永末英一 衆議院議員
34期国会発言一覧

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永末英一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永末英一衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

永末英一[衆]本会議発言(全期間)
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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第12号(1979/03/07、34期、民社党)

○永末英一君 本日、予算委員会におきまして、昭和五十四年度予算案は否決されました。この異常な事態に関し、私は、民社党を代表し、大平総理の政治的見解を伺いたいと存じます。(拍手)  私は、この事態を見て、三十一年前の出来事を思い起こしました。すなわち、昭和二十三年二月五日、衆議院予算委員会は日本社会党所属の鈴木茂三郎議員が委員長でございましたが、片山社会党内閣より提出された昭和二十二年度第三次追加予算案に対して編成替え動議が出され、これが多数で可決され、追加予算案は否決されました。片山内閣は、この重大な決定にいかに対処するかを苦慮いたしましたが、本会議における採決を待たず、二月九日総辞職を決定し……

永末英一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

永末英一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 社会労働委員会 第18号(1977/05/12、34期、民社党)

○永末委員 私は、歯科の問題についてお伺いをいたしたいと思います。  一昨年、いわゆる差額問題が非常に問題になりましたときに、歯科医師に対しまして苦情が続出をいたしました。これは現在どういう程度になっておりますか、まずお伺いいたします。
【次の発言】 先ほど、最初のころと比べるとやや鎮静したというのですが、ややというのは、八百二十三から一年たって九十七、もう一年たちまして五十七件となった。ややですか、非常にですか、どっちですか。
【次の発言】 この差額問題に関しまして、全国の歯科治療を受けている人々からいろいろな批判が当初出ました。それが苦情ということになって出ておるわけでございますけれども、……

第80回国会 大蔵委員会 第6号(1977/03/02、34期、民社党)

○永末委員 大蔵大臣、印紙税というのはどういう場合に増税する御方針でございますか。
【次の発言】 いま大蔵大臣がお答えになりましたのは、印紙税を課する理由をお述べになった。私が伺ったのは、どういう場合に増税をされる御方針か。いま増税法案がかかっておるわけですから、印紙税を課するその理由を聞いているのではないので、どういう場合に坊大蔵大臣は増税するのだろうか、これをお伺いしているわけです。
【次の発言】 あなたが提案理由説明で言われましたのは「最近における財政・経済事情等に顧み、」こう言っているわけです。いまも財政事情ということを理由に挙げられた。つまり金が足らぬから印紙税で補う、こういうことで……

第80回国会 大蔵委員会 第8号(1977/03/11、34期、民社党)

○永末委員 きょうは登録免許税の増税法案の質問をいたすのでありますが、大蔵大臣、先日印紙税の増税の理由をお聞きいたしました。印紙税の存在理由ではなくて増税の理由です。一義的に明確には理解できなかったのでございますが、今回の登録免許税は三倍に引き上げるもの、二倍に引き上げるもの等でございまして、今回こういう増税をせられた増税の理由をひとつお聞かせ願いたい。
【次の発言】 この登録免許税はまた印紙をもって納付をいたすことになるわけでございますが、印紙税は四十九年に引き上げられた。この登録免許税はこの前の改定が十年前だと承っておりますが、四十九年に登録免許税に手を触れずして印紙税だけ手を触れられた理……

第80回国会 大蔵委員会 第10号(1977/03/16、34期、民社党)

○永末委員 私は、本日は企業組合についての大蔵省の認識を伺っておきたいと思います。  昭和二十四年に中小企業等協同組合法が制定をされましてすでに四分の一世紀以上たっておるわけであります。この中小企業等協同組合法に企業組合というのが取り上げられまして、それ以後わが国には企業組合という全く経験しなかった経済単位が生まれたわけであります。もちろん、昭和二十四年と申しますと、戦後の経済の混乱期でございます。したがって、税金というものに対する中小企業者の考え方はいろいろまちまちでございまして、したがって、大蔵省のこの企業組合に対する対処の仕方もいろいろな変遷があったと思います。  しかし、いまや四分の一……

第80回国会 大蔵委員会 第11号(1977/03/18、34期、民社党)

○永末委員 本日は、参考人には御多忙のところいらしていただきまして、民社党を代表いたしまして厚くお礼を申し上げます。  さて、二、三の問題をお聞きしたいのでございますが、先ほど小寺参考人は、勤労者の負担を軽減するためには所得控除より税額控除、課税控除の方がよろしいという旨のお話がございましたが、その辺をひとつ詳しく御説明をしていただきたいと思います。
【次の発言】 小倉参考人、いま小寺参考人からそういう意見が出ましたが、税調はこの辺の問題をどういう角度から論議しておられますか。
【次の発言】 この税額控除の場合は、いわゆるストレートに担税力と見合っている考え方ではないかと思うのですがね。ところ……

第80回国会 大蔵委員会 第20号(1977/04/13、34期、民社党)

○永末委員 大蔵大臣にお伺いいたします。  過般の施政方針に関する質疑の中で福田総理は昨年の経済は順調であったという御発言をしておられる。大蔵大臣も同じ御見解でしょうか。
【次の発言】 これは景気のカーブともう一つは物価に関連した質疑であったと思うのです。ところで昨年の経済というのは、財政上から申しますと膨大な国債を抱えた財政でやっておった。そういうところから感じますと、どうも福田さんの頭の中に、赤字財政で国債を多額に抱えているやり方、そのことに対しての顧慮は余りないんじゃないかというぐあいに伺ったわけです。ちょうど三月三日に大蔵省が予算委員会に提出いたしました資料でも、昭和五十年から五十五年……

第80回国会 大蔵委員会 第21号(1977/04/19、34期、民社党)

○永末委員 福田総理は五十二年度の予算案が成立をいたしましたその直後に、公定歩合の引き下げをやりまして、今回の公定歩合の引き下げについては、長期金利もまた連動させる、こういう政治方針を貫かれようとしておる。福田総理の言葉をかりますと、不況乗り切りということが福田内閣の一番大きないまの仕事ですから、これらをもってこれに対処されようとしておると思うのです。また、よく自分は日本丸の――私は船長ではなくて艦長と言いたいですね、海軍の経験者でございますから。日本丸をこれから操縦していかれようとすると、やはり目的地とそれからどれだけ時間をかけていくかというようなことが一番問題になりやしないか。行き方も問題……

第80回国会 大蔵委員会 第22号(1977/04/20、34期、民社党)

○永末委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま上程いたしております昭和五十一年分所得税の特別減税の実施のための財政処理の特別措置に関する法律案に対し、反対の討論を行います。  もともとこの法律は、昭和五十一年分所得税納税者に対し、五十二年度所得より特別減税をするためのものでございます。しかしながら、この内閣提出の法案作成に当たる政府の態度はまことに不適切でございまして、政治の動きに対してまことに鈍感である。いや、鈍感を装って自己の作成いたしました政策並びに予算にすがりつこうとしている態度でございまして、それは、この元法でございます特別減税のための臨時措置法案がただいま大蔵委員長の発議にな……

第80回国会 大蔵委員会 第23号(1977/04/22、34期、民社党)

○永末委員 現在羽田を中心とする航空貨物の個数は職員一人当たり、いろいろの職員の勘定があるかもしれませんが、どれくらいになっておるのか。成田が開港されました暁にはどういうぐあいに推移していくのか、その辺のお見込みのほどをひとつお聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 そうしますと、電算化のために上がる能率は大体三割程度、こういうことですか。
【次の発言】 この前現場を見せていただいたのでございますが、電算化にかわるのは、荷物の現実の個数ではなくて、形ではなくて、書類の方だと思いますが、書類の枚数というのはどういうことになっているのですか。つまり、現在どれくらいの書類が乱れ飛び、そして将来電算……

第80回国会 大蔵委員会 第24号(1977/04/26、34期、民社党)

○永末委員 IDAに対して共産主義国が参加しておられるのでございますが、どういう政策を共産主義国はこのIDAに持っておるとわが日本国政府は判断しておりますか。
【次の発言】 ユーゴは共産国には違いございませんが、他の共産国とは違った性格の共産国でございまして、ベトナムの方は援助を与える側ではなくて、むしろ援助をもらう方である。問題は、援助を与える側の大きな共産主義国はなぜ加盟しないのでしょうね。どう思いますか。
【次の発言】 それなら留保条項をつくればまたやれるわけでございますから、何もそれだけが重要な非参加の理由であるとは私思いませんが、IDAという国際的な組織は発展途上国に対して国際的な立……

第80回国会 大蔵委員会 第26号(1977/05/13、34期、民社党)

○永末委員 きょうは共済年金に関する質疑でございますが、坊大蔵大臣が七カ国首脳会議に出席をされましたので、その帰国直後でございますから、いささかその御感触を伺っておきたいと思います。  七カ国首脳会議は、これに出発前、福田総理は経済だけの問題だ、こう言っておられました。この委員会でそういう発言がございました。しかしこの七カ国首脳会議が終わりますと、翌九日にはベルリン関係諸国会議が四カ国で行われました。十日からはNATOの首脳会議が行われる。これらはすべて彼ら西側諸国の安全保障にかかわる問題である。七カ国首脳会議は、ことに経済がテーマであったと言われるのでありますけれども、この後で出ました宣言の……

第80回国会 大蔵委員会 第27号(1977/05/25、34期、民社党)

○永末委員 私はきょうは、取引相場のない株式の相続税法上の評価に関して、特に同族会社に重点を置きながらひとつ質問をしていきたいと思います。  わが国の株式会社中、同族会社というのはどれぐらいの数を占めて、一体どういう経済上の力を持っているか、ひとつ御報告を願います。
【次の発言】 同族会社で質問すると言うておいたのですが、調べてこなかった、持ってこなかったのですか。
【次の発言】 評価と言ったって、評価を位置づけるためにはやはり同族会社がわが国でどういうことをしているかということがないと、評価だけが宙に浮いて出てくるのではないですか。ございませんか。なかったらいい。  大蔵大臣、ポイントは同族……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/02/17、34期、民社党)

○永末委員 今回、日韓大陸棚協定が議会に提出をされました。この大陸棚協定は昭和四十九年一月三十日に調印が行われましたが、それ以来、国会にすでに四十九年五月十八日にかかりまして審議は行われました。しかしながら継続審議、廃案を繰り返してやってきた歴史を持つものであります。  われわれ民社党は、わが国のエネルギー資源の現状にかんがみ、われわれの力でもって新しいエネルギー源の開発ができるならばやるべしという立場に立っております。しかしながらこの協定の区域につきましては、将来もし国際紛争が起こっては、これは最初の目的と相反するのでございまして、これを進めるに当たっては、国際紛争の起こることなく、慎重に身……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 大蔵委員会 第3号(1977/10/26、34期、民社党)

○永末委員 過般、バングラデシュのダッカで日本赤軍派なるものが日航機のハイジャックをいたしました。これに対しまして福田内閣は、彼らの要求どおり犯罪人を釈放し、身のしろ金を払いました。大蔵大臣は、この身のしろ金を払う方にはかかわり合っておられますね。どういう気持ちで身のしろ金を出すという御決定をなされましたか。
【次の発言】 閣議決定の場合には、大蔵大臣はその場には座っていなかったということは事実でございますが、よく内容はわかりませんが、超実定法的措置を閣議がやられた場合に座っておった法務大臣は、理由は定かではありませんが、要するに辞職をされましたね。あなたはそのとき座っておられませんですけれど……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 外務委員会 第17号(1978/04/26、34期、民社党)

○永末委員 わが方の漁業は沖取り漁業をやっておりますが、大臣、沖取りをやるわが方の理論的根拠は何ですか。
【次の発言】 いまのような大臣の考え方によれば、父祖伝来開発した漁場であるというのでわが方が沖取り漁業をやるのでございますが、これに対して、今回日米加漁業条約を見ますと、アメリカは一体わが方のやっている沖取り漁業に対してどう考えているのですか。
【次の発言】 昔はわが国の川にもサケ・マスが上ってきましたね。そしてまた太平洋を回遊しておった。中川さんのところの川もそういうことがかってはあったと思いますが、一体わが国の河川に遡河してくるサケ・マスはどれぐらいあるというお考えで算定をしておられる……

第84回国会 大蔵委員会 第3号(1978/02/08、34期、民社党)

○永末委員 決算調整資金法案がこの一月の補正予算と同時に出されたわけでございますが、この一月にこういう財政制度の変更を内容とする法案を出された理由を第一に伺いたい。
【次の発言】 きょうある研究団体がアンケートを持ってきまして、その中で、政府の審議会というのはどういう役割りをしておるか、公正妥当なる研究をしておるかどうか、いろいろ聞いているわけですね。私は、これは政府の、行政府の隠れみのやと言っておきましたがね。  いま財政制度審議会にもかねてより審議をお願いしておってと言うのですけれども、そもそも五十二年度予算を組まれた当初こういう制度が必要だと思っておられたのかどうか、第一次補正予算のとき……

第84回国会 大蔵委員会 第11号(1978/03/07、34期、民社党)

○永末委員 民社党の永末英一です。  民社党は、割り当て時間が二十分でございまして、もう一人高橋君が御質問申し上げますので、私の割り当ては十分でございますから、参考人の皆さんすべてに御質問いたすわけにまいりません。お呼びをしておいて質問をせぬのは非礼でございます。昼食時間もつぶしてやっていただいてまことにありがたいことだと思いますが、河合さんと牧野さん、お二方にお伺いしたいと思います。  河合さんには、円高等で輸出を主とする業界には非常にこれは困るのだ、円の安定化という話がございました。大蔵大臣は、現在の円は浮動しておる相場であるから見ているのだというのが原則であるというのでございまして、政府……

第84回国会 大蔵委員会 第12号(1978/03/08、34期、民社党)

○永末委員 租税特別措置法は、本則に対しましていろいろな政策的配慮から主として減免をやるのでございますが、大蔵省の税務行政の多くの部分が、もちろん法律には典拠はございますが、通達等によって実務を処理されている部分が非常に多いのでございます。その面で私はきょうは、取引相場のない株式の評価の問題について少しく、その通達の適不適を念頭に置きながら質問を申し上げたいと思います。  第一に伺いたいのは、この取引相場のない株式の評価は、相続税の問題が起こった場合あるいは譲渡が行われた場合等で起こっておるようでございますけれども、一体この相続に関して該当株式の評価が行われた件数、譲渡に関して似たような評価が……

第84回国会 大蔵委員会 第13号(1978/03/15、34期、民社党)

○永末委員 私は、民社党を代表いたしまして、ただいま上程されております租税特別措置法及び国税収納金整理資金法改正案に対し、反対をいたします。  臨時異例という口実でつくられました本年度予算は、わが党の反対にもかかわらず成立をいたそうといたしているのでありますが、もともと赤字国債の膨大な量を抱えた財政というのは、中期目標を立てて正常化しなければならないのが当然であります。  しかし、一体その中期目標と申しましても、いつごろをめどに置くかということにつきましてはいろいろな問題がございます。私どもは、この赤字国債解消の目途を昭和六十年代の初めに置くべきではなかろうかと考えます。  その理由は、第一に……

第84回国会 大蔵委員会 第19号(1978/03/31、34期、民社党)

○永末委員 大蔵大臣に伺いますが、この酒税法における酒というのは、十種類十二品目書いてございます。あなたはこの中で、嗜好飲料でございますから、どれを一番好まれますか。
【次の発言】 私は清酒というのは、日本人の生活に非常に関係が深いと思うのですが、あなたも何回も当選されておられますが、当選祝いというのは何を持ってきますか。
【次の発言】 そういうぐあいに日本酒というものは、各種のお祝い、いろいろなところで使われておる、いわばこれは国民酒、民族酒でございますね。  天皇を訪問される外国賓客がございまして、その歓迎のための宴会なるものが宮中で行われる。最初に乾杯というのがございますね。あのお酒は何……

第84回国会 大蔵委員会 第21号(1978/04/05、34期、民社党)

○永末委員 森永日銀総裁に伺いたいのでありますが、昨日日本銀行では、二千億円に上る売り出し手形の発行を四月にやりたい、こういうことを御決定になったようでございますが、その正確なところをひとつ御報告願いたい。
【次の発言】 いまの総裁の御説明は、この四月におきます日本銀行を中心とする出入りの調節であり、いわば出ていくものの調節である、こういうお話でございますが、最後に触れられました四十六年、四十七年は、まさしく四十六年のニクソン・ショックによって日本にはドルが入ってき、その見返りに円資金が散布をされた、その円資金の吸収のために、まさに四十六年八月からこの制度が開始され、一年有半にわたってこれが運……

第84回国会 大蔵委員会 第23号(1978/04/11、34期、民社党)

○永末委員 大蔵大臣は、この手数料というものはどういう性格のものであると御認識をされておられますか。
【次の発言】 その性格に基づいていろいろな法律で手数料が算定されておるのでございますが、いまもお話がございましたが、手数料算定の基準というものは大蔵省としてはお持ちなんでしょうか。
【次の発言】 このコスト、いまも、コストを償いたい、こういう趣旨なんだけれども、全部を償う趣旨ではない、こうなりますと、基準としては使えませんね。全部償うとして考えるのか、いやいろんなことを考えて全部償わなくてもいいんだ、こういうことで決めるのか、こうなりますと、それは全然違うことですね。そうしますと、どういうもの……

第84回国会 大蔵委員会 第26号(1978/04/19、34期、民社党)

○永末委員 円相場が二百三十円でとまるか、二百二十円でとまるかという、台が変わろうというときには非常な話題になるわけですね。そして、いまや二百二十円を上下している状態で少し続いております。輸出業者は、一体円相場というのはどうなるんだろう、これがどんどん円高になってくると、まさしく輸出に非常に困難を来す、つまり相場というのは安定をしてほしいと考える。しかし、為替相場というのは、要するに円に焦点を当てれば、円の売り買いで決まる、結果的に出てくるものであります。政府は、この円相場の安定のために何をなし得るのだろうか、何かしてくれないのだろうかという期待が、輸出業者の中にはあるわけであります。  そこ……

第84回国会 大蔵委員会 第27号(1978/04/26、34期、民社党)

○永末委員 大蔵大臣に伺いたいのでありますが、発展途上国に対する経済協力、この世界経済的意義をどのように大蔵大臣としては把握しておられましょうか。すなわち、われわれの原料国だとか、つまり機械工業国に対する原料資源国であるというようなことではなくて、共産圏というものがある意味で封鎖経済をやっている場合には、自由圏の経済全体として発展途上国の経済をどう位置づけるかがわれわれは重要な問題と考えております。そういう観点から、途上国に対する経済協力の世界経済的意義、これをひとつ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 国内の問題としていわゆる福祉国家論というものが言われまして、歴史は浅いのでございますが……

第84回国会 大蔵委員会 第31号(1978/08/22、34期、民社党)

○永末委員 税制調査会長にお伺いしますが、先ほどからの御答弁聞いておりますと、来年度と定めたわけではないが、一般消費税を早く導入したいというので検討をしている、こういうお話でございました。なるほど例年の例によりますと、最終的に予算案がつくられるときに税制調査会が、ことしはこれやれという次年度の税制に対する答申を出される、それでスタートとこうなるのですが、納税者の方からいいますと、いつかわからないという問題は、何か遠い先の未来のことのようで、余りに被害感を感じないような気がする。しかし、実際は来年度からやるんだ、いまごろやっていると、いまからかあっとなりますから、それをそらして、そうして実際やる……

第84回国会 予算委員会 第21号(1978/03/06、34期、民社党)

○永末委員 まず、総理にお伺いをいたしたいと思います。  本日、ロッキード公判で丸紅の副島証人が、その当時の四人の自民党代議士に場所と金額を明示して金銭を渡したという証言をいたしました。これらの件につきましては、本院に設置せられておるロッキード委員会やあるいはまたこの予算委員会において、それぞれの質疑を通じて事態を明らかにしようとしてまいりましたが、一人の方を除いては金銭の授受すら明らかになっておりません。  そこで、きょうの証言という新しい事実をもとにして、総理は同時に自民党総裁でございますから、裁判の中では事実が明らかになっていくが、国会では全くそういう事実の認否すら明らかでないということ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 大蔵委員会 第1号(1978/09/22、34期、民社党)

○永末委員 きょうは、一般消費税のことについて主としてお伺いいたすのでありますが、昨日のNHKのニュースセンターで関西相銀と住友銀行との合併問題が報道されておりました。すなわち、この問題がきわめてニュース性があるという受け取り方を一般の国民がしているからだと思います。ちょうど一月前の八月二十二日に本委員会でこの問題についての大蔵当局の考え方を聞きました。それから一月たっておるわけでございますが、この一月の推移を見て、一体その合併が可能な方向に推移しつつあるとお考えか、不可能な方向に推移しつつあるとお考えか、お答えを願いたい。
【次の発言】 まあ問題が起こりましてから三月近くたっておるわけでござ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 地方行政委員会 第8号(1979/04/10、34期、民社党)

○永末委員 深谷先生にまずお伺いしたいのですが、先ほど地方財政の問題点で、景気調整能力とでも申すものをもっと持たせるようにしたらどうかというような御意見があったと思うのですが、私はその地方団体が、いろいろ地方団体もございますけれども、その自分の区域内における景気調整能力があるだろうか、つまり、ないところに、きわめてむずかしい、地方住民がその地方団体に期待している能力と、それから地方団体が地方住民に与え得るものとの離れがありまして、何ともならぬ。景気対策、景気調整能力というのはひっくり返しますとまた物価対策ともなりますが、その二つにおいて現在の制度上地方団体はほとんど無能力に近い。ただ、不況にな……

第87回国会 地方行政委員会 第9号(1979/04/24、34期、民社党)

○永末委員 地方財政は、地方団体で上げます税収、交付税率が一定でございますと、金が足らぬ場合はこれは地方債で賄う、こういうことになりますが、その他法律に基づきます交付金等ございまして、一番動くのが税収と地方債、こういうことになります。しかし、借金で賄うというのは限界が当然ございますが、親元の国も似たようなことをやっておるわけでございまして、ここ数年来、国も非常に多くの国債を発行して財政を賄っております。  さて、地方債のことを伺いたいのでございますが、大蔵大臣がお見えでございますから、この公共団体の借金で賄うやり方ということについて、大蔵大臣は一体どういう気構えでおられるかということを明らかに……

第87回国会 地方行政委員会 第10号(1979/04/25、34期、民社党)

○永末委員 ことしは地方選挙が一斉に行われました。地方選挙の国政選挙に対する特色は、それぞれの地方自治体の首長が選挙をされるということと、地方議会の議員選挙がある。この点は、国政選挙は議員選挙でございますから非常に異なっているところでございます。  ところで、その公選によって選ばれた者、すなわち地方団体の首長と地方議員との身分上の取り扱いで非常に目立つものが一つございました。それは、首長の場合に何年かの、あるいは何期かの任期を満了して退職する、あるいは任期を満了しなくても退職する場合がございますと、退職金という問題がございます。議員の場合には、地方議会の場合そういうものはないはずでございまして……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1979/02/28、34期、民社党)

○永末分科員 昭和四十九年に生糸の一元化輸入が実施をされましたが、それ以前とそれ以後とのわが国におきます生糸の価格、それからリヨンの相場で見られるいわゆる国際価格に顕著な変化が出ておりますが、この変化をどのように見ておられますか。
【次の発言】 大分長いこと答弁をいただきましたが、要するに一元化輸入実施の前は国際価格も国内価格も大体似たようなことで価格差はなかった、ところが、一元輸入を実施してから価格差が始まり、その格差はますます拡大しつつある、私はこう見ておりますが、それでよろしいか。
【次の発言】 大臣、こういう状態をずっと続けていっていいと思われますか。



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データ更新日:2023/02/05

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