このページでは上林山栄吉衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案外二法案並びに炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案について、石炭対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知のように、本院は、過ぐる三十六年十月、第三十九回国会において、エネルギー消費構造の変革に伴う石炭鉱業の深刻なる事態に対処し、石炭産業危機打開に関する決議を行ない、石炭鉱業の安定をはかるため、抜本的対策の樹立を強く政府に要請したのであります。政府は、この本院決議に基づき、スクラップ・アンド・ビルドを根幹とする各般の対案を再点検し、本委員会もまた、決議の趣旨を実現するよう……
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、鉱山保安監督署の設置に関し承認を求めるの件につきまして、石炭対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 御承知の通り、石炭鉱山の保安を確保し、災害を防止するためには、現地監督組織を整備拡充することが最も効果的であると従来から指摘されていたのであります。よって、今回、札幌鉱山保安監督局管内の夕張、岩見沢、滝川及び釧路に、福岡鉱山保安監督局管内の飯塚、田川、直方、佐賀及び佐世保にそれぞれ鉱山保安監督署を設置し、鉱山保安の万全を期そうとするものであります。 本件は、去る三月十六日当委員会に付……
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案並びに臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案について、石炭対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 石炭鉱害問題については、従来臨時石炭鉱害復旧法を中心として諸般の対策が講ぜられ、着々その成果をあげてきたのでありますが、昨年三月石炭鉱害対策審議会は、鉱害処理のより一そうの効果を期するため、鉱害賠償の履行を確保する方法として、鉱害賠償積み立て金制度の新設、賠償義務者不存在の鉱害の復旧及び鉱害農地の効用の合理的回復等の諸問題について答申を提出し、石炭鉱害調査団も臨鉱法による復旧事業の積極的推進、鉱害賠……
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案について、石炭対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 石炭鉱山保安臨時措置法は、石炭鉱山における保安設備の整備促進をはかるとともに、保安確保の困難なため廃山する石炭鉱山に対し、その廃止を円滑に行なわせるための措置として、去る昭和三十六年十二月二十五日、二年間の時限法として施行され、相当の効果をあげてきたのでありますが、その必要性はいまなお存続しているのであります。本案は、かような実情にかんがみ石炭鉱山保安臨時措置法の有効期間を一年延長し、昭和三十九年十二月二十四日までとするものであり……
○上林山榮吉君 ただいま議題となりました石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案外四法案について、石炭対策特別委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。 今回提案された五法案は、石炭鉱業の深刻な事態に対して、さきに今国会において成立した石炭鉱業合理化臨時措置法外三法律の改正に引き続き、合理化計画に伴う再就職計画、電力用炭の代金精算、石炭会社の経理規制及び重油ボイラー制限法の延長等、石炭対策全般について所要の施策を講じ、昭和四十二年度までに石炭鉱業の自立と安定をはかるほか、産炭地域の中小企業者について中小企業信用保険の特別措置等を定めるものであります。 次に、各案の内容を……
○上林山委員 議事進行。森本君の勉強ぶりにはわれわれかねてから立場こそ違え敬意を表しておる一人ですが、公開の席上で速記録が残るので、一言注意を申し上げて、もし善処願えれば幸いですが、善処願えないとするならば委員長にしかるべく取り計らっていただきたい点がございます。それは、われわれは国民年金制度というものはりっぱな制度で、さらにこれを肉をつけ血を通わせてもっとりっぱなものにしていかなければならぬ、こういう考えを持っておるものでありますが、ただいま森本君の発言の中に、あんな━━━━国民年金制度であっても云々という言葉がありました。立場が違ってこれを批判されることは自由といえば自由でありますが、もっ……
○上林山委員 大臣の出席を要求したのですけれども、参議院の予算委員会の関係で政務次官がおいでになったということでございますから、私はかねてから政務次官の地位というものを高く評価をいたしておる一人でございますが、そういうような意味で言うまでもなく大臣に質疑をしておるのだという、こういう意味におとりを願ってお答えを願いたいと思います。 まず第一にお伺いしたいことは、国民年金制度が四月から実施されるわけでありますが、これには正確な名前ははっきりいたしませんが、拠出年金については証票を張らなければならぬ、こういうようなことになっておると思います。そこでこの証票を厚生省がどういうふうに取り扱わせるかと……
○上林山委員 私は、この前の委員会において政府側に質問したことについて資料を要求しておきますから、次回の委員会までに提出を願いたいと思います。それは、三十五年度中に簡易郵便局を特定無集配局に昇格させた各府県別の数と、許可場所並びに許可をしたる年月日、以上をまず要求しておきます。 次に、強く要望しておきたいことは、簡易郵便局を優遇する処置として、法の改正をいずれはわれわれとしてやらなければならぬと思っているけれども、次善の策として手数料その他経費を大幅に増額する処置をどうするのかという点。 その次に申し上げておきたいことは、拠出制国民年金の証票の問題について厚生省と交渉したか、こういう私の質……
○上林山委員 私は、昭和三十六年度の所管事項について郵政大臣から説明を承りましたので、これに関連して、数点についてお伺いをいたしたいと思います。 言うまでもなく、郵政大臣は、郵政大臣であると同時に国務大臣であられるわけでございますから、それぞれ時によりお立場の苦しくなる点もあるだろうと想像するのでありますが、私の考えをもってすれば、郵政大臣七分、国務大臣三分、こういうふうに割り切れないだろうけれども、こういう気持で郵政事業に情熱を打ち込んでいただきたいと考えるものであります。 そういうような観点から、まず第一にお伺いいたしたいことは、郵便貯金の利子の引き下げの問題です。金利は、言うまでもな……
○上林山委員 私は太平洋ケーブルの問題について昨日郵政当局を相手に質問を重ねたのでありますが、現段階においては不明な点もありましたので、国際電電当局に二、三伺っておきたいと思います。 第一に伺いたいのは、どこまでが日本とアメリカ両会社の共有になるのか、あるいはどこからどこまでは共有にはならないが、永久使用権を確保できるか、こういう問題について郵政当局から答弁があったのでありますが、その共有というのはもちろんこれは両会社の共有でありますが、言うまでもなくこれは国際的な問題なんです。単に両国の営利会社がただ営業をやっていくという単純なものではなくして、国際性を伴い、あるいは公共性を伴い、場合によ……
○上林山委員 三十六年度の今度の国会に、郵政省が予算関係の法案を四件、その他を六件、合計十件出しておりますが、その中にはきわめて国民生活と密接な関係のある重要法案も相当にあるようでございまして、これは近来にない郵政当局の積極的な意欲が見られる国会だ、こういうように考えております。その中で、たとえば郵便法の改正あるいは簡易生命保険法の改正、あるいは簡易生命保険及び郵便年金積立金の運用の改正、こうしたような問題はきわめて重要な問題だと思うのでございます。私は先般本委員会で、郵政大臣として、国務大臣を兼ねておるが、一つ情熱を持ってすべての問題に対処してもらいたい、こういう要望をいたしましたが、郵政大……
○上林山委員 関連して。ただいまの森本君の質問に対して政府当局の答弁を聞いていると、その論旨が明確でない。将来に対する計画というものが、私どもから見ると不安な点がある、こういうふうに考えるので、一言お聞きしておきたいのですが、受信料は、公共放送の建前からいって、安いにしくはない。あるいはできれば無料でもよろしい。ところが、そうしたようなことをあまり極度に考え過ぎて計画を立てていくと、公共放送の本質を失ってしまう。公共放送は、言うまでもなく国民にあまねく聞かせ、見せていくべきものである、そういうような性質からいって、広い立場から予算のやりくりをして、これを建設的な方向に――ものを作るという意味の……
○上林山委員 決して無理に質問するわけじゃないので、私は質問は山積するほど持っているのですが、できるだけ簡明に一部の問題だけをこの際質疑をいたしたいと思います。 これは大臣が来ましたならば、あとでまた大臣に最終的答弁をしていただくという意味でお伺いするわけでありますが、それは私が当委員会並びに予算委員会において取り上げた問題であります。ことにこの貯金金利の引き下げについては、郵便貯金の本質から考えて、預金者、新しい預金者、古い預金者ともにできるだけ有利になるように、郵政省、政府としては処置していただかなければならぬ、こういう意味で申し上げて、大蔵省立ち会いの前で私はるる意見を述べた。また大体……
○上林山委員 時間の関係で平板式に並べてお尋ねしますから、並べてお答え願いたいと思います。 まず第一点は、大臣のおるところでも大体私申し上げてこれに確約されたように思うのでございますが、との機会に再確認しておきたいことは、地方公共団体に対する短期の融資、この期間の問題については、実情に沿うたように検討を加えていくという御答弁を、この際にはっきり願っておきたい。三カ月ではあまりに期間が短いし、地方公共団体の事情に適しない。こういう短期融資に対するととろの考え方を一歩前進せしめる。これが一つ。 もう一つは、せっかく利回りをよくして利潤を高めていこうとする法案でございますから、ここでこの利益を一……
○上林山委員 私は、幸い大臣、政務次官、事務次官も見えておられますので、いろいろな問題について質疑をしてみたいと思います。 まず最初に、いろいろ論議されておるようでございますが、私は保険という以上は、民営といわず、簡易保険といわず、両々相待って大いに発展していくべき性質のものだという考えを基本的には持っております。しかし簡易生命保険というものが庶民大衆から金を集めて、しかもこれが国の財政資金としていろいろと貢献をしておるという特殊事情からして、簡易保険事業に対しては一段と注意深く検討いたしておる者の一人でございます。そういう観点から、私ども自由民主党においても、郵政当局に対し、あるいは政府当……
○上林山委員 関連。ただいまの問題は私はきわめて重要な問題と思いますので、一言お伺いしておきますが、私どもの法律常識をもってすれば、これは聴取料を郵政省の従業員が、いわゆる役人が受け取った瞬間に公金とみなすべきものである、法の擬制によってそういうように解釈していくのが法律常識からいっては正しいと思うので、先ほどの森本君の質問に対して具体的に答弁されたのは、振替用紙で振り込んだときが公金になるのだ、こういう御答弁であったと思います。それは私は御検討の上、法制局等とも打ち合わせの上、正確なる解釈を郵政当局はとっておかれるべきものだと考えます。なお総括的にただいま経理局長から御答弁があったけれども、……
○上林山委員 私は、郵便法の一部を改正する法律案、すなわち郵便料金の値上げ案について、政府の所信をただしてみたいと思うのでございます。これに関連して申し上げたいことがたくさんあるのでありますけれども、時間の関係で残念ながらその問題に多く触れることができません。しかしただいま、かねて質問を控えがちにしておられる羽田君から、長野郵政局管内において数年の間に特定局長が三人も自殺をしたという事件を取り上げられたことに対して、私は敬虔な気持でえりを正して拝聴をいたしたわけでございます。 単なる郵便料金の値上げによって郵政事業の運営がうまくいくなどとお考えになってはいないと思いますが、これをめぐって密接……
○上林山委員 本日の六人の参考人の方々の貴重な御意見を拝聴したのですが、大体この程度の値上げはやむを得ないのじゃないだろうか、部分的にはこうしてもらいたいという点もあるけれども、まあこの程度の値上げはやむを得ない、人によって審議会の意見をもっと尊重してもう少しぐらい上げてもいいじゃないか、こういう御意見もありますが、総じて今言ったような印象を私は強くしたのであります。なかんずく郵政事業は独立採算制をとっていかなければならぬ、これは特別会計である立場上当然の大原則でなければならぬと私も思うのでございますが、そういう立場から、赤字が出た場合これをどういうふうに処置したらいいか、ここで参考人の方々の……
○上林山委員 議事進行。ただいまの資料ですね、これは未確定なものであるけれども、それが今度の値上げの基礎になっているとすれば、その資料を早急に一つ当委員会にお出しを願いたいと思います。それから未確定の要素があるから、それを加えた場合はどうなるかという見込みでもいいから出し得るものを出していただきたい。議事進行にかりて資料要求をいたしておきます。
【次の発言】 記念切手の質疑に関連して一言当局の意見を確かめておきたいのでございますが、世界各国に比べてちょうど中ごろの記念切手の発行であって、妥当な発行回数である、こういう御意見であります。印刷能力その他があればもう少しくらいは発行して親しまれる郵便……
○上林山委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました昭和三十六年度一般会計予算外二件に対し賛成し、日本社会党並びに民主社会党提案の予算組みかえ案に反対の討論を行なうものであります。 まず、私が本案に賛成いたします最も大きな理由は、わが自由民主党が、昨年の総選挙において国民諸君に公約しました多くの重要政策が、本予算案においてことごとく実現を見ているということであります。 総選挙における公約の中心的課題は、一言にしていえば、国民所得の倍増を目ざす新しい経済成長の政策であります。 この計画は、申すまでもなく、十年以内に国民総生産を倍増し、完全雇用を実現し、生活水準を大幅に引き上げ……
○上林山委員 私は、仲裁裁定完全実施を内容とする四百十八億余の補正予算案並びに当面の重要な案件について、自由民主党を代表して、池田総理外各大臣に質疑をいたしたいと思います。 まず、私は総理大臣にお尋ねをいたします。総理は渡米を前にして、箱根で当面重要と思われる諸問題について勉強会を開かれたということを聞いておるのでありますが、その内容を列挙的に大項目だけでもこの際伺っておくことが必要ではないかと思われます。またもちろんこの問題の中には直ちに外交交渉に移されたものもあろうと思われるので、何も詳細な数字とかこまかい内容を承ろうとは思いませんけれども、国民としては総理の渡米の問題について相当重大な……
○上林山委員 時間の関係で、岡本委員の御了解を得て質疑を若干いたしてみたいと思います。 それは、昭和三十六年五月二十九日及び三十日の強風に際し発生した火災同年六月の水害または同年九月の風水害に伴う公営住宅法の特例等に関する法律案の問題についてでございます。本件については、私は建設大臣に予算委員会の席上において質疑を試みたのでございますが、当時は、地元の調査がまだ不十分であるということで、大臣も、考慮はしたいが、そういう状態であるから、しばらく時間をかしてほしいという趣旨の御答弁があったわけでありますが、それから相当間もたち、本法案の審議も進んでおるようでございますので、この機会に重ねてお伺い……
○上林山委員 私は、天災融資法に関連いたしまして、お尋ねをいたしてみたいのでございますが、幸い、大臣の代理として、この事情に最も通じている政務次官が御出席でございますから、お尋ねをしたいのでございます。 桜島を初め、阿蘇、浅間というように、噴火によって焼けた石が落ちてくる、あるいは降灰がひどい、そのために、農作物、なかんずく果樹等に非常なる被害がある、こういう事情から考えまして、とっくの昔、天災融資法の中にこれが含まれていなければならなかったのでありますが、これが残念なから落ちておる。こういう事情から考えまして、ただいま提案されております三十六年五月から三十六年九月までの間の特別措置法に、で……
○上林山委員 関連して。大臣がお急ぎでなければ遅配、欠配の対策としてこの前施政方針が述べられましたので、ただいま問題になりました機械化の問題についてじっくり質疑を試みてみたかったのでありますが、この問題だけに限って関連でお尋ねをいたしたいと思います。 私は施政方針の遅配、欠配の対策を見まして、確かに一歩前進した案であると思いまして、総括的には敬意を表しております。また堀り下げて考えてみると、もう一歩根本的にその対策を拡充していく必要があるのじゃないか、こういうふうに考えたのでありますが、その中で機械化の問題は、郵政事業はほかの事業と違って機械化をやりにくい部面が相当あると思うのですけれども、……
○上林山委員 私は、理事諸君の御了解を得て、この機会に一言政府の所見をただしておきたいことがございます。それは、今回政府が提出されました法案の一つでございますが、昭和三十六年五月二十九日及び三十日の強風に際し発生した火災、同年六月の水害又は同年九月の風水害に伴う公営住宅法の特例等に関する法律案、これでございますが、御承知の通りこれはフェーン現象による八戸や何かの大火の問題、あるいは第二室戸台風等々に関する臨時立法だと考えるわけでありますが、政府としても、国会としても、もちろんこれは今国会中に通過されるものだろう、またぜひそうしてもらわなければならぬ法案であると私は考えておるのでありますが、これ……
○上林山委員 ただいま井手委員から本年度の災害対策の国庫負担が幾らであるかという質問に対して、官房長官から九十億円程度であろうというお話があったのでありますが、それは七月一ぱいの災害は含んでおるものと見て差しつかえございませんか。その点がはっきりしなかったようでありますので、お答え願います。
【次の発言】 これは判明した分は七月一ぱい分を含んでおる、こういうふうにお答えになったわけですね。
【次の発言】 そこで、金額においてあるいは範囲において非常に量が多いところは、大きな災害のように見えるわけでありますし、また、それはそれなりに大きな被害になっておるわけでありますが、これが局部的に、たとえば……
○上林山委員 藤井君の質問に関連して発言を許していただいたわけでございますが、私は、塩業の問題、特に塩業整備の問題について、去る予算委員会において大蔵大臣、専売公社総裁、今非常に熱心な答弁をしておられる谷川監理官、この三君に対しましてそれぞれ質問をしてきたのであります。その際、この問題について、価格の問題にしてもあるいは塩業整備の問題に対しても研究して、これが前向きの姿勢で解決をはかっていきたい、こういうような趣旨の、こまかい相違は別としても、御答弁があったわけでありますが、その後この状態をどういうふうに運んでいただいておるか、よく見詰めて参り、また連絡も申し上げてきたわけでありますけれども、……
○上林山委員 本委員会で二回ほど問題になりました三十六年秋季年末闘争等におけるおもなる被処分者の非違行為概要について、私も、少しばかり角度を変えて質疑をしてみたいのであります。 おそらく処分する方も、処分される方も、まことにお気の毒なことだろうと深く察するにやぶさかではございませんが、いずれにいたしましても、国民に奉仕する重要なる業務でございますので、これに従する者は、管理者といわず、あるいは被管理者といわず、重点はまずここに置かれてすべての問題がなされなければならない。私は、冷静に考えて、そういうように思うのであります。そういう意味からいって、信賞必罰というものをやっぱり双方が尊重していく……
○上林山委員 この際、資料要求をいたしておきたいと思いますから、審議に間に合うように一つ出していただきたいと思います。 教育テレビに関する番組一覧表、これはラジオの方もやっていますから、ラジオの方の番組も。それから新たに通信高等学校を作るのだが、それのテキストができておればそのテキスト。それから僻地の小、中学に対する学校放送のテキスト、こうしたものを提出願いたいと思います。
○上林山委員 この前の逓信委員会で、処分問題について私質問をいたしたわけですが、その際、郵政局にまかしてある、結果並びにその数字というものはまだ手元に集まっていない、これからぼつぼつそういう資料が集まるだろう、こういうことであったので、質料の集まるのを待っていたわけですが、その資料が手元にありますならば、当委員会に資料としてお出しを願っておきたい、こう思います。
【次の発言】 今人事部長から答弁を聞いたわけですが、資料をできるだけすみやかにお出しを願いたい。これだけ申し上げて、大臣も見えたようですから、森本委員の発言があるそうですので、次の機会に、私の質疑を続けたいと思います。
○上林山委員 私は、今大臣が言われたように、役人にも長所も短所もあるのだから、反省の期間を得るならば役人から採用してもよろしい、同時にまた民間からも、適任者があれば、今栗原君が言われるような意見を尊重して、やはり新しい水を入れていく、こういうような行き方を併用してやっていかれることを期待するものでございますが、私は、これに関連して、郵政大臣であると同時に国務大臣であるあなたに、これは私は各大臣にもあらゆる機会に申し上げておる一環でございますから、要請しておきたいことがございます。それは、これもどちらかといえば、名前は変わっても政府関係機関と同じような、それに類似した団体だと思います。栗原君も御……
○上林山委員 関連して。NHKは、この、予算関係の書類は郵政大臣に出す、そして郵政大臣は、意見を付して内閣を経てこれを国会に提出する、こういうことになっております。そうすると、その郵政大臣の修正の意見を付することができるようになっているはずです。そうすると、修正の意見を付した場合は、国会の当委員会は、結局NHKに来てもらってこれを審議することができるのです。そういう道を与えているんだから、全面的承認、全面的不承認というだけではなくて、一部修正の場合も、差し戻さないで、国会でこれが議決できるのですよ。私は、そういうような見解をとるのですが、どうも郵政省の法律的解釈は、実情に合わないのじゃないか。……
○上林山委員 郵政大臣に時間の都合でお伺いしますが、三十七年度NHKの予算はおおむね妥当である、こういう意見書がついて当委員会に提出されておるわけです。おおむね妥当であるというのをどういうふうに解釈しておられるか。少なくとも最善ではない、最善ではないがおおむね妥当である、こういうような印象を受けるわけですが、具体的にいってどういう意味ですか。
【次の発言】 それは、頭のさえておる大臣にしては、あまりにも無難な答弁だと思うのです。少なくとも、最善ではない、最善ではないが妥当だということは、もし許すならば、こういうところはこういうふうにしたいのだけれども、現状ではやむを得なかろう、ただ、まあまあこ……
○上林山委員 関連して。今の料金策定の根本の問題は、あなたの御答弁のようなことでも説明はつくと思うのですけれども、私は、もっと一皮むいて、料金改定の基礎を考えておかなければ紛淆を来たすおそれがある、こう思うのでお尋ねいたしますが、それは実態は、あなたが言われるように、また谷口君が言われるような状態も部分的に認めなければならぬのです。しかし、そういう実情に即した改定というよりも、新しい観点に立った改定なんだ。それはなぜかというと、テレビ、ラジオをワン・セットとして契約するんですね。ワン・セット。これを二つとも見たい人は、二つとも見て下さい。一つはちょっとやめたいというのは、それは御自由です。けれ……
○上林山委員 NHKの決算について若干質疑をいたします。
まず第一に、固定資産百五十九億九千七百余万円でありますが、これは言うまでもなく土地建物がその主たるものであると思いますが、これはいつの評価をもって帳簿に記載したのか、これを評価した時期あるいは評価の基準、そうしたようなものはどういう方法でやっておられるか。あまりこういう問題について聞く機会がお互いにないので、この際あらかじめ聞いておきたいと思います。
【次の発言】 まあそれが普通のやり方でございます。言うまでもなくこれは商法の適用を受ける評価の方法によってやっておる、こういうことですが、ただ一般の業態と業態が違う。たとえば建物の構造に……
○上林山委員 NHKの決算について、この前当委員会で私が質問をしたのに対して、郵政当局がお答えできなかった問題についてお答え願いたいのでありますが、それは国際放送に関する問題であります。国際放送の交付金の交付が、三十四年度の分が三十四年度に決算ができておらない、これはいろいろの事情があろうけれども、適当ではないと思うがどうだ、こういう質問に対して、郵政当局も、NHK当局も、研究の上お答えいたしますと、こういうお話でございましたので、まずその点をお答え願いたいと思います。
【次の発言】 会計法上第四・四半期の分は精算払いになっておる、それは間違いありませんか。会計法の第何条でそういう措置をしてい……
○上林山委員 私はNHKの決算の問題に直接関連して、二回にわたって、一方遠慮しながら、質疑を試みたのでございますけれども、NHKの答弁が不十分であるので、きょうは場合によっては、会計検査院を呼んで真相を明らかにした方が将来に禍根を残さないであろう、こういうような気持でおりましたけれども、スケジュールが変更になって、きょうの午前中にこの決算を上げたい、こういうような理事会の申し合わせもあるとかいうことを聞きましたので、簡潔に結論をお尋ねして、NHKとしても誠意ある最後の答弁をお願いをしておきたい、こう思うのであります。 それは、第一にNHKが、解釈の相違もあったでありましょうけれども、共済組合……
○上林山委員 請願は、国民が国会を通じて政府に強く伝達する、要望する大事な窓口なんですが、時間の都合、やら諸般の都合やらで、とかくこれが簡略になりがちであるわけであります。それはやむを得ない事情もあるので、あまりやかましくは言っておりませんけれども、請願を取り次ぐ議員にしても、あるいはこれを審議する各委員会としても、もっと真剣に取り扱うべき性質のものだと思います。特に、これを紹介する議員の諸君が、どこの委員会に行っても、あまり出ておらない。私は、この辺に国会の正常化の前提があり、かつまた国民とのつながりを密接にしていく大事なポイントがあるのじゃないかと思います。当委員会の委員長はきわめてこうい……
○上林山委員 ちょっと了解を得ましたから。この問題は、一つ大臣から御研究の上で答弁していただかなければならぬ問題だと思うので、私は多くを申し上げませんが、NASAの法的性格といいますか、法的地位はどういうものであるか、まず、これをあなた方が今まで研究された結果をはっきりしなければ、どうも質問が先に進まぬのですが、NASAの地位、法的な性格について……。
【次の発言】 NASAは、アメリカの正式の政府機関である。だから、単に行政府ですね。いわゆる政府を代表するものではなくて、もちろん単なる行政府としての政府機関ですね。
【次の発言】 そうすると、日本の行政機関とアメリカの行政機関とが協定みたいな……
○上林山委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。 このたびはからずも、各位の御推挙により委員長の重責をになうことになりましたが、身に余る光栄に存じておる次第でございます。 本委員会はエネルギー革命のさなかにあって、世界的不況とも言うべき石炭産業の将来に対して、明確な指針を立てて参らなければならないきわめて重要問題の山積している委員会であると存じます。 私は、本委員会は初めてでございますが、幸いにして本委員会には、石炭産業に対してきわめて御理解のある、しかも深い御造詣を持っておられる方々が多いようでございますので、各位のあたたかい御支援と御協力によりまして、円満に委員会を運営し、わが国……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
この際、福田通商産業大臣より発言を求められておりますので、これを許します。福田通商産業大臣。
【次の発言】 続いて、廣瀬通商産業政務次官より発言を求められておりますので、これを許します。廣瀬通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、中野石炭局長。
【次の発言】 なお、大橋労働大臣も出席するはずでございますが、次に石炭対策に関する件について調査を進めます。
最近各地に発生いたしました炭鉱災害について、政府の説明を求めます。八谷鉱山保安局長。
【次の発言】 石炭政策について質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
この際、理事辞任の件についてお諮りいたします。
齋藤憲三君から理事辞任の申し出があります。この際これを許可するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、辞任を許可することに決しました。
引き続き理事の補欠選任についてお諮りいたします。
齋藤憲三君の理事辞任により、理事が一名欠員となりました。この際、理事の補欠選任を行ないたいと存じます。理事の補欠選任につきましては、先例により委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、有田喜一君を理事に指名いたします。……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
岡田利春君。
【次の発言】 ただいまの岡田委員の資料要求に対しては、通産省においてしかるべく御処置を願いたいと思います。
【次の発言】 石炭対策に関する件について調査を進めます。
大臣の所信表明に対して質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 滝井義高君。
【次の発言】 次に、去る八月二十七日付託になりました井手以誠君外四十九名提出、鉱山保安法の一部を改正する法律案及びぼた山崩壊防止法案を議題といたします。
【次の発言】 まず、提出者に提案理由の説明を求めます。井手以誠君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。石炭対策について質疑の通告がありますので、これを許します。中村重光君。
【次の発言】 この際本委員会の運営に関連して委員長から一、二お尋ねをいたしておきたいと思います。
まず第一に、石炭対策の根本的な解決をするためには、有沢調査団の報告がいつあるかということを考えなければならぬし、委員会の運営もこれにマッチしてやっていかなければならないと思いますが、政務次官並びに担当の局長が出席しておるので、大体の見通しを伺えれば幸いであると思いますが、その点いかがでございますか。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
まず、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
井手以誠君外四十九名提出、鉱山保安法の一部を改正する法律案及びぼた山崩壊防止法案並びに石炭対策に関する件については、閉会中も審査をいたす必要がありますので、議長に閉会中審査の申し出をいたすことに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
なお、閉会中の審査案件が付託されました後、審査のため委員派遣を行なう必要が生じました場合の手続等に関しましては、あらかじめ、すべて委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人の出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
すなわち、石炭対策に関する件については、将来いろいろな問題で参考人の出頭を求め、意見を聴取いたさなければならない場合が多いことと存じますので、この際、閉会中の参考人の出頭要求については、その人選、出頭日時等をあらかじめ委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
なお、先般理事との協議に基づきまして、本日は午前中に伊万里湾のボタ処理の問題について、参考人として佐賀県知事、長崎県知事の御出席をいただいて御……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
石炭対策に関する件について調査を進めます。
石炭鉱業調査団の答申について、前会に引き続き質疑を行ないます。
本日、参考人として石炭鉱業調査団の団長有澤廣巳君、経済部門の稲葉秀三君、技術部門の中野實君、金融部門の平田敬一郎君に御出席をいただいております。
この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。参考人各位には、御多用中のところわざわざ御出席下さいまして、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げておきます。
質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 伊藤卯四郎君。
○上林山委員 関連して――。目的がよければ手段はどうでもいいという考え方は、これはいかなる場合でもとらざるところでなければならぬじゃないかという主張を、私は従来から持っておるのですが、ただいまの森本委員との質疑応答を聞いておりまして、たとえば社員が住宅をつくるからそれに貸付をやった。ケーブルをつくる会社に、一億円の貸付ですか投資ですか知らないが、貸付というふうに聞いたんですが、貸付をやった。これは私は、目的はやはりいいと思うのです。しかし、手段というものを考える場合に、これが全部承認できるかというと、今聞いただけでは、私は、納得することができないのでありますが、郵政当局及び国際電電当局両方から……
○上林山委員 関連――岡田委員と郵政当局との質疑応答を承りまして、明確を欠くうらみがありますので、少しばかり質問いたします。 その第一点は、無線通信士は通信を行なう以外に何をやっておるかという質問に対して、レーダーの機械の操作も兼ねてやっておる、こういう答弁でございましたが、このレーダーの監視あるいは操作というものは、無線通信発達によりまして将来はどしどしそう士がやることが今の船員組織では一番適当であると思われるかどうか。同時に無線通信士がレーダーを――レーダーというものは、これはもう船の心臓あるいは目にあたる大事な機械なのですね。こうしたようなものは将来船としては非常に重要に考えていかなけ……
○上林山委員 私は、三十六年三月三十一日現在の財産目録について若干お尋ねいたしますが、私の質問に対して時間ができるだけかからぬように、ありのままを一つお知らせ願いたいと思います。決して悪意を持って質問しているのではないのでありますから、そのつもりで御答弁を願いたいと思います。
まず目録の土地の問題でございますが、ここに局舎敷地外二十二億二千万円計上されております。この内訳はどうなっておるか、その内訳をまず伺いたいと思います。
【次の発言】 あなたの説明が低音でよく聞こえないのですが、資料を、価格と坪数と後刻明瞭に一つお出しを願いたいと思います。
そこで今度雑用地ですが、雑用地というのは、一……
○上林山委員 関連して。私は、この問題については、白紙であり、大局的に考えていきたいという態度を持っておるのですが、ただいまの政務次官の大柴委員に対する答弁の中で、今の段階でこういう問題で郵政省が関与することが、放送の公共性を阻害するおそれがあるので適当でない、こういうような答弁のように聞こえたのですが、それにもし誤りなきものとすれば、私は、少し考えが、いな、根本的に考えが違っているんじゃないかと思う。なぜかと言えば、プログラムに、あるいは放送の内容、こういうものに郵政省が一々権限によって関与することは、これは放送の公共性を阻害するものだといわれても仕方がない。しかしながら、免許の条件が、だれ……
○上林山委員 それぞれ熱心なる質疑応答が参考人との間にかわされたようでありますので、角度の違った点から、あるいは問題によっては補充的な意味で、質問をしてみたいと思います。 私は、まず三浦知事に伺いたいのですが、三浦知事が五%の株をお持ちになったのは、知事として、地方の開発に、あるいはまた経済の交流のために、あるいは国の電波というものを公正にその地域に反映させようとする、きわめて善意に出発して五%をお持ちになったのである、こういうようにただいまの質疑応答を聞いて考えたのでありますが、私のこの見解は、単にあなたをおだてる意味じゃなしに、誠意のある立場からお聞きしておきたいのですが、その点に間違い……
○上林山委員長 この際一言ごあいさつを申し上げます。
本日、各位の御推挙により再び委員長の重責を担うことになりましたが、身に余る光栄と存じておる次第でございます。
今国会は、御承知のごとく、石炭問題が中心となっての国会の審議が進められることと存ぜられますので、さらに委員各位の一そうの御支援と御協力によりまして円満に委員会を運営し、窮迫しておる石炭問題の解決に寄与することができ得ればまことに幸いと存じておる次第でございます。何とぞよろしくお願いを申し上げます。
簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
理事の員数及び互選の……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
去る十二月十日本委員会に付託になりました内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案及び産業炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案を議題とし、まず、政府に提案理由の説明を求めます。上林通商産業政務次官。
【次の発言】 次に、内閣提出、炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、まず政府に提案理由の説明を求めます。田村労働政務次官。
【次の発言】 これにて四法案の提案理由の説明は終わりました。
ただいま提案理由の説明を聴取いたしました四法案に対する質疑は、次会に譲ることといたします……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案の四法案を議題として質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。始関伊平君。
【次の発言】 始関君にちょっと御相談がありますが、質疑通告者が多数ありますので、できるだけ簡潔に結論の方に願えれば幸いだと思います。御協力願います。
【次の発言】 結論を願います。
【次の発言】 次会は明十八日午前零時五分より開会することとし、本日はこれにて散会いたし……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 ……(発言する者、離席する者多く、聴取不能)賛成の諸君の起立を願います。……(聴取不能)
○上林山委員長 この際、一言ごあいさつを申し上げます。 このたび、委員各位の満場一致の御推挙によりまして、三たび委員長の重責をになうことになりましたが、身に余る光栄と存じておる次第でございます。 石炭問題に対する世間の関心もいよいよ高まり、今国会においては、その抜本策の確立が至上の急務とされておることにかんがみ、各位のあたたかい御理解と御支援のもとに、円満なる委員会の運営を行ない、石炭問題の解決に努力を重ねて参りたいと存じますので、特によろしくお願いを申し上げます。 簡単でございますが、一言ごあいさつを申し上げる次第でございます。(拍手) 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
これより理事の互選を行ないます。理事の員数及び互選の方法についてお諮りいたします。
【次の発言】 ただいまの神田博君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、動議のごとく決しました。
委員長は理事に
有田 喜一君 岡本 茂君
神田 博君 始関 伊平君
中川 俊思君 岡田 利春君
多賀谷真稔君 中村 重光君を指名いたします。
【次の発言】 次に、去る二十六日本委員会に付託になりました内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。
なお質疑に先だち、質疑をされる方に念のため申し上げておきますが、先ほどの理事会で御協議いただいた時間を厳守して下さるようお願いいたしておきます。
なお、政府側が定刻に少しおくれられたことは遺憾であります。
質疑の通告があります。これを許します。神田博君。
【次の発言】 時間を節約していただいてありがとうございます。
多賀谷真……
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。木村守江君。
【次の発言】 木村君に御相談があります。あと質問者が控えていますから、今度限りくらいでお願いします。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十九分散会
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職君臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 ただいまの資料の提出の件は、政府の方において善処されるよう要望いたします。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 私語を禁じます。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後三時十……
○上林山委員長 質問者にお知らせいたしますが、労働大臣はすぐ見えるはずになっております。一応発言を政府委員がお求めになっておりますから、これを許します。
【次の発言】 滝井君にお願いいたしますが、関連だから、またあなたは適当な機会に一つ発言を求めていただきたいと思います。答弁だけ許します。
【次の発言】 大臣の都合により、暫時休憩いたします。
午前十一時五十三分休憩
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前回に引き続き質疑を行ないます。
質疑の通告がありますのでこれを許します。中村重光君。
【次の発言】 質問者に申し上げますが、通産大臣も見えておりますから、参考のためお知らせしておきたいと思います。
【次の発言】 岡田利春君。
【次の発言】 次会は明二十八日十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十分散会
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時五十五分散会
○上林山委員長 岡田委員に申し上げますが、運輸、郵政、建設、国鉄等、他の政府委員も来ておりますから、しかるべく……。
【次の発言】 岡田君、できるだけ結論をお願いします。
【次の発言】 次会は明後七日午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時七分散会
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。滝井義高君。
【次の発言】 井手以誠君、できるだけ今回限りにして下さい。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
石炭関係四法案に対する質疑を続行いたします。中村重光君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、産炭地域振興事業団法の一部を改正する法律案及び炭鉱離職者措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。伊藤卯四郎君。
【次の発言】 伊藤君に申し上げますが、時間の関係でもう一問だけにお願いいたします。
【次の発言】 この際、委員長から政府にお尋ねをしておきたいと思います。第一点は、雇用促進手当の最高額は四百五十円とするも、扶養加算はそのワク外とする。第二点は、離職加算金については……
○上林山委員長 他に質疑の通告もありませんので、本件に対する質疑はこれにて終了いたしました。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。
地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、鉱山保安監督署の設置に関し承認を求めるの件を承認するに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本件は承認すべきものと決しました。
なお、本件に関する委員会報告書の作成等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
次会は公報をもってお知ら……
○上林山委員長 これより会議を開きます。 去る二月十四日付託になりました内閣提出石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案、同じく内閣提出で三月二十六日付託になりました、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案、臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案及び同じく三月三十日に付託になりました、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案の七法案を議題として、政府に提案理由の説明を求めます。福田通商産業大臣。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案及び臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。
質疑の通告がありますので、これを許します。井手以誠君。
【次の発言】 参議院の採決で十分ぐらいだそうですから……。
【次の発言】 岩田助成課長が見えております。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案及び臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。多賀谷真稔君。
【次の発言】 参議院の本会議で質問者の占部秀男議員が卒倒して、移動が困難であったので、本会議を中止しておったのですが、いまさっき本会議が始まったから、やがて大臣が見える、こういうことですから、そのつもりで質問を継続願います。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
この際、先般山口県小野田市の大浜炭鉱における出水災害の実情を調査してまいりました派遣委員から、その報告を聴取することといたします。藏内修治君。
【次の発言】 石炭対策に関する件について、調査を進めます。
ただいま派遣委員より報告を聴取いたしました、大浜炭鉱の出水災害に関しまして質疑の通告がありますので、これを許します。細迫兼光君。
【次の発言】 次に内閣提出、石炭鉱害賠償担保等臨時措置法案及び臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。
質疑の通告がございますので、これを許します。滝井義高君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、質疑に入ります。 質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。中村重光君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案を議題として、審査を進めます。
本案に対する質疑はすでに終了しております。よって、これより討論に入るのでありますが、別に討論の通告もありませんので、直ちに採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決いたしました。
【次の発言】 ただいま議決いたしました法律案に対して、始関伊平君外二名から、附帯決議を付すべしとの動議が提出されております。
この際、提出者に趣旨説明を求めます。始関伊平君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案及び重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題として質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 次会は、明七日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後一時二十一分散会
○上林山委員長 これより会議を開きます。
この際、参考人の出頭要求に関する件についておはかりいたします。
ただいま本委員会において審査中の内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案及び重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について、参考人の出頭を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さように決しました。
なお、参考人の出頭日時、人選等については委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
○上林山委員長 中村重光君。
【次の発言】 この際、稻葉参考人に一言ごあいさつを申し上げます。
本日は御多用中にもかかわらず、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚くお礼を申し上げます。(拍手)
次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後零時三十四分散会
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題として、前会に引き続き質疑を行ないます。質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 多賀谷真稔君。
○上林山委員長 これより会議を開きます。 内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律案及び多賀谷真稔君外七名提出、産炭地域の中小企業者等に対する特別措置法案を議題として質疑を行ないます。 質疑者の都合で、暫時休憩いたします。 午前十時十六分休憩
○上林山委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案、電力用炭代金精算株式会社法案、石炭鉱業経理規制臨時措置法案、重油ボイラーの設置の制限等に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律案(内閣提出第一七八号)及び多賀谷真稔君外七名提出、産炭地域の中小企業者等に対する特別措置法案を一括して質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、これを許します。岡田利春君。
【次の発言】 自治省はまだ来ていません。
○上林山委員長 これより会議を開きます。
まず、閉会中審査に関する件についておはかりいたします。
石炭対策に関する件については、閉会中も審査をいたす心要がありますので、議長に閉会中審査の申し出をいたすことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
なお、閉会中の審査案件が付託されました後、審査のため委員派遣を行なう必要が生じました場合の手続等に関しては、あらかじめすべて委員長に御一任願っておきたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 次に本日の請願日程七件を一括して議題とし、審査を進……
○上林山委員 本委員会において、各委員から熱心に論議せられた例の仙台放送の問題について、私は、郵政大臣に対しまして、その後の調整が責任を持ってそれぞれの人たちがやっておるかどうか、あるいは見通しは現段階においてはどういうふうであるのか、私どもには電波行政に対して、新しい大臣が非常に関心を示されておるように思われるので、この点をまずお尋ねしておきたい。なお、大臣で十分説明ができないならば、この問題を十分知っておられる人から補充的にさらに説明をしてもらっても差しつかえありません。われわれ真相をきわめて、しかもこれがきわめて当然の姿において善意の解決ができることを期待しておるという意味から聞いておる……
○上林山委員 関連して……。そういう議論になってくれば、私は郵政当局に質問をしておきたいと思います。 沿革から言えば、これは言うまでもなくその地域の有力者、ことに人格的な手腕のある有力者、こういう者が主として請願によって、国の郵政事務が予算その他の関係で末端まで行き届いていなかったので、これを穴埋めするために、そういう人を優先的に扱ってきたのが歴史なんだ。これを忘れちゃいけないのです。そういう歴史があった。その流れを今日も制度上においてもくんでおるわけなんです。ただ組合運動あるいはその他の圧力で、最近は有経験者を多く採用するようになっていて、全特定局長の採用率が、今お話の通り二、三年前までは……
○上林山委員 本問題は重要な問題であるわけですが、大臣が御出席でありませんから、結論的には他日またお聞きする場合があるかもわかりませんが、そうした前提のもとに御出席の政務次官ないし事務当局から、それこそ率直な、正直なお答えをお願いしておきたいと思います。 私は、本案が一年ぐらい前に論議の対象になったころ、どちらかというと批判的でございました。時期尚早の感があるという考えから批判的でございましたが、最近の情勢から見て適当な時期に来ておるのではなかろうか、こういうように私自身は考えておりますけれども、先ほど申し上げた通り重要な案件でありますので、念のためもう一度お尋ねしておきたい点があるわけであ……
○上林山委員 関連して一言だけ。大臣、いまの株式の質疑応答ですが、どうなんですか。これは国際電電のほうからお答え願ってもけっこうなんですけれども、増資の場合は、ほとんどいまの持ち株の人に一対一か幾らか知らぬが、比率で割り当てる、こういうことだと思うのですが、現在市場で個人のものなり、あるいは法人が持っておるものの全持ち株の幾らくらいが市場に取引されているのか。私はたいして取引されているんじゃないと思っておるのですが、取引があるのかないのか。その点をまずひとつ数字的にわかっていれば参考に聞かしてほしい。これによって、これが非常に多ければ、相当行政指導的な株の割り当てをやっていかなければならぬ。し……
○上林山委員 私は、有線電気通信法の改正に関連しまして、若干質疑を試みたいと思います。 まず第一に、有線放送電話は、御承知のとおり沿革を考えると放送が主体であった。ところが、いつの問にか電話をこれに利用するようになって、あとから追っかけるように法律を改正して、御承知のような有線放送電話に関する総合的な法律ができたわけです。 そこで私は、現在から将来に対するこの種の考え方、沿革は放送であったのが、電話を兼ねてやれるようになったのであるが、将来はこの二つを兼ね備えたような方向で進んでいくのか。どちらかといえば、電話に重点を置いたような傾向にいかざるを得ないとお考えになっておるのか。これは将来本……
○上林山委員 公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案について、私は先日当委員会において質疑を試みたわけでございますが、不明確な点がありましたので、この点をまずただしてから残余の一、二の質問に移りたいと思います。 先日の委員会で私が質問をしたのは、共同して二つあるいは三つの有放が、電気通信法の改正案にのっとってこれを接続する場合、これらの共同施設者は法人なりやいなや、こういう質問をまずしたわけであります。ところが、それは法人でない、こういう答弁が郵政当局からあったわけです。法人でないものにいわゆる権利義務を付与することができるかという質問をしたところが、この点が私を満足せしむる……
○上林山委員 私はまずNHK当局に伺いたいのでございますが、固定資産が三十六年度末に比較をいたしまして七十八億増加になっておる。これはあとに説明してあるように、いろんなものをつくったからそういう結果になったんだ、こういう説明になっております。さらに、ただいまの小野専務理事の説明によりますと、四十二年度までこういうような状況で固定の設備初めその他いろいろとやっていかなければならぬ、こういうことになっておるのでありますが、三十六年度の収入増に比較して三十七年度――これはまだ決算が終わっていない途中であるから正確なことは言えないということはわかりますが、三十六年度の増収に比べて、これは概略でけっこう……
○上林山委員 私は、公衆電気通信法及び有線電気通信法の一部を改正する法律案について、先日から郵政大臣をはじめ政府当局に質疑を試みておるのでありますが、その答弁があいまいでありないし不明確な点が多いので、さらに継続して質疑を試みたいと思います。 まず、私がお伺いいたしたいのは、有線放送電話を共同で設置する場合について、最終的な結論を得る気持でお尋ねいたしますが、この有線放送電話の共同設置者といいましようか、これは許可をするのは、単数に許可をしておるのか、複数に許可をしておるのか、この辺がどうも法案を読んでみても非常に不明確です。私は、法的人格のない者に権利を付与することは、立法者としてはできる……
○上林山委員 私は与党だから、郵政事業に対しては、表裏ともに前向きで協力申し上げてきておるつもりでございますが、郵便貯金法の一部を改正する法律案に対しては、積極的に強い批判を持っております。そういう立場から質疑を試みることをまことに遺憾といたしますけれども、われわれは国会に席を置いておるという意味においてやむを得ないと思いますので、その点、大臣にあらかじめ私の考え方を申し上げておきたいと思います。 まず第一に、私は、この法案を出されたことによって、共産党などは何とこれを批評していくだろうか、これは政治家として一応考えておかなければならぬ大事な点だと思うのであります。共産党などは――などという……
○上林山委員 昨日に引き続いて郵便貯金法の一部を改正する法律案について質疑を続行いたしたいと思います。 私は、この法案に出ている部分だけをとってみても、郵政大臣が説明されるように、十分預金者の保護あるいは育成というようなことに注意が足らない、思いやりが足らない、こういうことを申し上げましたが、きょうもまたその二、三について質疑をいたしてみたいのであります。 まず、割増金附定額郵便貯金でございますが、これを金品に改めたという点は非常にまずい、こういう意見を申し上げましたが、政府側の答弁も、やるかやらぬかわからぬ問題だけれども、法文のていさい上そういうふうにしたのだというような御意見もあったよ……
○上林山委員 郵便年金の問題について関連してお尋ねしてみたいのですが、三十六年、三十七年、三十八年、三十九年――四十年はいいとして、三十九年は来年度の予算編成をするから言えるわけですね。その四年間の郵便年金の実績と募集目標、それをまず聞きたいし、第二点は、郵便年金を始めてから今日までの集計はいまどれだけになっておるか、この二つをまず聞いて、私の意見を述べてみたいと思います。
【次の発言】 大臣、実績はいまお聞きのとおりなんですよ。ということは、過去における取り扱いは、いま森本委員が言ったような欠陥があるんです。やむを得ないこととはいいながら、そういう欠陥が出てきておる。また現実の問題としても、……
○上林山委員 ふつつかな者でございましたが、石炭問題の非常に困難な事態に、委員各位の非常なる御理解を得まして、やっと石炭問題もあるところまで解決をしたかに見える次第でございます。これはひとえに委員の方々の御理解と心からなる御協力のたまものであったと思いまして、私ほんとうに皆さま方に心からお礼のことばを申し上げたいと存じます。 なお、後任の山本委員長は識見、手腕ともにりっぱな方でございますから、私に御声援いただいた以上に、皆さんの御声援をお願い申し上げたいと思います。 まことに簡単でございますが、委員長退任のことばにさせていただきたいと思います。(拍手)
○上林山小委員 私は、本国会始まって劈頭に、郵政当局に対して御注文を申し上げておいたのでございますが、それは長い間懸案になっておる、しかも関係者が非常にその実現を要望しておるところの簡易郵便局法の改正についてでありました。当時この法案は、国会の事情を考慮しつつできるだけ早目に出すようにしなければならぬ、もしいろいろな事情で早目に出すことができないならば、次善の策を立てて、そしてこれらの強い要望にこたえなければならぬではないか、こういう意味で私が取り上げたのでございましたが、それに対して郵政当局は、できるだけ出すように努力をしたい、しかしもし改正案を出すことができない場合は、要望の線に沿って努力……
○上林山委員 先ほどの遠藤公述人にも伺いたいと思っておったのですけれども、時間の関係で御遠慮したのですが、適当な機会だと思いますのでお尋ねいたしたいのは、先ほどの質問と大体方向を一緒にしておるのでございますが、まず予算の編成過程ないしは技術がまずいじゃないかという議論がごらんの通り行なわれているわけです。そこで政府の原案というのは大蔵省の原案をすなおに原案と見るのか、それとも、総理が内閣を統率しておるわけでありますから、総理が主宰する閣議決定が政府原案であるのか、まだこの見解をつまびらかにしていないようでございますが、これをどういうふうにごらんになるのかというのが第一点。 第二は、言うまでも……
○上林山委員 中林公述人に一、二お伺いいたしてみたいのでございますが、ただいま長谷川君の質問で、私の質問も半ば尽きたわけでありますけれども、まず一点として伺いたいことは、地域、職域を通じて生活協同組合を強化していく、それについては国としてもそれぞれの施策をとらなければならぬ、ここまでは私ども一応了承できるのでありますが、さらにそういうふうにして統制をとり、あるいは強化をしていくことになりますと、現実の問題としては中小商工業者と競合するわけです。そこで中小商工業者を蚕食していってもいいとはおっしゃらないけれども、何らかそこで話し合いなり、中小商工業者は商工業者独特の立法助成をして強化していく、こ……
○上林山分科員 まず最初にお伺いいたしたいのは、国際空港に関連してでございます。三十六年度もまた国際空港を整備するために必要な経費として、十八億二千百四十万円を計上しておるわけでございますが、ただ単に東京と大阪の国際空港に充当するための費用に見られるのであります。日本も終戦後立ち上がりがおくれたために、航空事業は遅々としてはかどらなかったのでありますけれども、ようやく充実の方向に向かっておるわけでありますが、御承知の通り国際的な航空路の開設あるいは延長、こうしたような問題とあわせて、日本の国際空港というものは、東京と大阪だけに一応重点を置くことはわかるけれども、近い将来――あるいは三十六年度、……
○上林山分科員 私はまず第一に郵政大臣にお伺いしたいので、ございます。それは別の機会でも郵政大臣に要請をしておいたわけでありますし、なおそれとあわせて大蔵省に対しても要請をしておいたのでございますが、それはいわゆる金利を引き下げるために今回政府がそれぞれ政策をとられたのでありますが、その一環として郵便貯金の利子の引き下げもやられる準備をしておられるわけでございます。言うまでもなく、郵便貯金は普通の銀行預金とは違いまして、その集められる階層が国民大衆、いわゆる庶民大衆であるということと、集められた金がまた地方公共団体その他の事業に使われていく、あるいは政府の財政資金となっておる。こういうようなこ……
○上林山小委員 今、局長の答弁やら事務次官の答弁を聞いていると、僕がこの問題を予算の分科会で質問したときの答弁とニュアンスが食い違っている。だから、順序は少し逆になるけれども、この機会に是正をしてもらっておかぬと、もちろんその結論は、ほかの委員諸君からも私どもからも質疑をさらにしますけれども、この段階でそこがきまらぬと、ほかの技術的な問題を聞いてみたって、これはただ審議がうまくいったというだけのことになるというので、私は一言聞いておきたいのですが、今竹内委員に対する答弁では、ただ青写真を目標にして進んでおるかのごとき印象を受けた。私の質問は、再免許の時期がきておる、この再免許の時期にFMの免許……
○上林山委員 少しばかり詳しくお尋ねいたしたかったのですが、時間がないそうで、一、二点だけ要点をお尋ねしておきたいと思います。 大島公述人の最初の公述を聞いておりまして、質問の点が非常に多かったわけですけれども、だんだん質疑応答をかわしていく間にその疑点が少なくなりまして、われわれもあなたの公述が非常に穏健にして適切であるかのごとき印象を受けて参りました。 その中で、ことしの農林予算は二千四百五十九億円だが、これは確かに三一%当初予算に比べてふえた、補正後に比べて一一%ふえた、しかしながら内容を検討すると予算はふえたけれども批判すべきものがある、こう言っていろいろ御説明になったのであります……
○上林山委員 まず村松公述人にお伺いいたしたいと思います。 御承知の通り、お述べになりましたように、中共の工業化促進のために農業の問題が非常におくれておる、そのために飢饉等も伴って非常に中共は困っておる、確かにその通りであると思いますが、この前香港に参りまして、中共木上が非常に飢饉であるというので、台湾等から小包その他の方法で、香港を経由して、盛んに食糧その他が送られておる現状を私はまのあたり見まして、確かにその通りだと思うのでございますが、この農業の遅れというものが単に飢饉だけによって起こったものか、これも一つの原因でありますけれども、先ほど前提に述べられたやはり工業化促進があまりに急であ……
○上林山分科員 時間の関係で、まくら言葉をやめて、さっそく本論に入って質疑をいたしたいと思います。 政府が、三十七年度の予算において従来からの方針を踏襲して減税をやられたこと、ことに新機軸を出して減税をしたことは、いろいろな見ようがあろうけれども、私は、一歩前進である、こういう意味において、本問題に関しましてはそれぞれ御苦労のほどがわかるつもりでございます。そこで、これが多いとか少ないとか、あるいはもっとこういう方面にやったらどうかということはさておきまして、せっかく所得税、特に酒税、物品税、入場税、こうしたような方面に減税をしたことは、これは税の本質からの改正もさることながら、二面、インフ……
○上林山分科員 国会の問題はあまり当委員会で論ぜられないのでございますが、きょうはこういう問題が取り上げられて、私は非常にけっこうであった、こう思うのであります。
事務総長は当委員会に出てくることを避けておられるようでありますが、それはどういうわけでございますか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 われわれは何もあなたをいじめようという魂胆は何もないのです。お互い国会の運営のために、あるいはもろもろの問題のために、それぞれ楽屋裏ではやっておるわけだけれども、やはり当議場を通じてお聞きしなければならぬようなこともたくさんあるわけです。しかし時間の関係でそういう問題は適当な時期にまた申し……
○上林山分科員 時間を制限されたので、二、三の問題について重点的に発言したいと思います。 私はまず第一に消防関係についてお尋ねをしておきたいのであります。本問題については当委員会において私は年来それぞれ主張してきた関係もありますので、そういう関係から三十七年度の予算編成に対しては相当自治省としては新機軸を出しておる面も見られないではない。しかしながら、これをもってしてはあなた方の理想とする消防の拡充強化ということはむしろ不可能に近い。あるいは十年かかってもその希望を満たすに至らないだろう、こういうふうに私は率直に考えるのであります。そういう見地からまずお尋ねをしておきたいことは、あなた方は日……
○上林山分科員 大臣が来るという約束だが……。
【次の発言】 基本的な問題は大臣が来てからにいたしますが、それ以外の問題について、二、三質問をいたしたいと思います。
第一点は、航空関係でございますが、航空関係で現在外国人パイロットを何人使っておりますか。
【次の発言】 外人パイロットの待遇と日本人パイロットの待遇の差は、どれくらいになっておりますか。
【次の発言】 月に、外人パイロットが最高七十万、最低四十万、日本人パイロットは最高二十九万五千円、最低七万五千円、こういうように非常な開きがあって、日航はそれほど経営がいいのか、悪いのか。どれだけ国が投資をしておるか。こういうことはもう序論でご……
○上林山分科員 政府の一部あるいは国会の一部には、公共事業に対して消極的な考え方を持った人もなきにしもあらずでありますが、今回建設省が昨年度に比べて七百五十八億、特別会計で百七億という大幅の予算を編成されたことは、私は大臣初め事務当局諸君の御苦労を多としているものの一人でありますが、しかし、これでもまだあれもやらなければならぬし、これもやらなければならぬしという問題は相当多いのでございまして、やがて七、八月になりますと、三十八年度の予算の内輪の大綱というものもきめなければならぬ段階であるかと思いますから、さらに遠慮せずにこういう方面の最善の努力をまず期待しておきたいと思います。 そういう前提……
○上林山主査代理 午前の会議はこの程度にとどめ、午後一時五十分まで休憩いたします。
午後零時五十六分休憩
【次の発言】 私は郵政省関係の予算について質疑をいたしたいと思いますが、時間の関係で、たくさんありますけれども、大部分は逓信委員会に譲ることにいたしまして、きょうはその二、三の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。
郵政省の予算は、実体的に見ますと、前年度の予算に比べて百八十二億四千六百万円、一〇・五%の増加となっておるわけで、その中にはいろいろな問題があるが、なかんずく業務運営費とか郵便局舎の建設費に漸増が見られるようでございます。二の点一歩前進した予算である、こういうことが……
○上林山分科員 外務大臣の立場は、私はよくわかっておるつもりであります。同時に、国会議員がどんな立場にあるかということもあなたは御承知かと思うわけであります。そういうような、話せばわかる間にありますけれども、どうしても当議場を通じてお尋ねしておかなければならない重要な問題があるわけでありますので、これからお尋ねをしていきたいと考えます。 まず第一点は、外交は、言うまでもなくすべてのものが外交なんですけれども、簡単にこれを分けますと、一般の外交と経済外交に観念的に分け得ると思います。私はその意味では、一般の外交も、また経済外交も、それぞれ特徴を持って、それぞれ重要であると、こういうように前提と……
○上林山分科員 時間を十分いただいて、あす質疑をいたしたいと思いましたが、主査がぜひきょう済ましたいから簡単にやってくれ、こう言うので、二点だけしぼってお尋ねをいたしておきたいと思います。
厚生大臣初め、事務当局にしろ大蔵省にしろ、それぞれの立場があるのだが、社会保障に関しては、確かに一歩前進したと私は思っておる。しかしまだまだ足らないものが相当ある、こういうように思いますが、そういう観点からまずあけたいことは、福祉施設にいるところのことしの中学校卒業生が全国で何名おりますか。まずこれを伺いたい。
【次の発言】 これくらいのことは、大臣はともかくとして、ここにおられるほかの局長も知っておらな……
○上林山分科員 私は文部省所管について若干質疑を試みたいと思いますが、三十七年度の予算を見ますと、文部省としては初等中等教育の改善充実、なかんずく教科書を無償とする方針を確立したこと、さらに、科学技術教育の振興に一段と力を入れておること、さらには、国立学校の拡充整備、国立文教施設の整備等、従来になく非常に積極的な予算を組んでおる点は、私は率直に文部大臣ほか文部省の努力を多としていい、こういうように考えるのでありますが、どちらかといえば、教育の谷間にあるといいましょうか、あるいは国の立場から見て比較的日の当たらぬ場所にあるといいましょうか、そうしたような方面にも、従来に比してこまかく御配慮を願っ……
○上林山小委員 六十六条の解釈について、ただいま問題になっているようであります。郵政省の監理官の答弁は、私は少し聞きとれなかったのですが、聞きようによってはあいまいに聞えたのだが、ただいまも公社の方から答弁する通り、すでにこの条文によって事業を開始しておるケースもあるのだ、こういうこともあるのですが、あなたの今の答弁は、大体これで間違いないようですけれども、もう少し検討してみたい点もあるようである、こういうふうに聞こえたんだが、そのもう少し検討してみたい点もあるようであるという点は、どういうことですか、明瞭にしておきたいと思う。私もこれでやれると解釈しておる。
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