このページでは森下元晴衆議院議員の32期(1969/12/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は32期国会活動統計で確認できます。
○森下元晴君 ただいま大蔵大臣から、昭和四十五年度一般会計決算外二件につきまして説明がごさいました。これにつきまして、私は、自由民主党を代表いたしまして、質問をいたしたいと思います。 申し上げるまでもなく、昭和四十五年度決算はこれから審議されるものであり、私の質問も当然総括的なものであることをお断わりしておきたいと思います。 まず初めに、決算制度の基本的な問題についてお伺いをしたいと思います。 決算の重要性につきましては、いまさら申し上げる必要もありませんが、決算は予算とともに車の両輪のごときものでありまして、予算の執行が正当かつ効果的に行なわれているかどうかは、決算によって初めて明らか……
○森下(元)委員 初めに、労働省にお伺いしたいと思います。 歴史の移り変わりで、人間の知恵ではなかなかはかり知れない現象が起こってまいります。いろんなハプニングが起こったり、驚くべき事態が起こるわけでございますけれども、戦後二十五年間いろいろ変わった現象が、政治の世界また経済の世界にも起こってまいりました。 たとえば、三十年間足りなかったお米が、現在は余ってその調整に非常な苦労をしておる、これも一つの現象でございます。また、戦後は狭い島国に一億の人口が押し込められまして、人口過剰になるのじゃなかろうか、失業対策がたいへんな時代になるのじゃなかろうか、こういう心配が、現在では人手不足でござい……
○森下(元)委員 私は、食管会計の問題、それから過剰米の処理等について、短時間でございますけれども、農林省並びに大蔵省にお尋ねしたいと思います。 国の財政負担の中で大きな負担をかけております食管会計の問題、ほかに国鉄の赤字の問題とか、また社会保険制度の問題、こういう問題がありますけれども、冒頭に申し上げましたように、食管制度の問題につきまして、この赤字をどうしていくか。食管制度の歴史というものは、過去三十年近い歴史を持っておりまして、戦争中からのいわゆる米がなかった時代につくられたものでございます。過去赤字を生じて以来本年の見込みも入れまして、一兆八千億円の累積赤字が出るであろう、こういわれ……
○森下(元)委員 私に与えられた時間は三十分でございます。その間に、港湾の整備計画の問題それから補助港湾の整備問題それから自動車損害賠償責任保険の問題、それから最後に国鉄の赤字路線の問題、こういう順序で急いで質問をしたいと思います。 初めに港湾の整備問題。経済成長に伴いまして港湾の貨物量は飛躍的に増大しております。そうして入港船の増加によります慢性的な滞船、これを緩和するとともに、船舶が非常に大型化しておりますので、そのための港湾施設を整備するために、港湾整備緊急措置法に基づいて第三次港湾整備計画が策定されまして、四十三年度から四十七年度の五カ年間で総事業費一兆三百億円、これがきめられまして……
○森下(元)委員 ただいま農林大臣よりの提案理由の説明がありました農業者年金基金法案について、農政の基本問題に触れながら若干の御質問を申し上げたいと思います。 昭和三十六年に近代農業の憲法といわれております農業基本法ができまして、戦中、戦後二十年余にわたった米麦中心の食糧増産一本の農政が大きく転換いたしまして、食糧の安定供給のかたわら、経済の発展に伴って農業の近代化のための構造改善、また選択的拡大、こういう方面に農政の方向が向いてきたわけでございます。しかし、農業は土地が生産資本であるし、また自然条件の制約、風土的な特殊性、流通機構の複雑な内容をかかえておるために、身軽な他の産業のように簡単……
○森下(元)委員 昭和四十三年度決算は、四十五年一月本院に提出されまして、三月十日決算委員会に付託されました。そして種々審議されてまいりましたが、本日、総括締めくくりをしまして、審議を終了する運びになりました。私は、与党自由民主党を代表いたしまして、総理に次の事項を質問いたします。御答弁、御所見をお聞かせ願いたいと思います。 決算の重要性につきましては、いまさら申し上げる必要はございません。憲法第八十三条に「國の財政を處理する権限は、國會の議決に基いて、これを行使しなければならない。」とあり、財政民主主義の原則を掲げております。ゆえに、決算は予算とともに車の両輪のごときものであります。すなわ……
○森下(元)委員 与えられた時間が三十分でございます。その間に一般会計の繰り越し、これは港湾特別会計でございます。それから自動車賠償保険の赤字の問題、それから空港の整備、最後に日本航空と国内航空の合併問題、この四つの問題を取り上げたいと思います。最後の問題に一番時間をかけたいと思いますので、一番から三番まではできるだけ早く進めたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず、この繰り越しの理由と処置についてお尋ねをしたいと思います。 昭和四十四年度運輸省所管の歳出予算現額千六百八十五億五千七百三十万余円に対して、支出済み歳出額は千六百四十六億四千五百九万余円となっております。このうち……
○森下(元)委員 わが国は世界第一の漁業生産額、世界第二の生産量を誇る水産王国であるとともに、その消費の面におきましても、国民食生活の中で動物性たん白質の五五・五%までが水産物でありまして、海洋民族といわれるにふさわしい、魚と国民との強いつながりがございます。しかしながら、最近物価問題の中で、生鮮食料品の値上がり、特に魚の値上がりがひどいといわれておりますが、それによって特別に生産者でございます漁業者、漁民が恵まれ、潤っておるかというと、決してそうでなく、逆に漁業労働力の不足、物価、賃金の高騰、公害による沿岸漁場の悪化、また遠洋漁業に対する国際的な制約の強化など、漁業を取り巻く環境は日増しに悪……
○森下(元)委員 初めに、専売制度の目的につきまして、北島総裁にお尋ねしたいと思います。
資本主義経済におきましては、国有国営企業は民営企業に比べまして非常に少のうございますけれども、国家、国民いわゆる国益のためには、専売制度いわゆる独占企業によって国民の福利をはからなければいけない。会社はもちろん直接国家事業でございませんけれども、全部国家資本でやっておる関係もございまして、その点、初めに目的について総裁の御所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それでは、先ほど御説明をいただきました決算並びに業務の内容につきまして少しお尋ねしたいと思います。
四十四年度の国庫への専売納付金は二千……
○森下(元)委員 私の質問は、通告にございますように海外留学生の問題、特に東南アジアを中心とする開発途上国からたくさんな留学生が日本に参っております。この海外援助というものは経済大国日本として当然課せられた使命でもございますし、最近、特に経済援助とか技術援助だけではどうも援助の効果があがらない。ちょうどことしの八月二日から二十八日まで京都の京都ホテルで教育者社会活動研究集会というものが開かれまして、東南アジアその他太平洋諸国からたくさん教育関係者がお集まりになったようでございます。その中でも、日本に対するいろいろな注文もあったようでございまして、いわゆるエコノミックアニマルとか、またイエローヤ……
○森下(元)委員長代理 次に、会計検査院当局から検査の概要の説明を求めます。服部会計検査院第一局長。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。菅波茂君。
【次の発言】 華山親義君。
【次の発言】 鳥居一雄君。
○森下(元)委員長代理 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 瀬長君に申し上げます。ただいま瀬長君より請求の外務省関係の文書については、後日理事会で相談の上処置いたしたいと思います。
○森下(元)委員長代理 瀬長亀次郎君。
○森下(元)委員 今回の私の質問は、通産省に対しまして、航空機産業の問題についてお尋ねしたいと思いますけれども、その前に、私が昨年の五月二十一日、当委員会におきまして運輸省の航空局に対しまして、航空行政の問題につきましてお伺いいたしました。そのときに保留をいたしました問題もございますので、その問題を先に取り上げたいと思います。 第一の問題は、最近特に航空需要が増大いたしております。それに従って空港の整備の問題、それからいわゆる安全航行に対する施策の問題その問題と、ちょうど昨年の五月十五日に第三の航空会社といたしまして、いわゆる東亜国内航空という新しい会社が発足したわけでございます。いろいろそ……
○森下(元)委員長代理 北山愛郎君。
【次の発言】 吉田賢一君。
○森下(元)委員長代理 これより会議を開きます。
委員長所用のため、私が委員長の指名により委員長の職務を行ないます。
昭和四十五年度決算外二件を一括して議題といたします。
農林省所管及び農林漁業金融公庫について審査を行ないます。
まず、農林政務次官から概要説明を求めます。伊藤農林政務次官。
【次の発言】 次に、会計検査院当局から検査の概要説明を求めます。田中会計検査院第四局長。
【次の発言】 次に、農林漁業金融公庫当局から資金計画、事業計画等について説明を求めます。武田農林漁業金融公庫総裁。
【次の発言】 これにて説明聴取を終わります。
○森下(元)委員長代理 福田繁芳君。
【次の発言】 吉田賢一君。
○森下説明員 ちょうど農林大臣が、米の問題で農林委員会のほうに参っておりますので、政務次官でございます私がお答えいたしたいと思います。 ちょうど私は四日間、広島、島根等に参りまして、先生の地元の江の川また斐伊川、つぶさに災害の状況を教えていただきまして、全般の総災害の中で農林災害の占める割合が半分または三分の一、農林関係の非常に大きな災害を受けております現実を見まして、いかに雨の量が多かったか、またそれに対するいろいろな施策、また心がまえが足りなかったかというふうなことを実は感ずるわけでございます。 多少農林からはみ出た内容でございますけれども、たとえば江の川の場合には、上流が広島県であり……
○森下説明員 永山先生の発言の内容につきましては、私もそのお考え方におきましては大体よくわかりますし、そうすべきであると思っておりますけれども、残念ながら現在の取り扱い方といたしましては、いわゆる災害復旧地を休耕田にはできないということを申し上げたいと思うのです。御承知のように休耕の場合は、水田ができる状態にあるのを米の生産調整のために協力していただこう。それと、いまおっしゃいました通年施行は、たとえば土地改良事業ですね、これは従来でございましたら米作時期を避けた春とか秋、こういう時期にやって、米作が支障のないようにするのが趣旨であったわけです。これを生産調整と関連しまして、米作時期の夏の間に……
○森下説明員 今回、はからずも農林政務次官の大任に任命されました。現下農林行政まことに多端なおり、足立農政のもとで全力投球をいたしたいと思うわけでございます。 各位の御指導、お引き回しよろしくお願い申し上げまして、まことに簡単でございますけれども、ごあいさつ、お願いのことばにしたいと思います。よろしくお願い申し上げます。(拍手)
○森下説明員 ただいま御指摘のように、食管制度は非常にむずかしい問題をかかえております。食糧が足らなかったときにつくった食管制度を、食糧があり余った時点においてどういう運用をするか、この点で非常に頭を悩ましておりますし、この赤字全部を、御指摘のように、消費者にかぶせることもいけないと思います。ただ、特別会計であるがゆえに、赤字が巨額にあがっている、けしからぬじゃないかという一部の声もございますけれども、こういう理論ですれば、道路にしても港湾にしても赤字であると言えぬことはないと思います。しかし、食管法が長らく非常に国民のためにプラスになってきた、こういうことは事実でございますけれども、現段階で……
○森下(元)主査代理 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。 野田主査は、本日都合によりおくれますので、指名により私が主査の職務を行ないます。 本分科会は、会計検査院、防衛庁、外務省及び大蔵省所管につきまして審査を行なうことになっております。 審査の方法は、お手元に配付いたしました日程により進めたいと存じます。あらかじめ御了承をお願いいたします。 まず、昭和四十七年度一般会計予算中大蔵省所管、昭和四十七年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和四十七年度政府関係機関予算中大蔵省関係を議題として、説明を求めます。田中大蔵政務次官。
○森下(元)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
野田主査は、都合により、午後おくれますので、指名により、私が主査の職務を行ないます。
質疑を続けます。堀昌雄君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 小林政子君。
【次の発言】 大原亨君。
【次の発言】 中村重光君。
【次の発言】 平林剛君。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 芳賀貢君。
【次の発言】 阿部未喜男君。
【次の発言】 これにて大蔵省所管の質疑は終わりました。
明日は、午前十時三十分より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時十八分散会
○森下(元)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
野田主査は都合により午後おくれますので、指名により、私が主査の職務を行ないます。
質疑を続けます。楢崎弥之助君。
【次の発言】 楢崎分科員に申し上げます。時間が参りましたので、あと答弁だけで終わってください。
【次の発言】 古寺宏君。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 小林信一君。
【次の発言】 山口敏夫君。
【次の発言】 明二十四日は午前十時三十分より、防衛庁所管について質疑を続けることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時四十六分散会
○森下(元)主査代理 休憩前に引き続き会議を開きます。
野田主査は都合により午後おくれますので、指名により私が主査の職務を行ないます。
質疑を続けます。小川新一郎君。
【次の発言】 米田東吾君。
【次の発言】 渡部通子君。
【次の発言】 岡本富夫君。
【次の発言】 近江巳記夫君。
【次の発言】 東中光雄君。
【次の発言】 これにて防衛庁所管の質疑は終わりました。
次回は、明二十五日午前十時から外務省所管について質疑を行なうこととし、本日はこれにて散会いたします。
午後四時三十九分散会
○森下(元)主査代理 上原康助君。
【次の発言】 松本善明君。
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