永末英一 衆議院議員
38期国会発言一覧

永末英一[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-33期-34期-35期-36期-37期-|38期|-39期
永末英一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは永末英一衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院38期)

永末英一[衆]本会議発言(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 衆議院本会議 第10号(1986/10/30、38期、民社党・民主連合)

○永末英一君 ただいま議長から御報告のありましたとおり、本院議員湯川宏君は、第百七回臨時国会の召集に応じましたが、病あらたまり、去る九月二十六日、慶応病院において逝去されました。まことに驚愕悲痛のきわみです。  私は、昭和十年四月、「紅萌ゆる丘の花」、京都の第三高等学校の同級生として湯川君と三年の青春を送って以来、東京帝国大学法学部でともに学び、また、海軍主計科士官として大東亜戦争を同じ太平洋南方戦線で戦い、さらに、この十年間は本衆議院で議席を同じくして、半世紀を超える交遊を重ねてまいりました。  大阪千里会館において、君のひつぎの前に立ったとき、君とともに過ごした五十年余のここかしこでの君の……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 衆議院本会議 第3号(1987/07/09、38期、民社党・国民連合)

○永末英一君 私は、民社党・民主連合を代表し、中曽根総理の所信表明に対し質問いたします。  酷暑の夏休みシーズンをぶっ通して国会を開会するということは、極めて異例、異常であります。この異常なことをあえて求めた中曽根総理の考えを、直面する重要問題に焦点を当て、お伺いいたしたいと存じます。  本臨時国会に対し、当初、自民党は会期九十日間を求めてまいりました。これでは総理・総裁の任期いっぱい会期が続くことになり、国会で方針を決めても、それを行う総理がすぐやめるというのでは、まことに無責任のそしりを免れません。(拍手)なぜ任期いっぱいの国会会期を求めたのか、国民に説明をしていただきたい。  先国会にお……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 衆議院本会議 第5号(1988/08/02、38期、民社党・民主連合)

○永末英一君 私は、民社党・民主連合を代表し、竹下総理の所信表明について質問いたします。  去る七月二十三日横須賀港外に発生いたしました海上自衛隊潜水艦と釣り船との衝突事故はまことに遺憾であり、特にかつて海軍に在籍し、この海を幾度となく航行した私にとりましては、身を切られるようにつらいことであります。事故のため命を失われた方々、御遺族並びに負傷者の方々に対し、謹んで弔意を表し、お見舞いを申し上げます。  自衛隊は、日本国民の命を守ることがその最高の使命です。これまで数々の災害出動や人命救助によって国民の信頼をかち得てきたその自衛隊が、使命とは全く正反対の結果をもたらし、特に事故後の人命救助に身……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 衆議院本会議 第19号(1989/06/08、38期、民社党・民主連合)

○永末英一君 私は、民社党・民主連合を代表し、総理の所信表明に関し質問いたします。  今やリクルート疑惑によって国民の政治不信はその極に達し、来年百年を迎える日本の議会政治は重大な危機に直面いたしております。各種の世論調査が示すように、支持政党なしの層が四割にも達しているということは、国民の怒りが単に自民党に向けられているだけではなく、与野党を含めて政党政治、議会政治そのものに向けられていると見なくてはなりません。  昨年夏リクルート事件発覚以来政府・自民党のとってきた行動は、議会政治の運営をゆがめ、さらにリクルートにかかわった政治家たちの出処進退の醜さは、国民をあきれさせ、その憤激を買いまし……


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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 衆議院本会議 第4号(1989/10/05、38期、民社党・民主連合)

○永末英一君 私は、民社党・民主連合を代表し、海部総理に対し質問いたします。  あなたは、所信表明において、二十一世紀へ向けての跳躍台に立ってと申されました。二十一世紀へ跳躍するためには、立っておる二十世紀が何であるかということを正確に判断しなければなりません。私は、まず、あなたが世紀末の世界をどう判断しておられるか、これについてお伺いいたしたいと思います。  戦争と革命の世紀であった二十世紀は、今や地殻変動の大きなうねりの中でその幕を閉じようといたしております。これを評して、一つの歴史の終わりと述べている人もあります。多くの君主制を崩壊せしめました第一次大戦、ファシズムを抹殺した第二次大戦を……

永末英一[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院38期)

永末英一[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第107回国会(1986/09/11〜1986/12/20)

第107回国会 外務委員会 第3号(1986/10/29、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 四月二十六日におきますソ連のチェルノブイリ原子力発電所の事故は極めて重要な事故でございまして、一番の特徴は、一国内に起きましたこの種の事故が国境を越えて国際的な被害を及ぼしたということでございました。しかも、四月二十六日に事故が起こりながら、ソ連がそれを公式に外へ発表いたしましたのは四月二十九日である。この三日間の世界に及びました恐怖というのは言い知れぬものがございまして、幾多のデマが飛んだわけでございます。  そういうことを考えつつ、五月の東京で行われましたサミット会議では声明が出されました。その中には、一つは、そういう事故が起こった場合、そういう緊急事態に対する報告をひとつ国際……

第107回国会 外務委員会 第5号(1986/12/19、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 アメリカ・レーガン政権が人質解放のために武器をイランに売った件について我が国が関係しておるというような、そのことが最近わかるまでは我々も全く知らなかったわけでございます。  外務大臣は、国際的なああいう人質をとる、ハイジャックなどをやる、あるいは暴力によってそういうことをやっている国に援助をするということがいいことであると思いますか、よくないことであると思いますか。
【次の発言】 レーガン政権が武器を売ったことに直接日本が関係あるとは私も思いたくございませんが、この間いろいろな報道で明らかにされた事実によりますと、次のような事実を外務省は御承知であるかどうか。  昨年七月二十六日に……


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第108回国会(1986/12/29〜1987/05/27)

第108回国会 外務委員会 第1号(1987/05/15、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 多数国間投資保証機関を設立する条約というのがかかっておりますが、その投資保証の問題は、我が国が外国へ投資して経済活動を行う場合に極めて重要な関係のあるものでございますので、これは殊に我が国と発展途上国に対する関係において生ずる問題でございまして、二国間で投資協定を結んで今のような投資に対する保護をしている事例を御説明願いたい。
【次の発言】 発展途上国におきます投資について、その投資の保証をしてほしいという期待を持っている企業は昔からたくさんあるわけでございますが、今お話を伺いますと、既に協定が成立したのは二カ国であって、あと交渉中のものが数カ国である。そんなことでいいのですか。

第108回国会 外務委員会 第2号(1987/05/18、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 外務大臣、昨年の十月二十九日の外務委員会で原子力事故の早期通報に関する条約並びに援助条約について質問いたしましたときに、あなたは通報条約については次期国会までにはひとつ早く署名をいたそうと言われました。結局本年三月六日に署名をされまして、同日援助条約も署名をされまして、今批准を求められております。我々は批准に異議はございません。  しかし、この通報条約と援助条約とが別々な扱いを受けそうな傾向のときにその理由を尋ねましたところ、外務省は援助条約の方は何ほどかの国内措置を必要とすると思われるから、こういう話でございまして、なるほどよその国の人間が入ってくることがあり得るのでありますから……

第108回国会 外務委員会 第3号(1987/05/22、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 私は、最近、中国との関係で京都の左京区北白川にございます光華寮に関する問題が非常に焦点として取り上げられ、しかもこの件があたかも日中間の違和感を増大させているような傾向に見えることを非常に遺憾だと考えております。  しかも、この光華寮は実は私の選挙区にあるのでございまして、戦前からこの建物を朝な夕な見ておる関係にある私にとりましては、何とかこの光華寮が日中友好親善のシンボルになってほしい、違和感を増幅するシンボルであってはならない、こう考えておりますので、大臣に、質問を許されました時間で、ぜひこの問題に関して日本の外務省当局が考えておる日中親善への道が伝わるように御答弁をいただきた……

第108回国会 外務委員会 第4号(1987/05/25、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 去る三月十三日、予算委員会におきまして、私は中曽根総理に対しまして靖国神社公式参拝の件で伺いました。  そのときのあなたの御答弁は、一昨年、自分は宗教的な行為にわならない配慮をして参拝すれば憲法違反にはならない、こういうことで公式参拝をいたした、しかし、その後、いろいろアジアの国々の反響、反応等があり、強行することはかえって日本の国益を害すると判断をいたした、もう少しいろいろ説明に時間を要すると考えているので今延ばしている、継続審議の問題だと考えている、こうおっしゃいました。  いよいよこの会期も終わるところでございまして、また八月十五日はやってくるわけでございます。この機会に、相……

第108回国会 予算委員会 第10号(1987/03/13、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 今回の国会は、中曽根総理が選挙中の国民に対する約束に打って変わった売上税を持ち込む、このことで非常に紛糾してまいりました。  私はあなたとは同じ大学で学んだ長い歴史がございます。我々がともに学んだ矢部先生から、ケルゼンの言葉として教えられた中に、こういう言葉があったことをあなたも覚えておいででしょう。「議会政治が、議会全体に多数少数の差はあっても、一つの統合的な意思をつくるためには、多数者は少数者の言うことをきちんとわきまえて多数決に持っていくことが最終の決着である。すなわち多数決原理とは、多数者少数者原理によって裏打ちされねばならぬ。」今回の国会で、多数だから何でもできるというよ……


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第109回国会(1987/07/06〜1987/09/19)

第109回国会 外務委員会 第1号(1987/07/29、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 外務大臣に伺います。  去る二十一日、ソ連のゴルバチョフ共産党書記長はインドネシアのムルデカ紙とのインタビューで、アジア諸国が置かれた状況を勘案し、かつその懸念を考慮して、ソ連はアジア部にあるすべての中距離ミサイルを撤去する用意があることを表明する、こういう要旨の発言をいたしております。外務省はこれに対して何か反応されましたか。
【次の発言】 経過を聞いているのじゃなくて、この発言があってから日本の外交として何かやられましたかと聞いているのです。  成果が上がったと言うけれども、いろいろなことを言っているわけですからね、このゴルバチョフ記者会見というのは。条件が満たされなければ行わ……

第109回国会 外務委員会 第2号(1987/08/19、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 国際緊急援助隊は、我々民社党といたしましても、かねてからこれに対する法的整備並びにその充実を要求をしておったものでございまして、今回これが法律にまとめられておることは賛成であります。  我々が国際国家として生きていかねばならぬ、こういう立場に立ちます場合に、物を売りつけるだけの国家であってはならぬのであります。もしこの地球上に不時の災害を受けて困っている国がある、その国に対して日本国が強力な援助を行える体制を常に持っておる、そしてまた、それを実施をしていくということは極めて重要な我が国の国際的責務の一端を果たすものだと考えておりまして、この法律案がまとめられたことは賛成であります。……

第109回国会 外務委員会 第3号(1987/08/21、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 かかっております二案件につきましては後で質問するといたしまして、今きょうの委員会でやりとりを聞いておりまして気にかかること等につきまして御質問申し上げます。  今硫黄島の話がございました。我々硫黄島の作戦に参加をしておった者といたしましては、四十二年後の政府が一体何を考えておるかという感じで承りました。あの戦争中にもガダルカナルで戦死をした日本人の頭蓋骨について報道がございました、アメリカの方が持っていってああだこうだという。それは戦闘しておった者の気持ちに著しく響いたのでございまして、今我々とアメリカとは友好親善の間柄であって、この友好親善は平和のシンボルであります。しかし、なお……

第109回国会 外務委員会 第4号(1987/09/04、38期、民社党・国民連合)

○永末委員 ペルシャ湾で日本船が銃撃を受けました。これは最近引き続いて二回にわたって銃撃を受けたのでございまして、最後の日信丸のごときは、時刻は夜でございましたが、イラン側の船から誰何を受けて十分後には銃撃を受けておるのでございまして、こういうことが行われたということは今後も行われる、こういうぐあいに見ざるを得ません。  そういたしますと、我が方が国籍を明らかにし、積み荷を明らかにし、そして仕向け先を明らかにしているにかかわらず銃撃をされた。誰何した船が銃撃したかどうかわかりません。しかも、それに乗っておるのは日本人である、日本国籍の人間であるということを言っておるにかかわらず銃撃をされたとい……


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第111回国会(1987/11/27〜1987/12/12)

第111回国会 外務委員会 第1号(1987/12/04、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 宇野外務大臣に申し上げます。  このたびの内閣であなたが外務大臣に御就任されました。おめでとうございます。日本の国の国際的責務がいよいよ重大になっておりますときに、我々がやっていることをどのように正確に外国に伝えるかということは極めて重要な仕事でございます。十分御自愛されて我々の期待に沿うように御活動あらんことを期待しております。  さて、今月十五、十六日にマニラでASEAN首脳会議が開催され、日本も竹下首相がこれに招待されておるという話であります。ASEAN自体、相互間の問題もございますが、私は竹下政権ができて総理大臣が初めてフィリピンに行かれることに非常に重要な意義を見出してお……


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第112回国会(1987/12/28〜1988/05/25)

第112回国会 外務委員会 第1号(1988/03/09、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 私は、台湾戦没者、すなわちかつて我が国が台湾を領有いたしておりましたときに、あの戦争の時代に日本人として従軍せられた方々に関する問題につきましてお伺いいたしたいと思います。  我々日本の国は、一八九五年に日本と当時の清国との戦争が終わりまして以来、この台湾を領有しており、台湾の方々は日本国民になったわけでございますが、特に四十数年前の戦争のときに日本国の軍人軍属、軍夫等という、職務はそれぞれ変わりますけれども、戦争に従事をして、あるいは戦死をされあるいは負傷せられる、そういう方々が二十万人以上に上っておるわけでございます。  ただその後、私ども日本の国とこの地域との関係がいろいろ変……

第112回国会 外務委員会 第2号(1988/03/18、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 宇野外務大臣にお伺いいたしますが、戦後組み立てられました国際経済秩序、中身はいろいろと変わってまいっておりますが、大筋の枠組みは変わっていないと思います。我々は敗戦国家としてこの経済秩序の中へ入っていったわけでございますが、我が国の経済的実力はまさに近年非常に大きく拡大をし、そういう変化を生じました。  さて、そういう意味合いで、この国際経済秩序の変化に伴って我が国の果たすべき役割もまた変化をしておると思いますが、この辺の御認識について、外務大臣はどう思われますか。
【次の発言】 戦前との比較ではなくて、戦後の変化の中における我が国の役割の変化はどうごらんになるかということを伺った……

第112回国会 外務委員会 第3号(1988/03/23、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 ペルシャ湾では昨年十月以来日本の船に対する攻撃はございません。無事故でございますが、去る三月十七日、パナマ籍のマリア2という船がイラクの攻撃を受けて被弾をし、日本の船員が死亡しました。三月二十一日、今度はリベリア籍のFUMIという船がイランの攻撃を受けて被弾をいたしました。人員の被害はございません。  これら二つとも、日本法人が支配をしており、日本船主が運航している便宜置籍船でございまして、いわゆる日本関係船舶であります。この日本関係船舶というのは政府が指導してやっております官民連絡会で確認をしているものであって日本国籍の船である、日本人船員が乗り込む船である、また日本船主が運航す……

第112回国会 外務委員会 第4号(1988/03/25、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 先年のソ連のチェルノブイリの原子力発電所の事故が極めて広い地域、国境を越えて影響を及ぼしたということにかんがみまして、主権国家の中でやっていること、あるいは主権国家としてのその国におる者の経済行為、いろいろなものが他国に影響を及ぼす、これは重要な問題であり、言うならば外交という問題の中にもその問題が入ってきておると思いす。  ヨーロッパの我々の仲間であります社会主義インターナショナルの加盟政党は、ヨーロッパにおきます環境保全ということを非常に重要な問題であるとして取り上げております。すなわち、各国の工業化が進むにつれまして、今までの森林に覆われたところがなくなる、生態系が変わる、酸……

第112回国会 外務委員会 第5号(1988/04/01、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 オゾン層保護のためのウィーン条約並びにオゾン層を破壊する物質に関するモントリオール議定書の件でございますが、オゾンというこの目に見えぬような存在、しかも成層圏という地球のはるかかなた宇宙に存在する物質が人間の生存のために極めて有用な働きをしている、これを人間がつくった物質の中で破壊するものはひとつ制限しようじゃないかということで集まって、そして条約の形に仕立て、それに基づいてそれぞれの国が自国のそれぞれの産業に対して規制を加えよう、すばらしいことですね。  人類を殺りくする兵器をつくって宇宙を汚そうなんというようなことを企てている人々がいる時代に、逆にその宇宙をクリーンに、そして人……

第112回国会 外務委員会 第7号(1988/04/15、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 昨年、在日米軍の従業員の労務に関する特別協定が成立しております。それから施行してから半年にして再び同一問題についてこれを改定する議定書を出しておる。説明によりますと、もっぱら経済的理由である、こういうことでございますが、本当の理由は何ですか。
【次の発言】 それは書いてありますから何遍も読みましたですな。  それでは外務大臣にひとつお伺いしたいのでありますが、総理が一月に、総理になって初めてレーガン・アメリカ大統領に会いに行くというので、そのころしきりに報道されたことは、その土産の目玉としてこの駐留軍労務費の負担を全額負担にしてアメリカの負担を少なくするんだ、協力の実を示すのだとい……

第112回国会 外務委員会 第8号(1988/04/20、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 宇野外務大臣は、十七日に北方領土を視察されました。これは外務大臣としては四年八カ月ぶりでございます。現場に臨みまして外務大臣は句を二句おつくりになられたようでございますが、どういうことを感じられましたか。
【次の発言】 北方領土の問題は極めて長い歴史になってしまいました。なかなか我が方の言い分がソ連に通らない。果たして両国間のはっきりとした交渉事の対象になっているかどうかすら時にはソ連側からは否定せられている、こういう状況でございますが、ゴルバチョフ書記長があらわれましてからいろいろな新しい国際的な状況があらわれております。例えば最近ではINFの全廃条約の調印であるとか、あるいはア……

第112回国会 外務委員会 第9号(1988/04/22、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 竹下総理は八月に訪中されると伝えられておりますが、いつ訪中されますか。
【次の発言】 その訪中に先んじて、先週来伊東自民党総務会長があなたの特使として訪中されまして、中国の最高幹部の各位と会談を持たれたようであります。この四月二十八日から三十日まで北京で日中民間人会議がございまして、私もその一員として参加するのでございますので、特にお伺いをしておきたいと思って以下の質問をいたすわけであります。  伊東総務会長が中国であちらの最高幹部と会談されて、どういう問題点を持ってきたとあなたは御承知になっておられますか。
【次の発言】 あなたは新しい日本国の総理でございますし、相手の方も李鵬さ……

第112回国会 予算委員会 第6号(1988/02/05、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 竹下内閣が成立をいたしまして最初の通常国会、あなたは「調和と活力」というのをキャッチフレーズにしておられるようでございまして、調和というのは、総理が方向をちゃんと示して、そしてその方向へ向けて、いろいろな説がございましょうがこれを調整をし、そして同じ方向に向けていくというのが私は調和だと思います。  ところでやっておられることを見ますと、つかさ、つかさに任しておるんだとか、ともかく何でもかんでも言わしておる。あなたが一体どっちを向いておるかが国民にはよくわからない。方向がはっきりしておれば国民全部が一緒に行こうというので活力も生まれましょうが、それでは活力の生まれようがございません……


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第113回国会(1988/07/19〜1988/12/28)

第113回国会 外務委員会 第1号(1988/11/18、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 久方ぶりの外務委員会でございまして、国会は臨時国会、それが延長というようなことでございますが、外務委員会なかなかございません。国際情勢は時々刻々と変化をしておるわけでございます。  外務大臣にお伺いしたいと思いますが、ソ連はゴルバチョフが権力を一手に集中するということをやりながら、ペレストロイカなどという言葉を旗印にしていろんなことをやっているわけでございまして、殊に外交関係の点でそのやり方を十分に注視しておかねばならぬと思います。  最近ドイツの首相がモスクワを訪れる。何かドイツ国内ではソビエトフィーバーなんというような熱病がはやっているような話でございまして、盛んにソビエトに対……


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第114回国会(1988/12/30〜1989/06/22)

第114回国会 予算委員会 第3号(1989/02/17、38期、民社党・民主連合)

○永末委員 私は、民社党・民主連合を代表いたしまして本日の質問を行いますが、まず、昭和天皇の崩御に対し、謹んで哀悼の意を表します。  さて、来週には御大喪の儀が行われるのでございますが、私どもはこの御大喪の儀に参列をいたす用意をし、そして昭和天皇をお見送りいたしたいと存じております。  我が日本国憲法におきましては、天皇は日本国の象徴であり、また同時に日本国民統合の象徴であると定められております。天皇の崩御に際しましては国家的儀礼を行うべしということが皇室典範で法定せられておるのは、まさに天皇を象徴として持っておる我が国の特色ではないかと思います。  しかも、この天皇の地位は世襲であるというこ……


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データ更新日:2023/02/05

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