永末英一 衆議院議員
31期国会発言一覧

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永末英一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永末英一衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

永末英一[衆]本会議発言(全期間)
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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第53号(1969/06/27、31期、民主社会党)

○永末英一君 私は、民社党を代表し、ただいま上程されております防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、反対をいたします。(拍手)  われわれは、国際情勢の現実を直視し、現行憲法のもと、わが国の安全を保つためには、自衛力の保持が必要だと考えております。もちろん、究極的な世界平和は、世界国家の実現に待たなければなりません。この目標を追い求めるのが、われわれ民主社会主義者の任務であります。したがって、主権国家の属性とされている軍事力は、核戦力であると通常戦力であるとを問わず、お互いの交渉によって凍結、縮小、廃止せしむべきものだと考えております。(拍手)しかし、この理想が達成されるまでは……

第61回国会 衆議院本会議 第64号(1969/07/24、31期、民主社会党)

○永末英一君 私は、民社党を代表いたしまして、沖繩における毒ガス問題に関し、政府に緊急質問を行ないます。  いま世界は、あげてアポロ11号による人間最初の月着陸の壮挙に対し、歓呼の声をあげています。 それは、このことが人類の進歩を意味するものだからであります。この限りにおいては、アメリカが人類の進歩に対して果たそうとしている善意をたれしも疑うものはないでありましょう。ところが、この一連の輝かしい歴史的事件の展開のさなか、突如としてアメリカの善意を全く疑わしめるどす黒い事実が暴露されました。それは、沖繩における毒ガス事件であります。(拍手)  毒ガスは、核兵器にまさるとも劣らぬ非人道的兵器であり……

永末英一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

永末英一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1967/04/26、31期、民主社会党)

○永末委員 最初に、先ほどちょっと出ました沖繩船舶に日の丸を掲揚する問題ですが、本日掲揚されておりますか。
【次の発言】 諸手続とは、どういうことがひっかかっているのですか。
【次の発言】 布令の改正というのは、三月一日に日米協議委員会でこのことが合意を見ておって、すでに五十日以上もたっておる。布令の改正というのは、アメリカ側における議会とかなんとかというようないろいろな諸機関を経由することなくできる行為ではないか。しかるにかかわらず、五十日たってそれができぬというのは、何か原因があるのじゃないですか。
【次の発言】 世間では、協議委員会で合意を見た以上は、一番早い機会にこれが実現できるものだ……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第5号(1967/05/02、31期、民主社会党)

○永末委員 この前の総務長官に対する経済に関する質疑がしり切れトンボでございましたから、まとめます。  この前申し上げましたのは、援助の目的をはっきりさせて、その性格を明確にして日本政府としては援助をすべきである、これに関連しつつ質問をしてまいりましたが、いまのやり方は、アメリカ側から提出されました項目について援助費をつけておる、こういう形になっている。しかし、沖繩としましては、たとえば戦後処理の問題については、日本政府は全然タッチをせずに今日まで立ち至っていると考えております。したがって、アメリカ側が提示する項目の中で、日本政府が日本の本土内でやってきた戦後処理と同様のものを一体組み入れられ……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第7号(1967/05/16、31期、民主社会党)

○永末委員 外務省の方がおられますのでちょっと承りたいのでありますが、過般のこの委員会で沖繩船籍の船舶に日の丸を掲げる件について外務省としてアメリカ側と折衝するところがあり、大体において結論に達しておると伺っておりますから、この委員会においてその結果をひとつ御報告願いたい。
【次の発言】 この法案について質問いたしますが、この法律によって権利を持つもの、すなわち、第一条によりますと、内地において受給資格を持っておる者が沖繩地域において失業した場合、こういうことが一つの場合ですね。そうしますと、沖繩地域における個人がこの法律によって権利を持っておる、このように解釈いたしますが、いかがでありますか……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第8号(1967/05/30、31期、民主社会党)

○永末委員 一九六五年一月十三日の佐藤・ジョンソン共同声明の中に、アメリカの大統領は「極東における自由世界の安全保障上の利益がこの願望」、すなわち施政権返還でありますが、「この願望の実現を許す日を待望していると述べた。」と書き上げられております。それから一九五七年六月二十二日の岸総理とアイゼンハワー大統領の共同声明に、「大統領は、脅威と緊張の状態が極東に存在する限り、合衆国はその現在の状態を維持する必要を認めるであろうところを指摘した。」ということが書き上げられております。 防衛庁長官は、この二つの声明は同じことだと思いますか、違うと思いますか、御見解を承っておきたい。

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第10号(1967/06/06、31期、民主社会党)

○永末委員 お二方の沖繩問題に対するいろいろなごあっせん、御熱意、まことに敬意を表します。  そこで、私は二つ伺いたいのですが、第一点は、いまアメリカが沖繩にいる根拠について、みずからどういう得心をさしておるかということなんです。先ほど一九六二年のケネディ大統領声明の話が出ましたが、われわれが聞いておりますと、一つには平和条約三条を公式には言っておる。ところが、昨日沖繩立法院の方々が来られましたときにも、すでに現地でも平和条約三条だけでは貫き得ない、そこで新しく、たとえば一昨年の佐藤・ジョンソン共同声明、これが根拠なんだ、アメリカがあそこにいることを日本が別途認めているのだということを根拠にし……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第14号(1967/06/27、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております法案に対し賛成をいたします。  世界の平和は、それぞれ各国の国民がお互いの状態に対して共通の認識を持ち合うということが基本的な条件であります。いまや通信衛生を通じ同時刻に各国の国民が各国の状況を知り得るという状況に達しました。わが沖繩も、この先島地方におきましては、そういうことが世界的規模で行なわれているにかかわらず、いまだそのいわば余沢に浴し得ないというようなことは、まことに残念なことでございます。しかし、世界の範囲までいく前に、日本の本土と沖繩の人々とが相互の状態をテレビを通じて知り合うということがまだ実現されてい……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第15号(1967/06/28、31期、民主社会党)

○永末委員 外務大臣に伺います。  佐藤・ジョンソン会談以来、沖繩の施政権返還について日本政府はアメリカ国政府と交渉されたことがございますか、伺いたい。
【次の発言】 外務大臣のお話をもう一ぺん確かめますが、いろいろな沖繩県民の要望する問題について外交折衝をされるということは、施政権返還を一途にしていなければおかしな話だと思うのです。目標がない。そこで、そういう問題をあなたはやはり施政権返還交渉の一部だと考えてその折衝を続けられましたか、伺います。
【次の発言】 わが国でアメリカ政府と折衝し得る能力を持っているのは、内閣総理大臣とあなたなんです。ところが、いまのあなたのお話を聞いておりますと、……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第16号(1967/07/04、31期、民主社会党)

○永末委員 寺嶋さんにお伺いしたいのですが、特別調査委員会では六つの部会に分けられておる。五つまでお話を伺ったのですが、第六番目の、法的地位ないしは統治機構、そういうことで調査になりまして御意見がまとまっておりますれば、ひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 ひとつぜひ法律的にその面からの御解明をいただくようお願いしたいと思います。  もう一つは、立法院というものができて、そこで法律をつくっておるわけですが、もし立法院を主体にして沖繩住民の行動を法律的に規制しようとすれば、それを主たる軸として沖繩の行政が行なわれねばならぬとわれわれ思うわけですけれども、布令、布告という、占領中につくったもの……

第55回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第19号(1967/07/21、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま提案されております沖繩問題等に関する決議案に賛成をいたします。  初めて衆議院に沖繩問題等に関する特別委員会が設けられ、その委員会の一応の終了時にあたってこの決議案を決定することは、まことに時宜を得たものとわれわれは考えます。この機会に、この問題に対するわが民社党の見解を披瀝して、われわれの賛成の意のあるところを申し述べたいと存じます。  第一は、沖繩に関する施政権の返還の時期はすでに来ておるという点であります。申すまでもなく、われわれの同胞百万という人々が、二十二年にわたっていまだに非合理な異民族の支配下に置かれておる。このことは、当然一刻……

第55回国会 大蔵委員会 第5号(1967/03/28、31期、民主社会党)

○永末委員 今回の総選挙は、何か政界に黒い霧がただよっておったというようなことが国民の頭にあって選挙が行なわれたようであります。その黒い霧の一つは、政治家の収入というものがまことに正規のものではないのではないかというような点が一つ、もう一つは、その収入した政治家が正当に税金を払っていないのではないか、分ければこういう二点について黒い霧というようなものがうたわれたように思います。それかあらぬか、今回の総選挙では百三十名以上の新人代議士が出てくるというような、何か、それまでの国会を構成しておりました者にそういう黒い霧がかかっておったかのような予断を与えるような雰囲気、これが総選挙の前にただよってお……

第55回国会 大蔵委員会 第6号(1967/03/29、31期、民主社会党)

○永末委員 昨日、利子、配当の分離課税関係につきまして資料の要求をしておきました。その資料が出てまいったようでございます。それで、その資料に関連させながら、留保いたしておきましたもののみ質問をいたしておきたいと思います。  一つは、貯蓄と特別措置との関係を判断し得る表をお願いいたしましたところ、全国銀行一般預金の残高、十二月末におけるものが三十七年から四十一年まで出てまいっておりますが、あとございませんから、おそらくこれで判断をしろということではないかと思います。ところが、これで判断をいたしますと、三十九年、四十年、四十一年と一般預金残高は増大をいたしておりますけれども、別段特に増大したという……

第55回国会 大蔵委員会 第14号(1967/05/18、31期、民主社会党)

○永末委員 大蔵大臣が来られましたので、大蔵大臣に御質問申し上げたいと思います。  今度の所得税法等の改正にあたってもいろいろ御苦労なすっておられると思うのです。しかし、この法案を提出されるについての大蔵大臣の基本的な考え方をこの際伺っておきたいと思います。  それは、このごろの日本の国は都市化現象が進んでまいりまして、家族が細分化されてまいる。すなわち、一人一人の人間が自分の暮らしを自分の収入に見合って立てなくてはならぬ、こういう形になっておると思います。社会学者はこれを大衆社会と呼んでおりますが、そういう社会になっておるときに、税金をとられるということと、そのとられた税金が自分の暮らしにど……

第55回国会 大蔵委員会 第18号(1967/05/25、31期、民主社会党)

○永末委員 租税特別措置法関係について質問申し上げます。  租税特別措置法ができましてからたくさんの租税特別措置がございますが、主税局長、その項目は何項目くらいあるのですか。
【次の発言】 三十九といたしまして、その中で期限の定めのないもの、期限の定めのあるもの、分けてください。
【次の発言】 当分の間というのは、二、三年も当分だし、十年も当分だし、あるいは二十年も当分だということになりますと、これは大問題でございますから伺っておるのでありまして、三十九項目のうち十八が期限のないものといたしますと、あと幾らですか、大体半々になりますか、二十一が延長したもの、延長を重ねてきたもの。その延長を重ね……

第55回国会 大蔵委員会 第19号(1967/05/26、31期、民主社会党)

○永末委員 印紙を売りさばいている売りさばき所というものがありますが、この売りさばき所の性格ですね。売りさばき所というのは、小売り店みたいな感じですが、印紙、つまり税を表示した紙を売っておるわけでありますから、小売り店ではないと思うのですが、一体どういう性格だとお考えですか。
【次の発言】 売っているところはそうだと思うのですが、納税するのはいつ納税するのですか。
【次の発言】 そうしますと、普通の納税でありますと、国税を収納するところに持っていって、現金なら現金、その他のものを税額相当分を納めて、それがはっきりわかったときに義務が消滅するわけですね。この場合は、印紙を買ったときにも関係はない……

第55回国会 大蔵委員会 第22号(1967/06/02、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、民主社会党を代表いたしまして、本案に対して賛成をいたします。その賛成の趣旨をこれから申し上げたいと存じます。  わが国の社会構造は、一路都市化の方向へ向けて進んでおります。都市化というのは、人口の都市集中、それに伴って減少してまいります住宅、生活環境、交通あるいはまた公害、いろいろな問題が集中してまいるわけでございまして、地方公共団体は、言うなれば第一義的にそれらの問題に対して対処しなければならぬ、こういう責務を負うておるのであります。すなわち、地方公共団体の事務量は爆発的に増加しつつある。したがって、国は、この地方公共団体の事務の増大に伴う国の制度、そうしてまた財政措置に対……

第55回国会 大蔵委員会 第33号(1967/07/18、31期、民主社会党)

○永末委員 大蔵大臣にお伺いいたしますが、今度国債整理基金特別会計法の一部を改正するにあたって、久しぶりに百分の一・六という定率積み立てをやるということをきめられました。いままでの御説明を伺っておりますと、何か六十年という期間を目ざしておるというのでありますが、これは一体、その説明のしかたは、いまこの基金が対象にしておる国債、すなわち一兆一千億円程度のものは六十年間は政府はくずさない、――徐々にくずしていくでしょうけれども、くずさない、こういうことを国会に、法律的ではございませんが、承認をしてほしい、こういうお気持ちですか。
【次の発言】 私の伺っておるのは、そういう借りかえとか、いろいろなこ……

第55回国会 大蔵委員会 第34号(1967/07/19、31期、民主社会党)

○永末委員 私は酒の価格の問題でお伺いをしたいと思うのですが、二級酒の価格、これに問題をしぼってお伺いをしたいと思います。  現在の酒の価格は統制価格ではございませんけれども、二級酒の価格にA価格とB価格というものをきめて、それで指導しておられる。そのA価格とB価格というのはどういう根拠できめておられるのですか、お伺いします。
【次の発言】 いま間税部長のお話で、銘柄の強弱というものが一つのA、B価格を区別する基準だ、こう言われましたが、実際は、ある地域、つまり酒の主産地に対してA価格、B価格というような指導を強くしておられるように思います。地域別にやる例はございますか。

第55回国会 内閣委員会 第26号(1967/06/30、31期、民主社会党)

○永末委員 防衛二法案というのは、四十八回国会以来出て通過していない。防衛庁長官、なぜ通過していないとお考えか、御意見を伺いたい。
【次の発言】 いま長官のお話の中で、他に重要法案もこれあり、何か防衛二法はあまり重要でないような御感覚で言っておられるような気がしますが、防衛庁長官の努力が不足で通過しなかったというような御意見です。私から、一体どっちを向いて努力しているのかと言いたい。それはもし国民がこの法案が重要であるということを強く認識しておるならば、これは通せという世論が出てくるでしょう。ところが、いままで長年かかってこれが通過しなかったというのは、これに対する重要度が一つもわかっていない……

第55回国会 予算委員会 第7号(1967/03/27、31期、民主社会党)

○永末委員 私は民社党を代表いたしまして、春日一幸、曽祢益両委員のあとに続きまして、防衛問題を中心に政府の考え方をただしたいと存じます。  今回政府は第三次防を決定をいたしました。同時にまた、核をめぐる国際的な再編成の機に遭遇いたしております。さらに、第三次防は、その年度内に安保条約の一応の期限切れを迎える、こういうことでございますので、この際、私は特に佐藤内閣の防衛問題の基本的な考え方、これをただしたいと存じます。  われわれ民社党は、防衛問題の取り組み方といたしましては、何よりも政府が国民生活を安定発展せしめる政策を実施すること、これが先決だと考えますと同時に、その外交方針は、わが国を敵視……

第55回国会 予算委員会 第16号(1967/04/28、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、民主社会党を代表し、政府提出の昭和四十二年度予算三案について、政府はこれを撤回し、お手元に配付されております民社党の動議によりましてすみやかに組み替えを行ない、再提出するよう要求する動議を提出いたします。  本年度予算案は、佐藤内閣が総選挙の洗礼を受けた後の最初のものとして、佐藤政治の性格を判断する上に、きわめて重要な意味を持つものであります。経済を安定成長の路線に間違いなく乗せたか、社会開発や人間尊重を文字どおり実現しているか、佐藤内閣結成以来繰り返されてまいりましたこれらのスローガンが、予算によって実行され、政府がその責任を果たす二とは、黒い霧の続発によって国民の心の底に……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/11/10、31期、民主社会党)

○永末委員 御指名がございましたので、去る八月二十八日より九月一日の五日間にわたる衆議院沖繩派遣議員団の沖繩視察に関する報告を申し上げます。  本衆議院沖繩等対策特別委員会は、去る八月二十八日より九月一日の五日間にわたって、衆議院沖繩派遣議員団を結成し、初めて衆議院より公式に沖繩に派遣されました。  団長自由民主党臼井莊一君、日本社会党穗積七郎君、同じく自由民主党竹下登君、鯨岡兵輔君、小難恵三君、山田久就君、大村襄治君、日本社会党西風勲君及び民主社会党の私、永末英一の九名が、沖繩本島をはじめ、宮古島、八重山群島を視察して、現地において琉球政府、立法院議員その他各界代表と、沖繩の祖国復帰、施政権……

第56回国会 大蔵委員会 第4号(1967/11/14、31期、民主社会党)

○永末委員 先ほど大蔵大臣は、財政は硬直化しておる、何とかこの辺で正さなくてはならぬと思っておる、こういうことを言われました。その正す方向の内容をひとつお知らせ願いたい。
【次の発言】 窮屈になったのだから、とるものはたくさんとりたい、出すものは少なくしたい、こういうことが基本的な考えのように思いますが、そんなことを考えておるのですか。硬直化ということは、やりたいこととやれる量とを比べた場合に、その差がなくなっておる、窮屈になっておる。したがって、大蔵大臣としては来年度予算を組むにあたって、国民からもっととりたい、それから出すものは減らしたい、こういうことを考えておられるかどうか。


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第3号(1967/12/16、31期、民主社会党)

○永末委員 その問題ですが、いま諮問委員会の権限で御答弁がございましたが、共同声明では、経済上の障壁という問題の前に制度の一体化ということばを使っているが、この制度の一体化ということは、総理府はどういう解釈であるかお答え願いたい。

第57回国会 沖縄問題等に関する特別委員会 第4号(1967/12/22、31期、民主社会党)

○永末委員 佐藤総理は、沖繩返還を最大の目標として訪米されたと思います。したがって、沖繩返還後の沖繩の防衛についての構想を持ってアメリカと交渉されたと私どもは思っておりますが、はたしてあなたは沖繩返還後の沖繩防衛の構想を持ってアメリカと交渉されましたか、伺いたい。
【次の発言】 私が申し上げておるのは、アメリカ側のことを聞いているのではございません。沖繩が返還されればわが国の施政権が及ぶわけであるから、わが国の本土をわれわれが守る、日本政府が責任を持って守るごとく沖繩を守らなくてはならない。それに対するはっきりした方針なしに返してくれるということは、あなたは返してもらう交渉に行ったのではなくて……

第57回国会 大蔵委員会 第4号(1967/12/20、31期、民主社会党)

○永末委員 松隈さんに伺いたいのですが、先ほどたばこの問題のときに、あなたは最初、希望意見を申し述べる立場で、あとからはたたき台とか仮案だとか言われたが、一体あなたの税調の小委員会というのは直接税や酒税等の間接税と同じ比重でたばこのことを審議されておるのですか。その辺ちょっと伺いたい。
【次の発言】 税調というのは、ある場合にははなはだ便利な政府の隠れみのになるわけですね。しかし、税調が答申したことを政府は必ずしも一〇〇%行なっていない。こういうことですから、政府の都合のいいときは隠れみの、 つまり税調がやったからこうします、都合の悪いことは政府は独自で研究しておる。一番のいまの問題点は、いま……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第7号(1968/04/16、31期、民主社会党)

○永末委員 この諮問委員会ができまするもとは、佐藤総理とジョンソン大統領との共同コミュニケにあるといわれておりますが、最初、外務省はあの共同コミュニケを訳して、「高等弁務官の諮問委員会」、一カ月ほどたって、これがほんとうの訳でございますというので、いま使われているように、「高等弁務官に対する諮問委員会」、こう変えられた。英文は変わっておりません。なぜ訳を変えたか、まず伺いたい。
【次の発言】 他意があったと思うのですね。「高等弁務官の諮問委員会」といいますと、日本語では高等弁務官の下のという感じがしますね。「に対する」というと、何かあたかも高等弁務官と対等の資格を持つ諮問委員会のごとき感がする……

第58回国会 沖縄及び北方問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/19、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま上程されております暫定措置法案に対しまして、反対の意向を申し上げたいと存じます。  昨年十一月の佐藤総理とジョンソン大統領の声明において、あたかも両三年のうちに沖繩の祖国復帰がめどがつくような表現がとられておりました。しかし、アメリカ側がはたして同様の認識を持っているかどうか。私はきわめてこの点について疑問に思いましたので、最近アメリカに参りまして、二週目にわたって沖繩問題に関するそれぞれの担当者あるいは関係者に、この辺の調査をいたしてまいりました。残念ながら、その結論は、わが日本国内においていわれているように、はっきりと目標の期日を設定して……

第58回国会 内閣委員会 第5号(1968/03/12、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、予算委員会でわが党の委員が質疑をいたしましたアメリカ海軍軍人の妻がわが海上自衛隊の隊員を自動車の無暴な運転によって殺害、傷害せしめた事件について、法務省当局の法律的な見解をこの際承っておきたいと存じます。  第一点は、この犯人は他の一般の外国人あるいは内国人と同じ地位としていまお取り扱いになっておるかどうか、伺いたい。
【次の発言】 昨日の予算委員会では、外務省からは、この犯人を釈放したことについて、安保六条による地位協定、それに関係する合意議事録はこの釈放を義務づけたものではないという旨の答弁があったと聞いております。しかしそのことは、この合意議事録に記載されておるアメリカ……

第58回国会 内閣委員会 第12号(1968/04/12、31期、民主社会党)

○永末委員 今度、南方連絡事務所を沖繩事務所に変えて、そうして従来連絡事務所をやっておったものの上に協議事務をやる、このように御改正をなさろうとするわけですが、協議というのはどういうことですか。
【次の発言】 提案されておる法律は、アメリカ政府の管轄に属するアメリカ政府機関と協議するということでしょう。琉球政府ですか、どっちですか。
【次の発言】 それで総務長官、先ほどあなたが琉球政府など、うそですね。協議というのは、アメリカ政府の沖繩における機関、すなわち高等弁務官と民政府、この二つでしょう、協議の相手方は。はっきりしておいてください。


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第2号(1968/08/09、31期、民主社会党)

○永末委員 三月二十五日にスナイダー日本部長がアメリカの下院で証言をいたしました。その三日後の三月二十八日に、私はワシントン国務省でスナイダー日本部長と時間をかけて沖繩の問題について討議をいたしました。その結果の印象は、佐藤・ジョンソン会談は沖繩の返還について、時期については何らアメリカ側はコミットしていない、こういう印象を受けました。その印象のもとでもう一度日米共同声明を読んでみますと、沖繩の返還に関する日本国民の要望については、アメリカ大統領は十分に理解しておる。これは声明文にございます。わが佐藤総理大臣は両三年内に返還のめどをつけてほしいがごときことを強調したということだけであって、その……

第59回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1968/10/11、31期、民主社会党)

○永末委員 十月九日に日米協議委員会で国政参加、沖繩県民に関するものが一応の合意を見たというのですが、われわれは、沖繩県民の国政参加というのは、日本国民として沖繩県民に対し不当に制限せられておる権利を回復する、これが問題だと思うのです。ところが、この発表せられたものを見ますと、「一体化関係施策を含む日本本土の沖繩施策に沖繩住民の民意を反映させるため」というぐあいに、きわめて目的を制限した形で国政参加を認めたい、こういうような趣旨のようでございますが、一体その制限されている権利を回復する一つの手段として考えられておるのは何か。いまのような、いま政府がとっておる施策にのみ限ってものをいわそう、こう……

第59回国会 内閣委員会 第4号(1968/08/23、31期、民主社会党)

○永末委員 今回ソ連軍が他の四カ国とともにチェコへ侵入いたしました。日本におりますアメリカ軍の警戒配備は変わりましたか、変わりませんか。お答えを願いたい。
【次の発言】 確たる情報は入りませんが、変わっていないという程度ですか。防衛庁長官は米軍の警戒の態様が変わるかどうかを、あなたはわが国の安全の責任者として知る必要がある、こう思って、それを探索しようとはされませんか。
【次の発言】 わが自衛隊も何ら事前事後変化はございませんね。
【次の発言】 それは承っておきます。  さて、ソ連軍等は、チェコに武力占領いたしておる状況のようでございますが、チェコ自体はいまだ二つに分かれたような情勢はない。し……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1968/12/18、31期、民主社会党)

○永末委員 愛知さんは、この前ジョンソン駐日大使と会われたときに、B肥の嘉手納飛行場からの撤去を申し入れられましたか。
【次の発言】 嘉手納飛行場の近所に嘉手納中学がございますが、その中学の一年生の島袋さんというお嬢さんが作文を書きました。その作文の中で、あの十一月十九日の墜落爆発事故のときに、私はもう死ぬんではないかと思った、こういう思い詰めたことを書いておられます。そしてその作文の最後に、私たちも同じ人間です、それなのになぜ沖繩の人たちだけ苦しまなければならないのですか、これを全国の人たちに言いたいのです。これほど思い詰めてお嬢さんが書いておられる。このお嬢さん一人が言っておられるのではご……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第13号(1969/04/24、31期、民主社会党)

○永末委員 今回の沖繩における免許試験及び免許資格の特例に関する暫定措置法案という法律で、沖繩県民に対して、日本本土で成立していくこの法律が直接に一定の権利を与えることになりますね。
【次の発言】 いままでのいろいろな援助法みたいなものは、それができたときの立て方は、こちらで法律をつくると琉球政府側あるいは琉球立法院でそれに受け答えをする法律をつくる。わがほうの政府は琉球政府に見合って金を出す、こういうクッションが何かあって、そうして最終的に沖繩県民に、もとをたずねれば本土からの金が渡る、こういう立て方になっておる。この法律は、この法律によって直接に沖繩県民に属人的な権利を与える、こういう種類……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第15号(1969/06/17、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、愛知外務大臣と時期を前後しながら、アメリカ、ワシントンを中心にしながら各界の意見を聞いてまいりました。われわれ民社党は、特に議会筋の沖繩返還問題に対する感触を尋ねたわけでございますが、そういう角度から、ひとつこの際愛知外務大臣に明らかにしておいていただきたい諸点について、質問いたしたいと存じます。  一つは、六月三日、すなわち愛知外務大臣がニクソン大統領と会談された次の日、ニューヨーク・タイムズを読みますと、沖繩における核基地の撤去をすでにアメリカ政府がきめたというような報道がなされておりました。愛知さん、よくやったなという感じでよく見ますと、これは別に愛知さんとの会談でどう……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第16号(1969/06/19、31期、民主社会党)

○永末委員 関連。いま中谷君から意見がございましたが、これは沖繩の現在の状態というものは、サンフランシスコ平和条約の三条の問題はございますけれども、結局占領の状態が明確に続いておる。施政権者というけれども、われわれが依頼をしてそこに軍事施設やその他の施設をつくってもらったわけではない。これはアメリカが、たとえばフランスとの間で地位協定を結び、いろいろな施設を設置し、そしてアメリカ軍がフランスから撤退する場合にいわゆる賠償の問題が起こり、それをフランス政府とアメリカ政府との間で処置をしてきたというものとは全然違った形である。そこで、ぼおっと検討するのではなくて――結局きのうの外務委員会での外務大……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第19号(1969/07/03、31期、民主社会党)

○永末委員 沖繩における米軍基地の取得の原因別に法律上の根拠――法律がない場合もありますけれども、そういうことをこの際一応明らかにしていただきたいと思うのです。  そこで第一に、平和条約第三条で沖繩は米国の施政権下にあるといっておりますが、施政権下にあるいまの沖繩は、それ以前における占領状態とは法律上完全に変わっている状態だと思いますが、まずそれからお答え願いたい。
【次の発言】 占領中には個人の所有権、つまり個人の権利ですね、これは占領中のゆえをもってあたかも当然かのごとく、占領軍がこれをじゅうりんしておった。いまおっしゃったように、違うところというのは、特にその個人所有権、個人の権利と関連……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第20号(1969/07/08、31期、民主社会党)

○永末委員 第一に、沖繩における米の現在の流通のあり方というのをひとつ説明してください。その焦点は、わが本土との違いがどこにあるかということに焦点を置きつつ、ひとつ簡単に説明してください。
【次の発言】 第一に、その米の流れの面で、わが本土では食管会計をつくって、そして生産者から消費者に渡る一連のことをやっておりますが、それと見合って沖繩には違った形がとられていると思います。その違った点を指摘して説明してください。
【次の発言】 本土におきましては、最終の米を売るところは配給所という感覚がまだ残っているわけですね。ところが、沖繩では配給所という感賞はないと思うのです。その点をひとつ御説明願いた……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第21号(1969/07/10、31期、民主社会党)

○永末委員 先ほど伸栄丸事件について御報告がございましたが、防衛庁にちょっと伺いたいのですが、この精度はどのくらいと見ておられますか。きわめて精度の高いものと見ておられますか。
【次の発言】 その考えられる艦対艦ミサイルを発射する場合には、目標をちゃんと設定して撃っておると思うのです。したがって、その目標に関して精度が問題になりますけれども、しかし、相当な長い距離ではございますけれども、目標からとんでもないところに行くという場合は――とんでもないと言うのは語弊がございますが、核弾頭なら相当はずれても有効である。核弾頭でなければ、まさに命中しなければあまり意味がないわけですね。したがって、射程が……

第61回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第22号(1969/07/22、31期、民主社会党)

○永末委員 外務大臣に伺いたいのであります。  沖繩における毒ガスの事件は、お話によりますと、アメリカの公使から、外務省のお伺いに対して一応の答弁があった。それで終わったようですが、それだと問題の物質が沖繩に現在存在していることは、外務省は認めておられるのですか。
【次の発言】 返還のときの話は別として、現在の問題なんです。したがって、あなたは、この問題の物質が何であるかということを、どういう手段で、いつまでに明らかにしなければならぬとお考えになるか。
【次の発言】 だといたますと、現時点においても、あなたはこの問題の物質の撤去を要求する決意がある、こういうことですか。

第61回国会 内閣委員会 第17号(1969/04/18、31期、民主社会党)

○永末委員 いま航空局長は淡谷議員の質問に対する答弁中で、厚木とか横田とかという飛行場は接収飛行場である、こういうことばを使われました。それは運輸省の、いま米軍基地となっておる飛行場に対する公定のことばですか。
【次の発言】 あなた方のほうは接収――接収というのは、普通は占領されたときに接収される。安保条約ができてからは、安保条約上の一応権利義務関係として使用を許しているわけですね。しかるにかかわらず、いまなお接収という観念で運輸省がおられるということは重要問題なんです。一体、通常はどう呼ばれておるのか、それでどういう観念でおるのか、もう一ぺんはっきり答えてください。

第61回国会 内閣委員会 第19号(1969/04/24、31期、民主社会党)

○永末委員 昨日東京地裁で松川事件に関する国家賠償訴訟についての判決が下りまして、その判決は、結局公訴遂行のしかたについて検察官の側に真実義務にそむく点がある、違法か少なくとも過失があるものであったことは明らかである、こういうような判決をいたしまして、賠償を支払えということになりました。松川事件の内容あるいはその真実につきましては、一般の国民は裁判所の判決以外に知るところはないわけでございますが、ただその裁判所の判決が二転、三転しつつ最終的には無罪になり、そしてそれに関係づけて国家賠償の請求があり、そのことが一応地裁段階では判決が下りました。  さて法務大臣、これが始まってから最初の無罪になる……

第61回国会 内閣委員会 第20号(1969/04/25、31期、民主社会党)

○永末委員 関連。ただいま外務大臣がこの地位協定の五条に関する見解を申し述べられたのでありますが、五条は、一項、二項、三項ともに、重点は、アメリカの艦船並びに航空機がわがほうの港湾並びに飛行場を使用する場合に、どういうものを払わなくていいのだ、こういうことが書かれてあるわけですね。したがって、そういう観点からいいますと、第五条の読み方は、最初外務大臣が言われたように、この一項によってわが国におけるいかなる飛行場、いかなる港湾にも、アメリカの公の艦船並びに航空機が入れるのだということを書いてあるのではなくて、入る場合には着陸料や入港料は取りませんということを書いてある。これが地位協定の趣旨ではな……

第61回国会 内閣委員会 第33号(1969/06/19、31期、民主社会党)

○永末委員 お許しを得て、若干関連質問をさしていただきたいと思います。  沖繩返還の問題は、日本人全体がかからねばならない重要な問題であるとわが民社党は考えまして、そこで今回の愛知外相の訪米の交渉に際して、佐藤総理大臣は予算委員会では、返還後の沖繩の米軍基地の態様は白紙だというはなはだあいまいな態度でございましたが、これが一転して本土並み返還論を出された努力に対しては、われわれ民社党としてはそれなりに評価をいたします。しかし、今回の愛知訪米は、いうならば沖繩返還に対する門戸を開かしめたというのであって、いよいよこれからが問題だ。われわれもこの愛知訪米に前後して、民社党使節団を送りました。この使……

第61回国会 内閣委員会 第35号(1969/06/24、31期、民主社会党)

○永末委員 今回の防衛二法は、主として増員また新編成の問題でございますが、御説明を伺っておりますと、日米安保体制を前提としてものを考えておられる。伺いたいポイントは、その日米安保体制というものに対して、防衛庁は一体何を考えておられるかというその考え方の問題と、それからこの提案の中に盛られている量の問題と、その関係がしっくり国民にわかっているという段階まで説明が行き届いていないと思うのですね。それをひとつこの際明らかにしておきたいと思います。  第一番に、大体これは三次防の経過中でございますから、三次防は日米安全保障体制を基調としてつくられておるということでございました。だといたしますと、今回の……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1969/05/08、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、牛肉と米について伺いたいと思います。  菅野長官は関西の方でございますからこういうことを御存じだと思いますが、関西でカツレツといいますと、これは普通は牛肉のことですね。豚は特に豚カツと称する。ところが関東へ参りましてカツどんぶりを食べようと、こういいますと、その中に入っているものは牛肉ではなくて豚肉なんですね。だから関東、東京のほうはきわめて豚が多いということかもしれません。しかし別の角度からこの流れを見ますと、牛肉がこのごろ少なくなっておる。ここ四年来きわめて少なくなっておる。価格は非常に上がっておる。したがって、国民生活を見ておられる担当の大臣である菅野さんとしては、牛肉……

第61回国会 予算委員会 第17号(1969/03/03、31期、民主社会党)

○永末委員 私は、わが党の基本的政策である沖繩の本土並み返還、並びに安保改定に伴う地位協定改定の問題、さらにわが党の主張する自主防衛、すなわち専守防御の観点に立って、政府の防衛構想をただしたいと存じます。  政府はひとつ簡単に明瞭にお答え願いたい。違うことをお答えになりますと、ひとつ委員長、あれは時間超過ですから削ってください。
【次の発言】 防衛庁長官に伺います。沖繩におきますアメリカ軍の基地の性格を伺います。  第一、第四九八戦術ミサイルグループ基地、これはメースB基地でございますが、これは攻撃基地であるかどうか、伺いたい。
【次の発言】 第二、現在B52隊が沖繩の嘉手納基地に駐留をいたし……

第61回国会 予算委員会 第18号(1969/03/04、31期、民主社会党)

○永末委員 総理は、本予算委員会におきまして、沖繩基地について、これは攻撃基地ではない、防御的な基地、戦争抑止力、その一つだ、かように考える、こういう見解を披瀝されました。ところが、昨日の本委員会において、あなたの内閣の防衛庁長官は、私があげました例示としての七つの種類の基地、これらについて、攻撃基地であるということをお認めになりました。これでは佐藤内閣の見解が二手に分かれておる。国民は、一体総理大臣がどのような御認識を持っておられるかについて、深い疑惑の念を持たざるを得ないと思います。したがって、この機会に、総理のこの点に対する御見解を国民の前に明らかにしていただきたいと存じます。


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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第3号(1967/07/13、31期、民主社会党)

○永末小委員 宗教法人の収入の課税について伺いたいのですが、まず文部省の方、来ておられますので、宗教法人というのは、どういう収入でやっておるのですか、実態をひとつ明らかにしていただきたい。
【次の発言】 対象がたくさんでありますから、ぼけるといけませんのでしぼりまして、包括法人でないほうで、ある神社、ある社寺というようなものにしぼって伺いたいと思いますが、そういうある神社なり社寺なりが、昔建てましてもだんだんつぶれてくる、そうすると修繕しなければならない。その場合に、社寺なら檀家、神社ならいろいろな団体をつくって寄付を集めてやるわけでありますけれども、昔建てたときにはたくさんの金が集まったが、……

第55回国会 予算委員会第二分科会 第6号(1967/04/25、31期、民主社会党)

○永末分科員 昨年の三月一日に、健康保険問題の中で特に歯科診療の保険問題について、厚生省の意向をただしたのでございますが、それぞれの問題点について検討する、努力をする、善処をする、こういう答弁がございました。しかし、これらの問題点は急に起こった問題ではなくて、実にあるものは十年以前の長い歴史を持った問題で、これは早急に解決をしなければならぬ問題だ、こういうことでございましたが、一体この一年間、これらの問題点について措置されたことが厚生省としてあるとお考えなら、それをひとつ承りたい。
【次の発言】 中医協にかかる問題はいろいろございまして、中医協の会長の御方針が、一括まとまったところでひとつ厚生……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第1号(1967/10/11、31期、民主社会党)

○永末小委員 私は酒造用米のことを伺いたいのですが、本年度の酒造用米の値上げが決定いたしましたが、その経過をちょっと簡単に報告願いたいと思います。
【次の発言】 コスト主義と言いますが、生産者米価を上げる、米審にかけておる、消費者米価を上げる、米審にかけておる。酒造用米についてはそういうものはないですね。
【次の発言】 そうしますと、まあ酒造家にとっては原料が上がるというのは重大な問題だ、しかしそれは一方的で、酒造家の知らぬところできまる、そういう手続ですね。
【次の発言】 酒造業界に対する第一の行政官庁は国税庁ですわね。しかし米については、これは食糧庁長官が食管会計を持っていますからね、いろ……

第56回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1967/11/11、31期、民主社会党)

○永末小委員 このごろ京都の町々に物品税新設反対というステッカーが山ほど張られているのです。それはどういうことかというと、どうも繊維品を対象にした新しい物品税ができるらしいというので、京都は繊維の中小企業が多いですから、非常に戦々恐々としている。物品税新設を企てているかどうか、お答え願いたい。
【次の発言】 物品税と売り上げ税と、二つあるのですけれども、売り上げ税も新設は考えておりませんか。
【次の発言】 そうしますと、来年度は問題が多過ぎるが、それは長期的に考えていこうというのですか、どうですか。
【次の発言】 そうしますと、現時点では、次の通常国会に出す用意はないと了解してよろしいか。



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データ更新日:2023/02/05

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