河野正 衆議院議員
31期国会発言一覧

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河野正[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは河野正衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

河野正[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第15号(1967/05/23、31期、日本社会党)

○河野正君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました失業保険法及び労働者災害補償保険法の一部を改正する法律案について、総理並びに関係閣僚に対しまして、若干の質疑を行ない、率直な御見解を賜わり、国民の疑問に対し、解明を行なわんとするものであります。(拍手)  御承知のごとく、今回の法律改正の趣旨を要約いたしますると、ただいまの説明によりますれば、労働者五人未満の事業主に雇用される労働者の福祉の向上をはかるため、これらの労働者に対する失業保険制度の適用の拡大を行なうとともに、給付内容の改善、短期循環受給者の給付日数を合理化しようという点にあるのであります。しかし、私どもは、……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 衆議院本会議 第4号(1967/07/31、31期、日本社会党)

○河野正君 私は、日本社会党を代表いたしまして、わが党山花国対委員長のあとを受けて、当面切実な国民の福祉や生活と関係する数点の問題点について質疑を行ない、佐藤総理の率直な御所信を承りたいと思うのであります。(拍手)  まず第一にお伺いいたしたい点は、その政治姿勢についてであります。  すなわち、佐藤総理は、常に、わが国の進むべき道は、社会の主体は人間であり、経済の繁栄は人間の尊厳と社会の福祉に奉仕するものでなければならぬと、風格ある社会、人間尊重の政治を実行することにあると強調せられてきたのであります。また、さきには、ことしの政府の経済白書が発表されたのでありますが、この白書は、これまでの白書……

河野正[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

河野正[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 社会労働委員会 第2号(1967/03/18、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 時間的制約もございますから、前もって御要望申し上げたいと思いますが、質問いたします私どもも能率的な質問をいたしますので、したがってお答えを願いまするそれぞれ関係各省のほうも、ひとつ的確なしかも簡明なお答えを願いたいと思います。  病菌豚の密売事件というものがだんだん発展をしてまいりまして、きのう、おとといの新聞等によりますると、いわゆるハムメーカーにまで、この事件というものが波及をしてまいったところでございます。ところがこの問題は御承知のように国民の食生活、国民の食卓と直接関連がございますし、さらにまた御承知のように一歩誤まりますれば人命にも関係する重大な問題でございますから……

第55回国会 社会労働委員会 第4号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 佐藤内閣が誕生いたしまして以来、佐藤総理もしょっちゅう言われておりますように、社会開発、人間尊重の政治実現をはかってまいりたい、これが佐藤内閣が誕生いたしてまいりまして以来のおもな国民に対する約束でございます。そこで、それならば社会開発、人間尊重の政治というものが一体どういうものであるかということでいろいろな議論があるわけですが、特にわれわれは、社会保障が私どもの所管でもございますから、この佐藤総理が言ってこられた社会開発ないし人間尊重の政治、こういう政治と社会保障との関連、こういう問題にしぼってきょうは若干総括的な質問を行なってみたい、こういうように考えておるわけであります……

第55回国会 社会労働委員会 第7号(1967/05/09、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 きょうは時間が非常に切迫いたしておりますので、私のほうからも能率的な質疑をいたしますから、ひとつお答えのほうも能率的なお答えで終始していただきたいと思います。  きょうお尋ねを申し上げたいと思います点は、人口構造の変動に伴います雇用対策について基本的な態度をひとつ伺ってまいりたい、こういうふうに考えておるところでございます。特に、雇用問題と申しましても、その中に含みます内容というものは非常に多いわけですから、いろいろな角度から論ぜられなければならぬというふうに考えるわけですけれども、いま申しますように、人口構造の変動との関連についてひとつお伺いをいたしたいと思うのでございます……

第55回国会 社会労働委員会 第18号(1967/06/08、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付するの動議について御説明申し上げます。  その附帯決議の案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。    戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議  政府は、左記事項につき速やかに実現するよう検討、努力すること。  一 わが国経済成長の実情にかんがみ、援護の最低基準を大巾に引き上げ、公平な援護措置が行なわれるよう努力すること。  二 満洲開拓青年義勇隊員の募集の実情及び課せられた任務等の実態にかんがみ、昭和二十……

第55回国会 社会労働委員会 第23号(1967/06/28、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 議事進行。先ほど来行なわれてまいりました健保法の審議の状態を見ておりますと、まことに奇々怪々な感じを覚えるのでございます。と申し上げますのは、今日の政治というものは責任政治、政党政治でございます。ところが、与党議員の中にも、この健保改正特例法について多くの疑問がございますし、また、質疑の過程の中でも、その疑問というものが必ずしも解明をされておらないのでございます。私は、そういう点から申し上げまして、この健保改正の審議につきましては、非常に大きな疑義を持つものでございます。  特に私は、いろいろ疑義を持つという立場から、申し上げたいことはたくさんございますけれども、まず一つの例……

第55回国会 社会労働委員会 第28号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○河野(正)議員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました駐留軍労働者の雇用安定に関する法律案の提案理由並びにその骨子について、御説明申し上げます。  御承知のように、この法律案はわが党から数回にわたって提案いたしてまいったものでありますが、残念ながら成立を見なかったのであります。しかしながら、日本社会党が再三再四にわたってこの法律案を提案いたします理由は、この法律案が駐留軍労働者の雇用の安定と生活確保のために、必要欠くべからざるものと判断しているからであります。  これまでも強調してまいりましたが、駐留軍労働者の地位はきわめて不安定であります。三十九年には、アメリカのドル防……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 社会労働委員会 第4号(1967/09/08、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 きょうは、国民の健康と直接密接な関係を持っておりますところの食品衛生の問題について若干質疑を展開いたしたい、かように考えます。特に最近新しいところでは、あわのおもちゃとして売り出されておりまするクレージーフォーム、これを顔へ塗りました子供がたちまちまゆ毛が抜けてしまったというようなショッキングな記事があります。あるいは今日公取が取り上げておりますポッカレモンの問題だとか、あるいはコーヒー牛乳、フルーツ牛乳というふうな問題が、国民の非常に大きな関心を呼びつつあるというのが今日の現状であります。しかし、きょう私は特に話題をしぼって、そして先ほど申し上げました有害食品、特に健康を阻……

第56回国会 社会労働委員会 第5号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 数件にわたってきょう提議をする予定でございますが、それぞれ政府当局の御都合等もございますので、それらの事情等も勘案しまして、逐次ひとつ質問を展開してまいりたい、かように考えるのでございます。  そこで、まず第一番目には基地関係労働者の退職金増額問題についての問題点を御指摘申し上げたい、こういうふうに考えておるのでございます。  御承知のように、基地労働者は、政府が雇用いたしまして、そしてその労務を未草に提供しているわけでございますから、そういう意味では、国の要請に基づく雇用労働者であり、公務員的な性格を持っておりますことは、今日までしばしば論議されたところでございます。ところ……

第56回国会 社会労働委員会 第6号(1967/11/09、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 関連して。時間がございませんから整理をして申し上げますので、ひとつできるだけ的確にお答えをいただきたいと思うのです。  その一つ、いま田邊委員からも御指摘がありましたように、人事院勧告に関連をしての問題でございますが、もうすでに新聞紙上等によりますと、この当年の予算編成の中にベースアップが間に合うような勧告を行なうべきだ、こういうふうな議論が出ておりますことは御承知のとおりでございます。そのことは、この賃上げを早期に決定するわけですから非常にけっこうでございますけれども、そのことがひいてはこの人事院制度を否認するという道に通じたり、あるいは人事院制度を否認すれば、公務員のスト……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 社会労働委員会 第2号(1967/12/14、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 時間がございませんから、端的にお尋ねを申し上げて、ひとつ率直にお答えをいただきたいと思います。  しばしば当委員会で、労使間の紛争の際に問題になりますように、労使の健全な慣行の条件として、労使間の相互信頼ということが問題となるわけでございますが、この相互信頼という一つの基本的な問題を無視して労使間の協調はなかろうと私は思います。そういう意味で、時間がございませんから端的にお尋ねをいたしますが、しばしば強調されてまいりました労使間の相互信頼、こういった面から、具体的な極端な例を一つ取り上げて、きょうは御見解を承ってまいりたい。そして労働省の方針というものを承ってまいりたい、こう……

第57回国会 社会労働委員会 第3号(1967/12/20、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 時間の制約がありますから端的にお尋ねいたしますが、ひとつお答えのほうは端的でけっこうでございますけれども、実のあるお答えをいただきたいと思うのであります。  そこで、まず第一にお尋ねを申し上げておきたいと思います点は、最近、特に再来年の八月までに健保抜本改正が行なわれるということで、いろいろ議論が提起されておりますことは、大臣も御承知のとおりであります。そこでまず第一にお尋ねをいたしたいと思います点は、それらの健保抜本改正案がいつ提案されるのか、その点についてひとつお答えをいただきたい。
【次の発言】 それなら、この健保抜本改正についていろいろ各界の意見を聞かれて取りまとめら……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 社会労働委員会 第2号(1968/03/01、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 予定いたしました時間が参りましたので、締めくくりということでございませんが、今日の段階における締めくくりの意味で一言それぞれの参考人にお尋ねをしてお答えを願いたい、こういうように思います。  私ども特に今度の医師法改正を重要視いたしておりますのは、単に医師教育ということでなく、さらには日本の将来の医療の基本にも波及する重大な問題でございますから、そういう意味でこの問題を重要視いたしておるわけです。  そこで、多くを申し上げる時間がございませんから端的に申し上げますが、医師教育と同時に日本の医療の基本にも関係する重大な問題ですから、やはりこの医師法の改正というものは、今後日本の……

第58回国会 社会労働委員会 第4号(1968/03/07、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 いまも後藤委員からいろいろ御指摘があったわけです。そういう問題もあろうかということで、実は私どもいろいろ検討を加えてひとつ参考人として日赤の副社長に御出席願おう、こういうことで日赤の副社長の御出席を要請をした。ところが日赤の副社長は、私どもは納得しませんけれども、きわめて薄弱な理由で御出席ができない、こういうことでございます。しかし参考人でございますから、私どももそれはやむを得ぬだろうということで、やむを得ず日赤の副社長の出席については了承を与えた経過があるわけです。したがって、後藤委員のいろいろな具体的な質問については、この日赤の都合、事情によって、副社長が御出席願えぬわけ……

第58回国会 社会労働委員会 第5号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 きょうは人命保安、安全という立場から、当面いたします一、二の点についてお尋ねをし、御見解を承ってまいりたい、かように存じます。  そこで、時間の制約等もございますから、直ちに本論に入りたいと存じますが、一つは昨年の九月二十日、福岡の板付におきまするアメリカ軍の基地内で起こりましたいわゆる危険物タンクの爆発事件についてでございます。この爆発事故によりまして、一名の労働者がとうとい一命をなくしましたし、三名が爆風その他によって負傷する、こういう事件が発生をいたしたわけであります。  ところで、私きょうここで取り上げてみたいと思います点は、冒頭に申し上げましたように、人命の保安、安……

第58回国会 社会労働委員会 第6号(1968/03/14、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 私はさきの委員会におきまして、このたび北九州市立病院の病院業務の一環でございます給食業務を民間に委託された、こういう合理化政策の一環として発現されました問題点について、いろいろ厚生省あるいは労働省当局の御見解を承ったところでございます。その結果として、結論的に申し上げますというと、園田厚生大臣は、医療法上もまた職安法上からもいろいろ問題点があるので、したがって白紙の立場から再検討を加えてまいりたい、こういうような結論的な御発言があったところでございます。このことがその後どのような経過になっておるのか、ひとつあらためて厚生大臣の御見解を承りたい、かように思います。

第58回国会 社会労働委員会 第11号(1968/03/26、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 先般来、北九州の市立病院におきます病院給食を民間に委託する、この問題についていろいろ御見解を承ったわけでございますが、この問題については、一つには医療法二十一条に違反しないかどうか、さらには職業安定法四十四条、その施行規則の四条違反ではないか、こうい     それからもう一つは、かねがね保険局長通達がございますが、保険局長通達の趣旨にもとるのじゃないか、こういうような三つの観点から、この北九州市立病院の給食施設を民間に委託する点について、いろいろと大臣の見解を承ったわけでございます。結論的に申し上げますと、大臣も、以上私が申し上げました医療法二十一条の問題、それから職業安定法……

第58回国会 社会労働委員会 第13号(1968/03/29、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 私は、自由民主党、日本社会党、民主社会党及び公明党を代表いたしまして、医師法の一部を改正する法律案に対し、附帯決議を付するの動議について御説明を申し上げます。  その案文を朗読し、説明にかえさせていただきます。    医師法一部改正に関する附帯決議  医学教育、医師養成に対する国の責任は極めて重大なるにかんがみ政府は速やかに次の諸点につきこれが解決をはかるよう努力すべきである。 一 政府は、その責任において速やかに教育病院の整備、指導体制の充実をはかること。 二 政府は、医学教育研修体制に対する財政的措置を強化し無給医局員を速やかに解消するように努めること。 三 政府は、医師……

第58回国会 社会労働委員会 第14号(1968/04/09、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 先般来、北九州市の病院に関します給食施設を民間に委託をする、この問題をめぐっていろいろ御見解を承ったのでございます。やはりこの病院給食というものは治療の一環でございますので、したがって、そういう給食業務というものが民間に委託されますと、医療の質が低下をする、そういうことで私どもはいろいろ御見解を承ったのでございますが、不幸にして北九州におきます給食業務というものが、四月一日から民間に移行をされました。私ども当初心配いたしておりましたように、四月一日、民間業者が業務を開始いたしました初日でございますが、この初日の夕食の給食におきましては、三名の自家中毒患者が実は出てまいったわけ……

第58回国会 社会労働委員会 第16号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 最近合理化政策がだんだん進んでまいりますと同時に、それらを受けて、企業内の一部業務というものが下請業に出されるという傾向というものが非常に強まってまいりましたことは、御承知のとおりであります。 ところが、そういう下請あるいは合理化政策の善悪は別として、そういう政策が進んだためにこの現行法が著しく犯される、こういう傾向が出てまいりましたことは、まことに遺憾だと考えておるところでございます。特に先般来も、国鉄の下請問題、あるいは北九州市立病院の下請問題、それからさらには、この特会法を中心としていろいろ論議されました国立療養所あるいは国立病院の下請問題、こういう問題が具体的に出てま……

第58回国会 社会労働委員会 第17号(1968/04/19、31期、日本社会党)

○河野(正)議員 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました駐留軍労働者の雇用安定に関する法律案の提案理由並びにその骨子について、御説明を申し上げます。  御承知のように、この法律案はわが党から数回にわたって提案いたしてまいったものでありますが、残念ながら成立を見なかったのであります。しかしながら、日本社会党が再三再四にわたってこの法律案を提案いたします理由は、この法律案が駐留軍労働者が雇用の安定と生活確保のために、必要欠くべからざるものと判断しているからであります。  これまでも強調してまいりましたが、駐留軍労働者の地位はきわめて不安定であります。三十九年には、アメリカのドル……

第58回国会 社会労働委員会 第18号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 最近労使問題として一つの特色でございますのは、企業の合理化というものが積極的に推進される、そういう合理化攻勢の中での労使紛争というものがかなり激化する方向をたどりつつあることは、私どもも今日まで非常に遺憾に感じてきた点でございます。特に労使問題というものは、労使間の円満な話し合いということがきわめて大事な問題でございまして、そういう意味でやはり労組法の第六条、この精神というものがお互いに尊重をせられなければならぬ。その労組法第六条の交渉権というものをお互いが尊重する。そのことが一つには労使紛争を円満に解決し得る一つの条件にもなるだろうということを私どもは痛切に感じておるわけで……

第58回国会 社会労働委員会 第23号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 先般来審議が続行されております戦傷病者戦没者遺族等援護法についての質問を行なうわけでございますが、今日まで約二十次にわたる改正が行なわれて、今日の現況に至っておるわけでございます。しかしながら、その給付内容の点から見て、それが今日の一般国民の生活水準の向上に見合っておるのかどうか、あるいはまた、物価の動向に応じておるのかどうか、こういうような問題点がございますし、また一方におきましては、それならば、はたしてこの援護法なるものが一切の戦争犠牲者にあまねく行き届いておるのかどうか、こういうような諸点を残しておるわけでございますが、いずれにいたしましても、結論的に申し上げますと、な……

第58回国会 社会労働委員会 第24号(1968/05/10、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 先ほど来、厚生大臣からもお述べがございましたように、身体障害者福祉問題というものがますますその重要性を加えてまいりまして、そしていろいろな施策が行なわれつつあるわけでございます。もちろん今度の光明寮設置についても、そういう精神に基づいてこの設置が行なわれるものと私どもは理解をするわけでございますが、特にこの光明寮設置について重点的な方針がございますれば、ひとつこの際お聞かせをいただきたい。
【次の発言】 視覚障害者の職業を開拓して、そして社会情勢というものがどんどん進んで複雑化するわけですから、それらに対応して視覚障害者等の生活権を維持する、そういうことがおもなねらいだろうと……

第58回国会 社会労働委員会 第29号(1968/06/03、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 本日は、米軍基地と労働災害との関連について、二、三質問を行なってみたいと思います。  そこで、それに関連をして、昨日の夜十時四十五分ごろ、目下建築中の九州大学工学部の校舎に、米軍第五空軍に所属いたしますジェット戦闘機F4ファントムが墜落をいたしまして、そして炎上するという事故が発生をしたわけであります。従前は百名前後の作業人員がおったそうでありますが、幸いにしてきのうは日曜のことでございますし、人員は一もいなかった。しかし、いずれにしても学園に迷彩を施したジェット戦闘機が墜落をする、このこと自身は、非常に重大な点だと思うわけであります。特に今日まで板付基地周辺におきましては、……

第58回国会 大蔵委員会 第23号(1968/04/12、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 いわゆる今回の特会法は、法文そのものはきわめて簡単でございますけれども、しかし、その背景にまつわりまする問題は、非常に重大な、多くの問題をはらんでおるというふうに私は考えておるわけでございます。  しかしながら、きょう割り当てられた時間も非常に制限がございますので、多岐にわたってお尋ねするわけにまいりませんので、したがって、問題点を要約してしぼって、ひとつ御見解を承っておきたい、こういうように考えるわけでございます。  そこで問題の性質上、まず第一にお尋ねを申し上げておきたいと思いまする点は、これはもうすでに委員会でもいろいろ言われてまいったと思いまするけれども、今度の特会法……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 社会労働委員会 第4号(1968/09/17、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 国鉄の五万人合理化問題をめくりまして、今日国鉄労使の間で紛争状態が続いておりますことは御承知のとおりでございます。先般十二日には十二時間のストライキ、これは私ども仄聞するところによりますと、組合結成以来初めての大規模の実力行使だった、こういうふうにいわれております。しかも、さらに二十日にも第二波が予定されておることを聞いておりますし、また事と次第によっては、十月一日のダイヤ改正にあたっても、第三波が警告をされておるというふうに私ども承っておるところでございます。したがって、こういう紛争が続いてまいりますと、貨車あるいは客車のダイヤが乱れるし、そのことが結果的には国民の経済、あ……

第59回国会 社会労働委員会 第5号(1968/10/08、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 現在、休会中に行なわれておりまする委員会というものは、原則的には一月一回の委員会でございますから、きわめて貴重な国政審議の機会でございます。したがって、私どもはこの休会中の委員会の開会につきましては、国民の負託にこたえる意味におきましても、きわめて大きな期待をいたしておるところでございます。しかるに、このたび厚生大臣が、委員会の開会を承知しながら沖繩に出張いたしますることは、一面におきまして、私はやはり国会軽視のそしりを免れないと思います。同時に、厚生大臣不在のために、この委員会におきまする審議が滞りますことは、国民のためにもまことに悲しむべき事態だと思います。そういう意味に……

第59回国会 社会労働委員会 第6号(1968/10/30、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 御承知のように、目下関西から九州、四国にわたりまして、いわゆる北九州のカネミの米ぬか油、ライスオイルでございますが、このライスオイルに基づきまする被害者というものが、ばく大な数になってあらわれてまいっておるわけでございます。一番新しいところによりますると、大体二十三府県にまたがっておって、その数も大体一万一千七百名をすでに突破をした、こういうふうにいわれておるのでございます。このような非常におびただしい数の中毒患者と申しますか、こういうケースは、去る昭和三十年に森永のドライミルク事件という砒素事件がございましたが、それ以来の非常に大きな食品公害事件でございます。しかしながら、……

第59回国会 社会労働委員会 第7号(1968/11/12、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 前回の委員会に引き続いてでございますが、その後、北九州におきまするライスオイルの中毒事件というものが、だんだん進展を見せてまいりました。  御承知のように、一つには、十一月四日、九大の油症研究班が、あるいはまた一方におきましては国立衛生試験所におきまして、油症患者が使用いたしましたカネミ倉庫のライスオイルから四千ないし六千PPMの有機塩素が混入しておったことを正式に確認したと発表いたしてまいりました。いま一つは、この油を使用いたしました油症患者の肉体から有機塩素というものを検出しようということで急いでおったわけですが、これまた、九大の油症研究班の分析部会が九日に、油症患者の皮……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 社会労働委員会 第3号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 先般来、北九州におきますカネミのライスオイルに基づく油症患者事件、この事件がこの委員会におきましてもいろいろと追及されてまいったわけでございます。ところが、その後の状況を見てまいりますると、この医療対策は全く確立されておらない。したがって、治療効果というものもはかばかしくない、むしろ患者の状況は増悪の傾向をたどりつつある、こういう状況もございます。それからまた、この油症のために、いろいろと経済的に生計を大きく圧迫をしてまいっておる事実もございます。ところが、そういった医療対策が確立されない、治療の効果がはかばかしくない、しかも経済的には生計を大きく圧迫する、にもかかわらず、こ……

第61回国会 社会労働委員会 第4号(1969/03/18、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 現在、労働大臣御承知のように、春闘が展開をされておるわけですが、きょうは具体的な問題も取り上げるわけでございますけれども、まず第一に、労働者の賃金のあり方について、ひとつ労働大臣の見解を承っておきたいと思います。  御承知のように、今日、日本の経済というものが大幅に成長をいたしてまいりました。もう生産高のごときはすでに自由世界で第二位、こういう状況に発展をしたわけですが、さればといって、国民の平均所得というものは必ずしも上昇していない、世界で二十一番目だ。こういうふうなことが国連統計においても明らかにされておるところでございます。  したがって、今日、春闘における大幅賃上げと……

第61回国会 社会労働委員会 第7号(1969/04/03、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 本日は、いま社会的に非常に大きな問題となっております公害対策について、若干質疑を行なってまいりたいと思います。  わが国の経済が急速な進歩を逐げまして、そのことは非常にめでたいことですが、ところがこれに伴って環境汚染の問題が極端にあらわれてまいっておることは、御案内のとおりでございます。したがって、こういった環境汚染に対して強力な施策を実施しなければならぬ、これが当面の急務と思います。私ども、先般社会党として、こういった環境汚染の問題をいろいろ総点検しようというようなことで総点検を行なったわけですが、実際には、現地へ参りますと、行政指導の欠除、あるいは公害対策の不統一、あるい……

第61回国会 社会労働委員会 第8号(1969/04/08、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 本日は労働災害ということですが、御承知のように、ここ数日間をとらえてまいりましても、荒川放水路の事故がございましたし、また北海道におきまする雄別炭鉱の事故がございましたし、さらに東大病院におきまする高圧酸素治療タンクの爆発事故、こういうふうな事故が相次いで起こってまいりまして、日々の新聞には労働災害の記事が載らない日はないというふうな、まことに残念な状況でございます。そこで、いままで荒川放水路事故につきましてはいろいろ論議されましたので、私は、特に今回の東大におきまする高圧酸素治療タンクの爆発事故にしぼって、いろいろ労働災害についての質疑を行なってまいりたいと思います。  特……

第61回国会 社会労働委員会 第11号(1969/04/22、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 本日は二点の大きな問題について質疑を行ないたいと思いますが、質疑の時間の問題もございますので、お答えになるほうは簡明、的確にひとつお答えを願いたいと思います。  そこで第一は、アメリカの基地労働者の問題についてお尋ねをするわけですが、きょう特に冒頭にお尋ねをしてまいりたいと思いますのは、板付基地に常駐しておりましたRF101迎撃偵察中隊が、当初二十日ということでございましたが、本日を期して、米本国ミズーリ州リチャーズ・ゲーボア基地に引き揚げる、そして今後は事実上板付基地が予備基地となるということでございます。     けさ方の報道によりますると、この引き揚げを実施いたしており……

第61回国会 社会労働委員会 第12号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 いまいろいろ同僚の後藤委員のほうから多面にわたりまする質問があったわけですが、今日まで年々戦傷病者、戦没者の遺族に対しまする援護法が改善をされてまいりました。その改善されてまいりましたにつきましては、私どもも大いに多とするところであります。また、今回の改正によりましても、恩給法の改正に伴って傷病恩給あるいは公務扶助料が改善をされるということでございますから、これまた私どもの多とするところであります。ただ新しいケースとしては、今回に限って旧防空法の規定によりまする防空監視隊員が軍人、軍属の範疇に入れられるという意味で、私どもも喜んでおるところでございます。  ところが、こういう……

第61回国会 社会労働委員会 第13号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 援護法については昨日に続いての質疑でございますので、できるだけ簡明にお尋ねをしてまいりたいと思います。ただお答えのほうは、遺族に対する答えでもありますので、誠意あるお答えをひとつお願いをしたいと思います。  そこで、きのうに続いての第一の質問としては、未帰還者の問題です。戦後を終結させるためには、どうしても未帰還者の問題を解決しなければならぬ。これは当然のことでございますので、この点について、後ほど具体的な例等をあげて、若干お尋ねをしてまいりたい、かように思います。  そこで、今日未帰還者数がどういう実情であるのか、これは局長でけっこうですから、お答えをいただきたい。

第61回国会 社会労働委員会 第17号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 いま後藤委員からいろいろ最終的な質問がございましたが、さらに一、二簡単に私からもお尋ねをして、労働省の善処をお願いをしたいと思います。時間がございませんから端的に申し上げますから、お答えのほうも、簡明率直にひとつお答えを願いたいと思います。  その一つは、この公共職業訓練に対して自動車車体整備科をぜひ設けてもらいたい。これは従来自動車の整備というものは、大部分がエンジンを中心として考えられてきた。しかし最近の経済情勢その他によって、むしろエンジンの整備というよりも車体整備というものが自動車整備の中心になっておる、また非常に大きなウエートを占めておる、こういうふうな情勢の変化と……

第61回国会 社会労働委員会 第23号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○河野委員 いま後藤委員から、いろいろ内部疾患あるいは精神障害者に対する適用問題についての議論があっておるわけですが、それに対する局長の答弁を伺っておりますと、確かに一部についてはお答えになったと思うのです。しかし私は、後藤委員のすべてについての回答だというふうに理解するわけにはいかぬと思うのです。  私どもも、内部疾患に対してどれどれに適用をはかっていくのかというようなことについては、非常に技術的にむずかしい面があることは承知いたしております。しかし、その中でも最も単純なのは精神障害者だと思うのです。しかも一方においては、重度精薄については適用が行なわれておるわけですね。主としてこれを中心と……

第61回国会 社会労働委員会 第31号(1969/06/26、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 せっかく総理大臣の出席をいただきましたので、この際、国民がきわめて重大な関心を持っております健保特例法にまつわります点について、若干お尋ねいたしたいと思います。  そこで、まずお尋ねをいたしたいと思いますのは、佐藤総理の政治信条の問題についてでございます。御案内のように、国民は今日、生命と健康の問題でございますから、そういう意味で健保特例法につきましては重大な関心を持っておるところでございますが、それが不幸にも、先週十九日の午後八時五十分、一方的に強行提案が行なわれたわけです。これは私ども当委員会におきましては、私どもの先輩が長い間つちかってまいりました慣例がございます。法案……

第61回国会 社会労働委員会 第33号(1969/07/02、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 御案内のように、この健保特例法と抜本改正というものは不即不離の立場にあるわけですね。というのは、これは二十六日、総理もおっしゃっておるように、また厚生大臣も予算委員会その他の委員会においていろいろお答えになっておるように、どこまでも暫定的な措置であるということです。そこで私どもは、この特例法というものと、いま申し上げます抜本改正というのは、不即不離の立場にあるわけですから、したがって、この抜本改正というものがどういう形のものであるかということは、非常に重大な関心を持たざるを得ぬと思う。そうしませんと、健保特例法が通ってしまったら、次に出てきた抜本改正というのは健保特例法とちっ……

第61回国会 社会労働委員会 第40号(1969/09/10、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 きょうは、労使関係の問題について、若干質疑を行ないたいと思います。  元来、労使関係というものは、労使双方間の信頼性というものが確立されなければならぬ。そして初めて、企業は企業、あるいは国の機関は国の機関としての職務というものが円滑に運営できるわけですから、そういう意味で私どもは、やはりこの労使関係というものはきわめて重視をしなければなりませんし、また労働組合法を見てまいりましても、その点は明らかに明記をされておるところでございます。  そこでまず、基本的な問題として労働大臣にお伺いをしておきたいと思いますが、この労使関係というものは、お互いに正しい意味での協調というものが行……

第61回国会 社会労働委員会 第41号(1969/10/09、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 御承知のように十月六日、富山県伏木港におきまして貨物船「熊福丸」で三名の釜山帰りの船員がコレラ保菌者ということで隔離をされました。ところが、この間ずっと経過をたどってまいりますというと、当初韓国でコレラ患者が発生をした。しかしそれはビブリオ菌による食中毒だ。そこで九月五日には関門すなわち門司検疫所、北九州でも防疫体制を解除した。ところが、九月九日、新型のコレラ、こういうWHO(世界保健機構)に対する報告があって、そこでまた政府としては大あわてでこの水ぎわ作戦を再開する。ところが、厚生省も現地においでになったようですけれども、九月十七日には、あれは新型ではないのだ、エルトール型……

第61回国会 予算委員会 第11号(1969/02/14、31期、日本社会党)

○河野(正)委員 若干論旨が相前後するきらいがございまするけれども、委員会の運営の都合等もございますので、私は、まず第一に、沖繩におきまする労働布令の問題について、若干触れてみたい、こういうふうに考えます。  元来、沖繩におきまする全軍労あるいは沖繩住民は、布令第百十六号そのものをひとつ廃棄してもらいたい、こういう強い意向であったわけでございます。ところが、案に相違をして、この一月の十一日には、新しく御案内のような新布令が公布をされたわけでございます。  ところが、この新しい労働布令というものは、むしろ従来の百十六号布令よりも大きく労働者の権利を圧迫し、また住民の権利を圧迫するというようなこと……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○河野(正)分科員 私は、目下問題になっております東京北区王子の米軍野戦病院設置問題について若干お尋ねを申し上げたいと思います。  私どもがこの問題を特に重要視いたしております点は、一つにはアメリカのベトナム戦争協力といった基本的な問題がございます。それからいま一つは、やはり学生と警官隊の激しい衝突、これも決して無視をしてはならぬというふうに考えます。それからいま一つは、すでに御承知のように、東京都議会におきましても、社会、公明、民社、共産党によりまして、王子野戦病院開設に対します反対の意見書が多数で採択された、こういうような問題点がございます。なお具体的な諸問題につきましては、逐次申し上げて……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1969/02/28、31期、日本社会党)

○河野(正)分科員 時間がございませんから、ひとつお答えになる方は簡明的確にお答えをいただきたいと思います。  御承知のように、今日公害問題がきわめて大きな社会問題化しつつあるわけでございますが、特にきょうは防衛でございますから、基地公害についてお伺いをしてまいりたい、かように考えます。  そこで、全国百五十カ所近い基地がある中で、特に米軍の飛行場を中心として起こってくる公害、とりわけ騒音、振動等によって起こってまいりまする公害、この点についていろいろ一般的に言われておりますのは、かなり大きな影響力を人身に与えておるだろうということです。これは一般的な常識であるわけでございますけれども、政府と……



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データ更新日:2023/02/05

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