このページでは村山喜一衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○村山喜一君 ただいま議題となりました無限連鎖講の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、趣旨弁明を申し上げます。 この法律案は、本日物価問題等に関する特別委員会において全会一致をもって起草、提出をいたしたものであります。 御承知のとおり、無限連鎖講の防止に関する法律は、多数の市民を巻き込んで社会問題化していたいわゆるネズミ講をその対象として制定されたものでありまして、ネズミ講に関与する行為を禁止し、罰則を設けるとともに、その防止に関する調査及び啓蒙活動に関する規定を設けることにより、ネズミ講のもたらす社会的害悪を防止することを目的としたものであります。 この法律は所期の目的を達……
○村山喜一君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま上程されました平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案に対し、反対の討論を行います。 私たちの反対にもかかわらず昭和四十年度補正予算で国債を発行してから、今日まで二十四年の歳月が流れました。昭和四十一年度から建設国債の発行へ、そして、十年後には財政法が禁止している赤字国債の発行まで踏み込んでしまい、平成元年度においては国債依存度一一・八%、GNPに対する長期政府債務残高比四九・六%、利払い費比率一八・四%という、主要国の中で最も悪い財政事情まで転落をいたしています。これはまさに歴代の自民党政府……
○村山(喜)委員 渥美先生に一つだけお尋ねしたいのですが、臓器移植の問題は、今、日本の医学界の中で一番大きな関心を持たれているところだと思います。特に、人工透析患者の場合、生体移植の場合は成功例も非常に多いようでございますが、死体になりました後献体の一部として腎バンクに登録をしておいて、そうしてそれを死後何時間かの中で取り出して、それを保存をしておいて移植に使うというのでいろいろ活用しようということになっておるわけでございますが、人間もやはりだんだん老齢化していくわけですから、老化現象が出るような腎臓を若い腎患者に移植をしてみてもそれはうまくいくはずはないのではないだろうか。したがいまして、こ……
○村山(喜)委員 鮫島参考人にお尋ねいたしますが、発酵法によりまするアルコール、無水アルコールではなくて工業用アルコールあるいはもっとレベルが低くてもいい、ガソリン等の代用品として使うようななにが今随分新エネ機構のあたりで進んでおるわけですが、これが将来採算性がどういうふうにとられるようなものに発展をしていくであろうかという見通しの問題を御説明いただきたいのです。といいますのは、そこにあります草木でもすべてアルコール原料に転化することができるわけですが、それはやはりコストの関係の問題がありますから、やがてガソリンの値段が上がったらというような、それに対応して今から研究をしておくという意味はわか……
○村山(喜)委員 私は経済企画庁長官の物価特別委員会におきます長官あいさつ並びに六十二年度の経済運営に当たっての所信についてまず初めにお尋ねをいたしてまいりたいと思います。 そこで長官、最近GNPの一人当たりの日本の所得は一万八千百ドルになった。アメリカはそれに対して一万七千七百ドルに落ちている。だから日本は一番高い所得を得ているんだ。これはドルベースでの話であり、購買力平価の問題を抜きにした話でございますが、そういうものが発表され、貿易収支が一千億ドル台の黒字に上っている、世界の最大の債権国家になっていることは、今もお話があるとおりで、ございます。 そういう中で、最近は新聞広告等が朝起き……
○村山(喜)委員 大臣がお見えになりましたので、早速大臣に対して。 原子力委員会の委員長としての三ッ林さんに、原子力開発利用長期計画が六月二十二日発表でございました、これを見まして、若干私たちが疑問に考えておる点についてただしてまいりたいと思っております。 ちょうど私は二十二日に日本を出ましてチェルノブイリの事故調査に出かけたわけでございますが、帰ってまいりましてから長期計画を拝見したわけでございます。そこで二〇三〇年までの長期のビジョンを打ち出しているわけですが、この中で触れられていない問題がございます。それは日米再処理問題でございます。 五十二年四月にカーター政権が核不拡散政策の発表……
○村山(喜)委員 三月三十日に熊本地裁における判決がございまして、不作為の行為に対する厳しい審判が下ったわけでございますが、私は三十一日に長官にお会いをいたしまして、こういう判決を受けて、やはり行政としても今日まで大変な苦労をしながらきょうの日を迎えた、その患者の人たちの気持ちにこたえてほしいという要請を政府委員室で行ったことを思い出すのでございます。それ以来お会いをしていないのでございますが、いよいよそういう中で私たち水俣の隣にあります鹿児島の方としては、もらい公害だという認識でございました。したがいまして、そういう公害の発生源、チッソが海の中に有機水銀を投げ込んでそれが広がって汚染が拡大を……
○村山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が本委員会の委員長の重責を担うことになりました。 申し上げるまでもなく、国民生活の安定向上のためには、物価の安定がその最大の基礎でございます。幸いにして、最近の物価は安定的に推移いたしておりますが、円高問題及び大都市における地価上昇問題等、我が国経済は内外ともに厳しい状況にあり、消費者を取り巻く環境も複雑な様相を呈しております。 このような時期に委員長に選任され、その責任を痛感いたしておるところでございます。 委員各位の協力を得て、円満な委員会の運営を図ってまいる所存でございます。 何とぞよ……
○村山委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小杉隆君。
【次の発言】 次に、小野信一君。
【次の発言】 はい。
【次の発言】 次は、竹内猛君。
【次の発言】 午後二時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時四十一分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 次に、北橋健治君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時三……
○村山委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中審査案件が付託になりました場合の諸件についてお諮りいたします。
まず、閉会中審査のため、委員派遣の必要が生じましたときは、派遣委員の選定、派遣地、派遣期間等につきまして、委員長に御一任願い、議長の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
○村山委員長 これより会議を開きます。
この際、梅澤公正取引委員会委員長から発言を求められておりますので、これを許します。梅澤公正取引委員会委員長。
【次の発言】 物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。奥野一雄君。
【次の発言】 午後一時から再開することとし、この際、休憩いたします。
午前十一時五十三分休憩。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 次に、塚田延充君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 時間がありませんので、要点をまとめてください。
○村山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞよろしく御協力をお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの青木正久君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
青木 正久君 伊吹 文明君
二階 俊博君 浜田卓二郎君
牧野 隆守君 小野 信一君
伏屋 修治君 塚田 延充君
を指名いたします。
次回は、公報をもってお……
○村山委員長 これより会議を開きます。
理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動により、理事が一名欠員になっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、理事に金子原二郎君を指名いたします。
【次の発言】 この際、中尾経済企画庁長官並びに臼井経済企画政務次官から、それぞれ発言を求められておりますので、これを許します。経済企画庁長官中尾栄一君。
【次の発言】 次に、経済企画政務次官臼井日出男君。
【次の発言】 閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件につい……
○村山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞよろしく御協力をお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの牧野隆守君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
青木 正久君 伊吹 文明君
川崎 二郎君 高橋 一郎君
牧野 隆守君 小野 信一君
伏屋 修治君 塚田 延充君
を指名いたします。
次回は、公報をもってお知らせす……
○村山委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査申し出の件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は、これにて散会いたします。
午前十時三十二分散会
○村山委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。奥野一雄君。
【次の発言】 次に、森田景一君。
【次の発言】 次に、草川昭三君。
【次の発言】 午後一時三十分から再開することにし、この際、休憩いたします。
午後零時三十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。北橋健治君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 申し合わせの時間を守ってください。
【次の発言】 簡潔に願います。
【次の発言】 本日は、これにて散会いたします。
午後二時五十七分……
○村山(喜)委員 私は、原子力をめぐる問題につきまして、国民的な関心の高い問題を中心にしながら長官の御意見をいただきたい、そして問題をただしてまいりたいと考えているところでございます。 まず長官にお尋ねいたしますが、一つの種類のエネルギーというものが全体のエネルギーの何割ぐらいを占めたらエネルギーの安定的な供給としていいのだろうか。あなたは原子力委員会の委員長でいらっしゃいますから、長期エネルギー計画というものを見てまいりますと、原子力による発電の割合が四〇%から六〇%というところを年次計画に基づいて長期のプランをつくって、原子力発電が基軸エネルギーだ、こういう位置づけをされておりますね。日……
○村山(喜)委員 先ほどの質疑のやりとりを聞いている中からちょっと私も疑問に感じた問題がございますので、その点を初めにただしてまいりたいと思います。 国際間のプルトニウムの輸送については動燃が責任を持って対処するんだということの説明でございましたが、それは一体動燃事業団法のどこでそのようなことが規定をされているのか、いろいろ諸政令や省令等を見てみますが、そのことがはっきりいたしませんので、それについての内容の説明を初めにお願いをしたい。 それからなお、日本が英国とフランスに使用済み燃料の再処理を委託をした。その物件はだれのものなのかということが疑問になってまいります。したがいまして、これが……
○村山(喜)委員 私は、宇野外務大臣に初めにお尋ねいたしますが、たしかあなたが科学技術庁長官の時代にこの日米原子力協定の問題について交渉を重ねられたわけですが、その当時は核拡散の危惧を唱える人たちが多くて、包括委任というような形の条項についてはクレームがついてうまくいかなかった。それが今日、日米原子力協定が外務大臣のときにまさに成立をするという状況の前に立たされておるわけでございますが、この問題についての外務大臣の所見を所感としてまずお聞かせをいただきたい。
【次の発言】 今国会には核防条約、それから原子炉規制法、さらに日米原子力協定、この三点がセットとしてかかっている。私たちはこれを一体的な……
○村山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、今国会も引き続き委員長の重責を担うことになりました。
何とぞよろしく御協力をお願いいたします。
【次の発言】 これより理事の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの牧野隆守君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は、理事に
青木 正久君 伊吹 文明君
川崎 二郎君 高橋 一郎君
牧野 隆守君 小野 信一君
山田 英介君 塚田 延充君
を指名いたします。
本日は、これにて散会いたします……
○村山委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
この際、中尾経済企画庁長官から、物価対策並びに国民生活行政について発言を求められておりますので、これを許します。中尾経済企画庁長官。
【次の発言】 次に、昭和六十二年における公正取引委員会の物価対策関係業務について、梅澤公正取引委員会委員長から説明を聴取いたします。梅澤公正取引委員会委員長。
【次の発言】 次に、昭和六十三年度の物価対策関係経費の概要について、冨金原物価局長から説明を聴取いたします。冨金原物価局長。
【次の発言】 次に、昭和六十三年度の消費者行政関係経費の概要について、海野国民生活局長から……
○村山委員長 これより会議を開きます。 物価問題等に関する件について調査を進めます。 この際、無限連鎖講の防止に関する法律の一部を改正する法律案起草の件について議事を進めます。 本件につきましては、先般来、理事会等において協議の結果、お手元に配付いたしましたとおりの起草案を得ました。 本起草案の趣旨及び内容につきまして、委員長から御説明申し上げます。 御承知のとおり、無限連鎖講の防止に関する法律は、多数の市民を巻き込んで社会問題化していたいわゆるネズミ講をその対象として制定されたものでありまして、ネズミ講に関与する行為を禁止し罰則を設けるとともに、その防止に関する調査及び啓蒙活動に関……
○村山委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。伊吹文明君。
【次の発言】 委員長としての所見を申し上げます。
法の抜け穴をねらった、社会正義に反する国債ネズミ講などを阻止するために法改正が全会一致で可決されましたことは、御同慶にたえません。道義的に許されない脱法行為を積極的に推進をし多くの者に損害を与えている者は、現行法令に照らして厳しく対処すべきであると考えますので、関係機関に対して注意を喚起いたしたいと思います。
【次の発言】 次に、奥野一雄君。
○村山委員長 これより会議を開きます。
物価問題等に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。竹内猛君。
【次の発言】 次に、小野信一君。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。
正午休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。草川昭三君。
【次の発言】 次に、北橋健治君。
【次の発言】 次に、岩佐恵美君。
【次の発言】 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後四時三十五分散会
○村山委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
物価問題等に関する件について、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次に、閉会中の委員派遣に関する件についてお諮りいたします。
閉会中審査案件が付託になり、委員派遣の必要が生じましたときは、派遣委員の人選、派遣地、派遣期間等につきまして、委員長に御一任願い、議長の承認を求めることにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
本日は……
○村山(喜)委員 大変な激励をいただきまして、ありがとうございます。 不公正税制の問題を中心にいたしまして質問を申し上げたいと存じます。 まず第一点は、最近の経済の動向を見てまいりますると、明らかに、従来のGNPで物をはかるその考え方が、どうもその尺度だけでははかれない状態になっているんじゃないか。特に、株式あるいは土地のそういう増価益の問題を中心にしまして、GNPに匹敵をする金融資産が新たに発生をしているという事態が生まれているわけでございます。したがいまして、そういう立場から、今日の財政の問題あるいは税制の問題、金融の問題を考えまする場合には、そのような立場に立って問題を広くとらえてい……
○村山(喜)委員 今日世上の関心というのは、リクルート問題というのは大変な関心の持ちようでございまして、我々が委員長を先頭にいたしまして、江副さんに病床質問に参りましたときの模様は、我々は本当にこれは深刻に考えなければならないなと思うところでございます。その結果、どれだけ解明をされたであろうか。また、国政に携わる我々が、特に税制問題と非常に深い関係のありますこのリクルートの問題について、真相の解明がなければ本当に困る、税制の本格的な審議に入るわけにいかぬという気持ちがあるわけでございますが、まさに世間の人たちもそういう感じをいっぱい持っているようでございます。 私たちがたまに帰りますと、かね……
○村山(喜)委員 今国会に提案をされました税法六法案の審議に入るに当たりまして、まず、現在までにリクルート疑惑の問題が大変な広範囲にわたってまいりまして、残念ながら我が党にも関係者が出てきたという状況の中にあります。こういうような状況の中にありまして、今日までこの真相解明のために論議をいたしてまいりましたが、まさにそういうような意味においては政界、官界、財界ぐるみの疑惑の構造が広がり始めて、現実にそれが明らかにされつつあります。まずその問題について政府の考え方をただしてまいりたいと思います。 きょうの新聞によりますると、加藤前労働事務次官に引き続いて高石前文部事務次官の問題が大きく報道をされ……
○村山(喜)委員 本日は原子力損害賠償の問題を中心に、今国民が大変不安に感じておりますいろいろな問題点がございますので、その点を明らかにしてまいりたいと考えております。 まず第一は、昨年の十二月二十九日に青森県の農協・農業者代表者大会におきまして、六ケ所村の核燃サイクル施設に反対をする決議が八十五対四十八で、白紙は六でございますが、決定をいたしました。これは青森県が核のごみだめになるのじゃないか、新幹線の問題についての不満やあるいは農業政策に対する、政治論は別といたしまして、やはりこの問題に対する当事者間の不信感、特に原燃サービスや原燃産業に対する不満の声が結集したのではなかろうかと考えてい……
○村山(喜)委員 私は、国立療養所阿久根病院の出水郡医師会に対する移譲の問題を中心に、厚生大臣に所信をただしてまいりたいと考えます。私のこの発言は、阿久根市の有権者の六〇・二%に当たります一万三千二百六十六人の声を代表して発言をいたしておるつもりでおります。なお、医療法に基づきまして、それぞれ各県ごとに保健医療計画というのを策定をするようになっておりますが、出水地区のいわゆる有権者の過半数の声でもございます。そういう立場から申し上げるわけでございますので、歴史的な関係もございますので、厚生大臣もよく御認識をいただいているかと思うのでございますが、それを踏まえて大臣並びに所管の審議官等、お答えを……
○村山国務大臣 今、伊藤委員がおっしゃるように、税は何であるかということをよく考えてみますと、やはり一国なら一国の全体の歳出がある、これは一つの社会的な費用として考えねばならぬ、それを一体どういうふうに負担していただくのが一番いいか、その中にはいろいろな理念があると思います。租税体系の組み方の理論になるのだろうと思いますが、何といっても公平というものが一番大事であることはもう疑いを入れないだろうと思います。そのほかに、例えば経済に対して中立的であった方がいいとか、わかりやすいという意味で簡素であった方がいいとか、あるいは徴税費が余りかからない方がいいとか、さらに、今おっしゃったことにつながるの……
○村山国務大臣 ただいま議題となりました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 国際復興開発銀行、いわゆる世界銀行は、開発途上国に対する開発援助を促進する上で中心的役割を果たしている機関であります。 先般、世界銀行において、その資金基盤の強化を図るための一般増資に関する総務会決議が成立いたしました。政府は、開発途上国の社会経済開発における世界銀行の役割の重要性にかんがみ、同行の活動を積極的に支援するため、この決議に従い、追加出資を行いたいと考えております。 本法律案の内容は、政府が同行……
○村山(喜)委員 補助金等の問題につきましては、昭和六十年度に一年限りの措置として百二国会において措置がなされたわけでございますが、六十一年の百四国会でそのままの形で三年間延長されて、六十三年度で見直しをやるということになって、本日提案をされた内容が出されているわけでございます。 私たちの基本的な考え方を申し上げておきますが、四十七の法律案を一本の形にいたしまして、それぞれの委員会において審議をすべき内容のものが、国会の審議権がその分だけ削除された形でこの当大蔵委員会において一括上程されて審議が行われる、こういうやり方は、議会人として議会の審議権というものから考えた場合に、極めて不満であると……
○村山(喜)委員 割り当てられました時間を十分ほどカットいたしまして、議事の進行に協力をいたしたいと思います。 まず初めに、財政再建の実態というものを踏まえた中から新しい財政再建目標というものを示していくべきであろう、こう考えるわけでございますが、財政赤字の実態として公表されているものと、実際に率直な姿で真っすぐに見た場合には、実態面から見ると違うんじゃないだろうか。これは過小評価していく中で赤字の実態というものを見詰めるべきではない、やはり厳しくそれを直視していく中で財政再建の姿を描き出していくということにならなければ、私は間違いを犯すと思うのでございますが、現在の状況はどういうふうになっ……
○村山(喜)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、ただいま上程されました平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案及び修正某に対して、反対の討論を行います。 私たちの反対にもかかわりませず、昭和四十年度補正予算で国債が導入をされて、今日まで二十四年の月日が流れました。昭和四十一年度から建設国債の発行へ、そして十年後には財政法が禁止している赤字国債の発行まで踏み切りまして、平成元年度においては、国債の依存度、GNPに対する長期政府債務残高比、利払い費比率において、主要国の中で最も悪い状態にまで転落をいたしております。これはまさに歴代の自民党政府の財政運営の結……
○村山(喜)分科員 私は、二月二十七日に予算委員会で田中慶秋君が、ソウル・オリンピックを前にいたしまして、全柔連と学柔連の問題を中心にして所信をただした問題がございますが、私も若干の角度を変えた立場から、この問題について大臣の御所見と、そしてまたそれに対する取り組みをお願い申し上げたいというようなことで問題を提起いたしたいと思っているところでございます。 ちょうど数年前といいますか、まだごたごたが余り激しくないころでございましたが、私のところに、柔道五段の資格を与えるからお金を幾ら払い込んでくれ、金額はここで言うのははばかりたいと思いますが、そういう申し入れがございました。私も、私と学生の時……
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