このページでは上林山栄吉衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○上林山委員 関連。この郵便年金制度について、ただいまあなたから答弁がありました。小額の問題を今度調整していけば、将来はこの郵便年金制度は非常に発展する、こういう見通しの答弁がありましたが私は、せめてここ三年間でいいですが、あなたが記憶があるならば、三年間の推移はどうなっておるか、発展の方向にいっておるのか。あなた方が役人的なセンスでこれを少しくらい改正し調整しても、本制度は労多くして効果はない。だから、発展の方向に進むという御議論に対しては、私は批判的であります。とてもむずかしいだろう。だからそういうことに精力を使わないで、特に力を入れていかなければならない貯金、保険という郵政省本来の仕事の……
○上林山委員 放送法改正の採決の前に、委員会審議その他の資料にいたしたいと思いますので、資料を要求いたしておきます。 まず第一に、過去三年間におけるNHK並びに民間放送がどれだけの誤報をやったか。誤った報道をしたか。あるいはまた、同時に針小棒大な放送をしてこれを修正したものがあるか。あるいは自発的にそういうことをやったものと、抗議もしくは申し入れによって、訂正したものとの区分をやったものを出していただきたい。私はそれだけを要求いたしておきます。
○上林山委員 関連して。 これは従来私も考えておった一つですが、この段階にくれば、もう物による、ことに商品によるお年玉つきの賞品制度はあっさりと廃止すべき時期にきておるのではないか、私は、小手先のいろいろの改良も必要かもしれぬけれども、根本的には、この制度はもうやめたらどうか、そうしてやはり正常な郵政事業だけに終わるべきだ。もし百歩譲ってやるとすれば、いま森本君も触れておられたようだが、私は、郵政省自体でできるもの、たとえば切手とはがき、これだけを賞品としてやるならばそれでもいいかもしれぬが、それ以外のことをもう考える時期じゃない、あっさりこれはやめるべきものだ。 これは私が言っても、あな……
○上林山委員 これから私がたださんとする問題は、自民党のだれかがいつか必ず質問してくれるのではないかと思って待っていたのでありますけれども、だれも一向に腰を上げる気配がないので、やむを得ず、国会が終わらんとするこの時期を特に選んで質疑をすることにきめたわけでございます。 問題の内容はあとで説明をいたしますが、この問題が起きて以来、次々に類似の暴力事件等が起きていることは、私は、健全なる郵政事業の育成の上からきわめて遺憾である、こういうように考えておるところでございます。 その一つに、九州管内の折尾局で参議院議員の横川君が坂根という庶務会計課長に暴行を加え、傷害を与えたというきわめて遺憾な事……
○上林山委員 議事進行について一言発言いたしたいのですが、簡易郵便局法の一部改正案は、私どもは本委員会で継続審議にしてもらいたいという考え方を持っていたところ、理事会において、次の通常国会にこれを提案して、そのときには本会議での趣旨説明も省略し、あるいは委員会等においても物理的抵抗は行なわないというきわめて紳士的な申し合わせができたと聞いておりますが、そういう事実があったのかどうか、承っておきたいと思います。
【次の発言】 けっこうです。
○上林山委員 昭和四十四年六月及び七月の梅雨前線による豪雨災害について、ただいま政府側の御報告を聞いたわけでございますが、私は、質疑に先立ちまして、この豪雨災害によって、鹿児島県をはじめとする南九州あるいは西部日本の各地においてなくなられた方々に対し、つつしんで哀悼のまことをささげたいと思います。 まず、政府が、この災害が起こるや直ちに災害救助法の適用をされたこと、また御報告にありましたとおり、昨日各省庁の関係官がそれぞれ現地に視察調査に行かれたこと、当然のことながら、私は適当な時期に緊急にその処置をとられたことに対して多とするものであります。ただ、願わくば、これが事務的調査に終わらず、そし……
○上林山委員 関連して一言だけお尋ねしたいと思います。 私もこの問題は一部わからぬところがあるけれども、野党の諸君が質疑をされるということで遠慮しておったのですけれども、やむを得ず一言だけ質問をいたします。 その一点は、ただいま加藤君が指摘された戦前の沖繩の郵便貯金あるいは保険に関する「覚書の骨子となるべき事項」を示して誓書をとっておられるわけでありますが、この背景をなす代表者は、当局の説明で、それぞれの人々が当たっておるわけですけれども、ただ私が懸念する点は、これは正式の法人格を持った団体であるかということです。法人格を持っておれば、すなおに解釈をして、このままでいいと思いますけれども、……
○上林山委員 関連して。 森本委員のいまの発言とさきの発言に関連して質問しますが、第一点は、普通郵便局、特定郵便局、簡易郵便局の犯罪件数と被害額、これをもう一度ここで再確認したいという点。第二点は、普通郵便局で一番大きい犯罪額は一口で幾らであったか。特定郵便局は幾らであるか、簡易郵便局は百七十何万になると報告があったから省略していいのでありますが、それはどうなっておるか。さらにその中を分析して、たとえば普通局でいえば、課長など管理者と一般職員の犯した犯罪の件数と総額はどうなっておるか、どちらが多いか。はっきりした数字が言えなければ抽象的に言うてもらえばそれでもけっこうでございます。 それか……
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