村山喜一 衆議院議員
31期国会発言一覧

村山喜一[衆]在籍期 : 29期-30期-|31期|-33期-34期-35期-36期-37期-38期-39期
村山喜一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村山喜一衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

村山喜一[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第12号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○村山喜一君 私は、日本社会党を代表いたしまして、租税特別措置法の一部を改正する法律案について、佐藤総理及び関係閣僚に質疑を行ないたいと思います。  日本の国内にはいろいろな所得階層の人たちがおります。佐藤内閣の閣僚でありました大正製薬の上原正吉さんのように、親子で九億一千八百万円も所得のある人も、佐藤総理のように九百五十万しか所得のないという政治家もあるかと思うと、(拍手)私の選挙区内で不幸にも春にそむき、生命をみずから絶った中学三年のA君のような事例もあります。A君は、日雇いで働く母親が本年三月突如として生活保護を打ち切られた母子家庭の子でありますが、修学旅行に行く旅費四千五百円をアルバイ……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第21号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○村山喜一君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員伊東隆治君は、去る三月二十八日、東大附属病院において逝去されました。まことに痛惜の念にたえません。  ここに、私は、諸君の御同意を得て、議員一同を代表し、つつしんで哀悼のことばを申し述べたいと存じます。(拍手)  伊東君は、鹿児島県大島郡龍郷村という鹿児島市から四百キロの海上に浮かぶ大島本島の小村に明治三十一年七月お生まれになりました。父君は、長年にわたり村長をつとめられた人格、識見ともに高い名望家でありました。そのすぐれた資質を受けられた君は、幼少より俊秀の誉れ高く、小学校を終えるや、単身故郷を立って鹿児島市の県立二中に進み、第……

第58回国会 衆議院本会議 第23号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○村山喜一君 私は、日本社会党を代表して、製造たばこ定価法の一部改正案及び酒税法の改正案並びにその修正案に対して、反対の討論を行なわんとするものであります。  政府・自民党は、本年度九千五百億円も自然増収がある中で、従来の慣例を破り、自然増収の一定部分を減税に振り向ける方式を大転換し、たばこ定価の値上げと酒税の増徴を柱とする大衆課税増強をしながら、調整と称して、国民に生活苦と物価高を押しつける悪法を、多数決できめようとしております。所得税の一千五十億円の減税なるものも、物価調整と所得税の累進構造に伴う負担の累増を緩和するにすぎないものであり、税負担の軽減をもたらすものではなく、物価高と名目所得……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第67号(1969/07/27、31期、日本社会党)

○村山喜一君 私は、日本社会党を代表して、提案者である唐橋東君に質問をいたします。  第一点は、大学の自治、学問の自由を守る立場からの問題であります。  現代は断絶の時代といわれます。大学紛争もその中で生まれてまいりました。大学とは何か、学問のあり方の根源が問われているとき、政府・自民党は大学紛争を治安問題としてとらえ、当面の紛争処理と称して、各大学における自主的解決、民主的解決に水をさし、大学の自治、学問の自由を侵す弾圧法案をゴリ押しをしてきたのであります。  あなたは教育者でありましたから、教育は、心と心の触れ合いなくしては生まれないことをよく御承知のことでございます。教育は、内在的な欲求……

村山喜一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

村山喜一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会 第3号(1967/03/20、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、初めに行政管理庁の所管事項であります行政改革の問題と、今回四十二年度の予算編成の上にあらわれました五つの公団、中身は三つが改組でありますが、純然たる新設が二つあるわけです。これらのいわゆる公社、公団等に対する政治の姿勢の問題について、まず松平行政管理庁長官並びに水田大蔵大臣にお尋ねをしてまいりたいと思うのでございます。  御承知のように、行政監理委員会は、新聞にも出ておりましたが、公団の再編成を急ぐように政府に申し入れをすることがきまり、松平さんのほうからもその旨を取り上げられておいでになるわけであります。閣議でもこれの整理統合については推進をするというふうにきまったよ……

第55回国会 大蔵委員会 第9号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関税定率法の改正の中で、四十八品目の実行税率の変更がなされるわけなんですが、これに伴って、先ほどの説明では、バナナ関税の平年度化による関税収入の減は十三億五千万円で、本年度は四億円程度見込んでおるのだというお話でありましたが、基本税率の引き下げ品目等によります関税収入の減がどういうふうに見込まれておるのか。全体的には石炭対策特別会計への振りかえ等の分もありますが、前年度との比較表は、総体的の数字としては出されておりますけれども、この法律改正をすることに伴ってどういうふうに変化していくのかという基礎的な数字については説明資料は出されていないわけなんですが、これについてはどういう……

第55回国会 大蔵委員会 第11号(1967/05/12、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 昭和四十二年度の国有鉄道の公共負担の見込み額を調べてみますと、八百九十億円ということでございます。前のこの委員会で堀委員の質問に答弁をされまして、二百四十二線区のうち赤字線区がもう大部分であり、黒字を出しておるのはわずかに十一線区にとどまっておる。そういうような状態の中で、いま新線建設が鉄道建設公団の手によりまして進められているわけでございます。長期負債額が一兆三千億円、利払いは一千五十億円、一日当たり三億円の借金の利子を払わなければならないという、まさに火の車の国鉄経営の状態でございますが、そういうような状態の中にありながら、地元の要望もだしがたく、地域開発のためと称しまし……

第55回国会 大蔵委員会 第17号(1967/05/24、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、先日本会議で租税特別措置法改正の内容について質問をいたしたわけでございますが、その内容をさらに本日は委員会で掘り下げていきたいと思うのでございます。  そこで、まず第一点の問題は、土地対策及び宅地対策の問題について、国の政策並びに税法上の今回の特別措置について承ってまいりたいと思うのでございます。  そこで、税制調査会から答申を受けまして、それをもとにして四十二年度の税制改正要綱がつくられ、これに基づいてそれぞれの法律も措置がなされているわけでございますが、今日、この日本の国の宅地政策なりあるいは土地対策というものを見てまいりますと、どうも基本的な考え方というものが明確……

第55回国会 大蔵委員会 第19号(1967/05/26、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 印紙税法は、ことしの税法改正による増加額が百五十一億という数字が出ているわけでございますが、いままでの法律を全文改正して、今度整理合理化された形のものが出されておりますが、その内容が、非常に何といいますか、技術的な内容になりますので、私のほうでもそういうような立場から逐次質問をしてまいりたい。  そこで、まずお伺いをいたしますのは、現行法に三十一号証書というものがございます。いままで実際の実務に当たる税務署の人たちもその取り扱いに困る、実際は通達やその他によって、あるいは判例等によって状況を補完しなければならないというような内容のものでございますが、今回この三十一号証書が全面……

第55回国会 大蔵委員会 第25号(1967/06/27、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 旧令によります国家公務員共済組合法の一部改正並びに公共企業体職員共済組法の改正の内容を論議をいたします場合には、やはり国民全体の老後における社会保障制度という問題との関連なしには問題は処理できないと思うので、そういう立場から私は、政府がすでに了承をいたしました経済社会発展計画の中におきまして、社会保障の問題は所得保障部門の比重を拡大することを最重点として、厚生年金及び国民年金については給付水準及び支給要件の改善について検討をするんだという方向づけがなされているわけでございます。これによりますと、社会保障充実のために政府から個人への移転振りかえ支出は、四十年度において一兆四千億……

第55回国会 大蔵委員会 第30号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 人事局長がちょっと所用があるそうでございますので、初めにそちらのほうの問題から何しますが、人事院総裁もお見えでございますが、これは人事院とそれから人事局に共通の問題であります。  ただいま広瀬委員が話をいたしました問題にも間接的に関係があると私は思うのでありますが、いま、御承知のように、初任給の決定とかあるいは昇格、昇給の基準につきましては、人事院細則の九―八―二によりまして学歴あるいは経歴の認定をいたすわけでありますが、これによりますると、過去における取り扱いが、御承知のように、同種の職種につきましては八割、それから兵役期間については、抑留期間も含めてでございますが〇・二五……

第55回国会 大蔵委員会 第31号(1967/07/12、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 きのう大蔵大臣に質問をいたしましたが、その答弁が残っておりますので、大臣にかわりまして、政務次官のほうから答弁ができましたら、お答え願います。
【次の発言】 諸外国の場合と単純比較をしてもらったのでは困るのであって、アメリカの労働者の賃金は日本の労働者の四倍、ヨーロッパで二倍というのが今日の実態であります。そういうような立場から、いわゆる社会保険費として支払うべき限度額というものがどうなければならないかということは、生活水準の確保という立場や、その他のいろいろな問題にも関係があるわけでありますけれども、今日までの日本の長期あるいは短期の共済の動きを見てまいりますと、いまも小沢……

第55回国会 大蔵委員会 第32号(1967/07/14、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 通関業法案は、参議院先議でございまして、参議院におきましてだいぶ論議を深めておる議事録を見ました。そこで、重要な点だけを私は質疑を行なってまいりたいと思うのでございます。  議事録によりますと、いま通関業者の免許を受けておりますものが八百四十二にのぼっているようであります。その中身は、ほとんどが兼業であるという実態のように承るのでありますが、その兼業の七割が港湾運送業者であり、三割が運送業者であり、また倉庫業者である、こういう実態から考えてまいりますと、ここに、通関業という業務だけを独立して業務内容としてやるということについては、独立採算の上から見て事実上できないのではないか……

第55回国会 大蔵委員会 第33号(1967/07/18、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私も議事に協力をする意味におきまして簡単に御質問を申し上げますが、答弁次第では長くなります。経済企画庁お見えになっていますか。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣から、国債の歯どめの問題につきましては、市中消化をやる、日銀引き受けをやらない、そうして日銀信用に依存しない、価格支持政策はやるかやらないかわかりませんが、これはあとでお尋ねしますけれども、マーケットメカニズムに応じて流通市場で形成される相場がはね返ってくるような形において発行量を規制をしていくのだというような意味での説明を承ったのでございます。  問題は、この四十二年の資金需要見通しの問題で、経済企画庁は三百億円の払い……

第55回国会 大蔵委員会 第34号(1967/07/19、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、米価の問題につきまして、本日関係各省の方々にも出席を願いましてお尋ねをいたしたいと思います。  それは生産者米価が確定をいたしまして、いよいよ次は消費者米価が問題になるときを迎えたのでございますが、きのうの新聞を見ますと、総理大臣が閣議におきまして、米価政策について悪循環を断つ施策をやらなければならぬ、毎年の大幅な上昇は問題があるという意味の指摘をされております。倉石農林大臣は、国会明けからこれを検討したいという意味のことを言っておられるようであります。この問題につきましては、きわめて国民生活の上に重要な影響を持ってまいりますので、これに対するところのそれぞれの考え方を……

第55回国会 大蔵委員会 第35号(1967/07/20、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 通関業法の内容の整備につきましては、今日の業態の実態の上から見まして適当なものではあるのでございますが、ただ、この内容の中におきまして、論議の過程の中で明らかになってまいりましたように、通関士の資格要件を法定をいたしまして、国家試験によって資格を付与しながら、身分はどうかというと、通関業者との雇用契約だけに限られて有効である、退職をしたときには名称を使用できない、その名称を使用した場合には三万円以下の罰金に処す、こういうような形になっておることは御承知のとおりであります。さらに、税関長の懲戒処分の対象となりながら、しかも、法律によりまして記名押印をして証明をした書類というもの……

第55回国会 内閣委員会 第32号(1967/07/17、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、二点に対しまして確認を申し上げて、長官の答弁をお伺いいたしておきたいと思うのでございます。  それは、第一点は、私、審議会の中では申し上げまして、答申の中にその旨を明確にしてあるわけでございますが、やはり国会の速記録にこの点はとどめておかなければならない点がございますので、その点については、政府がこれからやらなければならない問題として提起をしておきたい。それは法的地位の未確定の在外財産の処理の問題でございます。この点につきましてはいままでも論議がされておりますが、日華平和条約等が締結をされながら、御案内のように、特別取りきめもなされておりません。したがって、その法的な財……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、昨年物価特別委員会が衆議院に初めてつくられましたときの、当委員会の理事といたしまして、六月二十二日に物価安定に関する決議を上げましたその責任の立場から、新聞にあらわれました再販規制法案の提出を見送るという問題につきまして、諸点をただしてまいりたいと思うのでございます。  宮澤長官も御記憶に新たなように、また公取委員長も御承知のように、その満場一致の決議にあげましたのは十項目でございますが、その中の六項目に、「再販売価格維持契約についての現行制度には種々の弊害が現われているので、この際、例外的に認める必要のあるものについては、消費者の利益を侵害することのないよう所要の措置……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 災害対策特別委員会 第5号(1967/10/07、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 塚原長官がお出かけになるようでございますので、その前に一言意見を言わしていただきたいと思いますのは、今回の干害によります被害が一千億になんなんとする状態になってきた。その中におきまして、農林省には災害対策本部なるものが設けられた。しかしながら政府の中に、残念ながら対策本部がつくられていない。きようあなたが出席なさいましたのは、政府のいわゆる中央防災会議の責任者としてあなたが御出席になったのだろうと思うのであります。いままで論議をされている内容の問題については、なるほど農業関係が中心であります。しかしながら私がいまから取り上げてまいります問題の中には、厚生に関する問題あるいは教……

第56回国会 大蔵委員会 第1号(1967/08/18、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 このたび八月十五日付で人事院勧告が出たわけでございますが、これにつきまして、関係大臣並びに人事院総裁に対しまして質疑をいたしたいと思います。  まず初めに、それぞれ時間の制約を受けておりますので簡潔にお尋ねをしてまいりますが、今度の人事院勧告を見てまいりますると、これは官民格差を是正するということで処理されておるわけでありますけれども、どうもわれわれが印象的に受けますのは、七・九%の是正をしようということで、四月の時点において五・七%の格差がある。しかしながら五月以降において春闘の妥結額が四月に遡及されて是正をされたものが二・二%あるから、これをつけ加えることによって七・九%……

第56回国会 大蔵委員会 第4号(1967/11/14、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、中小企業金融の問題並びに中小企業政策の問題にしぼりまして、若干の問題をお尋ねしてまいりたいと思うのでございます。  従来の引き締めの経過といたしましては、親企業からの支払い現金比率が悪化をする、あるいは手形の検収期間なりサイトが長期化をする、そうして企業間信用の膨張が起こる、あるいは市中銀行が大企業中心の融資を中心にやってまいりますので、中小企業貸し出しワクが縮小をしている、その結果は中小企業の資金繰りが悪化をする、あるいはそれに加えて親企業からの受注が減っていってそして滞貨の増大が生まれる、そうして好況時のときに設備投資に回しておりました返済資金に追われて倒産件数が増……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 大蔵委員会 第2号(1967/12/13、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 この前も日銀総裁に質問したときに、実は私は五分しかなかった。だから、あなたの意見に反論をする機会も与えられないままに、私のほうがやられっぱなしの形で終わっております。というのは、いわゆる日銀の発行量の問題をめぐりまして、あなたが言われたのは、これはいろいろな需要と供給の関係で、日銀としてはツケが回ってきたのを支払いをしているようなものだというようなことを言われたわけですが、表面的に見たら、なるほどそういうような形になると思うのですが、しかし、日銀のいまの信用政策というものが、はたしてこれでいいのだろうかということについて、私は若干の問題について質疑をしてみたいと思うのでござい……

第57回国会 大蔵委員会 第3号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 先般、この委員会におきまして武藤君のほうから質疑がなされましたいわゆる台湾銀行の第二会社といわれております日本貿易信用株式会社の問題に対しまして、国の出資額が四万二千八百三十株もある。この会社の実態は、当初の設立の趣旨から見てまいりますると、御承知のように、中小企業及び中小貿易業者の味方となり、東南アジア諸国との貿易促進、経済提携の窓口機関となって日本経済の発展に奉仕しようとするものであるという趣旨のもとに設けられたわけでありますが、今日の経営の実態を見てまいりますると、町の高利貸しの金融機関と何ら変わりがない実態であります。そういうような状態でありますから、国が、皇室の残余……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 災害対策特別委員会 第2号(1968/02/27、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、社会党の代表団の一員といたしまして、現地を見て回ってまいりました。建設省の仮谷政務次官並びに農林省の太田参事官等々もさっそく被害調査に出かけていただきまして、いろいろ激励をしていただきたいことを感謝申し上げたいと思います。  そこで、まず第一にお尋ねいたしたい点は、えびの地震と命名をされました気象庁にお尋ねをいたします。  二月の十一日、新聞の報道するところによりますと、四回の弱い地震の前ぶれがあって、そしてこの二十一日の二回にわたる強震、二十二日の午後七時ごろに至ります三回目の烈震があったということが報道をされております。ところが、先ほど八木副長官のお話をお伺いしてお……

第58回国会 災害対策特別委員会 第3号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 吉松町の場合は、えびの地震災害で全壊が三十五、それから半壊が二百四十八、一部破損が千四百十五棟出た。これを公営住宅法に基づく基準からまいりまするならば、一市町村の区域内で二百戸以上ということになりまするし、また住宅戸数の一割以上というその該当事項に抵触をいたしまして、このままの形ではこの公営住宅法に基づく災害公営住宅の割り当てが困難になろうかと思うのでございます。そこで、滅失家屋、この戸数が被災地全域で、これはえびの町と吉松町が中心でございますが、その全域で五百戸以上、こういうようなことにその地域を、県は境にいたしておりますが、全体的な形でとらえていくということになるならば、……

第58回国会 災害対策特別委員会 第7号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、兒玉委員のほうからもうあらまし触れられましたので、二、三点に重点をしぼりまして質疑を行ないます。  予備費から支出した総額は幾らですか。
【次の発言】 四億一千八百万円で、八木副長官にお尋ねいたしますが、雨期が参りますが、それまでの間に応急的な措置はこれで十分行なえるというふうに、総合対策連絡協議会のほうとしてはお考えになっておりますか。自信がありますか。
【次の発言】 私は、六月の雨期前までに処理すべきものとしては、これで大体応急的なものはなされるだろうと思います。いま副長官がおっしゃったように、追加すべきものはさらに予備費から支出をしていく、こういうようなお考えのよ……

第58回国会 大蔵委員会 第5号(1968/03/05、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、具体的な問題からひとつお尋ねをしてまいりたいと思うのですが、四十三年度の産投の予算書を見てまいりますると、一般会計からの受け入れが五百九十六億ということになっておる。なお、非常に問題になりますのは、株式売払収入、これが五十五億七千九十万円計上されておる。それに今回法律によりまして、経済援助資金特別会計整理残余金受入、並びに、余剰農産物資金融通特別会計整理残金金受入が見込み額として計上されているわけでございます。  そこで、お尋ねをしてまいりますが、一般会計から出資を受け入れる理由というものは、今日までも幾たびも論議をされてまいっておりますけれども、この際、私は、それを政……

第58回国会 大蔵委員会 第6号(1968/03/06、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大蔵大臣、きのうこの問題についてはこの委員会で論議をいたしたのでございますが、どうしても大臣に御答弁をいただかなければならない点が二点ほど残されてまいりました。そこで、大臣からその御所見をお伺いいたしたいのでございます。  というのは、今回、四十三年度の産投会計の歳入関係を調べてまいりますると、株式売払収入五十五億七千九十万円という歳入項目がございますが、この中身は、大臣御承知のように、日本合成ゴム株式会社の政府が所有をしております九十万株を売り払う、そのほかに日本航空の株を二百六十五万株売却をするという内容のものでございます。  そこで、大臣にその見解をお尋ねしたい第一の点……

第58回国会 大蔵委員会 第9号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 経済企画庁の官房長がお忙しいようでございますから、まずそこから入っていきたいと思います。  OECDの経済政策委員会に出席をした岩尾企画庁官房長は、EECの関税引き下げの問題等に関連をいたしまして、帰ってみえてから、米国の輸入課徴金の問題はアメリカとして断念するとは思われない、日本がその適用除外国になることもむずかしい、日本への影響はだからできるだけ小さくする努力をしなければならない、こういうような意味の発言を新聞を通じてやっておられるわけでありますが、まさにそのとおりであろうと思うのです。そこで、これをできるだけ縮める努力とは一体どういうふうな内容をあなたは意味しているのか……

第58回国会 大蔵委員会 第10号(1968/03/15、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連して。先ほど関税局長の説明を伺っておる中で、第一表の中の便益関税適用国五十二カ国、この中でガットの三十五条の適用国でありながら、なおかつ、そういう規定はあっても、事実上は発動をしていないので援用をしていない国かあるとおっしゃいましたね。その国は、私が調べたのでは、クウェートであり、ルワンダであり、あるいはポルトガルあるいはアイルランド、タンザニア、トーゴ、ウガンダ、ダオメー、ケニア、これらの国々はそのものに該当をすると思うのでありますが、いかがですか。とするならば三十五条の適用国であっても、事実上それを援用をしていない国については、便益関税の取り扱いを事実上はしておるわけ……

第58回国会 大蔵委員会 第14号(1968/03/25、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回の所得税法並びに法人税法の一部改正についていま質疑に入っているわけでございますが、私は、この際、税と教育の問題についてお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  第一にお尋ねをいたしたいのは、国税庁長官のほうから文部省に対しまして、納税についての道義の高揚について協力要請をするとともに、学習指導要領の改定についていろいろな要求をしておいでになりますが、文部省はそれを受けてどのように対処してきたのか、このことについて当事者のほうから報告をいただきたい。
【次の発言】 国税庁長官いかがですか。
【次の発言】 この「学習指導要領にそう入を希望する必要事項について」という、泉さん……

第58回国会 大蔵委員会 第17号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、改正法案に出された中身の問題について、具体的な問題をちょっと詰めてみたいと思います。  一番最初に取り上げます問題は、措置法の五十二条の五、国際観光ホテルの問題についてであります。これは国際観光ホテル整備法に基づいて、固定資産の耐用年数を、まあ特別償却、減価償却の割り増し償却をやろうというのですけれども、そこで一体、この旅館の種類はどういうふうになっているのか、これから説明いただきたい。
【次の発言】 国際観光登録ホテルと国際観光ホテル、これは運輸省の所管ですね。日本観光旅館連盟の旅館は、これはどこの所管ですか。

第58回国会 大蔵委員会 第20号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連。  ただいまの問題は、酒税の保全及び酒類業組合等に関する法律の第四十二条の事業の中身に関する問題だと思うのです。それによって届け出の方式をとることになるわけですが、「組合員が販売する酒類の販売数量、販売価格又は販売方法に関する規制」こういうようなものを酒類業の組合は事業として行なうことになっている。その場合に、いま質問がありましたような内容のものについて届け出がされて受け付けたら、もうそれでやむを得ないのだ、こういう態度で望まれるのか。それとも、この前企画庁長官は、物価対策特別委員会の席で、ビールの値上げは、三円ほど値上げをしたいという業界の要請に対して、それを認めませ……

第58回国会 大蔵委員会 第21号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連して。さっきしょうちゅうの話が出ましたのでちょっとお尋ねをいたして、確認をしておきたいと思います。  それは、主税局長も御承知のように、しょうちゅうには甲類と乙類とあります。甲類の場合は大企業製品であります。これはアルコールを薄めたようなものであまり味がありません。そこで、今度その新製品を売り出す場合に、二%程度の糖類を加味して味がいいような形に持っていくという形をとろうとしていらっしゃるわけですね。そうなってくると、乙類をつくっているのは中小メーカーで、もう味は非常にいいのだけれども、においがちょっと悪い。しかし、甲類と乙類と比較をしたら、ほんとうにしょうちゅうを飲む人……

第58回国会 大蔵委員会 第22号(1968/04/10、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 厚生大臣もお見えでございますので、専門的な問題については明後日、社労の諸君が連合審査に参りますので、その際にお聞きをすることになろうと思いますから、私は大まかな概括的な立場から問題を提起しながら、大臣の御所見もお伺いをいたしてまいりたいと思います。  初めに、一九五九年に医療機関整備計画というものが厚生省にある、つくられたという話をわれわれは聞いているわけでありますが、それは国立病院を頂点にいたしまして、府県中央病院、それにその下に公的な資本によるところの地区病院、さらに地方病院、その末端の診療機関といたしまして開業医による診療所、こういうようなものを全体の医療制度の基本的な……

第58回国会 大蔵委員会 第24号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 舟山参考人に私お尋ねいたしたい点がございます。  それは、いまあなたは日本貿易信用株式会社の常務をやっておいでになると思いますが、いかがでございますか。
【次の発言】 前に、四十二年の一月に顧問をおやりになって、そうして四十二年の五月の三十日の定時株主総会で取締役に選任をされた。  そこでお尋ねをいたします。この会社は、設立当初の趣意書を私拝見いたしておるのですが、なお四十二年三月三十一日の損益計算書、貸借対照表を拝見いたしておりますが、四十一年の十月一日から四十二年三月三十一日の半期間の間に、当期利益で八千三百六十六万円余りの利益をあげていますね。御存じだろうと思いますが、……

第58回国会 大蔵委員会 第25号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間が二十分間でございますから、私も詰めて質疑をいたしたいと思います。そこで澄田局長は答弁が長過ぎますから、簡潔にひとつ。  これは法律の解釈の問題でございますので、まず澄田さんに伺います。  それはいまの問題でございますが、私は臨時金利調整法並びに金利の最高限度の大蔵省の告示、これから見まして、いま社内預金制度という問題は、これは法律違反の事項だと思う。法律違反でないとすれば大蔵省の告示に違反をしている。国民は、ひとしく憲法のもとにおいて門地によりあるいは身分上の差別によって異なる待遇を受けてはならないということになっておる。平等の原則というものは憲法上規定されておるはずで……

第58回国会 大蔵委員会 第26号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大蔵大臣も本日は非常にお忙しいようでございますので、私も簡潔に質問をいたします。  したがって、大臣もこの問題について態度を明確にお答えをいただきたいと思うわけでございます。  と申し上げますのは、春闘も山場を迎えまして、すでに五千円以上の賃上げの回答がありまして妥結したものだが四百四十六組合もありまするし、六千円以上が二百四件というようなことで、一万円以上の賃上げを獲得した民間の組合等も五つほどあるようでございます。その中で、いよいよ公労協関係の事情聴取が本日をもって終わります。これを昨年に比べてみますと、昨年は調停の事情聴取の段階の中で、すでにある程度の額を労政局長を中心……

第58回国会 大蔵委員会 第27号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、特別会計の制度のあり方の問題に関連をいたしまして、二、三点質疑をいたしておきたいと思います。  それは、今回森林開発公団の行ないます水源林の造成事業について事業費五十億円をもって新たに二万三千ヘクタールの新値事業を行なおうということで、四十三年度からはその所要資金としての調達方式を改めて、資金運用部資金の導入十七億円をはかり、前年度まで特別積立金引当資金の見合いで行なわれておりました一般会計からの出資にかえて、特別積立金を取りくずして、そして国有林野事業勘定から三十三億円を直接出資をしよう、こういうような方式をとられるようになっておるわけですが、なぜそういうような方式を……

第58回国会 大蔵委員会 第28号(1968/04/24、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 ただいま田村委員の発言があり、それに対する答弁が倉成政務次官から行なわれました。私は、それをお聞きしている中でふに落ちない点がございます。前は主計局次長というのは二名でございました。私は前の期において内閣委員をいたしておりました。そのときに、大蔵省のほうから主計局次長を三名にふやしてもらいたい、その理由を問うてみたら、それは各委員会において主計局長をはじめ主計局次長の出席要求が非常に多い、したがってそういうような面において十分に国会にサービスをする意味からも、主計局次長を一名増員をしてもらいたい、こういう答弁がなされて、私もそれに賛成をいたしまして、その大蔵省設置法の改正を満……

第58回国会 大蔵委員会 第32号(1968/05/15、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間があまりありませんので、私のほうでも簡潔に質問を進めてまいりますから、答弁も長きにわたらないようにお願いしたいと思います。  そこでまず第一に、これは八木総理府副長官にお尋ねをする事項になると思いますが、国家公務員法の百七条の退職年金制度というのは、あなたのところで総合的に調整をする、そういうふうに考えて差しつかえございませんか。
【次の発言】 現在のこの公務員年金という問題を考えてまいりますと、恩給法上の措置がとられている、それから旧令による共済組合、新法による共済給合、それから特殊な例といたしましては、公務員の災害補償、こういうようなのがずっとあるわけであります。その……

第58回国会 大蔵委員会 第33号(1968/05/17、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 ただいま議題となりました四党共同提案にかかる附帯決議案につきまして、提出者を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。  案文は、印刷してお手元に配付いたしてありますので、朗読は省略させていただきます。  本附帯決議案の内容は、共済組合制度上早急に検討、改善を要すると思われます次の九項目に関する問題であります。  すなわち、まず第一は、公的年金の調整規定の運用に関するものでありまして、すでに御承知のとおり、恩給については、三月二十五日に恩給審議会の答申も行なわれているととろでありますので、昨年七月、総理府に設けられました公的年金制度調整連絡会議における検討を精力的に進められ、今……

第58回国会 大蔵委員会 第34号(1968/05/21、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 このデンマーク王国との条約の実施に伴う特例等の法律案に関しましてお尋ねをいたしてまいりますが、いま租税条約が結ばれている国はどういう状態になっているのか、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 あなたのところからもらったのでは締約国は十六か国となっていますが。
【次の発言】 世界百十七カ国ですか、日本の貿易相手国はその中で幾つあるのですか。――あとでお答えいただいてけっこうですが、百十七カ国あるのに十六カ国とだけしか条約が協定発効済みの状態にないという、これは私は非常におくれていると思うのですが、どういうふうにお考えになっているのですか。

第58回国会 大蔵委員会 第35号(1968/05/22、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、大蔵大臣に一言だけお答えをいただきたいと思いますのは、財政法六条による剰余金の二分の一を繰り入れていくというものも、年度内の国債発行を減らしていくという措置をとってまいりますから、今後においては多くは期待できない。一般会計からの繰り入れの問題を考えてみましても、現在、四十二年度の予算の中において四十一億四千八百万円というものがこの法律を通すことによりまして特別会計の中に繰り入れられていく。それから、四十三年度分については百四十八億六千九百万円が予算に計上されておる分でございますが、こういうような措置をとりまして、非常に不十分な措置でありますけれども、国債の償還に充ててい……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1968/03/07、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 宮澤長官にお尋ねをいたします。  あなたのいま政策目標として四・八%以内に物価上昇をとどめるという説明の、その公共料金分の負担割合の率が示されたわけです。これを四・八%にとどめるためには、いろいろな政策的な措置を講じて四・八%にとどめたいという、そういう目標の設定がございました。そこで、佐藤内閣の物価政策というのは、現在の物価を安定させるという考え方に立っているのであって、現在の物価の上昇を食いとめるという程度にとどまるものなのか、それとも、不当な利得を現にあげているものについては、価格引き下げを誘導政策として進めていこうという考え方をお持ちになっているのか。現在の線に安定さ……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 宮澤長官にお尋ねいたします。  最近、私たちの宿舎あるいは会館のあたりに、全国粧業新聞というのですか、お化粧のほうの新聞ですが、毎日のように大量の新聞が配達されます。その中を見てみると、全国の化粧品の小売り店の人たちが、連日公取に押しかけて、再販規制のあり方について陳情しておられる。あるいは各党に対して、再販規制を中止するということになればわれわれはめしが食えない、こういうことで猛烈な運動が始まっているようであります。この問題は、いま公取が責任を持って再販の洗い直しをやっておられる。そうしてどこかに限界を置いて、これ以下の価格については規制を現状のとおりにする、これ以上ははず……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 まず初めに八塚さんに、消費者金融という問題は最近非常に大きく叫ばれてまいりました。あなたのところの消費者行政課というところでも、小内進一君あたりが「消費者金融の概要」というものを「消費者行政」の中で取り上げておいでになるようでございます。それもちょっと拝見をいたしましたし、それから私が資料としてここに集めましたのは住友銀行の「経済月報」、それから「金融論講座」、それに富士銀行の調査部の「調査時評」、それから雑誌「金融」の二月号、こういうようなものからただしてまいりたいと思うのですが、消費者金融の、特に賦払い信用販売と物価との関係ですね、これは関係があると考えますが、どういうふ……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 ちょっと関連してお尋ねいたしますが、あなた方がその届け出を受けられた場合に、いろいろ企業の内容等についても調査をされていると思うのです。私は実態を見に行きましたが、びん代は、確かに去年までは上がっております。ところが、ことしになってからびん代は下がっておるのです。その事実を、あなた方確認をされたかどうかというのが一つ。それから、株式あるいは合資会社等になっておるわけですが、会社のいわゆる配当金関係、どういうふうに適正利潤というものをあげているとお考えになっているのか。中には一割五分から二割を配当している会社があります。現実に見に参りまして、そういうような状態のところもある。そ……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 災害対策特別委員会 第6号(1968/11/07、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 台風十六号の災害を中心にいたしまして、二十分間だけ時間をいただきましたから、質問をいたしたいと思います。  第一に、激甚災の指定を今度していただいたわけですが、これはえびの災害から十号台風、そして今度の分まで含めてその地域指定をされたものだと思いますが、それの激甚災の地域指定はどことどことどういうふうになりたわけですか。その点を初めに明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、九月下旬といいますと台風十六号だけです。その前の八月の十号、それからえびの、これを全部含めて激甚災の地域指定という、ふうに考えてよろしいのでしょうか。違いますか。

第59回国会 大蔵委員会 第2号(1968/08/08、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 副総裁、わざわざおいでいただきまして御苦労さまです。  公定歩合の引き下げの問題に関連をいたしまして、日銀がとってまいりました政策というものをやはり明らかにしておかなければならないと思うのですが、いま兜町ではイザナギ景気だということで、ダウ平均は千六百二十円というような五年半ぶりくらいのたいへんなにぎやかな状況でございます。  そこで、まず第一にお伺いをいたしたいのは、景気動向指標が五〇%を割らない前になぜ公定歩合だけを一厘引き下げを実施したかということでございます。しかも、実施したそのあとの記者会見において宇佐美日銀総裁は、国際収支については何が起こるかわからないというその……

第59回国会 大蔵委員会 第3号(1968/09/04、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 佐藤人事院総裁にお見えをいただいておりますから伺います。  いままで出されました人事院勧告が、勧告の内容は実施をされておりますけれども、時期については、きわめて遺憾なことでありますが、完全に実現をされたことがありません。したがいまして、今回も内閣に対しまして勧告をすると同時に、国会の衆議院議長あるいは参議院議長に対しまして報告をして、強い要請をされているものだと思うのでありますが、やはり閣議で、六人委員会で御承知のように昨年どおり八月実施ということにきまりました。しかし、これは政府としての態度がきまったのであって、給与法の制定は国会の権限でございます。しかしながら、その間にお……

第59回国会 大蔵委員会 第4号(1968/10/18、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに、鳩山主計局長お忙しいようでございますから、お尋ねをしてまいりたいと思います。  千二百億の予備費の支出の将来の見通しの中身についてお伺いをしたいのでありますが、給与に六百一億それから災害に四百六十億、その他が二百五十億、こういうふうに、そのトータルを調べてみると千三百十一億、千二百億より百億以上もはみ出るわけですね。この百十億というのは、この予備費の中で、あるいは既定経費の節約の中で消化できるのだ、こういうようなお見通しに立っておいでになるのか、その点についてお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、災害がこれからどういうような形で出てくるかわかりませんが、……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1968/09/03、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 宮澤長官は御出席の時間が多少ずれましたので、十二時半までという初めの約束でしたが、まだ私もいまから質問するわけですから、ひとつお残りをいただきたいと思います。  初めに、閣僚協議会が、本日は非常にもめたのか知りませんが、だいぶ時間がかかったようでございます。これはやはり宮澤さんが政治生命をかけるという八%の問題をめぐってもめたのですか。そうでなくてほかのことで、今後のいわゆる米の総合的な需給体制というような問題や保管の問題等をめぐっていろいろと協議なさったものか、もし明らかにされることができるならばこの席で明らかにしていただきたいと思います。


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 大蔵委員会 第1号(1968/12/17、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 次期総理大臣をもって自他ともに評価されておる福田大蔵大臣が二年ぶりに大蔵大臣にお帰りになったわけですが、国債政策を導入された責任者として、この節度ある体制を定着をさせたいという所信の表明がただいまございました。この国債の導入につきましては、われわれ社会党としては反対をしてきたのでありますが、いままさに財政の硬直化という現象が出てくる中において、この国債の発行限度額というものの上限が、ワクが二千五百億程度しかない、そういうような状況にいま立ち至っておりまするし、さらにまた、過去における国債発行の政治の姿勢がはたして経済の実態に即応してなされたのであるかどうかということについても……

第60回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今度長官になられた菅野さんは経済企画庁は二回目であるし、また通産大臣としてのキャリアもお持ちでございます。そういう意味においてはきわめて有能な大臣に物価対策に取り組んでいただくことに対して、私は敬意を表したいと思います。しかしただ、大臣に就任をされまして、五%以内に物価を押えたい、それが単なる願望であっては、政治をつかさどる、しかも国に対して責任を持つ経済企画庁長官としては、やはり責任を果たし得ないと私は思うのです。そういうような立場から、きょうはマクロ的な立場であなたのお考えをお聞きをいたしまして、個別的な政策論やあるいは個々の問題については、後日また質疑をさせていただきた……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 災害対策特別委員会 第7号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに、今度の六月及び七月の梅雨前線による豪雨によります死傷者の皆さん、また被害を受けられた皆さま方に心からお見舞いを申し上げたいと思います。  私もちょうどこの集中的な豪雨のときに鹿児島のほうへ帰っておりまして、大正五年以来の大雨だといわれている今度の記録的な災害の現場を見てきたのでございますが、特に私の鹿児島県では災害救助法の適用を受けたところが三市町村に及ぶわけでございます。特に川内市という町は二十四時間も濁流が床上を洗っておるという状況が続いておりまして、約七千戸の住宅が浸水を受けておる。この状態を見まして、気象庁の雨量の測定によりますると、川内川の上流のえびの高原に……

第61回国会 災害対策特別委員会 第8号(1969/07/10、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 初めに確認をいたしておきたいと思うのでありますが、激甚災の指定については、公共施設の三条関係についてはこれは被害総額が基準に達しない、したがって困難である。五条、六条関係の農地等については、これは対象として適用される見込みである。さらに農作物の被害等については現在調査不能であるので、集計の結果を待って調査するが、そういうような基準に達し得る見込みがあり得る。局地激甚災の指定等については、その基準に達しておるような市町村はそれを発動する用意がある。こういうようなふうに、まとめて言えば受け取れるような政府側の発言であったと思うのでありますが、そのように確認をしてよろしゅうございま……

第61回国会 災害対策特別委員会 第10号(1969/07/31、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間一、二分だけ。  第一点は、中央防災会議、これが開かれていない。なぜ開かれていないか。やはり総合的に防災措置を講じなければ、先ほどから副長官が言われる話を聞いておるといろいろ問題があるようであります。特にシラス土壌地帯等におきましては、工法一つ考えてみても意見が一致していない。垂直に切断をするとかあるいは傾斜をつけて土層の切断をするとか、それはどっちのほうがいいのかということ、これまたいろいろな意見があって統一をされておりません。そういうような問題はじめ、予想できないような雨が降ったときにはどうなるかというような問題等については、これはやはり総合的に防災計画というようなも……

第61回国会 大蔵委員会 第4号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 SDRの問題について、私、この際大蔵大臣に所信をお尋ねしておきたいと思います。  まず初めに、人間のからだにたとえられて、健康体にしなければ、金の問題あるいはドルの問題にしても、そういうような準備資産を幾らふやしてみてもだめなんだという話をされました。私もそうだと思うのです。  そこで、ちょうど昨年の十一月の二十日から二十二日に、西ドイツのボンで十カ国の緊急蔵相会議が開かれて、先ほど調査をいたしてみましたら、それに柏木財務官が出席をされた、こういうことでございます。そのときに、御承知のようにフランの危機がありまして、そしてマルクの切り上げを盛んにすすめる動きがあったことは、大……

第61回国会 大蔵委員会 第5号(1969/02/26、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 関連して。いま福田大蔵大臣の答弁を承っている中で、一言だけ気にかかることがありますからお尋ねしたい。  それは、いまのように国際通貨不安の状態の中にあっては、ドルとそれから金のリンクの措置を変更するということはあり得ないだろう、こういうことをおっしゃっておる。今度のニクソン新大統領のブレーンになりましたケネディが閣僚に就任しました。その前には、金の価格の変更については何ら触れてなかった。ところが、財務長官に就任をすると同時に、金価格の変更というものについてはあり得ないのだということを言った。そういうようなこともありますが、しかし、いずれはやはり、今日ドルがこういうような状態に……

第61回国会 大蔵委員会 第7号(1969/03/04、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回のこの特別会計法の改正案は、従来の資金会計法的なものから事業会計的な中身を持ったものに改正をしようということでございます。いま提案理由の説明を承りましたが、当然国が事業をやってまいりますのに、一般会計のほうから支出をして、そういうような必要な国民の期待にこたえる事業をやるというものと、それから国有財産を、特に普通財産を活用いたしまして国民の要望に沿うような事業をやる。中身は、その目的はそれぞれあるといたしましても、そこにはやはり、こういうようなものはこのような立場からやるという一つの基準を持たなければならないのではないかと思うのでございます。一般会計でなすべきものが国有財……

第61回国会 大蔵委員会 第8号(1969/03/05、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 原田運輸大臣にわざわざおいでをいただきましたのは、今度の国有財産の特別会計法律案が、前は資金会計的なものであったのが、今回事業会計的なものに変わってまいりました。その中で御承知のように、鹿児島空港の第二種空港の建設が、今度委託方式によりまして建設がされるということになりました。その滑走路の延長は二千五百メートル、こういうことになっております。それから将来そういうような方式で建設をする場合に、いま空港整備五カ年計画というのがございます。そのほかに、御承知のように新空港の建設がいま進められているわけであります。  その中で、私が特にこの際お答えをいただきたいと考えましたのは、今度……

第61回国会 大蔵委員会 第9号(1969/03/07、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 特定国有財産の特別会計の審議をほぼ終える段階に参ったわけでありますが、この前の質疑を通じまして、一体この特別会計でやっていく事業というものは、将来どういうような方向のものをやるのか。なお、一般会計の中でその国有財産を維持していくためにはどういうような改善の措置を考えていくのか。これについての青写真を示してもらわなければ、問題は解決しないのではないかということを私はお話しいたしたわけであります。  そこで、私の手元には事業のあらましが提示をされておりますので、この中身について簡潔に今後特別会計で処理していくあらましを説明願っておきたいと思います。

第61回国会 大蔵委員会 第10号(1969/03/11、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 佐藤総理に、私二、三お尋ねをいたしておきたいと思います。  第一点は、予算の一般質問の中で私取り上げました。いま予算書が出されて参議院のほうに回っておりますが、この中で、財政法の二十三条によりますと、支出に関係のある部局等の組織別に区分をいたしまして、歳出にあってはその目的に従ってこれを項に区分をするというので、項の分まで国会の議決対象となっておるわけです。そこで、物価安定は最大の政治課題だということを触れられました。ところがこれについて、では物価安定対策費というものが予算項目の中にあるのかと聞いてみたら、それはありませんと言う。そのかわり出てきたのは、総理御承知のように、一……

第61回国会 大蔵委員会 第11号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 いま平林委員のほうから、私が聞こうと思う大部分のことを聞かれましたので、中身を詰めていきます。  そこで、一体今度のこの税法改正によりまして、一番減税の恩恵を受けるところと、減税の恩恵が一番少ない人、これをひとつ出していただきたいと思うのです。というのは、私のほうで計算をしてみましたら、年収五十万円の独身者の場合、課税最低限が引き上げられることによりまして最低税率が九・五%から一〇%に引き上がった。その結果四百五十円という減税にこの人はなっておる。平年度化をした場合に五百円。そうするとこの独身者の場合は、あなた方が予算委員会に資料としてお出しになりました四十四年度の物価調整減……

第61回国会 大蔵委員会 第13号(1969/03/19、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 三十分ほど東畑会長にお尋ねいたします。  第一点は、土地税制の問題であります。四十四年度の税制改正に関する答申、その答申を受けまして、いま私たちが所得税法並びに租税特別措置法の論議をいたしておる最中であります。あとでまた租税特別措置法については、私は当局、政府側に対しまして質疑をいたしていくわけでございますが、この答申をされましたその立場において会長にお尋ねをいたしてみたいと思っている点が一つだけございます。それは土地政策というものと税制との相関関係という問題であります。  先ほど会長自身も、土地税制には限界がある、だから土地政策というものが先行しない限りこの問題は解決しない……

第61回国会 大蔵委員会 第15号(1969/03/25、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 主税局長にお尋ねします。  あなた方のほうから見積り概要の資料をいただきました。これを見てみると、三千二百二十六億平年ベース。そこで、これは四十三年度の当初の見込み額に比べて五百七十八億増。その中で増減関係が三十一憾ありますから、まことにその伸び率がいいわけです。そこで、これは意図的にこういうふうにして出したのではなくて、初め予定をしておったものの見積もりが過小であった、実際と食い違ったということの結果、意図せざるところの増額になってきた、こういうふうに私たちは分析しておるのですが、これは非常に食い違ったものはどれとどれであったのか。そしてその結果どういうような理由によってそ……

第61回国会 大蔵委員会 第16号(1969/03/31、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 附帯決議の趣旨説明に入ります前に、われわれの基本的な考え方をこの際申し上げておきたいと思います。  それは、この関税定率法等の一部改正の法律案については、日本の国民の生活にきわめて重大な影響がある。特に農民なり中小企業者にとって、非常に重大な生活上の権利、権限の問題がかかっておりますので、われわれとしては、ほかの委員会が正常化されていない中において、この問題について質疑を省略しながら今日採決をいたしたわけであります。この国民的な利益に関する問題について、そのような立場からわれわれ野党が取り組んでおるということを、先に明らかにいたしておきたいと思います。  ただいま議題となりま……

第61回国会 大蔵委員会 第17号(1969/04/04、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 二時から本会議でございますから、残されました時間、わずかでございますが、この間に質問をいたしますので、できるだけ簡潔にお答えをいただきたいと思います。先ほどの質問に対する答弁はきわめて丁重過ぎますので、私には簡潔でよろしゅうございますから、問題を二、三お尋ねします。  まず第一に、けさのニュースを私聞いておったのですが、アメリカの公定歩合が六%になった、日本の場合には五・八四%だ、だからこれは四十年ぶりに逆転をした、こういうような報道がNHKのほうでなされている。同時に、預金準備率の引き上げを〇・五%やって、連銀のいわゆる市銀に対するところの調整ワクを増大しろというようなこと……

第61回国会 大蔵委員会 第19号(1969/04/11、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 きょうは自治省のほうから政務次官をはじめお出ましをいただいておるわけですが、まず大臣に答弁を願わなければならない問題点等は、先ほど理事会で、次の適当な機会に質問の機会を与えるということでございますので、それは一応省きまして、ものの考え方について具体的な事例の問題から入ってまいりたいと思います。  そこで、自治省にお尋ねいたしますが、交付税の概算交付を四月分についてはされたと思います。これはどういうようなやり方でおやりになったのか、説明を願います。
【次の発言】 あれは特交分が六%でしたかね。普通交付税が九四%ですね。それの四分の一概算交付した。で、六百九十億を減じて概算交付を……

第61回国会 大蔵委員会 第21号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 ちょっと関連。十五日の日にちょっとNHKのテレビを見ておりましたら、株価が非常に上昇しておる。その理由の中に、証券会社の自己売買が過半を越えておるというのが第一点と、それから信用取引が現金取引よりも多いという、その事実の中から今日の株価高があらわれているという森永東証理事長の話が報道されておりましたが、それは事実でございますか。事実であるとするならば、その具体的な数字を、いまこの場でなくてもけっこうですが示していただきたい。  それについて、そういうような伝えられることが事実であるとするならば、これは非常に危険な要素を持っていると私は思うのです。それについては、大蔵大臣あたり……

第61回国会 大蔵委員会 第23号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 まず通行税の沿革を私も調べてみたのでございますが、明治四十一年一月二十一日に衆議院に提出され、それが三月十日には否決をされております。そこで、政府は第二十六帝国議会に四十三年一月十七日、再度提出をした。二月十二日に衆議院で修正をして、貴族院で三月四日に可決された、そして三月二十五日に公布をされた。こういうような歴史でございます。  その後、通行税法の廃止法案が衆議院の議会のほうから提案をされております。明治四十四年二月十三日提出、否決。そしてまた引き続いて、二十八帝国議会、四十五年三月二十二日に提出をされたが、審議未了。また続いて、大正二年三月十日に提案をされて、そしてこれま……

第61回国会 大蔵委員会 第24号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、石炭政策に関する問題について、政府が今日までとってまいりました対策が、はたして実情は所期の目的を達成をしたのかという立場から考えてみると、これは意欲的に処理をしようというかまえはとってみたけれども、どうにもならなかった。言うならば、ガンの症状を持っている病人に対する投薬をやってみたけれども、どうにもしょうがない、こういうような症状が今日の石炭対策の現状だろうと思うのです。そしてなおここに新しく石炭対策特別会計法の一部を改正をいたしまして、そして対策を講じようとしても、これもまた一生懸命努力はしてみるけれども、どうにもならない。結局のところは石炭山というのはつぶれてしまっ……

第61回国会 大蔵委員会 第25号(1969/05/06、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 今回の法律案の中身の中で、過密地帯におきます土地基金制度という新しい制度を交付税の中で創設をするというようなことが提案をされているわけです。それだけ公共投資あるいは住宅のための土地の確保というものについては必要性があるから、先行投資という意味における地方公共団体の土地取得というものが必要であることは認めるものでございますが、過密地帯が片一方において生み出している現象として過疎状態という問題が出てくる。私のところなどは、これはまさに過疎地帯の代表的な地域に最近なってまいりました。  そこで、今度の地方財政計画の中で、過密、過疎対策のための事業計画あるいは交付税の中で過疎対策等に……

第61回国会 大蔵委員会 第26号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案について、反対をいたしたいと思います。  反対の理由といたしまして、第一に、昨年四百五十億円に引き続き、本年度六百九十億円を地方が国に貸し、国が地方から借金をするという方式をとりましたのは、地方公共団体の自主財源である交付税の増加分を国が一部吸収する方式であり、地方財政計画を圧縮することにねらいがあったものであり、地方自治団体の有効需要を抑制し、景気調整機能を地方財政に持ち込むものであります。この思想は、地方自治団体を準禁治産者扱いにし、地方自治体に対する不信の表明であり、地方財政の本質……

第61回国会 大蔵委員会 第29号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大蔵大臣に当面いたします問題点を、公務員給与の問題、米価の問題それに国際通貨不安の問題に関連をいたしましてお尋ねをしていきたいのです。  そこでまず、春闘相場が四十二年が四千二百円、それから四十三年は五千二百円、ことしは日経連の発表によりますると、六千六百円をこえている。六千円台になることは間違いなかろう、そういうふうにわれわれも踏んでおります。それと同時に、公労協の仲裁裁定に移すことがきまったわけでありますが、中身は一四%アップの六千六百八円、こういうようなことで大体一千円台というアップ率というものが定着をしている、こういうふうな状態が生まれてまいったわけです。このような情……

第61回国会 大蔵委員会 第33号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 国際的な二重課税の防止を主要な目的にするのが租税条約締結の任務なのですが、二重課税がどのような場合に発生をするのか、このことについて初めに説明をいただきたい。
【次の発言】 人的納税義務と物的納税義務との競合の過程の中でこの問題が出てくる、こういうふうに考えるとするならば、これを防止する方策はどういうふうになりますか。そこで、OECDの条約の第一条について、アメリカの場合にはこれに対する賛成を表明せずに留保をしたという問題が出ておるわけですが、いわゆる防止の方法を具体的に説明していただきたい。
【次の発言】 あとでまだ答弁をされなかった点については重ねて聞きますが、投資所得と……

第61回国会 大蔵委員会 第36号(1969/06/11、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間の関係もありますので、私の意見はできるだけ交えないで、両先生からこの際考え方をお尋ねをいたしたいと思うのです。  この行政審判制度というのが、先ほど北野先生のお話の中にございましたように、国の立場からは、行政の自己反省と自己監督のそういうような制度として問題を処理をしようという考え方をとっている。それに対して忘れられている国民の権利救済制度としての問題を考えなければならないのではないかという説明をお聞きをいたしまして、私も非常にその考え方に敬意を表するわけでございます。  そこで、先ほど金子先生のお話を聞いておりますと、二審級の前置主義というものは、これはやむを得ないので……

第61回国会 大蔵委員会 第40号(1969/06/24、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 通則法の一部改正の論議がずいぶん行なわれてきたのでありますが、いままで各委員の論議を聞いている中で、その機構の中身の問題、行政機構組織運営に関する問題は、ずいぶん論議をされたように思うのです。しかしながら、その不服審査の中身、手続の問題については、まだこの論議が十分に行なわれたとば思わないのであります。きょうは一応その問題について重点的に質疑をしてまいりたいと思います。  そこで、まず初めに、いままでの論議を聞いている中でどうもはっきりしないといいますか、そういうような行政機構上の問題点について、若干この法律の条文解釈の問題ともあわせてお尋ねをしてみたいと思います。それは九十……

第61回国会 大蔵委員会 第46号(1969/07/09、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 本日は、専売公社の合理化の問題について所見をお尋ねをいたしてまいりたい。  私の鹿児島県下に加世田という町がございますが、いまは人口がもう三万人を切りまして、市ではありますけれども、合併当時から今日に至るまで人口流出の、まさに過疎地域の市でございます。その加世田市にたばこの再乾処理工場が、これは昭和十四年に開設をされまして三十年間、この鹿児島県の南薩地域における産業経済の発展に大きく貢献をしてまいったわけであります。ところが、前からいろいろな動きが見えておりましたが、昨年の十一月、専売公社の合理化計画による加世田の葉たばこ再乾工場の廃止という問題が計画をされまして、三月の二十……

第61回国会 大蔵委員会 第47号(1969/07/22、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 大蔵大臣においでをいただいておりますから、初めに大まかな立場から、基本的な考え方をただしてまいりたいと思います。  年金制度の問題については、これはいままでも論議をされているわけですが、制度として非常に各種のものがございます。そしてばらばらである。その給付内容も非常に格差がある。こういうような中では、いわゆる社会保険というそういう立場から、年金保険という問題を考えてまいりましても、その目的を達成をする上において、非常に問題があり過ぎると思うのであります。そこで、公的年金の理念というものを考えてまいりますると、イギリス式のそういう最低生活保障という考え方、あるいは西ドイツやフラ……

第61回国会 大蔵委員会 第51号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 日銀総裁のお帰りの時間もあるようですから、私は二点ほど簡単に質問をいたしておきたいと思います。  それは、今回公定歩合を引き上げまして、それと同時に預金準備率の引き上げ操作をおやりになった。その結果、一千億を境にいたしまして一・五%、それから〇・七五%に預金準備率が引き上がったわけですが、これによってそういうような資金を凍結といいますか調整する、その数量は幾らですか。
【次の発言】 五百五十億ないし六十億程度で、預金準備率を引き上げて過熱状態に入っていく心配のある日本経済を鎮静化する、こういうようなことでおやりになるのには、これだけではもちろんぐあいが悪いからポジション指導を……

第61回国会 大蔵委員会 第52号(1969/10/28、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 時間がありませんから、簡単に質問をいたします。  この前細見主税局長と財源問題で論争いたしたのですが、それは六月の税収の見込みをもとにして約一千九百七十億の自然増収があるであろうという想定をいたしました。そのときには税収の伸びが〇・八あった。八月の租税及び印紙収入、収入額調を見てみますと、それが一・一ということにふえているんです。これを年度間に引き直してまいりますならば、明らかに二千四、五百億の増収というものは期待ができる。ということは、法人税の伸び等を見てまいりまするとすでに三、五%も伸びている。これは、ことしの一月閣議で決定をいたしました四十三年度の経済成長の実質の伸びは……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 先ほど経済企画庁の国民生活局長から、一般会計の物価対策関連予算表に基づいて説明がなされたわけですが、これは私が予算委員会でも追及をいたしましたように、この事項のところを見てみますと、予算項目の中の項があり、あるいは目があり、あるいは四十四年度の予算説明書の中の事項が出されており、予算書の中にはないようなものがここに列記されておるものもあり、あるいは予算書と食い違って金額が適当に掲示されているものがあり、こちらのほうとしてこれを参考資料として使おうと思いましてもなかなか活用ができないのであります。そこで、やはりそれだけの集積をされたものがここに事項として金額が明示されているもの……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 与えられました大体一時間、めしも食わないでお互いにやり合いますが、まず初めに長官にお伺いしたいのでありますが、明日、月例経済報告をお出しになりますか。その中身が、きょうは三日ですから、もう大体まとまってきているだろうと思うのです。そこで、これは年度もかわりまして、予算も成立いたしたことでございますし、すでに日銀の月例報告も出ておりますが、経済企画庁、物価担当の責任者として今後の見通しというものについては、やはり私たち国民はきわめて重大な関心を抱かざるを得ない。そこで、どういうようなところまで発表できるか、それはわかりませんが、大筋、がまとまっておれば、長官のほうからこの際明ら……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 私は、物価安定推進会議の最終提言を見まして、社会党の物価政策の案とよく似た点がきわめて多いというふうに感じました。もちろんわれわれは、公共料金の値上げ等については党として認めておりませんが、まあこの提言を見てまいりまして、これを完全に政府がやれば相当な効果があるだろうと私も思うのであります。したがいまして、菅野長官は、この物価安定推進会議の最終提言をどのように受けとめて、それをどういうふうに実行に移そうとお考えになっているのか、この点が一番肝要なことだと私は思うのでございます。そこで、長官がこれからこれを受けとめて、閣議なりあるいは物価対策閣僚協議会あたりで努力を願わなければ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 食生活が高度化するに従いまして、でん粉食糧の占める割合というものが減ってまいりました。その反面において、肉類の消費率が上昇をしておる、こういうようなことで、農林省でも一つの生産の見通しというものを立てながら、価格の安定という問題を志しておられると思うのでありますが、最近、私の鹿児島の地帯では、和牛の子牛の価格が下落をいたしました。そして前は平均十一万円くらいしていたものが、八万円の保証価格といいますか、子牛の安定基金制度の下限価格を割りまして、七万円台で取引をされるような状態が出てまいりました。その理由等はそれぞれあるわけですが、そこで県といたしましては、こういうような状態の……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 岩尾官房長の記事は私も切り抜きをして読んでおります。まああなたの御意見は、これはミクロ的な分析の上に立った立場からの論及というものだと私は受け取ったのです。やはりマクロ的な分析というものが必要ではないか。それを欠いたミクロの部面だけを取り上げておると、森の中に入って木を見ないと同じようなかっこうになってしまって、あなたの真意もまた一面においては伝えられないおそれがあるのではないか。私はあの文章、論文を見ながら、いろいろほかの、総需要と総コストとの関係において物価をとらえるという、そういうようなマクロ的な問題のとらえ方からながめてみると、あなたの考え方というものが誤解をされる、……

第61回国会 予算委員会 第13号(1969/02/17、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 きのう、各党のテレビ討論会を聞いておりますと、官房長官が言われるには、今国会における物価論争がきわめて低調である、こういうような発言があったようであります。そこできょうは私、社会党の物価政策の基本方針の上に立ちまして、物価の問題にしぼって関係担当大臣にお尋ねをいたしてまいりたいと思います。  そこで、まず大蔵大臣にお尋ねをいたしますが、物価安定推進会議の、財政金融政策と物価との関係についての提言がございました。これをあなたはどういうふうに受けとめておられるのでございますか。といいますのは、大蔵大臣の今回の財政演説の中には、物価に対する見方といたしまして、総需要の問題を取り上げ……

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/03、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 先般、大蔵省は物価関連予算表として一兆三千七十九億の数字を出しました。それに対して経済企画庁は四千二百億あまりの物価安定対策費を出してまいったのでありますが、いま大蔵大臣が説明をされたように、七千四百四億あまりの修正関連予算表が提出をされました。この中身について検討をいたしてみますと、この内容は、予算書の項に属するもの、あるいは目に属するもの、あるいは予算書の中には全然ないもの、いろいろな寄せ集めにすぎないことが明らかでございます。  そこで、具体的にお尋ねいたしますが、畜産振興費というのが予算書にございます。これによりますと、百九十八億畜産振興費が予算書に計上されております……


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1967/06/26、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 ちょっと私のほうでも資料の要請を申し上げたいと思うのです。  私もいろいろな実情を調べてみますと、貸し金業者の問題が、やはり金融制度の問題の関連として出てくるようであります。というのは、いま協同組合法によりまして信用組合があるわけですが、その信用組合が発展をしていったところは、貸し金業者がほとんど存立を否定をされるような形の中で縮小されておるという状態が目につくわけです。それで、そういうような形をとっていけば、現在、信用金庫等に比べたらまだ組合のほうは金利も高いわけですけれども、最近の中小企業、特に零細な中小企業が倒産をしていく中においては、貸し金業者の非常に高い、異常な金……

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第2号(1967/07/10、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 平野参考人には時間をお急ぎでございますので、私、この際一言だけお尋ねをすると同時に、要望申し上げておきたいと思う点がございます。  それは最近銀行、都市銀行、地方銀行、信託銀行、相互銀行などで反郵便局で連合戦線というような形の中で、田實談話で攻撃開始というような新聞の記事を見たわけでございますが、これは郵便局が集めるいわゆる資金量というものが最近非常に伸び率がよろしい。まあ、一番切実な悩みを持っているのは、地方銀行なりあるいは相互銀行なりというところが問題があるのだということを新聞あたりで報道をいたしております。それで、私もこの問題は、やはり大蔵省のやっております店舗行政に……

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1967/07/24、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 ちょっと私見が入りますが、御質問を申し上げたいと思います。  先ほどお話がありました日本の零細企業の自由な営業形態、その中から零細化、細分化していく状態のお話がございました。私は、自由主義競争体制をとる日本の状態から見まして、まさにそういうことであろうと思うのです。ただこの際、はたしてそれはその零細な業態だけが問題の責任を一手に引き受けなければならないものなのかどうかという点をこの際考えなければならないのではないかと思います。  御承知のように、自動車工業のシルバーストーン曲線を見てみますと、月産一万台の場合と月産四千台の場合と比較をいたしますと、コストが大体二倍くらいの開……

第55回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第4号(1967/07/25、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 あと五分しかないようですから一点だけお尋ねいたします。  新しい金融政策の展開が始まるわけでございますが、実は四十一年度の経済企画庁の「年次経済報告」を見てみますと「金融政策の手段を多様化して日銀が積極的に通貨を調節できるような体制を整備してゆく」べきだということが言われておる。いろいろ日銀券の六月の平均発行高を調べてみますと二兆四千七十三億円、前年対比で二八・四%、ことしに入りましてから平均二八%で、ずっと上がっているようでございます。これを前に比べますと、四十年が一二・五%、四十一年が一四%で、これはいろいろ消費景気が非常に拡大をしてきたというようなことももちろんあるわ……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第3号(1967/11/21、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 矢田さんにお尋ねいたしますが、十月二十六日の第四回生命保険大会では三つの点をあなたが御主張をしておられるようにお聞きしているわけでございます。その第一点は、先ほど御説明をされました物価抑制でございます。第二点は税法上の優遇措置でございます。第三点は、この金融小委員会では発表なさらなかった共済等の保険類似行為に対する規制の整備という問題を提起なさっていらっしゃる。そのときに大蔵大臣が出席をして演説をしている内容を見たのでありますが、それによると、生命保険会社がいま当面してやらなければならない問題というのは、先ほど堀委員のほうから触れられました募集制度の合理化と契約の継続率の改……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 大蔵委員会金融及び証券に関する小委員会 第1号(1968/03/18、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 簡単にお尋ねいたします。  最近の金の不安、金の国際的な騰貴の傾向の中から生まれてきた現象、ドル不安という状態もありましたが、それ以上に円売りというものが非常に起こってきている現象、それから片一方においては資産株を中心に株価が上昇をする。そういうふうな情勢から見ていくと、これは国際的に見た場合には、ドルよりも円のほうが不安だという見方が強まるおそれがあると私は思うのですが、この円の価格というものを保持するための日銀の具体的な政策というものがありましたら、それをお示しいただきたいということ。  第二点は、金融引き締めの政策をやっておりますが、これは見ておるとだらだら調整ではな……

第58回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私はこの際、灘尾文部大臣に対しまして、最近の平和問題と青年の意識調査に関する問題から、どういうふうな教育的な考え方をお持ちであるかという点についてお尋ねをしてまいりたいと思います。  最近は、政府の手によります意識調査というものが、五七年ごろ底での調査はございますが、それ以後におきましては、内閣の責任によりまするそういう調査がなくなっております。それは、五六年憲法第九条をめぐる問題に関連をいたしまして、世論調査を進めてまいりますると、いわゆる憲法改正に対する反対論者の声がそれまでと違いまして強くなってまいりました。そういうような状態もあろうかと思うのでございますが、それ以後……

第58回国会 予算委員会第五分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 大臣もだいぶ長時間でお疲れだろうと思います。私の質問は非常に簡単でございます。いま建設省が所管をいたしております。鹿児島県に川内川という川がございます。その上流に吉松町という町がございます。これは先日災害特別委員会の席で、私、えびの地震に関連をいたしまして、被害を相当受けた地域でございますので、大臣に質問をいたしました町でございます。その町と隣の栗野というところの町との間に、水俣の日本窒素の栗野発電所の井ぜきがあるわけであります。この阿波堰と呼んでおりますが、これが大正六年八月十四日に知事名で、窒素をつくるための発電用施設として設置を許可されておるわけであります。それから五……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 この二、三日、新聞に非常に景気のいい話が次から次に出ております。十五日の毎日新聞の記事によりますと、来年度の減税は史上最大の二千八百億円をしかも初年度にやっちゃう、所得税率も一挙に緩和をする、免税点は十万円引き上げをやる、それには大型景気で財源はたっぷりある、こういうような見通しの中で、減税の方向が出されておりますし、また、きょうの新聞によりますと、企業税制の確立の問題について、配当控除というものはもうこの際廃止をして、資産づくり税制も整備をしていこうというような、きわめて意欲的な方向が打ち出されておるわけですが、こういうような方向というものは、来年度の経済の伸びをどういう……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 運輸委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1969/03/20、31期、日本社会党)

○村山(喜)委員 物価対策の立場から問題を詰めてまいりたいと思います。  まず初めに、国鉄運賃の物価に及ぼす影響でございますが、国鉄運賃のウエートは幾らにとっておいでになりますか。これを経済企画庁並びに国鉄当局の当事者のほうから説明願いたい。
【次の発言】 感度の違うような答弁は御遠慮いただきます。  あなた方が出している「国鉄通信」ナンバー三四七、この中にはウエートは幾らだととっておいでになりますか。これは総裁がお答えになるような問題ではございませんから、事務当局でけっこうです。
【次の発言】 私は寄与率を聞いているのではないのです。ウエートを聞いている。あなた方はここに印刷して出しているで……

第61回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1969/08/01、31期、日本社会党)

○村山(喜)小委員 一番初めに、国税庁長官にお尋ねをいたしますが、資料としていただいておるのですけれども、利子所得の課税状況を種別にとらえてはおいでになるようでありますけれども、いわゆる所得階層ごとにとらえて、その中で政策効果のメリットというものを検証するというようなことをおやりになったかどうか。その点について、私がなぜ質疑をするかというと、かりに利子所得の場合に、分離課税方式ですが、利子所得以外に所得のない場合には、いわゆる年末調整等において、総合課税の原則で課税をする場合には、所得が少額であった場合には分離課税で納めた税金についても当然還付する、こういうことになるわけです。いま租税特別措置……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 昨年の十二月二十五日で、奄美大島が祖国に復帰いたしましてちょうど十五周年の記念日を迎えました。私も八年間行政分離をされておりました奄美大島に、祖国復帰の喜びにわき立つ昭和二十八年十二月二十五日にそこの地を初めて訪れました。自来、十五年の歳月が流れてきたわけでございます。ことしの予算書を見てまいりますると、奄美群島振興費として十八億余りが予算に計上されておる。私はこの問題について、本日政府の所信をただしてまいりたいと思っておるのでございます。それは、今後いずれ近いうちに沖繩が祖国に帰ってくる日がございますので、それとの関連性において、債権債務の問題を中心にお尋ねをし、政府の見……

第61回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私はいま大蔵委員会の委員をいたしておりますから、主管の大蔵委員会で、国税庁の問題等については十分発言ができます。しかし、厚生省の関係の問題は、この予算委員会でなければなかなか発言の番が回ってまいりませんので、斎藤国務大臣がおいでになるときに出てまいりまして、ぜひ大臣に私の考え方を申し上げると同じに、御共鳴をいただく中でひとつ問題の処理を進めてもらいたいという気持で、きょう質疑に立ったわけです。  まず初めに、そういう立場から問題を提起してまいりますが、昨年、御承知のように、四党共同提案によります消費者の物価対策に関連をいたしまして、消費者保護基本法が成立をいたしました。その……

第61回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1969/02/25、31期、日本社会党)

○村山(喜)分科員 私は十七日の日に一般質問で長谷川農林大臣に問題を投げかけたのでございますが、私が鹿児島、宮崎のしょうちゅうのことについて言ったら新聞の囲みに書かれてしまいまして、おまけに農林大臣がそれを答弁をしないものだからなお話題になりました。そこで当時のことを振り返りながら、ひとつきょうはりっぱな答弁を農林大臣にしていただきたいと思うのです。  というのは、このしょうちゅうの問題でございますが、御承知のようにしょうちゅうは、七十年このかたサツマイモと外砕米を利用いたしまして、そうして製造工程の上からも硬質米である外砕米をもとにした製造施設に相なっておるのであります。したがって、そのこう……



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データ更新日:2023/02/05

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