このページでは武部文衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○武部文君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま政府より提案されました公衆電気通信法の一部を改正する法律案について、総理並びに郵政大臣に質問をいたします。 本法案は、財界並びに産業界の強い圧力によりまして、政府の基本政策の確立とか、情報通信網を公共的に発展させるための諸条件の整備など、必要かつ十分な準備作業がほとんど行なわれないままに、いま、しゃにむに、一部の民間企業のために、公衆の電話通信網を野放しにし、さらにこのための料金値上げと制度の改革とを強行しようとするものであります。(拍手) 言うまでもなく、私ども日本社会党は、いま急速に進行しつつある情報化の進展に重大な関心を持ち、こ……
○武部委員 NHKの会長が、中途で所用のために中座をされるようでありますから、順番を変えまして、最初に放送大学の問題について質問をいたしたいと思います。 大臣の所管事項の説明資料の中にも、この放送大学の問題に触れて述べておられます。昨年の当委員会で私は、文部省に対する答申について、NHKは市民大学構想を持っておられるが、一体いまの答申についてどういう見解を持っておられるか、こういうことをお尋ねいたしたわけであります。社会教育審議会の教育放送分科会、この答申の趣旨についてNHKの会長は、数点にわたって疑問があるということをお述べになりました。自来、この教育審議会の答申に基づいて放送大学問題懇談……
○武部委員 ちょっと関連質問いたしますが、いまの防衛庁の話を聞いておりますと、加害者意識というものが全然あなたのほうにはなさそうですよ。 それから、いまのあなたの話を聞いておりますと、私きのうちょっと質問をいたしたわけですが、NHKが一体どういう基地障害について防衛庁に負担を要請しておったかということについての答弁がなかったわけですが、いまお聞きした程度では、横が一キロ、縦が二キロ、滑走路の延長面でいままではNHKが自主的にやっておったんだ、防衛施設庁には何らのそういうことについての要請もなかった、自主的に減免措置をとっておられたんだ、こういうことにしか受け取れないわけです。そういたしますと……
○武部委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております放送法第三十七条第二項の規定に基づき、承認を求めるの件につき、これに承認を与えるに賛成の意を表するものでございます。 この議案の内容をなす昭和四十五年度のNHK収支予算等は、七〇年代に処するNHKの施策を示すものとして注目をせられるところでありますが、わが党はこの点に着目をし、先般来の委員会において収支予算や事業計画の内容はもちろん、その背景にわたっても詳細な質疑を行なったわけでございますが、その質疑を通じて、わが党としては、この収支予算等は、NHKの使命や放送界におけるNHKの役割り等に照らして、おおむね妥当と判断し、その……
○武部委員 関連して一点だけ質問をしておきたいと思います。 阿部君から、先ほど質問の中に小禄さんという婦人の問題がありまして、私これはたいへん重要な問題だと思うのです。人事局長の答弁によりますと、この問題は労使関係以前の問題だ、こういう話がございました。診断書が書きかえられるということは、これはたいへんなことなんです。それも公的な機関の逓信病院の医師が、この診断書を書きかえておったということはたいへんなことなんです。人事局長はいま申し上げたようなことをおっしゃったわけですが、事実を知らぬので調査をしたい、こういうことでございましたから、調査をした結果をぜひひとつ回答していただきたい。この点だ……
○武部委員 数回にわたりまして、この簡易局法案について質疑が行なわれまして、昨年の国会でも、この問題は相当の時間をかけて論議されたところであります。したがいまして、私はこの機会に、わが党の委員がいろいろ疑問を持って郵政省に質問をいたしました具体的な問題について、最終的に郵政省の態度をお聞きいたしたい、このように思います。 まず第一は、三月二十五日に自民党の水野委員から、現行の無集配特定局の問題と簡易郵便局との関係について質疑が行なわれました。その際に、現行の無集配特定局は、いかなることが起ころうとも、これを簡易郵便局に格下げするようなことは考えていない、こういうような意味の答弁がございました……
○武部委員 先ほど林委員から、今回の日航機の乗っ取り事件についていろいろ質問がございました。私も、このことについて最初に何点かお尋ねをいたしますが、できるだけ重複することを避けたいと思っております。 このたびの日航機の乗っ取り事件にあたって、NHKが事件の発生以来六日間、よど号が羽田に帰ってくるまで、連日にわたってこの問題を放送して、全国のたくさんの受信者の耳目を画面にくぎづけにした、こういう点について、これはまことにけっこうなことだと思います。同時に、先ほどお話がございましたように、この放送にあたって、突発的な事件であっただけに、NHKの担当者の皆さんがたいへん苦労されたということも、よく……
○武部委員 ただいま靱社長から、四十五年度の事業計画の概要について説明がございました。同時に、国際電電の海外通信の現状についても若干お触れになったようでございますが、私は、この際数点について、国際電電の今後の方針等についてお伺いをいたしたいと思います。 まず第一点は、ただいまお話のございましたインテルサット、通信衛星を使って国際間に放送業務を中継する、そうした仕事が非常にふえておるわけでありますが、第六十一国会でこのテレビ中継の料金問題がいろいろ論議をされました。現在テレビ中継の料金はどうなっておるのか。料金の算出の基礎は一体どうなっておるのか。同時に、先般の国会で問題になりましたが、わが国……
○武部委員 最初に、放送大学の件について質問をいたしたいと思います。 前回、当委員会でNHKの会長に出席をいただきまして、また文部省にも出席をいただきまして、放送大学の将来の展望についていろいろお伺いをいたしました。その際郵政大臣も、この問題については積極的に取り組んで、文部省と十分相談の上で誤りのないやり方をしたい、こういう答弁がございました。 きょう私がお伺いをいたしたいのは、文部大臣の諮問機関である放送大学準備調査会が九カ月にわたって審議を重ね、七月の二十四日に「放送大学の設立について」という報告書をまとめております。この「放送大学の設立について」という報告を大臣に提出しておるようで……
○武部委員 私は、きょうは放送モニターの件のみについて郵政大臣の見解をお伺いいたしたいと思います。
去る十月九日に郵政大臣は、放送番組モニターの設置を記者会見で発表されました。いろいろ反響があるようでありますが、まずこのモニター制度を設けようという目的は一体何なのか、最初にそれをお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 一説で、このモニター制度は憲法に保障する表現の自由を侵すものではないか、あるいは番組編集の自由を定めた放送法第三条を侵すものではないか、こういうような意見が出ておるようでありますが、このことについて郵政大臣はどのようにお考えでしょうか。
○武部委員 先日、公取委員長から、四十四年度における公正取引委員会の業務についていろいろ説明がございました。いずれ具体的に、各項目について委員長の見解を承りたいのでありますが、きょうはほかの件がございますから……。 第一点として、あなたがごあいさつに述べられました中で、第二点に再販の問題について触れておられるわけです。当委員会は、この再販の問題について相当長い間論議をいたしました。特に再販の抜本的な改正について、北島委員長の時代に非常に大きな改正を含んだ法案が提出されるという事態がありまして、私ども、この問題について賛意を表して、ぜひ国会でこれを承認をしたい、このように考えておったところ、い……
○武部委員 総理の物価問題に対する演説なり、あるいは長官の演説なり、物価問題に対して非常に真剣に取り組むというような、まことに名演説を聞いたわけですが、これがそのまま実行されればまことにけっこうなことなんですが、私は先ほど聞いておって――あなたの演説の中に「いまや、インフレとの戦いに安易な態度は許されない」こういう、佐藤内閣にとって、インフレというタブーをあなたは演説の中ではっきりと言われた。そういう非常に前向きな態度でこの物価問題を解決される、私は、そういう期待を持っておったのですが、先ほどの質問にお答えになって、あなたは、いま現状がインフレと言ったのではないというような、非常に何かわからぬ……
○武部委員 私は最初に、生活センターの性格と申しますか目的と申しますか、こういう点で若干ちまたに誤解があるように思うのです。と申しますのは、これは私、きのう汽車の中で、たまたま週刊誌を読んでおりました。ところが、――これは「週刊新潮」の一番新しいやつでした。これはちょっと表現が上品ではないのでぐあいが悪いのですが、「物価に「へ」の役にも立たず、国民生活センターの存在価値」と、こういう記事が載っていたのです。私はきょうのことがあるものですから、非常に関心を持っていたからずっと読んでおったのですよ。そうしたら、そこの課長の、あなたの談話が載ったりいろいろありますよ。そうして、これから出るであろう例……
○武部委員 この生活センターの具体的な問題について、昨日政務次官なり国民生活局長と、いろいろ細部にわたって質疑を行なったわけでありますが、きのうも申し上げましたように――大臣、きのうはお見えになりませんでしたが、私は、総理大臣の記者会見の内容に実はちょっと触れたわけです。総理がそういうものの考え方でおられるとするならば、私はこれはちょっと問題があるということを触れたのであります。というのは、たしか二月二日だったと思うのですが、この国民生活センターをつくることによって、物価問題が何かいかにも解決すると言わんばかりの記者会見をしておられる。国民生活センターができたならば物価問題が解決するというよう……
○武部委員 きのう砂田議員のほうから、附帯決議の具体的な実施状況についていろいろお話がございました。私どもも、そういう点でたくさんの問題をかかえておりますが、きょう同僚議員も、あと三人ばかり予定があるようでございますので、できるだけ簡潔に質問をいたしますから、要点をひとつ要領よく御答弁をいただきたいのであります。 きょう最初にお伺いをいたしたいのは、残留農薬の問題について、私どもは前の委員会で、この許容基準についていろいろ論議を行なったのであります。当面問題になっておるBHCの問題、この問題は、昨日他の委員会で取り上げられたようでありまして、私はきょう新聞を見て、その内容を知ったのであります……
○武部委員 「行政介入と物価について」という安定政策会議の提言が、四月六日に総理に対して提出をされました。この内容は非常に重要でありまして、十五の項目について、かつて懇談会なりあるいは安定推進会議なりが提言をされました内容とは趣を異にして、具体的に、行政介入が物価にどういう影響を与えておるか、こういう点について、私どもとしては、これは非常に時宜に適した提言であろうと思います。 そこで、きょうは、経済企画庁長官を中心にして各省庁責任者の皆さんに、省庁のなわ張りを離れて、当面する物価問題でこの提言をどのように生かす決意があるのか これを実行する意欲は一体どの程度あるのか、こういう点について、具体……
○武部委員 この機会に資料要求をいたしたいと思いますので、委員長においてお取り計らいをいただきたいと思います。 当委員会で私のほうから質疑を行ないましたBHCの関係でありますが、ここ数日来、この問題がたいへん話題を呼んでおりますが、資料が不足でございますので、この機会に、BHCが米、米ぬか油、卵、肉、水、母乳、野菜、こういうものにどの程度含まれておるかということを、すでに調査したものがあればそれを提出いただきたいし、なければ、即刻調査をしていただきたい。 特に水の問題につきましては、先般来、食用ガエルがアメリカに輸出をされました際に、BHCを含有しておるという理由をもって、これが陸揚げが全……
○武部委員 今回の「行政介入と物価について」という提言を拝見いたしまして、先般の委員会で、この提言について政府の見解を求めたのでありますが、きょうは、提言をされた伊東先生においでをいただきまして、二、三の点についてお伺いをいたし、同時に政府の関係の皆さんから、このことについてお答えをいただきたい、このように思います。 最初にお伺いいたしたいのは、いま砂田委員からもお話がありましたが、この提言が、主として中小企業なりあるいは農業部門にメスを当てられておって、管理価格、公共料金、こういうものに触れておられない。ただ、この提言の中にございますように、このことは、すでに推進会議なりあるいは物懇の提言……
○武部委員 私どもが当委員会で消費者保護基本法を制定いたしました際に、残留農薬についていろいろ論議をいたしました。当時論議をいたしました際には、農薬の害について、さほど私どもも知識を持っておりませんし、また国会の論議でも、さほど真髄に触れたような質疑も行なわれなかったわけでありますが、その後農薬の害が予想外にひどい。特にアメリカにおいてこの農薬の問題が非常にきびしく取り上げられて、わが国においても、アメリカの状況に応じて、まねをしておるというとたいへん語弊がありますが、そういうような政策がとられつつあるわけであります。 そこできょうは、前回私が要求をいたしました、農林省及び厚生省の提出をされ……
○武部委員 私は、最初に、当面問題になっておる私鉄運賃について、運輸省及び経済企画庁に質問いたしたいと思います。
すでに公聴会が終わったわけでありますが、運輸審議会は現在どのような作業の状態なのか。それを運輸省はどのように見ておるのか。一部報道によりますと、政府の態度が固まらないために、運輸審議会は政府の態度待ちだというような報道がされ、当面静観をするというようなことを言っておるようでありますが、この点について運輸省はどのように見ておられるのか、これを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 運輸省が入ってくるまでに、経済企画庁にお伺いします。
今回の私鉄運賃の値上げ申請に伴って、もし……
○武部委員 経済企画庁長官にお尋ねをいたすわけでありますが、当面物価の上昇が非常に急テンポになってまいりまして、東京の十月の物価の値上がりは対前年比で八・五%、これは異常な値上がりであります。総理府統計局の数字でこのような数字が出てきておるわけでありますが、きょうお尋ねいたしたいことは、いま委員長からもお話がありましたように、時間的な制約がありますので、しぼってお尋ねをいたすわけであります。 まず第一は、この物価上昇の現状について、担当大臣としてどういうお考えなのか、今後の見通しは一体どうなのか、それを端的にひとつお答えいただきたい。
○武部委員 時間が限れておりまますので、大臣に二つ、三つの点について御質問をいたしたいと思います。
まず最初は、十二月一日、消費者五団体の代表が佐藤総理と物価問題について会見をいたしました。その報道によりますと、郵便料金はどれもこれも上げるわけにはいかない、はがき、封書は値上げしないように担当大臣に言いつけてある、こういう報道がございました。これは二、三の報道も大体内容は似たり寄ったりでありますが、一体郵政大臣は総理からこの問題についてどういう指示を受けられたのか、それを最初にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その辺が非常にあいまいでありまして、これから申し上げることにも関係するわけで……
○武部委員 経済企画庁長官にさきの委員会で、今後の物価上昇の見通しとその対策について見解を承ったわけでありますが、そのとき・四・八%という当初の政府の見通しは達成できなくなった、したがって、現在の物価上昇の推移からするならば六%台になるようなそういう傾向である、これはたいへんなことであるので、できるだけ安定するようにつとめたいというような趣旨の答弁がございました。私は、この八月、九月、十月の全国消費者物価の上昇の指数なり、あるいは東京都の一番新しい消費者物価の指数の上昇の傾向から見て、四十五年度の物価上昇の数字は七%をこすのではないか、こういうことを申し上げました。最近の数字は、このまま横ばい……
○武部委員 ただいま企画庁から、第三回の消費者保護会議の決定に基づく百三十九項目、たいへん詳しい内容を盛った冊子をいただきまして、私どもいろいろ検討いたしてきたわけでありますが、百三十九というたいへん膨大なものでありまして、逐一この内容について御質問いたしますとたいへん時間も食うわけでありますので、でき得る限り簡略に、要点のみこの冊子に基づいて順番に御質問いたしますから、御回答いただきたいのであります。 なお、これに関連をする問題で一、二、記載されておりませんけれども申し上げますので、御答弁をいただきたいのであります。 この冊子、お持ちでございましょうか。持っておられますね。では、この冊子……
○武部委員 ただいま当委員会で勤労者財産形成促進法案が審議中でございますが、雇用促進事業団はこの法律ときわめて重大な関係を持っておりますので、去る二月二十日予算委員会第四分科会で、労働省の監督下にある雇用促進事業団の運営、特に、これから申し上げます日本ライク、さらには関東物産等の宿舎用地の買収の疑問点について幾つか指摘をいたしたのでありますが、実はきょうも引き続きこの問題を中心に質問をいたしたいと思います。 私は、日本ライクが事業団に売却した昭島市の郷地の宿舎用地六千八十七坪、相模原市の下九沢宿舎用地約五千坪、横浜市善部の宿舎用地約四千九百四十八坪、さらに関東物産が売却いたしました横須賀市公……
○武部委員 私は、きょうは放送大学について、郵政省と文部省の見解をお伺いをいたしたいと思います。いつか、ここで放送大学の構想なり今後の実施方法について、相当詳しくお聞きをいたしました。自来、この問題は郵政省なり文部省で具体的に話が進んでおるように聞いておりますし、また報道機関によっても放送大学の準備の状況が報告をされ、報道をされ、また四十六年度の予算要求の過程でも、文部省あるいは郵政省からそれぞれ予算要求が行なわれ、内示を得ておるようであります。 そこで私は、今年の一月から非常に長い準備期間を持ちながら発足をいたしましたイギリスのオープンユニバーシティーが、一体どのような反響を呼んでおるのか……
○武部委員 私は、社会党の武部委員でございます。公述者の皆さんには、たいへん御苦労さんでございました。意見はたくさんございますが、意見は申し上げません。質問を二ついたします。最初の質問は、竹中さんにお伺いをいたしたい。 ただいま、六人の皆さんからいろいろ郵便料金の値上げについて御意見がございましたが、内容に若干の相違がございましても、五人の方は、現在の消費者物価の上昇と郵便料金の値上げと関連をして意見をお述べになりました。賛成の方でも、その点に触れておられるわけであります。竹中さんは、専門が専門でございますし、学問的な面で、特に経営学的な点に触れてお述べになったわけでございますが、先ほどお聞……
○武部委員 郵便法の一部改正をめぐりまして、わが党からは六人の同僚からいろいろ質問がございました。内容につきましては私も承知をいたしましたので、できるだけ重複する点を避けたいと思いますが、いろいろ問題点がございますので、郵政省側の御答弁をいただきたいと思います。 今度の郵便法の一部改正をめぐって、きょうまでの政府側の答弁によりますと、料金の引き上げによる財源を郵政職員の処遇改善に充当する、こういうことが答弁されておりますが、いろいろ聞いておりましても、具体的にその内容がされておりません。私は、いま郵政事業に対して遅配なりその他の問題をめぐって国民が非常に不信を持っておる。したがいまして、郵政……
○武部委員 最初に、かねてから質疑を行なっておりました放送センターの問題についてお伺いいたします。
私がお尋ねいたしたいのは、放送センターとタワーとの関係であります。四十七年にセンターが完了して四十八年に引っ越しの計画があるようでありますが、その中にタワーが入っておるのか。タワーの建設場所はどこであるか。高さは一体何メートルであるか。費用はどのくらい。さらにタワーの建設時期はいつであるか。これを最初に伺いたい。
【次の発言】 そうすると、センターとタワーとは全く別個のものだというふうに考えていいのですか。
【次の発言】 しかし、いまあなたの答弁でいきますと、センターのほうは四十七年に完了して……
○武部委員 稻葉参考人にお尋ねをいたします。いまの基本法の問題は単刀直入におっしゃったわけでありまして、そういう意見もあろうかと思います。しかし、私どもは産業構造審議会の提言にもありますように、ガイドポストというものが必要である、基本法というものが必要である。国会でもそういう決議をいたしておるのであります。そういうものが全然無視をされて、現実問題としてそういう具体化が進んでおるのだから、そういうものは先になって考えればいいのじゃないかということは、私どもとしては若干うなずけない点があるわけでありますが、いまお述べになりましたように、基本法というものは、それならば一体どういう方向でもって進むべき……
○武部委員 最初に郵政大臣に、いま問題になっておりますVOAのことについてこの機会に見解を求めたいと思います。当委員会では、この問題をいままで論議をいたしておりませんが、沖繩返還をめぐってVOAの問題がたいへん話題になっておりますが、私ども報道で知る限りにおいては、郵政大臣はこのVOAの存続を当初から電波法に抵触するものとして拒否を声明をしてこられたように聞いておるのであります。言うまでもなく、これは電波法に抵触するわけでありまして、今日なお郵政大臣としてはこのVOAの存続を拒否するという態度は変わっていないのかどうか、それをお伺いをいたしたい。
○武部委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
これより政府並びに参考人に対し質疑を行ないます。
質疑の通告がありますので、順次これを許します。登坂重次郎君。
【次の発言】 渡部通子君。
【次の発言】 物価予算はどなたでしょうか。
【次の発言】 これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。
参考人の方々には、長時間にわたり貴重な御意見をお述べいただきまして、まことにありがとうございました。本委員会の今後の調査にきわめて参考になりました。ここに委員会を代表して、委員長より厚くお礼を申し上げます。
次回は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午後二……
○武部委員 去る三月二十三日の理事懇談会におきまして、先般、四月一日から新聞の購読料が大幅に値上げをされるという社告が出ました問題をめぐって、いろいろ論議をいたしました。その結果、本日の委員会に、新聞購読料値上げ問題について朝日新聞、毎日新聞、読売新聞三社の出席を求めて、値上げの理由等について説明を求めることに、各党一致いたしたのであります。その後の経過について、委員長の説明を求めたいと思います。
【次の発言】 一応、私どもの決定に基づいて委員長がいろいろ努力されたことについての経過は、いまお聞きしたとおりのようでございますが、私どもとしては、今回の新聞代の値上げ問題について、たくさんの意見を……
○武部委員 参考人の方には、たいへんお忙しいところ、ありがとうございました。 実は四十二年の値上げのときに、皆さんにおいでをいただきまして、いろいろあの値上げの内容について御意見を承ったわけでありますが、あれから一回の値上げがございました。今回三円の問題が出たわけでありますが、四人の方の御意見を聞いておりますと、勝部参考人の立場は別にいたしまして、生産者、メーカー、あるいは小売り、それぞれの立場から、値上げのやむを得ない実情をお述べになったわけでありますが、特にその中で、あるいはやり方によっては、その値上げを食いとめることができたのではないだろうかと思われるような意味の御発言がございました。……
○武部委員 企画庁長官にお尋ねをいたすわけですが、先日総理府の統計局から、四十五年度の消費者物価指数の決定が発表されました。当委員会で私どもはかねがね、長官が年度の当初に発表されました目標四・八%ということをめぐって、いろいろと論争いたしてきたわけでありますが、最終的には七・三%という数字が出たわけであります。これはたいへんな数字でありまして、三十九年以降、このような大きな数字が出たのは初めてであります。もちろんこの原因については、いろいろここでやりとりいたしたわけでありますし、また、その責任は一体どのように負うべきかというようなことも、連合審査の際にも申し上げたつもりであります。したがいまし……
○武部委員 私は最初に、大臣が就任をされましてから初めて御質問申し上げるわけでありまして、これから二、三お伺いをする前提となる問題について郵政大臣の見解を承りたいと思います。 先般、郵便法の改正が当委員会で決定をいたしまして、料金が値上げになった。その際、料金値上げの問題にからんで、郵政事業の中における人と人との問題、端的に言えば、労使の問題についていろいろ話し合いが行なわれました。御承知のように、昭和五十年には郵便の物数が百四十億通になろう、あるいは昭和六十年には二百億通になるのではないかというように、郵便物数の増加は非常に急テンポに進んでいるわけでありますが、特に郵政の運営経費の中で占め……
○武部委員 ただいま企画庁長官から物価政策についての御見解を承ったわけでありますが、この機会に、限られた時間でありますが、長官から物価政策の基本的な問題についてお伺いをいたしたいと思います。 まず第一は、去年の物価の上昇が、政府の見通しとたいへん狂った。別に去年ばかりじゃありませんが、ほとんど見通しが食い違っておるのであります。去年は四・八%の消費者物価の上昇という予定でありましたが、結果的には七・三%になりました。本年度は、かつてない五・五%という数字を目標といたしておりますが、今日の段階で私どもは、なまはんかなことで五・五というような数字が保てるというふうには考えておりません。特に、この……
○武部委員長代理 有島重武君。
【次の発言】 田中恒利君。
【次の発言】 和田耕作君。
【次の発言】 谷口善太郎君。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についておはかりいたします。
本日は、特に食肉の流通及び価格問題につきまして、参考人として畜産振興事業団理事長岡田覚夫君、食肉輸入商社協議会会長河村雄次君、食肉輸入商社協議会専務理事宮崎貞雄君、以上三名の方から意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 参考人の方々には、御多忙中にもかかわらず本委員会に御出席をいただき、まことにありが……
○武部委員 私は、最初に経済企画庁に、当面する円問題、これと物価との関係についてお伺いをいたしたいと思います。 いま、ドル問題、円問題がたいへん大きく取り上げられておるわけですが、いろいろ新聞なりあるいは週刊誌等に、この円の切り上げについて解説なり報道がなされております。私どもは、この委員会を通じて物価の問題でいろいろ論議をしてきたわけでありますが、かりに円が一〇%切り上げになったとすると、これはもちろん、いまの段階としては想定でありますから何とも言えませんが、かりに一〇%切り上げになった場合、これが現在のわが国の消費者物価に一体どういう影響をもたらすのか、こういう点でいろいろ数字があげられ……
○武部委員 私は、返還協定、さらには合意された議事録、愛知書簡、さらには交換公文、こういう問題について御質問をいたしますが、重点を二つにしぼって質問をいたしますので、そのように御理解をいただきたいと思います。 最初に極東放送に関する問題についてでありますが、きのうの返還協定特別委員会におきまして、同僚の大出委員より極東放送の存続についてその不当性が追及されました。本問題については、私は別な観点から政府の考え方をただしたいのであります。 佐藤・ニクソン共同市川及び愛知書簡の法的根拠について伺いたいのであります。米国権益の擁護について述べておる共同声明の第九項を受けまして、愛知書簡が出されてお……
○武部委員 私は最初に放送法の改正問題と十二チャンネルの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。
放送法の改正の問題につきましては、郵政大臣が就任をされたときに、就任の弁の中で放送法の改正を示唆されたわけたわけです。で、今日に至っておりますが、政府としては、この放送法の改正について郵政大臣が述べたような、今後放送法改正という方針に変わりはないのかどうか、それを最初にお伺いします。
【次の発言】 それは一体どのような日程で放送法改正ということの作業を進めておるのか、その点を説明願いたい。
【次の発言】 そういたしますと、次の通常国会に放送法の改正を提案をするという、そういう考え方で検討してお……
○武部委員 去る九月十日に、私は本委員会で、ガソリンあるいは灯油の値上げの問題について政府の見解をただしました。その際に通産省から、原油の問題等をひっくるめて、いまいろいろうわさされておるガソリンなり灯油の値段の問題についての答弁がありました。特に、ドル・ショックの関係で、石油業界は労せずして多額の収益を上げることはもう一目りょう然である、こういうときに、むしろその利益を消費者に還元すべきではないか、こういうことを私のほうから申し上げまして、それぞれお答えがございました。 当時の議事録を見ますと、通産省のほうから、「値上げが行なわれるようなことについては極力抑制するように指導してまいりたい」……
○武部委員 四十七年度のNHKの予算の審議をめぐって、同僚の議員からたくさんの具体的な質疑なり意見が出されておりますので、私はできるだけ重複を避けたいと思い出すが、若干重複する面があるかもしれませんので、御了解いただきたいと思います。 まず最初に、郵政大臣の意見書でありますが、昭和四十二年からずっと出された郵政大臣の意見書を見ますると、本年の意見書とはたいへん内容が違うのであります。たくさん項目的にあげたいと思いますが、私は二つ、三つお聞きをいたしたいと思います。 まず一つは、この中で営業活動について、一そう効果的な施薬を講じて収入の増加をはかれ、こういうことが記載されておりますが、営業活……
○武部委員 きょうは簡易生命保険の制限額の引き上げの問題でありますが、郵政省が三事業の上に成り立っておることは郵政大臣御承知のとおりであります。実は明日の一般質問の際にお伺いをいたしたいと思っておりましたが、あるいは時間がないかもしれませんので、この機会に二つの問題について郵政大臣の見解を承りたいと思います。 その一つは、あなたが非常に抵抗されておって、国民の側から見ると非常に好感をもって迎えられておる郵便貯金の利子の問題であります。私はこのところしばらく国へ帰りまして、現場の諸君といろいろ話し合う機会を持ったわけでありますが、この郵便貯金の利子の問題は国民の中に非常に好感をもって迎えられて……
○武部委員 私はまず最初に、この委員会で三つの問題が論議をされておるわけでありますが、同僚委員からもすでに指摘がありましたように、拡充法、特退法、質権法、この三つの法案を一括して提出されてきたことについていろいろ意見がございました。私も同様に思います。この三つの問題は、なるほど期間延長については、十年という日程については間違いはありませんけれども、内容はそれぞれ異なったものであります。特に野党側としては、この三つの問題についてかねてからいろいろと主張しておったので、政府自体も、あるいは電電公社自体も、特退法は職員の労働条件、待遇に非常に関係がある、こういうことは万々承知のとおりであって、これに……
○武部委員 大臣は、何か都合があって途中で退席されるようでありますから、最初にひとつ、いまの発言とは違うわけですが、お聞きをしたいと思います。 きょうの各紙に、かつてここで何回か論争いたしました郵便貯金の利子の問題と庶民金融の問題が大々的に報道されております。私どもは、郵政大臣がこの委員会ではっきりと言明されたように、庶民の金である郵便貯金の利子は断じて下げないとはっきりと言明されたわけでありますが、きょう報道されておるような、この利子とそれから庶民金融とを取引するような、そういう報道があることについて、大臣はこれを承知されておるのかされていないのか、端的にひとつ……。
○武部委員 私は前回の当委員会で、当時いろいろ問題になりました郵便貯金の利子の問題と庶民金融の制度の問題について、郵政大臣の見解をただしました。そのときの私の発言は、伝えられるところによると、郵便貯金の利子を、大蔵省の意向をいれて、銀行その他の利子引き下げと同様にこれを行なう、しかし、それと引きかえに庶民金融の実施をやる、こういうようなことが伝えられておるが、郵政大臣の見解はどうかということをお尋ねをいたしました。当時郵政大臣は、そういうことは絶対にない、その報道は大蔵省サイドの報道であって、郵政省としては関知しない、こういう発言がありまして、私どもは、従来どおり郵政大臣はこの郵便貯金の利子の……
○武部委員 このたびの法案につきましては、同僚の議員からたくさん質問が出ましたので、私は最後になるわけでありますが、一応ダブって御質問することもありましょうが、御了承いただきまして、この法律の持つ具体的な点について政府側の確認をひとつ求めたい、こういう立場からお尋ねをいたしたいと思います。 情報化社会が進む中で、将来のCATV、これはただ単に再送信というようなものではなくて、自主放送の分野にまで広がっていくところの内容を持っておるきわめて重要な法案であります。そうした意味からいって、この有線テレビジョン放送法案、CATV法案というものは、放送法と並んで言論立法的な性格を持っておる、こういうこ……
○武部委員長代理 発言を続けてください。
【次の発言】 関連。
私はきょう質問しようと思っておりましたが、時間の関係で実はやめることを通告しておったわけですが、ただいままでの答弁を聞いておりまして、やはりこれは問題があります。
きょう、われわれは四つのテレビを見たわけであります。そのうちの二つのテレビは、完全にあとの二つと違ったものであります。したがって、この二つのテレビは明らかに、いまあなたがお認めになったように欠陥であります。二つのものは、技術を改善をして、新しい方法によって、そのような雑音が入ってもそれによってチャンネルが変わるとか、あるいはさらに点滅を繰り返すとか、こういうことがな……
○武部委員長代理 これより会議を開きます。
本日は、委員長所用のため、委員長の指名により、私が委員長の職務を行ないます。
この際、連合審査会開会の件についておはかりいたします。
本委員会において調査中の物価問題等に関する件について、農林水産委員会及び商工委員会から、それぞれ連合審査会の申し入れがありましたので、これを受諾するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
なお、本連合審査会の開会は、明十一日土曜日午前十時の予定であります。
本日は、これにて散会いたします。
午後三時七分散会
○武部委員 先日、物価問題連合審査会が行なわれまして、その席上で、私は、消費者運動とその組織のことについて政府の見解を求めました。具体的な問題は生活協同組合法の改正の問題でありまして、本日は、そういう意味で、当面の担当省である厚生省、さらには消費者保護基本法制定の際にこの問題をいろいろ論議をいたしました経済企画庁から、この問題について見解を承りたい、このように考えております。具体的に事実を追って、お話をできるだけ簡明にいたしたいと思っております。 生協が誕生いたしましてから今日までの間に、法律改正を見たのはただの一回であります。その改正もごく限られた部分だけの改正にとどまって、今日二十年を迎……
○武部委員 私は、最初に、厚生省に生協問題についてお伺いをいたしたいと思います。 先般の物価の連合審査の際に総理、厚生大臣、通産大臣に対しまして、現在の物価問題、その中に占める消費者組織、特に生協が、消費者組織の中で系統的に物価問題に取り組んで、非常に困難な中にも物価問題に果たしておる役割りが評価をできる、したがって、年来の懸案であった生協法の改正を、ぜひいままでの約束どおり今度の国会に提出してもらいたい、こういう点を強く要望しておきました。総理からも各大臣からも、それぞれ答弁があったわけであります。続いて三月十五日当委員会で、本日御出席の厚生省登坂政務次官、さらには経済企画庁の政務次官にお……
○武部委員 私は、きょうは東京瓦斯の値上げ申請の問題をお伺いをするわけでありますが、その前に、公正取引委員会に一つだけ確かめておきたいことがございます。 先般の当委員会で、昨年の八月以降牛乳の異種脂肪の問題がたいへん問題になりまして、私自身が納得できない点がございましたので、公正取引委員会にこのことについていろいろお伺いをいたしました。大体内容は明らかになったわけでありますが、この機会に、国立衛生試験所の慶田教授から公正取引委員会の事務長あてに提出をされました試験結果について、三十銘柄の内容について異種脂肪の混入の事実あり、また疑いあり、こういうことが出ておるわけでありますが、これを最初に具……
○武部委員 短い時間ですが、生協の問題について政府の統一見解を求めたいと思います。 私は、この委員会で数年前から、生協法の改正問題について、政府といろいろとやりとりをしてまいりました。今度の通常国会でも、先般も申し上げましたように、佐藤総理あるいは通産大臣、厚生大臣いずれも、生協、特に消費生協が物価問題の中で占める役割りについて、それなりの評価を政府自体がしておる。特に消費者運動の中で生協が、全国的に非常に活発に運動を展開しておるということを認めながら、生協法の改正についてはっきりとした態度が示されず、今日に至りました。今回の国会もあと二日を余すのみとなったわけでありますが、一体政府側は、私……
○武部委員 私は、ただいま井上委員から話がありました郵政省の職場における労使関係、職場の問題等についてたくさんの意見を持っておりますし、新しい大臣からぜひこの問題について見解を承りたいと思っておりますが、この問題は次の機会に譲りたいと思います。 きょう私がお尋ねをいたしたいのは、沖繩国会の際にいろいろ政府側の見解を問いただしました極東放送とVOAの問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 最初は極東放送の問題であります。この極東放送の存続をめぐっていろいろとやりとりをいたしました。これは明らかに電波法の違反である、したがってこの極東放送の問題は慎重に取り扱うべきだということを強く要請をい……
○武部委員 ただいま有田長官からごあいさつがございましたが、いずれ田中内閣としての施政方針演説で、こうした物価問題については詳しく方針が示されるものと、私どもは期待をいたしております。ただいまきわめて大綱的なお話がございましたが、私はこの機会に、新しい長官として物価政策に取り組まれる態度について、二、三お伺いをいたしたいと思います。 その一つは、国会が終わるちょうど直前に、東京瓦斯の料金問題をめぐって、今度総理になられた田中通産大臣といろいろやりとりが行なわれました。当時非常に慎重な答弁をいたしておられた政府側が、国会が終わるととたんに、この東京瓦斯の値上げを実行いたしました。まさに火事場ど……
○武部委員 公正取引委員長がおかわりになったわけでありますが、いずれあらためて、公正取引委員会の所管の事項についてお伺いをいたしたいと思いますが、私はこの際に、ただ一つだけお伺いをいたしたいわけでございます。 というのは、先般、就任をされました直後、消費者団体の皆さんとお会いになって――私ども当委員会で、昭和四十二年以来、再販の問題について非常に長い期間やりとりをしてまいりました。紆余曲折を経たわけでありますが、先般の消費者団体の代表との会見の席上で、公取の委員長は、特に再販の問題について触れておられます。私は新聞の記事しか承知いたしませんでしたが、いま物価問題が非常にやかましい、その中でこ……
○武部分科員 私は、きょうは時間が非常に短いので、いま問題になっております食品公害監視体制、さらにはこの被害を防止するための行政のあり方、こうしたことについて基本的な厚生省の考え方をお伺いいたしたいと思います。具体的な問題はいずれあらためて消費者保護基本法に基づいて物価問題特別委員会で具体的に御質問をいたします。 いま新聞や週刊誌を見ますと、ほとんど毎日のように食品公害の記事が出ております。たとえばチクロに端を発しました問題から、DDTからBHC等に至るまで、非常にこれは国民関心の的でございまして、毎日の生活に欠くことのできない食品の中に害があるということは、これは異常なことでありまして、こ……
○武部分科員 私はまず最初に二つ、三つ具体的な問題をお伺いいたしたい。
島根半島頂上にあります高尾山レーダーサイトの指揮命令系統及びここにおる航空自衛隊及び米軍の数、これを最初にお伺いしたい。
【次の発言】 航空自衛隊の隊員の数は幾らですか。
【次の発言】 いま一つ、美保基地へバッジ学校が開設されたわけですが、バッジ学校の指揮命令系統及びこのバッジ学校の隊員の数は幾らでしょうか。
【次の発言】 私の承知いたしますところでは、このバッジ学校第三分校、これが開設されましてから定員が配置をされたのは、先ほど申し上げた高尾山のレーダーサイト、ここに実施部隊が約四、五十名、さらに美保基地の中に、これは……
○武部小委員 お二人の参考人の皆さんにはたいへんお忙しいところありがとうございました。 私は、最初に高田参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、十二月三日の日に、放送番組向上委員会は局側の幹事との合同委員会を開かれて、先般開いた全国番組審議会委員長懇談会における各社番組委員長からの提案や政府並びに国会の動向を検討されたようであります。その結果、四項目について意見の一致を見ておられるようでありますが、その四項目の中の最後に、「郵政省が計画中のモニター制、衆議院逓信委員会に設けられる放送に関する小委員会等については、関係方面との連絡を密にして、その動向を監視する一方、自主性確保のための啓発に努め……
○武部小委員 きょうお二人の方は広告業界では代表的な方と存じますが、ただいまの質疑を聞いておりまして、私は、森君の意見に全面的に実は賛成なわけであります。そういう意味で、予想以上に皆さんと私どもとの間に考え方に相違があることに実は驚きました。時間の関係がありまして、私はいまお聞きをしておりましたことの中の二、三点について、私の意見もございますが、お考えを再度お伺いをいたしたいと思います。 まず一つは、日本のCMの水準は世界的には高いというようなことをおっしゃっておりましたが、もちろん世界のどのCMも見ておるわけではありませんが、私の承知しておるところでは決してそうではないと思います。なるほど……
○武部小委員 限られた時間でございますから、私は具体的な問題をこの際お聞きをいたしたいと思います。 最初に、キー局と地方局との間に番組について意見の交換が行なわれているかということについて、すでにお答えがありました。たいへん行なわれておるというようなことで、会議をたくさん持っておるというようなお話でございましたが、私どもがいただきました放送番組向上委員会の資料、これは昨年の十一月行なわれました会合の資料をいただいておるわけであります。それによりますと、ある民放は、番組審議会の意見はキー局に伝えてあるというが一方的通行でしかない、地方の番組審議会というようなものの意見は局を通じて一応出しておる……
○武部委員 先般ある通信社が、佐藤四選後の内閣に何をやってもらいたいかというアンケートを発表いたしておりますが、その発表によりますと、まず物価対策五四・二%、公害一五・九%、農業二二・五、減税一二・七。物価対策というものはことほどさように、国民の側から見てたいへん重大な問題でありまして、佐藤内閣に大いに期待をしておるわけでありますが、先ほど砂田君の質問に答えられて、物価問題については、残念ながら予想どおり進んでいない、大いに努力をしてもっと低いところに落ちつけたい、こういうような答弁がなされております。私は、今日まで佐藤内閣がとってきた経済政策の見通しと現実の姿というものを比較してみると、非常……
○武部分科員 私は、労働省の監督下にある雇用促進事業団の運営、特に住宅建設用地の取得について労働省の見解をお伺いいたしたいと思います。 なお、冒頭お断わりを申し上げておきますが、非常に短い時間でございまして、詳細なやりとりができませんので、資料の要求を最後にいたしますから、資料の提出をいただきまして、またの機会、決算委員会ないしは社会労働委員会においてこの問題をさらに労働省なり、あるいは参考人として雇用促進事業団の責任者の方においでをいただき、さらに詳細質疑を取りかわすことを申し上げておきたいと思います。 昨年、雇用促進事業団の本部の一課長が、中小企業従業員寮の建設資金融資の際、収賄行為が……
○武部分科員 きょう、私は主として去年の分科会で御質問を申し上げました美保基地の問題についてお尋ねをいたしたいのであります。
最初に、CXの開発状況をお伺いいたしたい。
【次の発言】 そういたしますと、いま美保には輸送航空団が設置をされておりますが、C46はYS11に逐次かわるようであります。C46という飛行機は皆さん御承知のとおりであります。このC46がYS11にかわり、さらにCXにかわり、全体としてCXがこの輸送航空団に完全に配備されるという見通しの時期はいつごろになりましょうか。なお、YSにかわってC46が姿を消す時期はいつになるか。それをちょっと伺いたいと思います。
○武部委員 国鉄運賃の値上げと物価問題、私はこれを中心にお伺いをいたしたいのであります。大臣は佐藤内閣の一閣僚として、いま物価問題が非常にやかましくなっておりますし、佐藤総理も口を開けば物価の安定ということをおっしゃっておるわけですが、今回の国鉄運賃の値上げはいまの消費者物価にどういう影響を与えるというふうに理解をされておるのか、そういう点についてあなたの見解をひとつ承りたい。
【次の発言】 物価抑制を口にしながら公共料金を大幅に上げるということはつじつまが合わぬのであります。特に公共料金は三十四種類、これが与える影響は二割に近い。直接的な効果でもそうでありますから、便乗値上げを誘発する場合に……
○武部小委員 私はたいへん不勉強で、この間初めてこの国会内で「11PM」のビデオを見せてもらいました。初めて見たわけですが、私にとってはたいへん意外な番組で驚きました。十日間も見ておればもっと質問もできるのですけれども、そこまでよう見てなかったわけです。 映画あるいは写真、週刊誌あるいは一般図書、そういうものを通じてのポルノというものとテレビとは、私はその内容において、与える影響において、たいへんな違いがあると思うのです。それは、テレビの普及状況、あるいは見る人、見る時間、見る場所、そういうものが先ほど申し上げるような映画とか、あるいは週刊誌とか、一般図書あるいはいかがわしい写真とか、そうい……
○武部委員 私は、昨年初めて通常国会で行なわれましたこの物価の連合審査の際に、佐藤総理に対して、物価の現状認識について意見のやりとりをいたしたことを記憶いたしておりますが、その際に、総理と私との間には見解の相違がございました。あれから一年経過をするわけですが、まず最初にそのことをぜひ再びお伺いをいたしたい、こう思います。 少なくとも佐藤内閣の物価政策の基本というのは、総理が物価に対してどのような認識を持っておられるのか。日本の物価の現状は、卸売り物価がほぼ横ばいであるにもかかわらず、消費者物価は異常な値上がりを続けておる。こういう点は、先進諸国の中でも特殊な体質を持っておると思うのであります……
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