辻原弘市 衆議院議員
29期国会発言一覧

辻原弘市[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-28期-|29期|-30期-32期-33期
辻原弘市[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは辻原弘市衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

辻原弘市[衆]本会議発言(全期間)
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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 衆議院本会議 第19号(1962/03/03、29期、日本社会党)

○辻原弘市君 私は、日本社会党を代表いたしまして、昭和三十七年度予算案の撤回と編成替えを求めるの動議の提案趣旨の説明を申し上げたいと思うのであります。  御承知のように、わが国経済は、約四年を一・周期として国際収支の危機を迎えているのであります。すなわち、昭和二十八年、三十二年、そしてこのたびの危機であります。まことに奇妙なことには、池田総理は、二十八年には吉田内閣の閣僚として、三十二年には石橋内閣の大蔵大臣として、今度は池田内閣の責任者として、常に経済危機招来の責任の位置におるのであります。巷間、池田さんのことを貧乏神と称するのも、まことに無理からぬところでございます。(拍手)  さて、この……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 衆議院本会議 第7号(1963/02/08、29期、日本社会党)

○辻原弘市君 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和三十七年度一般会計補正予算(第2号)及び同特別会計補正予算(特第2号)を撤回のうえ編成替えを求めるの動議につきまして、その趣旨の説明を行ないたいと思うのであります。(拍手)  組み替えの要綱は、一般会計第二次補正予算追加額の中で、大蔵省所管の産業投資特別会計資金への繰り入れ三百五十億円のうち、二百五十七億円を減額し、これに伴う所要の措置を講ずるというものであります。減額しようとする二百五十七億円というのは、産業投資特別会計へ繰り入れようという三百五十億円の資金のうち、明三十八年度に使用しようとする九十三億円を除いた、……

第43回国会 衆議院本会議 第37号(1963/06/22、29期、日本社会党)

○辻原弘市君 私、はただいま議題になっております大橋労働大臣の不信任案に対しまして、社会党を代表して、これに賛成の意見を申し述べたいと思うのであります。  ただいま民社党の井堀君の、不信任案に対する反対の趣旨を承ったのでありまするが、私はまことに井堀君の心情に対して御同情を実は禁じ得なかったのであります。何となれば、その論旨を聞いておりますると、大橋労政に対する数々の不信とその欠陥を指摘されておりながら、結論としてあえてこの不信任案に賛成ができないという、現在置かれておりまする民社党の立場、民社党の党議に縛られて、かねて労働問題のベテランと自任されておる井堀君も、手も足も出ないという状態のまま……

辻原弘市[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

辻原弘市[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○辻原委員 最初に私がお伺いをいたしておきたいことは、政府の民主主義擁護ということと、それから暴力の絶滅に対する熱意、またその具体的方策ということであります。この問題につきましては、総理に総選挙の中でも、国民の各階層から非常に大きな世論となってその施策を迫られた問題でありまするので、お伺いをいたしておきたいと思います。
【次の発言】 特に過ぐる十月の十二日に、わが社会党の淺沼委員長が日比谷の公会堂におきまして、山口二矢なる少年の心ない暴力によって刺殺をせられたのであります。当時このことはわれわれのみならず、社会全般に対して大きな衝撃を与えました。国会は直ちにこの問題を取り上げて、暴力の絶滅に関……

第37回国会 予算委員会 第5号(1960/12/16、29期、日本社会党)

○辻原委員 政府の御答弁の中に、若干私の申し上げたことに誤解があったようでありますから、念のためにつけ加えておきますが、集会をおやりになることは、これは国民の権利でございます。また個人の霊を弔うことも、これは社会の慣習から申しまして当然であります。従って私は禁止をしなかったかという質問は申し上げておりません。これが社会不安を助長するような傾向にもしとられるということになれば、これは暴力絶滅という観点から重要な問題であるからという意味で申し上げましたので、その点については誤解のないように政府の方でも御理解願いたいと思います。われわれは何人といえども国民の権利であることを、法でもってあるいは治安の……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 大蔵委員会 第6号(1961/02/15、29期、日本社会党)

○辻原委員 今の金子さんのお話でありました銀行と証券の問題でございますが、今堀委員からもお話がありましたように、新聞紙上等に伝えられている話をわれわれがそのまま受け取りますと、一月のボンド・オープンの募集状況から現われてきた最近の特に地方銀行の預貯金の減少等の問題を含めて、銀行側が、この最近の傾向にある間接投資に移行してきている資金の動き、こういうものに非常に神経が敏感になってきて、何かそれに対する具体的な対策を政府等にも要望されておるようなこともわれわれ聞いておるわけでありますが、今のお話を聞けば、その点については一時的な現象ではないか、こういうふうなことで、かなり金融全体としては長期に考え……

第38回国会 大蔵委員会 第7号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○辻原委員 時刻も昼下がりになりまして、腹もだいぶすいてきたのでありますが、いましばらくお許しを願いたい。従って、重複は避けますし、大臣等に関する問題は別の機会に行ないたいと思いますが、しかし、できれば政務次官から政府の方針については明確に一つ答えていただきたいと思います。  最初に、先ほどからるる同僚各委員から問題が提起されておるのでありますが、事はやはり、証券行政全般に対する政府の基本的態度は一体具体的にどうか、こういうことだと思う。その意味で、第一番の問題は、投資家の保護ということについて、現状ははたしてこれで万全であろうか。今まで具体的な問題が提起されておりますが、私も、一つ具体的問題……

第38回国会 大蔵委員会 第11号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○辻原委員 国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例に関する法律案に関連をして、一、二点お尋ねをしておきたいと思うのです。  問題は、例年特例法を作って、前年度の二分の一の剰余金をもって繰り入れるという特例をここで審議決定しておるわけですが、元来例の一万分の百十六かける三分の一という方式を原則として、資金会計に繰り入れていくというのが建前だろうと思うのですが、それが、従来の特例法のあれから考えてみますと、常に特例々々という形で、例年この国債基金の方に特例でもって処理されているという感が深いわけです。元来定められておる成規の定率による繰り入れ方式がどういう関係から採用されないのかということは、……

第38回国会 大蔵委員会 第15号(1961/03/15、29期、日本社会党)

○辻原委員 時間が制限されておりますので、要約して問題点のみをお尋ねいたしたいと思います。  最初に、調査会の答申に対する基本的な態度についてのお話がございました。その中で、法人税の問題についてのあり方に関する御意見を承りたいと思います。今日本の産業構造の二重性ということがやかましくいわれているのであります。考えてみると、税制による二重構造ということが、これまたその内面的な要素として、きわめて大きな部分を占めていることも考えるのであります。先ほど話の出た租税特別措置の問題等をひっくるめて、中小法人と大法人との間における取り扱いというものは、今回の答申案においても基本的にこれはただされておりませ……

第38回国会 大蔵委員会 第16号(1961/03/16、29期、日本社会党)

○辻原委員 税に関しまして二、三大臣に伺いたいと思います。これは今まで当委員会におきまして相当論議をして参った問題でありますし、また予算委員会等でも基本的な問題として取り上げられております。かつ、きのうは税制調査会の中山会長からもいろいろ御意見を承ったのでありますが、今回の税制改正を総覧してみました場合に言えることは、改善は行なわれておるが、根本的な問題には触れられておらぬということであります。説明等におきましては、税の公平負担、あるいは低額所得君の免税、こういうことを並べられておりまするが、税制の体系上根本的な問題は今後に見送られておると私は考える。従って、その立場から問題を提起いたしてみた……

第38回国会 大蔵委員会 第17号(1961/03/17、29期、日本社会党)

○辻原委員 ただいま上程せられました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案並びに租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして、私は、日本社会党を代表いたしまして、これら三案に対して反対の意思を表明せんとするものであります。  以下、その理由の概略について申し述べてみたいと思います。  そもそも、わが国の税制を考えてみますと、特に税制の根本的考え方として重点を置かなければならない負担の程度の問題、また公平の問題、これらの諸点を戦前に比較をしてみましても、負担においては依然としてその程度は重いのであります。また、諸外国のそれに比しましても、なおかつわが国の税負担というも……

第38回国会 大蔵委員会 第24号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○辻原委員 今の藤原さんのお話でありますが、昨年から考えてみましても、原木のみならず、市場に出ている木材価格の値上がりは、大ざっぱにいって二割くらい、これは昨年末からでももうすでに上がっているのではないか、こう考えておるわけであります。戦後ずっと原木の価格の推移を見てみますと、いわゆる製材されたそれぞれの加工品については、これはそのときどき、高いときもあれば比較的値下がりをしたときもありますけれども、しかし原木に関してはほとんど値下がりをするという傾向は見当たらない。これは根本的には需給の問題がありますが、私は、絶対量としての需給の問題のほかに、やはり政策的な問題がこの中にはひそんでおるのでは……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 災害対策特別委員会 第5号(1961/10/12、29期、日本社会党)

○辻原委員 時間がないようでありますので、大臣に要点だけ承っておきたいと思います。  一つは、きのうの委員会でもそれぞれ意見が出ておりますが、今回の第二室戸台風の被害の状況を見ましても、これはわが国全般の海岸線に、従来その手だてが十分講ぜられていなかったということが、災害を大きくした最も大きな原因ではないか、私どもはそう把握するわけです。私は、その問題についていろいろ具体的な例をあげる時間がありませんが、ただこういう考え方をいたします。それは、ともかく国を守るいろいろな手だては、ある場合には、軍備の問題が持ち出される場合もありましょう、あるいは精神的な問題が持ち出される場合もあるでしょう。とこ……

第39回国会 災害対策特別委員会 第6号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○辻原委員 私は、冒頭に、これは委員長に要望いたしておきたいと思うのでありますが、災害対策委員会が開かれて今日まで、私どもはかなり精力的にやっているように考えておるのであります。ところが、政府側の出席については、それぞれ所管省の各局部の責任者はお出ましになっておりますが、それぞれ各省の責任者の出席がきわめて少ないのであります。もちろん、予算委員会その他等の関係はありますが、従来の例を見ましても、少なべとも災害については、どうやったという措置よりも、今後いかなる事業をやるのかという点がきわめて重大であって、それは事務当局をもってしては、これは答弁を要求するのは無理ではないか。そういう意味合いにお……

第39回国会 災害対策特別委員会 第8号(1961/10/17、29期、日本社会党)

○辻原委員 今回の第二室戸台風を中心にいたしまして、当特別委員会に初めて総理が御出席になりましたので、重要な二、三の問題について、総理大臣から政府の所信としてお伺いをいたしておきたいと思います。  私が第一番に、総理から特に政府としての誠意ある答弁を求めたい問題は、打ち続く災害の中で、公共事業その他に対する手当は、最近に至りましては、国会におきましても、また政府においても、地方公共団体におきましても、かなり努力をいたしまして、その手当をいたしておりまするけれども、国民が実質的にみずからの生活権を奪われておるというこの個人的災害については、今日災害対策としてはきわめて不十分であります。特に今回の……

第39回国会 災害対策特別委員会 第10号(1961/10/19、29期、日本社会党)

○辻原委員 文部大臣、それから通産省に質問をいたしたいと思うのでありますが、時間の関係で、私は、大臣に対する質問はできるだけ要点だけにとどめておきたいと思います。  最初に、文部大臣から承りたいのでありますが、すでに当委員会が発足をいたしましてからかなり時間も経過いたして、ただいまそれぞれ各省別に審議を進めておる段階でありますが、いまだに文部省関係の特別措置法が今国会に提出をされておりません。従って、その点について、当委員会の審議の上にわれわれとしてもかなり難渋を続けておるわけでありまして、具体的に法案の内容がさだかでもありませんし、また、どういうふうに従来のものと変わってきたかといったような……

第39回国会 災害対策特別委員会 第12号(1961/10/23、29期、日本社会党)

○辻原委員 ただいま委員長より発議のございました三党共同提案にかかる両案に対する附帯決議を朗読いたします。  まず、昭和三十六年五月の風害、同年六月及び七月の水害又は同年九月の風水害を受けた公立の学校等の建物等の災害復旧に関する特別措置法案に対する附帯決議の案文を朗読いたします。  一、政府は、この際「公立学校施設災害復旧費国庫負担法」を根本的に検討し、特に次の点についてはこれが整備を行なうよう努力すること。   1 被害激甚な災害については特別法によらずとも、高率補助及び改良復旧が行なえるよう措置すること。   2 「公立学校施設災害復旧費国庫負担法」第五条による原型復旧に関し政令に定める基……

第39回国会 商工委員会 第7号(1961/10/18、29期、日本社会党)

○辻原委員 当委員会の重要な審議の中で時間をいただきまして、私は以下鉱業政策に関連をいたしまして、労使の間に非常に紛糾を続けております合理化の問題について、それぞれ関係省にその具体策についてお伺いいたしたいと思うのでありますが、すでに当委員会でも、また本国会におきまして、特に昨年来から非常に国策上重要な問題となって参りました石炭に対する対策が、それぞれ労使はもちろんのこと、政府においても、また国会におきましても、また一般社会的問題としましても、今日大きく取り上げられ、その施策の緊要性が強調せられておるのでありますが、私は石炭の問題を大ざっぱに考えてみましても、今日ここに至ったという経緯について……

第39回国会 大蔵委員会 第10号(1961/10/25、29期、日本社会党)

○辻原委員 先ほどからいろいろ山林の租税特別措置の今度の取り扱いについていろいろ議論がありましたので、大体私もお尋ねいたしたい点はほとんど尽くされたようでありますが、なおはっきりいたしませんし、この機会にやはり山林の問題について少し意見を申し上げて、それについて承っておいた方がいい、こう判断しますから、最初に林野庁の長官に根本的な問題を一つ伺いたいと思います。  長官初め村山さんの御意見を聞いておりましても、もちろんこれ一つが木材価格安定の方策ではないということを述べられておりますが、しかしそれでは一体他に何をしているのかということを反論をしたいわけなんです。もちろん造林の計画を進めております……

第39回国会 大蔵委員会 第11号(1961/10/27、29期、日本社会党)

○辻原委員 先ほどから堀委員より酒税の問題に関連をいたしまして、原料アルコールの出荷規制の問題について質疑が行なわれておるのでありますが、私もそれらに関連をいたしまして、政府の見解をただしておきたいと思うのであります。  最近、原料アルコールの関係の問題が各方面でいろいろ議論せられておりますが、私どもがいろいろ承った範囲によりましても、大蔵省の方針は、従来の規制をそのまま存続せられるというふうに聞いておりますが、その点について、現在どういうことに相なっておりますか、これを伺っておきたいと思います。
【次の発言】 規制を行なう法的根拠をまず承りたいと思います。

第39回国会 大蔵委員会 第13号(1961/11/14、29期、日本社会党)

○辻原委員 時間がございませんので一点だけ大臣に伺っておきたいと思います。それは先刻からもいろいろ述べられておりまする年末それから明年一、三月に集中する資金需要に対して、また金融引き締めがその部分にしわ寄せがあるということを想定して、具体的にどういう資金手当をするかという問題と、いま一つは、これは株価の対策とも重大な関連を持つ各基幹産業、特に基幹産業を中心にした例の増資払い込み集中問題についての調整をずっと株価対策という面から特に重要視せられて、今その調整に大蔵省もやっきになっておられるようでありますが、最近伝えられる情報によりますと、どうもその間の話し合いがあまりスムーズにいっておらぬ、こう……

第39回国会 大蔵委員会 第14号(1961/11/29、29期、日本社会党)

○辻原委員 最初に、ただいま広瀬委員から質問をいたしました明年度予算の編成にあたって約一千億程度の資金を、当初は何かこれを産投会計等に入れるやの報道も行なわれておったのでありますが、最近に至っては、新しい繰り延べ予約ですか、そういった方式のもとに明年度へこれをたな上げする、こういうことがしばしば新聞紙上に報道せられておるのであります。今広瀬君の質問に対して大臣が答えられました点で、非常に疑問とする点は、一つは法律論としてであります。それは御承知のように、現行財政法はすべてこれ単年度の方式をとっていて、予算というものは当該年度に編成したならば、その執行は当然当該年度にこれを行ない終わる、この建前……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 外務委員会 第20号(1962/04/03、29期、日本社会党)

○辻原委員 私は、主としてタイの特別円協定につきまして、社会党を代表して、従来予算委員会なりまた当外務委員会で行ないましたいろいろの問題点につきまして、今なおほとんど不明でありますので、重要な諸点につきまして、総理、外務大臣に質問をいたしたいと思います。  タイの特別円につきましては、重要な点というのは、概括して言いますと、私は二つであると思います。われわれが、また同時に国民が非常に疑問としております点は、一つは、三十年の協定の際に、九十六億は投資及びクレジットという形で正式に協定せられたのに、それが今日、九十六億はただでやるという一転をした方針を政府がなぜとらなければならなかったのか、なぜそ……

第40回国会 決算委員会 第4号(1962/02/05、29期、日本社会党)

○辻原委員 先ほどから農林、外務両省の御答弁を承っておりましたが、現地の事情がどうあったかということについての皆さん方の言い分と、それから実際現地で体験をされた方の言い分、私どもは十分話を聞いておりますけれども、幸い八日には当委員会で詳しく御当人方の御意見を聞く機会を持っておりまするから、そこで事態ははっきりすると思いますけれども、しかし、その前段として、やはり重大な問題は、さっきから指摘をされておりまする一体政府が責任を持って現地の事情というものを調査したのであるかどうか。非常に不確かなファクターでもってこの移民というものを実行したのではないかという十分なる疑いを、私どもは、現地の方々に事情……

第40回国会 予算委員会 第3号(1962/01/30、29期、日本社会党)

○辻原委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、今非常に問題になっているタイ特別円の問題、また、すでに調印をいたしましたガリオア・エロア返済に関する問題、あるいは海外移住等の問題につきまして、総理大臣その他の関係大臣から一つ詳しく政府の所信とその内容をただして参りたいと思うのであります。  最初にタイ特別円の問題について伺いますが、これはきのう与党の田中委員も触れられておりましたけれども、その答弁に当たりました池田総理大臣あるいは小坂外務大臣のお答えの内容によりましては、一向その交渉の経過やその返済の方法についての具体的な内容がはっきりいたしておらないのであります。おそらく、この問題について今……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 商工委員会 第10号(1962/10/11、29期、日本社会党)

○辻原委員 時間がないようですので、ただいまの田中委員がるる指摘をいたしました新産業都市の地域指定の問題に関連をして、二、三質問をいたしておきたいと思います。かなり具体的に田中委員から指摘をされましたので、それらの部分は重復を避けたいと思いますが、ただどうもお答えになりました点から判断をいたしてみましても、はっきりいたしません。従って少しはっきりしない部分からお伺いしておきたいと思います。  まず地域指定の問題でありますが、お答えによると、ただいま事務的な面でまだ準備が整っておらないから指定の基準案が早々にはできがたい、こういうお話でありましたが、私は常識的に判断をして、事務的な手続等の問題は……

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○辻原委員 最初に公務員の給与改定についてお伺いをいたしておきたいと思います。  人事院の方は、総裁以下、人事官、給与局長、いずれの方々も、どうしても差しつかえのためきょうお出ましになっておらないようでありますので、基本的な問題については、お伺いをいたすことをやむを得ず避けたいと思いますが、従来きまっております方針については、出られておる説明員の方でもお答えができると思いますから、それらの点に限って一つお尋ねをいたしておきたいと思います。  まず、人事院が八月十日に勧告をいたしました。その勧告をいたすについて基点にとっておるのは、本年の四月における民間と公務員全体の給与差でありますが、その差を……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 建設委員会 第23号(1963/06/14、29期、日本社会党)

○辻原委員 だいぶん時間が経過しておりますので、また、同僚委員からほとんど問題を尽くしておりますから、きわめて関心のある部分についてだけお尋ねをいたしておきたいと思います。  一つの問題は、先ほどからも言われておりますし、また、立案の過程その他でもしばしば論ぜられてきたところでありますが、近畿圏整備というのは一体何をするんだ、この問題であります。というのは、法律でも書かれておりますように、近畿のみならず、関連する地域をほとんど包含をしておる非常に広い地域の整備をやる、こういっておるのであります。ところが、往々私どもが心配をする点は、近畿圏整備というのは、置きかえてみると、これは京阪神の再開発で……

第43回国会 文教委員会 第26号(1963/06/24、29期、日本社会党)

○辻原委員 いまの御答弁を承っておりますと、いまの職務と責任の関係についての御答弁は納得ができません。納得ができないというよりも、どれがほんとうかということについて、われわれはそのほんとうであるという答弁が一体どなたがなさった答弁であるかちょっとわからないので、はなはだあれですけれども、もう少しはっきりしていただきたいと思います。というのは、いま小林局長は、一般学長との間の差というものは何だ、国家公務員法六十二条のいわゆる「職務と責任」というこのいずれにかかっておるのかという村山君の質問に対してあなたは、両方にかかっておるということだ。人事院総裁はしいて言えばその職務の軍的な面だ、こう言われた……

第43回国会 予算委員会 第8号(1963/02/07、29期、日本社会党)

○辻原委員 ただいま横路委員が提起いたしました問題は、きょう初めて当委員会に委員の発言として出た問題ではないのであります。これは、過ぐる二十九日のわが党の勝間田委員の質問、また、三十日の木原委員の質問の際にも、政府に対して、重要な日韓会談の問題の中で従来いろいろな数字を並べられてあった請求権の法的根拠あるものについて、今国会を通じて重要な審議の対象になっている日韓の問題の中で、少なくとも具体的な資料を提出すべきである、こういうことを要求いたしておったのであります。それに対して、外務大臣から、提出をいたします、資料はございますという答弁があった。ところが、その後だんだんこの問題について問いただし……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/02/28、29期、日本社会党)

○辻原委員 委員長。
【次の発言】 ただいま岡田委員から要求をいたしましたこの問題は、先般の横路委員の質問のときにも私が議事進行を申し上げたのでありますが、委員会が開会されました当初から、七千万ドルないしその他の数字をもって法的根拠あるものとして、従来これが外務省からも公にせられておる、従って、重大な請求権交渉の中で法的根拠を持つものが幾らあるかということが明確にならなければ、予算委員会の審議としてわれわれは応ずるわけにはいかない、また、これは重大な関連を持っておるものだから、事後の質問に差しつかえるということをしばしば指摘をいたしまして、横路委員の質問のおりには理事会の問題にこれを移して取り……

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/02、29期、日本社会党)

○辻原委員 私は、社会党を代表いたしまして、ただいまから締めくくりの総括質問を行ないたいと思います。  最初に、国家公安委員長と法務大臣にお尋ねをいたしますが、最近、地方選挙を前にしまして、かなり目に余るような事前運動が横行をいたしております。この点についての事実を取り締まり当局においては十分把握をせられておるかということが、お伺いの一点であります。なお、それに対してどういうような対策、取り締まり方針をとられようとするのか、それぞれ政府当局の御決意と具体策を承りたいと思うのであります。
【次の発言】 公安委員長及び法務大臣のお答えによりますると、従来とかく見過ごしがちであった事前運動に対しては……

第43回国会 予算委員会 第19号(1963/06/03、29期、日本社会党)

○辻原委員 私は、社会党を代表いたしまして、ただいまから物価対策を中心にいたしまして経済の若干の問題、それから防衛を中心にいたしましての若干の問題につきまして、総理大臣以下関係の閣僚に対して質問をいたしたいと思うのであります。  最初に、物価の問題からお伺いをいたしたいと思います。  最近、どんな理由をつけましょうとも、消費物価の値上がりというものは、まことに激しいものがあります。昭和三十六年に六・二%の値上がり、また翌三十七年には六・七%の上昇というのでありますから、これは現行の預貯金の利子をはるかに上回っているものでございます。言わば、貯蓄奨励の政府のかけ声によりまして、一生懸命に貯金をし……


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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○辻原委員 大へん恐縮ですが、一点だけお伺いをいたしておきたいと思います。  先刻のお話の中に最後に述べられました三十七年度予算の運用にあたっての要望事項、特に財政投融資について、これが将来の経済基盤をつちかう上において、また、当面の景気調整、あるいは十分手の及んでいない中小企業その他に対する重要な部面として指摘をされたわけでありますが、その中で、対外支払いについて、これが今後の財政投融資資金に若干の影響を及ぼすのじゃなかろうかということで、ガリオア・エロアの返済の問題を指摘せられたわけでありますが、私どもも懸念をいたす一点でございまして、御承知のように、これを扱う投資特別会計は産業投資特別会……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○辻原分科員 ただいまの基地設定についての防衛庁の方針について、多少関連をいたします問題を伺っておきたいと思います。  先ほどからの美保基地に関する答弁をずっと聞いておりますと、基地設定にあたっては必ず他の省あるいは関係地方公共団体等との連絡を密にして、地元住民との福祉の調和をはかることに全力を上げる、こういうふうに言われておるのでありますが、私は今具体的な一つの自衛隊の基地設定にあたって、はたしてそういうことが顧慮されてきたかどうかをただしておきたいと思います。  今私が具体的にと言いました問題は、和歌山県の美浜町に誘致をせられようとしている自衛隊の基地についてであります。この問題は、すでに……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○辻原分科員 午後にかかって参りましたが、時間が少のうございますので、問題をしぼりましてお尋ねをいたしたいと思います。  最初に、本論に入る前に、これは医務局長の所管だと聞いておりますが、厚生省の第二共済組合の運営に関してちょっとお尋ねをいたしておきたいと思います。  他の共済組合と同様、運営審議会が設けられて、それぞれ組合員と役所側の委員が同数で運営をせられておるようでありますが、お尋ねをいたしたいのは、その運営審議会の議によりて運営規則の改正が最近行なわれたようでありますが、それは幾日に行なわれましたか。
【次の発言】 それでは課長が来られてから私は少し具体的に伺いますが、その前に、運営審……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○辻原分科員 雇用の特殊的な問題を例にあげまして、それから起きる諸般の労働問題、これについてお尋ねいたしたいと思います。私が今一つの例としてあげる問題は、山林に働く労働者の万般の問題であります。なぜ私がこれを取り上げたかといいますと、山林に働く労働者の雇用の形態というものは、労働大臣も御承知かと思いますが、一般事業所に雇用される労働者の形態でもなく、また日雇い労働者と称する範囲に包括されるものでもなく、一種特別な形態を実はとっておるのであります。しかも、最近の、特に都市と農村との格差というような面、あるいは農山漁村の最近の不況、こういう中に、雇用問題は一段と深刻になっております。その根本は何に……

第40回国会 予算委員会第二分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○辻原分科員 私は主として、先ほどから議論に出ておりますが、内容的にきわめて不十分であると思いますので、閣議で了解を得たという全般を通じての高校生の急増対策、これについてそれぞれ文部省、自治省、大蔵省の責任者から方針を承り、かつその内容を具体的に一つ聞いておきたいと思います。  最初に文部大臣に伺いますが、急増対策の中で特に問題であるのは、工業を除くその他の急増対策等について三十八年度以降はどうするのか。去る一月二十六日の閣議で生徒急増対策についての了解事項が三項目にわたってきめられておりますが、その三項の中に含まていることを仄聞いたしますると次のようになる。すなわち、三十八年度以降については……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○辻原分科員 文部省、自治省、大蔵省、それぞれ関係の三省に対して二つの問題をお尋ねいたしまして、現在の状況、今後の方針を一つ明らかにしていただきたいと思います。  私がお伺いをする二つの問題の一つは、教職員の定数についての問題であります。一つはそれとうらはらの関係になる施設の問題であります。  そこで、最初に定数から伺いますが、まず問題をわかりやすく二つに分けて大臣に伺いたいと思います。一つはもうすでに、これは国会が開かれるたびに、また今国会になりましてもしばしば予算委員会また文教委員会でも指摘をされておりますように、現在の義務教育小学校における定数問題は、諸外国に比しまして著しく収容定員が高……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○辻原分科員 主査から特に御注意がございまして、三時から理事会の予定もあるようでありますから、あまり長くやらないようにということでございましたから、ILO等の問題につきましては、いずれまた日をあらためて大臣に各般の問題をお伺いいたしたいと思います。  そこできょう私は具体的な二、三の問題について、時間の許す範囲でお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、その一つは、歴代の労働大臣に実は私は希望を申し上げ、また自分自身の体験と経験を開陳して参っておるのであります。その問題といいますのは、今も田原さんから失業保険受け取りの問題等のお話がございましたが、失業保険やあるいは労災保険の適用について、ほんと……



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データ更新日:2023/02/05

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