村山喜一 衆議院議員
30期国会発言一覧

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村山喜一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村山喜一衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

村山喜一[衆]本会議発言(全期間)
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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第41号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○村山喜一君 私は、日本会社党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました、国民の祝日に関する法律の一部を改正する法律案に対し、質疑を行ない、政府の意図を明らかにいたさんとするものであります。(拍手)  まず最初に、佐藤総理にお尋ねいたしたいことは、国民の祝日に対する基本的な考え方をどう認識しておられるかということであります。  民主国家における国民の祝日とは、国民生活と深く結びついたもので、国民がこぞってこれを祝い、全国民的な共感の上に制定さるべき性質のものであり、一政党の独占物であってはならないのであります。(拍手)言いかえるならば、国民の祝日は、国民生活に密着したものの中から、与野党……

村山喜一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

村山喜一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 文教委員会 第2号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 修正提案者の長谷川君にお尋ねをいたします。  修正されました部分につきましては賛成でございますが、ただここではっきり確認をいたしたい点が一点ほどございます。第十条の都道府県の教育委員会の任務に相なることになります指導、助言、援助の権能につきましては、特定の教科書を採択をさせるというものではなく、また数種類の教科書を選定する行為はとらないものと確認をしていいかどうかという点でございます。お答え願います。
【次の発言】 この際、文部大臣にお尋ねをいたしますが、よい教科書を子供の手に渡すことは、正しい教育の姿であると考えます。文部省の行なっている行政指導の中で、巷間行き過ぎた行為が……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 災害対策特別委員会 第6号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 政務次官お忙しそうでございますので、初めに代表的な答弁を願って、あと事務当局に質問をいたしたいと思います。  いま同僚議員の中村君からいろいろ項目的な長雨の被害に対する問題についての質問がございましたので、重複を避けたいと思うのでありますが、端的にお尋ねをいたしたい一点は、昨年有史以来の被害を受けた麦等につきましては、特例の措置をとったわけであります。天災融資法に基づく指定、あるいは激甚災害の地域指定に入らなくても、特別な災害地域として特例措置を昨年とりまして、そうして基準の緩和をはかりながら実情に応じて適用していく積極的な政策をとって、これらに対するところの措置に備えてもら……

第46回国会 災害対策特別委員会 第7号(1964/06/02、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 去る四月下旬東北地方、なかんずく、福島県、宮城県、山形県に襲来いたしました凍霜による被害状況調査のため、中山委員長、渡辺栄一君、井谷正吉君、稲富稜人君及び私が現地に派遣され、さらに現地におきましては地元選出の衆参両院議員多数の参加を得まして、つぶさに現地の調査をいたしてまいりました。以下、その調査の概要につきまして御報告申し上げます。  去る四月二十七日大陸から東進してまいりました移動性高気圧が、二十八日に東北地方をおおったため、同日から二十九日にかけて晴または快晴という気象状況で、風もまたきわめて弱いという状態で、その結果、両日とも夜間気温の低下がきわめて強く、二十八日夜半……

第46回国会 災害対策特別委員会 第12号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、附帯決議案の趣旨を説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。    昭和三十九年四月から五月上旬までの長雨等についての天災による被害農林漁業者等に対する資金の融通に関する暫定措置法の適用の特例に関する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、今次長雨等災害における特例法制定の趣旨にかんがみ、政令指定をうけざる地域についても、被害農民の実情を充分考慮して特段の措置を図ること。 以上であります。  この趣旨とするところは、ただいまの質疑を通じても明らかになされましたように、天災融資法の制定は、農家を救済するとい……

第46回国会 災害対策特別委員会 第18号(1964/09/10、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 さきに鹿児島県の場合は御承知のように十一号台風が襲ってまいりました。さらに引き続いて十四号台風並びに十六号台風という形で台風銀座の名をほしいままにいたしているわけでございますが、十一号台風というのはわりあいに夏型の台風でございましたので雨量も少なく、農作物の被害を中心にして、公共施設災害というのはほとんど見られないような状態でございました。しかしながらこの台風十四号の被害は、単に鹿児島県のみならず関係する府県が非常に広い範囲にわたっておりますし、中でも台風が上陸をいたしました鹿児島の地帯等におきましては、一番降雨量の多い地点は宮崎のえびのでありますが、千七百十二ミリという雨量……

第46回国会 災害対策特別委員会 第22号(1964/10/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 台風二十号の問題について問いただしてまいりたいと思うのでございますが、一カ月を経過いたしまして調査や集計もほぼ完了をしていると考えるのでありますけれども、まだ公共事業等の本査定が完結を見ていないので、各省別に整理した数字というものを明らかにすることも非常に困難な点もあるとは思うのであります。しかしながら、基本的に、ここに防災会議の事務局のほうで集計をし、災害対策の概要報告書が委員部のほうからわれわれに示されております。その内容の検討をいたしてまいります際に、やはり正確な数字というものをつかまなければ、これはその回答を寄せられましても、それに対するところの期待がどういうふうにな……

第46回国会 内閣委員会 第3号(1964/02/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 まず、文部省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明が、この前大臣からございました。この内容を検討いたしてみますと、この説明の中では、国立学校の八万七千五百二十六名の中に、図書館職員養成所からの九名の切りかえ増が入っているんだという説明が、この説明書の中ではないわけですが、これはどうして落とされたのか。ということは、この九名は、今度新たに設置をされます図書館短期大学の教職員に転用をすることに相なっているようであります。とするならば、当然それは国立学校の教職員の中に入ることになるわけでありますから、その中に入れるようにしたということが説明されなければぐあいが悪いわけなんです……

第46回国会 内閣委員会 第6号(1964/03/06、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大蔵大臣がお見えになっておりますので、私、まず大蔵大臣に御質問を申し上げたいと思います。  今回、北海道東北開発公庫法の一部を改正する法律の中で「政府は、必要があると認めるときは、予算で定める金額の範囲内において、公庫に追加して出資することができる。」こういうふうにいたしまして、法律事項を予算的な措置に切りかえているわけでございますが、公庫の予算及び決算に関する法律のいわゆる公庫で、これらの措置を今回はかろうとしているものの中に、農林漁業金融公庫、公営企業金融公庫、それにいま提案になっております北海道東北開発公庫、医療金融公庫、中小企業信用保険公庫がありまして、これらを予算措……

第46回国会 内閣委員会 第7号(1964/03/10、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、国立大学の学科及び課程並びに講座及び学科目に関する省令が出ておりますので、先般予算委員会の一般質問の中で質問を大臣に申し上げましたが、お答えをいただいていない点もございますので、この際明らかにしておかなければならない点を質問を申し上げてみたいと存じます。  そこで、今回省令が制定をされたわけでございますが、これは講座制大学、学科目制大学、課程制大学というふうにそれぞれ省令の内容を見てみますと、そういうような分類ができるような形になっているようであります。したがいまして、世上におきましては、こういうようなふうに分けていくということになれば、大学の格差が合法化されることにな……

第46回国会 内閣委員会 第11号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに、国事行為の臨時代行に関する法律案についてお尋ねをいたしてまいりたいと思いますが、宮内庁次長が見えておりますので、はっきりさしていただきたいと思うのであります。  それは、先回の委員会で石橋委員のほうからいろいろ問題を提起をされまして追及された点は、できるだけ重複しないようにいたしてまいりたいと思うのでありますが、天皇の国事行為は、憲法六条と七条によって十二項目に限定されているものだと解しておりますが、そういうふうに宮内庁としては考えておいでになるのか、その点を明らかにしていただきたい。
【次の発言】 しからば、その国事行為というものと、それから国政というもの、この国事……

第46回国会 内閣委員会 第12号(1964/03/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大臣にお尋ねいたしますが、今回地方債計画で、一般会計債が千二百十八億円、準公営企業債が九百三十億、公営企業債が千五百八十四億、特別地方債二百五十二億、合わせまして三千九百八十四億のうちに、さきに三十八年の八月八日に郵政事務次官の通達として出されましたこの緊急暫定整備五カ年計画、この中の五億円は、一般地方債の中に計上されているというふうにお伺いするわけですが、これを消化していくのにあたって、自治省に私いろいろ尋ねてみたわけですけれども、一体、単独事業債として昨年と同額計上されて、昨年は三億円、ことしは五億円ということになっているけれども、その消化の見込みについては、各府県からの……

第46回国会 内閣委員会 第14号(1964/03/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間が二十分くらいしか私の手持ちはないようでございますので、一つだけの問題についてお尋ねをいたしたいと思うわけでありますが、今回国際経済部が新設をされることになっているわけであります。新設する提案理由の説明の中に、新たにOECD対策等が加わり、量的にも質的にも著しく拡大するに至ったので、そういうような立場から国際経済部を新設して、対外的にもあるいは対内的にもその組織を明確にする体制をつくることにしたんだという説明であります。  そこで、OECDの加盟については、いま外務委員会で論議をされておりますが、私がこの際通産大臣にお尋ねをいたしたいのは、この必要性という問題を人員その他……

第46回国会 内閣委員会 第15号(1964/03/28、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回改正になります設置法の、第九条の企業局の事務内容と同じ内容を持っております第二十七条の所掌事務でありますが、これは通商産業局に次のような事務を分掌させるということで、工業用地及び工業用水その他の産業立地に関すること、さらに工業用水道に関することが、所掌事務の中に掲げられているわけであります。そこで、これは設置法の第九条の企業局の事務内容と同じでありますが、このように重複をした形で法律事項として、この通産局にこういうような権限、所掌事務が付与されるということになってまいりますと、当然そこにはどの程度のものについて通商産業局長に委任をするのか、また、どの程度の指揮監督権が本省……

第46回国会 内閣委員会 第16号(1964/03/31、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、この際、内閣が今日まで国家行政組織法に基づきまして、それぞれの審議会なりあるいは調査会等をつくっておるわけでありますが、それの基本的な考え方についてお尋ねをいたしておきたいと思うのであります。  政府の発表いたしました数字によりますと、現在審議会なり調査会は、二百九十という数を数えているようであります。これはいずれも法律に基づくものであるという説明でありますが、この三十九年度の今回の国会開会中に、さらに新たな審議会なり調査会を設けるという法律案等が出ておりますが、その数は幾つになるのか、お尋ねをいたします。
【次の発言】 そういたしますと、今度もしすべての法案が通過する……

第46回国会 内閣委員会 第17号(1964/04/02、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに運輸省設置法の一部を改正する法律案の中身につきまして、若干の質問をいたしまして後、公営企業並びに私営バスの公共料金の値上げ問題を中心に、関連して自治大臣にもお尋ねをいたしたいと考えるわけであります。  まず第一の問題は、今回運輸省が提案をいたしております法案の中身の問題でありますが、第二港湾建設局の管轄区域内にありました静岡県を、今回第五港湾建設局に、新設をした上、移すということになっているわけであります。これを港湾建設局の事業量の比較をいたしてまいりまするならば、昭和三十八年度におきまして、第二港湾建設局の事業量は六十三億一千何百万円でございますが、これが三十九年度に……

第46回国会 内閣委員会 第18号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連して。この料金の問題につきましては、いろいろないきさつがあり、あるいは一月二十四日の閣議決定があることは私も承知しておるわけでありますが、二月四日に、地方行政委員会の席上におきまして、柴田政府委員が次のようなことを言っているわけであります。「現在問題になっておりますのは、バス料金の引き上げに関する措置をどうするかという問題であります。バス料金の引き上げに対する直接の措置としては、一応運輸省が主管でございまして、運輸省が押えられる以上は、これに対する財政措置というものを運輸省案として考えるべきである、こういう考え方に立って運輸当局にはお願いしておるわけであります。」先ほど大……

第46回国会 内閣委員会 第19号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 自治省にお尋ねをいたしますが、地方行政委員会で審議をされておる中で、事務当局と大臣との間にちょっと答弁の食い違いがあるのです。前の早川大臣は、この調査会をつくることによって一年程度で結論を出す、こういうような答弁をしておいでになるようであります。それに対しまして、柴田政府委員は、これは大体二カ年間かかるだろうということを、委員会の席上で述べておるわけであります。この基本問題を審議してまいります場合、公営企業のあり方という問題が当然論議をされてまいるわけでありますが、今回設けようとする調査会は、基本的な、根本的な問題について検討するのだという説明であります。そういたしますと、一……

第46回国会 内閣委員会 第21号(1964/04/10、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間が大体あと一時間ぐらいしかないようでありますので、私も簡潔にお尋ねをいたしますが、大臣も正確な答弁をお願い申し上げておきたいと思います。  そこで、まず法案に関連をいたしましてお尋ねをいたしておきたいと思います。  第一点は、今回労働研修所を設置されることになっているわけでありますが、これは単に国家公務員であります労働省の職員だけでなく、「労働省の所管行政に係る事務を担当する職員等」ということになっておりますので、自治法の附則八条によります、地方事務官としての身分を持っている職員や、あるいは事業団の職員、さらにまた一般の労政関係の担当であります地方公務員関係、さらに民間関……

第46回国会 内閣委員会 第24号(1964/04/21、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 この外務省設置法の中で、今回経済協力開発機構日本政府代表部がパリに置かれることになったわけでありますが、OECDに加盟をするということから、この問題が派生をいたしておるわけであります。  そこで、まず初めにお伺いをいたしたい問題は、今回ジュネーブに国際機関日本政府代表部を置いて、パリに経済協力開発機構日本政府代表部を置くようにされているわけでありますが、OECDに加盟をいたしております国々の外交の出先の状況を見てみますと、パリの大使と代表が兼任をし、あるいは大使館の中に置いておるものもあるようであります。さらにNATOとも代表を兼ねた、OECDの代表を大使が兼務しているものも……

第46回国会 内閣委員会 第25号(1964/04/23、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 先般質問をいたしました中でまだ納得のいかない点が残っておりますので、きょうはその問題について問いただしてまいりたいと思いますが、これは賠償部のほうから「賠償および経済技術協力履行状況総括表」というのをいただきました。この内容は間違いございませんか。このほかにはありませんか。
【次の発言】 私はまだ記載してないものがあると思う。それははっきり言いますと、ビルマの第二次協定がありますね。四十年の四月十六日から発効をして十二年間、四十年から支払いをする一億四千万ドル、これは書いてございませんね。
【次の発言】 そういうような角度からつくられた資料であればそれでもよろしいわけですが、……

第46回国会 内閣委員会 第26号(1964/04/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 厚生省という役所は、国民の福祉行政を推進して、福祉国家の大きな柱をになっていく役割りを持っておいでになるわけでありますが、そういうような意味からいえば、当然国民の声というものを十分に取り入れていかなければならないものだと思うわけです。ちょうど臨時行政調査会が各地におきまして地方の意見、国民の声を収録をいたしたものがございますが、大臣はこの地方懇談会等で出ました意見――これはわれわれのほうにも渡されておりまして、三十八年十二月に出された資料であります。この内容については調査をされ、それに適応した施策を講ずるような考え方をお持ちになるべきだと思うのでありますが、この調査会から出さ……

第46回国会 内閣委員会 第27号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間があと二十分しかないようでございますから、一部分だけしか触れられないだろうと思いますので、あと触れない点につきましては、質問を留保いたしておきたいと思います。  まず第一の問題といたしまして、今回建設省設置法が出されている中で一番大きく目につくのは、地建を強化していくのだという方針であるようであります。  先ほど大臣は、農林省設置法で地方農政局を設置したけれども、これは二重行政にはなっていない、うまくいっているようだという解釈でございましたが、これにつきましては、当初の宣伝はそういうようなことにはならないというようなことでいろいろなされましたけれども、実施後の実情をわれわ……

第46回国会 内閣委員会 第28号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 第一にお尋ねいたしたいのは、今回の設置法の改正の中で、食糧庁の業務一部と二部の仕事が、従来と比較いたしますと、相当大幅に機構の改革が行なわれているようです。この内容を見てまいりますと、いままで総務部において取り扱いをされておりました農産物等の買い入れ及び売り渡しの価格の決定、あるいは基準価格及び標準販売価格の決定という価格決定の条項が、新しい五十条の四号によりまして「買入れ及び売渡しに関すること。」というふうに非常にばく然とした形であらわされておる。というようなことから考えてまいりますると、一体この食糧庁の業務一部、二部の事務の取り扱いの内容の中において、このような形の中であ……

第46回国会 内閣委員会 第29号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 道路整備の五カ年計画が改定をされまして、四兆一千億円の計画に改められたわけでありますが、ことしの新計画に基づく予算の額を見てまいりますと、一般道路関係で三千五百六十二億円、有料道路で一千二百七十億円、単独事業で一千二百四十億円、こういうような形で、それぞれ昭和三十八年度の計画に比べて、一般道路で六百四十二億円、有料道路で二百十二億円、単独事業で五百三十四億円の増加ということに相なっているようであります。これらの三十九年度の実施計画、事業計画は、予算の裏づけがもちろんなされているわけでありますが、これはことしの秋ごろに完全な改定計画が終わるというふうに承っております。新道路整備……

第46回国会 内閣委員会 第32号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回、大蔵省設置法の一部改正の中で、提案理由の説明を見てみますと、第一に、現在の証券部を証券局に昇格させるということになっているわけでございます。なぜ証券局に昇格をしなければならないかという提案の理由を見てみますと、これには、開放経済の移行に伴い、企業の自己資本の充実を期して、証券市場の一そうの整備、拡充をはかっていかなければならぬ、したがって、総合的、合理的な証券行政を推進をしていくために必要であるというふうに述べられております。  そこで、この総合的、合理的な証券行政という構想は、局に昇格をするという構想との間に一体どのような結びつきを持ってこういうような提案理由の説明が……

第46回国会 内閣委員会 第37号(1964/05/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 法務省設置法の一部を改正する法律案の提案理由の説明書を見てみますと、この中で法務省の性格的なものがはっきり出ていると思うのでありまして、大体検察庁であるとか、公安調査庁であるとか、一つの国家権力の暴力的な措置機構を拡充するという部面と、それから刑余者等のいわゆる矯正、あるいは登記事務等によりますサービス行政というような部面と、二面的な性格を持って、今回も二つの点から提案がされていると思うのでありますが、この提案の趣旨、あるいは今日まで田口、山内両委員に対する大臣の答弁を聞いておりますと、たとえば法務省の人員等の増加は、これからもなおやらなければならないのだというような説明をさ……

第46回国会 内閣委員会 第40号(1964/06/03、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 五月七日のこの委員会で私が農林大臣にお尋ねをいたしましたときにお答えをいただきました内容と、いま有馬委員の質問に齋藤長官がお答えになった内容との間に、現在行なわれている食糧事務所の出張所の整理統合の実情がちょっと食い違っておりますので、この点について、私は一点だけ問いただしておきたいと思うのであります。  私がこの問題を取り上げましたのは、食糧事務所並びに統計事務所の出張所の整理統合と併置併任の問題について当日限り上げまして、それに対しまして農林大臣から、町村合併、交通機関の変化に応じて、地元の人々の便宜のために行政事務の合理化を進めていくのだという御答弁を当時はいただいた。……

第46回国会 内閣委員会 第42号(1964/06/09、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 恩給法上の問題につきましては、基本的な問題がございますので、それらの問題点については後ほど野田長官が見えましてからお尋ねすることにいたしまして、わりあいに技術的な問題からまず先に入ってみたいと思うのであります。  第一点は、傷病年金に新しく妻の加給制度を設けようということになっているわけでございますが、これは御承知のように、文官の場合には、昭和二十九年四月一日以降は傷病賜金という形になっておるわけであります。以前は年金であったのでありますが、この款症者に対する取り扱いについては、軍人の場合におきましても選択制がとられることになる、こういうような形で、ある者は傷病年金として受給……

第46回国会 内閣委員会 第44号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は総理府設置法等の一部を改正する法律案について質問をいたすわけでありますが、本日は時間もそうたくさんございませんので、その中に設けられております。今度つくられようといたします在外財産問題審議会の問題について、在外財産補償問題を中心に、この一点だけ取り上げまして質問をいたしたいと思うわけでございます。  戦争によりまして、お互い国民が物心両面にわたる被害を受けたのでございますが、それに対する処理が今日に至るまでもまだ十分な完結を見ていない状況に放置されておるわけであります。この在外財産の問題にいたしましても、これは古くして新しい問題であるといわなければなりませんが事この資産補……

第46回国会 内閣委員会 第46号(1964/06/18、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、まだいままで取り上げられていない問題について、限られた時間内で質問を申し上げてみたいと思います。  第一点といたしましては、科学技術庁にお尋ねいたします。それは今回宇宙開発推進本部というものが設けられることになったわけでありますが、この内容を見てまいりますと、研究調整局の所属に入る付属機関として設置をされる、こういうふうになっているようであります。そうして、宇宙開発の積極的な推進をはかるのだ、それは総合的に効率的な体制を整備するために付属機関として設置をする。そしておもに何を目的にするかといえば、 ロケットと人工衛星である。これを関係行政機関の中核として開発を進めていく……

第46回国会 内閣委員会 第48号(1964/06/22、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、今回提案をされております設置法並びに自衛隊法の一部を改正する法律案の内容的な問題について御質問を申し上げてまいりたいと思うのであります。  まず第一点は、今回円資金をアメリカ合衆国政府に提供をする任務が大蔵省から防衛庁のほうに移されておるわけであります。相互防衛援助協定第七条第二項の規定に基づく円資金の内容を検討してまいりますと、これは交付金といたしまして、昨年度の比較をしてみますと、昨年は三億二千万円で済んでいるわけでありますが、ことしは約一億ふえまして四億一千五百四十万円という予算措置をしなければならない。これは在日米軍の軍事援助顧問団の経費に充当をする経費でありま……

第46回国会 内閣委員会 第49号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、与えられた時間の中で総理にお尋ねいたしたい点は、七月の三日になると、憲法調査会の報告書が出る。これを受けてどういうような形で今後の政治を進めるかという問題をめぐりまして、今回提案をされております防衛庁設置法並びに自衛隊法の一部改正、これとの関連性で総理に質問を申し上げてみたいと思うのであります。  一九六〇年の八月、安保闘争で失脚をいたしました岸政権のあとを受けて池田総理が内閣をつくってこられたわけでありますが、この池田総理は、憲法改正をしないということを言明をされておるわけです。ところが、最近六月一日に衆議院の予算委員会の席上におきまして、辻原君の質問に対して、憲法調……

第46回国会 内閣委員会 第51号(1964/08/31、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 きょうは給与担当の大臣も見えておりませんので、ただ人事院に対しまして一、二点問題点だけを指摘申し上げる程度にとどめたいと思うのでございます。  第一の問題点は、いま触れられましたように、四月一日付で調査の措置をとりながら、これが五月以降において適用すべきである、こういうような措置をとられるのは、そこに一カ月間のズレを初めから見込んで、人事院が考えてはならないいわゆる原資の問題という問題に左右をされた考え方というものが、この給与勧告の中に出ておるのではないか。それがいままでの慣習であったといっても、その調査の時点がいつであったか、これによってそのときの正しい官民比較をとりながら……

第46回国会 内閣委員会 第52号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 増原国務大臣がお見えでございますので、給与担当の国務大臣としての長官に、この際人事院勧告が出されまして、いよいよ政府はその勧告を尊重し、実施に移すという態度だけは表明をされておりますが、これらの公務員の給与改定に対しましては、きわめて重大な問題でございますので、明らかにしておきたいと思うのであります。  まず第一点は、八月十四日に参議院の内閣委員会が開かれまして、その席上いろいろ御答弁をされておるわけでございます。その内容を、逐一人事院の勧告の内容にまでわたりまして取り上げてまいります時間的な余裕もございませんので、端的にお尋ねをいたしてまいりたいと思うのでありますが、今度の……

第46回国会 文教委員会 第6号(1964/02/26、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 次に、文教行政の基本施策に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので順次これを許します。村山喜一君。
【次の発言】 私は高等学校の全入の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。大臣も御承知のように、いま入学試験が始まっておるし、またそろそろ始まる地区もあるわけでありますが、全国の各地から二千名に及ぶところのおかあさんやおとうさんたちがこの高等学校急増の問題について、全員入学のの旗のもとにいまそれぞれ心配をいたまして東京に集まってきております。ここにおいて文部省の今日までとってまいりました内容の問題について触れながら、今後の大臣の見解をお尋ねいたしたいわけでござ……

第46回国会 予算委員会 第16号(1964/02/28、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、高等学校の全入運動の問題について、まずお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  今日、科学技術革新の時代を迎えまして、父兄の中から、高等学校にはせめてやりたい。また現実に実社会に出てまいりましてから、高等学校の教育を受けた程度の学力を持っていなければ、今後の生活を保障することも不可能に近いという現実的な必要性が生まれておるわけでございまして、そういうようなところから、最近高等学校に対しまして、応募者が非常に多く集まってまいりました。昨年も、一昨年も、ベビー・ブームの時期に生まれました子供たちのために、政府におきましてもそれぞれ急増対策をおきめを願ったのでございますが、……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 内閣委員会 第2号(1964/12/03、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに、田口君が先ほど質問をいたしました中から、大蔵省の給与課長が説明をされたものの関連の中で、ちょっと気にかかることがございますから、その点をただしていきたいと思いますが、説明の中で、財政法上問題がある、特に予備費の問題について触れられましたね。財政法二十四条に、「予見し難い予算の不足に充てるため、内閣は、予備費として相当と認める金額を、歳入歳出予算に計上することができる。」これを財政法上予備費に計上する問題は問題があるというふうに私受け取ったわけですが、その点はどういう考え方で言われたのか、明らかにしていただきたいと思います。といいますのは、予見しがたい経費というものの範……

第47回国会 内閣委員会 第5号(1964/12/18、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私はまず今回提案をされております法案の問題に直接関係をいたします問題を取り上げてまいりますが、今回まあ提案をされましたこの自衛隊の隊員の増強の中におきまして、航空自衛隊の増設が出されておるわけでありますが、この航空自衛隊の数飛行隊を増設するという提案の理由になっているわけであります。ところが、数飛行隊の増設ということは、うしろの法案には第八航空団をつくるという別表が出されておる。その立場から見てまいりますと、この四百九十六名でございますか、この自衛官の増加というのは、明らかに第八航空団を新設するということに結びつかなければならないと思うのであります。私は、そういうような意味に……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 内閣委員会 第4号(1965/02/12、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、今回提案をされております各省設置法案等を中心にいたしまして、全体的な問題から、基本的な考え方についての行政管理庁長官の考え方をこの際ただしておきたいと思うわけでございます。それは、長官の要旨の説明が過般行なわれましたが、この行政機構の改革に関する考え方と、今回提案をされております法律案との関連性の問題でございます。  そこでまず第一にお尋ねをいたしますのは、昨年臨時行政調査会から勧告のありました内容について、目下行政改革本部を中心に検討をされているとのことでございますが、その行政改革本部が中心になってこの受け入れの態勢を整えていく場合において、現在の機構なりあるいはその……

第48回国会 内閣委員会 第6号(1965/02/18、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私が第一に増原担当大臣にお尋ねをいたします問題は、すでに閣議で了解事項となりました中期経済計画、この中におきまして、御承知のように十七兆八千億円の公共投資が行なわれることになっているのでございますが、北海道の総合開発計画の第三年目にあたりまして、この計画を強力に推進をしていくために事業量が増大をしていく。いろいろ説明を承りますと、大体事業量にして一四%の伸びであるようでございます。ところが、この北海道の総合開発計画というものは、八カ年計画で、昭和四十五年度までに行政投資七千億円を、これを国費として投資するということで、三十七年の七月十日の閣議の決定に基づいてなされているわけで……

第48回国会 内閣委員会 第7号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連して。ただいま伊能委員からの質問にもありましたし、田口委員の質問にも関連して、定員の増減数の内訳表をいただいたわけです。それによりますと、法務局の定員は九千九百九十七名。ところが昨年末において百六十五名の欠員があったということになりますと、九月四日の欠員の状態はどういうふうになっておるのかということが、具体的にここに資料として出てこなければならないはずであります。ところが、これについてはそういうような数字は全然ないことになっております。欠員がない数字が出されているわけです。これに基づいてわれわれは質問をしているわけなんだが、そういうような質問をしてみなければ、その隠された……

第48回国会 内閣委員会 第8号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、いままで各委員から法務省設置法案の提案されました内容については、ほとんど余すところなく触れられておりますので、少年院の問題と、法案とは面接関係ございませんが、出入国の管理の問題をめぐりまして、ちょっと質問をいたしたいのでございます。  第一点は、非行少年の増加に関係があります問題でありますが、最近在学少年の非行の増加というものが苦しくなってきた。しかも、非行年齢の低下が伝えられております。特に中学生並びに同等学校の生徒の粗暴犯といいますか、そういうものが増加しておる。暴力的な非行者の身分を調べてみると、中学校、高等学校の生徒が七〇%を占めるという状態であります。いわゆる……

第48回国会 内閣委員会 第13号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 最初に大臣にお伺いをいたしたいことは、今回輸出振興体制を強化するために貿易振興局を設置をしようとされているのでありますが、これにつきまして、臨時行政調査会の行政改革に関する意見書によりますと、経済外交についての勧告、経済協力関係行政の勧告に対応いたしまして、今後通産省としてはどういうふうに対応していくのかという基本的な問題があるわけでございます。それと同時に、現在外務省を中心にいたしております日本の経済協力の形態の特殊性というようなものから、今日の日本の輸出振興をどういうふうにこれらの経済協力ともからみ合わせながら進めていくかという問題は、きわめて重大な問題でございます。さら……

第48回国会 内閣委員会 第16号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大臣も時間が四十分ほどしかないそうでございますので、私、きょうは設置法によります政策的な問題について、大臣の見解を中心にお伺いをいたしておきたいと思います。  今回提案をされました設置法の改正案の大きな問題点といたしまして、第一に、国立社会教育研修所の設置の問題が出されているのでございます。これは現在社会教育法の第二条によりまして、社会教育の定義がなされておりますが、今日の社会教育の実情はどういう状態になってきているか、また文部省あるいは都道府県が行なっている社会教育というものが、国民大衆から浮かび上がった存在になっているのではなかろうか、こういうような懸念が随所に最近見られ……

第48回国会 内閣委員会 第17号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回特許庁の職員の増員が出されておるわけでございますが、三十九年の三月三十一日現在における未処理件数が、五十五万件、三十八年度末は四十八万件であったわけであります。しかしながら、こういうような実情にかんがみまして、定員を国会においても増加いたしたわけでありますが、今回は九十九名の新規、十九名の欠員補充、合わせまして百十八名の増員をした場合に、一体どれだけの処理ができるという考え方をお持ちになっているのか、この点につきまして、年度別の審査件数、審判数の受付処理、滞貨件数等を示して、受け付けてから三年八カ月間もかかるという、そういうような実情にあるという説明でございますが、これら……

第48回国会 内閣委員会 第19号(1965/03/19、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回の文部省設置法の一部改正の中で、教官定数の増員といたしまして、新規に国立学校が三千三百三十四名、それに対しまする不補充欠員分といたしましては六十一名ですが、欠員充当分としての百二十一名を差し引いて、今回の純増の関係は三千二百十三名という数字になっているわけでございます。  そこで大臣にお尋ねをいたしたいのは、国立学校設置法の審議の中でも問題になっているわけでございましょうが、今回大学の創設一大学、学部の創設八学部、文理学部の改組四大学、学科の新設及び拡充改組では新設が二十四学料、拡充改組十一学料、学生増募が二十一学料、こういうような数字が出されておりまするし、さらに短期大……

第48回国会 内閣委員会 第20号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大臣もたいへんお忙しいようでございますし、時間も限られておりますから、今回提案をされております設置法の改正の中身の問題について、大臣に基本的な見解からお尋ねをしてみたいのであります。  第一点は、外務大臣にお尋ねをいたしますが、椎名外相になりましてから、前の大平外相の時代と、外交の方針といいますか、あるいは外務省の基本的な考え方というものは食い違いがあるかどうか、この点についてはどういうようにお考えになっておるかをまずお尋ねをしたいのであります。
【次の発言】 外務省の機構上の問題についてお尋ねをしたいのであります。  やはり基本的な方針というものは変わらないものだという前提……

第48回国会 内閣委員会 第24号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 このたび恩給法の改正がなされると同時に、旧令によります共済組合法の改正、あるいは国家公務員、さらに地方公務員、私立学校共済組合等の改正、あるいはその他三公社等の共済組合法の改正、さらに厚生年金法の一部を改正する法律案、これらの一連の関連する法律の改正が提案をされているわけでございます。  そこで私は、この際総務長官にお尋ねをいたしておきたいのは、この改正のいきさつをずっと見てまいりますると、一番基本になっているのは恩給法の改正である。それがもとになって国家公務員なり地方公務員の共済組合法の改正という問題が、それに伴って改正案が出されてきている、こういうふうに、発想の過程からま……

第48回国会 内閣委員会 第26号(1965/04/02、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 自治省設置法の一部改正は、定員の一名を在外公館の要員として外務省に移しかえをするという簡単な法案でございますので、内容的には問題はございません。そこで、この際大臣にお伺いをしておかなければならない数点の問題の中で、特に重要な問題を取り上げまして、大臣の決意のほどをお伺いをしておきたいと思うのであります。  第一点は、臨時行政調査会の答申が出されているわけでございます。この内容は、大臣もよく御承知のように、きわめて重要な内容が含まれておるわけでございます。地方公共団体の総合的な行政機能を充実強化していこうという方向で臨時行政調査会の答申がなされているところでございますが、これに……

第48回国会 内閣委員会 第31号(1965/04/13、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間もそうたくさんありませんので、私簡潔にお尋ねをいたしますので、御答弁を願いたいと思います。  今回、港湾建設局に飛行場の建設業務を行なわせるということになるわけでありますが、この飛行場の建設業務を港湾建設局のほうに移さなければならない積極的な理由というものを、いろいろ質疑をしてお伺いをしております中で、もう少し明確に御答弁を願っておきたいと思うのでございます。それからそれに関連いたしまして、現在の飛行場の建設体制と今後の飛行場の建設の体制の問題は、どのように運営をされていくのかという問題がございまするし、本年度の場合には、第二港湾建設局の管轄区域内からはずされている、こう……

第48回国会 内閣委員会 第35号(1965/04/21、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間の関係もありますので、簡潔に質問をいたしますが、最近政府は経済企画庁の週間卸売り物価調査の廃止を決定をされたそうであります。この経済企画庁の調査は、第二次の卸売り段階の価格であるわけでありますが、政策立案の基礎になります統計が、一内閣の便宜的な判断で簡単に改廃をされるということになりますると、これはきわめて影響するところ重大であろうと思うのであります。今回の措置が統計審議会あたりに相談をされて、廃止するということの相談もなされないままに、諮問も全然行なわれないで、そういうようなことをされたというふうに承るのでありますが、一体そういうような行政行為というものがはたして妥当で……

第48回国会 内閣委員会 第36号(1965/04/22、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連。ただいま次長の答弁の中で、この重大な問題に関する御答弁がございましたので、この点だけはただしておかなくてはならぬ。というのは、天皇の地位、権能に関する問題でありますから、この問題を憲法上ゆるがせにするような回答の内容をそのままにしておくことは、きわめて問題があろうかと思う。天皇が刑事訴訟法上の訴追行為から免れるという特殊な地位にあられるということは、これは天皇が国事行為その他公的な行為について、みずからの発意権というものがない、そういうことにおいてこの条項というものはあるんだ。しかも、その責任はあげて内閣の責任と承認のもとにおいて行なう。国政の中に天皇を巻き込まないとい……

第48回国会 内閣委員会 第38号(1965/04/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大臣にまずお尋ねをいたしたいのは、この建設省設置法案は、計画局に宅地部を設置をするという問題は、これは一部新たな要素として加わってはおるわけですが、地方建設局に所掌事務の分掌を行なうという問題につきましては、過去において三回ほど廃案になった。その廃案になった過去のいきさつをずっと考えてまいりますと、この問題の発端は、前の河野建設大臣のときにこの問題は生まれておるわけです。それに対しまして、建設省の内部におきましても、事務官僚の中にも、あるいは技官の中にも、いろいろな問題がございまして、率直に申し上げるならば、こういうような行政事務に関する内容が地建に委譲されるに従って、現在技……

第48回国会 内閣委員会 第39号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連。私は、簡単に一つだけ具体的な例を申し上げて当局の見解をただしてまいりたいと思うのですけれども、社団法人九州建設広済会は、建設省が監督をする所管内容に入っておりましょうか、いかがでございますか。
【次の発言】 その内容につきまして官房長は御承知でございますか、いかがでございますか。
【次の発言】 理事長あるいは専務理事、この名前はわかっておりますか。
【次の発言】 この定款を見ますと、九州地建で働いた経験を持っているOBの諸君と現役が入っている。そして目的は、「建設事業の円滑な推進を図り、もって国土開発の発展に寄与することを目前とする。」そこで、これは単なる現役と退職者の……

第48回国会 内閣委員会 第40号(1965/04/30、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 議事進行。ただいま荒舩委員の発言を聞いておりますと、理事会におけるところの話をゆがめられてお話しになっておる。それは、そういうような話を荒舩委員自身がされたのではない。荒舩委員は、とにかく社会党に、まず農地の問題で入ってくれぬか。そして田口委員がそれを引き受けて、資料の要求等を、関連をいたしますのでただいま発言をいたしたわけであります。そのあとに時間があったら建設省の審議に入ったらいいじゃないか、こういうようなことを言われたのは、荒舩委員自身が、みずからのことばとして言われたのです。きょうのこの委員会において、まず社会党がやって、その次に民社党がやって、次に自民党がやるという……

第48回国会 内閣委員会 第41号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回提案されました建設省設置法の一部を改正する法律案について、社会党を代表いたしまして、反対の討論を行ないたいと思います。  第一点は、行政事務の分配についての問題でございますが、日本国憲法における地方自治の本旨の要求のもとに、従前の中央集権的官治行政が排除されて、地方分権的自治行政をたてまえとすることになったわけでございますが、公選の知事及び地方公共団体、行財政能力への過度の不信感と、自己の権力を拡張せんとする官僚のセクショナリズムが、各省庁とも競って地方支分部局を乱設し、また、国の事務の委譲は容易に行なわれずに、かえって従前よりも増加する傾向に今日なっております。そこで地……

第48回国会 内閣委員会 第42号(1965/05/11、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 まず私は、臼井長官に対しまして、政府の基本的な考え方についての態度をただしてまいりたいと思うのであります。  それは、三十五年の二月十日に最高裁の判決といたしまして、公共の福祉による財産権の制限に関しまして、農地の問題についての判決がなされておるわけであります。これによりまするならば、御承知のように、いわゆる農地の開放は正当に行なわれたものであり、農地法二十条は憲法二十九条に違反するものではないという判決がなされているわけであります。またそのほかにも、この憲法二十九条に関連をする問題は、いろいろと判例等がそれぞれ出されておるわけでございますが、ここで政府の方針としては、自作農……

第48回国会 内閣委員会 第43号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 委員長にお尋ねしますが、社会党の割り当て時間はあと幾らありますか。
【次の発言】 私は橋本先生にお尋ねをいたしたいと思います。  先ほど橋本先先のお話をお伺いいたしておりますと、反当二石ということで設定をしたところに第一の間違いがある。しかも、それは食糧庁の米価の生産費調査に基づいてやるべきのに、その資料を使わないで、政府は補償の金額をきめる場合においては別な統計、農林統計を使った、こういうことからこの問題について錯誤を起こしておるのだという説明でございます。そこで、当時のことでございますが、先生が橋本鑑定書を裁判所にお出しになったということも本を通じて聞いておるわけでありま……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 災害対策特別委員会 第5号(1965/09/11、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに私は委員長に対して要望を申し上げたいと思いますが、委員長、御答弁を願いたいと思うのであります。  この災害対策の特別委員会に参ってみますと、防災会議の事務局長であります総理府総務長官、これは責任者でありますから、当然出席を願わなければならないかと思うのでありますが、担当の大臣も出席をされていない。並びに、政府委員であります局長が一人として出席をしていない、そうして答弁をいたしておりますのは、その事務的なレベルにおいて答弁ができるという限度を持っております政府の説明員だけしか出席をしていない。こういうような形の中でこの委員会が開かれておるということは、災害復旧に対しまして……

第49回国会 内閣委員会 第6号(1965/09/30、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに、人事院総裁からただいま御説明をいただきましたこの給与勧告につきまして、内容的に幾らかの問題点をただしてまいりたいと思うのであります。今回は、官民比較をとりながら七・二%の差を埋めていく、こういうようなことで、いわゆる春闘の結果四月以降において締結をされた相場が、五月あるいは六月ごろに妥結をしたものが四月にさかのぼって引き上げ改定がなされた民間の給与の実態を取り入れておいでになるわけでありますが、これは非常に前進をした措置だと私たちは思うのであります。しかしながら、大体この民間の春闘における賃金引き上げ額というのは一二・四%、もちろんその中には定昇分が入っておりますから……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 内閣委員会 第1号(1965/12/22、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 佐藤総理にただ一言だけお尋ねをし、考え方をお聞きしたい点があります。  それは、人事院勧告を実現をしたい、完全に実現をやりたいのだが、内容は人事院勧告のとおりなんだけれども、財源的に時期を九月にせざるを得なかった、こういう説明であります。このときに、内容面において私は考えなければならない点が、佐藤総理の人間尊重という立場から出てくるのではなかろうかと思いますのは、同じ公務員でありましても、上級職の公務員と下級職の特に行(二)の適用を受けます職員――この行(二)の職員の中には、御承知のように八十三歳にならなければ大蔵省説明の五人世帯の給与に達しないという金額になる者があるのです……

第51回国会 内閣委員会 第2号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 いままで各委員から取り上げられました問題点とはできるだけ重複を避けましてお尋ねをいたしてまいりますが、まず第一に、この際人事院総裁にお尋ねをしておきたい点から入ってまいりたいと思います。  それは、今回の「公務員の俸給表別、等級別、号俸別人員分布」というものを人事院月報によりまして見せてもらったのでございますが、四十年の一月現在の人員分布が出されております。これによりますと、行(一)、行(二)の職員の場合に、いわゆる頭打ちといいますか、特号俸を受けている者が、七等級の者が三人、六等級が二十六人、五等級が十六人、四等級が七人、それから二等級が二人、行(二)は三等級が一人、四等級……

第51回国会 内閣委員会 第3号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 この問題につきましては、この前に私人事院のほうに参りまして給与局長にお会いした席でもお話をいたしたのでありますが、超勤を命じて、だれが支払いをするのかということであります。支払いの義務者は一体だれなのか、この問題につきまして、御承知のように、この前の二十二日の争議をやるやらないという問題に関連をいたしまして、佐賀県の教育長と県の教職員組合との間において協定が結ばれた。その内容は、超過勤務手当の問題等についての協定が結ばれておるわけでありますが、それに対して文部省は、それは違法行為の協定であるということで、県の教育委員長も、教育長が妥結した協定については認めないという態度をとっ……

第51回国会 内閣委員会 第7号(1966/02/22、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 中村文部大臣に、このたび提案をされました文部省設置法の一部を改正する法律案の中身につきましてお尋ねをしてまいりたいと思うのでございますが、第一点は、調査局を廃止して文化局を設置する、それに伴うところの内部機構の改正の問題が提案をされておるわけです。そこで順次これにつきまして質問をいたしてまいりますが、この機構改革によりまして、第一に私、問題に考えました点は、いわゆる官房の事務という中に、従来調査局で持っておりました実務的なライン的な業務内容が二課ほど官房の中に取り入れられておるということを見まして、一体官房というものに対する認識をどういういうにしていられるか、この点についてま……

第51回国会 内閣委員会 第10号(1966/03/03、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、四点について大臣に御所見をお聞きいたしたいと思います。  第一は、この今回提案をされました設置法関係の内容であります。無機材関係の問題ですが、いままでお話をお伺いをいたしておりますと、とりあえず四十一年度は二十一名で発足をして、そのうち十名が研究者だ、そして炭化硅素の研究に取り組むのだという説明を承ったのであります。そこで、第二の質問にも関連をしてくるわけでありますが、これは将来において原子炉の材料の開発という問題に関係がある部門だと思うので、さらにまた宇宙開発の材質に関係のある問題だと思うので、そこでそういうような部門から考えてまいりますと、現在のいわゆる非金属材料で……

第51回国会 内閣委員会 第11号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 総理府に青少年局を設置するということでございますが、この設置提案の段階に至るまでいろいろな動きがあったわけでございます。そこで、私はこの法文の内容を見ながら、今日に至るまでの経過を踏まえて、その設置をしなければならぬ理由というものについてお尋ねをしてまいるわけでございますが、初め行政管理庁としては、機構の新設については、反対であるという立場から、この問題についてもきびしい基準を作成をして、そうして不要部門の廃止が新しい部局の新設には条件である、こういう態度をとっておいでになったわけであります。これはまさに臨時行政調査会の答申の方向であり、今日官僚機構がきわめて膨大な姿になって……

第51回国会 内閣委員会 第14号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連。昨日参議院の予算委員会において、佐藤総理が、沖繩が攻撃をされた場合には、同胞のために防衛をするのだ、この見解を表明をされたわけです。これにつきましては、安保条約の締結の際においての論議を通じて、岸総理が明確に否定をいたしております。その後の協定文等におきましても、あるいは昨年の予算委員会の石橋質問の中においても、そういうような誤解を与えるような発言を佐藤総理がいたしましたので、それを追及をしたところ、取り消した事実があります。ところが、今回の、この新聞によります速記の内容を見てまいりますと、きわめて重要な問題が、前向きの形でという意味も含めて表明をされているようにわれわ……

第51回国会 内閣委員会 第17号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 先般、国家公務員の基本的人権の問題につきまして、長官の見解並びに人事院、法制局の見解を問いただしてまいったのでございますが、十一月の十九日に出されました「国家公務員のデモ等への参加について」という文書を見まして、さらに二、三の点について見解をただしてまいりたいと思うわけでございます。  先般、物価値上げ反対というような一つの運動があった。これに対して、国家公務員が勤務時間外に参加をする場合においては、人事院規則の十四の七から見ましても、また政府の見解から見ても、何ら差しつかえないのだという答弁を長官からもらったのでありますが、御承知のように、そういうような行動をいたします際に……

第51回国会 内閣委員会 第21号(1966/03/29、30期、日本社会党)

○村山委員 今回の通産省設置法の改正の内容を見てみますと、局の再編成が行なわれるわけでありますが、この中において、現行の軽工業局と繊維局の所掌をする課は、軽工業局では部まで入れまして十になっているわけでありますが、それが改正後におきましては、化学工業局に改めて、部まで入れまして九課になるわけであります。それに対しまして、繊維局では、これは六つあるものが、今度繊維雑貨局として、合計いたしまして八つ、そういう機構を考えているようでございます。ところが、定員の改正の内訳を見ますと、本省関係におきましてはマイナス百五十七名となっているわけであります。定員は百五十七名減らしながら、部課は総合いたしますと……

第51回国会 内閣委員会 第23号(1966/04/01、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 きょうは時間がございませんから、この在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する問題だけにしぼりまして質問をし、残りました外務省設置法関係あるいは外交政策の問題につきましては、その次に質疑をいたしたいと思います。  私がこの際お尋ねいたしておきたいのは、在勤俸の性格の問題でございます。  内容をいろいろ見てまいりますると、三十七年に制定されてから今日まで、物価、生活条件の変動があって、諸外国におけるところの外務公務員の給与条件との格差が著しく拡大をした、こういうような説明で、アメリカを基準にいたしましてそれぞれ引き上げることになっているわけでございます。これは、外国に参りまして……

第51回国会 内閣委員会 第24号(1966/04/06、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回提案をされております運輸省設置法の定員関係の問題でございますが、この内容からまいりますると、凍結定員がどの程度解除されて、そうして実際はどういうふうに人員が増強をどの部門でされるのかということが、非常に不明確でございます。こういうようなやり方がはたしていいのかどうかということについても、私は疑問を持っているのですが、たとえば合計数にいたしまして、従来の定員が三万二千七百三十四人であった、それが三万二千七百八名と相なっております。その総数においては二十六名の減員ということになるのでございますが、いままで伊能委員あたりの質問に対します官房長の答弁等を見てまいりますと、凍結定員……

第51回国会 内閣委員会 第25号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大臣が東南アジア開発閣僚会議の議長等をしておられる関係でたいへんお忙しそうでございますが、私は要領よく質問をいたしますから、大臣も簡潔に、具体的に御答弁願います。  まず第一にお尋ねをいたしておきたい点は、今回東南アジア開発閣僚会議が日本で開かれているわけでございますが、このねらいというものは純経済的な立場からの援助である開発会議である、こういう説明がなされているようでございます。私は、この際政府のこれに対する見解をお尋ねをしておきたい点は、昨年の四月、ジョンソン米大統領の十億ドル東南アジア開発援助計画が提唱をされました。それから三カ月後におきまして開かれました日米貿易経済合……

第51回国会 内閣委員会 第29号(1966/04/22、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 せっかく大臣も見えておりますから、大体一時間程度御質問申し上げたいと思います。  今回恩給法の改正案が提案をされておるわけでありますが、内容をお聞きいたしまして、若干の進歩を見たものである、私たちはそういうふうに見るのでございます。しかしながら、いまも田口君のほうから質問がなされましたように、いわゆる調整規定の今後の運用の問題、これがやはり問題になろうかと思うのでございますが、先ほど長官から説明を承りますと、今後できる恩給審議会で、この前局長のほうからは十名程度の学識経験者でやるんだということですから、これは今後おつくりになるのですか。現在の審議会との関係はどういうふうになる……

第51回国会 内閣委員会 第31号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回提案をされました基地周辺の整備に関する法律の裏づけといたしましてことし予算措置をされたものは、騒音防止対策として基地周辺の費用は六十億、それに防災工事費二十億、周辺道路整備費十三億、それから安全措置費十四億、こういうふうに承っておりますが、とのほかに基地交付金というものがあろうかと思います。これらの問題に対する財源措置は、どういうふうになっているのか。今日予算措置をされたもの、それから基地問題を片づけるためにはどれだけの財源が要るか。新聞等で伝えられるところによると、大体二千五百億くらいの金を必要とするのではないか、こういうことがいわれているわけであります。ところが、東京……

第51回国会 内閣委員会 第32号(1966/04/28、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連して一点だけお尋ねをしておきます。それはきのう大出君のほうからも質問一がなされたわけでありますが、遺族年金が一時金一として千日分の補償がなされ、これが暫定的に経過措置はございますけれども、その間は人事院のほうで原則的に下回らないように措置するということで了承をいたしますが、問題はこれが完全に年金に切りかえられる、その場合に、遺族の構成によりましてそれぞれ支給額が違うというかっこうになっておる。社会保障制度の様式を取り入れておることは賛成ですが、たとえば一日当たり千円の給与額を受けておった者が死亡した、そうして妻が一人残っておる、その場合には百分の三十を支給するということに……

第51回国会 内閣委員会 第38号(1966/05/26、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回のこの設置法の改正案の中で本省関係の定員の増減関係を見てまいりますと、二百十九名の減ということになっております。その中で一番大きな減は、この前も大出君から質問がありました八郎潟の新農村建設事業団に振りかえる二百十名であります。そのほかにも、やはり種畜牧場等の整理等に伴います減が出ているわけであります。そのほかに、食糧庁関係として二十五名の減というようなのが特徴的なものとして定数が出されているわけでございますが、私がいまから尋ねてまいります内容は、それらの人員の増減関係によりまする仕事の内容がどういうふうに変化していくかということを中心に、約一時間程度お尋ねをいたしてまいり……

第51回国会 内閣委員会 第44号(1966/06/09、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 ただいまのその点は、第三条に書いてあるのは、福田長官がいま言われたとおりのことは書いてないですよ。書いてないとすれば、これはいま説明をされた点において修正をされる御用意があるわけですか。
【次の発言】 ちょっとおかしいですよ。「周知等」というところの第三条に、そういうようなふうに書いてないわけですよ。長官がやらなければならないこと、それから委員がやらなければならないこと、分類してあるじゃありませんか。それは法律に書いてなくともやるんだと言うならば、こういうものは法律を出さないほうがいいじゃないですか。そうでないとすれば、なぜそこにやらなければならない限界点というものを、いま長……

第51回国会 内閣委員会 第45号(1966/06/10、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回この審議会等の整理に関する法律案が提案をされているわけでございますが、内容を検討してまいりますと、手続的に非常に簡素なものから手をつけていくというような、たとえば、任務が終了をした、あるいは審議会の会の運営が不活発、あるいは統合ができるもの、さらにまた、試験委員制に改めることによって別に審議会あるいは審査会というようなものを置く必要がないようなものが、三十四ほど整理統合されて提案されているわけでございます。しかしながら、臨時行政調査会のほうが答申をいたしました勧告の改革意見書によりますると、そればかりではないわけであります。そこで、今度提案をされましたこれらの内容は、やは……

第51回国会 内閣委員会 第49号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 佐藤総理にお尋ねをいたします。  佐藤総理は、国民の世論というものは尊重すべきものだという姿勢で防衛の問題についても取り組む姿勢はお持ちだろうと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 最近の世論調査を各種ずっと調べてまいりますると、憲法第九条に対する改悪に対しましては反対、これは国民の大多数の声でございます。そして自衛隊の増強については、これも賛成は毎年少なくなり、現状維持というのが増大をしているという数字が出ております。しかも中立主義への傾向というもの、傾斜というものが、国民の中には増大している。このことは、NHKの調査等によってもそのとおりです。こういうような現……

第51回国会 内閣委員会 第50号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、きのうも総理と松野防衛庁長官に質問をいたしたのでありますが、先般内閣の調査室で国民世論調査を行なったその中で、自衛隊があったほうがいいという支持率が最近は高くなってきた、八二%はあったほうがよろしいという見解になっているということをいつもいわれるわけであります。ところが、この中において、同じように増強に対して賛成なのかという意見、あるいは現在のままでよろしいのか、こういう国民世論というものを調査してみますると、増強は一九%しか賛成がない、そして現状のままというのが五〇%という状況にある、このことはお認めになると思うのですが、いかがでございますか。  さらに、この八二%の……

第51回国会 内閣委員会 第51号(1966/06/25、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 きょうはもう会期末で時間もないようでございますので、私もそう時間をとるわけにもまいりませんが、単刀直入にお尋ねをしてまいりますので、お答えを簡潔にお願いしたいと思います。先ほど大出君のほうから触れましたILOの結社の自由委員会五十四次報告の九十三項、これは先ほどのとおりでありますが、さらにILOの六十六次報告の三百五十一項、これによりますと、地方公務員の団体の構成とその範囲の問題に関する報告がありますが、これには、日本では「監督的」という字句がきわめて広い範囲の職員に及んでいるという点を考慮をして、国内法改正案の最終、案作成に際してこの点に正当な考慮を払い、「監督者」の定義を……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1966/02/16、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 いまの家計調査のウエートのとり方の問題ですが、これは、総理府の家計調査費の中における住宅の問題一つ取り上げてみましても、いわゆる持ち家の対象者が、全調査戸数の中の七割を占めておる。東京都内がそういうような状態に一体あるのかどうか。その持ち家のウェートを、そういうふうに住宅関係の中においては非常に低くしている。これが通常の姿で――借家住いが最近非常にふえてきている。自分の持ち家というものは総体的に低下しているわけです。そういう点から見てまいりますと、消費者物価指数というものは、政府は七・五%上昇したというけれども、実はそれより以上上がっておる。そこに大衆の、いわゆる生活上の窮乏……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1966/02/23、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 この統計数字のとり方の問題につきましては、今日において、国民の消費実態と統計の上にあらわれてまいります指数との上において、正確に消費実態が統計指数の上に反映をされている仕組みになっているかどうかということで問題が提起されておることは、御承知のとおりでございます。その問題点というのは、私は、大まかにあげてみるならば四つの問題点があるのではなかろうかと思うのであります。  第一の問題点は、その小売り価格の中で占めます品物の品質、銘柄の変動というようなものが、正しく指数の上にあらわれてくるかどうかという統計上の問題点が一つあろうかと思うのであります。というのは、同じ銘柄でも、純粋な……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1966/03/09、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 いろいろお話を承っておりますと、中小企業かやっているからということで、非常に同位的な立場からの質問並びに答弁かなされております。私は前、県の環境衛生適正化審議会の委員をしておりました。所管する部門は五つあるわけですが、環境衛生法が成立をした直後のころでありますが、審議会の構成メンバーを見ておりますと、学識経験者というのが主体になっておるわけですね。そしてそれか中心になって最低料金制度というものをきめるような仕組みになっています。私はこれはちょっと問題があるのじゃないかと思うのは、消費者代表というものか、そういうようなものの中に入ってきていないということか一つ。それから、アウト……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1966/03/16、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間もあまりありませんし、きょうおいでいただいたのは政府委員並びに説明員でございますから、事務的な問題でちょっと簡単に質問をいたします。  公共料金の政策として、いろいろ電力、ガス、鉄道、バス、そういうような公益事業というものがあるわけですが、そのいわゆる経理内容の公開の問題については、前に私新聞で見たのですが、中西生活局長が、法律上そういうようなものを、定期的に経理公開の原則というようなもので義務づけるような方向にしたらいいじゃないか、大衆に経営内容を知らせずに簡単に値上げに走る傾向がある、そして国民が納得をしない形の中で料金値上げというものが決定をされていく形の中から無用……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1966/03/23、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 まず教育問題について、文部省の齋藤さんのほうに伺いたいわけですが、この前、文部省に資料要求をしてもらいたいと言ったのは、ただ幼児教育の問題だけでなくて、そのほかの各種の義務制段階の教育、それに高等学校から大学、そういうようなものもやはりお出しをいただきたいということで、われわれはそういうような希望を持っておるわけですが、きょう出していただいた資料は、幼稚園関係の資料だけが出てきておりますので、これにしぼって質問をいたしますが、その前に、委員長のほうで、義務制段階から高等学校、大学関係の資料も、この次でけっこうでございますから、資料の提出方を要求していただきたいと思います。  ……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1966/04/13、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 三人の参考人の方々、ほんとうに御苦労さまでございました。いままで私たちも物価対策に取り組んでいるわけでございますが、いま述べられた意見を中心に、若干の質問を申し上げてみたいと思うのでございます。  第一点は、中林参考人にお尋ねをいたしたいと思いますが、中林さんがおっしゃいました問題は、再販契約の問題を中心にお話をいただいたわけでございます。今日、再販売価格維持契約制度というものが生活協同組合等十一団体には適用されており、そしてそれに所属していないところの一般の消費者が、小売り店を通じて不当に高いと思われる品物を買わされているわけです。これは、初め制定をされましたときには、消費……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 藤山長官がおいでになっておりますので、大まかに政府の物価対策の問題について質問をいたします。  この前の朝日新聞の世論調査の中にもあらわれておりましたように、佐藤内閣の姿勢については、物価高というところから、きわめて国民的な不満の声が強いわけであります。国民の生活実態感というものの上からも、消費者物価の上昇、なかんずく生鮮食料品の上昇というものによる国民の生活における窮乏感というか、生活はよくなってはおるけれども、不満感というものが強い。その中において、いわゆる所得階層ごとの分布をとって、五分位階層に属する人たちの問題を拾い上げてまいりますと、低所得になればなるほど物価上昇に……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1966/05/25、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、この際藤山長官に対しまして、新長期経済計画が経済審議会に諮問をされまして、これに基づいて今後の問題を処理されるわけでありますが、この中で、基本的な政府の考え方というものを明らかに願いたいのであります。  といいまするのは、佐藤総理も、この審議会の冒頭におけるあいさつの中で取り上げておりますように、物価安定という問題をきわめて重要な問題として認識をし、その上に立って、均衡ある発展をはかるような経済政策というものを中心に問題をとらえて論議してもらいたいという要望をされておいでになるわけであります。従来、所得倍増政策にいたしましても、あまりにも数字を明らかにし過ぎたところに、……

第51回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1966/06/22、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、民社党から提案をされました消費者基本法案につきまして、質問をいたしてまいりたいと思います。  民社党さんがここに消費者基本法案をお出しになって、今日欠けております消費者保護政策というものを遂行していかなければならないという意味において取り上げて提案をされました、その趣旨なりあるいは内容につきましては、われわれが賛成をいたすことができる点が多いのでございます。たとえば、消費者の保護政策といたしまして、計量の適正化であるとか、あるいは表示の適正化、さらに消費生活における危害防止の問題であるとか、あるいは消費者金融の問題、あるいは消費者教育の問題、こういうような一般的な消費者……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 内閣委員会 第1号(1966/07/15、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、時間の関係もありますので、簡潔に二点だけ質問いたします。  第一点は特連局長に伺いますが、今回の裁判移送問題をいろいろ分析をしてまいりますと、一体この内容が、大統領行政命令の第十節b項の(1)に該当する問題であるのかどうかという問題が、一つの問題であろうと思う。それから沖繩の基本法ともいうべき大統領行政命令に反するいわゆる布令なり布告の審査権というものが、琉球政府裁判所にあるのかどうか、このいわゆる審査権をめぐる問題が一つあろうかと思います。それから、この裁判の成り行きを見ておりまして、琉球政府裁判所の上訴裁判所は、再三再四にわたって判決の延期を行なっているわけでありま……

第52回国会 内閣委員会 第3号(1966/10/13、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 いままで質疑応答を聞いておる中から、私はもうオーソドックスな意味でひとつ質問をしてまいりたいと思うのですが、森長官の心がまえといいますか、決意のほどはよくわかりました。完全実施をたてまえとして主張するのだ、まあこういう御説でございます。しかし、完全実施をやりなさいということを主張する以上は、そこにはやはりたてまえ論と同時に、こういうような国家財政になる見通しだからということで、総務長行として、これは給与担当の大臣ではなしに、やはり佐藤内閣の国務大臣として私は何か見通しをお持ちにならなければならないかと思う。それはやはり先ほどから説明をされていることばの端々には出てまいりますが……

第52回国会 内閣委員会 第4号(1966/10/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、上林山防衛庁長官に対しまして、今回国務大臣として行動をされる中において出てまいりました一連の問題点について明らかにしてまいるわけでございますが、私は、長官、あなたが苦節三十年、大臣になられたと聞きまして、祝電を差し上げました。そうして、あなたの長官就任の宴会には出ませんでした。出ませんでしたが、東京における三州会の田中行政管理庁長官と同時の祝賀会にも、お祝いのことばをおくったのです。それはあなたが長い間、市会議員から県会議員、そうして衆議院議員として行動をされる中において、国務大臣としてこのたび就任をされた、その喜びをたたえて、私は私なりの気持ちであなたに対して敬意を表……

第52回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1966/07/20、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 本日は、理事会の申し合わせによりまして、粗鋼生産調整の問題だけにしぼって質問をいたしてまいります。  通産省は、鉄鋼業界の強い要望にこたえて、七月から九月の第二・四半期の生産調整を、公取委員会の強い中止申し入れにもかかわらず、指示をいたしているわけでございますが、それには、やはりそれ相当の根拠というものがなければならないし、また、理由がなければならないと私は思うのです。したがいまして、まず第一に、通産省がそういうような立場を強行したというその理由というものにつきまして、これはやはり政務次官のほうから――大臣が出席であられるならば大臣から御答弁をいただくのでありますが、OECD……

第52回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1966/07/26、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 先般この委員会で、粗鋼の生産調整の問題につきまして質疑を行なったのでございますが、そのとき物価担当の藤山長官はお見えでありませんで、それぞれ政府委員の人たちに意見を問いただしたわけであります。新聞によりますと、きのうでございますか、大蔵委員会で、経済の成長率が実質七・五%を上回るだろう、こういうようなことを言われているわけでございます。この中で、きょうの日本経済の記事の中にも出ておりますように、鋼材が軒並みに上昇に転じて、特に薄板のごときは六年七カ月ぶりの高値を呼んでいる、こういう事態が出ているわけであります。政府の統一見解として、こういうような粗鋼の生産調整のようなものはで……

第52回国会 文教委員会 第3号(1966/11/11、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は関連をして大臣並びに警察庁にお尋ねいたします。  いま川崎君のほうから追及をされている問題は、刑事問題としてなされた行為が適当であるかどうかということに対して、教育権を守る文部大臣としての立場から、あるいは文部行政当局の立場から、これに対して適当であるかどうかという問題に集中をしている。それをいわゆる民事的な法律効果の問題に発展をさして論及をされないように私は前もってお断わりを申し上げておきたいのですが、いま論議をしております問題は、これはやはり刑事弾圧の問題として取り上げておる問題でありますので、その点で、刑事訴訟法の上から見ても、あるいは人権宣言の上から見ても、警察の……


村山喜一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院30期)

村山喜一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1965/02/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 LSTの問題につきまして先般来予算委員会で質疑が行なわれたのでございますが、この政府委員の答弁の中で相当な食い違いが出ているのであります。この議事録を見てまいりますと、施設庁関係の答弁によりますと、これは三十七年の三月三十一日までは当時の調達庁があっせんをしておったという説明をいたしておりまするし、二月の十六日の松浦国務大臣の答弁では、三十七年の八月一日から従来防衛施設庁であっせんをしておったものを解雇した。そして直接米軍が自由に雇用するようになったんだという答弁であります。この員数も食い違いがありますが、一体このLSTに乗り込んでおります日本人駐留軍労務者は、三十七年三月……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は教育の問題につきまして、角度をかえた立場から文部大臣に質問をいたしたいのでございます。大臣は中央公論の三月号をごらんになったと思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 私がここでお尋ねをして、ただしてまいりたいのは、大臣の教育に対する姿勢の問題でございます。  御承知のようにこの中央公論に、F項パージの復活力という見出しで教科書問題が取り上げられておりまして、中学校の四十一年度の教科書の第一次の検定が終了をした、そこで書き直し、修正の要求がきわめて多く出てきて、社会科が半数以上は不合格になった、さらに国語科についても三分の一は不合格になった、こういうようなことが……

第48回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 ただいま大臣からの説明を承りまして、そのことにつきましては了解をいたします。しかしながら、日本の潜在主権は認められても、今日まだ特殊な地域として現にアメリカ軍が占領をし、日本の国籍を持つ者が一人もいないこの硫黄島、小笠原諸島におきまして、こういうような国際的な情勢のきわめて緊迫をいたしておりますときに、米軍のそういうような基地建設のためにそこで働いている者がどういう形で出ていったかということを調べてまいりますと、初めて公開をされたんだというアメリカの通信によりまして、そこに日本人が働いておるということ、そうしてそこには六カ月近くも居住をし、一定の宿舎に入って働いているという……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は地方公共団体の交通安全の問題について、一点だけにしぼりまして質問をいたします。  きょうの毎日新聞にも出されておりましたが、事故の件数が五十五万二千二百四十四件、死者が一万三千三百十八名、負傷者は三十九万三千二百四十名という、たいへんな交通災害が今日起こっておるわけであります。一月から六月までの交通違反検挙件数を調べてみますと、これまた二百六十二万三千六百四十八件という膨大な数でございます。片一方四十年度のいわゆる予算の内容を調べてみますと、罰金収入が百六十七億八千九百八十三万四千円という予算が立てられている。まことに膨大な罰金の収入額であります。このうちの八〇%が交通……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は厚生大臣に未帰還者の問題につきまして、質問をいたしたいと思うのであります。  戦後二十年、もはや戦後ではないということばが出てまいりました。大は憲法改正の問題から、小は個人の生活に至るまで反動的な考え方や新しいナショナリズム、愛国心というような問題に至るまでにぎわっている今日でございますが、まだ忘れられておる日本人の異国の空で望郷の念にかられながら泣いている状態が残されている、これがやはり未帰還者の問題であるわけであります。私はここに書類を持ってきておりますけれども、これは鹿児島県の援護課のほうにおきまして、詳しく県内の留守担当の家庭に当たり、あるいはいろいろな書類等に……

第48回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は三十九年度産のカンショでん粉の問題につきまして農林大臣に質問をいたしたいのでございます。  先般大臣も九州各県の生産県の代表の方々とお会いをされただろうと思うのでございますが、ことし、でん粉の全国的な生産量は、台風その他の関係から二割ほどの減収で、約六十一万トン程度というふうにわれわれも聞いているのでございますが、その後におきます予算措置が、食糧特別会計の農安勘定におきまして、五万六千トンの予算措置がされました。当時、予算措置をする時期におきましては、これで十分であろうというふうにわれわれも見ておりました。なお予備費が二十億あるので、この中で措置ができるのではなかろうか……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/02/18、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間を十五分程度しかもらっておりませんので、その範囲で質問をいたしますので、簡潔にお答えを願いたいと思います。  国鉄が今回第三次長期計画によります産業別生産誘発額というものを発表いたしました。これによりますと、七カ年計画で六兆四千七百二十八億の生産誘発が行なわれる、こういうような発表がなされているわけであります。それぞれ産業別に産業連関分析によりましてそれだけの生産誘発額が見込まれているわけでありますが、それに対しまして、四十一年度通算省が出しましたいわゆる鉱工業生産の見通しについてという中において、国鉄が工事量として予定をしております三千六百億というものがどういうウエート……

第51回国会 逓信委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、本日二八・八%の値上げを含めます郵便料金の改定の問題と物価の問題に関連をいたしまして、逐次数点にわたりまして質問をいたしたいと思うのでございます。  このいただきました資料によりますと、郵便料金の家計の中に占める割合は、三十八年度の指数にいたしまして〇・一四%という数字が出ているわけでございます。なお、消費者物価のウエートをとってまいりますと、これは〇・二%という数字に相なっているようでございます。その割合からいいますならば、物価の上昇に寄与する割合というものはきわめて低いものがある、こういうようなことで、家計に及ぼす影響というものはほとんど直接的にはあり得ない、こうい……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1966/02/28、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は二点につきまして、文部大臣並びに厚生省の考え方をお尋ねしてまいりたいと思います。  第一点は、現在の高等学校の生徒の献血制度の問題についてでございます。成人式に参りますと、日赤のほうから出てまいりまして、成人の記念ということで、成人式を迎えた青年男女から、献血運動を推進しておる姿をよく拝見をするのでございます。これなどは、私はきわめて有意義なものであると考えるのでございますが、いまここで問題として取り上げてまいりたい点は、今日、いわゆる青少年赤十字運動というものが展開をされておるのでございます。この中において、高等学校の生徒から献血をいたしまして、それがマスコミの波に乗……

第51回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1966/03/02、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は、給与の問題にしぼりまして見解をお尋ねをしてまいりたいと思います。  いま、御承知のように、国会職員の給与体系というものが、いろいろな職種によりまして独自の運営をされているものもございますが、主として国家公務員の一般職の給与体系というものに対応するいわゆる行政職の職員、それに警察職員、それに行二の職員の人たち、さらに、国会独自の速記職の人たちの給与体系というようなものがございます。ところが、一体、今日の日本の給与制二度の上から見ましたものはどういう形態になっているかということを見てまいりますと、この人事管理政策の内容が給与であるという考え方に立ってまいりました場合に、一……

第51回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私はきょうは宅地政策を中心に大臣にいろいろ見解をお尋ねしてまいりたいと思うわけでございますが、その前にお尋ねをいたしますのは、いわゆる国民総生産の中で占めます資本構成、総資産の資本形成の中で住宅投資が占める割合というものが、日銀から一九六三年各国別比較の数字が出されておるのでございますが、それが今日どういうふうになっているのかという点を、まず第一にお答えをいただきたいと思うのでございます。これは事務当局のほうから説明願ってけっこうでございます。
【次の発言】 一九六三年の国民総生産の中で占めます資本形成の比率を住宅投資で求めた数字が日銀から出されているのがありますが、これに……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 商工関係のベテランの永井さんのあとに私がやるのもどうかというふうに考えますが、私は通産行政の問題につきまして、大臣にまずお尋ねをいたしてまいりたいと思います。  先ほどの永井さんの質疑、それに対する大臣の答弁を聞いておりまして、大臣がマクロ的な立場から日本の経済、特に国民経済全体の立場から問題に取り組んで、そうして個々の産業ルールの原則とか、あるいはワクというようなものは、広い立場において業穂別に設定をしていかなければならない。一つの誘導目標というものを持ちながらやらなければならないというふうにお話をされるのを聞いておったのでございます。ところが、われわれが新聞やあるいは現……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1966/02/26、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 大臣もだいぶお疲れのようでございますが、三十分間だけ質問をいたしますので、答弁をお願いいたします。  私は先般水俣に参りました。大臣、そうむずかしい質問じゃないから、こっちを見ていていただきたい。ふとある農家の庭先に行きましたら、いまネギ――根深ネギですが、それをたばねておるところです。一体どれくらいの価格で市場に持っていくのかと聞いたら、キロ五円だという。それから大きなたばが一たば十五円、昨年に比べたら三分の一以下に低落した。なぜそんなに安くなったんだと聞いてみたら、その農家のおかみさんが言うには、いま肉が非常に高いので、サラリーマンの人たちが肉を食べられなくなって、ネギ……

第51回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 割り当てられた時間内に消化をいたしますから、ひとつ大臣のほうでも簡潔に要領よく答弁を願いたい。  三十七年の二月二十四日、予算委員会第一分科会における横路質問に対する藤枝長官の答弁を速記録によって見てまいりますると、航空自衛隊は「爆撃機を持つ計画はございません。」こういうように答弁をされているわけでございます。その理由としては「爆撃機を持つということが他国に脅威を与えるようなおそれもあります。そういう面もありまして、爆撃機を現在備える計画を持っておりません。」これは、三十六年の七月に第二次防の整備計画が国防会議において決定したあとのことでございますから、今日におきましてもな……



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データ更新日:2023/02/05

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