このページでは小平忠衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。
○小平忠君 私は、民社党を代表いたしまして、政府提案の昭和四十四年度予算関係三案に対しまして、反対の討論を行なわんとするものであります。(拍手) なお、社会党提案の組み替え動議に対しましても、遺憾ながら反対せざるを得ないのであります。 わが党は、本日の予算委員会の採決に際し明らかにしたとおり、次のような骨子の組み替え動議を提出したのであります。すなわち、昭和四十年代の主要な課題を、福祉、教育国家の創造に置き、この長期的展望に立って、明年度予算を積極的な国民福祉予算に組み替えることであります。この観点から、明年度予算の規模は、政府案より五百四十六億円多い六兆七千九百四十一億円にするとともに、……
○小平忠君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提出されました石井議長不信任案に賛成の意見を表明するものであります。(拍手) 今第六十一通常国会は、開会以来、すでに十一回にのぼる強行採決が行なわれております。与党自民党による強行採決、議長あっせんというこの悪習慣は、わが国の議会政治確立のためにも、お互いにぜひ改めねばならない事柄であります。 議会制民主主義は、もちろん多数決の原理の上に立っておりますが、議会政治の妙味と申しますか、議会政治の要諦は、審議の過程における少数意見の尊重であります。しかるに石井議長は、常に自民党の強引な強行採決を支持するのみで、野党の少数意見を無視してまいりま……
○小平(忠)委員 本委員会が、一昨日の公明党の矢野絢也君の質問の内容に端を発しまして混乱をし、さらに昨日、本日と二日間にわたって理事会が混乱をして、重要なる予算案、国政の審議に停滞を来たしておりますことは、まことに遺憾なことであります。 私は、矢野委員の発言の内容につきまして、特に自由民主党の国会対策費の使途が、あたかも野党と法案成立をめぐって、なれ合いあるいは不純なる金銭の授受がされたかのごとき疑いを持たれたということについては、まことに遺憾なことでありますが、この問題について、総理であるが総裁でもある佐藤総理から、ただいま社会党の中澤委員よりの質問に対しまして御答弁があったので、私は重ね……
○小平(忠)委員 私は、民主社会党を代表し、ただいま議題となっております昭和四十二年度暫定予算三案に対し反対の討論を行なわんとするものであります。 言うまでもなく、今回の暫定予算の措置は総選挙による政治的空白と、これに基づく予算審議の遅延によって当然とらなければならなかった措置であることは明らかであります。したがって、今回の暫定措置それ自体に対し、わが党はこれに異議を唱え反対をしようとするものではございません。わが党が本暫定予算案に反対する根本の理由は、そのような手続に対してではなく、暫定予算の内容そのものに対してこれを容認することができないからであります。 言うまでもなく、過去四回にわた……
○小平(忠)委員 最初に、ベトナム和平について総理大臣からお伺いいたしたいと思うのであります。
和平問題の中身について総理にお伺いする前に、現在、ベトナムを中心とする両陣営の戦力並びに配備の現状について、担当が外務省あるいは防衛庁、場合によりましては政府委員でもけっこうでありますから、両陣営のベトナムを中心とする極東の配備状況についてお伺いいたしたいと思うのであります。
【次の発言】 極東における米軍の配備状況はわかりませんか。
【次の発言】 さらに、米軍の極東における配備の中で、核の配備状況はわかりませんか。
【次の発言】 防衛庁長官にお伺いしたほうがいいと思うのですが、中共のいわゆる水爆……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表し、ただいま提案されております昭和四十二年度一般会計補正予算案、特別会計補正予算案、政府関係機関補正予算案の三案に対し、一括して反対するものであります。 現下の日本経済を取り巻く環境は、内外ともにまことに多事多難であります。景気過熱による金融引き締めの措置、依然として高騰する消費者物価、顕在化した財政硬直化問題、さらにはイギリスのポンド切り下げ、世界的高金利時代の到来などがそれであります。これらが対処の方向を万一誤るならば、わが国経済、ひいては国民生活に与える悪影響は、きわめて大きいと断言せざるを得ないのであります。しかるに、本臨時国会を通じて明らかにされ……
○小平(忠)君 このたびの十勝沖地震によりましてとうとい人命を失い、かつまた甚大な被害を受けられた被災地の方々に対し、私は党を代表して心からなる弔意とお見舞いを申し上げる次第であります。 今回のこの地震に対しまして政府のとられた処置も、直ちに対策本部を設置せられ、田中総務長官みずからが本部長となられて、また現地には東北班として八木総務副長官を、また北海道班には川野政務次官を派遣せられて、直ちに現地を視察する等の措置は適切であったと思うのであります。ただし、ただいまの質疑の中でも問題になっております激甚地指定の問題は非常に明確でありませんが、従来この激甚地指定は、いま本部長もおっしゃったように……
○小平(忠)委員 私は、まず第一に、沖繩問題について質問をいたしたいと思います。 総理は、昨年の十一月、アメリカのジョンソン大統領との首脳会談におきまして、懸案の沖繩、小笠原問題の解決に努力せられ、その御努力については敬意を表する次第であります。しかしながら、アジアの情勢は日一日と緊迫の度を加え、なかんずく、いまなお未解決にあります沖繩問題は、基地その他をめぐりいよいよ重大な段階になってまいりました。私は、ここで沖繩返還の再交渉について、佐藤総理の忌憚のない御所見を承りたいと思うのであります。 去る三月一日から高等弁務官に対する日米琉諮問委員会が発足いたしまして、日米共同声明にうたわれてお……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表いたしまして、当面する内政外交の重要課題について、わが党の主張を織り込みながら、佐藤総理大臣並びに関係閣僚に、その見解と行なわんとする施策について若干お尋ねしたいと存ずるのであります。時間の制約もありますので、何とぞ簡明率直にお答えいただきたいと存ずる次第であります。 まず第一に、沖繩問題からお伺いいたしたいと思います。 総理大臣は、去る十一月十日実施の主席選挙並びに引き続き行なわれた那覇市長選挙において、いずれも革新統一候補が圧勝したことは、一日も早く母国と同じような姿で早期に全面復帰したいという沖繩県民の意思のあらわれでありまして、総理はこのような願……
○小平(忠)委員 神田委員の質問に関連しまして、若干質問したいと思うのであります。 ただいまの大臣の答弁を聞いておりますと、一体食管法を守るのか守らぬのか。政府みずからがこの食管法を守らない、違反をするという重大な責任をおかしておる、私はこう思うのであります。先刻も稲富委員の関連で明らかになったように、この諮問の主文にわざわざ「米穀の需給事情を考慮して」と入れたことは、いかに弁明されようとも、それは今日の米のだぶつきを理由に、この補足の試算あるいは諮問についての説明の中身をもってしても明らかなように、いわゆる米価を据え置きにしようという以外の何ものでもないわけであります。 そこで、私は非常……
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