このページでは加藤清二衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○加藤清二君 ただいま議題となりました両法律案について、産業公害対策特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 公害対策においては、公害の発生を未然に防止する措置を講ずることが肝要でございますが、同時に、不幸にして公害が発生した場合における紛争処理等の措置が必要でございます。 公害紛争処理法案は、かかる事態に対処するため、公害対策基本法第二十一条の規定する公害にかかわる紛争の処理の制度として本院に提出されたものであります。 次に、その概要について申し上げます。 現在、行政上の制度として、水質汚濁、大気汚染等につきましては、和解の仲介制度がありますが、調停、仲裁を……
○加藤清二君 ただいま議題となりました四法律案について、産業公害対策特別委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。 まず、公害対策基本法の一部を改正する法律案について申し上げます。 本法律案は、最近における公害の実情にかんがみ、国民の健康で文化的な生活を確保する上において公害防止がきわめて重要であることを明確にするとともに、土壌の汚染の防止及び廃棄物の適正な処理に関し必要な事項を定め、あわせて都道府県に都道府県公害対策審議会を置くこと等所要の改正を行なおうとするものでございます。 そのおもな内容は、 第一に、国民の健康で文化的な生活を確保する上において公害の防止がき……
○加藤(清)委員 私はこの際、ただいま日米間に問題となり、懸案となっておりまする日本繊維製品のアメリカ側の一方的な制限措置について承りたいと存じます。
きのう、きょうの新聞によりますと、各紙が一斉に風雲急を告げております。関係閣僚の動きがあわただしい、あすにも、あさってにも結論が出そうな様子でございます。
そこでお尋ねいたしますが、外務大臣、この懸案を解決するのか、悪いほうへ追い込むのかは、結果を見ないとわかりませんけれども、まず政府が予定していらっしゃるところのスケジュールを承りたい。
【次の発言】 それでは朝日、毎日、読売、中日をはじめとして、全国各紙が一斉に筆をそろえて書いております……
○加藤委員長 この際、委員長として一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、不肖私が委員長の重責をになうことに相なりました。 近年、わが国産業経済の急速な発展と都市化の進展に伴って発生する公害が、生活環境を著しく侵害し、社会問題となっております。 このときにあたり、人間性の尊重を強く貫くために、公害の防止と、かつ予防等の対策を積極的に推進し、住みよい環境と国民福祉の海上こそわれわれに与えられた使命と痛感いたすわけでございます。 委員会の運営にあたりましては、皆さまの御支援をいただきまして万全を期したいと存じます。どうかよろしくお願いを申し上げます。(拍手) ……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
これより理事の互選を行ないます。
理事の員数及び互選の方法についておはかりいたします。
【次の発言】 ただいまの山本幸雄君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
委員長は、理事に
小山 省二君 始関 伊平君
古川 丈吉君 山本 幸雄君
渡辺 栄一君 島本 虎三君
岡本 富夫君 寒川 喜一君
を指名いたします。
本日はこれにて散会いたします。
午前十一時九分散会
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
産業公害対策に関する件について、本日、参考人として、公害防止事業団理事長原文兵衛君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたします。
【次の発言】 この際、産業公害対策に関し、関係各大臣からそれぞれ所信を伺うことといたします。
では最初に、佐藤経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、橋本運輸大臣。
【次の発言】 次に、山中総理府総務長官。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。佐藤経済企画庁長官。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
本案についての質疑は、後日に譲ることといたします。
次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前十時十二分散会
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害紛争処理法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。山中総理府総務長官。
【次の発言】 次に、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案を議題とし、提案理由の説明を聴取いたします。角屋堅次郎君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
【次の発言】 内閣提出の公害紛争処理法案、及び角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
これより質疑に入ります。質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
この際、おはかりいたします。
最高裁判所長官の指定した代理者矢口洪一君から、各案について本日の出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、承認するに決しました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。林義郎君。
【次の発言】 古川君。
【次の発言】 久保田円次君。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 五分前までおまけをいただきました。
【次の発言】 次に、多田時子君。
【次の発言】 それは通産省ですが……。
ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後一時四十五分散会
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
この際、おはかりいたします。
ただいま議題となっております各案審査のため、本日参考人として公害防止事業団理事古澤貴君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決定いたしました。
次に、最高裁判所長官の指定した代理者矢口洪一君から、各案について本日出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ございませんか。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
この際、おはかりいたします。
ただいま議題となっております各案審査のため、本日、参考人として公害防止事業団理事古澤賢君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。さよう決定いたします。
【次の発言】 三案について質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。岡本富夫君。
○加藤委員長 これより会議を開きます。 産業公害対策に関する件について調査を進めます。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。 さきに、東京において開かれました国際シンポジウムは、世界の社会科学者が共通の悩みを持つ公害問題にその立場から取り組まれ、多大の成果をあげられましたことは多くの注目を集めているところでございます。 この際、シンポジウムを主宰されました立場から、会議の模様、議論等を中心に、公害問題に対する忌憚のない御意見をお述べいただき、参考にいたしたいと存じます。 それでは……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害紛争処理法案、角屋堅次郎君外五名提出の公害紛争処理法案、及び内閣提出の公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、これを許します。島本虎三君。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは岡本富夫君。
【次の発言】 島本虎三君。
【次の発言】 これにて内閣提出の公害紛争処理法案、及び公共用水域の水質の保全に関する法律の一部を改正する法律案に対する質疑は終局いたしました。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について、調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。赤松勇君。
【次の発言】 堺水政課長、岡崎治水課長、久保下水道課長、この三名が来ております。
【次の発言】 川上国道第二課長だけが追って参ります。
【次の発言】 この際、質問者の赤松勇君に委員長として御答弁申し上げます。
ただいま質問者赤松勇君から申し出のございました意見の条々、一々ごもっともでございます。特に公害対策行政の一元化、これに伴う予算化等々につきましては、当委員会でも再三にわたって論議をしているところでございます。いずれ委員諸公、理事諸君にもは……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
この際、経済企画庁西川参事官から、水質汚濁にかかわる環境基準について発言を求められておりますので、これを許します。西川参事官。
【次の発言】 この際、公害対策に関する件について、先ほどの理事会において協議いただきましたとおり、委員長の手元において委員会の決議の案文を起草いたしました。
まず、その案文を朗読いたします。
公害対策に関する件(案)
公害対策については、公害対策基本法の定める方向に沿って諸措置が講じられつつあるが、最近における公害対策の重要性にかんがみ、政府は、次に掲げる事項等に……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 土井たか子君。
〔「大臣はどうしたんだ、これでは話にならな
い」と呼ぶ者あり〕
【次の発言】 島本理事の御発言、議事進行ごもっともだと存じます。この際申し上げておきますが、土井たか子君の要求されておりまする政府の当該関係答弁者は総理、官房長官、通産大臣、厚生大臣、運輸大臣、経企庁長官、法務大臣ということに相なっておりまするが、一人も出席がないようでございます。(「国会軽視だ。」と呼ぶ者あり)これは確かに、国会軽視という声もい……
○加藤委員長 これより会議を開きます。 産業公害対策に関する件について調査を進めます。 ただいま御出席の参考人は、水俣病補償処理委員会会長千種達夫君、東京大学助手宇井純君、日本鉱業株式会社社長河合尭晴君、石油連盟会長出光計助君、社団法人日本自動車工業会会長川又克二君、医師萩野昇君、岡山大学教授小林純君、以上でございます。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。本委員会におきましては、産業公害対策樹立のために調査を進めておるわけでありますが、自動車の排気ガスによる鉱害問題、黒部市におけるカ……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。赤松勇君。
【次の発言】 さよう心得ました。
【次の発言】 政務次官が来ております。
【次の発言】 佐藤経済企画庁長官。――だめです。さっきから呼んであるんだから。佐藤経済企画庁長官。――こんな重要な案件は西川君一人にまかせるのは気の毒です七三県にまたがる問題でございまするから長官の出席を求めます。
この際、質問者にお尋ねしますが、これは重要案件でございまするので、担当事務官、参事官では答弁に困ると思います。佐藤経企庁長官の出席を待ちまして、出席されたおりに本……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
産業公害対策に関する件について、本日、参考人として公害防止事業団理事古澤貴君から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。佐藤観樹君。
【次の発言】 いま久良知君を呼んでおります。
【次の発言】 いま呼んでいますから。
【次の発言】 久良知標準部長。――遅刻してはいけませんよ。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
この際参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
産業公害対策に関する件について、本日参考人として公害防止事業団理事長原文兵衛君から意見を聴取したいと思いますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、これを許します。浜田幸一君。
【次の発言】 この際、内閣に設けられました公害対策本部の副本部長になられました山中貞則君から発言を求められておりますので、これを許します。山中国務大臣。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
理事会において協議願いましたとおり、産業公害対策に関する件について、明九日、静岡県知事竹山祐太郎君、静岡県富士市長渡辺彦太郎君、大昭和製紙株式会社社長斉藤了英君、静岡県紙業協会副会長佐野富男君を参考人として出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決しました。
なお、参考人出頭の手続等については、委員長に御一任願うことに御異議ございませんか。
○加藤委員長 これより会議を開きます。 産業公害対策に関する件について調査を進めます。 本日御出席の参考人は、静岡県知事竹山祐太郎君、静岡県富士市長渡辺彦太郎君、大昭和製紙株式会社社長斉藤了英君、静岡県紙業協会副会長佐野富男君、以上でございます。 この際、参考人に一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多用中のところ、本委員会に御出席をいただきましてまことにありがとうございました。本委員会におきましては産業公害対策樹立のため調査を進めておりますが、田子の浦ヘドロ問題について、参考人各位にはそれぞれのお立場から忌憚のない御意見をお述べいただくようお願い申し上げます。 なお、参考人の御……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
先般産業公害対策状況の調査のため委員を派遣いたしましたが、その報告を小山理事にお願いいたします。小山君。
【次の発言】 小山省二君の御提案に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
理事会において御協議願いましたとおり、産業公害対策に関する件について、本日参考人として電気事業連合会会長木川田一隆君、日本鉄鋼連盟会長代理藤井丙午君、石油連盟会長出光計助君、ファーイーストオイルトレーディング株式会……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
産業公害対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。始関伊平君。
【次の発言】 次は、林義郎君。
林君に最初に申し上げておきます。あなたの持ち時間はお約束は四十分でございまするけれども、大臣各位のここの席が非常に限られております。しかるに、大臣に対する質問者が大ぜいおられます。したがって、あなたの質問、一部残してあとに回す、同時に、その間に多くの質問者の希望を満たすという取りはからいをさせていただきまするから、さようお願いいたします。
【次の発言】 林君に申し上げます。
あなたの持ち時間はまだございまするけ……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
去る十月七日の委員会における藤田委員の質疑に関連し、私の行ないました委員派遣の際の調査に関する発言は、私自身の誤解に基づく点があり、事実にそぐわない点がありましたので、これを取り消すとともに、委員長としておわび申し上げます。
【次の発言】 産業公害対策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますのでこれを許します。丹羽久章君。
【次の発言】 ちょっと丹羽さんに申し上げますが、環境基準の問題は経企庁の答弁は要りませんか。
【次の発言】 それでは、丹羽久章君。
【次の発言】 次は、小山省二君。
○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は主として繊維関係、特に日米の繊維問題についてお尋ねをしたいと思いますが、いま同僚の横山委員からの御質問、特に三品市場の問題は、日本の繊維業界に及ぼす影響も非常に多うございまするので、その点について一言最初に触れておきたいと存じます。 いま通産大臣は、この三品市場並びに雑穀の市場が大衆を無理に巻き込んでいる、スペキュレーションを起こしている、こういうお話でございますが、私は、スペキュレーションではなくて、ギャンブルだと思っている。完全にギャンブルが行なわれている。それを洗い直して、思い切った検討をするというおことばでございます。農林大臣もそれに賛成の様子……
○加藤(清)委員 本件は、すでに皆さん御案内のとおり、今国会の最大な重要案件でございます。今度の国会では、言論の自由の問題、貿易の自由の問題、ともにこれ自由を阻害するのは案件があらわれたがゆえに、その自由を阻害することとの戦い、これが今度の国会の焦点だと思います。 ところで、言論の自由の問題は内輪同士の妨害であり、ところがこの繊維の問題は、アメリカのゴリ押しによるところのいろいろな問題が発生してきているわけでございます。そこで、国と国との関係のことでございまするから、すでに私どもはさきの国会においても、これは本委員会並びに本会議で議決をしているところでございます。にもかかわりませず、きのう、……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、要点をかいつまんで四点ばかりお尋ねしたいと存じます。まだ中村委員はじめ同志の皆さんからたくさん質問があるようでございますので、簡潔に質問いたします。 第一番、大統領が選挙に公約をした、それをアメリカ国内で実行に移したいという話ならばよくわかりますが、外国にこれをやらせるということはいかがなものでございましょうか。私どもの感覚からいきますと、明らかにこれは内政干渉である。もしそれが許されるならば、私どもがつい最近において行ないました総選挙に公約したことを、アメリカに向けて実行を迫るということができるはずでございます。一歩を譲りまして、ほんとうにアメリカの大統……
○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をいたします。 御答弁なさるお方も朝からずいぶんお疲れのことでございましょうから、私、簡潔に質問をしたいと存じます。したがって、御答弁のほうも要点を簡潔にお答えいただければけっこうでございます。 本件につきましては、本会議、参議院その他で長時間にわたって論議が行なわれ、きょうもまた朝から熱心に行なわれておりますが、それで集約してわかりましたことは、質問する側が軌を一にして、二度と再びなからしめたい、こういう意思でいらっしゃるということでございます。しかし答弁なさる側は、逃げて逃げて逃げまくって、自分の責任をくらましていらっしゃる、そういう気がしてなりま……
○加藤(清)委員 私は、この際委員長のお許しを得まして、ただいま世間を騒がしておりまする日米繊維問題の件についてお尋ねしたいと存じます。 すでにけさほど来、同僚委員の皆さんがるる御質問になっていらっしゃるようでございます。それを集約してみますると、この二国間の協定を結ぶか結ばぬかという問題ではなくて、質問者の意見は一致しておる。結ぶべきではない、なぜ無理して結ばなければならないのであろうか、こういう疑問が残っておるのですけれども、意見は一致しておる。結ぶべきではない、このような状況でございます。一歩進みまして、もし結んだとしてもそれは効果がない。効果がないのみならず、これはたいへんな悪影響を……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は、今日問題となっておりまする日米貿易、特に繊維規制の問題を中心に、第二ラウンドに入りましたその当初の問題、すなわち、いま行なわれようとしております先進国会議、これ等についてお尋ねしたいと存じます。 第一番にお尋ねしたいことでございまするが、外務省というところは、審議をなさいまする場合に全部英語でおやりになりましょうか。なぜそんなことをお聞きしなければならないかと申しますと、私、ミルズ法案の原文並びに和文をあなたのほうへ要求いたしました。ところが、参りましたのがこれだけなんです。これを私ども残念ながらブロークンイングリッシュでよう読まない。読めないのです……
○加藤(清)委員 ただいま三時十三分ですね。与えられた時間が二十分しかございません。しかるに、質問の内容は非常にたくさんございます。簡潔に質問しますから、簡にして要を得た御答弁をお願いしたい。
第一番、私はきのう起こりましたハイジャックの問題についてお尋ねすると言うておきました。答弁者来ておりますか。――この時間は質問者のなせるわざではございません。理事とよくはかってこの時間は除外してもらいたい。来るまで待ちます。
【次の発言】 見えておりますか。お答え願いたい。
第一点は、この前よど号事件が起きたのは三月である。そのおりに、二度と再びこのようなことは起こさせませんと当該大臣は答えている。……
○加藤(清)委員 けさの新聞によりますと、総理が外国へ行かれる、アメリカへ行かれるにあたって繊維問題について決着をつけたいという意向のようでございます。総理と通産大臣がきょうはそのために会見なさるようでございます。そこでお尋ねいたしますが、決着をつけることの内容は何でございましょうか。
【次の発言】 どうも理解ができませんが、決着をつけるということは、総理のアメリカへ訪問されるにあたって繊維をみやげに持っていきたいということのようでございます。したがってその内容でございますが、まさか本委員会並びに本会議等で議決いたしましたあの議決の内容に反するようなことはないでしょうね。いかがでございますか。
○加藤(清)委員 私は立法府の端くれでございます。立法府の端くれであるがゆえに、私は行政府に陳情はするかもしれませんけれども、立法の段階においてお願いをするなどとは申しませんから、さよう心得て御答弁を願いたい。 第一番、今度の国会では、臨時国会といわれておりまするけれども、主体は公害であり、繊維であるといわれております。公害も繊維も目下の急務だからでございます。ともに国家の存立をかけての問題でございます。そこで本日は、与えられた時間のうちに繊維のほんの一部についてお尋ねいたしまするが、いま日本政府がアメリカ政府と交渉しておりまするこの繊維交渉、これがもし佐藤・宮澤のラインによっていま計画して……
○加藤(清)委員 私は、この際、委員長のお許しを得まして、委員諸公の御協力を仰ぎまして、質問を試みたいと存じます。
ところが、本日は予算委員会でございます。その予算委員会に肝心かなめの大蔵大臣がいらっしゃらないということは、まことに遺憾、画竜点睛を欠くでございます。ところがです。承れば代理大臣が指名されたとか、選ばれたとかいうことでございまするが、そのほどの状況はいかがでございますか。まず総理大臣にお尋ねいたします。
【次の発言】 それは決定でございますか。
【次の発言】 それならば何をか言わんやでございます。話によれば、そのさきの大蔵大臣、インフレ政策のおかげでインフルエンザになったのでは……
○加藤委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。 申し上げるまでもなく、今国会には、公害対策基本法の全面的な改正案、及び公害防止事業に係る事業者の費用負担法案の提出をはじめとする公害関係十五法案の提出が予定されております。今国会は、公害国会と呼ばれております。 公害対策の樹立、関係法規の整備等は、今日、わが国政治の最大の急務であり、全国民のあげての願いでもあります。本特別委員会の任務は、まことに重要であります。 このような時期に委員長に選任されましたことにつきましては、私として心から光栄に存ずるととも……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括議題として、順次提案理由の説明を聴取いたします。
【次の発言】 山中総理府総務長官。
【次の発言】 次は、内田厚生大臣。
【次の発言】 次は、細谷治嘉君。
【次の発言】 以上で提案理由の説明は終わりました。
各案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 おはかりいたします。
ただいま本委員会で審査中の内閣提出の公害対策基本法の一部を改……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括して議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。松本十郎君。
【次の発言】 次は、細谷治嘉君。
【次の発言】 これは通産省関係だ。荘君のところでわかってないか。――こういう時間は考慮しますからどうぞ。
【次の発言】 ちょっと待った。指名しておりません。――答弁できなければあとに延ばしますか。じゃあとに延ばして。
○加藤委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。
理事会で御協議いただきましたとおり、内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案について、明九日午前十時より参考人の出頭を求め、その意見を聴取したいと存じますが、これに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
なお、参考人の人選及び出頭の手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
○加藤委員長 これより会議を開きます。 内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括して議題といたします。 なお、本日は、内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案について、参考人として中央公害対策審議会会長和達清夫君、早稲田大学教授野村平爾君、大阪学院大学教授板橋郁夫君、横浜国立大学助教授宮脇昭君が御出席になっております。 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 本日は、御多忙……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案を一括して議題といたします。
各案に対する質疑を続行いたします。浜田幸一君。
【次の発言】 次は、島本虎三君。
【次の発言】 島本君、時間ですから結論を急いでください。
【次の発言】 次は、古寺宏君。
【次の発言】 次は、田畑金光君。
【次の発言】 この際、自由民主党、日本社会党、公明党、民社党の四党共同提案にかかわる環境保全宣言に関する件について、本委員……
○加藤委員長 これより会議を開きます。
本日の請願日程の請願全部を議題とし、審査に入ります。
本日の請願日程に掲載されております請願は、光化学スモッグ等大気汚染追放に関する請願外二十六件であります。
各請願の内容につきましては、請願文書表によりましてすでに御承知のことと存じますが、さらに先刻の理事会におきまして慎重に御検討をいただきましたので、各請願についての紹介議員よりの説明は省略し、直ちに採決いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 異議なしと認め、直ちに採決いたします。
日程第一九及び第二〇の各請願は、いずれも採択の上、内閣に送付すべきものと決するに御異議ござ……
○加藤(清)委員 貴重な時間でございますので、ほんのわずかな時間をいただきまして二、三質問したいと思います。 職業病と対策について質疑応答を承っておりますると、やはりまだまだ人間優先ではなくして産業優先である、それから対策がたいへんにおくれているという感を深くするわけでございますが、この問題は、いまはこの国会の中だけだからよろしゅうございますが、いまや日本の公害の出しっぱなし、たれっぱなしという問題は、世界がながめているのです。公害の世界会議が来月ですか、ワシントンでございますね。世界がながめている。この世界は、世界の地球環境を守るために、それを侵すものに対してはペナルティーをつけよう、特に……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、二、三ただいま審議されております特定電子工業及び特定機械工業振興臨時措置法案について、お尋ねをしたいと存じます。 この目的と申しましょうか、目標と申しましょうか、この法案で危害の防止、生活環境の保全ということがうたわれておりますね。この意味において、私はこの法案に賛成なんです。 ところで、法律はできたけれども、一向に中小企業の倒産が防げない、法律はできたけれども、公害は減らずに、逆にふえる一方である、こういうことが、過去ずっと続いてきたわけなんです。あの水質二法、これは漁民と工場との間に大乱闘があったので、そのおかげで御案内の昭和三十三年、いわゆる排水規……
○加藤(清)委員 私の要求しました答弁者はおそろいですか。通産省、厚生省、公害本部、おそろいですね。 ただいま中村委員から石油の値段のことについてお尋ねがございました。目下、石油が新聞で毎日のようにうたわれておりますが、二つの問題点があるようでございます。一つはいま言う値段の問題、一つは質の問題。言いかえれば、これは物価の問題であり、公害の問題でございます。ともに本年度日本経済をゆるがすような大きな問題ばかりでございます。そこで私は、石油から発生する公害についてこの際しぼってお尋ねをしたいと存じます。 第一番、大気汚染の最たるものはSO2である。そのSO2団の一番たくさんに発生する発生源が……
○加藤(清)委員 私はこの際、たいへん苦況に悩んでおります日本の繊維業界、わけても中小企業の問題について二、三お尋ねしたいと存じます。 佐藤さんがニクソンさんと妙な約束をしていらっしゃったおかげで、ついに日本は自主規制に追いやられました。片やGNPが伸びたというわけで、発展途上の国に対しては特恵を与えなければならぬということになったわけです。この両方のはさみ打ちを受けまして、日本の繊維産業はいまや倒産が続出でございます。その結果は機械産業、紡機、織機、これにまで影響を及ぼしまして、救いがたい状況に追い込まれつつあるわけなんです。きのうも聞いておりますと、総理は、この被害の救済については過去も……
○加藤(清)委員 もうすでに十二時二十分でございますので、いまの西田委員の質問に関連しまして、簡単に二、三点だけお尋ねしたいと存じます。 いまこう静かに聞いておりますと、この期に及んで、余剰織機の買い上げ、融資の問題、それから労働者の対策、こういうことが大臣からも繊維局長からも答えられているのですが、これは過ぐる日に三工連が全国大会をやりましたね。そのおりに、政府側も繊維局長はじめ大ぜいさん御出席でございましたので、業界の希望が那辺にあるかは、よく御承知のことだと思います。ただ、いまのお答えの中にわからぬ点がありますので、わからぬ点だけをお尋ねいたします。 対策をする、すると言ってみえます……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は、新しく長官になられました大石さんに二、三質問をしたいと思います。
最初に、いまのイタイイタイ病の問題でありますが、裁判係争中なるがゆえにその裁判に影響を与えるような発言は行政の長官としてはいたしたくない、そこまではよくわかります。しからば、公害の問題にしろ交通の問題にしろ、事裁判が行なわれていた場合に、これに対して関与とか影響を与えることはできないにしても、ここでその真偽をただす、論議をするということについては、あなたはどうお考えです。
【次の発言】 順番に言います。この裁判、提起されてから三年と百十日もかかって審決がおり、ております。これから高裁、……
○加藤(清)委員 私は、委員長のお許しを得まして、この際両大臣に対しまして、日米の経済問題、公害問題、中国との国交回復並びに経済交流の問題等について二、三お尋ねしたいと存じます。 田中新大臣は、先ほどのごあいさつにもありましたように、かつての本委員会における名委員長、歴代中その前例を見ないほど功績をあげられた方でございます。今度は、新名委員長鴨田委員長のもと田中新大臣がりっぱな功績をあげられますることを国民ひとしく望んでいるところでございます。私もまたその一人でございます。由来、通産大臣をうまく切り抜けたという実績が次の総理へのコースに相なるやに聞いております。それがジンクスのようでござい……
○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をしたいと思いますが、与えられた時間が非常に短うございます。したがって系統的に質問することができません。飛び飛びにいきますので、賢明な大臣は、ひとつうろこ一枚を見たら魚の大きさを知っていただいての答弁をお願いしたい。 ところで、いままで聞いておりますると、私は、田中大臣を長年のおつき合いでございまするから信頼をしておる。頭のいい、腹のすわった非常に敏感な人だとこう思っていた。人評して、コンピューターつきのブルドーザーとかどうとかいう人があるそうだが、名前は何でもいいです。私は信頼しておった。しかし、事この問題に関する限りはどうもわからない。いま武藤委員の……
○加藤(清)委員 末期的症状とでも申しましょうか、佐藤内閣はちかごろあまり評判がよろしいようではございません。しかし、その中にありまして、わが大石環境庁長官だけは一人気を吐いていらっしゃいまして、国民の期待するところがきわめて大でございます。ひとつ大にその威力を発揮していただきたいということを期待して質問をしたいと存じます。 第一番にお尋ねしたいことは、まくらでございますけれども、事公害に関して、このまま放置しておけば、国家が責任を持ってなさなければならないことを地方自治体が肩がわりをせんければならぬ、こういうことになっている案件がございます。御案内のとおり、航空基地の周辺の防音装置でござい……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されておりまする二法案に関連し、特に二法案が指摘しておりまする中小企業対策、その対策も繊維にしぼって御質問をしてみたいと存じます。
外務省は来られましたか、吉野さんは。
【次の発言】 待つこと久しです。あなたにここへ来ていただきたいために委員長にお願いして、これで五回目でございます。すでにあなたがアメリカの大使館にいらっしゃるころ、内地へお帰りになって繊維協定の問題をあれこれ下田君の身がわりとして詰めなさったそのころから、何度も要求しているのでございます。きょうもきょうとて、いますでに四時十八分で、二時から待つこと久しです。しかし、官房長官御多……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されておりまする二法案について若干の質問をしたいと存じます。 およそ政府がなす事柄につきましては、きわめて慎重に深謀遠慮の計画を立てておやりになりまするけれども、それでも事故があとを断たない。いま政務次官が二度と再びかようなことのないようにとおっしゃられましたが、ああいうことばをぼくは何度聞いたか、わけがわからないというほどたくさん事故が起きている。その事故は、人が計算すればたいてい思考し得る範囲内の問題であるにもかかわりませずそれが行なわれずに、結果、危害を招いている。川崎の事故がそうだと新聞は論じているのですね。 そこで、今度のあの事故は……
○加藤(清)委員 私はこの際、先回行ないました質問、それに対する答弁をまだしていただいていない点に限ってお尋ねしたいのでありますが、通産大臣はいらっしゃいますか。――通産大臣はどうなさいましたかと聞いておる。
委員長、私の質問、発言することばはたいへん短いのです。たいへん短いですけれども、答弁のいかんによっては長くなりますよということを理事会にも申し上げておきました。私は、名委員長のもとですから、名委員長や名理事の皆さんの申し合わせやおきめになったことには忠実に従いたいと思っております。どうなさったかを承っております。
【次の発言】 沖繩の委員会も大切でございましょうけれども、きょうはもう締……
○加藤(清)委員 私が本件について質問しようと用意したのは、今月の初めでございます。最初は八日という話でした。次が十日になりました。次が十五、六、七日となりました。また延び延びになりまして本日になりました。にもかかわらず、いざ質問というおりになったら、田中大臣はどこかへ逃げました。それほど本件に対する質問を逃げなければならぬほど怪しげなところがあるのでしょう。いかに参議院の法律云々といったって、きょうはまだ時間があるはずです。なめるのもほどほどにしておくがいい。一体どれだけ待たせるつもりなんです。 田中君は私に向かって、本件が始まるときに、国会において十分審議をしていただきますからよろしくお……
○加藤(清)委員 私は委員長のお許しを得まして、ただいま上程されております公害等調整委員会設置法案について質問をしたいと存じます。 この法案は、すでに過ぐる何回かの公害委員会におきまして、わが党が再三にわたって請求をした法案でございます。三条に基づくところの確固たる組織をつくり、あまた山積しているところの公害紛争を早期にしかも妥当に解決する組織をつくるべきである。特にさきの公害紛争処理法案の上程されましたおりに、いまおりませんが、島本虎三君が執拗にこのことを政府に迫った問題でございます。そのおりに山中長官は、ごもっともでございまするから早期にこれをつくりますという確答を得ている問題でございま……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、ただいま上程されております大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部改正、いわゆる無過失責任法について御質問を申し上げたいと存じます。
大石長官にお尋ねしますが、この国会が終わりますと世界公害会議が行なわれることになっていますね。あれにはどなたがどのような組織で日本は参加される予定でございますか。
【次の発言】 普通考えられますことでございますと、まず政府側、それから民間の公害を発生する側、それから被害者側、この三者が選ばれてしかるべきだと思います。過去の世界会議にも大体そういうメンバーが選ばれ、プラス立法府側、国会議員という編成のようでございますが、それじゃ……
○加藤(清)委員 労働省の婦人少年局長さんに、せっかくの御来臨でございますからお尋ねいたしますが、先日ストックホルムで世界の公害会議が行なわれましたですね。そこへ日本のPCBにおかされたカネミ患者をはじめイタイイタイ病の患者さんなどが行かれましたですね。これは自分の病気をなおしに行かれたのじゃないのですね。あの会議に出たからといったって病気がなおるわけじゃないのですから。つまり、このようなことが二度と再び世界の人々に及ぼされないようにということで、病の悪くなるのを押してまでも、世界に警告のために行かれたと思うのです。そこためにノーモア広島ではなくてノーモアPCB、ノーモア・カネミ、ノーモア・イ……
○加藤(清)委員 お許しを得まして、私は石油開発公団法の一部改正について質問をしてみたいと思います。 いまも雑談で話がございましたが、もとより本委員会は事石油に関してはきわめて熱心でございまして、四十年以降だけですでに三回の決議をいたしているところでございます。同時にまた、かつて高碕先生が経企庁長官、通産大臣をおやりになっておりましたころに、山下太郎さんが国会へ陳情これあり、あのときに初めて石油の問題について論議が戦わされ、そこでも同じように、将来のエネルギー源は原油である、したがって日本の経済の発展の基礎となるところの原油については慎重に配慮し、長期の安定策、総合策を講じなければならぬとい……
○加藤(清)委員 繊維構造改善の二年延長の件につきましては、すでに私予算委員会においても要望したことでございます。したがって、基本的には賛成でございます。ところがただ賛成するだけでは真の目的は達成されません。二重苦ということばがありますが、繊維業界はいま三重苦、四重苦でたいへんな苦労をいたしております。それを永遠なるものに定着させぬための努力はわれわれの任務だと思っております。その任務を十分に遂行し、本法案の目的とするところの業界の再編成、これが完全に遂行されるために、私は以下要点をかいつまんで御質問申し上げたいと存じます。 第一番。通産大臣、田中ざん、お暑いでしょうね。あなたはいまに総理コ……
○加藤(清)委員 与えられた時間に制限がございまするので、一切の敬語を抜きにしまして、ずばりずばりとお尋ねしたいと存じます。 私、いつも思うことでございますが、日本の物価高ということが政治不信につながって、国民からたいへん非難を受けておりますけれども、その物価高の中にあって、世界じゅうで一番安いものが日本にあるのですね。それは繊維なんです。デパートあたりがメーカーコストの三倍、五倍に売っていてもなお世界一安いということは、いかに日本の繊維メーカーが努力していらっしゃるかという何よりもの証左でございまして、私はその点をいつも感謝しているところでございます。しかし、その繊維が永遠でなければならぬ……
○加藤(清)委員 先進諸国に参りますと、舗装のしていない道路は道路でないと、こういうのですね。それからお勝手から湯の出ない家は人の住まいでないと、こういうのですね。ところが日本はどうかと申しますると、ほとんど舗装されない道路のほうが多い。じゃ口をひねっても湯の出ない家庭のほうが多い。まさに後進国並みといわなければなりません。しかし、今度のこの熱供給事業法案、これによって各家庭に暖房、冷房、あったかいお湯が希望に応じて随時供給されるということはまことにけっこうなことで、歓迎すべきことだと存じます。したがいまして、私はこの熱供給事業の趣旨には賛同するものでございます。しかし、きのうのストックホルム……
○加藤(清)委員 お許しを得まして質問をしたいと思いますが、与えられた時間が非常に短うございます。それは私のせいではございません。あなたのせいです。私は理事さんや委員長の命令どおり動きます。したがって、質問の順序をすっかり変えまして、前置きを抜いてずばりずばりとお尋ねいたします。勘のいいあなたですから、そのおつもりで簡潔にお答え願いたい。 第一番にお尋ねしたいことは、ストックホルムで公害会議が行なわれている。その際に、日本のPCBのカネミ患者やイタイイタイ病の患者が最も貴重なお客さんとして歓迎を受けた。まあ大石さんの演説は非常に正直でよろしいという評価がなされているようでございます。そういう……
○加藤(清)委員 私は委員長のお許しを得、委員諸公の御協力を得まして質問をさせていただきます。
環境庁の長官来ていらっしゃいますか。前々からのお約束でございますが、今国会に公害の無過失賠償責任の関係法は御提案になりますか。
【次の発言】 それはいつごろでございますか。
【次の発言】 来週中でございますか。必ず来週中でございますね。
【次の発言】 確かに来週中と受け取ります。なぜそんなに念を押さなければならぬかと申しますと、とかく佐藤内閣さんは忘れじょうがおよろしいようでございまして、大事な法案をお約束しておきながらすぐお忘れになるようでございます。たとえば政治資金規正法、大骨も小骨も絶対に抜……
○加藤(清)委員 与えられました時間が非常に短うございますので、簡潔に要点をしぼって質問いたしますから、答弁なさる方も簡にして要を得た答弁をお願いしたいと存じます。 まず中曽根通産大臣に申し上げたいのですが、歴代の総理はたいてい通産大臣の経験者です。通産大臣という職は総理への登龍門になっているようです。私は、中曽根さんはその資格と実力を持った方だと期待いたしております。ぜひひとつ、この通産大臣の任務を全うされまして、やがて最高の総理にまでのぼられまするよう通産大臣の職を全うしていただきたい、こう思うわけであります。 そこで、あなたにお尋ねしたいのですが、景気調整のための調整インフレとは一体……
○加藤委員長 これより産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会を開きます。 関係各常任委関係各常任委員長との協議により、私が委員長の職務を行ないます。 内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案、内閣提出の道路交通法の一部を改正する法律案、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案、廃棄物処理法案、自然公園法の一部を改正する法律案、毒物及び劇物取締法の一部を改正す……
○加藤委員長 これより産業公害対策特別委員会地方行政委員会法務委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会運輸委員会建設委員会連合審査会を開会いたします。 内閣提出の公害対策基本法の一部を改正する法律案、公害防止事業費事業者負担法案、騒音規制法の一部を改正する法律案、及び大気汚染防止法の一部を改正する法律案、並びに細谷治嘉君外七名提出の環境保全基本法案、内閣提出の道路交通法の一部を改正する法律案、人の健康に係る公害犯罪の処罰に関する法律案、廃棄物処理法案、自然公園法の一部を改正する法律案、毒物及び劇物取締法の一部を改正する法律案、農薬取締法の一部を改正する法律案、農用地の土壌の汚染防止等に関……
○加藤(清)小委員 終了時間が一時だそうでございまして、もう時間がございませんので、前置きを抜きにしまして、ずばり公害の一点にしぼってお尋ねしたいと存じます。 現在、低硫黄と称するものは二億キロのうちで二割前後である、あとはハイサルである、先ほどの滝口さんのお話ですと平均一・九三だ、それを一・五六にまで原料面で引き下げる努力をするというお話がありましたのですが、これはほんとうに可能でございましょうか、それをひとつぜひ今里さん、島田さんに承りたい。わかりますか、もう一度申し上げましょうか。先ほど滝口さんが、現在は硫黄の含有量平均が一・九三だ、それを数年の後に一・五六にしたい、努力するとおっしゃ……
○加藤(清)小委員 時間が短うございまするので、要点を簡単にしぼって質問しますので、お答えなさるほうの方もどうぞ簡潔でけっこうでございますのでお願いいたします。 実は三十一年にこの法律ができましたときのことを私はしみじみ思い出すのです。あのときに決して百貨店側と小売り側をけんかさせるとか、どちらに軍配を上げるという趣旨で法律をつくったんじゃございませんです。どちらかというと、消費者を守るという立場のほうが多かったのです。しかし、結果は百貨店法である程度百貨店の規模その他を規制するということになったわけです。そうしたら、あとで江戸のかたきを長崎じゃなくて、江戸のかたきを選挙でとられましてね。そ……
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