このページでは前田正男衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○前田国務大臣 ただいまの御質問に対しまして、私が現在考えております科学技術政策のあり方ということについて申し上げたいと思います。 いろいろございますけれども、科学技術政策のあり方という点につきましては、科学技術会議という会議がございまして、その科学技術会議で何回か答申をいたしております。その答申のうちで、五号答申という答申がございます。その答申は「一九七〇年代における総合的科学技術政策の基本について」という、そういう諮問に対する答申でございますが、その答申にはいろいろ書いてございます。簡単に私、四つぐらいに要約できると思うのでございます。 その一つは、科学技術を真に人間福祉のために役立て……
○前田国務大臣 先刻来各参考人からたいへん有益な御意見の陳述を承りまして、私も科学技術庁の責任者といたしまして非常に勉強になったことを厚く御礼を申し上げたいと思うのでございます。 ただいま原先生からの御質疑の点でございますが、もちろん私の考え方を申し上げます。しかし、他省庁にも関連する問題も多うございますし、内閣全般として検討すべき問題も多うございますので、きょうは私の考え方として申し上げたいと思うのでございます。 まず、行政の組織の点でございますけれども、この点は、確かに従来は生産第一主義の科学技術でございました。それから科学技術の方針の転換、人間の福祉中心、福祉に重点を置く、生産指向型……
○前田国務大臣 問題は公聴会の開催ということに関連してのお尋ねかと思うのでございますが、現在は地元の知事の意見というものを電調審の段階におきまして聞いております。その他、事実上いろいろ御連絡をして、地元の意向というものを聞いておるわけでございます。 今度の私たちの公聴会の開催要領につきましては、先生御承知のとおりでございまして、知事の要求がある場合に、自然環境または社会環境から見て公聴会開催の必要ありと認められる場合ということでありまして、こういう考え方に基づきまして地元の知事の意見を聞いて、先ほど原子力局長がお答えをいたしましたようなことに相なっておるわけでございます。
○前田(正)委員 この際、私の質問する立場から御説明させていただきたいと思うのでありますが、私は、昭和四十五年の六月から七月にかけまして衆議院の科学技術特別委員会の各党の委員の方たちと科学技術調査団を編成いたしまして、私が団長となりまして、いわゆる世間でシンクタンクといっているようなところをアメリカのランドとか、その他のところだとか、あるいはフランス、ドイツ、スウェーデン等の同様の機関の視察をいたしました。ぜひひとつ日本にも社会的な問題等を取り上げるところの科学的手法による総合的な研究開発機関が必要ではないかということを考えまして、帰りましてからは、自民党に二階堂現官房長官を委員長とする特別委……
○前田(正)委員 第五分科会について御報告申し上げます。 本分科会は、運輸省、郵政省及び建設省の所管でありまして、去る三月二日より三月八日まで、慎重に審査を行ないました。 まず、各省当局より所管予算の説明を聴取いたしました後質疑に入り、その間、質疑者は延べ七十三人、質疑時間は約三十八時間に及びましたが、各分科員の協力を得まして、円満に審査が行なわれました。 質疑の内容は、きわめて広範多岐にわたっておりますので、その詳細につきましては会議録に譲ることとし、ここに簡単にその概要のみを申し上げます。 まず、運輸省関係について申し上げます。 過疎バス対策として、行政バスの免許を緩和すべきでは……
○前田(正)委員 ただいま参考人及び原子力委員の皆さん方から、非常にうんちくのあるお話を伺いまして大変参考になったと思います。 実は、この原子力の問題につきましては、われわれもかねてから大変心配をしておりまして、参考人のお話の中には「むつ」以来というお言葉がございましたけれども、われわれは決して「むつ」以来ではありません。現在の原子力の問題につきましては、各地でいろいろと御意見もございますし、またいろいろの機会に参考人の方々からも、またこの国会でもお話を伺うことができましたし、それに基づきまして、国会側といたしましても、また私たち政府・与党といたしましても、すでにこの問題についてはいろいろと……
○前田委員 第二分科会の審査の経過及び結果を御報告いたします。 第二分科会の審査対象は、昭和五十年度総予算中、外務省、大蔵省及び文部省所管のものでありまして、審議期間五日間、質疑者は延べ六十二名、質疑時間約三十四時間余に及び、慎重に審議を行い、分科員各位の御協力により円滑に審議を進めることができました。 その詳細は会議録をごらん願うこととし、ここでは簡単にその概要を御報告することにいたします。 最初に、外務省関係では、「第三次国連海洋法会議が来る三月十七日、ジュネーブで開催されるが、昨年七月ベネズエラの首都カラカスにおいて同会議が開催された際、問題になっている二百海里にわたる経済水域の設……
○前田(正)委員 ただいま委員長から御報告のありましたとおり、石野久男議員とともに本院から代表として派遣されました。 その詳細につきましては、委員長のお手元に差し上げます報告書において申し上げますので、御参照願いたいと思うわけでございますが、これは科学政策の立案に当たりまして、社会、経済、そういうような問題が、政策と科学の関係につきましての関連問題が多いものでありますから、議員と学者等によりまして構成しておるわけでございます。今回は、わが国は正式メンバーといたしましてこれに参加することになりました。 先ほど申し上げましたとおり、石野久男議員とともに出席をいたしたわけでございますが、実はこの……
○前田(正)委員 本日ここで宇宙開発関係の質問をしたいと思うわけであります。 私も、実は宇宙開発については、さきにここの委員会の小委員長もやりまして、極力これを推進してきたわけでございますけれども、しかし、現在、五十二年度の計画を立案されたり、概算要求の時期にもなってきておるときでございまして、私たちも、これを推進しておりますと、一部の人の中には、現在のような不況のときで赤字公債も発行するようなときに、多額の宇宙開発の予算を使うということはどういうことかというような批判も受けております。しかしながら、国家のためにも、また将来の国民生活の福祉向上、発展というような点から見ましても、やはり宇宙開……
○前田(正)委員 宇宙開発について六月十日の委員会で要求いたしました資料の配付がありましたけれども、このロケット開発項目別、年度別の実績表のほかに、さらにこの際、実はきょう質問したいと思っておるのですけれども、時間がないようなので、あるいは時間切れになると困りますので、一応先に資料要求としてお願いをいたしまして、きょう時間があれば質問しますが、なければその資料をもとにしてこの次の委員会で質問いたしたいと思います。 それは、Nロケットの一号、二号、三号、ずっといま六号の一段まで予算がついておるようですけれども、そのおのおの、Nの各号の使命、それから打ち上げの地名、その目的、こういうことを年度別……
○前田国務大臣 このたび科学技術庁長官を拝命いたしました前田正男でございます。この委員会にも大変長らくお世話になりました。ひとつよろしくお願いを申し上げます。 かねてから、私は、わが国における科学技術振興の重要性にかんがみ、科学技術庁の創設等科学技術行政の推進に参画してまいったところでありますが、科学技術行政をめぐって多くの課題が指摘されている今日、科学技術庁長官の職を担うことになり、その責任の重大さを痛感いたしている次第であります。 科学技術庁も本年をもって創設二十周年を迎えることになりました。このたびの就任に当たり、立庁の精神に立ち戻り、全力を尽くしてこの重責を果たす所存でございますの……
○前田国務大臣 この報告は、日本の将来のエネルギー使用というものと大気汚染ということについて非常に大きな問題点を指摘されておるので、私たちといたしましても、これは十分にひとつ対処を急がなければならぬと思っておるわけであります。しかしながら、御承知のとおり、これはいろいろな仮定を設けたりあるいはモデルを設けたりしておりますので、それが直ちにこの際エネルギーの使用を抑制せい、こういうことではないと思いますけれども、しかし、これは重大な問題でありますので、さらにもっと調査研究をひとつ大いに進めていく必要があるのではないか、こういうふうに受けとめております。
○前田国務大臣 いまのお話のことにつきましては、実は去る七月に総理大臣の私的な諮問機関でありました原子力行政懇談会が「原子力行政体制の改革、強化に関する意見」というものをまとめられまして、主として原子力安全委員会の設置あるいは規制の一貫化だとか、こういうようなことを提言されたところであります。それに伴いまして原子力開発利用の問題について、いろいろと基本的な考え方について国民のコンセンサスを得る必要があると思っておりまして、この点についてはまた自由民主党においても一つの提言が行われておるわけでございます。 したがって、原子力の開発については安全性の確保ということが一番前提でありますから、この行……
○前田国務大臣 ただいま佐々木委員のおっしゃるとおりでございまして、お説のとおりに、修理をして、そして原子力船はぜひともそのまま続けていきたい、こう思っておるような次第でございます。
【次の発言】 おっしゃるとおりでございまして、法令を廃止するなど、別段の特別処置をとらなくても自動的に失効する、たとえばその効力を失うとか、その効力はいつまで有するとか、こういうふうに書いてあるものに限る、こういうふうに思っております。
【次の発言】 仰せのとおり、この法律には有効期間が特定してありませんので、したがいまして、この法律を廃止また失効させるためには、具体的にこの法律を廃止し、また失効させることを内容……
○前田国務大臣 お答え申し上げます。 第一の問題とも絡むことでございますけれども、私たちは新型転換炉の問題につきましてどういうふうにやっていくかということでございますけれども、これにつきましては全体の原子力の開発に合わせまして推進を図らなければならぬと思いまして、それについては実は原子力委員会に専門の委員会をつくりまして、稲葉さんが中心になられた方針が出ておりまして、それを私たちは尊重してやっていきたいと思っておるわけでございます。その内容はひとつ局長から答弁さしたいと思いますけれども、そういうものを尊重して、新型転換炉の問題についても検討していきたい、こう思っておるわけでございます。 そ……
○前田国務大臣 政府といたしましては、一日も早く対策を強化する必要があるということは御同感の至りでございまして、したがいまして学者、専門家の方たちの意見をなるべく早くまとめていただきまして、そしてそれに基づいて観測を強化するし、また従来の第三次計画等もございますけれども、それもひとつ繰り上げることを考えたらどうかと思っております。それについていろいろと行政的な統一を図る必要がございまして、さきのこの委員会で答弁いたしましたとおり、それらをとりまとめる推進の機構というものを近く設ける予定をしておりますけれども、それに伴いましていま申し上げましたような対策を推進していかなければならぬと思います。 ……
○前田国務大臣 おっしゃるとおりに、軽水炉の問題につきましては日本が独自の研究がおくれておることは確かでございます。しかしながら、ドイツの例も、やはりウエスチングハウスの基本特許をもとにして改良型を進めておるのであって、わが国におきましても、軽水炉がすでに技術導入してほとんど国産化していることは間違いないのです。さらに、私たちの方は安全確保ということから安全研究のために相当金を投じておりまして、四十七年が二十五億だったのが、五十一年は百五十四億というふうに、安全研究に力を入れておりますので、これをもとにいたしまして軽水炉の改良、標準化というものを進めていかなければならぬと思っている次第でござい……
○前田国務大臣 お答えいたします。 ただいま通産大臣がお答えしたとおり、われわれも業者を十分に監督指導いたしまして厳重な報告を求めて、安全については最優先で考えていきたい、こう考えておるわけであります。
○前田主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。 私が本分科会の主査をつとめることになりましたので、よろしく御協力をお願い申し上げます。 本分科会は、建設省、郵政省及び運輸省の所管について審査を行なうことになっております。 本審査の順序は、お手元に配付してあります日程によって進めたいと存じますので、あらかじめ御了承をお願い申し上げます。 なお、各省所管事項の説明は、各省審査の冒頭に聴取いたします。 それでは、昭和四十八年度一般会計予算及び昭和四十八年度特別会計予算中郵政省所管並びに昭和四十八年度政府関係機関予算中日本電信電話公社関係を議題といたします。 まず、説明を聴取い……
○前田主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。 昭和四十八年度一般会計予算及び昭和四十八年度特別会計予算中運輸省所管並びに昭和四十八年度政府関係機関予算中日本国有鉄道関係を議題といたします。 質疑に先立ち、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間は、それを厳守され、議事進行に御協力賜わりますようお願い申し上げます。 なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は、必ず的確に、要領よく、簡潔に行なわれますようお願いをいたします。 なお、本日は、芳賀貢君の質疑に対し、参考人として、日本鉄道建設公団総裁篠原武司君が御出席になっております。御意見は質疑をもっ……
○前田主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
昭和四十八年度一般会計予算及び昭和四十八年度特別会計予算中運輸省所管並びに昭和四十八年度政府関係機関予算中日本国有鉄道関係を議題といたします。
質疑に先立ち、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力賜わりますようお願い申し上げます。
なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は必ず的確に要領よく、簡潔に行なわれますようお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。柴田健治君。
【次の発言】 これにて柴田健治君の質疑は終了いたしました。
次に、上……
○前田主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
昭和四十八年度一般会計予算及び昭和四十八年度特別会計予算中建設省所管を議題といたします。
まず、説明を聴取いたします。金丸建設大臣。
【次の発言】 以上をもちまして説明は終わりました。
【次の発言】 質疑に先立ち、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力賜わりますようお願い申し上げます。
なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は必ず的確に要領よく、簡潔に行われますようお願いいたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。田……
○前田主査 これより予算委員会第五分科会を開会いたします。
昭和四十八年度一般会計予算及び昭和四十八年度特別会計予算中建設省所管を議題といたします。
質疑に先立ち、分科員各位に申し上げます。質疑の持ち時間はこれを厳守され、議事進行に御協力賜わりますようお願い申し上げます。
なお、政府当局に申し上げますが、質疑時間が限られておりますので、答弁は必ず的確に要領よく、簡潔に行なわれますようお願いいたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。吉永治市君。
【次の発言】 これにて吉永治市君の質疑は終了いたしました。
次に、大柴滋夫君。
○前田主査 休憩前に引き続き会議を開きます。
質疑を続行いたします。米内山義一郎君。
【次の発言】 これにて米内山義一郎君の質疑は終わりました。
次に、川俣健二郎君。
【次の発言】 これにて川俣健二郎君の質疑は終わりました。
次に、佐野進君。
【次の発言】 これにて佐野進君の質疑は終わりました。
次に、和田貞夫君。
【次の発言】 これにて加藤清政君の質疑は終わりました。
次に田中昭二君。
【次の発言】 これにて田中昭二君の質疑は終わりました。
次回は、明二十五日開会し、外務省所管について審査を行います。
本日は、これにて散会いたします。
午後五時四十六分散会
○前田主査 これより予算委員会第二分科会を開会いたします。
昭和五十年度一般会計予算中、外務省所管を議題とし、政府から説明を求めます。宮澤外務大臣。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。
ただいま外務大臣から申し出がありました、外務省所管関係予算の主要な事項につきましては、その詳細な説明は省略し、本日の会議録に掲載いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 以上をもちまして、外務省所管についての説明は終わりました。
【次の発言】 この際、分科員各位に申し上げます。
質疑の持ち時間は、これを厳守され、議事進……
○前田主査 休憩前に引き続き、会議を開きます。
質疑を続行いたします。林孝矩君。
【次の発言】 これにて林孝矩君の質疑は終わりました。
次に、小沢貞孝君。
【次の発言】 これにて小沢貞孝君の質疑は終わりました。
次に、坂口力君。
【次の発言】 これにて坂口力君の質疑は終わりました。
【次の発言】 昭和五十年度一般会計予算及び昭和五十年度特別会計予算中大蔵省所管、昭和五十年度政府関係機関予算中大蔵省関係を議題といたします。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金瀬俊雄君。
【次の発言】 これにて金瀬俊雄君の質疑は終わりました。
次に、北側義一君。
○前田主査 これにて近江巳記夫君の質疑は終わりました。 この際、暫時休憩いたします。 午後零時二十一分休憩
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