このページでは細谷治嘉衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。
○細谷委員 時間が十分ありませんので、二、三の点について御質問しておきたいと思います。 いわゆる石炭六法と言われるものが、産炭地域振興臨時措置法が来年の十一月期限切れになるのと一緒に、来年度でほとんど大部分期限が参ります。そこでお尋ねしたい点は、一番先に期限が来る、五年、五年延長して、十年延長して、二十年の期限が来る産炭地域臨時措置法の問題について、審議会等に諮問をいたしまして、九月の下旬ごろには答申があるだろうと言われておりましたけれども、いまだにその答申が出ておらないようであります。どこに問題点があるのか、おくれたのはどうしたのか、まずお答えいただきたいと思います。
○細谷委員 一点だけ質問しておきたい。 答申が十日に出たわけでありますが、その七ページに「疲弊の著しい市町村に対する財政援助について、一層の配慮が望まれる。」こうなっておるわけです。この日本語を常識的に読みますと、財政援助について引き続き配慮が望まれるというよりも、一層の配慮が望まれるということは、従来よりももっと前向きで積極的にという意味を込めておるのではないか、こう思うのです。 そこで、新聞等で伺いますと、大蔵省は、財政再建に名をかりまして、この市町村に対する財政援助をカットすることについて財政審議会に諮問しているわけですよ。そうなってまいりますと、この十日に産炭地域振興審議会が「一層……
○細谷委員 笹生先生に最初にお尋ねいたしたい点は、この十日に出されました「産炭地域振興対策の今後のあり方について」という答申は、現行法の単純延長ということを描いて書かれたものなのか、あるいは何らかの法律の改正というものも頭の中に入れて書かれたものか、まずお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 基本的には前者ということは、単純延長ということですね。十年間現行法でそのまま延長していく、こういうことですね。
【次の発言】 そこで、時間も十分ございませんのでお尋ねをいたしたいわけでございますけれども、この四ページのところに「産炭地域関係者は、同法の延長に伴う関連施策の実施が広く国民の負担によって行われ……
○細谷委員 私は、消防関係、税関係、それと地方財政の三点について、その順序で若干質問をしたいと思っております。
最初にお尋ねいたしたいことは、八月十六日ですか、静岡駅の地下街の爆発に基づきまして消防庁では一斉点検を行った。その結果に基づいて、都道府県知事に対して今後の防災対策について通知を出しております。そこでお尋ねしたい点は、その一斉点検の結果都道府県知事に出した通知の骨組みについて、時間が余りありませんから、要を得て簡単にひとつ教えていただきたいと思います。
【次の発言】 すでに他の委員会等でもこの問題は取り上げられておりまして、災害は忘れたころに来るという有名な寺田寅彦の言葉があるわけ……
○細谷委員 最初に、通産大臣にお尋ねいたしますが、産炭地域振興答申に基づきまして十年間の延長、こういうことになりましたが、昨年の予算編成の段階におきまして、産炭地振興上重要な地方財政等の問題について大蔵原案の中ではカットされておりましたけれども、復活等で幾つかの成果を上げたことについて敬意を表します。 ところで、まずお尋ねいたしたいことは、この審議しておる産炭地域振興臨時措置法のほかに産炭地振興にとっては欠くことのできない重要な問題点があると私は思っております。 たとえば「福岡県産炭地域の現状」という文書がございます。この文書の二十ページにこういうことが書いてあります。「最近、各種の財政援……
○細谷委員 せんだって行われました安孫子自治大臣の所信表明について、若干の質問をしたいと思います。 最初に、前任者である石破自治大臣の病気というようなことがありまして、大蔵原案が出される五日くらい前の十二月十六日に、文字どおり重要な段階で大臣に就任されたわけでございまして、大変だったと私も思っております。御苦労に対して敬意を表したいと思います。 ところで、所信表明でありますから主として自治大臣に御質問するわけでございますけれども、質問の順序といたしまして、一月三十日に大蔵省が「財政の中期展望」、こういうものを公表いたしました。この「財政の中期展望」についてはいろいろ問題点がございますし、け……
○細谷委員 まずお尋ねいたしたいことは、いま審議中の法律は、法三条と言われますけれども、全く三条で、その第一条が新産業都市建設及び工業整備特別地域整備のための国の財政上の特別措置に関する法律、これは昭和四十年の法律第七十三号であります。第二条が首都圏、近畿圏及び中部圏の近郊整備地帯等の整備のための国の財政上の特別措置に関する法律、これは昭和四十一年であります。それから、第三条が公害の防止に関する事業に係る国の財政上の特別措置に関する法律、これは昭和四十六年であります。成立がそれぞれ違うわけですね。 内容を調べてみますと、確かに、四十年の新産・工特の法律と四十一年の首都圏、近畿圏等の法律につい……
○細谷委員 主として地方財政計画と交付税制度について質問をいたしますが、最初にきわめて初歩的なことでございますけれども、お伺いしておきたいと思っております。
それは、地方財政計画というのはどの法律のどの条項に基づいて出されておるのか、まずお尋ねいたします。
【次の発言】 ところで、交付税法七条に基づいて国会に出されているものは、白い表紙の「昭和五十六年度地方団体の歳入歳出総額の見込額」こういうものであります。最初にこの委員会に出されたものはガリ版で刷ったものであり、その後に若干丁寧に少しコマーシャルなベースにも乗せまして、色表紙の「昭和五十六年度地方財政計画」というものが出されました。
私……
○細谷委員 きょう午前中の地方行政委員会の参考人の意見聴取で、参考人から、最近、地方交付税の性格――地方団体の固有財源である、自主財源である、そういう基本的な性格がどうも薄らいできておる、崩れてきておる、こういう指摘があり、今日の財政実情からいきますと交付税率を引き上げるべきである、こういう意見が参考人から出されておりました。
私は、まずお尋ねいたしたいことは、地方交付税の性格というのは自治大臣はどう理解しているのか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 念のためにもう一度お伺いいたしますが、自治大臣の基本認識は、地方交付税というのは地方公共団体の共通の固有財源であり自主財源であ……
○細谷委員 すでに地方公務員法の一部を改正する法律案につきましては、たくさんの委員の方々から、基本的な観点からあるいは具体の問題につきましてマクロの立場あるいはミクロの立場から多角的な質疑が展開されております。質疑もおおむね終局に差しかかっておりますし、また国家公務員の定年制の問題につきましては、午後三時から上の十六委員室に総理大臣が見えまして最終的な質疑が展開されております。そこで、いままでの委員の皆さん方の質疑で問題点であると私が考えた問題、特に先ほどの総理の答えは国家公務員の問題でありますが、より多様性を持っておる地方公務員については、きちんと質疑を通じてポイントを整理しておく必要がある……
○細谷委員 最初に、行管の八木管理官いらっしゃいますか。――いま参議院で終盤を迎えております行革関連臨時特例法の中に、地域特例によって補助負担のかさ上げが行われておるわけでありますが、それを削減する、こういう部分がございます。 私がお尋ねしたいことは、三十六本の法律に関係しているわけですけれども、その法律の中で、この春この委員会も含めて議決をした法律案が、ほとんど同じ時期、わずか二カ月後に改められようとしておるわけでありますけれども、八木管理官はそういう法律、この春可決したばかりの法律が、答申に基づいて削減されるという事実を御存じか、どうか、まずお尋ねいたします。
○細谷委員 私は、主として十九日に答申が出されました産炭地域振興問題についてお尋ねしたいと思います。 昨年、法律が十年延長になりまして、関係の各道県で産炭地域の発展計画、こういうものの作成をしておるわけでございます。たとえば福岡県がつくりました発展計画を見ましても、当面の課題として、一つは鉱害復旧、第二番目はボタ山対策、第三番目は炭住整備、第四番目は国鉄地方交通線の役割り、第五番目は離職者対策の積極的活用、第六番目は同和対策事業に係る法的措置、第七番目は市町村の財政援助措置、これが挙げられております。 そこで、関係の両大臣にまずお伺いしておきたいことは、私は、この発展計画のポイントになって……
○細谷委員 一点だけお尋ねしたいと思います。 松田参考人から海底鉱害についての対策のことが最後に言われました。その助成の問題でございますけれども、お尋ねいたしたい点は、最初に加藤先生に、この答申の中に、山林原野及び干潟に発生した鉱害、これは「公共的見地からの復旧になじまないこと等にかんがみ、復旧法の対象とすることは適切ではない。」こう言い切っております。ところで、海底を掘っておる炭田というのは、釧路炭田、長崎県の池島の炭田、有明海の有明炭田、こういうところがあるわけでありますけれども、海底でありますから、おっしゃるように公共的見地から被害が起こっている、こういうところがあるわけですね。現に、……
○細谷委員 時間が十分ございませんので、簡潔に問題点を質問したいと思いますから簡潔にお答えをいただきたいと思います。 せんだって参考人について意見を聴取した際に出たことでございますけれども、有明海における海底の採炭、こういうものに伴いまして海底の陥没が起こっております。この海底は日本でも有数のノリ漁業の中心地でございまして、日本のノリの総生産量の大体四割近くがここでできておると思っております。私の手元にございます資料によりますと、海底の陥没もかなり広範囲に及んでおりまして、ひどいところでは一メーター半から二メーター程度の陥没が起こっておる。一メーター以上の陥没地点、こういうものを見ましてもか……
○細谷委員 私は、当面する地方財政あるいは交付税制度、そういう問題につきまして、きわめて素直に質問をいたしたいと思いますので、大蔵大臣も素直な答弁をしていただきたいと思います。 まず第一番に、おととい、きのう、きょうの新聞の記事に出ておる重要な問題点、七日の大蔵委員会でも議論されましたように五十六年度の国税収入が大きく落ち込むのではないか、こういうことであります。 たとえば、一番近い新聞の記事を読みますと、きょうの朝日新聞。「大蔵省が七日までにまとめた最も新しい推計によると、五十六年度の税収は、当初予算額に対して約七%、二兆二千億円程度不足する見通しとなった。」こういうふうに新聞記事は書い……
○細谷委員 加藤委員の質問に関連して、若干の質問をさしていただきたいと思います。 私は去る八日、渡辺大蔵大臣に質問をいたしたわけであります。その翌日の九日の閣議で大蔵大臣は、私が申し上げた六ないし七%という数字を七ないし八%と、また減収の率を上げてきておるわけですね。そして金額でも二兆円以上の税の減収を報告した、こういうふうに報道されております。 このことにつきましては大蔵大臣にも質問したわけでありますけれども、自治大臣には余り質問する時間がございませんでした。こういう状況でありますと五十六年度の地方交付税の落ち込みは、前回も指摘したようにずいぶん大きなものになります。すでに五十六年度はも……
○細谷委員 いま協力関係の法律について、すでにもう質問者が大分質問しておりますし、範囲の狭い問題ですから、かなり重複するというか繰り返しになるかと思いますけれども、二、三問題を明らかにするために御質問したいと思います。 最初に私が質問したいことは、この法律を開きましてちょっと不思議に思ったわけでありますけれども、「警察官の職務に協力援助した者の災害給付」、これは災害給付であります。その次に、「消防団員等公務災害補償等」と言って、これは災害補償であります。給付と補償というのが出て、そして同じこの一本の法律で一条と二条で処理しよう、こういうことなんですけれども、給付というのと補償というのと違いま……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしたい点は、趣旨説明もお伺いしたのでありますけれども、警備業法の一部を改正する法律案、法律ができて約十年になるわけでありますから、この時期がある程度見直しの時期だろうということはわかりますけれども、どうも改正案を見ますと、かなり技術的な点はございますけれども、根本的な点についての改正等は見当たらないようであります。あえてこの時期に、警備業法の一部を改正するのを提案するに至った考え方、こういうものをまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 いま詳しく改正法案を提案するに至った経緯を御説明いただいたのですけれども、簡単に申し上げますと、一つは手続の問題、あるいは欠格事……
○細谷委員 質問に入る前に、委員長に対する要望も含めて申し上げて、お願いしたいことがあります。 自治大臣兼国家公安委員長の所信表明の中で、かつて警察出身である自治大臣が、警察行政のことについては、最近新聞をにぎわしておるいろいろな問題、こういう問題についてはほとんど触れないで、最後にどう言っているかというと、「綱紀の粛正並びに士気の高揚」、こういうことで片づけられて、大阪においても兵庫においても福岡においても何にも起こっておらぬ、こういうような書き方をしております。まことに遺憾な警察行政に対する国家公安委員長の姿勢だ、こう思うのです。しかし、きょうは時間がありませんから、いずれまたこの委員会……
○細谷委員 最初にお尋ねいたしますが、いまここで審議しておる地方税法以外の他の法律で、地方税の増減にかかわる法律案があるはずでありますけれども、どういうものがあるのか、まずお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 いま大体七本の他の法律があるようでありますが、それによる地方税の増減収はどういう状況になっていますか。
【次の発言】 少し疑問に思うのです。従来からの続きで措置しているものもあるでしょうけれども、他法で地方税をいじくっておる、その増減収がどうなるかわからぬという形で自治省の責任者が他法を出す際にオーケーしているわけですから、大したことないというだけでやることはいささか問題があるの……
○細谷委員 御多忙の中、きょう大蔵大臣が恒例によりましてこの委員会においでいただきましてありがとうございます。大蔵大臣は顔色が白いのですけれども、私はちょっと選挙に専念いたしましたので、少し選挙ぼけをした質問になるかもしれませんけれども、その点ひとつよろしくお願いしたいと思います。 まず、地方交付税に直接関係する問題で、五十六年度の税収見積もりを、見積もりは誤ったというにしては余りにもひど過ぎる予算と税収の結果になりまして、今年、八千五百億に及ぶ地方交付税の精算が行われました。これは大変なことなんです。 そこで、それでは五十七年度の税収はどうなるのか、これが五十九年度の交付税の総額に関係し……
○細谷委員 自治大臣にお尋ねいたします。
それぞれの考え方をそれぞれの省が主張するのは当然なことですけれども、たとえば総理大臣の諮問機関である地方制度調査会、自治大臣の諮問機関である地方財政審議会、大蔵大臣の諮問機関である財政制度審議会、その三つの答申が毎年毎年出るわけです。ずいぶん大きく食い違っておるのですが、これについて何か印象がございますか。
【次の発言】 そういうことだろうと思うのです。先ほどの地方財政審議会が自治大臣の諮問機関というのは訂正して、確かに附属機関でありました。地方制度調査会は内閣総理大臣の諮問機関、財政制度審議会は大蔵大臣の諮問機関これは間違いないことであります。その……
○細谷委員 けさ十一時から、この委員会でいま扱っている法案についての委員と自治省当局とのやりとりをお聞きして、一体この法案は何をねらっているのか、全くわからない。何のために連合会をつくるのか、これもわからない。言ってみますと、財政単位を縮小して大きくする、これだけがどうもねらいだ、こういうふうに思うのですけれども、それだけなんですか。一向わからぬですね、頭が悪いから。聞いていれば聞いているほどわからなくなる。いかがですか。
【次の発言】 余り時間がありませんから、私がポイントと思っているところを申し上げるわけです。
どうも大臣、本当のところの腹を言えないんじゃないですか。連合会というのができ……
○細谷委員 これより会議を開きます。
衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されますまで、私が委員長の職務を行います。
これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの愛野興一郎君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、武藤山治君が委員長に当選いたしました。
委員長に本席を譲ります。
○細谷委員 最初に行管長官、けさ、ずいぶん厚い資料をいただきました。その資料によりますと、八条機関の法律事項と政令事項で、審議会等の数は二百十三あるわけでありますが、そのほかに三つばかり第二臨調で答申されておりますね。そうしますと合わせて二百十六程度になると考えられますが、そのとおりですか。
【次の発言】 ずいぶん数が多いな、こう思います。
そこで、総理にお尋ねしたいわけですが、そういう二百十五ばかりある審議会等からいろいろな多方面の答申が出てまいるわけであります。その各種の答申と臨調の答申とには取り扱いに差がありますか、あるいは同じなのか。
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