武部文 衆議院議員
31期国会発言一覧

武部文[衆]在籍期 : |31期|-32期-34期-35期-36期-37期-39期
武部文[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは武部文衆議院議員の31期(1967/01/29〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は31期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院31期)

武部文[衆]本会議発言(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 衆議院本会議 第37号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○武部文君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま趣旨説明のありました簡易郵便局法の一部を改正する法律案に対し、佐藤総理大臣並びに小林郵政大臣に若干の質問を行ないたいと思います。  簡易郵便局制度は、昭和二十四年に創設をされましたが、国会論議を通じて、郵政省は、「特定郵便局も昔は一種の請負形態をとっておったが、終戦後の社会情勢の変化に伴っていろいろな弊害が見られたので、これを郵政省の直轄にしてきた経緯があり、簡易郵便局の受託者も公共団体のみに限定したのである。」と言明しているのであります。  そこで、まず総理にお伺いいたしたいのは、郵政事業の請負制度についてであります。  総理、あなたは……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 衆議院本会議 第7号(1967/12/19、31期、日本社会党)

○武部文君 私は、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対しまして、日本社会党、民主社会党及び公明党の三党を代表いたしまして、反対の意見を表明しようとするものであります。(拍手)  私は、まず第一に、今日の公務員労働者の生活がどのような実態にあるかを明らかにし、本年に至ってもなお人事院勧告の完全実施をしない政府の給与改定案に反対するものであります。  人間尊重を説く政府のもとで、公僕として忠実に国民に奉仕する公務員の生活の実態は、皮肉にも人事院の勧告が浮き彫りにしております。すなわち、本年度勧告資料によれば、勤労者の標準生計費は、二人世帯で三万二……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 衆議院本会議 第10号(1968/03/12、31期、日本社会党)

○武部文君 私は、ただいま趣旨説明のありました行政機構の簡素化等のための総理府設置法等の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党を代表して、総理並びに関係閣僚に若干の質問を行なわんとするものであります。  私がいまさら指摘するまでもなく、行政機構の改革は、戦後二十三年間における行政改革の変遷の歴史を見ただけでも、きわめて大きな政治課題であると考えるのであります。本来、行政改革の必要性は、行政に要求されている国民への奉仕が、最も民主的に、最も能率的に行なわれるということでなくてはなりません。しかるに、各省庁間のセクショナリズムと官僚主義のばっこによってこのことが忘却され、行政本来の機能が喪失……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 衆議院本会議 第40号(1969/05/29、31期、日本社会党)

○武部文君 私は、いま民主主義の危機に憤激する国民大多数とともに、日本社会党を代表して、ただいま説明のありました逓信委員長井原岸高君の解任決議案の趣旨弁明に関して、森本靖君に若干の質疑をいたします。(拍手)  ただいま、森本君の逓信委員長井原岸高君解任決議案の提案の趣旨説明については、一々ごもっとも、全く同感のきわみであります。(拍手)しかし、なお私は若干の不明の点があると存じますので、次の点について質問をいたしたいのであります。  国民大多数にとって疑問の第一点は、いま逓信委員長解任問題となっておる委員会審議の一方的打ち切り、自民党の単独強行採決といったことが各種委員会で繰り返して行なわれる……

第61回国会 衆議院本会議 第57号(1969/07/08、31期、日本社会党)

○武部文君 私は、日本社会党を代表して、ただいま逓信委員長より報告のありました簡易郵便局法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行なうものであります。(拍手)  私が政府提出の本法案に反対する理由は、主として次の三点によるものであります。その第一点は、本法案によって政府が企図しております郵政事業の個人委託という下請化の促進が、今後の郵政事業のあるべき姿を実現していく方向に逆行したものであり、郵政事業の真の近代化を阻害していくものであるということであります。私の本法案に反対する第二の理由は、すでに私どもが具体策を示して政府のとるべき施策を明らかにしてきたにもかかわらず、郵政事業の窓口拡充に伴……

武部文[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院31期)

武部文[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第55回国会(1967/02/15〜1967/07/21)

第55回国会 内閣委員会 第27号(1967/07/04、31期、日本社会党)

○武部委員 本委員会で同僚の諸君から、航空自衛隊並びに海上自衛隊について、第三次防の詳細について質問がありましたので、私は、第三次防の中における陸上自衛隊の内容について、若干の質問をいたします。  第三次防の防衛力整備計画の主要項目の中に、陸上防衛力の向上、こういう項目があって、第三次防において初めて大型・中型のヘリコプター八十三機、こういう問題が出てきたのでありますが、現在ヘリコプター部隊は霞ケ浦にあると思いますが、今度購入しようとする大型、中型のヘリコプター八十三機の内容について、まずお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 お聞きいたしますと、大型はバートル107型三十機、中型はHU1……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1967/03/24、31期、日本社会党)

○武部委員 長官にお伺いいたします。  先ほどのあいさつの中に、物価安定推進会議を開催して、適切なる物価安定対策を推進する、こういうことが述べられましたが、昨年十二月に解散をいたしました物価問題懇談会、これは十一回にわたって勧告を出しております。それも、非常に詳細な適切な内容であり、これまでのこういう懇談会では、非常に評判のいい内容があるのではないかとさえいわれておりますが、今度あらためて名前を物価安定推進会議、委員は三十一名だったと思いますが、そういうふうに変えられたわけですが、座長も同じ人です。したがって、この性格は一体どんなものか、まずこの点についてお伺いをいたします。

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/03/29、31期、日本社会党)

○武部委員 和田委員のほうから、物懇の提案とその実施の状況について質問がありまして、私と重複いたしますが、若干質問をいたしたいと思います。  私、きのうこれをいただきましたので、提案の十一項目と実施状況とを総体的に照らし合わせてみました。なかなかじょうずにこの実施状況のプリントはできておりますが、いろいろ検討してみますと、食い違ってしまって合わない点が非常にたくさんあると思います。たとえば、先ほども質問がありましたが、米価の問題については、政治的な加算、これはやめるべきであるということが勧告されておりますが、現実にはあのような結果になってしまいました。それから公債の発行についても同様です。それ……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1967/04/05、31期、日本社会党)

○武部委員 最初にお尋ねいたしますが、四月一日以降、新聞の報道するところによると、最高四円の値上げをしておる小売り業者がある、こういう報道がされておりますが、現実に四月一日以降全国の小売り業者で大体どの程度の値が上がったのか、こういう点について政府のほうで調査があれば、まず最初にお伺いをしておきたい。
【次の発言】 私どもの承知するところでは、最高四円というようなことは、実は消費者の代表としてもおそらくたいへんな不満だろうと思うのです。  この際政府にさらにお尋ねをいたしますが、新聞の報ずるところによると、三月の二十三日に、この小売りの指導価格を撤廃する方針を明らかにしたと発表されておるわけで……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1967/04/20、31期、日本社会党)

○武部委員 この委員会で牛乳の、特に小売り値段の値上げについて、それぞれ参考人等からもいろいろお話があり、また各委員から、小売り値段の値上げ問題についていろいろ意見が出たところでありますが、去る十一月、農林大臣は新聞記者会見において次のように発言をしておられます。四月に入ってから各地で値上げが行なわれておるけれども、一びん二円の値上げはほぼ常識的な値上げだ、したがって、二円の値上げはいまの段階から見れば当然だと言わぬばかりの発言を農林大臣がしておられるわけであります。前の委員会の際に宮澤企画庁長官は、たとえ生産乳価が上がっても、合理化やその他の方法を講ずることによって消費者乳価の値上げは食いと……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1967/05/10、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、前回農林大臣の出席がなかったので、宮澤国務大臣に政府の見解を問いただしたわけでありますが、本日も農林大臣の出席がありません。まことに遺憾でありますが、特に農林大臣が四月十一日の新聞記者会見において発言をされたことについて政府の見解をただしたわけでありますが、その際に、農林大臣の見解は政府の見解ではないという宮澤大臣の回答がありました。また、私のその質問に対する宮澤大臣の回答は、そういうことはないだろう、また農林省の担当官も、そういうことはない、こういう説明でありました。その記者会見の新聞記事を、ほとんど全部にわたって私は取り寄せて調べてみました。ところが、残念ながらこれはどの……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1967/05/17、31期、日本社会党)

○武部委員 この委員会は、今日まで七回の委員会を開催しておるわけですが、農林大臣もすでに御承知のように、この委員会で取り上げた一番大きな問題は、当面する牛乳の問題であります。そのことについてはおそらく大臣も、政府委員のほうから詳しくこの間の経過について報告を受けておられると思うわけです。しかるに今日まで六回の委員会が開催され、私どもとしてはぜひ農林大臣の出席を求めてきたわけでありますが、遺憾ながらいろいろな理由をもってなかなか大臣の出席が得られない、こういうことでございましたが、このことは私どもとしてはまことに遺憾であると思います。少なくとも今日牛乳戦争ということばが流行しておるという事実を見……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1967/05/25、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、きょうは主として公取の関係について質問をいたしますが、その前に、それと関係があるので、ちょっと農林省に最初にお伺いいたします。  四月一日以降全国的に小売りの乳価が相当上がっておりますが、その値上がりの状況を、まず最初に全国的に説明していただきたい。
【次の発言】 それでは公取にお尋ねいたしますが、公取は今回の全国的な値上げに、農林省がどの程度介入しておるかということを突きとめるために、岡田農林省畜産局長の出頭を求めて、行政指導をしたかどうか事実関係を聴取する、その結果、農林省が今回の値上げで全く行政指導をしていないということが明らかになれば、さらに牛乳メーカーあるいは小売り……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1967/05/31、31期、日本社会党)

○武部委員 ほかの方からもたくさん質問があるようですから、私の質問には簡単に答えていただいてけっこうです。  関矢さんに最初お伺いします。先ほど取引の原則はせりが万能だ、せりは公開であって公正だ、こういうことをおっしゃったわけですが、私どもはせりについて若干の、しろうとですけれども見解を持っておるわけですが、それはさておきまして、規格の統一と商品の貯蔵が整備されることができるならば、せり以外の方法も考えられる、こういう説明がございました。その方法としては、サンプル販売なりあるいは相対の売買ということがございましたが、それ以外に、せり以外ではどういう方法が考えられるか。また同時に、規格の統一と商……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1967/06/01、31期、日本社会党)

○武部委員 それでは、最初に大澤さんにお伺いいたします。先ほどの説明によりますと、東京都内で店頭の小売り商が一万人程度だという話がございましたが、そのほかに約二割の行商があるという説明でございました。私がお伺いしたいのは、行商は団地あたりへ行きますと、引き売り人ということばが使われておるようでありますが、この引き売り人について東京で約二千人、これは大澤さんの全国青果小売商組合連合会というものに加盟をしておるのでありますか。
【次の発言】 行商人が行商することについて、店頭の小売り商の皆さんから、行商のあり方については何か特別な制約がございますか。

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1967/06/14、31期、日本社会党)

○武部委員 公取の委員長においでをいただきましたので、最初に公取のほうにお伺いをいたしますが、この委員会で、四月の六日に公取のほうから、兵庫県の一斉値上げについて調査が始まって以来一カ月半ないし二カ月経過する間に、その違反の内容について調査の報告を何回か求めたのでありますが、なかなか回答をいただくようなわけにいきません。確かに時間的に相当かかることは承知をいたしますが、つい先日、兵庫県の商業組合に対して協定破棄の勧告が出された、こういうことを聞いたのであります。これは六月九日の新聞に出ておって知ったのであります。大体二カ月目になるのでありますが、私は、その間に特に必要なのは安売り妨害だと思う。……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1967/06/29、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうまで委員会が開かれた中で、その大半以上は、当面する牛乳の問題についていろいろ質疑がかわされ、特に本委員会の決議として、乳価の安定に関する決議案を四党一致で決定したところであります。先般来、公正取引委員会がこの乳価の問題で、特に兵庫県の価格の引き上げをめぐって、独占禁止法に違反しておるという立場から、これに対して勧告を出されました。続いて愛知県、続いて東京杉並というふうに、相次いで独占禁止法に基づく協定破棄の勧告がなされておったわけでありますが、われわれの承知するところでは、まず最初に兵庫県の牛乳商業組合はこの勧告を拒否いたしました。続いて愛知、杉並、いずれもこの公正取引委員会……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1967/07/06、31期、日本社会党)

○武部委員 村山委員のほうから、再販の問題について非常に詳しい質問と同時に、また詳しい答弁もありました。したがって、長官の時間もないようでありますから、私は関連して、どうしても納得のできない点についてのみ御質問申し上げます。  この問題については、私は当委員会で何回かにわたってしつこいほど実は質問をしまして、なぜ法案が出ないのか、一体出す意思があるのかないのかというところまで質問をしたところが、何回かにわたって公取の委員長のほうから、必ず提出をして今国会で成立をはかる、また企画庁長官のほうから協力する、こういう答弁がございました。つい先日の委員会で、このときは公取の事務局長がおいでになっており……

第55回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1967/07/11、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうは時間がございませんので、簡単に二つだけ質問をいたします。  まず、物価上昇の見通しでありますが、総理大臣は施政方針演説で、ことしの消費者物価の値上がりは五%以下にとどめたいというような発言がありまして、その後政府の経済見通しによると、消費者物価は四・五%、卸売り物価については大体横ばい状態だから・一・二%程度にとどまるのではないかというようなことがしばしば言明されておるのでありますが、その後相次いでやはり消費者物価は上がっておりますし、また卸売り物価も横ばいではない、このように私どもは考えますが、今後の物価上昇の見通しについて、いままで述べられた数字をあなた方としては堅持し……


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第56回国会(1967/07/27〜1967/08/18)

第56回国会 内閣委員会 第6号(1967/11/07、31期、日本社会党)

○武部委員 人事院に対しまして、私は寒冷地船の問題について若干の質問をいたしたいと思います。  寒冷地給の改正については、かねてからいろいろ意見があったところでありますが、八月一日に参議院の内閣委員会において北村委員から質問がなされまして、人事院総裁のほうからこれに対する答弁がされております。人事院給与についてはきょうは触れませんが、勧告の作業についてでありますが、先般の勧告が行なわれまして、その後さっそく作業に取りかかるというような答弁がされておったわけでありますけれども、現在寒冷地手当の問題についてどの程度作業が進んでおるか、その点を最初に承りたい。

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1967/08/02、31期、日本社会党)

○武部委員 官房長官の時間がないそうですから、残余は午後の部で再販の問題について詳細に質問を行ないます。  私がお伺いをしたいのは、七月の十一日に当委員会で、佐藤総理に再販価格の問題について見解を求めたわけでありますが、その際に総理からこういう答弁がありました。消費者保護の立場から、いままでの行き過ぎたものについてはこれにメスを入れる。この国会では非常に時間に余裕がなかったので提案できないが、必ずこれを法制化すべきものであって、次の機会まで待ってほしい、こういう話がありました。それで、参議院の物価対策特別委員会では、七月の十九日に与野党共同提案で決議をされて、次の通常国会に再販の法案を提出する……

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1967/10/11、31期、日本社会党)

○武部委員 最初に公取の関係について質問したいと思います。  先日大蔵委員会で、武藤委員のほうから公取の委員長に対して独禁法の見解なりその他の問題についていろいろ質問がありました。私も傍聴しておりましたので、新しく就任をされた公取委員長の見解をほぼつかんだわけでありますが、きょうは具体的な問題について四、五点質問をいたしたいと思います。  まず第一点は、現在審判中の件数、これは十一件だと思いますが、非常に長いのであります。今後の見通し、特に重要な松下電器の問題が出てきたわけでありますから、そういうようなことを考えると、これから一体審判はどういう進行過程をたどるのか、一体結論が出る見通しはいつご……

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1967/11/01、31期、日本社会党)

○武部委員 運輸大臣の御出席をいただいたわけでありますが、きょうは三名の者が大臣に質問をすることになりまして、時間があまりございませんので、要点のみを質問いたしたいと思います。  その前にぜひ委員長にお願いがございますが、七月の初めに当委員会に佐藤総理が出席をされまして、物価の上昇問題についていろいろ見解を述べられ、同時に、本日議題になります公共料金についても同様に、非常に公共料金の値上げは重要なので慎重にやりたい、こういう発言がございました。当時の佐藤総理の答弁によりますと、非常に楽観的な物価の上昇状態で、心配するには当たらないというような発言があったわけでありますが、今日、事態はきわめて重……

第56回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1967/12/01、31期、日本社会党)

○武部委員 物価問題等の実情調査のため、議長の承認を得て去る九月十一日から十五日までの五日間、兵庫県及び高知県に派遣せられました派遣委員といたしまして、調査の概要を御報告いたします。  派遣委員は戸叶委員長外七名であり、他に地元選出議長の御参加を得まして、兵庫県及び高知県の物価問題等の実情について、つぶさに調査をいたしてまいったのであります。  まず、神戸市の施設である相楽園におきまして、兵庫県及び神戸市の物価対策の実情につきまして県並びに市当局から説明を聴取いたしましたので、以下その概略を述べますと、兵庫県におきましては、昭和三十九年四月企画部に生活課を設置いたしまして以来、どこよりも住みよ……


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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 内閣委員会 第3号(1967/12/19、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となっております日本社会党、民主社会党、公明党、三党共同提案にかかる修正案に賛成し、政府提案の一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案外二件に対し反対の意見を申し上げたいと思います。  本委員会においてすでに論議を尽くしておりますので、簡単に申し上げます。  すでに御承知のとおり、人事院は昭和二十三年、占領軍の労働政策の変更に伴い、国家公務員法の制定によって設立されたもので、公務員は、本来ならば憲法第二十八条に基づきまして、その団結権、団体交渉権、争議権の基本的権利を自由に行使し、労働条件が決定せらるべきであったのであり……

第57回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1967/12/12、31期、日本社会党)

○武部委員 それでは、きょうは、消費者保護という観点から、公取、農林省、厚生省三者について質問をいたしたいと思います。当委員会で牛乳問題がたいへん多く取り上げられまして、今日まで十数回にわたって論議を続けてきたところでありますが、きょうは、先ほど申し上げますような消費者保護という観点から質問をいたしたいと思います。  まず、厚生省に対しまして牛乳の定義、一体厚生省は牛乳をどういうふうに定義づけておるか、こういう点について最初に見解を伺っておきたいと思います。
【次の発言】 厚生省令第二条第三項によって、牛乳とは牛の乳をいう、こういう定義づけになっておりますね。そこで、それでは現在の省令でいう牛……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 逓信委員会 第5号(1968/03/08、31期、日本社会党)

○武部委員 先般の当委員会で米田君のほうから機構の問題特定局長の任用問題さらには局舎の問題について話がございましたが、私は具体的な例をあげて郵政大臣の見解をただしたいと思います。  本年の一月二十五日、地方三局長会議が行なわれた際に郵政大臣は次のような訓示をされておるわけであります。省内の機構はたいへん多過ぎるし、非能率であるから、地方の郵政局と監察局を統合して、三県に一局程度、したがって、大体十八局程度の郵政管理局というようなものを考えて、ことしじゅうに提案をしたいということを訓示をされておるわけでありますが、その真意をまず最初にお伺いしたい。

第58回国会 逓信委員会 第13号(1968/04/05、31期、日本社会党)

○武部委員 ただいま審議中の切手売りさばき料の手数料の改定問題でありますが、先ほど米田委員からも話がありましたように、この法律がどのように決定されましても、第一線の現場でこれを処理する管理者なりあるいは従業員のそういう立場に重要な問題があれば、それは非常に重要視しなければならぬと思いますので、米田委員の発言等に関連をして、大臣並びに郵政省の見解を承りたいと思います。  先ほど大臣は、米田委員の質問の際に、相互信頼あるいは互恵、対話ということを非常に強く主張されておりました。ところが、いろいろ質問の内容を聞いており、回答も聞いておりますと、残念ながら、大臣がいかにそのように言われようとも、現場の……

第58回国会 逓信委員会 第16号(1968/04/17、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、きょうは基本料の問題と加入区域の問題について、若干質問をいたしたいと思います。  最初に、基本料と設備料との関係についてでありますが、三十六年の国会の議事録を見ますと、当時、政府は、この設備料というものは新規に架設をする費用である、基本料は維持費である、使用料はサービスへの対価であるということをはっきりと明言をしておられるのでありますが、今日もこの考え方には変わりはございませんか。その点をひとつ最初にお伺いしたい。設備料は新規に架設をする費用、基本料は維持費、使用料はサービスへの対価である、こういう点を三十六年の国会で答弁をされておりますが、そのようにいまでも理解をしてよろし……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/02/29、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、最初に、政府委員の任命の問題について委員長の見解をお伺いしたい次第であります。  たとえば人事院は、人事院総裁ほか人事官はすべて政府委員であります。公正取引委員会は委員長と事務局長が政府委員になっておる。しばしば委員長が、公正取引委員会の決定は合議制だ、こういうことをおっしゃっておるわけでありますが、委員長が事故のときには委員でない事務局長が一人政府委員として出席をしておる。こういうことでは、国会承認人事である委員としてちょっと私はおかしいと思う。なぜ公正取引委員会だけが委員長と事務局長だけ政府委員としておられるのか、この点についてお伺いしたい。

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1968/03/07、31期、日本社会党)【議会役職】

○武部委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、都合により委員長が出席できませんので、委員長の指名によりまして私が委員長の職務を行ないます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 先般宮澤長官のほうから、本年度の物価の問題についていろいろ説明がございましたので、この機会に、本年度の物価上昇の見通し等について見解を伺いたいと思うのであります。この間の予算委員会で、横山委員の質問に答えられまして、佐藤総理なりあるいは宮澤長官のほうからいろいろ答弁があったのを聞いておったのでありますが、さだかでない点がございますので、この機会にあらためてお伺いをいたしたいと思います。 ……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1968/04/04、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうは運輸大臣の御出席をお願いしたわけですが、参議院のほうの関係があって出席できないということでございます。国鉄の通勤、通学定期料の値上げの問題について、いろいろその前に問いただしたかったわけでありますけれども、残念ながら委員会を開会することが不可能でありまして、結果的には実施になったわけでありますが、これから具体的な問題について、二、三点運輸省の見解をただしておきたいと思います。  三月十二日に、物価安定推進会議が、公共料金の安定化についてという提言を政府にいたしました。その中で、国鉄の基本運賃、その他国鉄の合理化、こうしたことについて非常にページを費やして提言をしておるわけで……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1968/04/15、31期、日本社会党)

○武部議員 消費者保護基本法案の提案の趣旨に関連いたしまして、若干補足して御説明申し上げます。  言うまでもなく、消費者とは、生産者も販売者も一面においては消費者でありますから、国民全部をさすわけであります。わが国憲法には、健康で文化的な生活を営むことは国民の権利であり、これを確保することは国の責務であることを明示しております。したがって、国のいかなる施策も、究極には、すべての国民が一般消費者として充実した消費生活を営むことができるよう、その利益の確保を指向するものでなければなりません。  しかしながら、わが国の明治以来の諸施策は、欧米先進国に追いつくために生産力の拡大に最重点が置かれ、生産者……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1968/04/16、31期、日本社会党)

○武部委員 昨日砂田委員のほうから各関係法についていろいろ質問がありましたので、できるだけ重複を避けたいと思います。  関係法令の質問に入ります前に公取の委員長にお尋ねいたしたいのですが、何回か申し上げるように、当委員会で再販の規制問題について、長い期間かかっていろいろ公取の見解等をただしてきたわけであります。去る二月二十九日、当委員会で、再販の新法を提出することを見送ったということについて、私は公取の今後における具体的な方針についてただしたわけでありますが、その際に山田委員長は、再販の許容品目を大幅に整理をして、さらに再販行為が許される品目についてもその監視をきびしくしたい、そのことが一昨年……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1968/04/18、31期、日本社会党)

○武部委員 公取の委員長にこの際、八幡、富士製鉄の合併問題について、この機会にちょっとお伺いしたいと思います。  新聞で大々的に取り上げられまして、非常に大きな問題が起きておりますが、八幡製鉄と富士製鉄との合併問題について、公正取引委員会がどのような判定をするかということがたいへん注目の的であります。したがって、この問題について公正取引委員長はただいまどういう御見解をお持ちなのか、それをひとつ最初にお伺いしておきたい。
【次の発言】 この問題については、民社、公明からそれぞれまたあとで関連をして御発言があるようですから、そのこともひとつお含みいただきまして、続いてこのことについてお伺いいたした……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1968/04/23、31期、日本社会党)

○武部委員 このたび私どもが提案をいたしました消費者保護基本法案の第十七条に、消費者の組織化ということを私どもはうたったわけであります。この第十七条は、「国は、消費者がその消費生活の安定及び向上を図るための健全かつ自主的な組織活動が促進されるよう必要な施策を講ずるものとする。」こういう第十七条を設けたわけであります。したがって、これに関連をして、これから特に生活協同組合の問題について政府の見解を求めたいと思います。  そこで、最初に、四十二年三月十三日閣議決定、「経済社会発展計画に関する件」という、新中期五カ年計画というものが決定をされておるわけであります。その中に具体的に指摘をしておる項目で……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第10号(1968/04/25、31期、日本社会党)

○武部委員 私ども四党が今回消費者保護基本法を提出するにあたって、第一の目的の中に、私どもは、「国民の消費生活の安定及び向上を確保する」、こういう点を第一条の目的として定めたわけであります。  今日、有害食品あるいは有毒ないしは不良、そうした消費財がたいへん多く出回っており、消費者の保護が非常に重要である、こういう点を考えたわけでありますが、反面、今日のように消費者物価が異常な値上がりをしておる、そうなってまいりますと、消費者は、必然的に安い商品、悪い商品、不良な商品を求める傾向におちいることは当然だと思うのであります。もしそうなってくるといたしますと、私どもが今回提案をいたしましたこの消費者……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1968/05/09、31期、日本社会党)

○武部委員 私はきょう、五月の一日から税金の値上がりに伴って値上がりをいたしました酒、ウイスキーあるいはビール、こうした問題について、国税庁及び経済企画庁、さらには公正取引委員会の見解を求めたいと思います。  そこで最初にお伺いをいたしたいのは、五月一日に値上がりをいたしまして以来、清酒の再値上げの申請が相次いでおるという報道が毎日のように出るのでありますが、現在全国的に清酒の再値上げの申請は一体どの程度出ておるのか、それをひとつ最初にお伺いをしたいと思います。
【次の発言】 私どもの承知するところでは、ここ数日来、全国的に非帯に急テンポでこの申請が各税務署になされておる、このように見ることが……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第12号(1968/05/16、31期、日本社会党)

○武部委員 去る九日の当委員会におきまして、酒、ピール、ウイスキー、こうしたものの値上げの問題についていろいろ質疑を行なったわけであります。特に酒の再値上げの問題についていろいろ国税庁の意見、あるいは経済企画庁の意見等を承ったわけであります。  そこで最初に、前回保留になっておりました公正取引委員会の見解をお伺いしたいわけでありますが、あの席上では委員長は退席になっておりまして、事務局長が出席をされておりました。そこでいろいろ論議が行なわれました際に、私どものほうから、国税庁の行政指導に関連をする共同行為、このことと独禁法との関係、したがって今回の一連の再値上げは独禁法違反ではないか、こういう……

第58回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1968/07/10、31期、日本社会党)

○武部委員 最初に経済企画庁に見解を承りたいのであります。  先般来、経済企画庁長官から消費者物価の値上がりの見通し等についていろいろ話がありましたが、本年度は四・八%にとどめたい、非常に困難だけれども四・八%にとどめたいというような意向がしばしば表明されております。  したがって、まず最初にお伺いいたしたいのは、この四月以降六月までの間に消費者物価の値上がりの動きは一体どのような傾向を示しておるか、まずそれを最初に伺いたい。
【次の発言】 去年と比較すると非常に傾向が違っておるということはいま局長のおっしゃったとおり。去年は前半が非常に低かったわけですから、後半で平均をして四・二、したがって……


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第59回国会(1968/08/01〜1968/08/10)

第59回国会 内閣委員会 第4号(1968/08/23、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、あとの私の本論の質問に関係がありますので、最初に防衛庁長官にお伺いをしておきたいと思います。  防衛庁設置法第三条あるいは第二十条、この精神は、防衛庁の基本であるシビリアンコントロールの精神をうたったものだというふうに思います。長官は、現実にいまの自衛隊にこのシビリアンコントロールというものが定着をしておるというふうにお考えなのかどうか、最初にそれをお伺いしておきたい。
【次の発言】 長官は、この朝日新聞が編集した「自衛隊」という本をお読みになりましたか。ごらんになったことございますか。
【次の発言】 この企画は、去年五十七回にもわたって朝日新聞が連載をした記事を収録したもの……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/08/07、31期、日本社会党)

○武部委員 先ほど消費者保護会議の内容のパンフレットをいただきました。いま砂田委員からも触れておりましたので重複いたしますが、決議の第五項に公共料金の問題をあげたわけであります。この問題は、当委員会としては非常に深く論議をいたしたところでありまして、決議の内容については、非常に抽象的なことばになっておりますが、この精神は十分おわかりだろうと思います。ところが、本日いただきましたこの内容には、公共料金の問題について全然触れていない。私は非常に遺憾であります。  そこで、具体的な問題はこのあと、公共料金の値上げ、特に消費者米価の問題について詳しく長官の意向も問いただしたいのでありますが、先ほど、中……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1968/09/03、31期、日本社会党)

○武部委員 経済企画庁長官がおくれるようでありますから、最初に公正取引委員会、食糧庁に見解を求めたいと思います。  八月二十五日の読売新聞に、北海道の十勝、留萌の米穀業者が独禁法違反の容疑で公正取引委員会に立ち入り検査をされたということが報道されておりますが、その内容について、簡単でいいですから説明をお願いしたいと思います。
【次の発言】 それならば、登録がえを拒否をするということを談合したということになれば、独禁法第何条の違反になるか、それをひとつ……。
【次の発言】 正当な理由がないのに小売り業者の要求を拒否をした、こういった場合は第何条違反になるのか。

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1968/09/24、31期、日本社会党)

○武部委員 最初に、企画庁長官にお伺いをいたしたいと思いますが、当委員会で、物価問題について、いろいろ具体的な問題について、政府の所信なり対策なりを求め、私どもの意見も申し上げてきたわけであります。消費者米価の値上げの問題が起きまして、このことは昨年の一四・四%値上げの際にも申し上げましたように、その波及効果が非常に大きい、したがって、消費者米価について私どもは値上げは反対である、こういう点をるる申し上げたわけであります。しかし、閣議は、すでに十月一日からこの消費者米価の値上げを決定いたしておるわけであります。最近のテレビ、新聞、ラジオ、すべて、物価の値上がり問題を報じない日はない。国民からは……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1968/10/25、31期、日本社会党)

○武部委員 物価問題等の実情調査のため、議長の承認を得て先般当委員会より派遣せられました派遣委員といたしまして、長崎県及び熊本県における調査の概要を御報告いたします。  派遣委員は、砂田重民君外四名であり、他に地元選出議員の御参加を得まして、長崎県及び熊本県の物価問題等の実情について、つぶさに調査をいたしてまいったのであります。  まず長崎県につきましては、九月五日早朝より長崎魚市場及び長崎市設卸売市場を視察後、県庁にて消費者行政の実情について説明を聴取し、引き続き消費者代表との懇談を行ない、次に翌六日、熊本県におきまして、やはり早朝より熊本総合市場を視察後、酪農、肉用牛及び草地改良事業等に関……

第59回国会 物価問題等に関する特別委員会 第6号(1968/11/13、31期、日本社会党)

○武部委員 農林大臣の時間があまりないようでございますので、大臣にこれから大体二点について見解をただしたいと思います。  農林省は物価問題について非常に重要な役割りを持っておるものと思います。特に最近、肉あるいは牛乳、ノリ、こういった食料品の高騰が非常に著しいのでありまして、そういう意味で、農林省は物価問題に対する役割りが非常に高いのだと思っておるわけであります。今回初めて農林大臣に御出席をいただいたわけでありますが、私はまず最初に牛乳の問題について、大臣なり農林省の見解を承りたいのであります。  実は、当委員会は昨年の四月、牛乳代が二円上がりましたときに、非常に時間をかけてこの問題について論……


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第60回国会(1968/12/10〜1968/12/21)

第60回国会 物価問題等に関する特別委員会 第2号(1968/12/18、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうは、いろいろ時間の関係がございまして、同僚の他の委員からも大臣に対して質疑がございますので、私は、大綱的に、五、六点について見解を求めたいと思います。  消費者物価は御存じのとおり、たいへん上昇を続けておりますし、卸売り物価は強含みの状態であります。そこで、今年度の消費者物価の見通し、この問題については、前宮澤長官と当委員会でいろいろ政府の四・八%という目標について意見を戦わしてきたところであります。  最初にお伺いいたしたいのは、本年度の四・八%という目標を変える必要はないと、前長官は、しばしば当委員会で言明をされ続けてきたところでありますが、一体、新しい長官は、今年度の消……


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第61回国会(1968/12/27〜1969/08/05)

第61回国会 逓信委員会 第3号(1969/02/27、31期、日本社会党)

○武部委員 私は、電信電話料金も含めた電電公社関係については、公衆電気通信法の法律改正の際にすべてを譲りまして、きょうは、時間の関係もありますが、郵政事業について見解を承りたいと思います。  これから質問に入るわけですが、その前に、昨日、予算分科会で田邉委員の質問に答えて郵政大臣は、四十五年まで郵政事業は何とかもつが、四十六年度は重大な段階になるかもしれぬ――値上げの問題にも触れておられるようであります。値上げをするにしても、幅はできるだけ小さくしたい、こういうような答弁をされたように、けさ私は新聞を見て承知をいたしました。同時に、郵便事業の将来について十分考慮すべきだ、こういうことも触れてお……

第61回国会 逓信委員会 第5号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○武部委員 四十四年度の予算の具体的な内容を質問いたします前に、会長に関係をいたしますので、一言御質問いたします。  実は、昨年カラーテレビの値上げ、白黒の値下げ、この問題が起きましたときに、私は物価対策特別委員会に所属をいたしておりまして、その席上で経済企画庁とNHKの受信料をめぐっていろいろやりとりをいたしたのであります。このことが新聞に若干報道されておりまして、前田会長の意見も私は逓信委員会でお聞きをいたしました。その当時の企画庁長官宮澤さんの御意見もいろいろ詳細にわたって聞いたのでありますが、お二人の間にたいへん御意見の相違がございました。できれば御一緒にひとつ御意見を聞きたいと思って……

第61回国会 逓信委員会 第14号(1969/04/16、31期、日本社会党)

○武部委員 最初に料金問題についてお伺いをいたしますが、この法案がかかりましてから、大臣の答弁をいろいろ聞いておりましたその過程で、大臣からは、料金の問題については七、八月の時点で経営状況を見て考える、第四次計画は大体このままでまかなえると思う、しかし電報料が赤字になっておる、あるいは設備費が高くなっておる、また、過剰サービスについては十分検討をし、合理化をはかって、安易な料金の値上げはしない、過剰サービスについては、慶弔扱いとか同文扱いとか、あるいは加入電信料の問題とか専用料の問題とか、こういうことがいろいろ言われておったのであります。で、公社の総裁の答弁をいろいろ聞いておりますと、こういう……

第61回国会 逓信委員会 第16号(1969/04/23、31期、日本社会党)

○武部委員 先ほど小渕委員のほうから具体的な問題で相当質問がありましたので、重複する点はなるべく避けたいと思います。  最初に、この法律が提案されたわけですが、この法案の対象となる県境接続の対象地域は何カ所ぐらいで、何市町村が該当するか、まず、それをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 百四十三市町村、百七十五カ所ですか。
【次の発言】 そこで、この郵政省からお出しになった法律案の三ぺ―ジから四ページにかけて「その市町村と特に社会的経済的に緊密な関係にある県外の隣接」――「特に社会的経済的に密接な関係にある」と、こう四ぺ―ジには書いてあります。郵政審議会の答申の中にもこの点には触れておりまし……

第61回国会 逓信委員会 第18号(1969/05/07、31期、日本社会党)

○武部委員 いま金丸委員からいろいろ簡保の歴史について、さらには将来のあり方についてお話がございました。  前回私は、大臣なりあるいは局長に対して、現在の簡易保険事業の実態から、いま簡易保険事業が非常に危険な壁にぶち当たっておるのではないか、こういうことを申し上げたのでありますが、特に、四十二年末の生命保険の保有契約高が米国に次いで第二位になっておる、普及度については四十二年末イギリスと肩を並べるまで日本は成長しておる、こういうような、保険が一流国になった、そういう判断から保険審議会の特別委員会が自由化業種に踏み切った、このことについて簡保は一体これをどういうふうに見るのか、こういう質問に対し……

第61回国会 逓信委員会 第20号(1969/05/14、31期、日本社会党)

○武部委員 先ほどから答弁を聞いておりますと、きょう審議されるこの法律案は、見舞い金を含めた元利金支払い問題とワンセットだという答弁がありました。むしろこの会館は元利金、見舞い金問題に付帯的な問題として起きたものじゃないか。むしろ本件はその見舞い金や元利金のほうにある、そういうようにいろいろ聞いておるとわかるわけですが、そうなってくると、この提案理由の大臣の説明の中にちょっと触れられておりますが、支払い問題の解決を見ることになり、その解決にあたりこの会館の問題が出てきたんだ、こういうことになっておる。この提案された法律案のうしろのほうに若干の資料があるようですが、そういうことからいうならば、む……

第61回国会 逓信委員会 第25号(1969/06/04、31期、日本社会党)

○武部委員 四十一年度の決算についての附帯決議について、先ほど古内委員のほうから三つの問題についていろいろ質問がございました。  重複することを避けまして、第三項目に「協会は、経営の合理化、能率の向上をはかり、従業員の待遇改善に資すること。」という項目が一項目ございます。この予算総則の関係、弾力条項の関係に該当すると思いますが、この第三項目はどういうふうに生かされたのか、それを最初にお伺いしたい。
【次の発言】 どういう方法で支給いたしたか、その内容を説明願いたい。
【次の発言】 先ほども徳島のUHFの話がございましたが、この開設について大体費用はどのくらいかかるものか、これをちょっとお伺いし……

第61回国会 逓信委員会 第29号(1969/06/18、31期、日本社会党)

○武部委員 最初に大臣にお伺いをいたしますが、郵政審議会の中に設けられました郵政事業公社化特別委員会は現在どの程度の進捗状況でございましょうか。また、この答申はいつごろ郵政大臣になされるものであるか、この点を最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 十数回開催されたようでございますが、そういたしますと、この公社化特別委員会の中で、特定局のあり方、特に無集配局のあり方、ひいてはこれから問題になります簡易郵便局のあり方、そうした機構の問題についても、いろいろお話か出ておると思いますが、そういう審議はなされておりますか。
【次の発言】 いま一つ郵政省にお伺いをいたしますが、このところ新聞……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第3号(1969/03/06、31期、日本社会党)

○武部委員 私どもは昨年の四月二十五日、相当な期間を討議に充てまして、議員立法によって消費者保護基本法を成立させました。その際に、各省の消費者行政に対するいろいろな御意見、あるいは計画、そうしたものをお聞きし、私どもとして消費者を保護する立場からいろいろ意見も申し述べ、法案通過にあたって消費者保護の強化に関する件という附帯決議を可決いたしました。その内容はすでに各省においても御存じのとおりでありまして、なかんずく現在の法体系のもとで基本法がかりに通過をしても、現実にはアフターケアの法律が改正されなければ基本法としての存在価値がない、こういう立場で意見の一致を見たわけであります。その中で、特に食……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第4号(1969/03/14、31期、日本社会党)

○武部委員 昨年の四月二十五日に当委員会で消費者保護基本法が可決決定をいたしました。その際に、詳細にわたって、現在の食品その他消費者保護に関して、与野党を通じて、いろいろな問題で政府の考えをただしました。特に食品の問題については、その表示あるいは内容、特に非常に危険な食品が出回っておる、あるいはまたインチキ、ごまかし商品が非常に横行しておる、こういうような点について、現在の食品衛生法で取り締まることは非常に困難である。具体的にきょう私は時間の関係で申しませんが、あとで二、三申し上げますけれども、そういう点について、厚生省側から非常に詳しい答弁がなされました。同時に、現在の法律ではそれを完全に取……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第5号(1969/04/02、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうは消費者保護基本法の附帯決議に基づいて御質問を申し上げるのでありますが、厚生省と通産省ちょっとお待ちいただきまして、最初に公正取引委員会に若干御質問をいたしたいと思います。  当委員会で四十二年の六月以降、再販の問題についていろいろ論議が行なわれました。前委員長、また現在の委員長も、再販については品目の洗い直しを鋭意進めておる、こういう話でございまして、先般洗い直しの告示が行なわれました。これに関連をして最初に若干質問をいたします。  医薬品の告示は、日本標準商品分類によって行なわれたというふうに理解ができるわけですが、化粧品の告示にはそれがない。この点はどういうわけか、まず……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第7号(1969/04/17、31期、日本社会党)

○武部委員 最初に入江先生にお伺いしたい。  先生がお行きになってから半年後に田中調査団が行かれまして、この報告書をお出しになっている。これを読んでみますと、先ほどもちょっとお話がございましたが、対外蒙、対ソ連の防疫活動等から判断すると、現状においては口蹄疫の発生がないものと見るのが妥当であろう、要約いたしますとそういうようなことがこれに書かれております。入江先生もおそらくこの報告書はお読みになっていると思うのですが、第二回目の大石団長のときからわずか半年後にお行きになって、それぞれまた専門の立場で御調査になったこの報告書について、入江先生はどういうふうにお考えになっておられるか、それをひとつ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第8号(1969/04/24、31期、日本社会党)

○武部委員 食糧庁長官に最初にお伺いをいたししたいのでありますが、食糧庁の調査で、農家から出ておるところのやみ米は大体推定何トンくらいと見ておるか、それをお伺いします。
【次の発言】 現在、一般家庭に配給されておる米の量は全国で大体何トンくらいですか。
【次の発言】 いまの長官の答弁によりますと、一般家庭の配給のトン数、さらにやみ米の七十ないし八十万トン、その比率は大体一三%くらいになる、このように計算上は出てくるのであります。先般「昭和四十三年度農業の動向に関する年次報告」、こういうのが国会に提出をされました。その六十四ページから六十五ページにやみ米のパーセントが書いてあるわけでありますが、……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第9号(1969/05/08、31期、日本社会党)

○武部委員 前回の委員会で、厚生省は出席をしておりませんでしたが、農林省に対しまして、現在新聞にも投書が非常にたくさん載っておるのでありますが、牛乳のまがいものがたくさん出ておる、そういう点から、私が入手をいたしましたある薬品会社が牛乳メーカーに対して出しておる処方せんを読み上げまして、このような乳糖、カゼインあるいは安定剤、こうしたものを混合して、きわめて内容がおかしいと思われる脱脂乳をつくって、それを市乳に一〇ないし三〇%添加をして売り出しておる、このようなことを申し上げたわけでありますが、農林省は知らない、こういう答弁でございました。いずれごく近い機会に、現在市販をされておる合成乳あるい……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第11号(1969/06/05、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうは、私鉄大手、バス、タクシー、こうした問題についてお伺いをいたすわけでありますが、その前に、先般新しい国鉄運賃がきまったわけでありますが、政府の説明によりますと、新料金の算出方法は、普通旅客運賃の基本料を一五%アップし、遠距離逓減制に距離比例制を加味する、こういう方法で新しい運賃をきめる、こういうことでありました。現実に料金を私ども調べてみますと、一五%というようなものはほとんどない。ちょうど国民の中からの投書が新聞に載っておりまして、具体的な数字が載っておるのでありまして、その人もたいへん疑問を持っておるようであります。私はこのことを引用してひとつ質問するわけであります。 ……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第13号(1969/06/19、31期、日本社会党)

○武部委員 当委員会で長い間物価の問題についていろいろな意見を戦わせてまいりました。宮澤経済企画庁長官から菅野長官にかわりましても、相変わらず消費者物価の上昇は非常に危険な数字を示しておるわけであります。私どもはいろいろ、与野党を通じて、この物価の上昇について、その原因を私どもの立場から政府側に尋ねてまいりました。政府側からいろいろ答弁がございました。もちろん物価の上昇の原因は非常にたくさんあるし、非常に根深いものだということは私ども十分承知をいたしております。物価の担当官庁である経済企画庁は、こうした問題についていろいろ大臣から見解を述べられておるわけでありますが、きょうは官房長においでをい……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第14号(1969/07/03、31期、日本社会党)

○武部委員 きょうは食糧庁においでをいただきまして、先般、四十四年度産麦価に対する米価審議会の答申が出たわけでありますが、これに関連をして、ごく短時間でありますが、お伺いをいたしたいと思います。  国内産の買い入れ価格の値上げ、これと売り渡し価格の関係は、四十四年度産の麦価についてはどうなるのか、まず最初にそれをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 小麦、裸、大麦、三麦について、いま三・一%の買い入れ価格の値上げをきめた。それは金額にしてどのくらいになりますか。
【次の発言】 それによって食管会計の負担がどのくらいになるか。
【次の発言】 国内産はわかりましたが、輸入の問題でありますが、四十……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第15号(1969/07/24、31期、日本社会党)

○武部委員 きょう私がお尋ねをいたします点は二つございます。一つは、たいへんしつこいようですが、いままで三回、コーラ飲料についていろいろお尋ねをいたしました。御回答をいただいたわけですが、どうも納得できない点がたくさんございますから、再度この問題についてお伺いをいたしたい。第二の点は、先般その問題にからんで食品衛生法第十七条、立ち入り検査、収去、こうした問題について厚生省の見解をただしました。その回答について納得できない点がございますので、そのことと二点、お伺いをいたしたいのであります。  前回から何回か申し上げますように、私は専門家でも何でもございません。ただ国民の側でこのコーラ飲料というも……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第16号(1969/07/31、31期、日本社会党)

○武部委員 いま阿部君のほうからいろいろ基本的な問題について質問がございました。きょうはたいへん時間が少ないのでありまして、まだあと同僚議員の質問もあるようでございますから、私はほんの二、三点についてお伺いをいたしたいと思います。  その第一は、先ほどお話が出ておりましたが、昭和三十八年の第一次物懇、第二次物懇、物価安定推進会議、今度できます物価安定政策会議、こういうように非常に長い間、物価問題について政府の諮問機関の、特に先生を中心にたくさんの提言がなされております。大体二十ばかり出ておりますが、当委員会では、基本的な物価政策の問題と同時に個別物価の問題についていろいろ長い期間討議をいたして……

第61回国会 物価問題等に関する特別委員会 第18号(1969/09/10、31期、日本社会党)【議会役職】

○武部委員長代理 これより会議を開きます。  本日は、帆足委員長が海外旅行中でありますので、私が委員長の指名によりまして委員長の職務を行ないます。  物価問題等に関する件について調査を進めます。
【次の発言】 きょうで実は五回目、コーラ飲料についていろいろ質問することになるわけですが、特に厚生省に対しまして、これは食品衛生法の解釈、立ち入り検査、こうしたことに非常に関連が深いので、せひ大臣の出席をということをきょうまで五回にわたって要求してまいりましたが、いろいろな理由のもとに出席をされません。たいへん遺憾に思います。特に、危険な食品が横行して、国民の間からこのことに対する非常に強い関心がわき……


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各種会議発言一覧(衆議院31期)

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第57回国会(1967/12/04〜1967/12/23)

第57回国会 物価問題等に関する特別委員会消費者問題に関する小委員会 第1号(1967/12/15、31期、日本社会党)

○武部小委員 最初に社会党の態度を申し上げまして、あと私の意見を申し上げたいと思います。  私ども社会党としては、去る六月二十九日に、わが党の堀昌雄議員のほうから、物価問題等に関する特別委員会の席上に、当面の物価の安定をはかるための物価安定緊急措置法案なる法律を提案いたしまして、今日までこれは継続審議になっておるわけであります。この法案は、当面する物価の著しい高騰を何とか押えて、国民生活の維持と向上に寄与する、そういう目的で提案した法律でありまして、五年間の時限立法という形で提案をいたしました。したがって、私どもの党としては、この物価安定緊急措置法案なるものをぜひ成立させてもらいたいという希望……


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第58回国会(1967/12/27〜1968/06/03)

第58回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1968/03/13、31期、日本社会党)

○武部分科員 きょうは非常に時間が短いので、私は全建設省労働組合に対する不当労働行為の問題について、若干建設省の見解をこの際求めたいと思います。  私が具体的にあげる対象は、鳥取県の倉吉、広島県国道事務所、この二つでありますが、最初にお伺いいたしたいのは、この二つで労使間において紛争が起きておるということを建設省は御存じでございましょうか。
【次の発言】 当該の所長なりその他から具体的な報告が建設省にございましたか。
【次の発言】 この問題が人事院に提訴されたということを御承知でしょうか。
【次の発言】 それではまず最初にお伺いをしたいのは、建設省は勤務評定というものについていまどういう具体的……



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