このページでは村山喜一衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○村山喜一君 私は、ただいま趣旨説明のありました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律の一部を改正する法律案について、日本社会党を代表して、総理及び関係大臣に所信をただしたいと思います。(拍手) この原子力規則法の改正案は、形の上では、NPT保障措置協定に関連して、国際規制物質の使用に関する規制を改正すること、再処理事業民営化のための規制の改正を行おうとするものでありますが、内容的には、わが国のエネルギー戦略、原子力開発利用計画の根幹に関する重大なものであります。 総理にまずただしたい点は、第一に、政府はどのようなエネルギー戦略方針を持っているかということであります。 無資源……
○村山(喜)委員 私は、まず初めに科学技術庁の予算と政策の重点についてお伺いをいたしてまいりたいと思います。 第八十国会における科学技術庁長官の所信表明、これを拝見をしながら、そして予算書と見比べながら、また、ことしの科学技術庁月報の一月号に載りました宇野長官の年頭の辞を読み返しながら考えたわけでございますが、総額にいたしまして二千二百四十二億六千三百万円、債務負担行為が九百七十一億一千二百万円という内容でございます。 第一に取り上げておりますのは原子力開発利用の推進、この中身が千百七十億円でございますから、大体科学技術庁の予算の半分を原子力開発利用の推進に用いていることは明らかであります……
○村山(喜)委員 宇野長官にお尋ねいたしますが、原子力船「むつ」の問題に関連をいたしまして、佐世保の市長が、三百億円の基金を積んでもらいたい。これは新聞に出ていることですから真実はどうかわかりませんが、その金を一体何にするのだと言ったら、その基金をもとにして生み出した利益で市の発展を図るために使うのだ、こういう話が聞こえております。同時に、長崎県の知事の方からは、何か宇野長官も運輸大臣と相談をしたようにも新聞にも出ているのですが、長崎新幹線の導入の問題を見返りに要求をした、こういうようなことでございました。 そういうようなことに対して、宇野長官は、そういう政治的な解決を図らなければこの「むつ……
○村山(喜)委員 私は、先般ヘドロ処理の問題で丸茂長官の時代に質問をしたことがございます。そのことを振り返りながら、石原長官が今度二十二日に現地にお出かけになるということを聞きましたので、先般社会党の方で調査団の一員として参加いたしましたその立場から、長官にまた要望を申し上げる点もございますし、またいままで、前回の質疑の中で、まだ検討をしておる段階で結論を得ているものではないという答弁をもらっております内容についてお尋ねをしておきたいと考えるわけでございます。 そこで、まずこの熊本県の公害部がつくりましたヘドロの処理計画及び監視基本計画、これはもう環境庁も一緒に参加してつくられた、こういうふ……
○村山(喜)委員 佐藤君の質疑に関連をいたしまして、二十分間ほど石油の問題だけにしぼって質問をしたいと思います。 そこで、まず石炭石油の特別会計の石油勘定の内容でございますが、探鉱投融資の規模が五十一年度は八百五十億円。それが五十二年度は六百倍円に減少をしておる。そういうようなことから見まして、備蓄関係はどういうふうになっているのか、その内容についてまず説明をもらいたいと思うのでございます。 そこで、備蓄の問題としては、共同備蓄株式会社をつくってやるという方向でございますが、これはワンプロジェクト、ワンカンパニーという形でこれから進めていこうということでございます。聞きますると、ことしの二……
○村山(喜)委員 高鳥政務次官、いま主税局長の話を聞きながら、貸倒引当金の問題、これは予算委員会の中でも私質問をしたわけです。都市銀行の五十一年度上期の貸し倒れの償却額は七十八億円であった。その率は千分の〇・一四であるという報告を政府委員から聞きました。そこで大倉主税局長、それを千分の五に今度下げる。貸し倒れの実態がそういうようなことであるとするならば、後藤銀行局長に、やはりそういうような意味において過剰な引き当てではないか、しかし実態はそうではないじゃないかと言って迫ったら、銀行検査というものは厳しくやっております、こういうような話でございました。それで安心しましたということなんですが、銀行……
○村山(喜)委員 私は、税については権威者だと言われる大蔵大臣にいろいろ質問をしてみたいと考えておるわけです。答弁しにくいような問題は、優秀な官僚たちが控えておりますから、そちらの方にお譲りをいただいても結構でございます。 まず、サラリーマン減税の問題でございますが、この給与所得控除という概念が、これは必要経費の概算控除なんだ、それから二番目には、勤労所得としての担税力が弱い、第三番目には、捕捉率の調整の意味もあるんだ、こういうような形で、最高は四〇%、最低一〇%のそういう控除制度というものがいま大きくなってきたわけです。ところがこれが、大蔵大臣も御承知のように、中小企業者のいわゆる勤労所得……
○村山(喜)委員 大蔵大臣、私が一番最後でございます。私はできるだけ大蔵大臣にお答えをいただきたい、数字にわたるような問題は事務当局の方から答弁を求めますので、そのつもりで、最後の質問者だということでお答えをいただきたいと思うのです。
まず第一点ですが、けさの新聞にも出ております公定歩合の引き下げ、これは日銀政策委員会でやるわけですが、大蔵大臣は金利の引き下げについて発議をされました。それは新聞に伝えられておるとおりの内容でございますか。
【次の発言】 大変お忙しいようでございますが、違っておったらお答えいただきたいのですが、違っておりますか。
○村山(喜)委員 私はまず、福田総理、あなたにお尋ねをいたしたいのですが、五十一年度の一般会計の予算編成に当たりましては、総合予算主義という形の中で、年間途中で補正はやらないんだ、こういうたてまえの中で出発をしたことは御承知のとおりであります。そのために公共事業の予備費等というものまで新たに設定をして、いろいろ論議を取り交わされた経過があります。その中でどうにもならないようになってきて、九月以降の景気の回復のテンポが非常におくれてきた。そういう中から十一月の十二日に経済対策閣僚会議が開かれて、七項目の対策を立てられたわけであります。 ところが、その効果がどういうようなものであったのか、このこ……
○村山(喜)委員 昨日の金融の問題につきまして、当委員会で意を尽くせない問題や、あるいは誤解を与えるおそれがある点を明らかにする意味において、簡単に質問を大蔵大臣に申し上げておきたいと思います。 それは五十一年の十二月末の日本銀行の全国銀行主要勘定速報で資金ポジションが悪化をしているのではないかという指摘をいたしましたが、この点については内容を調べてまいりますると、確かに実質預金の伸びが一兆円ほど前年に対比いたしまして減少をしている。これを賄うためには手持ちの有価証券等の売却等によりまして貸し出しを昨年以上に行っているという状態がございますから、そういう資金ポジションが悪化をしていることは事……
○村山(喜)委員 まず初めに、東京電力の柏崎の「原子炉の設置に係る安全性について」という原子炉安全専門審査会の報告を受けまして、九月一日に設置許可がなされたように聞くのでございますが、これについてまず長官にお尋ねをいたしたいのは、裁判の問題が新聞にも出ておりまして、それから行政組織上の異議申し立てもなされておる。六十日以内に行政不服審査法に基づいて措置をするという期限もございますから、今月の末までにそれぞれさらに異議の申し立てが出されるのではないだろうか、こういうふうに伝えられているわけでございますが、長官はこれをどういうふうに評価をし、どういうふうに対処しようとしていらっしゃるのか、その点を……
○村山(喜)委員 けさの新聞を見ますと、きのうの東京の外国為替市場では、円がドルに対しまして二百五十一円七十銭、その記事によりますると、日銀が二億ドルのドルの買い支えをやったように書いてあるわけであります。 そこで大蔵大臣にお尋ねをいたしますのは、第一に、最近の円相場というのは円の実勢を反映しているというふうに見ておいでになるのかということでございます。それと、二十日間に一〇%も乱高下している。そして十日間に十億ドルの資金が流入をしておる。そういうような原因は一体何なのかということに対してもお答えをいただきたいと思います。それに対しまして政府としてはどういうふうに対処しているか、この対処の仕……
○村山(喜)委員 私は初めに金丸長官にお尋ねをしておきたいと思いますが、三月の十九日ですか、防衛大学の卒業式に長官が行かれまして、あいさつをされました中で、精強な自衛隊というものを非常に強調をされた。そこで、精強な自衛隊というのは、いままでは国民に理解をされる自衛隊という形でPRが行われていたが、そこに何らかの質の転化があるのではないだろうかと、当時の新聞は書いておりました。 それから、これは一月の八日ですか、陸上自衛隊の第一空挺団において長官が訓示をされた、敵に脅威を与えないで何の防衛かというふうに強調された、こう聞いております。 脅威というのには、皆さん方がおつくりになりました防衛白書……
○村山(喜)委員 五十年度の文部省の不当案件が八件あり、五十一年度は六事業に不当事件があるという報告書をいただいております。そこで、私はまずその点についてお尋ねをいたします。 これは補助の対象を間違ったとか、いろいろ理由が書いてございますが、そのことは、いま補助金の内容が実態の支出に適応していない、補助単価とか数量が適合していないところから問題が出てきているのではないだろうかと思うのですが、そういう点はございませんか。 それで、五十三年度は、従来学校建築の場合等は門とかへいとかいうものは補助の対象にしていなかったと聞いておりますが、今度は改正されることになるわけでございますか。渡り廊下は改……
○村山(喜)委員 まず私は初めに、法務大臣が二月九日に本院の法務委員会で述べられました所信表明の中で「法務行政の使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。」こういうことを言われておるわけでございますが、そういう立場から当然の発言であると考えますので、その内容の問題を、具体的な貸金業、サラ金の問題についてお伺いをいたしておきたいと思うのでございます。 この問題は、私の方から申し上げるまでもございませんが、最近のマスコミ関係の中でもサラ金の悲劇というような形の中でいろいろな事例が取り上げられておることは、大臣御承知のとおりであると思うのでございます。そこで、この関係の法律を見……
○村山(喜)委員 私は、三点につきまして大臣または関係者にお尋ねをしてまいりたいと思います。
まず、タンカー等の石油備蓄の問題でございます。
政府は石油開発公団法を改正をいたしまして公団による石油備蓄の実施を計画いたしておりますが、その内容はどういうふうになっているのか、この点について恒久対策と暫定的な対策と両方に分けておるようでございますが、その説明をまず資源エネルギー庁の方から伺いたいと思います。
【次の発言】 その内容ですよ。というのは、私が言うのが間違いがあるかどうかお答えをいただいて結構なんだが、恒久タンク建設用地は陸上に三ヵ所、そういうことですか。
○村山(喜)委員 最近の鉱工業生産動向というものを見てまいりますと、生産指数やあるいは出荷指数が上昇をいたしまして、三月における国内の自動車の販売台数やあるいは二月の全国百貨店の売り上げ、そういう指数から見まして、また製品在庫指数が下降をしているという状況の中で、経済企画庁や日銀あるいは大蔵省は、底入れをした、明るさが出てきたと、こういうふうに見ているようでございますが、通産大臣はどういうふうに今日の景気動向を見ておられるのか。新聞を見ておりましたら、どうも通産大臣は非常にシビアに問題をとらえておるように報道をしておりましたが、最近の景気動向というものに対してどういうような感度でおられるのかと……
○村山(喜)委員 本日は、十時から松山地裁におきまして伊方の原発訴訟の判決がございました。ニュースを聞きますと棄却をされたというような内容でございますが、判決の内容が、概要がわかっておりましたら、この際報告を願いたいと思います。
【次の発言】 時間的な関係でまだ内容的に報告ができないようでございますが、さきに伊方原子炉二号炉の増設の許可に対する異議申し立てについては、三月の十日に棄却の処分をされたというふうに承るのでありますが、その内容はいかがでございますか。
【次の発言】 これらの内容の問題は一連の関連があると考えますので、後日判決主文等を見た上でこの問題については取り上げることにいたしたい……
○村山(喜)委員 初めに五十一年度の一般会計予備費の使用状況でございますが、その中に糖価安定対策費というのがございます。当初予算には百八十四億円計上されておりましたものが、第一次の予備費の支出で九十一億四千九百七十七万四千円を予備費から支払いをいたしております。なお、五十一年の十一月二十六日の閣議決定に基づきまして、第二次分といたしまして十五億一千一百八十三万四千円が同項において支出をされておる。そこで、これが五十年度はどういうような状況であったのだろうかというので調べてみましたところ、これについては、糖価安定事業団に対する交付金は、当初予算が糖価安定対策費で五十一億あったものに対して二十七億……
○村山(喜)委員 大蔵大臣は、佐世保市工の救済問題がここまで解決が長引いたのは、佐世保重工の取引でメーンになる銀行あるいは大株主がいないことに原因がある、こういうふうに言われたことがございますか。
【次の発言】 大蔵大臣は総理大臣から、佐世保重工の問題につきましては救済について三回指示をされたと新聞では報道しておりますが、そうでございますか。
【次の発言】 そこで、財政、金融、税制の責任を持っていらっしゃる大蔵大臣は、全銀協の会長をしておられます松沢さんが言っておられますように、経営の責任体制ができないことには金融サイドの問題にはならない、そういう感度はお持ちでございますか。
○村山(喜)委員 私は、きょうは二点について長官を中心にお尋ねをしてまいりたいと思いますが、第一点は水俣のチッソに関する問題でございます。
そこで、新聞は大分にぎやかに報道をいたしておりますが、長官は関係閣僚の一人としてこの問題に対してはタッチしていらっしゃるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、チッソ救済の問題については関係閣僚の一人として参加をしていらっしゃる、こういうことだと思いますが、先日馬場昇君が水俣病及び水俣病に関連する諸施策に関する質問主意書、それに対する内閣総理大臣の答弁書が出ておりますが、この答弁書を拝見しながらちょっと確認をしておきたいと思います。
この答弁書の……
○村山(喜)委員 先般参議院の内閣委員会におきまして、有事防衛研究の内容について若干の討議がなされまして、それに対する伊藤防衛局長の答弁等が新聞にも出ておるのを拝見いたしました。 そこで私は、この問題については金丸長官が初めに言い出された図上研究の内容であると思いますので、三矢研究とは違うのだ、これは自分の指示によって、制服だけではなくて内局も含めて、有事防衛研究の内容をことしの八月からひとつやっていくのだというような話をされたことを聞いたのでありますが、この図上研究と言われます有事防衛研究の研究目的と、現在防衛庁の訓令によりまして防衛計画というものがそれぞれつくられておるわけでございますが……
○村山(喜)委員 小沢厚生大臣、あなたは最近、ヨーロッパから医療や年金、社会保障の問題等を調査をされて帰国をされたようにお伺いをするわけです。国内は近く臨時国会が始まりますが、健保は継続審査という形でおさまっておりますが、日本医師会は自民党の方と、実質的な自民党案、いまの政府提出法案は廃案にしてそして自民党の案を出すのだというようなことで、近く三回目の調査会が開かれるようでございます。もちろん日本社会党は、実質給付率の切り下げである、あるいは負担増につながる問題があるというようなことで、継続審査にすることも反対をしたことは、大臣御記憶のとおりでございます。こういう状況の中で臨時国会を迎えるわけ……
○村山(喜)委員 熊谷長官、昨夜もNHKの「むつ」の特集で長官の発言も承ったわけでございますが、私も十五、六日、現地佐世保に行ってまいりましたので、その中から多くの市民の中で原子力船「むつ」についての問題点を具体的に指摘しながら、それに対するお答えをまず第一にお伺いをいたしたいと思うのでございます。 そこで、この原子力船「むつ」が、十六日の朝十時十分にSSKの甲岸壁に接舷をいたしました。警察が四千名の部隊をもちまして規制をするという姿の中で、しかも私たちもびっくりいたしたのですが、過激派対策という名前の中で自衛組織というものが市民の中につくられて、しかも商店のシャッターをおろして、まさに暴徒……
○村山(喜)委員 先ほど安全委員会の方から第一次のスリーマイルアイランドの事故調査特別委員会の報告書をいただきましたので、ばらばらめくりながら中身を読んでまいったところでございますが、第一次の報告書でございますから最終的な結論というものはまだ出ていないだろうと思いますが、スリーマイルアイランドの事故はいろいろな見方があるようでございます。アメリカのNRCの見方は人為的なミスが中心だ、それに若干の器具や機材等の問題もあるけれども、主たる原因は人為的なミスなんだ、こういうとらえ方をしているように見受けるのでございます。日本におきます原子力産業会議の見方も大体同じような見方をしているように見受けるの……
○村山(喜)委員 金子大蔵大臣はかねがね、この大蔵委員会の主要なメンバーでもあり、そしてまた御出身も大蔵省でございますので、租税政策等については特に通暁をしていらっしゃる、そういう立場でいろいろお伺いをしてまいりたいと考えておるわけでございます。そういうような意味で、具体的な計数にわたります問題は主税局長や関係の政府委員の方々に御説明を願いたいと思いますが、今後の財政政策、その中における租税政策というものについての基本的な考え方はやはり大臣でお答えをいただくように、質問の初めに当たりまして要望を申しておきたいと思います。 そこで今回、租税特別措置法の一部改正が行われておるわけでございますが、……
○村山(喜)委員 いままで各委員の方々がそれぞれ取り上げられた問題をできるだけ重複を避けながら、質問をしてまいりたいと思います。 まず、これは林政務次官にお聞きをしなければならない問題のようでございます。 十五日に日商会員総会が行われて、そのときに齋藤幹事長が、一般消費税の導入の時期は来年の秋以降、そういうふうに示唆したということが新聞で報道をされておりました。ところが大蔵省は、国民の同意を得ながら、同意の形成を努力しながら五十五年四月実施というふうに受けとめておるのではないだろうか、こういうふうに思っているのですが、この秋には、三年目ですから恐らく総選挙もあるだろう、来年の初夏のころには……
○村山(喜)委員 できるだけダブらないように質問をしてまいりたいと思いますが、先ほど来から承っておりますと、五十三年度のたばこの消費量が三千十四億本、五十四年度は三千二十億本を見込んでいらっしゃるというふうに承ったのですが、そのとおりですか。
【次の発言】 喫煙者率が四十九年をピークにいたしまして漸次低下いたしておりますね。それと同時に、禁煙者率はこれまた上昇を続けている。こういう中で、それだけ定価改定をしてもなおふえる見込みだというふうに見込まれたその計算の基礎というものは明らかにできますか。
といいますのは、どうも最近のたばこに対する嫌煙権あるいはたばこの身体に及ぼすいろいろな障害という……
○村山(喜)委員 私は初めに、わざわざおいでをいただきました日銀の中川理事に質問をいたしまして、その後、経済企画庁やあるいは大蔵省のそれぞれの担当者に所見をお尋ねいたしますと同時に、最後に大蔵大臣の所見をお尋ねいたしたい、こう考えております。 そこで、中川参考人には大変お忙しいところをありがとうございました。 第一点は、日銀はこの四月十七日から公定歩合を〇・七五%引き上げたわけでございます。この引き上げは、従来伝統的に暑気、物価あるいは円レートの問題を一つの金融政策的な目標としてとらえているわけでございますが、今回は、国債の価格安定を金融政策の目標に追加したと受け取られるような内容だという……
○村山(喜)委員 できるだけ前の質疑者とダブらないようにいたして質問をしてまいりたいと思います。 今回、税理士法の改正が行われるわけでございますが、日本税理士会連合会では、現段階では最上のものだ、こういう評価をしている記事がございます。なるほどいま審議官の方からお話がありましたように、この事業分野の拡大の問題やあるいは公認会計士の通知制度の問題、さらにまた会計書類等の作成の問題や書面添付の問題、あるいは懲戒処分に当たりまして審議会を設けるというような中で、これも審議会の構成によりますが、自主的な決定ができるような形ができているという点においては、確かに前進をしている面もあると思います。 し……
○村山(喜)小委員 私は、まずきょうは、先般とられました公定歩合の引き下げに伴いまして預貯金金利の引き下げが行われました関係から、その問題についての質問を先にいたしたいと思うのでございます。 家計部門から企業部門に資金が集まったものが貸し付けをされるという形の中で、政府が財政の措置だけではなくて金融面からの景気対策という立場で公定歩合操作に基づいた金利の変動を政策的に行うという政策手段は認めるといたしましても、その結果がどういうような経済効果をもたらすのかということは当然想定をして、それに対応する手だてを講じていらっしゃるものだと思うのでございます。 そこで、最近における企業に対する貸付金……
○村山(喜)分科員 私は、石原長官に二点ほど具体的な問題で質疑を行いたいと考えております。 まず第一点は、鹿児島湾北部の水銀汚染の問題についてでございます。 この問題は、長官も御承知のように、五十年の四月に、鹿児島県が環境調査を行いました報告書を出しているわけでございます。これの調査結果は、「総合的考察」といたしまして、魚介類の高濃度汚染の主たる原因は、火山活動に伴う水銀の排出によるとともに、湾奥のいわゆる閉鎖性水域であることの結果から生まれたものであろう、こういうふうに考えるのが適当であるという判断の基礎を示しているわけでございます。 それに対しまして、五十一年三月、文部省の総合研究班……
○村山(喜)分科員 小宮山郵政大臣、きょう三時半に日銀が公定歩合の引き下げについて発表をしたということでございますが、もう大臣のお耳に入っておりますか。
【次の発言】 公定歩合の引き下げに伴いまして、要求払い預金、普通預金の金利を下げるということで大蔵大臣が発議をするという内容のものでございますが、そこで郵政大臣にお尋ねをいたしたいのは、公定歩合の引き下げに伴いまして、郵便局の貯金金利、この問題について、どういうような御見解をお持ちでございますか。
【次の発言】 いや、だから、どちらを重点に置いてお考えになるのかということなんです。
【次の発言】 前段に配慮するということは、零細な貯金であるか……
○村山(喜)分科員 私は非常にマクロ的な問題の質問になりますが、経済の見通し等の問題も含めて、昭和五十年代前期経済計画の問題を中心に質疑を行ってまいりたいと思っております。 そこで、まず第一に、「「昭和五十年代前期経済計画」の推進に関する昭和五十一年度報告」、これは経済審議会が出したものでございます。その中で、「計画の初年度としての昭和五十一年度経済は、需要項目によって多少の差はあるが、総体としては、ほぼ計画の見込みどおりの結果になると予想される。」、経済審議会は非常に甘い価値判断を行っているわけでございますが、経済企画庁長官は、五十一年度は順調であった、こういうふうにごらんになっていらっし……
○村山(喜)分科員 熊谷長官、けさの新聞をごらんになったと思うのですが、原発の稼働率は五十二年度は最低に落ち込むのではないだろうか、十四基あるうち五基しか二月末現在で動いていない、こういうのが新聞に出ております。また、二十三日の新聞によりますと、これは通産省でありますが、「原発建設見通しに狂い 通産省、上積み要求 業界に“粉飾加算”の声も」という記事が目につきます。そこで、私は、こういうような状況の中で、通産省としては、昭和六十年の時点において原子力発電所のその努力目標というものの数字は伺っておるわけでありますが、いまのようなこういうトラブルが続出をしていく中にあって、どこまでその達成ができる……
○村山(喜)分科員 私が最後でありますが、きょうは自動車整備工場の問題を中心にお尋ねをいたしてみたいと思うのです。 環境庁は、一月三十日に告示五号によりまして自動車の排ガス中の窒素酸化物の規制を厳しくいたしましたが、そのねらいは一体何なのかということが第一点でございます。 そこで、この内容からいたしますと、NO2の環境基準の問題に関係が出てくると思うのですが、一日平均0・0二PPm改正の問題にどのような関係があるのか。さらにまた、HCの問題については、五十一年の八月十三日にガイドラインの指針が出ておりますが、この問題についてはこれから一つの基準を設定して規制を厳しくしようという考え方がある……
○村山(喜)分科員 橋本厚生大臣、御苦労さまです。 民主主義の政治というのは、やはり住民の要請を受けてその疑義をただし、今日困難な事情にあるものに対する政治の恩恵を法律の定めるところによりあまねく渡らせることにあると思うのでございます。そういうような意味で、私のところに一通の書簡が参りました。この書簡によりますと、地方税法第七百三条の四第五項、給与所得に対する国民健康保険税の課税を廃止していただきたいという要請でございます。中を読んでみましたら、給与所得者が退職をして国民健康保険に加入をした場合の問題点でございます。昔から、この問題はいろいろ論議もされておりますが、今日、構造不況業種が発生を……
○村山(喜)分科員 私は、原子力基本法の改正が行われまして発電実用炉については通産省で一貫規制を行う体制ができ上がったところで江崎通産大臣が就任をされました関係で、今後の原子力行政の進め方の問題について大臣の御所見も承りながら、私の方で当面しておる問題についての要請を申し上げたいと考えているわけでございます。 そこでまず昨年の十月、科学技術庁が発電用原子炉施設の従事者の被曝状況についての発表を行ったわけでございます。この内容はすでに先ほど申し上げましたように通産省が引き継いでおりますので、この内容についての説明を願いたいということが第一点でございます。 そこで私はこの統計を見ながら、なぜ請……
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