をいたしまするから、さよう心得た上においての簡潔な御答弁をお願いいたします。 第一番は、あなたは公債発行について、一年間は買いオペの対象にしない、貸し担保にもしない、こう答えておられます。ところで、同じこれを扱われる日銀総裁は、中澤質問、勝間田質問、加藤質問について同じようなことを答えて……
○加藤(清)委員 両先生に感謝申し上げると同時に、私は、この際、委員長のお許しを得て、国民が素朴に考えている、素朴に疑問を持っているという点について、二、三御解明を願いたいと思います。
第一番は、日本の人工衛星は一体何を目途としているかということは、先ほどの御説明でわかりましたのですが、はたして平和利用だけであるのか、それとも軍事目的が加味されるのではないかという点でございます。
具体的にお尋ねしますが、防衛庁よりの共同研究の申し入れないしは資料要求等々がございましたか、ございませんか。
【次の発言】 お説のとおり、宇宙開発審議会の会長兼重さんの答申ですね、それによれば、大原則が平和利用で……
○加藤(清)委員 国会正常化はもとより望むところでございますので、委員長さんのおっしゃるとおり協力して、ずばり三点だけお尋ねをいたしたいと思います。したがいまして、お答えもおせじでなくして、ほんとうのところをずばりと答えていただきたいと存じます。 第一点は、井上さん、あなたは金融政策は経済界に妥当な結果を生むだろうとの御答弁でございました。私は、それを望まほしいことと存じます。妥当でないように思われる点がございまするので、最初にその点をお尋ねいたします。第一番は、大企業に非常に操短が多うございますね。たとえば製鉄、セメント、紙、繊維、なぜ操短が行なわれるのでしょうか。設備が、おっしゃったとお……
○加藤(清)分科員 私は、この際、主として中小企業金融の正常化についてお尋ねをしたいと存じます。 予算委員会も大詰めになりまして、振り返ってみまして、今度の国会で何が収穫だったかとながめてみますると、外輪に対しては、閣僚が中共貿易に対してある程度前向きの姿勢をとったということ、内輪に対しては、大蔵大臣が金融正常化について非常な点欲を示していただけたということだと思います。 ところが、金融正常化につきまして、予算の総括、一般質問、あるいは大蔵委員会、分科会等々の至るところでこの質疑応答がなされておりますけれども、その答弁のニュアンスの違いか、新聞の発表するところなども必ずしも一致しておりませ……
○加藤(清)分科員 私は、この際、特に与党の委員の皆さんの御協力を得まして、二、三経済企画庁を中心に質問をしてみたいと思います。
第一番にお尋ねしたいことは、このたび経済企画庁の中に国民生活局というものが設置される旨を先日承ったわけでございまするが、一体国民生活局というのは何をどうするところでございましょうか。その点もう少し詳しく御説明願いたいと存じます。
【次の発言】 第一番が消費者を保護する、また、その消費者をめぐるところの環境を整備する、あわせて今日問題と相なっておりまする物価の安定をはかる、こういうようにいま承ったわけでございますが、これは時宜を得たものとして私どもも歓迎したいと存じ……
○加藤(清)分科員 関連。大臣すでに御存じのことと存じますが、本件は過去数回にわたって農林、商工で論議された問題でございます。特にバナナ輸入に関する問題は歴史が右顧左べんいたしまして、いろいろな歴史を持っておりますが、その中でも特に本件は特別な犯罪事件まで構成いたしました結果、これは予算委員会の問題にもなったのでございます。そこで、いましぼって仲買い人のところを申し上げますと、仲買い人にそれを許しますと、市場において一つの業者が売りと買いの両方の行為が行なえることになる。このことは、やがてその市場価格を独占し、その市場価格をつり上げる行為が行なえる。それは法律上の禁止行為ののみ行為であるという……
○加藤(清)分科員 委員長のお許しを得まして、私は去年に引き続きまして、芸術院を中心として質問を試みてみたいと存ずるのでございます。
その前に、きわめて関係の深い勲章の問題、特に生存者叙勲についてお尋ねいたします。
聞くところによりますと、これが閣議決定いたしまして、実行に移される段取りになっているそうでございますが、はたして生存者の叙勲について、目下どの程度事が運んでおるのでございましょうか。まず総務長官に承りたい。
【次の発言】 簡単にお答え願えればけっこうでございます。生存者の叙勲の最初はいつ行なわれますか。
【次の発言】 簡単でけっこうです。ことしうちに行なわれますか、行なわれませ……
○加藤(清)委員 大熊先生にお教えをいただきたいのでございますが、実は先ほど減税よりも税負担の公平化が先であるとおっしゃった。これは、もう私の意見と全く一致いたしておりまして、たいへん心うれしく存じたわけでございますが、しかくさようとすれば、まず日本の政治家が公平化をはかるにあたって、何からどのような計画で行なったらよろしいでしょうか。その銘柄をあげることがいま直ちにできなければ、せめて公平化の実行基準、これなりともひとつお教え願いたいと思います。 そこで、私の考え方の一端を申し上げますと、特に租税特別措置法、その中の大企業の投資が、設備費が三年間で償却できるというようなあり方は、企業蓄積の……
○加藤(清)委員 私はこの際、中村さん、松尾さん御両氏に対しまして、金融正常化、特にそのうちで最たるものの歩積み、両建て、この件について、お教えを願いたいと思うわけでございます。もとより金融の正常化ということは、大企業の設備過剰のブレーキになることでもございまするし、中小企業の倒産対策のきめ手にもなることだと存じます。ところが依然として歩積み、両建てなる悪の花が絶えません。おそらく後世の歴史家はこう書くでしょうね。大企業がつくったところの過剰投資、これの対策としてとられました金融引き締めは歩積み、両建てという名の罰となって、中小企業のみに課せられた。その罰であり重税であるこの歩積み、両建ては、……
○加藤(清)分科員 お許しを得まして、私は、文教関係、特に文教の予算、しかもその予算のうちの設備費についてお尋ねしたいと存じます。 ことしのただいま審議しておりまする予算、その中に含まれまする学校設備費、特に義務教育の設備費は、文部省としての計画からいきまして十分であるのか、足りないのか、あるいは文部省は計画を出したけれども、大蔵省との折衝の間で削られたとか、いろいろございましょうが、目下のところ、大臣としては、この設備費が国の予算とにらみ合せてみて十分であるのか、足りないとお考えでございまするのか、もし足りないというならば、どの程度あったならば義務教育が満足に行なわれるとお考えでございまし……
○加藤(清)分科員 私は、この際建設省に、緑地帯の設定基準、これを承りたいと存じます。
【次の発言】 首都圏整備ではございません。大都市の周辺に設けられまする緑地帯の設定基準は何々であるか、お尋ねしておるのでございます。
【次の発言】 人口当たりの坪数はよくわかりましたが、これを設定するにあたって、その結果は地主の土地を束縛する結果になりますね。その束縛の程度を御説明願いたい。
【次の発言】 かりに所有権は移転しないといたしましても、その土地が緑地帯に設定されることによって――緑地帯とは何かといえば、膨大な面積でございます。したがいまして、その面積の周辺ないしは特に中央部に位するその土地の所有……
○加藤(清)分科員 私は、委員長の仰せに従いまして、国会運営の円滑化をはかるために、きわめて簡単明瞭に御質問をいたしますので、答弁者側におかれましても、白か黒か、やるかやらないか、簡単にひとつお答えを願いたいと存じます。
まず第一番にお尋ねいたしますのは、今日の日本の住宅不足に対して、建設省はどのような計画で臨んでいらっしゃいますのか、本年度予算における住宅の予算並びに予定戸数、これをお願いいたします。
【次の発言】 全体で九十二万必要なところを、政府自体としては一体何%ほど御予定になっていらっしゃいますか。また、九十二万戸の全体で、はたして今日の住宅不足というものが解消されるとお考えでござ……
○加藤(清)分科員 私は、通産省のほうがいらっしゃらぬようでございますので、まず経企庁だけで答弁できる問題について最初にお尋ねしたいと存じます。
第一点は、離島振興法に関連してでございまするが、御存じのとおり、離島振興法はおたくのほうの管轄下でございますね。この離島が、町村合併によりまして、もともと島だけの行政であったものが、陸地と一体の行政を行なう地区が出てまいったわけでございます。そういう場合に、経企庁としては一体どのような御指導をしていらっしゃるのか、この点をまずお尋ねしたいと存じます。
【次の発言】 その助成ですが、離島と陸続きのところとでは助成が違うわけです。町村合併のおかげでどん……
○加藤(清)分科員 私は、この際、主として会計検査院の方にお尋ねしたいと存じますが、ただいまも先輩川俣分科員からのお尋ねがございましたが、近ごろ国有地が私企業の資本家の利潤追求、投機の場に悪用されていると思われる面が非常に多い。 それについて、政府が協力をしているのではないかという疑いが濃い。これについて私は事例をあげて質問をしたいと存じますので、正確なお答えを願いたいと存じます。しかも、その土地たるや、実は戦時統制令とか、あるいは国家総動員法によって、赤紙一枚で旧地主から召し上げられた土地でございます。それが、工場用地であるとか、あるいは緑地帯の設定であるとかという美名のもとに、農地、採草地……
○加藤(清)分科員 内閣の大黒柱の田中大臣でございますので、実は野党の私どももきょうは選手をすぐってまいったわけでございまして、このあと川俣先輩、私の前は御存じの横路先輩、こういうわけでございますので、ひとつ私も先輩に負けないようにやらかさなければなりませんから、お手やわらかに御答弁のほどをお願いいたします。 とかく選挙になりますと、社会党の人間は全部マルクス主義者みたいに悪口かほめことばか知らぬけれども、言われるわけでございますが、決して社会党全部がマルクス主義者ではございません。いわんや金融論を論ずる場合には、御存じのとおり、マルクス流の金融論というものはほとんどございません。やはりケイ……
○加藤(清)分科員 私は、この際、主として経済外交、特にアメリカ貿易を前向きの姿勢で与野党がともに協力しつつ前進させるということが肝要であると思いまするので、その立場に立って質問をしたいと存じます。そこで、まず最初に、一体日本とアメリカとの貿易のうち、日本の繊維製品はどの程度アメリカに輸出されているのか、その金額、それから傾向ですね、だんだんふえているのか、だんだん減っているのか、と同時に、将来の見通しないしは期待、政府のいわゆる貿易計画等の概略をまず承りたいと存じます。
【次の発言】 これでは答弁になりませんので、いま私がお尋ねしましたことについてお答えを願いたいと思います。
○加藤(清)分科員 いよいよこの分科会も大詰めになりました。主査の要請にこたえまして協力する意味におきまして、私はきわめて短時間に御質問をしたいと存じます。したがって、御答弁される側におかれましても白か黒か、やるかやらぬか、これだけでけっこうでございますから、ひとつ簡潔にお願いいたします。 問題を三点にしぼります。そのうちの二点は、すでに与党側におかれましても党内で決議をされた問題であって、決議をされたけれども行なわれていないという問題です。一つは、大臣が国会において確約されたにもかかわりませず、まだ実行に移されていないという問題、以上の三点でございます。 その第一は、入場税の問題でござい……
○加藤(清)委員 委員長のお許しを得まして、藤井さん、たいへんお急ぎだそうでございますから、藤井さんへの質問を最初に集中的にいたしたいと存じます。 第一番に、藤井さんは御職業に似合わずたいへん書道にたんのうでいらっしゃいまして、特に今度の政財界正月吉書展の「愛」という文字の結構、それからの「静寂」の「静」の最後の終筆のごときは、これはもうくろうとはだしだと思いまして、たいへん感心したわけでございますが、しかしその「愛」といい「静寂」ということばとうらはらなことが都の西北で行なわれているようでございます。あなたは大先輩ということでございまするからお尋ねしますが、これについて、私は青少年教育とい……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、まず高橋先生にお願いをしたいと存じます。 本委員会でことしの予算を審議するにあたりましての答弁を見比べてみますると、どうも理解に苦しむ、国民が知りたいというところがはっきりしていない面が多々ございまするが、その中の第一点に、総理は、経済成長を七・五%に置くと言われました。同時に、景気回復と物価抑制が並列して行なわれる、そうやるんだと言うておられる。しかし、どう考えてみましても、ただいま先生の御説明にもございました税一つ取り上げてみましても、なかなかに景気回復はできそうもございません。特に景気回復について行なわれた公債発行下の減税、この減税についてきのうここ……
○加藤(清)分科員 この際、お許しを得まして本年度予算中教育に関係する二、三点を御質問申し上げたいと存じます。 先ほど来聞いておりますると、きわめて熱心な御討議が行なわれていてけっこうでございますが、まだ次に質問者が大ぜい見えるそうです。そこで急げ急げという切なる声でございますから、主査に協力してなるべく簡潔に理屈抜きに要点だけを承りまするから、御答弁側におかれましてもその主査の急げ急げという声に協力してもらいまするよう、まず大臣から皆さんによく号令をかけておいてもらいたい。 最初に、教科書問題についてお尋ねいたします。 先ほど田口君の質問に対する大臣の御答弁を承っておりましたが、あれで……
○加藤(清)分科員 質問の前に、前提として大臣に承っておきまするが、議員が予算委員会で質問をすることについて、あなたのほうは部下を督励して質問をさせるなという指示をなすったことがありますか。
二番目。質問をした関係地区で、政治的または行政的な圧力を加える、つまり江戸のかたきを長崎でとる、そういうたぐいのことを今後なさろうとしていらっしゃることがございますか。
【次の発言】 さようなことはないと断言できますか。
【次の発言】 もちろんそうでしょう。これは明らかに国会の審議権への侵害でございまするから、そんなことを建設大臣が指示なさったり、あるいは質問者に対する江戸のかたきを別のところで討ってや……
○加藤(清)分科員 まず最初に、現状を把握するために、私は二、三の資料的な質問をしたいと存じますが、きのうの繊維市況をちょっとそこで発表していただきたい。
【次の発言】 お聞き及びのとおりでございまして、四〇に基準をとってみましても、せいぜい六万円台のものであります。これは明らかに一コリ一万円余の採算割れであります。不況といわざるを得ません。日本の産業は好況だ好況だと、こう総理も経企庁の長官もおっしゃいますが、あにはからんや、好況の陰に石炭と繊維だけは不況が続いているわけでございます。
そこで、もう一つお尋ねいたしますけれども、中小企業の倒産、これは去年は六千件の余もあったはずでございます。……
○加藤(清)分科員 お許しを得まして、最初に農業関係のうちの農地問題、二番目に農林金融についてお尋ねしたいと存じます。
最初に農業用干拓地、これは一体だれに使わせなさるおつもりでございますか。
【次の発言】 八郎潟はどうなりましたか。
【次の発言】 最初にお願いしておきますが、主査の指示に従いまして、短い時間内に早く切り上げたい、こういう希望で、つまり主査の命令に御協力する態度で質問したいと思いまするので、したがって答弁者のほうも、その該博な知識をここで披瀝するということでなくして、特にまた大臣はハッスルすると雄弁をおやりになりますから。そこで、ずばっ、ずばっと質問に答えていただくように、ひ……
○加藤(清)分科員 外務大臣にまずお尋ねをいたします。
それは自衛隊の海外派兵の件でございます。総括質問におきまする本件に対する外務大臣の御答弁と、きのうここで行なわれました玉置君に対する答えと、受け取るニュアンスが違います。しかし、事重大問題でございまするし、国民環視の問題でございまするから、ひとつこの際、ニュアンスの違いとか、あるいは国民が受け取り違いをしないように、はっきりとひとつ確信のほどをお答え願いたいと存じます。
そこで、自衛隊の海外派兵について、自衛隊法の改正をなさる用意があるかないか、こういうことでございます。
【次の発言】 そこで、重要な変更になるからお尋ねしておるわけで……
○加藤(清)分科員 土曜日のことでございまするし、皆さんお疲れのようでございまするから、私、簡潔に質問をいたしまするから、大臣もそのつもりで、早う通せ、早う通せとおっしゃるんだから、逃げ口上はおっしゃられずに、やるかやらぬか、白か黒か、こういうふうに端的にお答え願いたいと思います。 私、集約いたします。何を集約するかと申しますと、政府の今度の予算に対する発言で統一されていない点が第一。それからやらないと言うてやったこと、やると言うておいてやらないこと、つまり約束違反ですね。それと、今度は政府委員の中でまた意見の不統一がございます。これでは予算執行にあたってたいへんだろうと思いまするので、それ……
○加藤(清)分科員 私は、防衛問題について質問を試みようと思って、いささか勉強してまいったわけでございまするが、お聞きするところによれば、長官は何かお気の毒なことがあったそうで、あなたのお友だちの議員さんや、そのお嬢さんのお友だちであった議員さんからその話を聞きまして、私はお気の毒だと思って、ほんとうはやめようかとも思ったのです。特にわが子とか幼き者に先立たれて残った者の気持ちは、私にも体験がございまするので、ほんとうにお気の毒だと思います。さりとて、あなた自身がそういう個人の悲しみを隠して、国家のために出ていらっしゃることでございますので、私も武士の端くれ、あなたは武士の日本一の長官ですから……
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