このページでは小平忠衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○小平忠君 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提案をされました田中内閣不信任決議案に対し、賛成の討論を行なうものであります。(拍手) 田中内閣は、昨年七月、行き詰まった佐藤内閣のあとを受けて政権を担当されました。当時は、今太閤と言われ、庶民宰相として国民の人気を博しましたが、その後、時がたつに従い、その人気は下降し、各種世論調査の示すとおり、いまや国民は、田中内閣に対し深く絶望するに至っておるのであります。(拍手) その理由は、一言にして申し上げますならば、田中内閣の内外にわたる施政の失敗にあるのであります。 すなわち、昨年暮れの総選挙には、準備不足の思いつきだけの「日本列島改造論……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表いたしまして、四十八年度の予算並びに関係いたしまする重要問題につきまして、総理並びに関係閣僚に若干の質問をいたしたいと思うのであります。 平和時における防衛力の限界につきまして、一昨日以来、各党の代表がそれぞれ総理並びに防衛庁長官を中心にただしておるのでありますが、この質疑を通じて国民は、何か政府の答弁がきわめてあいまいでありますから、不安と動揺を激化しておるような感じがいたします。そこで私は、予定いたしておりまする質問に先立ちまして、まず、この問題について解明する意味で、総理並びに関係閣僚にお尋ねをしたいと思うのであります。 平和時の防衛力の限界につき……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま委員長から提案されました、証人、参考人喚問に関しましては、私は、石油連盟会長密田君以下十一名の企業代表を、証人として喚問することに賛成の意見を明らかにするものであります。 従来、国会における国政審議あるいは調査権という立場から、この種の問題に関しましては、通常参考人として出席を求めて足りることは、これは常識とされております。憲法で定めまする、司法、行政、立法の三権分立の精神からいたしましても、国会におきましては、なるべくこの種の問題は参考人として出席を求めて、国政審議、国会調査の任務を果たすことが適切であろうと思うのであります。 し……
○小平(忠)委員 昭和四十九年度の予算審議もいよいよ大詰めを迎えまして、私は、民社党を代表いたしまして、締めくくりの意味で若干の質問を行ないたいと思います。 日本を取り巻く内外の情勢は、きわめて重大な局面を迎えております。反面、いま国民の前に、国会の審議は審議としてやはり国民の眼に映ずるし、また心情として、非常に喜びと、また悲しみにむせぶような問題も惹起いたしております。すなわち、本日は午後四時、フィリピンのあの孤島で三十年の長い年月の間を過ごし、そしていま祖国に三十年ぶりで元小野田少尉は帰ってこようといたしております。このようなビッグニュースもあるかと思えば、過日、トルコ航空のエアバスがフ……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表いたしまして、三木内閣の内政、外交について、重要な案件についてただいまから質問をいたしたいと思います。 三木総理は、昨年の十二月、政権担当直後の本院における所信表明演説におきまして、次のように決意を表明されました。すなわち、「国民の心を施政の根幹に据え、国民とともに歩む政治、世界とともに歩む外交、これは、政治の原点であり、政治の心であります。政治は、力の対決ではなく、対話と協調によってこそ進められなければならぬというのが私の強い信念であります。」この三木総理の決意に私も同感であります。 現下、わが国が直面いたしておりますこの不況とインフレは、世界経済の激……
○小平(忠)委員 政府予算案は、わが国が迫られている平和、福祉、公正、そして新しい国際協調を主眼とする真の政策転換を断行するに足るものではないと思うのであります。むしろ、これまでの自民党内閣がとってきました政策を惰性的に踏襲している予算案と言うべきであります。 わが党は、昭和五十年度こそ真の福祉国家を建設する出発年とするため、最低限、明年度予算を次の趣旨に基づき組み替えるべきだと確信するものであります。 私は、民社党を代表して、次に述べる趣旨により、政府案を撤回のうえ編成替えを求める動議を提出するものであります。 すなわち、明年度予算は、第一に、大幅な大衆減税の実施と税制による富の公平化……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表いたしまして、昭和五十一年度の予算審議の最終段階に当たりまして、締めくくりの総括質問という意味で、三木総理大臣以下関係閣僚に若干の質問をいたしたいと思うのであります。 まず第一は、三木内閣の政治姿勢についてであります。 昭和五十一年度予算審議が御承知のように大幅におくれまして、四十日に及ぶ暫定予算を組んで対処せねばならぬということは、現下、不況克服、雇用安定を強く叫ばれる全国民の願望にこたえなければならないというときだけに、まことにゆゆしい事態であると思うのであります。三木総理は、今次ロッキード問題によりまして一ヵ月を上回る国会の空転によって政治の空白を……
○小平(忠)委員 私は、民社党を代表して、冷災害問題にしぼって質問をいたしたいと思うのでありますが、私に与えられた時間は四十分でございますから、重複を避け、特に緊急かつ重要な問題に限定してお伺いしたいと思います。 本年の冷災害は、北海道、東北、関東、甲信越に及ぶ東日本全域にわたる冷害被害でございます。被害額におきましてはまさに戦後最大の冷害凶作だと思うのであります。 私も、過日本院の農林水産委員会の冷害調査の北海道班に参加させていただきまして、現地の被害状況もつぶさに見せていただきましたが、まきに深刻であります。このような大きな被害を受けた現地といたしましては、その災害対策に各道県とも知事……
○小平(忠)委員 丸尾先生に二、三点お伺いしたいと思います。時間の関係もありますので、簡単に要点をお伺いしたいと思います。
第一点は年金問題でありますが、政府は四十八年度予算は福祉優先の予算であると豪語しておるわけで、特にその中でも五万円年金につきましては、どういう角度から見ましてもわれわれは過大宣伝年金であって、実質五万円年金とは言いがたい、このように思うのでありますが、丸尾先生は社会福祉の専門家でもあります。そういう観点から、この政府の五万円年金についてどのように考えておられるか、お聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 もう一点。年金問題についてきょうはたいへん参考になる資料を配……
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