このページでは永末英一衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○永末委員 外務大臣は、沖繩の返還が行なわれたあとの沖繩における米軍基地の機能と現在米軍が沖繩において持っている米軍基地の機能は変わると思いますか、変わらないと思いますか。
【次の発言】 佐藤・ニクソン会談の一つのポイントは、われわれ日本側は沖繩が返ってくれば、それは当然わが本土における米軍基地が取り扱われていると同じように取り扱われるべしというような考えであったと思うのです。少なくともわが民社党はそうです。アメリカ側は現在彼らが沖繩において軍事基地を保有し、これを使用している、そしてある機能を果たしておる。その機能が沖繩の日本復帰後もなお同様の機能を持つべしというのが彼らの立場であった。その……
○永末委員 防衛庁長官にお伺いいたします。
一九七二年に沖繩の返還が行なわれる時点を境にして、それ以前とそれ以後では沖繩における米軍基地の性格、役割りは変わると防衛庁長官はお考えですかどうですか。
【次の発言】 基地の状況が変わるということは、アメリカのこの地域における戦略もまた変わると判断されておりますか。
【次の発言】 その場合に当初基地の性格が変わるということは、ただ単に条約上の関係で変わると判断されておられるのか、それとも実態的に変わると判断されますか、いずれですか。
【次の発言】 もちろん、ある一つの状態は条約も含んでの状態でありますから、条約なしの状態は考えられません。私がお伺い……
○永末委員 防衛庁長官に伺います。
沖繩返還後の沖繩防衛に関して、日米間で事務折衝が五月二十六日以来続けられておりますが、この経過の御報告を願います。
【次の発言】 わがほうがわがほうの沖繩防衛構想を立てるにあたっては、アメリカの、返還後の沖繩における彼らの防衛構想を聞かなければ、ばらばらでは成り立たぬ話であると思いますが、したがってアメリカがどうする、どうしたいと思っておるかというようなことはお聞きになりましたか。
【次の発言】 この前の当委員会で、返還後のアメリカが沖繩の軍事基地を使う使い方は、現在とは変わってくるというぐあいに防衛庁長官の御見解が表明されました。そこで、いままでの二回に……
○永末委員 外務大臣は、韓国からアメリカ軍が何ほどか撤退していくという判断に立っておられますか。
【次の発言】 昨年の佐藤・ニクソン共同声明で、朝鮮半島の安全がわが国の安全にきわめて緊要である、こういう表現をされたからには――アメリカ側は韓国から撤退するということを何べんも発表いたしている。先ほどのあなたのお話を伺っても、韓国の朴大統領から、減軍のことで頭が痛いのだ、こういう話をあなたは承っているわけです。であるならば、このことがきわめて現実の問題として、両国すなわちアメリカと韓国の間で問題になっていることは承知しておられると思います。だといたしますと、きまってから判断するという立場なんですか……
○永末委員 最初に尖閣列島問題を伺います。
先ほど、九月二日に国府の新聞記者団が魚釣島へ入ってきて、蒋総統万歳というようなことを岸壁に書いたという事件を取り上げられました。これは調査は完了したのですか。
【次の発言】 岸壁に蒋総統万歳という字の書いてあることは確認されておりますか。
【次の発言】 日本国民は新聞に載っている写真をみな見ているわけです。ところが政府はまだ確認してない。国府に尋ねて確認されるおつもりですか、それともその他の手段で確認をされるおつもりか伺いたい。
【次の発言】 尖閣列島は現在アメリカが施政権を持っておる区域である。アメリカに一体どうなっているか伺ったことがありますか……
○永末委員 昨日の本会議で、わが党の曽祢議員に対して、総理は相当長期にわたって安保条約を堅持したい旨の意向の表明がございました。その理由とするところは、過去二十年間安保条約があったので、わが国は平和であったというようなことが一番大きな理由のようでございました。私はここで時間を五十分いただいておりますから、ゆっくりと一九七〇年代に安保条約は変わるんだ、変わらざるを得ないのだということを、アメリカ側の要因、またわが国を取り巻いている周辺国からの要因、それぞれあやなして、ゆっくりと御意見を伺ってみたいと思います。 さて第一は、昨年の七月にニクソン・アメリカ大統領がグアムへ参りまして、いわゆるグアム……
○永末委員 二十七分間で福田大臣の税制に関する基本観念をひとつ伺っておきたいと思います。 私は、一九七〇年代には日本の国は相当な変化の中に入らなくてはならぬと思います。したがって、その相当な変化の中で日本国家が国家の統一性を保って生き抜いていくためには、国民一人一人の国家観念というものがしっかりと把握されていなければならぬ、このように考えます。 さて、国家観念と申しても、一九六〇年代にケネディが申しましたように、国家が国民に何をしてくれるかを考えるよりは、国民が国家に何をするかを考えろというような、上から落ちてくるようなものの言い方で、七〇年代のわが国の若い世代の国民が国家を考えるとは私に……
○永末委員 私は、国税通則法にあらわれた国家と国民の関係について質問いたします。 この前の大蔵大臣に対する質問で、税制上国家と国民との関係をどう見ているかということを質問申し上げましたが、きょうは、この国税通則法につきまして見ますと、延滞税が少し変わる形になっております。この辺に中心を置きつつ少し質問をいたしたいと思いますので、大蔵大臣おりませんから、主税局長が答弁の衝に当たるのではないかと思われますので、ひとつお答えを願いたい。 延滞税の項で、七十六条で国税犯則取締法というものを受けて、この国税通則法がつくられておるわけですね。ところで、最初伺いたいのは、国税犯則という明治三十三年につく……
○永末委員 四つほど伺います。最初申し上げておきますから簡単にお答えください。 第一は、未成年者に対する課税をどう考えておるか。第二点は、給与所得者に対する定額控除の性格をどう考えておるか。第三点は、保険控除をどう思うか。第四点は、今回の同族会社の定義に関する改正、この四つ聞きますから簡単にお答えください。 第一でございますけれども、未成年者に現在課税をしております。それは年齢に対する考慮を現在の税制は全然払っていないというところに原因があるのでございますが、先日沖繩に参りまして、石垣島へ行きました。石垣島の南西に西表島という島がございます。そこには明治に入って沖繩県になりましてからもなお……
○永末委員 期間はよくわからないけれども、長期には均衡する予定でやっておる、こういうふうなお話ですが、私の会社であるとやはり資本金を持って――かなり考えますね。掛け金だけで全部長期均衡を予定するというのはあまり聞いたことないのですが、一体資本金なしでもいいという話ですか。
【次の発言】 やはりこの制度に対する漁民の信頼感といいますか、そういうものがなければならぬと思うのです。もし掛け金だけでやっていくとしますと、それぞれの定めはございましょうが、保険金をもらう場合の査定のしかたとかなんとかいうものが渋くなりはしないかということにもなろうし、また今度は必ず掛け金が保険金として当て込まれるんだとい……
○永末委員 大蔵大臣はいま、来年度間接税を増徴したいということを税制調査会に言ったというお話ですが、何べんもこの委員会でも言われたことであります。間接税を来年度増徴したいという理由をひとつ明確にお述べ願いたいと思います。
【次の発言】 わが国は経済大国だといわれておるわけですね。ところが、その経済大国で暮らしている国民の生活の実感と、そんなにわが国ほどGNPが大きくないよその国の国民生活の実感と比べますと、わが国は必ずしも経済大国の国民である生活をやっていない、そういう実感があると思う。たとえば昼めしを食べますね。ヨーロッパの国々では、いとのんびりと昼めしを食う習慣がある。わが国では自分の机の……
○永末委員 大蔵大臣、ただいまたばこをおのみでございますが、大蔵大臣にとってたばこはどういう意味を持っておりますか、伺いたい。
【次の発言】 私は、個人福田赳夫さんに聞いているのじゃなくて、日本国の大蔵大臣というものが、この専売公社のたばこというものを手に持った場合にどういうことをお考えになるか、これを伺いたい。
【次の発言】 きょうは夏場でございますが、趣味の話をしているのではございません。大蔵大臣は憲法二十五条の第二項の、「國は、すべての生活部面について、社會福祉、社會保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。」こういう規定は特に御存じだと思います。これは大蔵大臣は尊重されます……
○永末委員 経済企画庁に伺います。
現在の法律のもとでは、あなたのほうは、ビール価格の値上げをビール四社がやろうと企てた場合には、全然これを押える力はないということを確認なさいますか。
【次の発言】 先ほど国税庁は、このビール価格の値上げについては力はないということを告白された。
そこで、政治家として、政務次官おられますが、現在の佐藤内閣というのは、ビールに関する限り、物価引き下げの能力はないとわれわれは判断します。あなたはどう判断しますか。
【次の発言】 指導とか勧告とか、いろいろことばはございますが、ひとり言というのがございまして、ぶつぶつ言っているというのもあるわけです。
そこで、……
○永末委員 五分ほど時間をいただきましたので、簡単にお伺いいたします。
國分さんに最初伺いたいのですが、卸業者とメーカーとの契約は、現在委託販売契約ですか売買契約ですか。
【次の発言】 小売り業者と卸売り業者との契約はどういう形式ですか。
【次の発言】 売買契約になったのはいつからでしょうか。
【次の発言】 私どもは一番この前の値上げで心配しましたのは、だれが一体最終的な小売り価格の決定に大きな影響を持つかという点でございました。そうなりますと、なるほど従来長く委託販売契約だということになると、これはやはりメーカーの影響力が非常に強くなってくる。売買契約ですと、卸売り、小売り、それぞれが価格……
○永末委員 私は、佐藤内閣は六年たって、あと相当期間あなたが政権を担当せられるということを考えつつ、六年前にあなたが政権を担当せられたときと、これからいよいよ四選佐藤内閣を運営せられるときと、その情勢の違いを念頭に置きつつ、特に外交、防衛に関する基本的なあなたの御方針を伺いたいと思います。 六年前にあなたの政権が最初成立いたしましたときには、まだまだ国際情勢は、アメリカ、ソ連の二つの巨大国による二極構造でございました。しかもアメリカは、まだ自信満々といたしておりました。しかしそれ以後、アメリカはベトナム戦争の挫折、さらにまたソ連の核兵力がアメリカのそれを上回るというようになりました。この間ア……
○永末小委員 日本道路公団が昨年の七月十八日、業第一一〇号をもって高速道路通行料金別納規則第二条に規定する別納の取り扱いを受ける対象者を、それまで個人または会社を主体にして扱ってきたのでありますけれども、これに中小企業等協同組合を新たな対象者として取り上げた、こういう通達を出しました。これに関連して私はひとつ関係各省の意見を伺っておきたいと思います。 第一に中小企業庁に伺いたいのでありますが、中小企業等協同組合法第三条第一号にございます事業協同組合、その三号にございます協同組合連合会、この二つは、法律の性格上、質的に異なっているものであるかどうか、御見解を承りたい。
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