このページでは上林山栄吉衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○上林山委員 ただいま郵便貯金に関連した質問がございました。せっかく大蔵省も見えておりますので、私もこの機会に関連して少し質問をしてみたいのであります。また適当な機会に、私は大蔵省の幹部あるいは大臣、郵政省の大臣や幹部の人もそろったところで、もう一度根本的に質疑をしたいと思います。 とりあえず私が聞きたいことは、ただいま大蔵省の答弁を聞いていると、何となくうしろ向きの気配を感じてなりません。問題を一升ますではからなくとも、うしろ向きに考えているように受け取られたのであります。やはりこういう問題は前向きで取り扱っていかなければ、時代の要請にこたえられないのではないか、私は大局的な立場からそう思……
○上林山委員 ごく簡単に断片的に少しばかりお伺いしておきたいと思います。 まず正木公述人にお伺いいたしたいのですが、日本の消費物価は国際的に比較してみて特徴のあるものかどうか。たとえば消費者物価を調べてみると下がったものもある。家庭用品のごとき下がっておる。だが野菜のごときは天候その他自然的条件で上がっておる。この物価調整をするために、たとえば野菜のごときを外国から直ちに輸入できるかどうか。非常に困難じゃないだろうか。そういう調整ができないというような日本的な特異性というものをお認めになっておるかどうか。物価が上がった、上がったというけれども、上がったという意味における内容、この点はどういう……
○上林山分科員 御承知のように、日本が戦争に負けて、そして進駐軍が日本に来て、日本の教育というものに深くタッチをした。そのことから得たものもあるが、あるいは失ったものもあるんじゃないか、こういうことで、中央教育審議会で今後の日本の教育のあるべき姿を再検討しておられるのだろう、こういうように思うわけですが、これはきわめて大事なことで、私は積極的に賛成をしておる一人でございます。 そこで、その一環として、今回文部省で新構想大学の費用を一千二百万、それから郵政省のほうで放送大学の調査費を三百万組んでおるのでございますが、私は、これもまた考え方としては一つの前進だと思うのです。ただ、これを推進してい……
○上林山分科員 けさの新聞を見ますと、新幹線網の法案要綱がきまった、こういうふうに報ぜられておりますが、これはかねて国民の要望もあり、かつまた、自民党としても積極的にこの問題を取り上げてきたのでございますが、この点について、大臣がせっかく御出席でございますので、一、二要点を伺っておきたいのは、私は、高度成長があと十年たつとたいへんな勢いで伸びてくるし、かつまた、国民の所得も非常に増加するという見通しは、常識のある者ならばだれでも想像できる点ではないか、こう思うのであります。だから、それを踏んまえて、この程度の新幹線網をつくるということは、あながち実情に即しないものではない。見ようによっては、前……
○上林山分科員 与党は分科会でもなければなかなか発言の機会がないので、この際、質疑を若干いたしたいと思いますが、まず第一に、放送大学に関する調査に必要な経費が組まれておるようでございますが、われわれも昨年末のこの問題に対する若干の情勢は承知をしておりますが、その後、文部省、NHKあるいは郵政省がこれにどういう役割りを果たしているかは別として、その間にどの程度の調整といいますか、あるいは歩み寄りといいますか、ことに電波をどこに免許するかというような問題、そういう問題についての現段階における情勢とその見通し、非常に困難なのか、あるいはある程度曙光を見出したという段階なのか、その辺をひとつお聞かせ願……
○上林山分科員 政府が道路問題に対して非常に積極的に予算を組んで推進しておることにまず敬意を表しますが、なかんずく、五道の問題に対しても、最近急ピッチで、重点的に施策を推進していることも、また力強く感じております。私は、その五道のうちの一つである九州縦貫道路に関連して、少しばかり要望をかねて質疑をいたしたいと思っております。 九州縦貫道路は、いま用地買収や工事をそれぞれ場所場所によって進めておるわけですが、九州の南部、特に鹿児島県に関する部分について強く要請したいことは、これと重要な関連を持つ大型空港が昭和四十七年に完成をして、飛行機はもう飛ぶようになるわけです。同時に国体が、ちょうどこれと……
○上林山分科員 私は、運輸大臣が積極的に政府部内や大蔵省とよく折衝されて、そして総合交通政策に筋を一本入れた、そのスタートに一本筋を入れてきたという点に対して、まず与党らしく敬意を表しておきたいと思います。 そういうような観点から、順次質疑を試みますが、その中で、新港湾の整備五カ年計画あるいは新空港の整備五カ年計画あるいは国鉄新幹線の新たなる追加出発といいましょうか、そういうような問題について総合的にスタートしたことになると思うのでございますが、ここでひとつ考えてもらわなければならないことは、陸海空の総合交通政策の上から見て、ただ一見したところでは、縦割りの運輸省所管に属する問題だけを取り扱……
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