このページでは小平忠衆議院議員の28期(1958/05/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は28期国会活動統計で確認できます。
○小平忠君 私は、日本社会党を代表して、政府提出の補正予算案二案の撤回を求め、以下、私が述べる要旨に基いて、政府案の編成がえを求める動議を提出するものであります。(拍手) 政府は、台風二十二号の襲来によってしぶしぶながら補正予算を提出したのでありますが、今回の補正予算を出すまでの経緯並びにその内容につきましては、おおよそ自民党歴代内閣の提出した補正予算案の中でも、最も不誠意、かつ財政政策としても不適切なものでありまして一戦後最悪の補正予算案と評しても過言でないのであります。(拍手) なぜ、今回の政府案をかく批判せざるを得ないのであるか。その第一の理由は、最近の経済不況は、ついに有名大企業す……
○小平忠君 私は、日本社会党を代表し、政府提出の昭和三十四年度一般会計予算案、同特別会計予算案並びに同政府関係機関予算案に対し、反対の意思を表明せんとするものであります。(拍手) 明年度予算案は、一言にして言うならば、岸内閣が今日まで提出した本予算並びに補正予算を通じて最もその正体を露骨に暴露した予算案と言うことができるのであります。岸内閣は、本予算案をもって、減税や国民年金などの公約実現予算であると大宣伝しているのでありますが、このように大幅に後退し、羊頭狗肉そのものとなった予算案に、何のかんばせあって公約実現という大言壮語ができるでありましょうか。むしろ、逆に、その金権政治の野望を隠蔽し……
○小平(忠)委員 私は日本社会党を代表し、政府に対して本年度一般会計予算その他二予算の補正を行い、直ちに国会に提出するよう要求するものであります。 私どもの提出した動議の提案理由並びに予算補正の要旨につきましては、お手元に動議案として配付してございますから、御参照いただきたいと存じます。 日本社会党が政府に対して予算補正を要求する最大の理由は、最近の経済不況はますます深刻となり、雇用の伸びは鈍くなり、失業者は激増し、農漁民は相次ぐ災害と農産物の値下りのために窮乏しております。このまま放置するならば、本年夏以降には重大な社会不安すら懸念されておる現状であります。しかるに政府は現在の不況の実態……
○小平(忠)委員 ただいま委員長より宣言されましたように、ただいまから三十四年度の予算の審議に入るわけでありますが、予算の審議に入りますに先だちまして、私は特に委員長並びに政府閣僚に対しまして御留意願いたいことがあるのであります。 第一点は、御承知のように本年は参議院の通常選挙並びに各級地方選挙が行われるのでありますが、複雑な国際情勢に対処いたしまして、昨年来の経済不況を克服し、国民生活を安定させまして、国力の充実発展を期さなければならないきわめて重大な時期にあろうと私は思うのであります。このときに当って、予算の審議というものはきわめて慎重を期さなければならないと同時に、やはり論議を尽して、……
○小平(忠)委員 私は、昭和三十四年度のきわめて重要な国家予算の総括質問のさなかに、本委員会が一日有半にわたりまして審議に入れなかったことは、まことに遺憾にたえません。そのことは、すでに新聞やラジオでも報道されておりまするように、去る二月二日の本委員会におきまして、わが党の勝間田政審会長より、国会において非核武装宣言決議案の上程に対しまする岸総理の所見をただしたのに対しまして、岸総理は全く同感であると答弁されました。このことに関しましてわが党は、岸総理のきわめて適切なる御答弁の趣旨にこたえるべく、党の機関に諮りまして、この非核武装宣言決議案を自民、社会両党の共同提案のもとに本国会に提出いたすべ……
○小平(忠)委員 最初に大蔵大臣に質問をいたします。 三十四年度の予算の編成に当りまして、過ぐる三十三年十二月十九日の閣議におきまして、最重要施策の推進というところの三番目に、農林漁業の振興という項目が記載されております。すなわち最重点施策の内容に、農林漁業の振興について、大蔵省から予算編成の責任主管大臣として閣議に提出せられて決定を見ておるのであります。しかるに大蔵省より第一次内示において発表されました農林関係の予算は、昭和三十三年度の予算をはるかに下回って、農林行政に対してきわめて過酷なる態度に出られたのでありますが、私は、常日ごろ、政府は、口を開けば、農業生産基盤の強化であるとか、農林……
○小平(忠)委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府提出の昭和三十四年度予算補正(第1号)に反対の趣旨を明らかにいたします。 本案の内容は、国際通貨基金及び国際復興開発銀行への出資増額に伴い必要となる払い込みといたして、歳出補正で二百五十億七千三百九十七万九千円を計上し、これの財源として、日本銀行所有の金地金の帳簿価格改定によって生ずる再評価差額を、日銀行納付金の補正として計上しているものであります。 大体本案は、明年度当初予算案が衆議院に提出されて、これから審議に入るという二日目に追い打ち式に本院に提出されたのでありまして、衆議院としては全く前例のない奇怪しごくな案件であります。従……
○小平(忠)委員 私は社会クラブを代表して、政府提出の補正予算三案に反対の意向を明らかにするものであります。 政府案の歳入補正、すなわち財源措置については、先ほどわがクラブの佐々木委員の指摘した通り、政府として当然計上し得る財源を放置しているのでありまして、われわれはこのような政府の怠慢を断じて許すことはできないのであります。また、政府案の歳出補正面を検討いたしますと、われわれが絶対に見のがすことができないのは、第一に災害関係費の編成についてであります。 今回の政府原案の一般会計歳出は六百十四億円でありまして、そのうち災害関係費は、予備費のうち五十億円を加えて、三百九十三億円、つまり歳出総……
○小平(忠)委員 政府は重要機械類の輸入関税免税措置を一カ年間延長するということにきめたというのでありますが、その理由はどういうことでありますか。
【次の発言】 一カ年間延長した理由を聞いておる。別に農業機械ということを聞いておるのではない。重要機械を一カ年間延長した理由はどこにあるのですか。
【次の発言】 そうなんでしょう。そうすると、問題がある。実は過日の金曜日の閣議で決定したという報告を聞いたのですが、その延長の理由が、ただいま税関部長が御説明のように、高性能で国産困難なものというようなことがやはり延長の大きな理由になっておるとするならば、営農用トラクターの中で二十五馬力以上の従来免税さ……
○小平(忠)委員 この際、諸君の御同意を得まして、自由民主党、日本社会党及び民主社会党を代表いたしまして、三党共同提案によります開拓関係三法律案について附帯決議を付するの動議を提出いたします。 まず最初に、開拓営農振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議の内容を朗読いたします。 開拓営農振興臨時措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議 政府は、今回の措置に引き続き、基本営農類型に基く開拓事業の積極的な展開方式を確立すべきであるが、当面、本法の施行に関しては、左記各項の実現に努むべきである。 記 一、災害、過剰入植地の整理等の理由により営農改善計画及び振興……
○小平(忠)委員 昭和三十四年度の予算補正に関しまして総理大臣にお伺いいたしたいと思いますが、政府はかねてから、第三次の補正については、災害関係以外は行なわないということをたびたび言明されておったのであります。しかるに今回提出されました第三次補正の中を見ますると、災害関係以外のものが含まれておるのでありますが、この点は今までの公言と根本的に異なってきておりますが、いかなる理由によるものでございましょうか。
【次の発言】 昨年の伊勢湾台風は、御承知のようにわが国未曽有のものであったわけであります。これにつきましては、御承知のように政府も災害関係のいわゆるすみやかなる復旧と恒久対策ということも考え……
○小平(忠)分科員 関連質問でありますから、一問だけ、せっかくの機会でありますのでお伺いしておきたいと思います。それは、議員会館の火災予防の件であります。最近、学校、病院、公共施設物の火災がひんぱんとして起きているのですが、その内容は、電熱器を使用いたしますることから、漏電等による火災も多いように実は聞いておるのです。会館は、御承知のように、各部屋ごとに電熱器を使って、以前は火災予防に対しまする訓練なり注意を相当真剣にやっていることを私たち見受けておったのですが、この件に関しましてひとり会館だけでなく、常任委員会庁舎もそうでありますが、ああいう木造についての火災予防について、どうなっておるかお……
○小平(忠)分科員 過日の本委員会の一般質問の際に、時間の都合上分科会に譲りますとお約束をいたしておった件でありますが、開発庁長官であり、また行政管理庁長官である山口国務大臣にお伺いをいたしたいと思います。 質問の第一点は、先般も少しく触れたのでございますが、三十四年度の公共事業費関係の予算は、すでに御承知のように、道路関係あるいは港湾関係等は大幅に増加いたしております。しかるに、これに呼応いたしまして、事業量の増加と当然密接不可分の関係にあるべき職員の増加でありますが、これは私の考え方からみますならば、非常に困難なことではなかろうかというように考えさせられるのであります。そこで、山口大臣は……
○小平(忠)分科員 過日も予算委員会におきまして時間の都合上、私の質問の中で分科会にゆだねた点があるのでありますが、それをこの際二、三点お伺いをいたしたいと思います。 第一点は、水産関係でありますが、政府当局は口を開けば、特に零細漁民、沿岸漁民の振興のために積極的な施策を講ずるのだとおっしゃるのでありますが、どうも三十四年度の予算を見ますと、どう見ても積極的な施策が講ぜられておるとは思えないのであります。特に沿岸漁民の切実な要求である浅海増殖のごときは二億一千五百五十六万円でありますから、前年度から見ますと二百八十五万円減っております。こういうようなことで一体沿岸漁業振興を積極的にやるのだと……
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