細谷治嘉 衆議院議員
30期国会発言一覧

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このページでは細谷治嘉衆議院議員の30期(1963/11/21〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は30期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院30期)

細谷治嘉[衆]本会議発言(全期間)
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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 衆議院本会議 第15号(1964/03/19、30期、日本社会党)

○細谷治嘉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております地方税法等の一部を改正する法律案に関し、地方行政委員会の修正案及び修正部分を除く政府原案に反対、日本社会党提出の修正案に賛成、市町村民税減税補てん債償還費に係る財政上の特別措置に関する法律案に対し、反対の討論を行なうものであります。(拍手)  まず、今回の地方税法等の一部改正案は、戦後最高の減税だと広言いたしておりますが、その内容を見ますと、道府県税で八十三億円の減税でありますが、目的税において八十七億円の増税となり、実質的には約四億円の増となっておるのであります。市町村民税においては百三十五億円の減税でありますが、……

第46回国会 衆議院本会議 第24号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○細谷治嘉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました鉱山保安法の一部を改正する法律案について、池田総理大臣並びに福田通産、大橋労働両大臣に対しまして若干の質問を試みたいと思います。私の質問は、統計及び現在までの経験に基づいた具体的な点についてでありますので、しかも事柄が直ちに人命に関係するものだけに、誠意をもって具体的に答弁されるように希望してやみません。  昨年十一月九日、期せずして同じ日に起こりました三井三池の悲惨きわまりない炭鉱災害と鶴見の国鉄事故は、一瞬にして数百名の人命を奪い、国民に大きな衝撃を与えたのでございます。そして当時は、鳴りもの入りで人命尊重が叫ば……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 衆議院本会議 第9号(1965/02/19、30期、日本社会党)

○細谷治嘉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました新産業都市建設及び工業整備特別地域整備のための国の財政上の特別措置に関する法律案につき、佐藤総理並びに関係各大臣に対し、若干の質問をいたしたいと思います。(拍手)  全国十三地区の新産業都市建設協議会から提出されました基本計画は、昨年十二月十五日、地方産業開発審議会で承認され、十二月二十五日、閣議決定を見たのでありますが、公共的施設の概略経費は、四兆三千億円の巨額に達しております。さらに、六つの工業整備特別地域の基本計画も、去る二月二日、地方産業開発審議会で承認されました。その概略経費は、二兆円に達しており、新産業都市のそ……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 衆議院本会議 第7号(1965/12/28、30期、日本社会党)

○細谷治嘉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十年度分の地方交付税の特例等に関する法律案に反対し、わが党提出の昭和四十年度の地方交付税の総額等の特例に関する法律案に賛成の討論をいたしたいと思います。(拍手)  本案は、去る八月十三日行なわれました国家公務員に対する人事院の給与改定に関する勧告に準じて地方公務員の給与改定を九月から実施するに必要な財源措置を行なおうとするものであります。地方財政計画ベースで計算をいたしますと、必要財源は合計四百九十三億円となるのでありますが、人事院勧告どおりに五月から実施することにいたしますと、必要額は合計七百四十億円と相なり、そ……

第51回国会 衆議院本会議 第26号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○細谷治嘉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま御説明のありました昭和四十一年度地方財政計画及び地方交付税法の一部を改正する法律案、昭和四十一年度における地方財政の特別措置に関する法律案について、若干の質疑を試みたいと思います。  昭和四十一年度地方財政計画の規模は、歳入歳出とも総額四兆一千三百四十八億円であり、前年度に対する伸び率は一四・五%となっており、国の予算の伸び率一七・九%と比較しますと、かなり下回っております。昨年と一昨年はいずれも国の伸び率を上回っていたものが、逆転したところに問題が存在しており、しかも、自主財源である地方税はわずかに五・三%の増加にすぎず、地方交付税も……

細谷治嘉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院30期)

細谷治嘉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第45回国会(1963/12/04〜1963/12/18)

第45回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/12/13、30期、日本社会党)

○細谷委員 十一月の九日の午後三時十五分、その規模において、あるいはその悲惨さにおいて、かつてないような爆発が三池炭鉱の三川鉱で起こったのでございますが、たくさんの死傷者に対して心から哀悼の意を表しますとともに、現在入院中の方々が一日も早く全快されることを心から祈っております。この問題につきましては、一昨日の本会議で多賀谷議員から緊急質問があったのでありますが、政府答弁についてはきわめて抽象的で不徹底な点もございますので、具体的な若干掘り下げた質問をいたしたい、こういうふうに思っております。まず第一番に、どういう原因で爆発が起こったのか、その責任の所在はどうなのか、こういう点でございます。現在……

第45回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1963/12/18、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党の三党を代表いたしまして、ただいま提案されました炭鉱災害防止に関する決議案に、賛成の討論をいたしたいと存じます。  去る十一月九日午後三時十二分、三井三池炭鉱の三川鉱が大爆発を起こし、史上第二といわれる大災害を惹起いたしました。これによる死者ほ四百五十八名に達し、現在入院中の患者は二百八十一名にも及んでいるのでございます。ところが、さらに一カ月後の十二月十三日午後十一時二十分ごろ、田川市の上尊鉱業の糒炭鉱が爆発を起こし、死者十名、重傷一名を出したことも、すでに御承知のとおりであります。  私は、まずこの爆発によって殉職されました多数のみたまに……


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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1964/03/11、30期、日本社会党)

○細谷委員 きわめて事務的な質問と、それから資料をお願いしたいと思うのです。  第一は、天日さんですか、きょういただいた資料の四ページ、貸し出しの条件、二年据え置きで三年償還とあるが、利子はどのくらいですか。  それから、鉱害のほうの六ページの表があります。年度、全事業量、無資力復旧工事、割合とあって、四十三年になりますとこの割合が五三・一%になっておるのですが、全事業量は半分になっておる。鉱害は全事業量が減るどころでなくてふえなければならぬのに、どうしてこういう数字になったのか、あるいはこれは私の思い違いかもしれませんが、その点を伺いたい。  それからお願いしたい資料は、天日さんにお願いした……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○細谷委員 せんだって参考人からいろいろな問題についてお聞きしたわけでありますけれども、私は鉱害問題と保安の問題について若干質問をいたしてみたいと思います。  まずお伺いしたい点は、この無資力、無権者の鉱害というものが非常に大きな問題となっておるのでありますけれども、せんだって三村参考人のお話、あるいは福岡県の鉱害課長等のお話によりますと、約五十億円程度あるんではないか、こういうお話を承っておるのでありますが、当局としてどういうふうに把握しておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 せんだっては五十億と言いますし、私がいただいておる資料等によりますと四十六億という数字がありますし、ただい……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1964/04/08、30期、日本社会党)

○細谷委員 私もいろいろな問題について、たとえば振興計画そのものについて、あるいは事業団のあり方について、あるいは石炭そのものの計画、見通しについて聞きたいわけですが、時間がございませんから、先ほどの井手委員の質問に関連してごく限った点について一、二御質問したいと思います。  せんだってもちょっとお伺いしたのですけれども、産炭地というのは、ある意味では、低開発とか、あるいは離島の問題とか、あるいは奄美大島の振興計画の問題とか、あるいは新産都市という問題とは違っておるのですね。それらは、低い水準にあるのを何か上げようと、こういうところにねらいがあるわけです。産炭地の問題いうのは、どんどん奈落の底……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1964/04/27、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は鉱山保安法の一部を改正する法律案について質問をいたします。  まず、昨年の十一月九日の三池の大災害、期せずして同日に起こりました鶴見の国鉄事故、引き続いて十二月になりますと田川の上尊鉱業の糒炭鉱の爆発事故、最近はまた日炭高松の第二坑の爆発による事故、あるいは常磐炭鉱の事故、こういうふうに炭鉱災害というのが現実に引き続いて起こっておるが、一向これが改善された現象が見当たらない。こういうような労働災害の実情と、また半面交通災害等続発していると言ってもよろしいわけでございますが、こういうように質的にも量的にも災害が増加しておる。一体この理由はどこにあるのか。これは大臣にお尋ねするのが……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1964/05/07、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して。いまの火源、これは非常に問題で、密閉したので確認できないということはわかりますけれども、それならば昨年の十一月九日の原因、火源ははっきりいたしておりますか。この特別委員会でも、やはり原因を調査するということが一番大切な点だ。原因を明らかにすることなしに対策は講じられない。今回の火災も、これは爆発と変わりないのです。もし爆発条件があったら、これはもう爆発しているわけです。前回の経験が生きておるところもありますけれども、依然として本質的な点は直っておらぬ、こう判断せざるを得ないのです。それでは十一月九日の火源は何であったか、これをお尋ねします。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1964/05/08、30期、日本社会党)

○細谷委員 前会、鉱山保安法の問題について御質問申し上げたわけでありますが、いろいろと答弁いただきましたけれども、きわめて不満足な点がございますが、きょうは残りの部分について若干質問をいたしたいと思います。  まず第一番にお尋ねいたしたい点は、三十七年の二月二十日に、鉱山保安法改正委員会が「鉱山保安法改正についての中間報告」というものを出しておりまして、いわゆる一次の答申でありますが、これに「請負に関する規制」というものがございます。これに基づきまして法が改正されまして、新しく二十三条の二というのが入ったわけでございますけれども、この答申の中でも、「請負の関係する災害で、世間の注目を引くものが……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第19号(1964/05/11、30期、日本社会党)

○細谷委員 青山先生にお伺いしたいと思います。  第一点は、いまの問題に関連するわけですが、先ほど瓜生参考人のおことばの中に、保安という問題は生命に関する問題で、やはり非妥協の態度で貫かれなければならぬ、こういうおことばがございました。しかし現実問題としては、経営者なりあるいは労働者の立場というものがあって、中央協議会等なかなかむずかしい問題があろうかと思います。やはり第三者といいますか、先生は第三者の立場と見ておるわけですが、今度三池災害の問題を契機としてこういう法律が出たのですけれども、三池災害を契機として問題をとらえていった場合に、ただ労、使、第三者という中で話のまとまったものだけで、こ……

第46回国会 地方行政委員会 第4号(1964/02/04、30期、日本社会党)

○細谷委員 若干重複する点があるかもしれませんけれども、二、三の点について御質問したいと思います。  けさの新聞を見ますと、先ほどいただきました物価安定に対する具体策に関連いたしまして、こういうことが載っておるのですが、運輸省の関係で自治省は知らぬとおっしゃるかもしれませんけれども、閣議了解二十四日に基づく措置で、ハイヤー・タクシー、三十キロ未満の定期路線バス、貸し切りバス、定期トラックなど、地方陸、海運局長がきめていた運賃も、本省の承諾がない限り値上げできないことになった。かなり中央に権限を、いわゆる本省の指示というものが決定的になってきたわけでありますが、こういう問題について、この運輸省通……

第46回国会 地方行政委員会 第8号(1964/02/13、30期、日本社会党)

○細谷委員 同定資産税の評価の問題について、若干さかのぼる点もあるかと思いますけれども、御質問申し上げたいと思います。  第一にお聞きいたしたい点は、固定資産の評価が土地と家屋、償却資産との間に著しい不均衡であるということが第一の理由になっておるわけでありますけれども、二十五年にこの税が創設されて、どうして不均衡が生じたのか。当時は不均衡でなかったのでありますが、どうして不均衡になったのか、まずこの点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 当初バランスのとれておったものが、自治省が評価の基準あるいは平均の価額というものを示すわけですけれども、どうして土地、特に宅地においてついていけなかったの……

第46回国会 地方行政委員会 第9号(1964/02/14、30期、日本社会党)

○細谷委員 きょう提案されました地方交付税法等の一部を改正する法律案について、次のような資料を審議の必要上お願いしたいと思います。  第一は、単位費用の改定が行なわれるわけでございますが、その改定のよってきたる計算内容、これを費目ごとにひとつ具体的に示していただきたいと思います。  第二は、費目別の基準財政需要額の増加額、こういうものが付表についております。それの積算された内容、これをお願いしたいと思います。  第三は、いろいろな補正係数、補正が行なわれるわけでございますが、一二十八年度の実績からいきますと、この補正によってかなりの激変が起こっておるのが随所に見受けられます。そういう激変が起こ……

第46回国会 地方行政委員会 第11号(1964/02/20、30期、日本社会党)

○細谷委員 地方交付税の総額の特例に関する法律案につきまして、若干御質問をいたしたいと思います。  この提案理由の中に、「特別交付税の総額も昨年度に比べかなり増額されている」ということがあげられております。もう一つ、「災害等新たに緊急の財政需要を生じない限り、」こういう理由もあげられておるわけでございますけれども、特別交付税の総額というのは、昨年と比べますと一割強、厳密にいいますと五十億円足らずの増額でございますが、これで十分だとお考えになっておるのか、あるいは災害等新たな緊急の事態ということでありますが、あとで質問があるかと思いますけれども、部分的でありますが豪雪等が起こっております。あるい……

第46回国会 地方行政委員会 第13号(1964/02/25、30期、日本社会党)

○細谷委員 けさほどお願いしておりました資料をいただいたので、十分勉強しておりませんので、たいへん恐縮でありますけれども、交付税の問題について若干御質問をいたしたいと思います。  まず第一番にお尋ねいたしたい点は、三十九年度におきまして、市町村における基準税率を百分の七十から百分の七十五に変えて、市町村間の財源の均衡化を一そう推進するということでございますが、これによって三十八年まで交付団体であったものが、不交付団体になると考えられる市町村数はどの程度になるか、まずお尋ねしたい。
【次の発言】 五%の引き上げといいますと、一億円にいたしますと五百万円ですか、そういうかっこうになってくるわけであ……

第46回国会 地方行政委員会 第17号(1964/03/05、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は地方税法の一部改正の問題について質問をいたしますが、その前に、午前中の質問におきまして、千葉委員から個人事業税の問題について、三十四年に改正された免税点あるいは税率ということで軽減措置をとったということでありますが、具体的にどういう軽減が行なわれたのか、年次を追うた資料を次の委員会までに出していただきたい、こういうふうに思います。よろしくお願いいたします。  ところで、地方税法の問題でありますが、まずお尋ねいたしたい点は、今度の改正による減税は画期的だということをせんだっての委員会で細郷局長から説明があったわけでございますが、これを見てみますと、地方税全体といたしましては増収額……

第46回国会 地方行政委員会 第20号(1964/03/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 奄美大島の振興計画の問題につきまして、すでに多数の委員の方から御質問があったわけでありますが、重ねて御質問をいたしたいと思います。  まず第一にお伺いいたしたいことは、この復興計画の財源内容のうち、特に一般財源三十二億六千九百万、この内訳はどうなっておるのか、これをまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 この団体というものはどういうものか、少し……。
【次の発言】 そこでお尋ねいたしたい点は、今度の振興計画によりますと、三十九年度五億二千万円という一般財源になっております。この内訳はどうなりましょうか。
【次の発言】 もう一度お願いします。五億二千万よりオーバーしている。

第46回国会 地方行政委員会 第23号(1964/03/17、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連。問題は、附則の四十三では三十八年一月二日からになっておる。附則の四十四では三十九年一月二日からになっておる。一年間ずれておる。附則の四十四というのは中高層耐火の住宅なんです。そうしますと、新築住宅については附則の四十三、四十四との間に一年間ずれておる。四十四のほうはどうするのかといったときに、通達でいくと言うのでしょう。通達でいくということになると公団住宅なんかにかかってくる。中高層のものは一年間おくれるということになる。これを救済してやるのがほんとうじゃないか。したがって四十四という一年間ずれておるのは、四十三のほうで処理するのか。四十三で処理するということをはっきり答えて……

第46回国会 地方行政委員会 第26号(1964/03/26、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は予算の問題と、その他消防について若干お尋ねをいたしたいと思います。  まず第一番にお尋ねいたしたい点は、消防組織法の二十四条の一項は、どういう精神なのかお尋ねします。
【次の発言】 二十四条の第一項は、「消防及び警察は、国民の生命、身体及び財産の保護のために相互に協力をしなければならない。」こうありまして、第二項は、「消防庁、警察庁、都道府県警察、都道府県知事、市町村長及び水防法に規定する水防管理者は、相互間において、地震、順風、水火災等の非常事態の場合における災害防禦の措置に関し予め協定することができる。」こう書いてございます。これからいきますと二十四条の第一項は、いま長官が……

第46回国会 地方行政委員会 第30号(1964/04/03、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は地方交付税法等の一部を改正する法律案と地方財政計画等の関連におきまして君子の質問をいたしたいと思います。特に前回、府県関係の交付税について主として御質問いたしましたので、今回は市町村の単位費用等を中心といたしまして御質問したいと思います。  順序が若干変わってまいりますけれども、厚生省の公衆衛生局長さんがお見えになっておるようでありますから、日本住血吸虫病の問題についてまず御質問をしたいと思います。  昭和三十二年に寄生虫病予防法の一部が改正されまして、それに基づいて十カ年計画で予防対策、こういうものが講じられてまいったのでございますが、その十カ年計画が三十八年でどの程度進んで……

第46回国会 地方行政委員会 第31号(1964/04/07、30期、日本社会党)

○細谷委員 先ほど関連質問でお聞きしたいと思ったのですが、議面の前において示威行進をやった、そういうことが逮捕の原因になったということですが、当時の現況をごらんになっていらっしゃいますか、お尋ねします。
【次の発言】 私は当時議面の階段の中段において見ておったようですけれども、街路樹に沿うて歩いてきたのですが、若干それは騒々しくなったようでした。議面の前に国会議員が並んでおって、請願者がまとまって列が少し曲がって来たのです。そのときに、やあっと警官が割って入ったのです。ですからこれはむしろ挑発しているのじゃないかというように私には受け取れたのですが、その辺の報告は受けておりませんか。

第46回国会 地方行政委員会 第40号(1964/04/28、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず第一にお尋ねいたしたい点は、区長の選任の問題についてであります。  地方制度調査会の三十七年十月一日の答申によりますと、いろいろな議論があったわけでございますが、一長一短がある。こういうことで今回はそれに触れないということにいたしておるようでございます。この答申を見ますと、一番基本的な点に触れないで、そしていろいろな点を答申は、書いてあるわけです。それをどうしてうのみにされたのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 昭和三十四年の知事の選挙の際に、都の知事は区長の公選ということを公約されたことを御存じですか。
【次の発言】 三十七年の九月に都制調査会のこの問題に対する答申があ……

第46回国会 地方行政委員会 第43号(1964/05/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、道路交通法の改正が三十五年に行なわれたと記憶するのでございますけれども、法改正をいたして、その実績はどういうふうにあがったのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 実績は上がった、こういうお話でございますけれども、現実には、交通の混乱というものは一そう激しくなっておる。試みに統計を見てみますと、昭和三十四年には、自動車千台当たりの事故というのが六〇・二件、こういうものであったわけでありますけれども、三十五年には一一六・四件、こういうふうにふえております。実際にこの道交法が活用し始めたのは三十六年と申してもよろしいかと思うのですが、二、十六年は一〇二・三件……

第46回国会 地方行政委員会 第44号(1964/05/14、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して。先ほど安井委員から、そしていまも大臣の答弁があったのですけれども、地方制度調査会の非常にいいところには、プラスアルファをつけて結論を出しております。ちょっと都合の悪いところは無視しているという感がするんですが、それに関連して一つお尋ねをしたいのです。この中にこういうのがあるのです。「都には高度の財政需要があることにかんがみ、一般の地方公共団体に与えられている財源を特に削減する等の措置は、この際これを取止めることとするとともに、首都の公共施設の整備のため地方債の枠を拡大してぼう大な需要に対応する財政上の特別の配慮をすることが必要である。」こう書いてあります。地方債計画を見ま……

第46回国会 地方行政委員会 第45号(1964/05/15、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず自治大臣にお伺いしたいと思います。  三十九年の五月八日の夕刊に、「不当支出公表せよ福岡県財政ヤリ玉に」という見出しのもとで、次のような記事が載っております。「赤澤自治相は八日の閣議で地方議員の報酬値上げ問題に関連し「最近、地方自治体の財政がズサンである」と述べ、自治省がこのほど行なった調査結果を報告した。これによると山梨、福岡県はとくに財政のズサンさが目立ち、福岡県の場合、日教組に二、三億円の県費を出しており、また山梨県では」云々という記事が載っております。このほど行なった調査に基づいて、その内容としてそういう報告がなされたということでありますが、事実かどうか、まずお尋ねいた……

第46回国会 地方行政委員会 第47号(1964/05/21、30期、日本社会党)

○細谷委員 私はこの前、時間の関係で途中で切っておりますし、さらにその節お願いしました資料もありますので、それらについて若干質問したいと思います。  まず第一番に御質問したい点は交通信号機の設置の問題でございますが、三十九年度の設置予定数は五百二十という数でありまして、既設のものを加えますと、三十九年度末には四千三百九十二、こういうことになる見込みだということでありますが、お尋ねしたい点は、この信号機の単価が四十万円ということになっております。その四十万円の十分の五、二分の一の補助でありますから二十万円という予算掛買でございますが、実際にこの五百二十を立てる場合に、信号機の単価はどのくらいに見……

第46回国会 地方行政委員会 第48号(1964/05/22、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して。いまの問題でちょっとお尋ねしたいのですが、昨日警察庁のほうにお尋ねしましたが、私は酒を飲んだ人はこんりんざい運転を禁止しろという説なんです。というのは、居眠りするからあぶないわけです。そこでガードレールの話が出たのですが、国道等、くの字なりに曲がった、くの字の山のところに店がある。おわかりになりますか。くの字なりの曲がり魚に民家があって、店がある。よく店があるのです。そういうところにガードレールを優先的におつけになる御意思があるかどうか。これは非常に危険なんです。必ずその店にぶつかっております。人が死んだり、あるいは家がぶちこわされる。局長さん、ぜひこれはやっていただきた……

第46回国会 地方行政委員会 第53号(1964/06/05、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず第一点にお尋ねいたしたい点は、第四十国会におきまして、衆参両院で附帯決議がなされたわけであります。その附帯決議の中に、「組合等の資産の運用に当っては組合員の福祉の向上に万全を期すること。」という一項目が両院共通して入っておるわけです。ところで参議院の今度の附帯決議の中にも「団体共済組合の資金の運用にあたっては、組合員の福祉の向上に資するよう配意すること。」という同じような附帯決議がなされております。今度のこの団体共済は四十国会における附帯決議に基づいて――行政局長の言葉をかりますと、議員立法すべきものをこちらでやったのだというくらいにやらなければならぬものが取り上げられたわけで……

第46回国会 地方行政委員会 第56号(1964/06/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して。時間がありませんから簡単にお尋ねしますが、ひとつ簡単明瞭にお答えいただきたいと存じます。  まずお尋ねしたいことは、農林省は甲案でいくのか乙案でいくのか、それをお尋ねします。これはおわかりにならないかと思いますけれども、八郎潟干拓事業企画研究会報告書類集というのが三十八年九月に農林省農地局から出ており、甲案というのは五ヘクタール、乙案というのは十ヘクタールですね。このどちらでいくのか、これをまずお尋ねします。
【次の発言】 この問題は出発点でありますが、甲案でいくのか乙案でいくのかまだ決定しておらぬようであります。これはひとつ保留しておきます。  もう一つお尋ねしますが、……

第46回国会 地方行政委員会 第59号(1964/06/25、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は、せんだってありました新潟災害に関連して、いろいろな面がありますけれども、消防問題に限って質問をしてみたいと思います。  せんだって昭和電工川崎工場の爆発がございました。引き続いてその翌日も、やはり川崎で産業災害が起こった。今度の新潟の地震では、安全であるはずの石油タンクが爆発を起こした。そのために民家がたくさん焼けた、こういうことでございます。大体において、きのうあたりの新聞を見ますと、塚田知事の発表によりますと、今度の震災によって公共施設に一千億円、民間施設で約二千億円、計三千億円程度の被害があったという記事がございます。福田通産大臣は、六月二十一日に記者会見で、工場と商店……

第46回国会 地方行政委員会 第62号(1964/07/28、30期、日本社会党)

○細谷委員 時間がありませんから、十分程度御質問いたします。補足的でありますけれども、この原因について、先ほど松村長官から、野積みの硝化綿が、自然発火ということばは使いませんでしたが、自然発火した、こういうことでありますが、きょう初めてそれを聞いたのですが、そのとおりでありますか。
【次の発言】 そこで、この原因は、どう見ても宝組が、もう弁解の余地のない責任があるということははっきりしております。しかし、七月十日に大井消防署が野積みの硝化綿を発見して、そして新聞によりますと、五日の期限をつけてこれを処理しなさい、こういう期限つき勧告をしておるのですね。ところが四日目の十四日に事故が起こっておる……

第46回国会 地方行政委員会 第64号(1964/09/01、30期、日本社会党)

○細谷委員 時間がありませんから、ごく簡単にお尋ねいたしますので、結論だけお答え願います。  実は、交付税の配分が八月に決定されたわけでございますけれども、けさほどたいへんりっぱな資料をいただいて、文句の言いようのない資料でございますが、それについて御質問いたします。  まずお尋ねいたしたい点は、これによりますと、都道府県の分が二百五十億円程度前年度に比べまして増加しております。市町村の分が二百七十億円程度の増、こういうことになっております。ところで前年度が、三十七年度との増を見ますと、都道府県の場合に、四百四億円の増、こういうことになります。同じ比較でしておりますから、市町村の分が二百四億円……

第46回国会 地方行政委員会 第66号(1964/10/09、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は公務員の人事院勧告をめぐる最近の二、三の問題について、時間もありませんから要約して大臣に御質問いたしたいと思います。  前回及び前々回の委員会におきまして、自治大臣から、人事院の勧告は尊重する、地方公務員に対しては国家公務賃に準じて行なう、これについては不交付団体だけでも六百四十二億円程度の財源を補てんしなければならぬので、財源的に現存鋭意検討しているのだ、こういうお話を承ったのでございますけれども、その後今日まで一カ月以上の日数が経過いたしております。せんだって十月の五日に、第一回のいわゆる六人委員会というものが開かれまして、当時、大臣のおことばから想像される九月末ごろには決……

第46回国会 地方行政委員会 第67号(1964/10/27、30期、日本社会党)

○細谷委員 大臣は時間がないようでございますから、まず国家公安委員長としての大臣にお尋ねしたいと思いますが、去る十月十五日の未明午前三時、警察史上類のないような現職の警官が二カ年にわたって盗みを働いて、パトロール中の警官に追い回されたところが、そのピストルを奪って警官を撃った、こういう事件が起こっております。しかもそういうことで騒動している間に、窃盗容疑の少年が監房の中で自殺をした。その自殺も他の容疑者から言われてようやく気づいた、こういう事件が起こっております。文字どおりたいへんなことであり、警察行政について住民の不安というものはつのるばかり、こういう現況でございますが、これは警察制度に根本……


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第47回国会(1964/11/09〜1964/12/18)

第47回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1964/12/17、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連で。時間もないようでありますから、あるいは高橋先生が産炭地振興関係を全部担当されたかどうかわかりませんけれども、調査団の答申の中に書いてある点について、まとめてひとつ御質問したいと思います。  今度の答申では、地方財政の問題なりあるいは教育の現状、こういう問題をかなり指摘されておるわけであります。この答申の四七ページから四八ページにわたりまして、「道路、工業用水等の公共事業のうち」云々と書いてありまして、「当該事業に要する経費については、国の負担率、補助率の引上げを行なう。」こういう点が書かれてございます。この点についてもう少し、どの程度に具体的に御検討いただいたか、お漏らしい……

第47回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1964/12/19、30期、日本社会党)

○細谷委員 自治大臣がお見えになりましたので、十分時間もありませんようでありますから三、四点にわたって御質問したいと思います。  今度の答申にも書いてございますように、産炭地の振興をやらなければならぬ、こういうことでございますけれども、鉱産税をはじめ税収等はどしどし減っていってしまう。他方、失業対策事業なり生活保護等で支出はどんどんふえる、こういうことでやらなければならぬ産炭地振興というのが今日できない実情にある。そういうことでございますから、この答申書の中でも明瞭に、「新産業都市建設、低開発地域工業開発等他の地域開発政策と比べ、急激に落ち込んだその経済水準を回復して」いかなければならぬ特殊な……

第47回国会 地方行政委員会 第3号(1964/11/20、30期、日本社会党)

○細谷委員 昨日、一昨日とこの委員会におきまして佐世保における楢崎代議士の逮捕問題について質疑応答が繰り返されたのでありますけれども、お答えにいろいろ食い違った点がたくさん出てまいっております。しかもその経過を見ますと、まことに一方的な、自分の都合のいいような主張をしてまいっておりまして、あくまでも警察がとった行動を正当化しよう、こういう意図がまことに明瞭であります。民主的な警察の態度としてはまことに遺憾に私は思っております。たとえば現地にずっとおった、こういうことが言われたかと思いますと、その現場の実情は見ておらない、質問に対して、こういうことがあったかと聞きますと、そういうことは聞いておら……

第47回国会 地方行政委員会 第5号(1964/12/03、30期、日本社会党)

○細谷委員 質問に入ります前に、人事院勧告に基づく地方財源の問題が非常な大きな政治的な問題になったのでございますけれども、自治大臣はじめ非常な御尽力をいただいて、十分ではありませんけれども、新聞の批判によりますと、大蔵大臣の主張を曲げたのはこの点だけだ、こういうふうに書いてございましたように、たいへんな努力をいただいたことについて、まず、お礼を申し上げておきたいと思います。  ところで、質問に入ります前に、この人事院勧告の実施時期ということが、ずいぶん、休会中から問題になっておったのでありままが、最終的には九月実施ということになりました。ところで、私がお尋ねいたしたい点は、経過を見てみますと、……

第47回国会 地方行政委員会 第6号(1964/12/04、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して。先ほどの大臣の川村委員に対するお答えの中に重大なおことばがありますから、関連してひつと質問いたします。  先ほど大臣にことしは十月実施を九月にしたのだから誠意を示したのだ。このことにつきましては、私、昨日の質問で、大臣の労を多とすると申し上げたわけでありますけれども、同じお答えの中にこういうことがある。漸次人事院勧告を尊重していくのだ、こういうおことばがございました。これまでもこの委員会で、尊重するということをいわれたが、五月というのはいつも十月に値切られてきたじゃないか。今度も九月ということで値切っておるのじゃないか。ところがいまのおことばでありますと、従来は漸次という……

第47回国会 文教委員会 第1号(1964/12/02、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して御質問したいのですが、先ほど大臣から産炭地の教育問題についてのお答えを聞いたのですけれども、私は産炭地の教育の現状というものについて、文部省としては少し認識が足らぬのではないかという気がいたします。限度政令の範囲内でやれるのだ。もしやれない場合は善処するということばでございますけれども、昨年六百名程度、そのうちの相当部分が産炭地に配置されておるのだ、こういうことでございますけれども、せんだって参議院の文教委員会の劔木さんを団長にして行ったわけですが、教育の土台がくずれた。思い切った処方箋をしなければならぬと朝日新聞等に書いてございます。教育は陥没しておるのですから、何とか教……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第8号(1965/04/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は、昨日長崎県の伊王島炭鉱の爆発を見てまいったのでありますが、国会等でいろいろやかましく言われておるにかかわらず、炭鉱の大災害、爆発、こういう問題が頻発に近い形で起こっております。化学工場等でも昭和電工の爆発、三菱油化の爆発、あるいは富山の事件、塩素問題、こういう忌まわしい事件が起こっておるのでありますが、いま爆発等で人がなくなる、こういうようなことになりますと、かなり問題が具体化するわけでありますけれども、いま言っておる公害問題ということになりますと、なかなか具体的につかみにくい、いつの間にか長い間にやられる、こういうようなことで、これに対する取り組み方というのがずいぶんおくれ……

第48回国会 産業公害対策特別委員会 第9号(1965/04/14、30期、日本社会党)

○細谷委員 せんだっての委員会におきまして肥田委員と私からお願いいたした資料をただいまいただいたわけでありますけれども、この内容をひとつ簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま資料をいただいて、その内容について御説明いただいたのでありますけれども、たいへん粗雑な案で、私の要望いたしました資料とはほど遠いものがございます。私が要望いたしましたのは、この政府から出ております公害対策について一日も早く年次計画を立てて解決をしなければ、新産都市や工業整備特別地域における工業開発がきわめて困難な状態にあるという認識の上に立って、四十年度の予算では百億円というものを要求したわけでござい……

第48回国会 社会労働委員会 第30号(1965/05/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 ただいまの寄生虫病予防法の一部を改正する法律案についてごく簡単に二、三の点について質問したいと思います。  私は、この問題につきまして、昨年の四十六国会で、地方団体の負担の問題として、厚生当局、自治省当局に御質問し、今年度の予算委員会の分科会で厚生大臣にこの問題についての基本的な態度、方針等をお尋ねいたしたいのでありますが、ただいま委員長提案という形で、長い間地元民が待望しておりました改正案が提出されたことをたいへんうれしく思います。  そこで、まずお尋ねいたしたい点は、三十二年から十カ年計画でやってまいりました基本計画は、総延長二千百七十七キロメートル、こういうコンクリート溝渠を……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1965/03/10、30期、日本社会党)

○細谷委員 この前の委員会におきまして、多賀谷委員から北炭の夕張炭鉱の事故のことについて質問があったわけでありますが、私はその中で、質問に出ておりますけれども、若干政府の能度についてさらに質問をしてみたいと思います。  第一にお尋ねいたしたいことは、どうも最近の事故を見てみますと、三池炭鉱においてもそうでございますし、あるいは高松炭鉱の昨年の災害でもそうでございましたし、今回もそうでございます。また、これは鉱山保安の問題でありませんけれども、昨年の有名な勝島倉庫の爆発、こういう問題を見てみますと、あらかじめあぶないぞということが指摘されて注意が行なわれ、あるいは勧告が行なわれておるにかかわらず……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1965/03/17、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は電力石炭共販会社のことについて若干質問をいたしたいと思います。  第二次有沢調査団の答申によりまして、一般炭についてはトン当たり三百円、原料炭についてはトン当たり二百円の価格の引き上げが必要だ、こういうことが答申されたわけでありますが、この問題について新聞等を拝見いたしますと、まだガスの業界、あるいは鉄鋼関係の業界、あるいは九電力の社長会等と折衝をしておるようでありますが、まだそのいずれもがはっきりとした結論に到達しておらないようであります。ひとつ、それぞれについての今日までの経過をお聞かせいただきたい。
【次の発言】 それでは基本線は了承をいただいているということでありますけ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1965/03/18、30期、日本社会党)

○細谷議員 私は提出者を代表し、ただいま議題となりました産炭地域における特定の公共事業等に要する経費に対する国の負担又は補助の臨時特例に関する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  エネルギー消費形態の変革に伴う石炭鉱業の構造的不況は、石炭鉱業の急速な合理化ないし整理を余儀なくし、多数の炭鉱の休廃山、関連産業の倒産、炭鉱離職者の大量の発生等を招来したのでありまして、これが産炭地経済及び住民に与えた打撃はきわめて大きく、重大な社会問題を惹起していることは、御承知のとおりであります。  このため、従来から石炭企業の合理化対策、離職者対策、産炭地振興対策等の各般の対策が講せ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1965/04/07、30期、日本社会党)

○細谷委員 自治省と大蔵省の担当者のおいでを待っておりますけれども、時間がかかるようでありますから質問をいたしたいと思います。  今度、産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案というものが出されておるわけでございますが、まず第一にお聞きいたしたいことは、昨年の十二月十六日に第二次石炭調査団の答申が出されたわけでありますが、その答申の七ページに、こういうふうに書いてございます。「産炭地域の経済の疲弊は、依然として著しいものがある。その経済的疲弊の影響は、非行少年の増加、スラム街の発生等好ましくない社会状況を現出し、これまで中核企業としての石炭鉱業を基礎として形成されていたこの地域のコミュニケ……

第48回国会 石炭対策特別委員会 第27号(1965/06/18、30期、日本社会党)

○細谷委員 一言。私は六月四日に現地を見たわけですが、当時保安局長は巻ききゃはんで、真剣らなって調べておりました。そして、十分調べてひとつ国会の委員会で報告をします、こういうことで期待をしておったんですけれども、きょうお聞きしますと、何とかひとつこの委員会をごまかして表面をつくろっていこう、こういう印象を非常に強く受けた。そういうような通産省の態度。先ほど大臣から、何といっても生産と保安は一体だけれども、保安がやはり前提なんだというおことばがあったんですが、どうもそういう態度じゃない。先ほど多賀谷委員の質問に対しても、そういう態度に労働省は引きずられておる。たとえば職安法に関係する問題、組夫の……

第48回国会 地方行政委員会 第4号(1965/02/09、30期、日本社会党)

○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、第八次の地方制度調査会の答申の中に、この連絡会議に関する問題が答申されたわけでありますが、その後第九次地方制度調査会、それから第十次地方制度調査会が現在府県合併等をすすめておるわけでありますが、第八次地方制度調査会が地方制度の問題を審議したころとかなり状況が違うと思う。そういう段階で、この法律案も過去数回にわたって国会に提案されて、継続審議という形になっておるわけでありますが、今日この段階において、この連絡会議法案を必要とする理由をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 変わっておらない、こういうことでございますが、それでは私の質問の一部でありますその必要……

第48回国会 地方行政委員会 第10号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず、冒頭お尋ねしたい点は、地方財政計画についてせんだって与党の田川委員から本会議で質問があったのでありますが、私は田川委員の本会議における質問の趣旨については非常に共鳴する点が多々ございました。そういうことでありますから、ひとつ私の質問に対しても、大体同じ立場の意見になると思いますので、ひとつ明瞭にお答えをいただきたい、こう思うのです。  まず第一にお尋ねいたしたい点は、自治省では今度特例の新産業都市に対する起債の引き上げなりあるいは補助率の引き上げをやるわけでありますが、もともと事業課のない自治省で事業に対するかさ上げ的な補助金、そういうものは、どういうものに対して自治省所管で……

第48回国会 地方行政委員会 第12号(1965/03/04、30期、日本社会党)

○細谷委員 資料をお願いしたいのです。きょうは「地方公務員給与実態調査、結果の概要」というたいへんすばらしい紙で印刷したものをいただいたのですけれども、内容を見ますと、概要の概要というようなかっこうになっておるんです。たとえば八ページを見ますと、町村とか特別区とか、組合とか書いてある。それには職員数、構成比、平均給料月額と、こう書いてありますね。国家公務員のところになったら、紙が足りなくなったせいかどうか知りませんけれども、大切なところを書いていないわけですね。  それからまたあけてみますと、たとえば一〇ページの第七表、これまた国家公務員のやつを欠いているわけですね。どうも国家公務員のやつ、都……

第48回国会 地方行政委員会 第13号(1965/03/05、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は昭和四十年度の地方財政計画と、昨日提示されました三十八年七月一日現在の給与の実態調査、こういう問題を中心として質問をいたしたいと思います。  問題が計画だけにあらわれた字句ばかりではなくて、仄聞する点あるいは自治省の方針として新聞紙上等に載せられた問題等についての御質問を率直にいたしたいと思いますから、ひとつ隠さずに、きょう大臣いらっしゃいませんけれども、すなおに自治省の方針を聞かしていただきたい、こういうふうに思います。  まず第一にお尋ねいたしたい点は、今度の地方財政計画は三兆六千百二十一億円ということで、前年比一五・一%、こういうふうな伸びになっておるわけでございますけれ……

第48回国会 地方行政委員会 第14号(1965/03/09、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連して質問しますけれども、だんだんこういう超過負担については是正する方向をとっているんだと言いますけれども、いま毎年ベースアップがあるのですが、同じ仕事で前の年より補助単価が減っているという例を御存じですか。
【次の発言】 農林省のほうで、農業改良普及員の問題につきまして、補助単価が前年より、毎年毎年ベースアッブがあるのに、減っておるという例を御存じであるかどうか、お聞きします。
【次の発言】 こういう問題はマクロの質問ではいけませんから、少しミクロで質問しているのです。そういうことをおっしゃいますが、指示人員、指示職員数というのは同じであって、私はこれはある県の数字を申し上げて……

第48回国会 地方行政委員会 第16号(1965/03/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 最初に木村先生にお尋ねいたしますが、先生は先ほどのおことばで、いろいろな調査会なり審議会というものができておる。税制調査会においても縦割り行政の問題なりあるいは管轄等の問題で、人のクワにはみ出しては困るということで、なかなか理想的な検討ができなかった、こういうおことばがあった。私もそう思うので、へたをしますとそういう縦割り行政の中でつくられた委員会というものの――先ほど松隈先生は、大部分取り入れられた、こういうことで若干満足の御意見を言われておったのですが、どうもやはりそういう問題が隠れみのになって、公正妥当な、あるいは公平な措置がとれないのではないか、こういう、私も先生と同じよう……

第48回国会 地方行政委員会 第17号(1965/03/16、30期、日本社会党)

○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、今回の地方税法の改正にあたって、自治省としてはどういう態度、方針をもってこの改正に当たられたか、この点をお尋ねいたします。
【次の発言】 地方財政が非常に苦しい、こういう観点が一つだ、こういうお答えでございますが、この税制調査会が行なった長期答申と、四十年度の税制改正に関する答申、これが昨年十二月に出ているわけでありますが、これに対してはどういう態度で臨まれたか、これをお尋ねします。
【次の発言】 私のお聞きしている点は、具体的にどういう答申があったからということではなくて、この答申に対する基本的態度と申しますか、そういうものをお聞きしているのです。答申を……

第48回国会 地方行政委員会 第20号(1965/03/23、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず第一番にお尋ねをしたい点は、この法律案の審議をきわめて急いでおる理由は一体どこにあるのかお尋ねします。
【次の発言】 四月一日に合併を予定しておるところが数カ所あるということであります。具体的にどこの県のどことどこかということを一つ一つあげてください。
【次の発言】 問題の個所は、長野県と富山県と宮崎県と鹿児島県の四カ所、関係市町村が八つのようでございますが、これ以外にございませんか。
【次の発言】 いろいろな事情があったかと思いますけれども、私はたいへん遺憾に思っておるのです。と申しますのは、町村の合併という問題は、地方自治のやはり根幹に触れる問題なんです。そういうことであり……

第48回国会 地方行政委員会 第24号(1965/03/31、30期、日本社会党)

○細谷委員 時間も一時間に限られておりますので、ひとつ時間を効果的に使えるように御回答いただきたいと思います。  まず、第一にお尋ねいたしたい点は、昭和四十年度の予算の要求にあたって、自治省では、国税三税に対する交付税率三〇%と、こういうことを要求し、その後減税等の関係をにらみ合わせて三〇・四%という要求をなさったわけです。三〇%から三〇・四%にした際には、地方財政の現状からこれだけの交付税は確保しなければならぬということで、逆算をして三〇・四%というのが出たと私は伺っております。それが今度二九・五となるわけでございますが、こういうような変遷をたどって、はたして自治省が考えておるような地方財政……

第48回国会 地方行政委員会 第27号(1965/04/08、30期、日本社会党)

○細谷委員 銃砲刀剣類等所持取締法の一部を改正する法律案を政府が提案されておるのでありますが、この改正の目的についてお尋ねします。
【次の発言】 ただいまの説明は、この前聞いたことと大体同じでありますが、それに関連して一点お尋ねしたいのですが、国家公安委員会からいただきました資料の五二ページ、最終のページを拝見いたしますと、第六表に「けん銃の密輸入事件検挙状況」、こういう表が載っております。これを見ますと、三十七年、三十八年、それから三十九年の一月から六月、こういう検挙の状況の数字が載っておるのでありますが、ふしぎに思うことは、三十七年、三十八年に比べまして、三十九年の前半、半年間における検挙……

第48回国会 地方行政委員会 第31号(1965/04/23、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連してちょっとお尋ねしたい。  いま佐久間局長の、交際費の予備費流用の問題について好ましくない、この程度の指導ですか、あらためてお尋ねします。
【次の発言】 間違った運用ということと違法ということはちょっと違うと思うのです。自治法というもののたてまえから間違いだということは、これはもう不当ということにはなるでしょうね。そうじゃないですか。
【次の発言】 私は、この問題について佐久間行政局長の指導は、東京都に対して少し甘いと思っているのです。ですから、私は重ねてお尋ねしているのです。私は経験したことがあるのです。私は三、四十万円の流用をしたことで議会からかなり追及をされて、自治省の……

第48回国会 地方行政委員会 第33号(1965/04/28、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず私が質問いたしたい点は、四十年度の予算の問題から入りたいと思います。予算委員会では大きい問題ばかり取り上げられて消防の問題なんというのはほとんど出ないわけですけれども、小さいことでありますけれども重要な問題でありますからお聞きしますが、昨年の新潟地震災害等にかんがみましてかなり思い切った予算を編成要求したようでございますが、四十年度の要求額というのは消防庁で四十二億要求をしておるのですね。昨年は九億八千九百万の予算額、そして実際に大蔵省の査定を経て予算として計上されたものは十二億六千八百万、私は昭和四十年度の予算編成に当たって三十九年度の予算額の大体丁五倍程度で予算を要求してほ……

第48回国会 地方行政委員会 第34号(1965/05/07、30期、日本社会党)

○細谷委員 前回の委員会で質問いたしましたが、幾つかの問題点が残っておりますから、続いて質問をいたしたいと思います。  まずお尋ねいたしたい点は、四月の十六日の午後二時半ごろ、池袋のスケートセンターで、アンモニアガスが漏れて、東京消防庁等、ポンプ十三台が出動して災害を防いだわけでありますが、これは消防でしょうか。お尋ねします。
【次の発言】 消防の所管でないですね。なぜ消防庁が出動したのですか。
【次の発言】 新聞に書いてあることでありますが、その原因を見ますと、「レシバー三基のうち、一基についていた高さ五十センチ、直径十二ミリのガラス製目盛りが根本から折れてアンモニアガスがふき出したものらし……

第48回国会 地方行政委員会 第37号(1965/05/17、30期、日本社会党)

○細谷委員 時間の制限がありますから二、三の点を質問してみたいと思います。  まず第一にお尋ねいたしたい点は、私は毎朝本郷三丁目の地下鉄に乗るためにあそこを往復するわけですが、しみじみと感じますことは、横断歩道にしばしば――どころではなくてひんぱんに、横断歩道の幅がありますと、それに完全に自動車が入ってしまう。ですから、何のことはない、青信号になって通ろうとしますと、全部こう横断歩道をはみ出して回るわけです。非常にその横断歩道が危険であり、通りにくいのです。警官はどうしているかと見ますと、台の上に立って、何にも言わぬでのんびりとながめております。これでよろしいのでしょうか、お尋ねします。

第48回国会 地方行政委員会 第38号(1965/05/18、30期、日本社会党)

○細谷委員 大臣がいらっしゃっていますから、ちょっとお尋ねしたいのです。昨日と、またいまの答弁で、信号機の財源問題についてお尋ねしたいのです。  消防施設の充実の際に、消防庁の松村消防庁長官が、当初はこう答えております。それは、消防施設の充実は非常に重要だから、今年度は起債もふやした、そこで補助をつけたところに対しては起債は認めないで、そして損保等の起債については別途にさらに充実のほうに回す、こういう考えであったのでありますが、いままでのやり方はそうではなくて、補助のついたものについては優先的に損保の起債等が認められて、地方財源の枯渇しておる今日ですからやれるようにという答弁をいただいて、従来……

第48回国会 地方行政委員会 第40号(1965/05/31、30期、日本社会党)

○細谷委員 いま安井委員から消防と運輸省との間の接点の問題が出たわけでありますが、横浜のタンカーの爆発、それに引き続いて二十三日の室蘭の港のタンカーの爆発、昨日テレビを見ますと三十億なり四十億くらいの損害だ、こういうことをきのうテレビのニュースで放送しておったのですが、その接点の問題についても消防庁長官にお尋ねしたいのでありますが、三十四年に消防法が改正されまして、第三章の「危険物」という中に、第十六条の六というのが設けられたわけです。それには「この章の規定は、航空機、船舶、鉄道及び軌道による危険物の貯蔵、運搬、詰替その他の取扱には、これを適用しない。」こういうふうに書いてありまして、端的申し……


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第49回国会(1965/07/22〜1965/08/11)

第49回国会 地方行政委員会 第5号(1965/08/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 まずお尋ねいたしたい点は、予算委員会等でも問題になったのでございますが、国税の減収約二千億、これからの最小必要な追加財源として千五百億、三千五百億か四千億円程度の財源の不足を来たす、そこで赤字公債というものを発行する、こういう政府の態度が明らかになっておるようでありますが、こういうやり方に対して、一体締めろ締めろと強く指導されてきた地方団体はどう受けとめるのか、どう影響があるのか、こういう点について、自治大臣としてあるいは財政当局としてどうお考えなのか、まず承っておきたいと思います。
【次の発言】 私がどう受けとめるかという点についてお聞きしたい点は、そういう具体的な方向というより……

第49回国会 地方行政委員会 第6号(1965/10/04、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は、国政調査第三班の調査の結果の概要を御報告申し上げます。  第三班は、中島茂喜理事、門司亮委員と私とが直江調査員を伴いまして、九月十三日から六日間、鹿児島、宮崎及び熊本の三県を調査してまいったのであります。  今回の調査は、第一に、本年六月及び七月の豪雨並びに台風十五号によりまして多大の被害をこうむった鹿児島県及び熊本県の災害による財政上の影響を調べること、第二に、三県において辺地整備法の適用地域の比較的多いこれらの地域における公共的施設整備の必要事情とその対策を調査し、今後における地域格差の是正に役立たせようとすること、また第三には、宮崎県及び熊本県における新産業都市建設の状……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1966/04/20、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は、ただいま議題になりました産炭地域振興臨時措置法の一部を改正する法律案と産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案について、主として、基本計画なり実施計画の推移、あるいは事業団の業務内容、それから産炭地域の自治体の財政問題、さらに産炭地域の教育問題、こういう問題について順を追うて質問いたしたいと思います。  まず、通産省にお尋ねしたいのでありますが、昨年暮れの十二月、日はいつだったかわかりませんけれども、初旬ころだったと思うのでありますが、石炭局長においでいただきまして、私どもで予算要求の内容についてヒアリングをやったのであります。その節、今度通産省が出す予算案というものは、石……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1966/04/21、30期、日本社会党)

○細谷委員 二点ばかりお尋ねしたいのですけれども、第一点は、先ほど多賀谷委員から質問があった振興法の十条と十一条の問題なんです。先ほど話がありましたように、多久の市長さんから報告を聞きましても、十一条はさか立ちをしているわけですね。これは当時からわかっておったことなんです。そこで、六条に対して百分の六ということに落したわけですね。私は、当時のことを考えてみますと、いまそうおっしゃいますけれども、産炭地の連合会なり知事会も悪いと思うのだ。当時、通産省のほうからこの法律案が出てきますと、政府案にちょっと手直しして通してくれ通してくれということで、盛んに陳情があった。現に、佐賀県のほうからは、百分の……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1966/04/27、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず第一にお尋ねいたしたい点は、三十五年、四十年と国勢調査が行なわれたわけでありますが、産炭地域関係の人口の激減ということは非常に顕著なものがあるわけでございますが、これによって交付税法計算七の基準財政需要額がどういうふうに移動するのか、これをお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 それでは、まことに残念でありますが、交付税ないし六条関係の問題はあと回しにいたしまして、産炭地域振興臨時措置法十条、十一条の改正が昨年行なわれて、その結果どういうふうになったのか、それをまずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御説明でありますと、六条指定の市町村では百十三のうち六十七……

第51回国会 石炭対策特別委員会 第18号(1966/06/01、30期、日本社会党)

○細谷委員 産炭地振興問題につきまして、私はこの委員会で二回にわたって御質問をしたわけでございますけれども、なお問題が残っておりますから、きょうは、産炭地の市町村あるいは自治体の税財政問題、それから、陥没しておるといわれております産炭地教育の問題について主として質問をいたしたいと思うのであります。私は具体的なこまかい問題を質問をいたしまして、大きな問題につきましては後ほど多賀谷委員から質問いたすことになっております。  まずお尋ねいたしたいことは、租税特別措置法第十三条の規定によりまして、従来、取得価額が一千万円で、常用の雇用者が二十人以上の製造工業に対しましては、固定資産税等の減免が行なわれ……

第51回国会 地方行政委員会 第2号(1965/12/23、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は議題になっております地方交付税の特例に関する法律案と、これに関連する地方財政の問題についてお尋ねをしたいのでありますが、その前にお尋ねしておきたいことは、昭和四十年度における財政処理の特別措置に関する法律案、その第三条に、五百十二億円の金額を一般会計から特別会計に落ち込み分を補てんする意味において繰り入れる、こういうことになっておるわけでありますが、もともと本年度の予算が成立した数カ月後には、この程度の交付税が落ち込むということは決定的であった。ですから端的に申し上げますと、大蔵省の税の見積もりというのが重大な誤りをおかしておった。こういうことになるわけでありますから、一般会計……

第51回国会 地方行政委員会 第3号(1965/12/24、30期、日本社会党)

○細谷委員 冒頭お尋ねいたしたい点は、三百億円を特別会計に繰り入れをいたしまして、交付税方式で人事院勧告実施に伴う財源措置を講じようとしておるわけでありますが、これでやれると思うのかどうか、自治省及び大蔵省にお尋ねいたします。
【次の発言】 大蔵省は、まずまずできるだけのことはしてきた、自治省のほうでは、まずまずこれでやれるだろう、こういうようなおことばでございますが、三百億の措置をいたしましたのは、これは交付団体が対象になっておる。一体交付団体対象で、この措置で、実際に必要な金額のどの程度を充当できる見込みなのか、これについてお答え願いたいと思います。

第51回国会 地方行政委員会 第4号(1965/12/25、30期、日本社会党)

○細谷委員 一問だけ。これは私、新聞で見たのですけれども、大蔵省では地方財政再建計画、これは長期財政構想の一環としてということですが、四十一年度から三カ年の計画でおやりになる。その内容というのは、歳出の合理化、財源の確保、こういう二点に焦点をしぼってその内容も発表されておるわけでありますが、そういう構想があるのかどうか。そういうお考えを大臣、お持ちかどうか、それを簡単にお聞きしたい。
【次の発言】 私は、先ほどの超過負担の問題について関連して質問するのでありますが、財政局長のお答え、私どもがいままで教わっておったよりもずいぶん紳士的な態度でものを言われておりましたが、佐藤主計官のことばを聞いて……

第51回国会 地方行政委員会 第5号(1965/12/27、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題になっております昭和四十年度分の地方交付税の特例等に関する法律案について反対の討論をいたします。  今度の措置は、八月十三日に行なわれました人事院勧告に基づく国家公務員の給与改定に準じて地方公務員の給与の改定を行なうための財源措置でございますが、第一に、人事院勧告は五月から実施しろ、こういうことになっておるのでありますが、この案は九月実施という立場に立っての財源措置であるということであります。公務員の労働基本権を奪ったその代償としての人事院勧告、これは完全に実施する、すべきだということはすでにドライヤー委員会、調査団の報告でも明らかなと……

第51回国会 地方行政委員会 第11号(1966/03/01、30期、日本社会党)

○細谷委員 ただいま警察庁の予算額調べをお聞きしたんですが、この表を見ますと、四十年度の予算額は補正後のやつでありますから、ひとつ親切に、比較上、当初の予算額をひとつ並べていただきたいと思うのです。これが一つ。  それから、せっかく備考欄というのがあるわけなんですけれども、備考は白紙なんですね。これについての積算の基礎をひとつ資料として出していただきたい。いろいろ説明の中に、装備には何台買うのだとか、あるいは増員はどうだとか、いろいろありましたけれども、個々の項ごとの積算の基礎をひとつ資料として出していただきたい。  以上、資料としてお願いしたいと思います。

第51回国会 地方行政委員会 第12号(1966/03/04、30期、日本社会党)

○細谷委員 先だって行なわれました自治大臣の所信表明について、順を追うて質問したいのでありますが、その前に、重箱のすみを針で突つくようなお話で恐縮でありますが、私は大臣が所信表明を朗読しておる過程におきまして、読み違いじゃなくて大臣の気持ちがあらわれたんだろうと思うのでありますが、この原稿と違った読み方をしているので実質的な意味が違ってくる点を、あとでまた読み返しまして発見したのですが、これはどうなんですか。速記にはそうなっていると思うのですが、一々点をあげませんけれども三、四点あるのですよ、意味がだいぶ違ってくるのが。予算に関係するような点があるのですが、これは文章どおりだと、確認していただ……

第51回国会 地方行政委員会 第14号(1966/03/10、30期、日本社会党)

○細谷委員 この前大臣の所信表明に対して、国家公安委員長としての所信に対する質問が時間の関係でできておりませんので、きょうその点につきまして御質問申し上げたいと思います。  所信表明の順を追うて御質問申し上げるわけでございますが、まず道路交通の関係でございますが、「運転者対策の一環として、三ヵ年計画により警察庁に運転者管理センターを設立し、」と書いてあるのです。この三ヵ年計画による運転者管理センターの構想を聞かしていただきたい。
【次の発言】 運転者管理センターの構想というのは、要するにポイントシステムを採用しよう、それは膨大な件数、事務になるので、電子計算機を大々的に導入してやっていこう、こ……

第51回国会 地方行政委員会 第15号(1966/03/11、30期、日本社会党)

○細谷委員 資料要求ですけれども、いま交付金、納付金の質問をしているのですけれども、いただいたのはお経を読んだときの一冊なんで、残念ながらこれは全然わからない。そういう審議の際の参考資料をいただかなければ、進めてくれ、進めてくれといっても、手の施しようがないのですよ。  それから、きょうの理事会でも、火曜日から地方交付税なり特例に入ることになっているのですけれども、いただいているのは法律案要綱と法律案しかもらっていない。単位費用等は、財政計画の中で、法律の中に単位費用の変わりはありますが、どうして変わったかという資料もいただいておらぬわけですね。火曜日に質問するといっても、残念ながら手がかりが……

第51回国会 地方行政委員会 第16号(1966/03/18、30期、日本社会党)

○細谷委員 二点お尋ねしておきたいのでありますが、前にも出たことでありますけれども、今度の地方税法の一部を改正する法律案、いままで秋山委員からこの点の指摘があったのでありますが、これだけの法律案なんですね。この法律はたった二条なんですね。これだけ分厚のもので二カ条の法律案なんですが、一体こういう法律案というのはあるのでしょうか。ロケット方式というのだそうですけれども、大体日本の法律の中でも一番長いといわれる地方税法、その地方税法の相当部分を改正しているのを、この一条と二条――一条というのは四十一年法ですよ、二条というのは四十二年法ですよというので、資料を見ても三段がまえで書いてある。このロケッ……

第51回国会 地方行政委員会 第17号(1966/03/22、30期、日本社会党)

○細谷委員 最初に松隈さんにお尋ねしたいのでありますが、今度税制調査会が四十一年度の税制改正に関する答申を出されたわけですが、昨年長期答申というものを出されております。どうも実現不可能なものは答申しても意味がないというおことばにもあったように、やはり税調そのものが自主性を失って、政府ペースで動いているのじゃないか。端的に言いますと、四十年度に出された長期答申というものと、今度四十一年度の税制答申というものが無縁のものだ、こういうふうに思うのでありますが、ひとつ松限さんの御見解をお尋ねしたいと思うわけであります。  第二点は、先ほど松隈さんのおことばで、答申と今度の政府の税制改正の案というものは……

第51回国会 地方行政委員会 第18号(1966/03/24、30期、日本社会党)

○細谷委員 地方税法の問題につきまして、固定資産税問題につきましては一応三党間で意見が一致しておりますから、それを除いた部分について、幾つかの点について質問をしてみたいと思います。  一昨日、ここに参考人を呼びまして意見を聴取したわけでございますが、その際、大都市の自主財源という問題がかなり強く参考人からも発言されました。たとえば大阪市の例をとりますと、大阪の市民が納める税金のうちわずか一割一分しか入ってこないのだ、八九%というのは国税と府税になっておるのだ、そのうち国税は七三%だ、こういうお話がございました。反面、大都市の性格として、いわゆる法人活動をかなり大きなウエートとして都市はやってお……

第51回国会 地方行政委員会 第19号(1966/03/25、30期、日本社会党)

○細谷委員 資料をお願いしたいと思います。  第一は、昨年の暮れに人事院勧告に基づく給与関係に対して特例法ができたわけです。その後実態を見ますと、やったところあるいは国家公務員を下回ったところ、やってないところ、特に地方公営企業関係では公営企業の経理の実態等から、かなりやってないところが多いやに承っておるのであります。そこで地方公営企業とそれから一般の職員等についての給与の問題についての措置の状況をわかりやすく、かつできるだけ詳細な資料をいただきたい、こう思います。  第二は、先ほど御説明がありました国庫補助負担金制度の合理化というのが行なわれておるのでありますが、これについて昭和四十一年度に……

第51回国会 地方行政委員会 第23号(1966/04/05、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず最初に承りたい点は、昨日、総額千六百二十一億円の第一回の地方交付税の配付が行なわれたわけでございますが、ことしは八月くらいまでに六割以上の地方交付税を繰り上げ交付する、こういう方針のように聞いておるのでありますが、そういうことでやられるつもりかどうか、まずお聞きしておきたいと思います。
【次の発言】 そういう方針にはきまっておらないという御答弁でございますが、実は三月十四日の日本経済新聞の記事によりますと、四十一年度の公共事業の施行を促進するために八月までに六〇%以上やるのだ、それを読みますと、たとえば、第一種臨時地方特例交付金二百四十億円というのを五月に全部交付してしまうのだ……

第51回国会 地方行政委員会 第24号(1966/04/07、30期、日本社会党)

○細谷委員 私は一昨日の質問で、公共事業費の振りかえ分の問題、あるいは固定資産税の修正に基づく財源措置、あるいは第二種特例交付金の今後の問題、こういう問題については質問を保留しておきましたけれども、この問題はきょうもまだ保留をいたしまして、時間もありませんのでその他の問題につきまして、委員長の議事進行に大いに協力する意味で二、三御質問をしたいと思うのです。  第一は、今度の交付税法改正の一つのポイントとしてあげております四十年の国勢調査等に基づく人口急減補正等を含めた低種地、いわゆる財政貧弱市町村に対する措置が行なわれようとしておるのでありますが、その内容についてまず御説明を願いたい、こう思い……

第51回国会 地方行政委員会 第25号(1966/04/14、30期、日本社会党)

○細谷委員 大蔵大臣に御質問いたしたいのでありますが、ただいまの大蔵大臣の発言中、実質的に地方財政の負担とならない方法とは何か。全額国庫の負担により補てんすべきで、この場合の補てんの方法は一般財源の補てんによるものと思うが、どうか。  第二は、補てん額は初年度五十二億円、平年度五十七億円であって、昭和四十一年度ばかりでなく、昭和四十二年度以降においても考慮すべきものであると思うが、どうか。  三、補てん額の配分にあたっては、交付団体、不交付団体の区別はすべきでないと思うが、どうか。  四、補てんの時期はいつか。  以上について大蔵大臣の明快な御答弁をいただきたいと思います。

第51回国会 地方行政委員会 第26号(1966/04/15、30期、日本社会党)

○細谷委員 質問というほどではないのですけれども、資料等に関連してお尋ねいたしたいと思うのです。  まず首都圏整備について、ただいま簡単な御説明と、せんだって四十一年の一月にできました「首都圏整備の概要」というパンフレットでありますが、このパンフレットによりますと、大体首都圏整備というものは三千七十七億円程度の市街地開発区域整備計画事業費となっておるわけでありますが、このパンフレットの三ページに、「現在、改定のための作業が続けられている。」こういうふうに書いてございます。この関係はどうなっておるのか。したがって、いま申し上げました三千七十七億円程度の計画というものは変わってくるものかどうか。こ……

第51回国会 地方行政委員会 第28号(1966/04/22、30期、日本社会党)

○細谷委員 昨年の第四十八国会におきまして、地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案の審議の際に、「三、地方公務員共済組合の短期給付については、医療費の増加に伴う財政悪化及び組合員の負担増加の現状にかんがみ、これが健全化及び組合員の負担の緩和をはかるため、国庫負担制度について検討すること。四、地方議会議員の在職期間については、都道府県、市及び町村相互に通算できるよう検討すること。」という附帯決議がついておるわけでありますが、きょうは特に第三の、最初に読みました点について、その後どのように検討がなされたのか、経過あるいは自治省の考え方、大蔵省の考え方をお尋ねいたしたいと思います。

第51回国会 地方行政委員会 第31号(1966/05/10、30期、日本社会党)

○細谷委員 初めにお尋ねいたしたい点は、この法律は昨年も改正を行なったわけでありますが、今年はどういう観点から改正を行なおうとするのか、まずお尋ねしておきます。
【次の発言】 昨年の渋谷の十八歳の少年の銃砲店における事件というのが直接のきっかけになっておるようでありますが、これに関連いたしまして、昨年の二月十五日名古屋で事件を起こしておるのですね。これは精神異常者だと判断されて無罪になっておるのでありますけれども、これについてその後の経過はどうなっておるのか、知っておる範囲内でお答えを願いたい。
【次の発言】 あの名古屋で起きた事件というのは、三十一歳の、名前は西村貞助という人でございますが、……

第51回国会 地方行政委員会 第32号(1966/05/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 荻田さん、所用で途中でお帰りになるようでありますから、二、三の点についてまとめて御質問いたしますから、まとめてお答えをいただきたいと思います。  第一点は、昨年の十月十二日に本答申が調査会から出たわけでございますが、先ほどの参考人としての発言、公営企業がここまできたのは外的な要因と内的な要因があるのだ、こういうことでございます。そのとおりだと思うのでありますが、この調査会の答申を見ますと、その内的な要因について、ある部分は非常に詳細に指摘をし、そしてもっと指摘をしなければならぬ内的部分については不十分な形で答申が行なわれていると思うのです。特に公営企業というのはやはり社会全体の中に……

第51回国会 地方行政委員会 第33号(1966/05/13、30期、日本社会党)

○細谷委員 時間がありませんから、簡単に一、二の点を御質問したいと思います。答弁もひとつ簡単にお願いしたいと思うのです。  昨日川名、きょう五名の参考人の方にいらっしゃっていただいて、きょうも二時過ぎになるわけであります。昨日も二時まで熱心に意見の交換をやったわけで、私どももたいへん得るところがあったのであります。  ところで、九名の方の御意見を拝聴いたしますと、昨日の調査会の代表としていらっしゃった方を除きますと、今度の政府の案では今日の地方財政、地方公営企業の再建というのはできないのだ、危機は克服できないのだ、こういう結論であり、御意見であったと私は聞いたのです。ところで、ひとつ第一部会を……

第51回国会 地方行政委員会 第36号(1966/05/27、30期、日本社会党)

○細谷委員 最後でありますけれども、今度のこの法律案については附帯決議がつかぬようでありますから、私は一、二点確認をしていただきたいと思います。  一つは、火薬数についての取り締まりを、従来野放しの観があったのでありますが、これを今度は強化いたしたわけです。ところで、同じような事故を起こしておる空気銃弾については野放しなんです。従来も空気銃で人が死んでおりますし、また事故を起こしておる。私がせんだって質問した直後に東京の護国寺ですか、電車に向けて空気銃をぶっ放している。幸いに運転手なりお客さんにけがはなかったのでありますが、やはり空気銃弾を野放しにしておくということは、法律技術上の問題はあろう……

第51回国会 地方行政委員会 第37号(1966/05/31、30期、日本社会党)

○細谷委員 関連。いまの大臣のことばでも、どうも少し実態と合わないと思うのです。昨日の新聞にこう書いてあるのですね。アメリカ原潜横須賀寄港をめぐる反対闘争やILO条約発効に伴う国内関係法施行に反対する動きが予想されるが、これに対しては実態をよくつかみ、違法行為の防止につとめ、法無視の行為には断固たる態度を示さなければならぬということで、非常に重視して、新井警察庁長官は警察本部長にあいさつの中で訓辞をたれて、特にこの問題に触れておるのですから、大臣の行動は、どうも警察庁長官がこの問題について見ておる見方とずいぶん食い違いがあるように思うのですが、いまの関連で御質問申し上げます。

第51回国会 地方行政委員会 第45号(1966/06/23、30期、日本社会党)

○細谷議員 ただいま議題となりました地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提出者を代表いたしまして、その提案の趣旨及び内容の概要を御説明申し上げます。  最近の急速な経済成長の陰で、わが国の社会保障の水準は相変わらず低い状態に置かれております。さらに物価高を背景として、社会保障の飛躍的な拡充が望まれるところであります。  特に、最近における医療費の急激な増加は、各種共済組合の財政収支を悪化させ、組合員に過重な負担をしいる掛け金引き上げを余儀なくさせており、このまま放置するならば医療保険は崩壊の危機に追い込まれるのであります。また、老後の生活安定のための年金保障制度の確立は……

第51回国会 地方行政委員会 第46号(1966/06/24、30期、日本社会党)

○細谷委員 地方公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、二、三の点について御質問をしたいと思います。  第一点は、長期給付の問題についての国の財政援助の措置に関する点であります。大体、地方公務員共済組合については、長期給付の場合に交付税を通じまして一割五分程度の国庫の援助があるわけでありますけれども、今度農林年金法が一部改正されまして、農林漁業団体等職員共済組合法の一部を改正する法律案ですか、百分の十六と法定されたわけですね。そうなりますと、この地方公務員等共済組合法の百分の十五というのは不公平じゃないかと思うのですよ。片や百分の十六、片や百分の十五ということになりますと、交付……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1966/08/11、30期、日本社会党)

○細谷委員 最初に厚生大臣にお聞きしたいのですが、せんだってこの答申を受けまして、この答申では雇用対策がないのだ、それで非常に生活保護者が激増してくる、ですから生活保護よりも雇用対策をという形で厚生省は各省に申し入れした、こういうふうに新聞等で書いているのを読んだわけでありますけれども、今日産炭地六条指定、百十ばかりの市町村がありますけれども、たいへんな生活保護費をかかえておるわけです。税金は減るわ、生活保護の二割負担だという形で、これはもう生活保護費に全部をつぎ込む、あるいは失業対策事業につぎ込んでおるというような現況でございます。  そこで、大臣に率直にお尋ねしたいのは、非常に高率の失対事……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1966/08/12、30期、日本社会党)

○細谷委員 昨日、きょうと引き続いて参考人の方たいへん御苦労さまでございますが、昨日述べられたことについて、時間の関係もありますから、まとめて御質問申し上げますので、お答えいただきたいと思うのであります。  最初に炭労の山本委員長にお尋ねいたしたいのでありますが、昨日、三十七年、三十九年の答申の経過、こういうものからいって、今度の答申というのも全く期待できないのだ、むしろだまされてきたんだ、こういう観点で絶対反対という意思表示をなさったのでありますが、質問いたしたい第一点は、五千万トン程度という石炭の位置づけが総合エネルギーの中でなされたわけでありますが、この問題は非常に重要な柱でございます。……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1966/10/17、30期、日本社会党)

○細谷委員 労働大臣に二点ばかり御質問したいのですが、第一点は、五十一国会の最終日に、参議院のほうで炭鉱災害による一酸化炭素中毒の立法を一年以内につくる、こういう決議があったわけであります。それに基づいてごく最近労働大臣から労働災害審議会にこの点を諮問された、こういうふうに伺っておるのでありますが、その経過、どういう内容の諮問をしたのか、これをまずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 結論を待って立法措置をするということでありますが、その場合に問題点として、参議院では、当面は石炭産業のみに限った中毒立法をつくるという意味の決議なんでありますが、そういう対象の範囲なり、あるいは現在労働省が措置……

第52回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1966/11/08、30期、日本社会党)

○細谷委員 三年前の明日、十一月九日に、世界の炭鉱史上類例のないと言われます三池の大災害が起こったわけでございますが、これについて私は質問をいたしたいと思うのであります。  まず第一番にお尋ねいたしたい点は、去る十月の十七日の本委員会におきまして、三池の一酸化炭素中毒死者の実情をもっとよく労働大臣に認識していただかなければならぬのではないかということで、大臣、ぜひ九州を御視察したらどうか、こういう質問を申し上げましたところ、山手労働大臣から、せっかくのお話でございますからよく考慮いたしますというお答えを得ておったのでありますが、その後どういうふうになったのか、まずお尋ねいたします。

第52回国会 地方行政委員会 第1号(1966/07/26、30期、日本社会党)

○細谷委員 一言御質問したいのでありますが、いま財政問題について奥野委員からも発言があったわけでありますけれども、四十八国会だと思うのでありますが、市町村消防の損保債等の利子等については、お話があったとおりで、私はこの問題について、損保債が五億円導入された際に、消防力の基準に早く追いつくように、ポンプ等を早く買うのだ、だから補助をつけたところには起債はつけない、こういう方針でよけいポンプを買うようにするのだ、これはまあ言ってみますと、市町村の財政無視ですね。そういうことを私が質問をしたところが、当時の松村長官が、従来のとおり補助をやったところについては起債はやらぬ、こういう考えは改めますという……

第52回国会 地方行政委員会 第2号(1966/09/01、30期、日本社会党)

○細谷委員 一点だけ大臣にお尋ねしておきたいのであります。  来年は統一地方選挙が行なわれるわけでありますが、これに関連して、地方自治法の第五章「直接請求」というのがございます。これは自治法の非常に重要な柱になっておるわけでありまして、非常に大切な章であり条文であるわけでありますけれども、この条文が時として選挙に悪用される、こういうことがございます。たとえば第七十五条監査の請求というのがあるわけでございますが、これは有権者の五十分の一以上の連署をもって監査の請求を行なうわけですけれども、これが統一地方選挙とからめまして、住民の直接請求という形で連署、署名をもらいにいくわけです。実質的な戸別訪問……

第52回国会 地方行政委員会 第4号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○細谷委員 まず、時間がありませんから、関連質問という形で、公務員給与についてポイント、ポイントだけをお尋ねしたいと思うのです。  まず、佐藤人事院総裁にお尋ねしたいのでありますが、新聞の記事を拝見いたしますと、佐藤人事院総裁は、先ほど秋山委員の質問に対してお答えがあったのでありますけれども、こう言っておるんです。一として「三公社五現業の職員には団交権があるが、公務員には認められていない。したがって団交権の代行という見地から第三者である人事院が勧告という機能を果たしている。このことからも人事院勧告には重大な意味があることを了解すべきだ。」そして次の一は、「人事院は過去十八回勧告したが、三十五年……

第52回国会 地方行政委員会 第5号(1966/11/29、30期、日本社会党)

○細谷委員 大蔵省の主計官にお尋ねしたいのでありますが、今度の補正予算で国税の伸びはどの程度になるのか、この国税の伸びに伴った地方交付税のはね返り額は幾らになるのか、それから問題の固定資産税等の調整分の減税に対する予算措置等はどうなっているのか、まあ言ってみますと自治省関係の補正予算にあらわれる金額をまず承ってみたいと思います。
【次の発言】 きょうの閣議で決定されるわけですが、その直前の数字ということになりますと、前回の委員会で、地方交付税のはね返りというのはおおよそ二百五十億、国税三税八百億、こういうふうに大体閣議がそういう前提として地方公務員等の措置をきめたようでありますけれども、約二百……


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各種会議発言一覧(衆議院30期)

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第46回国会(1963/12/20〜1964/06/26)

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第2号(1964/04/16、30期、日本社会党)

○細谷委員 鉱業法の改正問題についてすでに質問も行なわれておりますので、重複する部分もあるかと思いますけれども、御質問したいと思います。  鉱業法改正審議会は、長年にわたって五十回になんなんとする審議を経て、答申案が出されたわけでありますが、まずお尋ねしたい点は、この答申をこの法案の中にどの程度織り込んだのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 答申を概略読んでみますと、いまお答えのとおりでございますけれども、今度第三条で若干鉱物について追加がありました内容は答申と同様でございますが、さらにこれを十三条の二という新しいものを設けまして分類をいたしたわけであります。これもまた答申の内容どおりで……

第46回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1964/02/17、30期、日本社会党)

○細谷分科員 私は、昨年行なわれました東京都の都政監査の問題と、第二に新産都市建設に関する主として財政面からの問題、第三に住民税の問題を中心といたしまして、御質問をいたしたいと思います。  まず第一番に、昨年行なわれました都政監査の問題でございますが、昨年九月の十三日から二週間、自治省の宮澤参事官を団長とする三十四名の方々が監査をいたしまして、昨年十一月二十九日に東京都の行財政調査報告という全文五百ページになんなんとする報告が出されております。その監査の根拠法令は、地方自治法の二百四十五条の三と二百四十六条に基づいて行なわれた。この都政の監査の問題は、今後の地方自治という基本的な問題にも触れる……


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第48回国会(1964/12/21〜1965/06/01)

第48回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1965/02/26、30期、日本社会党)

○細谷分科員 私は、科学技術の問題で特に計画性が欠けておるのではないか、基礎的な、グルンドの研究が足らない、こういう観点から少し質問をしてみたいと思うのです。大臣がまだ見えておりませんので、若干順序を変えて質問をいたしたいと思います。昨年科学技術白書というものが出ておるわけでありますが、ここ十年間ぐらい、年率二割程度伸びてまいっておったのであります。主としてこれは施設関係の費用でありまして、ある意味ではようやく研究の基礎ができ上がった。そういうやさきに、昨年の暮れあたりに発表された三十八年度の科学研究の実績、三十九年度の予算なり、あるいは今年度の予算を見ますと、そういう基礎のしでもっとやはりや……

第48回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1965/02/25、30期、日本社会党)

○細谷分科員 委員長に注意を受けないように質問いたしますから、答弁のほうもすきっとひとつやっていただきたいと思います。  私が質問いたしたい点は、地方病であります日本住血吸虫病の問題と大気汚染を中心といたしました公害問題、地方開発と公害問題との関係、こういう問題二点について質問いたしたいと思います。  まず第一に、日本住血吸虫病、三十二年から十カ年計画で、溝渠をつくることによって予防対策、が講じられておるのですが、今日これがどういう状態になっているか、おわかりでありますれば、全国五県ですか、山梨、岡山、広島、福岡、佐賀、全国五県になりますが、その状況をひとつお聞きしたい。

第48回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1965/02/27、30期、日本社会党)

○細谷分科員 時間もございませんので、簡単に二点ばかりお尋ねいたしたいと思いますので、簡単明瞭にひとつお答え願いたいと思うのです。  第一点は、昨日の閣議で、地方公共団体に対して、水道料など各種公共料金の値上げを自粛するよう要請することがきまりまして、自治省から要請文を各自治体に出すことになったそうでありますが、その内容とお考えについてまずお尋ねしたいと思うのです。
【次の発言】 通牒は閣議決定に基づいて出す方針になっておる。その通牒あるいは要請文の内容についてはいまの大胆のおことばでありますと、合理化もしなさい、そういう中において水道にいたしましても、交通事業にいたしましても、昨年一年間スト……


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第51回国会(1965/12/20〜1966/06/27)

第51回国会 建設委員会地方行政委員会連合審査会 第1号(1966/03/17、30期、日本社会党)

○細谷委員 交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法案というのが、建設省と国家公安委員会の共管という形で提案されたわけであります。今日、交通戦争といわれる時期に、こういう整備事業をやることはたいへんけっこうなことだと思うのでありますが、私は、まず共管だけに、その間に割れ目が起こりはせぬか、縦割り行政の弊というのが起こるのではないかという気がいたします。端的に申しますと、道路管理者というものと交通管理に当たる警察庁との間に割れ目が起こらないようにしなければならぬ。そのためには、それなりに、この法律の中でも、そういうことが十分配慮されて描かれなければならないと思うのでありますが、まずこの点について……

第51回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1966/02/25、30期、日本社会党)

○細谷分科員 私は一酸化炭素の中毒の問題についてお尋ねをしたいと思うのでありますが、この問題につきましては、去る本会議におきまして多賀谷議員が質問した際に、労働大臣の御答弁は、一酸化炭素についての立法はする意思がない、こういうお答えがありました。予算委員会におきまして八木委員がこの問題につきまして質問いたしました際に、内閣総理大臣はこういうふうに答弁しておるのです。「特殊の災害だけについて単独立法をするということは、よくよくの場合だと実はかように考えております。他にもいろいろ影響するところがありますので、それでいままでは、この一酸化炭素中毒に対して単独立法をしないほうがいいんじゃないか、現行法……

第51回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1966/02/24、30期、日本社会党)

○細谷分科員 きょうは、実は科学技術の問題につきまして、科学技術庁との関係も含めて御質問いたしたいと思っておりましたけれども、ここは通産省の席でありますので、次の機会に科学技術庁のほうはやりたいと思うのでありますが、けさの新聞を見ますと「4兆円予算とあなた」という記事の中に「足踏みの産業政策」という見出しで記事が書いてございます。その記事の中に「銀色のタンク群、その最新の石油化学工場さえ、実は一皮むけば借りものの外国技術でがんじがらめだ。生産と消費のアンバランス、相も変らぬ」云々、こういうふうな記事が載っておりまして、その中に今年度予算の産業政策関係費の記事が出ております。そこで私は、時間もあ……


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第52回国会(1966/07/11〜1966/07/30)

第52回国会 地方行政委員会交通安全対策に関する小委員会 第1号(1966/10/18、30期、日本社会党)

○細谷委員 運転免許の問題について、ちょっとしろうとの質問ですが、三ページの(4)に、「指定自動車教習所における教習内容の再検討(とくに路上教習の制度化等)」こういうことがあるわけです。実は、いま仮免なんかで指定教習所の生徒たちが、十台ぐらい車を連ねて路上の教習をやっておるわけですね。私もそれにばったりと会ったこともありますし、はたからながめておって、まことに危険なような感じがするわけです。飛行機の練習場がなくて羽田とか板付を使っておるので、これまたお客さんにご迷惑でしょうがない。路上の教習を受けるということは、必修のこととして必要だろうと思うのですが、必要だからという形でこれを制度化されて、……



細谷治嘉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

細谷治嘉[衆]在籍期 : |30期|-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期
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菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。