上林山栄吉 衆議院議員
23期国会発言一覧

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上林山栄吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは上林山栄吉衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

上林山栄吉[衆]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 衆議院本会議 第13号(1947/07/07、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 私はまず第一に、率直に質したいのは、経済白書といわれている経済実相報告書の性格と、これに関する二、三の問題についてであります。言うまでもなく、経済実相報告書は、あくまで、危機に瀕する日本経済の実情を國民によく知らしむるところの、正確なる報告書でなければならぬと思うのでありまするが、これを檢討してみるに、明らかに政治的なる意図をもつて書かれていうということであります。  もちろん、わずか二十数日かかつて、安本の一役人が書いたと傳えられているところの一種の文書であつてみれば、本報告書の根本をなすところの統計ないしは資料が杜撰であるのも、またやむを得ないではないかというようなことを、……

第1回国会 衆議院本会議 第16号(1947/07/12、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 私は本日の日程に関連いたしまして、この際自由党を代表して、政府に警告を発せんとするものであります。  新憲法下における國会は、十分にその機能を発揮して、内は国民の負託にこたえ、外は平和的に國際信用を高めねばならないのであるが、しかるに片山内閣は、発表せる経済危機突破政策の裏づけとならねばならぬ重要法案の提出並びに追加予算案の提出が遅々として進まず、ために議会は自然休会の態勢をとらねばならぬようになつたことは、國民の危機が切迫せるものであるだけに、まことに遺憾とするところであります。(拍手)  しかも、本日の日程にあるところの下級裁判所の設立及び管轄区域に関する法律の一部改正法律……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 衆議院本会議 第21号(1948/02/24、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 ただいま、昭和二十二年度一般会計予算補正(第十三号)及び昭和二十二年度特別会計予算補正(特第七号)を撤回する理由について大藏大臣かち説明をせられたのでありまするが、あまりにも簡單であり、明確を欠く点がありますので、この際はつきりと質しておきたいのであります。  すなわち本件は、わが党初め在野各党各派及び社会党一部の有志議員諸君等によつて明瞭に提唱したことく、〇・八月の生活補給金はできるだけ早くこれを支給せねばならぬのであるが財源を大衆課税的な方向に求めて、鉄道運賃及び通信料金等を大幅に値上げするのは、最も要易な官僚的なやり方であり、行き当りばつたりのやり方であつて、政治力の貧困……

第2回国会 衆議院本会議 第31号(1948/03/25、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 去る二十日本議場において、芦田内閣総理大臣のきわめて抽象的な施政方針演説が行われたのでありますが、この際私は民主自由党を代表いたしまして、総理大臣及び関係閣僚に対して率直なる質疑を試みたいのであります。  すでに総理大臣も御承知のごとく、議会の第三勢力である民主党が中心となつて、難産に難産を重ねて先般やつとでき上つたのが芦田内閣でありまするが、これは社会、民主、國協の三党が解散を恐れてできた連立内閣であり、その性格は言うまでもなく、國民の世論に圧倒されて、政策の行詰まりによつてもろくも退陣していつた社会党連立内閣を偽裝したところの延長内閣であると言わねばなりません。(拍手)ただ……

第2回国会 衆議院本会議 第76号(1948/07/02、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 ただいま政府は、二十三年度予算の修正に対するところの承認を求められんとしておるのでありまするが、私は民主自由党を代表いたしまして、これに関する質疑を試みたいのであります。  昭和二十三年度予算は、組閣以來数箇月を要して、ようやくでき上つたのであつたが、本日ここにこれが修正をなすに立ち至つたことは、議会政治のために、まことに遺憾とするところであります。(拍手)  言うまでもなく芦田内閣は、三党政策協定を基盤にしてできたところの、歴代まれに見る脆弱なる内閣であるが、いずれにしても、不完全ながら政党内閣であることには疑いないのであります。よつて、芦田内閣の提出した予算案には、與党の政……

上林山栄吉[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

上林山栄吉[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 まず第一に鹿兒島縣揖宿郡に税務署を設置せられたいという請願の趣旨を拜明いたしたいと思います。鹿兒島縣揖宿郡はちようど人口が約十五萬人を有しておるのでありますが、現在は知覺税務署の管轄に屬して非常に不便を感じておるのであります。知覺町までこの郡民が行くには、遠い所は交通機關の不便なために、二日間もかかるというような非常な不便を感じておるのであります。ひいて納税上に非常なる不便を感ずるばかりでなく、當該税務署職員にいたしましても、揖宿郡内の事情に通じないために、しばしば納税の適正を缺く憾みがあるのであります。こういうような事情でありますので、郡民は一致して新たに税務署を設置せられた……

第1回国会 通信委員会 第9号(1947/08/26、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 請願の要旨を簡單に御説明いたしたいと思います。屋久島に無線電信電話局を設置していただきたい。こういう請願でありますが、屋久島はわが國の南方の洋上にあるところの寶庫でありまして、なお林業、水産物が非常に豊富であります。なかんずく林業のごときは國家の一大寶庫とも見るべき場所であることは各位の御承知の通りであると考えますが、しかるにこれらの寶庫を活用することができない一つの原因として、通信機關がほとんどあるかないかの状態になつておるのであります。戰前においては海底電信がありまして、相當通信は便であつたのでありますが戰爭開始のために杜絶せられ、その後は屋久島の宮浦局に小規模の無線機があ……

第1回国会 通信委員会 第13号(1947/09/26、23期、日本自由党)

○上林山榮吉君 第一に鹿兒島縣下硫黄島に無線電信電話局復活の請願についての要旨を御説明いたしたいと思いますが、該硫黄島は鹿兒島縣の十島村にあるのでありまして、戰時中は無線局が設置されておつたわけでありましたが、その後事情によりましてこれが撤去されたのであります。しかるに今日に至るまで政府においては何らの處置が講ぜられないために、この方面の島民は非常に不自由になつておるのであります。殊に南方に位する絶海の孤島でありまして、鹿兒島との通信運路はわずかに船によつてせられておるというよいな状態でありまして、この點先ほど政府委員の説明にありましたごとく、單に遞信省の基準による擴充というような概念からいき……

第1回国会 予算委員会 第2号(1947/07/11、23期、日本自由党)

○上林山委員 議事進行について……。議事進行について一言大藏大臣にお伺いいたしたいのであります。御承知のように法案も出ておりませんし、また緊急對策の面から考えても、追加豫算は急がなければ結局豫算を組んでも執行の面において、また再び行き詰まると考えておりますので、できるだけ早く追加豫算の提出期を急いでもらいたいと考えておるのですが、政府はいつごろになつたらはつきり追加豫算案を提出し得る見込みであるか。この點をあらかじめ承知いたしておきたいと考えるのであります。

第1回国会 予算委員会 第10号(1947/10/10、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は追加豫算が近く提出されるその前提となる一、二の問題についてお尋ねしておきたいのでありますが、まず第一に、一昨日政府から示された連合軍最高司令部の指令に關しましてお尋ねいたしたいのであります。この指令書は九月十五日に受理されておるのでありますが、こういつたような指令、殊に追加豫算あるいは通常豫算にも重大なる關係のある指令が、非常に遲れて委員會に示されておるのであるが、これは何か特別な理由があつたのであるか。その點をまず承つておきたいのであります。
【次の発言】 もちろんこの指令書は日本政府に指令されたのであつて、われわれ國會とは直接には關係がないと言えば關係がないのでありますが……

第1回国会 予算委員会 第11号(1947/10/11、23期、日本自由党)

○上林山委員 安本長官に質問したいのでありまするが、その前提となるべき一、二の問題について簡單に總理大臣の意見を伺つておきたいのであります。  第一に尋ねておきたいのは、安本長官は食糧が滿配になるというようなことを基準にして、その他各般の事情を斟酌しまして、十一月には黒字になるという説を固執しておられるようでありますが、これに對しまして片山首相はどういう御意見をもつておられるのか。殊に報道せられておるところを承りますと首相はこの千八百圓ベースに關しては自信を失つておる、言いかえますと流通秩序が確實に確立せられなかつたという關係等からして、もつと言葉をかえると國民の協力が十分でなかつたために、こ……

第1回国会 予算委員会 第12号(1947/10/13、23期、日本自由党)

○上林山委員 まず大藏大臣に質してみたいのは、政府職員に對する一時手當の支給に關する問題であります。この問題については、すでに大藏當局に對して私は質疑を試みたのでありますが、その際大臣が出席してなかつた關係がありますので、この際特に大臣の率直なる御意見を質して善處をば希望したいと考え、質問を續けるわけであります。要點は一時手當の支給に關する差額の按分の基準が、地方と中央の格差があまりにもはなはだしくて、實情に適しない。だからこれを諸般の事情をよく勘案せられて、連絡すべき方面には連絡をとつていただいて、これが適正なる按分をしていただく意思はないかどうか。この點についてまず伺いたいのであります。こ……

第1回国会 予算委員会 第13号(1947/10/30、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は自由黨を代表いたしまして、昭和二十二年度一般會計豫算補正(第五號)、昭和二十二年度特別會計豫算補正(特第二號)に關しまして、條件というか警告というか、そういう意味を含んで本案に贊成をするものであります。  補正豫算第五號は終戰處理費その他緊急な支出に充てる費目でありまして、やむを得ないと認めるものでありますが、本補正(第五號)に贊成をするという理由をもつて、今後提出さるべきいわゆる追加豫算に、必ずしも贊成をするものでないことを、この際留保いたしておきたいのであります。  さらにこの際政府に警告いたしたいのは、こういうような重要な豫算を提出するにあたつて、ほとんど資料が杜撰であ……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 司法委員会 第49号(1948/07/03、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 紹介議員として御説明申し上げます。今回政府におかれては、裁判所法第二十二條第一項に規定する高等裁判所支部を設置せられることになりましたが、その内一部をぜひとも鹿兒島市に御設置くださるるよう陳情申し上げる次第であります。  その理由といたしましては、鹿兒島縣は御承知のごとく、九州の最南端いわゆる三十八度線をもつて國境に位する三市百十五箇村人口百七十四万を算する大縣であります。なかんずく鹿兒島市は、空襲によつて灰燼に帰したとはいえその復旧はめざましく、今や西日本の雄都とし、はたまた観光鹿兒島として、大きくクローズ・アップしてきたのであります。  しかして九州各管内の高等裁判所への控……

第2回国会 予算委員会 第2号(1948/01/31、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は本案に対する自由党の立場をばまず明らかにしたいと思います。  自由党は三十日に党の決議によつて声明を発したのでありまするが、参考のためその声明をここで私は敷衍して説明いたして、本案に対する反対の態度をば明らかにしたいと思うのであります。「声明、政府は今回官公吏の生活補給金の残額支拂いのため、鉄道運賃と通信料金の大幅引上げをきめたが、これは一、インフレ抑止と國民生活の安定を呼号する政府の自殺行為である。一、本案提出はその手続において國会無視の專断行為である。一、特別会計の独立採算制を宣傳しながら虚偽的行為であるといわねばならぬ。われらはインフレ抑止、國民生活安定のため、かかる大……

第2回国会 予算委員会 第4号(1948/02/03、23期、日本自由党)

○上林山委員 この際総理大臣にお尋ねいたしたいのであります。ただいまの庄司君の、この予算を組みかえて提出する意思はないか、この質問に対して、万やむを得ずこれを提出しなければならぬというような事情を、るる説明されたのでありますが、その中の、社会党の党内をまとめ得る自信ありや否やという質問に対しては、曖昧模糊とした答弁のように承つたのであります。自分の属する党内をまとめ得ずしてこの案を出したということ自体は、これは片山内閣が一時野党時代に官僚を攻撃しておりながら、このやり方は官僚のいわゆるロボツトとなつて、片山氏がこの案を出しているというふうにわれわれは見るのであります。政党政治の眞髄は、言うまで……

第2回国会 予算委員会 第6号(1948/02/05、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は日本自由党を代表いたしまして、ただいま提出の動議に賛成するものであります。もちろんわれわれは社会党有志委員諸君とは、幾分立場を異にするものでありまするが、本案に対する反対の理由としては、すでにわが党は反対声明をしたところであつて、その趣旨は明らかであるのであります。今これを要約すれば、國会を無視せる態度をもつて本案を提出し、しかも〇・八の生活補給金のごときは、二箇月以前より支拂われねばならぬことはわかつていたのにかかわらず、支拂い直前の一月二十九日にこれを提出して、自己の政治的責任を痛感することなく、一方的に決議を強要するの態度に出たことは、民主議会を無視したものと言わねばな……

第2回国会 予算委員会 第7号(1948/02/24、23期、日本自由党)

○上林山委員 私は今西村君によつて質問されたように、もちろん法規的に考える場合、所管大臣が説明してもあえて差支えないと思いまするが、本問題は、われわれ委員会が政府に組替えを要望して、そうして要求したにもかかわらず、政府においては、何ら具体的な誠意を示さなかつた。政府側が何ら具体的な責任をとらなかつた、組替えに應じなかつた。しかも予算返上の決議をしたにもかかわらず、これに対してですらも、何ら打つべき手を打たずして、結局政策の行き結まりというどたんばに追いこまれて、片山内閣はもろくも退陣をした。しかもその片山内閣が残務整理というような形式論に名をかりて、ほおかむりをして、その責任の所在を明らかにせ……

第2回国会 予算委員会 第12号(1948/03/30、23期、民主自由党)

○上林山委員 ただいま西村君から質問された軍事公債の利拂の問題は、きわめて重要だと思いますので、関連して大藏大臣に質問をしてみたいのであります。大藏大臣に私本会議でこの問題について質問をしたのであるけれども、明快な答弁がないのでありますが、三月十三日において大藏大臣は記者団との会見でこういうことを言つておる。政策協定は三党の連帶の責任であるけれども、具体的にはまだきまつていないから、二十三年度の予算には政策協定を取入れないで、別個にこれを編成するつもりである。こういうことを言つておるが、そういう考えをもつたことがあるのであるかどうか。この点をまず質してみたいのであります。

第2回国会 予算委員会 第13号(1948/03/31、23期、民主自由党)

○上林山委員 本暫定予算の性格は、去る二十日芦田総理大臣の施政方針演説の裏づけになるべきものであると、私は考えるのであります。かつまた、そういう観点から見て、二十三年度の予算の前提となるベき性格をもつておる、こういうふうに考えておるのでありまして、政府が考えておるがごとく、單に暫定予算という、一時的な緊急なものであるというふうに、私どもは考えていないのであります。そういうような立場からいたしまして、本暫定予算を、われわれは非常に重要視しておるのであります。これはまた、暫定予算というけれども、九百億円というような厖大な予算であることを考えて、これは当然の帰結であると思うのであります。そこでそうい……

第2回国会 予算委員会 第14号(1948/04/01、23期、民主自由党)

○上林山委員 運輸大臣に質したいことは、二十三年度の予算に直接関係するところの鉄道料金の値上げについてであります。鉄道料金の値上げは、前の片山内閣の時に〇・八の生活補給金の財源として、植上げをしようとしたのであつたのでありますが、あれが原因になりまして、内閣が総辞職をしたことは、御承知の通りであると思いまするが、聞くところによりますと、運輸省においては、大幅の値上げをば計画している、こういうことであるが、旅客、貨物等の料金を、どの程度に大幅に値上げせんとする用意をもつているのであるか、この点について質してみたいのであります。
【次の発言】 いつごろからこれを実施するか、あるいはどの程度に値上げ……

第2回国会 予算委員会 第15号(1948/04/02、23期、民主自由党)

○上林山委員 二十二年に支出さるベき六・三制の予算が、ようやくここに提出されたということは、不満足ながら諒とするものであります。元來片山内閣時代から芦田外務大臣、あるいは栗栖大藏大臣、こういう方々の考え方は、教育事業について、特に六・三制について、私は熱意が足らなかつたと考えているのでありますが、ここにさらに三党の連立内閣ができて、森戸文部大臣が再び文部大臣に就任されたのでありますが、私はそういう見地から言つて、現内閣もまた六・三制に対しては熱意を示していない。この点はまことに遺憾とするところでありまして、文部大臣としても、積極的に政治力を発揮せられる責任があるのではないか。前内閣の延長である……

第2回国会 予算委員会 第21号(1948/05/19、23期、民主自由党)

○上林山委員 まず私は大藏大臣に対しまして質疑を試みてみたいのでありますが、第一にわが党は、本会議において、予算総会において、暫定予算を四月までで止むベきものであつて、五月以降はいかなる理由によるとしても、これを認むベきものではない、こういう観点から主張をし、政府に強く要望をしてきたのでありまするが、これに対して、政府も極力その線に沿つて努力をする。單に努力をするというだけではなしに、その責任をもつという約束をしたにもかかわらず、先般五月の暫定予算を出し、さらにまたここに六月の暫定予算を出し、うわさに聞くと、七月月もあるいは暫定予算を出さなければならないかもしれない、こういうような情勢にあると……

第2回国会 予算委員会 第22号(1948/05/21、23期、民主自由党)

○上林山委員 ちよつと税制の問題に関連いたしまして質問をいたしたいと思いまするが、二十二年度の年度末における滯納の額は、約四百五十三億円であつたと思うのでありまするが、現在における滯納の状況は、どういうふうになつておりますか。この点をまず質してみたいのであります。
【次の発言】 私がお尋ねしたのはそういう趣旨の質問ではないのでありまして、二十二年度の年度末において四百五十三億円の滯納があつたのであるが、すでに本予算を実行していなければならぬ時期において、数百億の滯納があるかのごとく答弁せられるに至つては、いかにこの税金の過重なものであつたか、西村君が言われるように國民が目から火が出るような思い……

第2回国会 予算委員会 第23号(1948/05/22、23期、民主自由党)

○上林山委員 ただいま、商工大臣は、鈴木君の肥料に関する質問の答弁の中において、商工省としては、所管大臣として肥料の百パーセントの増産に努めておるという言明でありまするが、われわれはその増産の内容もさらに檢討を要する点があることを知つておるのでありますけれども、その点はさておきまして、配給その他の問題については、農林大臣の所管であるから、その方面の大臣から聽いてくれというような答弁であつたと思うのであります。私は釈迦に説法かもわからないが少くとも商工大臣が責任をもつて肥料の増産について努力しておるものとするならば、所管大臣として、その結果がいかに取引され、いかに農家に行届いておるか、最終の目的……

第2回国会 予算委員会 第24号(1948/05/24、23期、民主自由党)

○上林山委員 私は教育費に関連いたしまして、文部大臣に質疑を試みたいと思うのであります。  まず地方においては新学制の実施によりまして、政府も御承知のように、財政的に非常に過重な負担をしておるのであります。これは中央集權的な教育制度が、地方分權的な方向に轉換していくという時代においては、地方財政に占める教育費が、非常に負担が重くなるということはやむを得ないのでありますけれども、現在においては過渡期的処置であり、あるいは基礎的処置であるということを考慮に入れまして、教育費に対して考えてもらわなければ、地方財政は立ち行かぬという状態になつておるのであります。殊に最近六・三制を実施する結果、財源の非……

第2回国会 予算委員会 第27号(1948/05/27、23期、民主自由党)

○上林山委員 私は民主自由党を代表しまして、六月分暫定予算である一般会計及び特別会計について、警告を付して賛成の意を表するものであります。  予算編成の方針として最も変則的な暫定予算を、しかも三箇月も続けて出したということは、芦田内閣の政治的貧困を現わすものであり、予算が根本的にきまらないということによつて國民に不安を與え、しかも行政能率を低下せしめていることは、まことに遺憾にたえないところであります。わが党初め國会は、特に再三この問題について強く申入れをしてきたのでありまするが、かくのごとき政府の態度では、四たび暫定予算を出すに至るのではないかと思われるのでありまして、かかることは、わが党と……

第2回国会 予算委員会 第33号(1948/06/15、23期、民主自由党)

○上林山委員 私はまず総理大臣に伺いたいのは、特に本予算と切り離して考えなければならぬ重大な問題になつておりますところの、西尾國務大臣に対する政令違反の嫌疑による起訴の禀請が法務廳総裁のところに來たのでありますが、この事実を総理大臣は知つておるのであるかどうか。もし知つているとするならば、この問題に対して、いかなる処置をとらんとせられるのであるか、この点を質したいのであります。しかし聞くところによりますと、法務廳総裁のところにこの禀請書が來たにもかかわらず、法務廳総裁は調査の必要があるということで、これを法務廳から檢察廳に返したということを聞いておるのである。なるほど法務廳総裁としての権限によ……

第2回国会 予算委員会 第36号(1948/06/21、23期、民主自由党)

○上林山委員 法務総裁に私はこの問題についてお尋ねいたしたいと思います。ただいま庄司委員との問答において、私は腑に落ちない多くの矛盾を感ずるのであります。そこでまず第一にお伺いをいたしたいことは、稟請書がきて、その書類が不備であるということについての具体的な御披瀝がないのを遺憾とするのであるが、その前にまずその不備であるということは、事務的な不備であるのか、あるいはその内容的なものであつたのか。その点をまずお伺いいたしたい。
【次の発言】 不備という言葉も適当でない。あるいは事務的の手続に不備な点があるということも適当でない、いくらか内容に関係があるけれども、ただ自分は知りたいという意味で、こ……

第2回国会 予算委員会 第42号(1948/06/28、23期、民主自由党)

○上林山委員 この問題については、私は特に発言を求めたわけでありますが、政府はこの予算を一日も早く通さなければならない、そういう見地から、あらゆる手段を講じ、あらゆる宣傳をいたしておりますが、この委員会に限らず、政府委員の出席、大臣の出席は非常に悪いのであります。われわれは國会として審議に忠実でなければならぬのでありますけれども、政府の方が、多分にわれわれにその機会を與えない傾向が強い。その結果予算の審議その他の審議が遅れておることも事実であるのでありますが、政府が一方に予算を早く通さなければならぬと宣傳するにもかかわらず、大藏大臣は前からの放送局との約束であつたから、その約束を守るために、し……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 建設委員会 第5号(1948/11/19、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 伊作川改修工事施行に関する請願の要旨を御説明申し上げたいと思います。この川は鹿兒島縣鹿兒島郡谷山町字鬢石分水嶺にその源を発しているのでありますが、さらに鹿兒島縣日置郡伊作町大字中原の水流において支川湯之浦川と合流して、観光地であります吹上浜に注ぐ伊作川でありまして、その上流は大森林地帶でありますために、水量が非常に多いのであります。しかしながらその川幅があまりに狹いばかりでなく、屈曲がはなはだしいために、豪雨の都度沿岸地域に多大の災害を與えている実情であります。この川の改修工事の促進については鹿兒島縣当局及び地元伊作町、谷山町等において関係当局に熱心な陳情がありましたし、本員も……

第3回国会 予算委員会 第1号(1948/11/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際、私より委員長就任のごあいさつを申し上げたいと思います。  御承知のごとく、今回の政変により、不肖私が委員長に満場一致をもつて当選したわけでありますが、これひとえに諸君の御理解ある御援助の結果であると思い、責任の重大なることを反省いたしております。ついては委員長としては常に大局的見地に立つて各党委員諸君の立場を尊重し、何事も公平に善処していきたいと思つておりますから、今後一段と理解ある御協力をお願いいたしたいと思います。なお國家財政再建上最も困離なるときでありまするがゆえに、各位の御奮鬪を切にお願いいたしまして、簡單にごあいさつにかえさしていた……

第3回国会 予算委員会 第2号(1948/11/26、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたしたいことがあります。前会におきまして理事二名の御指名を留保いたしておきましたが、本日これが追加選任をいたしたいと思いますが、委員長において指名するに御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議がないようでありますから、今井耕君、大原博夫君の二名を理事に御指名いたします。
【次の発言】 引続きこれより打合会を開きたいと存じます。まず当局より追加予算に関し、各般の説明を聽取いたしたいと思います。大藏大臣の説明を求めます。
【次の発言】 叶君の発言は了承いたしました。  それではしばらく休憩いたしまして理事会を開きたいと思います。     午前……

第3回国会 予算委員会 第3号(1948/11/27、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。本日の議事の運営については、先刻來理事諸君とも御協議申し上げた結果、本日はまず当局より追加予算に関して各般の説明を願うのでありますが、これは打合会において聽取することといたしたいのであります。  なお委員諸君より御質疑なり御意見は、委員会を再開して議事を進めたいと思いますが、御異議はありませんか。
【次の発言】 御異議なければさように取運びます。
【次の発言】 それではここで休憩いたしまして、大藏大臣が見えましたから打合会に入りたいと思います。     午後二時五十四分休憩      ━━━━◇◇━━━━━     午後三時六分開議

第3回国会 予算委員会 第4号(1948/11/30、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  昨二十九日本委員会に付託されました昭和二十三年度一般会計予算補正第一号及び昭和二十三年度特別会計予算補正特第一号の両案を一括議題といたします。政府の説明を求めます。塚田大藏政務次官。
【次の発言】 以上をもつて政府の説明を終りましたが、この際お諮りいたしたいと思います。本日午前中理事諸君と御協議いたしたのでありますが、御承知の通り第三回國会は本日をもつて会期の終了を告げるのでありまして、この短時間をもつてしては会議を継続いたしましても、とうてい満足に審査を盡すことは不可能と考えられますので、今期はこの程度で終えたいと思いますが、御異議はありませんか。


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 議院運営委員会 第13号(1948/12/15、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山予算委員長 委員外発言を許可していただいて感謝いたします。  ただいま予算案組みかえに関する責任の所在についての緊急質問というのが出ておりまして、予算委員会における審議の状況について田中君より発言がありましたが、多少私の考えと違つている点があると思いますので、この際発言を求めた次第であります。予算案の組みかえが予想できるという状態に立ち至つておりません。ただこの予算の緊急性にかんがみまして、予算委員諸君に審議の促進方を極力今日まで求めて参つたのでありますが、不幸にして十二日ごろまでには、國会を通過するであろうと予見せられておつたものが、逆にそのどたんばになりましてから、修正案の研究を始……

第4回国会 予算委員会 第1号(1948/12/02、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  御承知のごとく、本追加予算には給與及び災害復旧等の緊急なる予算を含んでいますので、つとめて定刻より会議を開き、長時間の審議を煩わすことがあるかと思いますが、特にこの際御協力をお願いいたしておきたいと思います。なお政府においても委員会の審議に支障なきよう、つとめて善処せられたいと思います。  この際公聽会開会の件についてお諮りいたします。昨日内閣より提出されました追加予算両案は、今次國会における最も重要なる案件と思われますので、審査に愼重を期するため、公聽会を開会し、学識経驗者ないし諸團体の代表より意見を徴したいと存じます。ついてはさつそく委員長より議長に開会……

第4回国会 予算委員会 第2号(1948/12/03、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  この際政府より、新給與法案に関し発言を求められております。これを許します。大藏大臣泉山三六君。
【次の発言】 川島君の御質問に、委員長としてお答えいたします。開会劈頭にごあいさつ申し上げたごとく、本追加予算は給與及び災害復旧というような緊急なものを含んでおりますので、定刻に会議を開き、長時間委員諸君の審議を煩わすことがあると思うから、積極的に御協力を願いたいという趣旨のごあいさつを申し上げたのでありますが、その政治協定を必ず確保できるという建前において、私は委員会の運営をはかつて行くと同時に、政府に対しても極力これが審議に支障を來さないように努力をしたい。こ……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/04、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  これより質疑に入ります。川島君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 速記を始めてください。川島君。
【次の発言】 速記をとめて……。
【次の発言】 川島金次君。質疑を続行願います。
【次の発言】 川島君に申し上げますが、通貨收縮に関して政府委員の答弁をやつてもいいという申出がありますから、さようとりはからいます。
【次の発言】 午後は一時半より開会いたします。これにて休憩いたします。     午後零時三十二分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後三時二十二分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑を継続いたしま……

第4回国会 予算委員会 第4号(1948/12/06、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  今委員外の発言を短時間にわたつていたしたいという申し出がありますが、これを許すに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。森三樹二君。
【次の発言】 速記をとめてください。
【次の発言】 本会議の都合がありますので、暫時休憩いたします。     午後三時十八分休憩

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/07、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  お諮りいたしたいことがあります。理事宮幡靖君が理事を辞任されましたので、その補欠を行いたいと思いますが、これは先例により、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは森直次君を理事に指名いたします。  これより質疑に入ります。川島金次君。
【次の発言】 長野長廣君。
【次の発言】 午後は一時半から再開することにいたしまして、これで休憩いたします。     午後零時五十四分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時三分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。竹谷源太郎君。

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。質疑に入ります。
【次の発言】 この際竹谷君の御了解を得まして、建設大臣に対する他の委員からの発言を許可したいと思います。井出委員。
【次の発言】 この際、昨日竹谷委員より船員ストに関し質疑があつたわけでありますが、政府委員の答弁を保留してありましたから答弁を求めます。岡田海運局長。
【次の発言】 これで休憩いたしますが、一時半より理事会を開催いたしたいと思います。委員会は二時から開きます。     午後零時四十九分休憩      ━━━━◇━━━━━     午後二時十七分開議
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  質疑に入ります。宮幡君。

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  質疑を続行いたします。
【次の発言】 松原喜之次君。
【次の発言】 速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
【次の発言】 井出一太郎君。
【次の発言】 勝間田清一君。
【次の発言】 大藏大臣、できるだけ簡單に御答弁を願います。
【次の発言】 大藏大臣に御注意申し上げます。質問者の要旨を明確にお聞き願います。
【次の発言】 勝間田君におはかりいたしますが、大藏大臣は本会議に呼ばれておりますので、後刻質疑を続行願いたいと思います。
【次の発言】 本会議優先の原則に從つて議長から申出がありますので、その点御了承の上、本日は相当長時間にわたつて審議……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  質疑に入ります。世耕弘一君、商工大臣に対する質疑を続行願います。
【次の発言】 休憩前に引続き会議を開きます。  この際岩本國務大臣が見えておりますから、世耕君の発言を許可いたします。
【次の発言】 苫米地英俊君の議事進行に関する御意見はきわめて適切な御意見であり、委員長としては劈頭から本予算の緊急性にかんがみまして、理事会を通じ各委員諸君を通じまして、積極的に協力方をお願いしたわけでありますが、御承知のような事情になつておる点にかんがみまして、しかるべく処置をいたしたいと考えます。
【次の発言】 では質疑を続行いたします。この際林大作君に発言を許可します。……

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  お諮りいたします。理事森直次君が委員を辞任されましたので、理事の補欠を行いたいと思いますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは若松虎雄君を理事に御指名いたします。
【次の発言】 続いて質疑に入ります。織田正信君の発言を許可いたします。
【次の発言】 できるだけ要点を御答弁願います。
【次の発言】 織田さん、後刻ゆつくり許します。この際総理大臣に対する発言を中曽根君に許します。ちよつと速記を止めてください。
【次の発言】 ただいまの総理大臣並びに中曽根君の発言は、いずれも速記をとめての話でありますから、……

第4回国会 予算委員会 第10号(1948/12/12、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際諸般の御報告のため、特に祕密懇談会といたしまして、御懇談申し上げたいと思いますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 それではこれより祕密懇談会に入りますから関係政府委員以外の方の御退席を願います。      ━━━━◇━━━━━
【次の発言】 これにて祕密懇談会を終ります。暫時休憩いたします。     午後九時四十五分休憩

第4回国会 予算委員会 第11号(1948/12/13、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  諸般の事情により、時刻も移りまして、本日の審査時間もあとわずかでありますので、本日はこの程度として、明十四日午前零時五分より開会いたします。  本日はこれにて散会いたします。     午後十一時四十二分散会

第4回国会 予算委員会 第12号(1948/12/14、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  この際委員長より議事運営について発言申し上げたいと思います。御承知のように諸般の事情によりまして、予定通り議事が進行していないということは、委員会としてまことにこの予算の緊急性にかんがみて、遺憾であるというふうに考えていますので、何らかの方法によつて、これが打開を講じて行きたい。こういう意味から委員長としては会議を開いたわけでありまして、この方法については理事会なり、あるいは懇談会なり、あるいはこのまま委員会を継続するなりして、議事運営の進行方法について特に御協力を願いたい、こういうふうに考えておるわけでありますが、できるものならば、本日中に討論採決……

第4回国会 予算委員会 第13号(1948/12/19、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより会議を開きます。  議事進行について委員長から御相談を申し上げたいと思います。御承知のように給與法案が今明日中に通過する運びになるやもしれないという情勢のもとにおきまして、予算委員会といたしましても、これと不可分の関係にありますので、できるだけ審議を早く進めたい。こういうふうに考えておるわけであります。御承知のように、給與の支拂いを急速に間に合せなければならないという事情もあり、予算と給與法案とは不可分であるというような関係もありますので、各党にそれぞれの事情があるということは察せられますけれども、できるだけ給與法案と並行して審議に入り、できるものならば同時に可決をいた……

第4回国会 予算委員会 第14号(1948/12/21、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 会議を開きます。  質疑に入ります前に委員長として希望がございます。御承知のごとくすでに質疑は一應済んだ形において協定が成立しておるわけでありまするが、その後の問題についてできるだけ重複を避けて、簡單に質疑を続行いたしたいと思います。では小枝一雄君の発言を許可いたします。
【次の発言】 叶君にお諮りいたしますが、議長が総理に至急に会いたいと言つて、先ほどから督促されておりますので、そういうふうに御了解願いたいと思いますが……。
【次の発言】 総理大臣はあとで來るそうですから、適当の機会に願います。――小枝君、農林大臣に対して簡單に御質疑を願います。


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 予算委員会公聴会 第2号(1948/06/19、23期、民主自由党)

○上林山委員 ちよつと金融機関の代表者という意味でお伺いすることは無理な点もあるかと思うのでありますが、その点を考慮に入れられましてお答えを願いたい。こういうように考えるのであります。というのは、金融機関全体から考えると、今度の政府の原案になつておりまする軍公の利拂を一年間たな上げする、この問題が非常に金融界の混乱を來すべきものであるという有力なる意見があるのでありまするが、あなたの立場からこれに対してどういう見解をもつているか。できるなら金融界を代表したような氣持で御発表願いたいと思います。
【次の発言】 ありがとうございました。

第2回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1948/06/29、23期、民主自由党)

○上林山委員 質疑に入る前に、質疑を簡潔にするという趣旨に対しては賛成でありますけれども、会期が切迫しておるから、本委員会に與えられた時間は、午前中が商工省所管、午後が農林であるというふうにはつきりとしたことを言われることはどうかと思います。この点は御訂正願いたいと思います。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 労働委員会公聴会 第1号(1948/11/22、23期、民主自由党)

○上林山榮吉君 委員外の発言を許していただけますか。
【次の発言】 ただいまの公述人に簡單に伺いたいのですが、第一点は、組合運動のあり方は、鬪爭的協力を主眼にしなければならない。こういうお言葉を使われたのでありますが、その性格をもつと掘り下げて具体的に言えば、一体どういうことであるか。御承知のようにサチアグラツハの運動に見られる無抵抗の抵抗主義による生産の低下、こういつた氣持を含んでの鬪爭的協力であるか。言いかえますと、鬪爭が主であるのか、あるいは協力が主であるのかという点について伺いたいのであります。  第二点は、公共企業体は純然たる特別会計になるべきものであるという一つの理想を示されたわけ……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 予算委員会公聴会 第1号(1948/12/06、23期、民主自由党)【議会役職】

○上林山委員長 これより予算委員会公聽会を開会いたします。  さきに公述人の選定に関しては委員長に御一任を願つておりましたが、理事諸君とも御協議の上公述人を選定いたしました。ここに公述人諸君を御披露いたします。まず学識経驗者として慶應大学講師永田清君、民間労組として総同盟の清水愼三君、官業労組のうち、現業は國鉄の加藤閲男君、非現業は全官公労の南磐男君、商工業代表として三樹樹三君、経営者代表として高見重義君、以上六名を御紹介申し上げます。  この際公述人諸君にごあいさつを申し上げます。本日は御多用中のところ当委員会の公聽会に御出席くださいまして、委員長として厚くお礼を申し上げます。御承知の通り、……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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