このページでは細谷治嘉衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○細谷治嘉君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十五年度一般会計予算等予算三案につき、これらを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨弁明を行ない、議員各位の御理解と御賛同を得たいと存じます。(拍手) わが国経済の高度成長は、政府・自民党の大企業本位、生産優先の財政金融政策に強くささえられて、民間設備投資の急速な拡大と産業の重化学工業化をもたらし、ばく大な資本蓄積を達成したのであります。しかしながら、その陰では、資金と資源のアンバランス、富の偏在を招き、さまざまな形の格差と不公平を拡大させるとともに、過疎、過密、公害、交通事故、有害食品のはんらん等を……
○細谷治嘉君 私は、日本社会党、公明党、民社党を代表いたしまして、三党共同提案にかかる環境保全基本法案について、その趣旨を説明し、議員各位の御賛同を得たいと存じます。(拍手) このたび政府は、合計十四件の公害関係法案を国会に提出し、ただいまその中心ともいうべき公害対策基本法改正案の趣旨を説明されたのでありますが、お聞きのごとくその内容は、 第一に、経済との調和条項を削除したものの、人間の生活と生命を優位に置くことを明記せず、依然として従来の基本姿勢をとり続けておること。 第二に、土壌汚染、産業廃棄物を対象に加えたものの、国民の基本的権利である良好かつ快適な生活環境を現在及び後代に保障する……
○細谷治嘉君 四半世紀もの長い間、米軍支配のもと、あらゆる差別と辛苦をなめ尽くしてまいりました沖繩百万同胞をあたたかく迎え入れ、平和で豊かな沖繩を建設して、アジアの平和と幸福に寄与するか、それとも、安保条約をアジア安保、核安保へと発展させ、沖繩基地をそのキーストーンとして軍国主義への道をひた走りに走るか、重大な方向選択が、沖繩国会と呼ばれる第六十七国会の本日のこの本会議で決定されようとしております。まさに重大な歴史の一こまであります。 私は、日本社会党、公明党及び民社党を代表いたしまして、沖繩の復帰に伴う特別措置に関する法律案、沖繩の返還に伴う関係法令の改廃に関する法律案、沖繩振興開発特別措……
○細谷治嘉君 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、公明党、民社党三党共同提案にかかる昭和四十七年度一般会計補正予算、昭和四十七年度特別会計補正予算及び昭和四十七年度政府関係機関補正予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につき、提案の理由とその概要を御説明申し上げます。(拍手) すでに動議の案文についてはお手元に配付いたしてありますので、御参照いただきたいと思います。 今回の補正予算は、福祉優先の政策とは名ばかりであり、人間尊重、国民生活、福祉充実を願う国民世論に逆行するものとなっており、国民の期待にこたえることはとうてい不可能であります。 政府の補正予……
○細谷委員 私は、戦争中に若干毒ガスの製造に関係したことがあるわけでありますが、最初にお尋ねいたしたいことは、一九二五年、ジュネーブの議定書というのができたわけでありますが、それから、ことしは一九七〇年でありますから、ずいぶん年数がたっておるわけですが、今回これを批准しようと、こういうことにした外務大臣のお考えを、まずお聞きしておきたいと思うのです。
【次の発言】 いまのお答えでありますが、国連でこの問題が非常に重要な問題として取り上げられた理由には、一九二五年代と今日の兵器、いわゆるBC兵器の内容、おそろしさ、こういうものに雲泥の差があるのではないかと思うのでありますが、大臣の御認識はいかが……
○細谷委員 突然飛び込んできましたので、先生のお話を聞いておりませんでした。いま島本委員からの話もあったのですが、法律と条例との関係、具体的なアメリカのカリフォルニアの話があったわけですけれども、現実に四月一日から施行されました東京都の公害防止条例、これに基づく規則、こういうものが現実に問題になっております。数日前に東京都の公害対策審議会ですか、これが公害というものを排除していくためには法律を乗り越えていかなければならぬ、こういう意味の意見書を美濃部知事に出したという新聞記事も拝見しておるわけですけれども、法律学者によりますと、公害というのは人命に関係する問題なので、人命を守るという点において……
○細谷委員 私は、公害問題について二、三点質問をいたしたいと思います。 最初に、予算の分科会でも質問をいたしたわけでございますが、最近全国各地で鶏の羽を蒸して飼料をつくる、こういうことで悪臭問題というのがたいへん大きな問題になっております。私の住んでおる市でも、厚生省のほうが作業停止の勧告をいたしたけれども、現在のへい獣処理法では取り締まることができないのだということで、厚生省の勧告を無視し、県知事の操業停止命令を無視して、法定の三万円の罰金などへいちゃらだ、こういう形で操業を続けております。その工場を中心として半径二キロというところの住民は、めしも食えないどころか、その悪臭によって気持ちが……
○細谷委員 米のカビの問題と、それから食品添加物であります色素の問題、私はこの問題についてはせんだっての委員会で厚生省に資料を要望しておりましたけれども、私がうかつで、橋本政務次官と企画庁の山口政務次官と間違いまして、山口政務次官の、出しますというお答えはいただいたのでありますけれども、責任者でありませんでしたので、残念ながら資料をいただけませんでした。ですから、あらためてこの問題について質問したい。もう一つは、最近すでに産業公害の域に達しておるといわれております抗生物質による薬剤、耐性菌の問題、以上三つについて時間の許す限りひとつ質問をしてみたいと思うのです。 第一点の米のカビの問題につい……
○細谷委員 先ほど土井さんの質問に対して公害課長は、自動車の排気ガスから排出されるものは酸化鉛と臭化鉛だと言いましたね。これは間違いですよ。酸化鉛というのはPbO、これは大体水に溶けないのです。塩化鉛、臭化鉛というのは水に溶けるのですから、人体に対してはたいへん影響があるわけですね。自動車の四エチル鉛あるいはアルキル鉛を燃やしますと、最初は酸化鉛になりますけれども、それでは困りますので、わざわざ酸化鉛として排出されないように臭化鉛か塩化鉛になってくるはずなんですよ。あなたの答弁は違うのだ。これは人体に対する非常に大きな影響がありますから、もしも酸化鉛と臭化鉛が出てくるというならばその割合をはっ……
○細谷委員 時間がございませんので、簡単にまとめて御質問いたしますが、その前に、業病といわれましたイタイイタイ病に、あらゆる迫害を克服されまして、この問題の原因究明に当たられました萩野博士、小林教授に敬意を表したいと思います。 そこで質問でございますが、私は岩波の「科学」に昨年三回にわたりまして小林教授が発表されましたイタイイタイ病の原因の究明というものを読みました。そこでそれについて二、三質問をいたしたいのであります。 一つは、参議院の公害特別委員会で石崎金沢大学教授が、神通川の関係だけでも千名程度の潜在患者群がおるということを述べたということがこの論文に書かれてあります。そこで萩野先生……
○細谷委員 最近新聞紙等のスペースは、毎日のように公害問題で相当埋められておるわけでありますが、全般的に感じますことは、公害問題に対する政府の姿勢というのが積極的でない、あるいは場合によってはデータ等も隠すのではないか、こういうような感じがいたすわけです。そこで私は、そういう立場からして二、三の点について質問をしてみたいと思うのです。 この委員会でも私は質問をいたしたのでありますが、悪臭の問題も産業公害の一つとして基本法の中で取り上げられておるわけでありますけれども、この方面の取り組み方がほとんど皆無といってもよろしいのではないか。なるほど、悪臭についての環境基準をきめるのは、技術的にはなか……
○細谷委員 最初に、前々回のこの委員会かと思いますが、大牟田川の河口で、ノリからかなり多量のカドミウムが出たわけでありますが、その際私は、ノリのカドミウム含有量ばかりでなく、ヘドロのカドミウムがどうか、野菜等農作物のカドミウムはどうか、あるいは有明海というところは有名な貝類の産地でありますから、そういうもののカドミウムはどうか、その点を総合的に検討をしていただきたいということをお願い申し上げておきました。ひとつそれらについてカドミウムの測定結果がもうできておるのではないかと思いますので、できるだけ早く資料を提出していただきたいと思いますが、いかがでしょうか。
○細谷委員 午前中竹山知事いらっしゃったのでありますけれども、都合で席をお立ちになっておりまして、たいへん残念でございますが、残られたお三人に若干質問をしてみたいと思います。 事が公害でありますが、私は大の野球ファンでありまして、そういう意味では、大昭和製紙のファンであります。ことし優勝したことをたいへん喜んでおるわけでありますけれども、公害問題ということになりますと、野球ファンという感情問題で議論をするわけにまいりませんし、また私も現地に行って詳しく調べたわけではありませんので、ほんの常識論にすぎないと思いますけれども、二、三質問をしてみたいと思います 第一にお尋ねいたしたい点は、渡辺市……
○細谷委員 最初に、昭和四十五年度の「地方税に関する参考計数資料」というものが出ております。この資料を拝見いたしますと、従来ありました項目が二つ抜けております。この表の目次の21の次に、例年の資料でありますと、昭和四十三年度における市町村税収入等の都道府県別所在状況という表が載っておるのであります。その次に都道府県税主要税目等の都道府県別所在状況という二つの表が、従来の資料では載っておるのであります。ところが、この表が二つ今度は取られております。そのかわりに、主要経済指標の推移という表が載っております。一体これはどういう理由ですか。
【次の発言】 都道府県別の市町村税の所在状況というのは、それ……
○細谷委員 地方財政法及び公営企業金融公庫法の一部を改正する法律案でありますが、私は、非常に経営上苦しんでおる、ある意味では危機に直面しております地方公営企業をささえる意味で、公営企業金融公庫法を改正する、いわゆる金利を下げる、こういうことについては賛成であります。けれども、目的は手段を選ばず、こういうことであってはならないのではないか、こう思っております。 そこで若干質問をいたしたいのでありますが、最初法律について質問したいのでありますが、公営企業金融公庫法の第十三条、役員の欠格条項、これを改正するわけですね。現行法によりますと「次の各号の一に該当する者は、役員となることができない。」「一……
○細谷委員 全体としていろいろ問題点があるわけでありますけれども、一、二簡単にお伺いしたいと思うのです。 この法律案の第五条によりますと、都道府県知事が振興方針というものをきめるわけです。都道府県知事が振興方針をきめる場合には、あらかじめ自治大臣と協議をする、そして自治大臣は関係行政機関の長と協議をする、こういうことになっております。それを受けまして第六条で、市町村振興計画というものを市町村がつくるわけです。その市町村というのは、第二条によりまして、二つの条件で指定を受けるわけです。そうなってまいりますと、私は気がかりな点は、指定を受けた市町村というのは何にもできないわけですね。知事が振興方……
○細谷委員 私は、四十五年度の地方交付税と地方財政計画の関連という点にポイントを置いて、若干質問をいたしてみたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、今度の地方交付税等の算定基礎によりますと、普通交付税が一兆五千九百十億円、特別交付税が千十五億円、こういうことになっております。特別交付税が一千億をこえたという例はいまだかつてございません。そこで地方交付税法第六条の二によりまして、普通交付税が百分の九十四、特別交付税が百分の六、こういうことになっておるのでございますが、この段階では、地方の財政運営を計画的にやるという意味において、またきちんとしたルールに基づいてすべてが計算されるという意味……
○細谷委員 すでに道路交通法の一部を改正する法律案については、同僚の委員からかなりの質問が行なわれておりますので、私は重複を避けまして若干の点について質問をしてみたいと思います。 日本の交通事故を見てみますと、四月十五日の「政府の窓」というところに山中総務長官と朝日新聞の岡編集委員との対談で、アメリカでは走る棺おけ、こういうことばだそうでありますが、日本では走る凶器、こういうふうに呼ばれております。事実、事故の構造を見てみましても、このことばは非常に適切だと思うのです。そこに問題点があると思うのでありますが、今度の改正案について順を追うて、逐条といいますか、少しお聞きしてみたいと思うのであり……
○細谷委員 大臣あまり時間がないようでございますので、短時間でございますけれども、一、二の点について御質問したいと思います。 第一点は、五月の四日の新聞を拝見いたしますと、朝日新聞は、「都の起債ばっさり 昨年度分に自治省単独事業、申請の三分の一 「職員ベア」に報復査定」こういう見出しで内容が書かれてあります。そして翌日の同じ新聞では「自治侵害と反発 特殊法人へ出資中止も」こういう記事が載っております。五月四日の読売新聞によりますと、「都の起債削減前年比七十億円 自治省“給与アップは余裕”」こういう見出しで書いてございます。毎日新聞も同じ五月四日でありますが、「地方債実質七十億減らす 自治省“……
○細谷委員 最近自治省から出ました通達等を中心として、若干質問をしたいと思います。 最初に大臣に御質問したいのでありますが、来年は統一地方選挙がございます。この十月に国勢調査が行なわれるわけでございますが、相当人口の移動というものが想像されます。そうなってまいりますと、都道府県の議会の議員の定数というものがかなり大きく変動するのではないかということが予想されまして、新聞等で仄聞いたしますと、自治省では四十五年の十月から行なわれる国勢調査では、時間的にもかなり押し詰まっておるし、また激変を避ける意味において、三十五年国調に基づいて、定数は大体現状維持でいったほうがよろしいのではないか、こういう……
○細谷委員 二点ばかりお尋ねしたいのですが、七月の二十日の日に地方公務員給与問題研究会報告書、こういうものが自治大臣に出されております。これを読んでみますと、いろいろと問題点があるわけでありますが、新聞等によりますと、二カ年の日時を費やしてでき上がりましたこの報告書を受けて、さらに助教授クラスのメンバーで、地方公務員給与問題専門調査研究会を発足さして来年度中に結果をまとめる、こういうことが報ぜられておるわけでありますが、自治省としてはこの報告書をどう受け取り、どう対処しようとしておるのか、まずお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 地方公務員の給与というのは国家公務員に準ずる、これが大原……
○細谷委員 私は、社会党を代表いたしまして、主として地方自治の本旨、こういう観点から若干の質問をいたしたいと思います。 最初に、自治大臣にお尋ねいたしますが、昨年の一月六日、大蔵大臣と自治大臣の間で五項目についての覚え書きが取りかわされました。その第 一項に「当分の間、相互に、地方交付税の率の変更を求めることはしないこととするとともに、昭和四十三及び四十四年度においてとられた特例措置を今後は避けるようにすることとし、別途地方交付税の年度間調整の措置を検討する。」こういうことが書かれてございます。ことしもまた、四十四年度と同様に、予算編成上の一つの目として、地方財政の問題が取り上げられたわけ……
○細谷委員 関連でありますので、一つ簡単に、明瞭にお答えいただきたいと思います。 私は法令と条例との関係ということで、憲法九十四条を受けての自治法十四条の規定、それからいま厚生大臣がお答えになりました公害対策基本法第五条、十八条の規定、こういう問題についてせんだっての総括質問でも質問いたしたわけでありますけれども、不徹底な点がありますから、重ねてお尋ねしたいと思うのです。 自治大臣、御承知のように、かつて東京都に消防設備士の条例というものがあったわけです。これは最近の火災現状にかんがみまして、新しい建材等によって煙によって死亡者が多くなるので、消防設備士は建物の設計等にもタッチさせなければ……
○細谷委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和四十五年度一般会計予算、昭和四十五年度特別会計予算及び昭和四十五年度政府関係機関予算の三案につき、これらを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その概要を御説明し、委員各位の御理解と御賛同を得たいと存ずる次第であります。 わが国経済の高度成長は、政府自民党の大企業本位、生産優先の財政金融政策に強くささえられて、民間設備投資の急速な拡大と産業の重化学工業化をもたらし、ばく大な資本蓄積を達成いたしたのであります。しかしながら、その陰では資金と資源のアンバランス、富の偏在を招き、さまざまな形の格差と不公平を拡大させるとと……
○細谷議員 最初におわび申し上げますが、要綱はお配りしたかと存じますが、提案理由の説明のプリントが間に合いませんで、皆さん方のお手元に渡っておりませんで、あしからず御了承いただきたいと思います。 ただいま議題になりました日本社会党、公明党、民社、三党の提案にかかわります環境保全基本法案の提案理由を申し上げます。 申し上げるまでもなく、今日、この深刻化いたしております公害問題、これを解決する前提というものは、健康で文化的な生活を営むことは私たち人間の基本的な権利である。この基本的な権利を確保するためには、何人にも、良好かつ快適な生活環境が保障されなければなりません。 しかしながら、近代にお……
○細谷委員 今度の公害問題に対して、山中長官のたいへんな努力を認めるにやぶさかでありませんけれども、全体としてこれをながめますと、非常に重要な点で、あるいは個々の点で、今日の公害問題を解決するには不十分、不徹底であるという感じが強くいたします。
そこで、私は、問題を主として大気汚染法にしぼりまして御質問をいたしたいわけでありますが、質問に入る前に事務当局にお尋ねいたしますが、今度出しました政府の法律案で正誤表か何かを出しておりますか。――正誤表を出してあるかどうかすぐわかるだろう。
【次の発言】 この法案の中にある電気事業、ガス事業の適用除外の条項、何ページですかちょっとページはわかりません……
○細谷委員 私は昭和四十五年度分の地方交付税の特例等に関する法律案に関連いたしまして若干の点を御質問してみたいと思います。 最初に大蔵省にお尋ねいたしたいのでありますが、四十五年度の予算編成の段階におきまして、税収見積もりというのが現在の予算に七兆一千三百三十五億円計上されておるわけでありますが、当時から専門的な財政学者等は、経済の伸びあるいは税の弾性値、こういうものから見て過小見積もりである、こういう批評があったことは大蔵当局も御存じと思います。ところで新聞等によりますと、従来でありますといつも九月ぐらいから十月ぐらいになりますと、当初予算と比べて税の自然増収がどのくらいになるだろうかとい……
○細谷委員 最初に、公害対策本部の植松審議官にお尋ねしたいと思います。
基本法の十九条に「内閣総理大臣は、次のいずれかに該当する地域について、当該地域において実施されるべき公害の防止に関する施策に係る計画の基本方針を示して」と書いてございますが、一番先に指定をいたしました千葉、三重、岡山について示された基本方針がどういうものであるかお尋ねいたします。
【次の発言】 そういたしますと、千葉、三重、岡山については本部のほうから基本方針を示されたのですか、あるいは知事の目標に基づいて計画がつくられたのですか。
さらにお尋ねいたしますが、その後に指定をされております東京、大阪、神奈川についてはどう……
○細谷委員 ちょっと資料を持ってきてないのですけれども、いままで質問を聞いておりまして、二、三気にかかる点がありますから……。 一つは、私のところへおととい電話がかかってきまして、二十七、八年ごろですけれども、二年ぐらいベンジジンの製造に従事したが、最近どうも非常にもやもやするというのです。膀胱ガンの徴候ではないか、こういうことを心配してまいりました。だとすると非常にあぶない、こういうことでありますけれども、治療法というのがきわめておざなりだということですよ。 そこで、膀胱ガンだと再発して命をとられている人もずいぶんあるわけですけれども、その治療法はどういうふうにやっているのですか。労働省……
○細谷委員 簡単にまとめて御質問いたしますが、私も一年ばかりここの特別委員会を離れておりましたので、質問が少しピント狂いするかもしれません。いまの話がありました一般炭、特に電力用炭ですが、新聞等で拝見いたしますと、日炭高松がやめる。そこで、電発のほうも重油に切りかえる。あるいは私どもの住んでおります三池でも、三池炭を使わぬで、九州電力が重油に切りかえるこういうことが新聞に出ております。いまの稲葉さんのお話によりますと、四十五年度は千二百万トン程度で、一般炭というのが非常にウエートが小さくなっておるわけですが、今後一体どういうふうになっていく見込みなのか。これは石炭政策上非常に重要な点であろうと……
○細谷委員 関連で一、二お尋ねしたいと思うのですけれども、この審議会の答申で十年延長をしろ、そのためにはこれこれこういうことをしなさい、こういう点で六点ばかりあげております。
そこで、いろいろと詳しくお尋ねしたいのでありますけれども、まず最初にお尋ねしたいことは、いまも質問がありましたし、先ほど田中委員からも質問があったのでありますけれども、今度大幅に十年延長するわけでありますから、過去につくられました産炭地域振興のための基本計画なり、実施計画は、つくり直すおつもりかどうかこれをお尋ねします。
【次の発言】 その基本計画、実施計画をつくり直すのは、たとえば今年度一ぱいにつくり上げる、こういう……
○細谷委員 私は、時間がありませんので、二点について大臣に質問したいと思うのであります。
最初に大臣にお尋ねしたいのでありますけれども、産炭地域振興臨時措置法に関連して、産炭地域振興という問題は、低開発地域の工業整備法いわゆる低工法あるいは過疎立法、昨年議員立法でできたのでありますが過疎地域対策緊急措置法、それから今度農林省なりあるいは通産省との共管で出ます農林地域工業導入促進法、こういうものと比べましてどこが違うのかお尋ねいたします。
【次の発言】 私の聞きたい点についてお答えいただいてないわけですけれども、産炭地なり低開発なり過疎なり、あるいは農村への工業導入という問題と、産炭地域振興と……
○細谷委員 具体的に二点程度お尋ねいたしたいと思います。
最初に、有明炭田の中の一つであります日鉄有明鉱の再開発の問題が地元でも議論されておりますし、要望もされておりますが、現状は一体どうなっているのか、まず簡単に要点を教えていただきたいと思います。
【次の発言】 いまの御答弁で、異常出水ということで、四十三年に開発を一応中止したわけですが、異常出水のこともありますけれども、原因はそれだけじゃなかったと私は聞いているのですね。たとえば、技術的なそういう問題もありますけれども、石炭問題そのものについてリスクをおかすよりも、安全でいったほうがいいんじゃないか。すでに当時百億程度の投資をしているわ……
○細谷委員 時間が十分ありませんので、すでにかなり論議が尽くされておるのでありますが、二、三お尋ねいたしたいと思います。
最初に、今度の地方税法の中で重要な問題は、農地に対する固定資産税の問題が出ているわけですけれども、これに関連して、市街化区域と調整区域の線引きがたいへんおくれておりますね。市街化区域で現に農業をしておった人が、農業をやるために調整区域のほうに土地を買い求めて移転をしていった、この場合の税金はどうなりますか。
【次の発言】 ところが、予定よりもその線引きがおくれておるわけですよ。そのために、予定どおりいくということで、大体四十五年一月一日ですかを境にする、こういうふうになっ……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしますが、ただいま審議中の地方交付税法の一部を改正する法律案以外に今国会に出されておる法律で、交付税の計算に影響をする法律案はどういうものとどういうものがあるのか。そして影響する金額はおよそどのくらいになるのか。まず、お尋ねいたします。
【次の発言】 せんだって地方税法審議の際に、地方税法の一部を改正する法律案以外で地方税の増減が起こるものにどういう法律があるのか、こういう点と、もう一つは、地方税法そのものではありませんけれども、条例を介して、地方税の減免なり不均一課税が行なわれた場合に、交付税で埋める、こういうような法律が今国会にどういうものが出ているかということ……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしたい点は、今度の道路交通法の一部改正というのは、昨年あたりから二年計画でやる、こういうことでございましたが、これが最終的なものかどうか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 大体昨年あたりから二年計画、こういうことでございましたが、まだ免許制度等、最終的なものではないということなんであります。国際条約との関係、いわゆるこういう問題の国際的な問題、それから免許制度、これは非常に重要なんですね。そういたしますと、今度のものは文字どおり最終的なものではなくて、さらに免許制度等、非常に重要なんでありますから、二年計画でやると言っておったのが三回にわたる、こういうふうに理解……
○細谷委員 時間の関係もありますので、少し順序を変えてお尋ねしたいと思います。
昭和四十三年に刑法第二百十一条が改正になったわけでありますが、この改正によって、その前とあとでどういうような違いが起こっているのか、まず御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 それはわかっているのだ。それがどういう効果があったのか、こういうことを聞いている。もしわからなければ、あとで詳しい改正前と改正後――言ってみますと、この刑法は国会でもずいぶん問題になった法案でございまして、継続審議、継続審議と、こういうような形でようやく四十三年に成立したいきさつがあるわけです。その際にいろいろな角度から論議されたわけ……
○細谷委員 私も今度の地方自治法の一部改正について、連合の問題と監査委員の任期の問題、あとはいままで国会で処理されてきた法律に基づいて自治法を整備する、大体三点でありますけれども、そのうちの連合制度について。 けさの参考人の意見を聞いても、一体これは今日の地方制度の中でどういうふうに位置づけられるべきものなのか、どういう行政的なあるいは財政的な地位を占めるのか、こういう点についてはどうもかいもくわからないのです。そこで、地方制度調査会の副会長を長い間されておりまして、そしてほとんど全部の答申の小委員長をなさいました三好さんが「都道府県展望」の五月号に私と同じようなことを書いておるわけです。そ……
○細谷委員 二、三質問いたしたいのですけれども、最初に消防庁長官。消防表彰規程等がありまして、消防等に従事して消防職員なり、団員が殉職をしたという場合に賞じゅつ金等が出るわけですけれども、せんだって新聞紙上で、福岡市で起こった問題でありますけれども、消防現場に急行しようとする自動車が、急いだあまりひっくり返って、そして消防職員が殉職したわけですね。ところがその人は消防現場で殉職したのでないから賞じゅつ金をもらえないというのです。消防出動しているわけですよ。消防署で勤務中とかじゃないわけですね。火事場に届かなければならぬというのは少しおかしいのじゃないかと思うのですよ。ところがお聞きいたしますと……
○細谷委員 十五分ぐらいしかあいませんので……。
【次の発言】 それにしても十七分ぐらいしかないので、結論だけ明確にお聞かせいただきたいのですが、最初に税務局長にお尋ねしたいのです。
日本水道新聞の五月十三日号に、軽油引取税の課税免除について、日本水道協会から陳情があったはずです。その内容は、たとえば水道に使う自家発電機またはポンプ運転用のエンジンに使います軽油について課税されておるわけですね。ところが、軽油引取税というのは明らかに目的税でございまして、一〇〇%道路に使わなければならぬ、こういうものなんでありますけれども、道路に無関係な水道のエンジン等から、道路に使う金を取るということは、目……
○細谷委員 最近のある経済雑誌に「転換期にきた経済社会の課題」、こういう表題で書かれてありました。そのエキスの部分を私が申し上げますので、総理から感ずるところをひとつお答えいただきたいと思います。 世界で一番大きい会社は、GMでもATT会社でもなく、日本株式会社だという説がある。外国からの学者やジャーナリストは、結局のところ、巨人会社の組織にしかたとえようのない、政界、財界、官界からなる三位一体の統一体の存在を、半ば驚嘆のまなざしでとらえている。 予算案編成の動きが活発になり出した十二月二十日付の新聞には、「首相、財界も了承」という二段見出しの記事が出ていた。内容は、蔵相が経団連首脳に来年……
○細谷委員 ただいま、日本社会党、公明党、民社党の三党共同で提出されました昭和四十六年度一般会計予算、昭和四十六年度特別会計予算及び昭和四十六年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、私は、提案者を代表いたしまして、その趣旨を説明いたしたいと思います。 予算は、その国の政治の顔といわれるのでありますが、今回提案されました政府の総予算案は、はたして国民の期待にこたえるものでありましょうか。以下、私はそのしからざるゆえんを順を追うて述べてみたいと思います。 まず第一は、国民生活軽視の予算だということであります。昭和四十六年度予算に対する国民の要望は、これまでの産業優先……
○細谷委員 時間がありませんから、具体的に御質問したいと思います。 私は、大もの通産大臣ができまして、産炭地関係の人も大いに期待しておったのではないかと思っておりましたが、どうもこの前の臨時国会じゅう、その後、自由化問題なりあるいはドル・ショック等で通産大臣が追い回されておりまして、ついぞ石炭特別委員会を開くことができなかった、こういう点を残念に思い、これはどうも石炭というのは田中通産大臣の頭の中ではかなり軽い位置づけしかされておらないんじゃないか、こういうことを憂慮しておりました。ところが、いまの岡田委員との話し合いの中で、かなり積極的な、いわゆる対症療法ではならぬ、一度きめたならば、走り……
○細谷委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、主として内政問題について質問をいたしたいと思います。 せんだっての総理の所信表明演説、新聞等の批判を見ますと、どうも先見性がない、総理としての意欲がない、あるいは所信表明について具体性を欠くと、大体新聞の論調も合格点をつけておるとはいえないと思うのであります。私自身も数回にわたって総理の所信表明演説を聞きますけれども、今回ほど空疎なものはなかったのではないか、こう思います。 そこで具体的な問題をとらえて政府の政治姿勢をお尋ねいたしたいと思うのでありますけれども、最初に、非常に重要な問題としてずばり総理にお聞きいたしたいのであります。国民の非常……
○細谷議員 ただいま議題となりました日本社会党、公明党、民社党、三党共同提案にかかる沖繩平和開発基本法案の提案理由とその趣旨を御説明申し上げます。 沖繩が本土より分離せられ、アメリカの軍事優先支配に組み込まれて以来、すでに二十五年余の年月が経過しております。過ぐる太平洋戦争により、本土の防波堤として、約二十万人にものぼる民間人の犠牲と国土の荒廃を余儀なくされた沖繩とその県民にとって、その傷のいえぬまま、二十五年余の長きにわたってアメリカの異民族支配に放置せられたことは、何としても納得のいかぬところであります。しかも、この間、朝鮮戦争を契機として、アメリカ軍によって沖繩の戦略的機能は太平洋のか……
○細谷委員 私は、公明党、民社党、共産党及び社会党を代表いたしまして、山中総務長官に真意のほどをただしたいと思うのです。 私はテープレコーダーを持っておるわけじゃありませんし、また実際に私の耳で聞いたわけでございませんけれども、けさの閣議後の総務長官の記者会見におきまして、総務長官が、国会というものは金のかかるものだ、けさの閣議で二億何がしかの予備費の流用というものが、今度の臨時国会及び通常国会等に向けてかかるので、その流用に関連して、国会というものは金がかかるものだ、くだらない質問をするから職員の超勤というようなものも起こって、こういう経費の流用が起こるのだ、こういう趣旨の発言をなさったと……
○細谷委員 この委員会に付託されております法律案、この委員会では慎重に審議を尽くそう、こういうことで去る十二月の一日、二日と全委員が現地沖繩に参りまして、つぶさに沖繩の方々の御意見をお聞きした上で、委員会としてのまた国会としての役目を果たそう、こういうことであったのでありますが、けさの新聞を拝見いたしますと、総理は、二階堂理事に対して御苦労さんだと答えたあと、記者団にあんな公聴会は効果がないな、こういうふうに語ったと報道されております。お聞きいたしますと、総理は砂田副長官にわざわざ指示をして、沖繩の現地の調査に参った委員の出迎えのために羽田に派遣されたということだそうでありますが、このことばが……
○細谷委員 最初に外務省と大蔵省にお尋ねしたいのでありますが、この口上書にも書いてあるとおり、また、いままでの質問者とのやりとりから明らかなのは、「完成されないことが明らかとなったときは、合衆国政府は」云々とこう書いてあるわけですけれども、お尋ねいたしたいことは、いつごろ、この福地ダムの百六十八万ドル、こういうものは消化されないんだということがわかったのか、ひとつこの月日を知らしていただきたい。
【次の発言】 私は、いつ消化し切れない、こういうことがわかったのか、これだけをお尋ねしているのですよ。
【次の発言】 おとといあれだけ松浦君との間で話が詰められて、最終的には委員長を中心に理事会が開か……
○細谷委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十六年度補正予算三案、すなわち第1号、特第1号及び機第1号に対しまして、反対の討論を行ないたいと思います。 戦後二十六年間にわたって世界の資本主議経済をささえていたブレトン・ウッズ体制が、去る八月十五日にアメリカが発表した金とドルとの交換停止、一〇%の輸入課徴金の設定を含むいわゆる新経済政策によって、その根底が大きくゆらいでおります。 今回の国際通貨危機は、過去のそれと比較いたしまして、広さと深さにおいて格段の差があります。ところが、わが国政府はそれが理解できず、世界の嘲笑の的とされながらも変動為替相場制への移行をおくら……
○細谷委員 最初に、議院の法制局の部長さんに、法律のしろうとでありますからお尋ねしておきたいのですけれども、いま審議中の無過失賠償責任法の政府案を拝見しますと、「第二十五条を削り、」と第一条にあるわけですね。それから次に水質汚濁のほうでは「第四章削除」とこう書いてあるわけですね。実はいまの水質汚濁の第四章なり、大気汚染防止法の二十五条なりというのは、四十五年の改正の際にこれはなくなっておるわけですよね。しかし削除というのが一つの条文だそうですから、たまたま今度の場合はそこへうまく法律がはさまるようになったわけですね。はさまりましたけれども、二十五条を削っただけで、二十五条の一条しかありませんか……
○細谷委員 内閣法制局、いらっしゃっていますか。――内閣法制局に、せんだっての私の質問の中で、政府提案の大気汚染防止法及び水質汚濁防止法の一部を改正する法律案の中で、「第二十五条を削り、第二十四条の次に次の一章を加える。」、そして、今度は水質汚濁のほうでは、「「第四章削除」を「第四章損害賠償(第十九条―第二十条の五)」に改める。」、こういう法案が出されております。私はこれは間違いだとは申しておらないのでありますけれども、この大気汚染防止法の第二十五条というのは、すでに昭和四十五年の法律第百三十四号で削除されておるわけです。削除というのが一つの条文と解釈されておるようでございますけれども、すでに……
○細谷委員 時間がありませんから、簡単に……。 若干重複いたしますけれども、けさの新聞を読みますと、電力会社が、公害を理由に、もう石炭を燃さないのだ、こういう記事が大々的に出ております。せんだって、イギリスで炭鉱のストライキがあった、内閣が危殆に瀕する、ヒース首相はもはややめる寸前までいった。こういうことを考えまして、私は、西欧の石炭政策と日本の石炭政策というのは、その基本姿勢においてずいぶん違うものだ、こういう印象を持っております。そういう印象を前提として、先ほど来参考人の皆さん方の御意見を聞いたわけでありますけれども、また、私どもが産炭地等へ行きまして一番要望される点は、何といっても、石……
○細谷委員 石炭問題、特に鉱害復旧等に関連する法律案を中心として若干の質問をしたいと思います。
最初にお尋ねしたいことは、石炭対策特別会計というものを今度は石炭石油特別会計に直した理由、これは一体何か、お尋ねします。
【次の発言】 石炭対策特別会計というものを石油と一本にした、こういうことなんでありますけれども、いまの答弁では、どうしてわざわざ――石炭、石油はっきりしているわけですね。そして、石炭会計と石油とは勘定は別なんですね。これを分けた理由はわからぬわけですよ、いまの説明だけでは。財源を確保するためだ、今度は十二の十二をそのまま特別会計に入れるのだ、しかし、十二の十というのは石炭勘定だ……
○細谷委員 二点ばかり通産大臣にお尋ねしたいと思います。 第一点は、実は昨年の通常国会の際に、産炭地域振興問題に関連いたしまして、法律の第六条と第十一条を改正すべきである、こういう委員会の総意によりまして、当時の宮澤通産大臣から、必ずこの国会までには対処いたします、こういう約束をいただいておったわけでございますけれども、今度出されました法律案では、六条の事業税についての交付税の裏づけの問題は、委員会の要望どおり解決いたしましたけれども、十一条の改正の問題については何ら触れられておりません。 すでに大臣御承知かと思いますけれども、十一条の問題というのは、産炭地域の市町村が一定の公共事業をやっ……
○細谷委員 最初に政務次官にお尋ねしたいのでありますけれども、今度の国の予算編成の方針は、申すまでもなく、景気浮揚ということと、いままでの財政運営の基本を改めて、いわゆる福祉予算、社会保障重点の予算にしていくんだということなんですね。そういうふうに転換していくということです。そういう場合に、一体、地方行政というものは、地方財政というものは、どういうふうに位置づけられるべきであるか。この点について政務次官のお考えをお尋ねしたい。
【次の発言】 私のことばが十分じゃなかったと思うのですけれども、私の質問をしたいことについてお答えいただけないわけです。
私がお尋ねしたいのは、端的に申し上げますと、……
○細谷委員 法制局がおりませんけれども、最初にお尋ねしたいことは、法律案のつくり方の問題であります。いま議題になっております公有地の拡大の推進に関する法作業というものが今度の国会で成立いたしますと、同時に、新都市基盤整備法というのが成立いたしますと、この委員会で審議されたものが直ちに一部改正が行なわれることになっておるわけですね。 いま建設委員会で審議中の新都市基盤整備法案の附則の四項に「公有地の拡大の推進に関する法律の一部改正」というのがありまして、第四条の四号が五号になりまして、この間に、「都市計画法第十二条第二項の規定により新都市基盤整備事業の施行区域として定められた土地の区域内に所在す……
○細谷委員 簡単に質問して、また問題提起だけしておきたいと思います。 最初にお尋ねしたいのは、昨年も私はこの委員会で、いわゆる消防のために犠牲になった方の賞じゅつ金の問題でお尋ねしたのですが、北九州市の小倉で、消防署からサイレンを鳴らして出発して、火災の現場に届く過程において車がひっくり返って、そのためになくなった人がある。ところが、現場についておらぬで、現場で消火活動をやっておらないので賞じゅつ金がもらえないというので、これはおかしいのじゃないか、消防署から出てサイレンを鳴らしたらもう火災現場と同じなんで、これは賞じゅつ金をやるべきであると言ったところ、これに対して長官より、前向きでひとつ……
○細谷委員 私は、農林省設置法に関係して、特に試験研究機関について質問をいたしたいと思います。 まず具体的な問題から入りたいのでありますけれども、私は福岡県でございますが、現地の五月十日の朝日新聞に「ナシ園に病害 筑後地方などで霜害に似た細菌性」という見出しで出ておりまして、筑後地方と大分県日田市一帯にありますナシ園がたいへんな被害を受けたのであります。この新聞記事によりますと、これまでのナシ園の病源というのは糸状菌によるものがほとんどであったけれども、今度は細菌性の病害である。たまたま九州農業試験場の調査では、これはおそらくナシの火傷病ではないか、こういうことで九州農業試験場が指導をいたし……
○細谷委員 私は主として税財政問題、特に国と地方との関係、そういう問題について、なお時間がありましたら、若干公害問題等について質問をいたしたいと思います。 最初に、渡海自治大臣に御質問いたしますが、この予算委員会の冒頭、私どもの辻原理事から議事進行に関連して、いわゆる国の財政、予算と密接不可分の関係を持っておる、言いますならば、国の審議しております一般会計予算の半分以上が、国庫支出金あるいは負担金として出ていっておる地方の財政の問題、それを端的に表現しております地方財政計画というものを、国の予算と一緒に出してくれなければ審議できないじゃないかと、こういうことがありまして、いつ出すのか、こうい……
○細谷委員 私は、日本社会党、公明党、民社党三党提出にかかわる、昭和四十七年度一般会計予算、昭和四十七年度特別会計予算及び昭和四十七年度政府関係機関予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、その趣旨を弁明いたしたいと思います。 第一に、昭和四十七年度予算の編成替えを求める理由でありますが、第一は、高度成長政策の破綻と国民生活軽視の点であります。 第二は、不公平な増税政策であります。 第三は、大型公債発行の借金財政であるという点であります。 第四は、低福祉、高負担の社会保障だということであります。 第五は、危険な防衛費の増額であります。 第六は、国民生活圧迫の物価値上げ政策……
○細谷委員 大臣にお尋ねしたいのですが、先ほど大臣のおことばの中に、行政府、官庁の縦割り行政というものが非常に強いんだ、こういうおことばがございました。私もそう思うのです。そこで、今度のこの答申の一六ページに「炭鉱における保安の確保は、今次対策の推進においても、何にもまして重視すべき重要課題である。このため、自主保安の原則の下に、」云々とこう書いてあるわけですけれども、一体炭鉱の災害というのは、この国会が済みましてからわずか今日までの期間の間にも、私の記憶では、すでに二回炭鉱の事故が起こっておるわけです。幸いなことには、そこでたくさんの死傷というのが起こらなかったわけですけれども、言ってみれば……
○細谷委員 通産大臣に二点ばかりお尋ねしたいのです。
第一点は、この前の石炭対策特別委員会で、工業再配置について産炭地優先だ、こういう大臣のおことばは承ったのでありますけれども、通産省の工業再配置についての案というのが、当初と比べますとだいぶ変形したと思うのであります。こういう中において、いわゆる移転促進、誘導地域等のバランスから産炭地はどういうことになってくるお見通しなのか、簡単にひとつお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 この工業再配置法ができる観点において産炭地域の振興と結びつくことが望ましい、こういう大臣のおことばでありますけれども、事実は、立法の経過なり趣旨からいっても、産……
○細谷委員 私は、社会党を代表いたしまして、主として税、財政問題及び公害問題を中心として若干の質問をしてみたいと思います。 最初に自治大臣にお尋ねいたしますが、総理は、政治の流れを変えなければならぬということで総裁になり、そして総理になられたわけです。言ってみますれば、日本のいままでのいわゆる政治、経済の軌道を修正をする、そして福祉重点の政治をやる、こういうことだと思います。そうなってまいりますと、何の事業をやるにいたしましても、たとえば公共事業をやるにいたしましても、それを推進するものは都道府県や市町村という地方公共団体であります。さらに福祉重点ということになってまいりますと、もっともっと……
○細谷委員 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました日本社会党、公明党、民社党三党共同提案にかかる、昭和四十七年度一般会計補正予算、昭和四十七年度特別会計補正予算及び昭和四十七年度政府関係機関補正予算につき撤回のうえ編成替えを求めるの動議につき、提案の理由とその概要を御説明申し上げます。 すでに動議の案文につきましては、お手元に配付いたしてありますので、御参照いただきたいと思います。 今回の補正予算は、福祉優先の政策とは名ばかりであり、人間尊重、国民生活、福祉充実を願う国民世論に逆行するものとなっており、国民の期待にこたえることはとうてい不可能であります。 政府の補正予算……
○細谷委員 時間がございませんので、まとめて御質問いたしますので、お答えいただきたいと思います。 第一番目は、両公述人にお聞きしたいわけでありますが、四十五年度の予算案について、警戒中立型、妥当であるとか、いろいろ御意見をお聞きしたのでありますけれども、その前提となっております政府の四十五年度の経済の見通し、まあ実質一一・一%とかつてない二けたの伸びが見込まれておるわけでございますけれども、これは四十四年度の実績見通しよりもかなり低い。しかも、今度の四十五年度の経済見通しをいろいろ銀行筋なり経済研究所等でやっておりますが、政府の見通しと三菱銀行の見通しだけが低い。他は大体において実質一二ない……
○細谷分科員 私は過疎地帯の教育の問題について若干お尋ねしたいのですけれども、昭和四十一年と思ったのですが、大臣の地元であります熊本県の五木村を中心といたしまして、衆議院の地方行政委員会で国政調査をいたしたわけです。その節、過疎地域の学校の先生方というのがどうしても量の問題、質の問題等で確保できない、こういうことから寺本知事が、過疎地帯に行った先生については二号俸を終身ずっとつける、こういう特別措置をいたした、そのことによって先生の数も質も確保できるようになったと、こういうことを伺いました。大臣御存じですか。
【次の発言】 大臣の地元の熊本県の、しかも大臣の選挙区ですね。五木といいますと、五木……
○細谷分科員 最初に沖縄の点について一、二御質問申し上げたいのですが、山中長官は近く沖縄においでになる、こういうことが伝えられておりますが、いつごろ、どういう目的で、どのくらいの旅行をなさるつもりか、まずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いまのおことばの中に青写真ということばがありました。その青写真というのは、具体的にはどういうことなんですか。
【次の発言】 沖縄の県民所得は、長官のふるさとの鹿児島県はそれより若干低いですけれども、税とか物価とかなんとか考えますと、実質可処分所得というのは鹿児島県のほうが高いと私は記憶しているのです。そういう点でいろいろ問題があるわけですが、次にお尋ねい……
○細谷分科員 私は、時間を正確に守りますから、答弁のほうもひとつよろしくお願いしたいと思います。
まず、六日の日に昭和四十五年度の地方財政計画が発表されたのでありますが、その規模は七兆八千九百七十九億円となっております。私は自治大臣、よく国の予算でごろ合わせというのがあるのですけれども、この地方財政計画のごろ合わせば、七〇年代はやっぱり苦労で泣くよ、こういうふうに読んでおるんです。そこでお尋ねしたい点は、この地方財政計画というのは、何に基づいて出されておるのですか。
【次の発言】 地方交付税法七条に基づいて出されておるんですか。
【次の発言】 私は、地方交付税法七条に、地方団体の歳入、歳出の……
○細谷分科員 たいへん幼稚な質問でありますけれども、悪臭問題というものについて、公害基本法の中に悪臭ということを書いてあります。いろいろな問題についても立ちおくれはいなめないのでありますけれども、特に悪臭については非常にひどい立ちおくれがあるのではないかと思うのですが、大臣いかがですか。
【次の発言】 「公害の状況に関する年次報告」昭和四十三年度のを見ますと、「悪臭は、人間に容易に感知されるので、市民生活を不断に脅かす公害である。」非常に重視した言い方をしておるわけです。ところがこの悪臭問題について、この白書の取り上げを拝見いたしますと、たとえば科学技術庁における公害防止のための調査研究費、こ……
○細谷委員 簡単に二、三お聞きしたいのです。 最初に音田さんですけれども、いままでのお話を承っていますと、今度の法律案は環境庁設置法ということですけれども、まあ公害庁、それから環境庁、環境保全庁あるいは公害省、また私どもでは環境保全省と、こういう考えがあるわけであります。御意見を承っておりますと、どうも環境保全基本法というのはいまのレベルでは高過ぎる、こういう音田さんのおことばでしたね。そこまでは行っていないんだ、こういうことのようであります。そういたしますと、いまのお話ですと、今度の政府の環境庁設置法では不十分だ、こういうことなのでありまして、きわめてむずかしい質問なのでありますけれども、……
○細谷委員 磯村先生にお尋ねしたいと思います。先ほどの公述の中で、新全総計画は経済優先のものだ、したがって今日の人間優先、しかも公害問題、こういうものが多発している中においては当然改定すべきものである、こういう御意見だと思うのであります。同時に新産都市等のことも述べられたわけでありますけれども、三十年代にたくさんの開発立法がなされたわけでありますが、いずれもこれは経済優先の立法であることは申すまでもありません。したがいましてこういうものもすべて今日の四十年代に即応するように全面的に改正すべきである、こういうふうに思うのでありますけれども、先生どうお考えになっているか、こういうことであります。 ……
○細谷分科員 最初に大臣にお尋ねしたいのでありますが、昭和四十五年の「国土建設の現況」、いわゆる建設白書、これを読みまして、もっとも拾い読みでありますけれども、読んだ後の感想としまして、今日問題になっております、しかも四十六年から第三次五カ年計画、二兆六千億という規模でやる下水道の位置づけというものがきわめて薄弱である、こういう印象を受けました。たとえば、読んでまいりまして、「豊かな環境の創造」という見出しを見ましても、下水道という字句はどこにも見当たらないのです。そして環境汚染問題というものについて、自動車の排ガス等による大気汚染という問題が例としてあげられておりまして、水の汚濁ということに……
○細谷分科員 最初に自治省にお尋ねいたしますが、地方財政法第二十七条の四、「市町村が住民にその負担を転嫁してはならない経費」、こういう条文がございまして、それを受けまして施行令の第十六条の三に「法第二十七条の四に規定する経費で政令で定めるものは、次の各号に掲げるものとする。」と書いてありまして、一号が「市町村の職員の給与に要する経費」、二番目は「市町村立の小学校及び中学校の建物の維持及び修繕に要する経費」とある。二つ書いてあります。これ以外は寄付はどんどんもらってよろしいでしょうか。お尋ねします。
【次の発言】 この一番目の市町村の職員の給与に要する経費をもらうというのは、これはもう常識的に当……
○細谷分科員 私は、短時間でありますけれども、現在いろいろな問題がございます食品添加物を中心として若干質問してみたいと思います。 最近、食品衛生の問題が新聞をにぎわしておりまして、明けてから新聞に出た重要な問題を拾っても相当たくさんございます。たとえば二月の八日までに都衛生局の調べたもなかにナフトールエローSという三グループの色素が使われておった、あるいはチョコレートにオレンジ1が使われておったとか、あるいはイギリス製のドロップスが螢光物質を塗った包装紙に裸で包まれておったとか、あるいはびん入りの調味料にデヒドロ酢酸があったとか、あるいはさらに外国産のドロップスにカナマイシンとかあるいはパテ……
○細谷分科員 三十五年以降、地域開発立法なりあるいは全国総合開発計画、こういういろいろな計画なり立法が行なわれたわけでありますが、私はそういう点について若干お尋ねしたいと思います。
最初にお尋ねいたしたい点は、時間がありませんから簡単にお答えいただきたいのですけれども、三十七年にできました新産都市、いわゆる世紀の鳴りもの入りの陳情合戦が行なわれたといわれております新産都あるいは工特に対する計画と実績の乖離が、かなり激しく起こっておると思いますけれども、その実情をひとつ簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 ちょうど三十九年から始まって、現在中央点をやや後半のほうに走り出している。……
○細谷分科員 せんだって予算委員会で労働大臣に、職場環境の問題について御質問いたしましたけれども、時間が足りない関係で御答弁をいただけませんでした。そこできょうはやや技術的にわたりますけれども、職場の環境、特に有毒物質についてお尋ねをしたいと思います。 新聞等によりますと、二月十三日に労働省は、昨年九月の実態調査等に基づいて職場の有害物質について労働安全衛生規則改正案を中央労働基準審議会に諮問をした、こういう記事が出ております。おそまきながらかなり前向き、具体的に前進しようとする意欲を私感じまして喜んでおるわけでありますが、そこで、そういうような前提で二、三質問したいと思います。 昨年の四……
○細谷分科員 私は農薬の問題について、せんだって総括質問の際に大臣にお尋ねしたのでありますけれども、時間が不十分で意を尽くしませんでしたので、時間は短いのでありますけれども、二、三御質問いたしたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、昨年の暮れに改正されました農薬取締法の第十二条の二、十二条の三、十二条の四に、それぞれ作物残留性農薬の使用の規制、土壌残留性農薬の使用の規制、水質汚濁性農薬の使用の規制、こういう条項がございまして、その具体的な農薬については政令で定める、こういうことになっておるわけでありますが、その政令にどういう農薬があげられるのか、あるいは作物に残留する、土壌に残留する、……
○細谷分科員 最初に通産大臣にお尋ねいたしますが、昨日通産省のほうからいただいた資料によりますと、昭和四十六年度の電力需給バランス、ピークロードの点から需給バランスを見てみますと、四十六年度は供給余備力が五万五千キロワット、〇・一%の供給予備力しかない、こういうことになっております。試みに四十四年度は七・三%の供給予備力、三百十一万一千キロワット、四十五年度は三・四%の供給予備力があったのであります。百六十四万三千キロワットの供給予備力があったのでありますけれども、四十六年度にまいりまして五万五千キロワットの予備力しかない、こういうことであります。昨日なりあるいは一昨日の新聞を拝見いたしますと……
○細谷分科員 大蔵大臣にお尋ねしたいのですけれども、地方自治はよく三割自治といわれております。せんだっての本会議で大蔵大臣は、地方自治は豊かになってきた、こういうおことばも出たわけであります。一体三割自治というのは、大蔵大臣はどういう根拠でお考えになっておるか、お尋ねします。
【次の発言】 三割自治なんということばを言ったことはない、確かに言っておりませんけれども、しかし、地方財政は出世したということについては、いま大臣はそうお考えになっておるようであります。大臣、地方税というのが毎年地方財政計画で組まれておりますけれども、大体昭和三十年、三十一年くらいの地方財政計画の中で占める地方税の割合は……
○細谷委員 大蔵省にお尋ねいたしますが、昨年の予算委員会で、昨年新設されました自動車重量税の問題に関連して、これは四十六年度においては一般財源として計上するけれども、四十七年度においては総合交通体系というものをつくって、そして総合交通体系特例会計というものの財源にしていくのだ、こういうことでありました。すでに十二月の中旬に総合交通体系ができ上がりました。ところが、この前の予算委員会における方針どおり、総合交通体系はできましたけれども、それに応対する特別会計というものは設定されない。したがって、約一千億に及ぶ自動車重量税というものは一般財源として扱われておるという、これが四十七年度の状況でありま……
○細谷委員 時間がありませんから、二、三、まとめて質問したいと思うのですけれども、最近PCBの問題が毎日のように新聞に出てまいっております。そういう問題に誠心誠意取り組んでいらっしゃる数少ない国内の学者の方でございますが、先ほど来、研究体制の整備――あるいは官庁では、機械は買ったけれども、それを動かす職員なり技術者がおらぬ、こういうことも行政管理庁あたりから指摘されておるわけですけれども、三人の先生方のところで、この問題に取り組む研究スタッフあるいは研究費、こういうものはどのくらいお持ちでおやりになっているのか、一体その金というのはどこから出てきているのか、この辺をひとつ端的にお答えいただきた……
○細谷委員 時間がありませんからまとめて御質問いたしたいと思います。 最初に木村参考人にお尋ねいたしたいのでありますが、今度のこの工業再配置法案というものを見てみますと、きわめて特徴的なことは、県知事ということばが一つも出ておらぬわけですよ。すべてもう通産大臣あるいは主務大臣と、こういうことでやっていくわけですね。そしてまあ最後のほうに、税金をかけるとかなんとかという、あるいはいろいろな施設をつくろうという地方負担になる分については地方公共団体ということばが出てきているわけです。これは私は前例のない法律じゃないかと思うのでありますが、現実にそれぞれの地域あるいはそれぞれの県で開発計画を持って……
○細谷委員 和田先生時間がないようでありますから、簡単に御質問いたしたいと思いますので、ひとつ簡単にお答えいただきたいと思います。 一つは財投。今度は五兆六千三百五十億というわけで、三二%ぐらい前年比伸びておるわけでありますが、御指摘のように、文字どおり一般会計予算と一体のものであります。特に最近は、国の予算というのが、一般会計に入らないものが財投に逃げ込むということで、いわゆる予算の財投化ということまでいわれているわけでありますが、先ほど先生のことばに、こういうものを一体として新しいシステムをつくるべきである。国会でも、この財投というのは一体のものなんだから、当然参考資料ではなくて、国会の……
○細谷分科員 私は、科学技術の基本的な姿勢について二、三お尋ねしたいと思うのです。 そこで、まず、昨日いただきました「政府の窓」「時の動き」これに「科学技術政策を語る」という、木内長官との対談の記事がございます。これはやはり長官の科学技術に対する基本姿勢が出ておると思うのでありますが、どうも読んでみてわからない点がありますから、解明をしていただきたいと思うのです。 第一点は、この本の一二ページに「そこで日本がこれから伸びるのは精神の面、日本的、東洋的な思想、そういうものがあるんで、これはやっぱり世界第一の国になる要素を備えているといわれているのはそこなんですよ。単に西洋の物質文明だけでなし……
○細谷分科員 最初に文部省にお尋ねいたしますが、昭和四十七年度において、私立の大学の補助は三百億円程度計上されておるわけでありますけれども、私立の高等学校なり中学校に対しての補助はどうなっておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 いまのお答えによりますと、補助金というのは大体十七、八億くらいになりますか、合計。あとで一覧表をひとついただきますけれども、合計幾らになっていますか。
【次の発言】 いま大ざっぱに見ますと、二十億円足らずと思うのですね。幼稚園の七億ばかりというのがありますけれども、自治省いらっしゃいますか。
【次の発言】 潮田さんですね。
○細谷分科員 最初に、科学技術庁にお尋ねいたしますが、科学技術庁のほうでは、環境庁長官のほうに、原発の公害はたいした問題でない、こういうふうに伝えてやりましたか。
【次の発言】 原子力発電所は問題ない、安全である、普通の火力発電よりもはるかに安全である、こういうふうに科学技術庁長官には主管庁として言ってあるのでしょう。いま言ってないような話をしたから……。
【次の発言】 この間私はここの分科会で、あなたのところの長官とこの問題について、あの「政府の窓」というので若干論議をしたわけですよ。ある人と科学技術庁長官との対談で、テクノロジーアセスメント、こういう問題が問題になっている、こういうことで、……
○細谷分科員 私は、厚生省関係で二、三点御質問したいと思うのでありますけれども、最初に、昨年の十一月十四日に新聞紙上で、利根川流域に住血吸虫病患者が発見された、こういう記事が出ております。千葉県衛生部の調査では、成田市で五人、香取郡の下総町で三人、同じく栄町で二人、計十人が発見された。いずれも農家や酪農家の家族であって、大半がおとなで、その中に女性が一名含まれておる。そしてその地域の湿地帯からミヤイリガイが発見されて、多いところでは平米当たり百個から二百個ぐらいのミヤイリガイが発見された。その半分以上が吸虫に汚染されておった、こういう記事がございます。この実態は一体どうなっているのか、まずお答……
○細谷分科員 私は、沖繩の財政問題の若干と、税制について御質問申したいと思います。
最初にお尋ねしたいのでありますが、今度自治省の御努力にもよりますけれども、臨時沖繩特別交付金というものが三百六十五億円計上されております。ふしぎなことは、国の予算が一月の四日かに大蔵原案が発表されまして、十二日の閣議決定を見るまでに復活折衝が行なわれまして、この部分だけが大蔵原案からへっこんでいるわけですね。あとは全部ふえているわけですよ。どうしてへっこんだのか、簡単にひとつ御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 これをずっと質問するつもりじゃありませんけれども、大体原案というのは四月一日じゃなくて、六……
○細谷分科員 短時間でございますので、二、三の点について、きわめて具体的な点をお尋ねしたいと思います。 最初にお尋ねいたしたい点は、石炭の離職者に対する緊急就労事業でございます。緊就事業については年々ワクが減らされてまいりまして、予算措置でこの事業が行なわれているわけでありまして、四十八年度で一応終わる、こういうことになっております。 そこでお尋ねしたい点は、たとえば産炭地域の振興事業というのは、昨年の国会で十年間延長をいたしました。今度の国会では、鉱害復旧事業に関する法律も同じく十年間延長される予定であります。石炭は、山は依然として閉山が続いておる、こういう状況であります。そこで、四十八……
○細谷分科員 時間がわずかでありますから三点ばかり御質問するわけでありますが、ひとつ簡潔に御答弁をいただきたいと思うのです。 第一点は、私も予算委員会の総括の段階で質問したわけでありますけれども、今度の不景気は昨年のドル・ショックだ、こういうことで、今度景気浮揚ということを重点に予算が編成されたわけでありますけれども、最近やはり外貨がものすごくたまる、こういうことで、大蔵省もあるいは財界も、いろいろな方がこの外貨問題について議論をいたしております。最近の新聞等の報ずるところによりますと、大蔵省では二月末の約言六十五億ドルに及ぶ外貨準備高を、四十七年度末、来年の三月末くらいには百十億ドルそこそ……
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