このページでは辻原弘市衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○辻原弘市君 ただいま議題となりました豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の趣旨とその概要を御説明申し上げます。 豪雪地帯の中には、恒常的な豪雪による災害により、冬季間の交通は途絶し、生活必需物資の輸送はおろか、病人が発生しても治療を受けることができす、あまつさえ、死亡診断書をもらうため、そりで死体を町へ搬出する地域もあるといわれ、その生活は困窮をきわめ、後進性を脱却し得ないまま今日に至っております。 本案は、これらの地域における雪害対策を積極的に推進するため、豪雪地帯の中で、特に積雪が著しく、長期間にわたって交通が途絶する等、住民の生活が困窮をきわめている地域を……
○辻原弘市君 寡占事業者の供給する寡占商品の価格等の規制に関する法律案につきまして、日本社会党、公明党、民社党の三党を代表して、その提案の理由を申し上げます。 とどまるところを知らない物価の高騰は、ますます国民生活に大きな圧迫を加え、わが国経済の基盤をゆすぶっていることはまことに重大と申さなければなりません。いまこそ効果ある具体策を超党派の立場で実行することがわれわれに課せられた使命であり、また急務たりと信ずるのであります。 従来、物価対策について、政府においても幾つかの試みを行なっておりますが、残念ながらその実効はきわめて薄いと申さなければなりません。特に、いわゆる管理価格の打破が物価対……
○辻原弘市君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十六年度補正予算三案に対し、反対の討論を行なうものであります。(拍手) 佐藤内閣の施政はすでに七年の長きにわたっておりますが、その間、国民生活の諸問題は一向に解決されず、事態はいよいよ深刻の度を増しております。公害による環境の破壊、物価の値上がり、社会保障の貧困、都市の過密、農山村の過疎、あるいは住宅難、交通地獄、医療制度の矛盾、老後不安など、国民の苦悩はますます深まっているではありませんか。 さらに、沖繩県民の悲願を踏みにじる核つき返還、中国問題では、みずから進んで逆重要事項決議案の提案国となり、繊維の政府間協定を強……
○辻原弘市君 私は、提案者を代表いたしまして、ただいま議題となりました本院副議長荒舩清十郎君不信任決議案につきまして、その趣旨を御説明いたしたいと存じます。(拍手) まず、決議の案文を朗読いたします。 本院は、衆議院副議長荒舩清十郎君を信任せず。 右決議する。 以下、提案の理由について、若干の御説明を申し上げます。 今第六十七回国会は、沖繩国会と呼ばれておりますとおり、七〇年代におけるわが国の進路にかかわる沖繩協定とその関連法案を審議するための、まことに重要な国会であります。この協定によって、日本の平和がほんとうに維持されるのか、沖繩県民多年にわたる祖国復帰への悲願がほんとうに……
○辻原委員長 この際、一青ごあいさつを申し上げます。 ただいま委員各位の御推挙によりまして、私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。 本委員会に課せられました任務はまことに重大であると存じますので、誠心誠意その職務の完遂を期する所存でございます。 また、委員会の運営につきましては、まことにふなれでございますので、練達な委員各位の格別なる御協力によりまして、円満なる運営を行なってまいりたいと存じます。 何とぞよろしくお願いを申し上げます。(拍手) 本日はこれにて散会をいたします。 午後二時十八分散会
○辻原委員長 これより会議を開きます。
これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 天野光晴君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって、委員長は
天野 光晴君 稻葉 修君
内海 英男君 上林山榮吉君
細田 吉藏君 斉藤 正男君
小濱 新次君 合沢 栄君
以上八名の方を理事に指名いたします。
【次の発言】 災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、昭和四十五年一月低気圧による災害対策について調査を進めてまいりたいと存じます。
まず、被害の状況及び対策の概要等について……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
この際、去る二日政令が公布されました昭和四十四年度における特定地域に係る激甚災害の指定及びこれに対し適用すべき措置の指定等に関する問題について、政府当局から説明を聴取いたします。総理府総務副長官湊徹郎君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 次に、昭和四十五年一月低気圧による災害対策について調査を進めます。
まず、その後の対策の概要等につきまして政府当局から説明を聴取いたします。総務副長官湊徹郎君。
【次の発言】 これにて説明は終りました。
質疑の申し出がありますので、順次これを許……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず昭和四十五年度災害関係予算の概要及び同年度災害復旧事業計画等につきまして、関係政府当局から説明を聴取いたします。総理府総務副長官湊徹郎君。
【次の発言】 次に、農林大臣官房参事官大河原太一郎君。
【次の発言】 次に、建設省河川局長坂野重信君。
【次の発言】 次に、運輸大臣官房審議官内村信行君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 昭和四十五年度災害復旧事業計画等につきまして、質疑の申し出がありますので、順次これを許します。羽田孜君。
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず、昭和四十五年一月低気圧による災害対策について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。高鳥修君。
【次の発言】 次に、さきに大阪市におけるガス爆発事故調査のため本院より派遣されました斉藤委員から、発言を求められておりまするので、これを許します。斉藤正男君。
【次の発言】 本問題について発言の申し出がありますので、順次これを許します。細田吉藏君。
【次の発言】 新井彬之君。
【次の発言】 関連して小濱新次君。
【次の発言】 林百郎君。
○辻原委員長 これより会議を開きます。
この際、請願の審査に入ります。
本委員会に付託されました請願は二件であります。
岩手県の低気圧による災害対策に関する請願及び新潟県の雪害対策に関する請願を議題といたします。
両請願の取り扱い等につきまして、先ほどの理事会の協議のとおり、紹介議員の説明等を省略し、直ちにその採否を決することにいたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
おはかりいたします。
岩手県の低気圧による災害対策に関する請願及び新潟県の雪害対策に関する請願は、その趣旨妥当と認め、採択の上内閣に送付すべき……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、豪雪及び長雨等による災害対策について調査を進めてまいりたいと存じます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。天野光晴君。
【次の発言】 高鳥修君。
【次の発言】 ただいまの委員長へのお申し出につきましては、理事会ですでに検討を開始いたしておりますので、次回の理事会等において十分協議をいたしたいと思います。
米田東吾君。
【次の発言】 米田委員に申し上げますが、ただいまの委員会における検討の方法についても、けさほど来の理事会におきましても議論が出ておりますので、それを含めて次回の理事会……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、昭和四十五年六月及び七月上旬の梅雨前線豪雨並びに台風第二号による災害対策について調査を進めます。
まず、七月一日の豪雨に関し、去る三日緊急に理事会を開き、関係各省から説明を聴取した後、四日、千葉県に委員派遣を行ないましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたします。天野光晴君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告は終わりました。
派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 次に、昭和四十五年六月及び七月上旬の梅雨前線豪雨並びに台風第二号による災害対策について、……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、昭和四十五年六月及び七月の梅雨前線豪雨等による災害対策について調査を進めます。
まず、その後政府においてとった措置など対策の概要並びにその後に発生いたしました災害について、政府当局から説明を聴取いたします。総理府総務副長官湊徹郎君。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑の申し出がありますので、次これを許します。米田東吾君。
【次の発言】 小林進君。
【次の発言】 鈴切康雄君。
【次の発言】 小宮武喜君。
【次の発言】 津川武一君。
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、台風第九号及び第十号による災害対策について調査を進めます。
まず、台風十号に関し、去る八月二十四日緊急に理事会を開き、関係各省から説明を聴取した後、二十七日から三日間、徳島県、高知県、愛媛県に委員派遣を行ないましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたします。内海英男君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告は終わりました。
派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 なお、ただいま派遣委員からの報告にございました各県等の詳細な要望事項等につきまして、これを会議……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、台風第九号及び第十号による災害対策について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。小宮武喜君。
【次の発言】 質疑の途中ではございますが、自後の質問に関係がございまするので、この際、湊総務副長官より、台風第九号及び第十号についてのその後政府においてとった措置等の概要について、政府当局からの説明を聴取いたしたいと思います。湊副長官。
【次の発言】 これにて説明は終わりました。
【次の発言】 質疑を続行いたします。小宮武喜君。
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
まず、新潟県における河川等の災害復旧状況並びに雪による災害対策の諸問題調査のため、去る九月二十一日から二日間新潟県に委員派遣を行ないましたので、現地に派遣されました委員から報告を聴取いたします。天野光晴君。
【次の発言】 これにて派遣委員の報告は終わりました。
派遣委員各位には、まことに御苦労さまでございました。
【次の発言】 次に、台風第九号及び第十号等による災害対策について調査を進めます。
まず、その後政府においてとった措置等の概要について、政府当局から説明を聴取いたします。湊総務副長官。
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず、雪害対策に関する件について調査を進めます。
この際、雪害対策小委員長から雪害対策に関する件につきまして、早急に必要と思われる諸措置について一応の結論を得たので当委員会に中間報告いたしたい旨の申し出がございますので、これを許します。雪害対策小委員長天野光晴君。
【次の発言】 これにて小委員長からの報告は終わりました。
ただいまの報告のうち立法措置を要する事項につきましては、引き続き雪害対策小委員会においてさらに検討、立案化を進めていただきたいと存じます。小委員各位にはまことに御苦労さまでござ……
○辻原委員 かなり細部の議論が行なわれておりますから、なるべく重複を避けて、今後の私学、また私学教育のあり方、そういう基本的な問題に触れて、ひとつ大臣の所見を伺いたいと思います。 最初に、厚生省に来ていただいておりますが、これはひとつ厚生省もよくお聞き取りを願いたいと思いますが、去る三月二十五日の朝日新聞に非常にセンセーショナルな表題で記事が出ております。それは「医者が欲しけりゃ一億円」という見出しで、本年文部省が新しく認可をした三つの医学部の創設の中に含まれておる北里大学についての記事であります。中身を読みますと、それぞれ善意の立場で、何とかひとつ最近の無医村を解消したい、あるいは僻地にお……
○辻原委員長 この際、一言ごあいさつ申し上げます。
ただいま委員各位の御推挙によりまして、再び私が委員長の重責をになうことになりました。まことに光栄に存じます。
何とぞ委員各位の格別なる御協力、御支援をお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 これより理事の互選を行ないます。
【次の発言】 内海君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
よって委員長は
天野 光晴君 稻葉 修君
内海 英男君 上林山榮吉君
細田 吉藏君 斉藤 正男君
瀬野栄次郎君 合沢 栄君
以上八名の方を理事に指名い……
○辻原委員長 これより会議を開きます。
災害対策に関する件について調査を進めます。
本日は、まず、雪害対策に関する件について調査を進めてまいりたいと存じます。
本件について雪害対策小委員長から、小委員会の調査の経過並びに結果について報告いたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。天野光晴君。
【次の発言】 これにて小委員長の報告は終わりました。
【次の発言】 おはかりいたします。
ただいま小委員長から報告のありました、お手元に配付の豪雪地帯対策特別措置法の一部を改正する法律案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とするに賛成の諸君の起立を求めます。
○辻原委員 経済企画庁、それから通産省にお伺いをいたします。私の質問は一般的な事項ではなくて、原子力発電所の設置についての具体的な問題についてお伺いをいたします。
和歌山県那智勝浦町の浦神地区、同じく和歌山県古座町の荒船地区に設置を予定されていると聞く関西電力による原子力発電所の規模、構想は、すでに経企庁並びに通産省は承知をしておられるだろうと思いますが、現在、把握をしておるそれらの状況についてお伺いをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 いまお話しのような、この地区における原子力発電所の設置計画は、経済企画庁の所管をする今後の電力需要に対応するそれらの設置の予定内容に含まれておるのか……
○辻原議員 松浦さんにお答えをいたしますが、第一の点は、お話ありましたように、すでに当委員会でも、また物価特別委員会等でも、いろいろ管理価格という問題が物価上昇に非常な大きな影響を与えているということを指摘されつつも、その具体策というものに積極的に政府も取り組んでまいっておりません。したがって、先進諸国等のこの問題に対する諸般の今日までの立法、あるいは行政措置等をも十分検討いたしまして、この際、特に小売り物価の上昇に対する管理価格の寄与率の大きなことをわれわれ判断いたしまして、少なくとも当面、完全ではありませんけれどもとり得る措置を立法化すべきである、こういう趣旨に基づきまして提案いたしたので……
○辻原委員 主として私は政府の財政、経済の運用に関する基本的な問題、並びに、本会議の代表質問以来議論をせられておりまするが、一つ具体的な物価の対策について、ささやかな私の提案を含めながらお尋ねをいたしてまいりたいと思います。 また、その他政府が自画自賛をなさっておられまするいわゆる高福祉、高負担という、これらの内政の重要な点について、総理、大蔵大臣その他関係大臣の具体的な所見を承っていきたいと思います。 総理に最初に伺っておきたいと思いますが、それは国会の予算についての審議権という問題であります。この件につきましては、すでにしばしば当委員会でも、また衆参の本会議等でも議論をせられてまいって……
○辻原委員 だいぶ時間が詰まったようでありますから、要点だけお尋ねをいたしておきたいと思います。 ちょうど千日デパートの火災事件が発生いたしましてから一カ月経過いたしたところであります。当時、私も、党の視察調査団長として事件発生直後に現地に参りまして、当時の模様あるいは直後の状態、こういうものについて詳細調査をいたしたのであります。その結果、痛ましい犠牲の中に、過密都市におけるこの種の災害の異常さ、また、特に高層建築下における火災発生の複雑な経路、また、その被害の甚大さ、こういうものをつぶさに知らされたのでありまして、その意味においては貴重な教訓を得たと思うのであります。それらの教訓に立って……
○辻原委員 四十七年度予算案の具体的な審議に入る前に、ぜひとも政府にただしておきたい問題が数点ございます。したがって、逐次お尋ねをいたしてまいりますから、政府からはっきりした答弁をいただきたいと思います。 最初に承りたいのは、昭和四十七年度予算案の中に含まれておる防衛関係費は、先ほど説明にもありましたように、全体として約八千三十億円の巨額にのぼっております。前年度に比べますと、一九・七%、おおむね二割アップという、まことに膨大な予算になっており、国民のこの防衛予算に対する関心も一そう深まっておるわけであります。また、わが国の軍国主義化ということを指摘をいたしております諸外国の中でも、この問題……
○辻原委員 これは大蔵大臣にまず私、確かめたいと思うのですが、先ほどあなたにかわって主計局長が答弁をされた。これはきわめて重大な発言をされている。次の発言を私は拒否したのは、そういう意味で、主計局長は事務当局だからとどめた。しかし、あなたが認められた限り、主計局長の答弁は大蔵大臣の答弁であり、政府を代表する答弁と受け取ってよろしいか、大蔵大臣。そのとおりですね。
【次の発言】 そうすると、これは過日来これだけ重要問題になり、総理の答弁があり、しかもわれわれが政府のあいまいな答弁に、それをそのまま受け取るわけにはいかぬとして統一見解を要求いたし、統一見解が示された。その統一見解の中では、あくまで……
○辻原委員 一昨日佐藤総理は、当予算委員会におきまして、四次防と昭和四十七年度予算案の関係についての船田衆議院議長のあっせん案受諾の経緯を踏まえられ、遺憾の意を表明され、かつまた政府みずからの手で予算案を修正減額されました。 このことは、当然に防衛予算編成の過程に政府の非のあったことを認められたわけであり、これらの点に関する佐藤内閣として負わなければならぬ政治責任は、今後においてもきわめて大きいといわざるを得ません。 われわれは、議長あっせんを予算審議再開の条件としてこれを受け入れました。しかしながら、政府修正の金額及び内容については、いささかもこれに同意をいたしたものでは決してありません……
○辻原委員 総理に申し上げますが、統一見解が示されて、いままで統一見解に基づく質疑応答を私もじっと聞いておりました。まことにお答えの点が不明瞭であります。したがって、私は中国問題全般について、関連ですからお尋ねをする時間がございませんが、少なくとも去る二十八口に矢野さんに対して総理がお答えになりましたあのくだりと、いまお出しになった、政府のいわゆる統一見解として外務大臣から御説明あったこの中身との関係だけは、ぜひとも明らかにいたしておきたいと思うのであります。 最初に私は申し上げておきますが、政府の統一見解を文章で見る限り、また外務大臣の御説明を聞く限りにおいては、きわめてわれわれとしては不……
○辻原委員 私も非常に原子力発電の問題は関心を持っております。私はいま仮定の問題について議論をしようと思って関連質問を求めたわけではありませんが、実験段階においては、確かに現在は東海村に集められておると思うのです、コンクリート詰めにして。ところが、いま議論されているのは、発電所としていわゆる実験段階から実用段階に入る、そうなりますと、廃棄物というのはばく大なものになってくるということが予想されるわけなんです。そこで問題になるのは、その廃棄物を、中間処理ではなくて、最終的にどう処理するのかというのが、非常に国土の狭い日本での他国とは違った問題だと実は私は考える。 そこで、アメリカは発電所に貯蔵……
○辻原委員 ただいま提起されております問題は二つございます。 一つは、せんだっての自衛隊の立川への抜き打ち的な移駐についての問題、いま一つは、沖繩への物資輸送についての問題、それぞれ三党はこの問題は議論の中でも指摘をせられておりますように、内閣の統制上の問題、それからせんだって議長あっせんで政府も各党も受諾をし、国会としては重要な問題であるという認識で、今後具体案を国会みずからも一検討していこうというシビリアンコントロールの実証にかかわる重大問題である、こういう認識に立って具体的な処置の要求をいたしておるのであります。 特に物資輸送の問題につきましては、これらを実行した責任の所在を明確にし……
○辻原委員 ただいま総理、防衛庁長官から、問題になりました沖繩への物資などの移送に関する件と、それから立川基地への抜き打ち移駐につきまして、政府の本問題にかかる見解を防衛庁長官から文書をもって表明せられたのでありますが、われわれは、この程度の措置ではたしてかねてから私どもが指摘をし、政府もまたそれにこたえていわゆる文民統制の実をあげると確約された事項について、その実があがるかどうかについては、はなはだ疑問であります。しかしながら、一応具体的な措置を含めて、政府としての見解、態度というものが明らかになりましたので、われわれは引き続き特に文民統制の実をあげるという意味においてこれらの具体的措置の実……
○辻原委員 きょうは、承りますと総理のお誕生日だそうであります。いよいよ大詰めになりました予算審議にあたりまして、私は社会党を代表して、締めくくりの佐藤内閣に対する総括を行なわなければならぬことになりました。誕生日にいささかふさわしくはないと存じますが、まず私は、総理に対しまして冒頭佐藤内閣全体として残されておる、また佐藤総理御自身の政治責任というこの問題について、総理のはっきりした御所見を承らなければならぬと考えております。 今国会の冒頭に起きました四次防問題を振り返ってみますると、これこそ政府が口にしておった文民統制を無視するものであり、国防会議を軽視するもはなはだしい、こういう指摘をわ……
○辻原委員 ただいまお聞きのとおりでありまして、本問題について、われわれは先ほど公電が事実であるかどうかについての突き合わせもいたしました。その上に立って政府に報告を求めて、野党名党それぞれ、短時間ではありましたが、この問題についてのわれわれの見解を申し上げて、事の重大性を政府にお尋ねをいたしたところであります。しかしながら、いずれもわれわれが納得するところには至りません。したがいまして、このまま委員会を継続し審議を続行するということは、きわめて困難な事態であろうと私は思います。特に私がいま申し上げておきたいのは、事実を認められておる。公電はまさしく横路君指摘のとおり相違なかったということが明……
○辻原委員 だんだんの御意見もございましたので、重点的にお尋ねやら意見を申し上げておきたいと思います。あとで具体的な現地に即した質疑は他の同僚議員がおやりになることと思いますので、私は特に今度の災害の現況にかんがみまして、ぜひともこの程度のことは政府としても基本的にお考えになり対策を進めるべきではないか、こういうことを一応党として意見をまとめておりますので、それらの点について簡潔に申し上げておきたいと思います。 第一は、先ほどからるる御質疑がございましたいわゆる個人災害についての問題でありますが、ここでひとつ政府も視野を広くお考えいただきたい。と申しますのは、いわゆる人命尊重ということが最近……
○辻原委員 緊急に起きました不幸なできごとに対しまして、ただいま両大臣からそれぞれ御報告がございました。まことにわれわれといたしまして、いずれの事件をとりましても裏人命に関するきわめて遺憾な問題でございまして、石狩炭鉱事件におきましてなくなられた方々あるいは行くえ不明になっておられる方々、また、本日午前一時の北陸線の思わざる列車事故においておなくなりになった方々、けがされた方々が多数おられるようでありまして、心から御遺族の方、また、御本人に対してお悔みとお見舞いを申し上げたいと存じます。 なお、ハイジャックの問題につきましては、いま御報告のありましたように、いまだに確たる見通しがついておらな……
○辻原委員 総理にちょっとあらかじめただしておきたいことがあります。 それは、一昨日この席上から、石狩炭鉱の災害に関連して私が緊急質問をいたしました。そのときに、きわめて制限された時間でありましたから、私もあえて再質問をいたしませんでしたけれども、事後じっくり総理の答弁を実は見直してみました。その中にまことに総理としては不謹慎であり、かつ政府の方針と相反するような発言が見られます。簡単に申しますると、事故を起こすようなあぶない、そういう炭鉱はやめてしまったほうがいいんだ、という種類の答弁があったわけであります。私が不謹慎だと言いまするのは、ちょうどそのときはまだ被災者の救済に現地は血まなこに……
○辻原分科員 短い時間でありますから、問題を一つだけ大臣、それから関係政府委員の皆さんに伺っておきたいと思います。
それは同和対策に関することであります。まず最初に大臣からいわゆる同和問題というものに対する大蔵大臣としての御認識をひとつ伺っておきたいと思います。
【次の発言】 お話のごとく、多年の懸案でありました特別措置法が昨年七月、四党の共同一致によりまして成立を見ました。いま大臣がおっしゃったとおりであります。
そこで、まさにお話のように画期的なものである、これを推進し、実行していきたいといういまの大臣のおことばでありますが、来年度予算に盛られておるその予算の内容において、いま大臣が言……
○辻原委員 岩田さんと中林さんからいろいろ消費者運動、それから当面している物価の問題について具体的に承りまして、ありがとうございました。 私は、いま委員長からもお話がありましたように、時間がございませんから、お二人とも消費者運動という点についてのベテランでございますから、二つの問題についてだけ承っておきたいと思います。 一つは、物価の中で、お話のありました管理価格に対してどうすればメスが入るかということについてであります。けさほどの東洋大学の御園生さんのお考えによりますると、国会みずからがその調査をして消費者に公表する、国民に公表するというような制度、これをお述べになっておりました。先刻こ……
○辻原分科員 三、四点お伺いいしたいと思います。 最初に、これはせんだっての毎日新聞の夕刊でありますが、たぶん御存じだと思いますけれども、ある下町の小学校で、これは父兄と先生が中心で、公害による子供の健康を調査をしたところが、その新聞に出ておりますように、ぜんそく児童が四年間に十一倍になっておるという結果がわかったということであります。それから驚いてといいますか、非常に事態を重視して、この問題を少なくとも自分の学校のみならず、全国的な運動にまで広げたいということで、非常に御熱心にやっておられるということを私は夕刊で見て、さらに少しその辺の事情を調べてみたのであります。これは一つの東京における……
○辻原分科員 ただいま御説明のありました宮内庁関係の予算に関連をいたしまして、少しく日ごろ私が思っておりますことについてお尋ねと要望をいたしておきたいと思います。 いま御説明のありましたそれぞれの予算の中で、皇室用財産維持管理等に必要な経費というのが本年度十七億強計上せられております。いろいろ宮内庁から資料をいただきましたうころ、現在、皇室用財産であって、一般の参観の用に供しておる財産が、大きく分けまして六カ所になっているようであります。一つは皇居、いま一つは京都御所、それから桂離宮、修学院離宮、正倉院、これは建物ではありませんが雅楽、こういうことに相なっているようであります。 私がここで……
○辻原分科員 最初に、大臣に、これは法務大臣としてと申しますよりは、あなたが国務大臣としてどういう御認識を持っているかということについて伺っておきたいと思います。 それは、最近法務省あるいは最高裁判所所管のいわゆる地方の出先諸官庁、これらがかなり整理統合される方向にある、こういうことを聞きますと同時に、われわれもそれぞれの地域で現実の問題にぶつかっているわけでありますが、こういう方向というのは一体どういう発想から生まれてきているのか。これはただに法務省だけではありません。私はきのうも実は運輸省にも申し上げたのでありますが、かねて閣議で決定をいたしました、三年間で五%の定員を減らすというこの決……
○辻原分科員 大きく分けまして二つの問題について承りたいと思います。 一つは気象業務に関する問題、いま一つは、陸上のことはかなり議論をされておりますが、海上の問題についてはあまり議論をされておりませんが、陸上同様最近の景気動向等からにらみ合わせまして、特に零細な内航海運の部面に多くの問題が出ております。したがって、私はこの問題を短時間でありますが承りたいと思います。 運輸大臣にお聞きをいたしておきたいのでありますが、これは運輸大臣と申し上げるよりは閣僚としてのあなたにひとつお考えを承っておきたいのでありますが、実は第一次、第二次と、閣議決定をして公務員の定員の削減をいたしております。ところ……
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