前田正男 衆議院議員
27期国会発言一覧

前田正男[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期-36期
前田正男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは前田正男衆議院議員の27期(1955/02/27〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は27期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院27期)

前田正男[衆]本会議発言(全期間)
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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 衆議院本会議 第5号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○前田正男君 この際、自民党を代表いたしまして、原子力の非軍事的利用に関する協定について質問をいたしたいと思います。  わが自由民主党は、立党の宣言の中におきましても、また一般政策の中においても、原子力の平和利用促進をきめておりまして、この原子力の平和利用というものは、将来のエネルギー資源を確保いたし、学術と産業の振興を促しまして、人類の福祉と国民生活の向上に大いに寄与するものであります。従って、従来とも、わが党といたしましては、強力に推進して参ったところであります。さらに、過日、私ら一行四名は、衆議院の代表といたしまして、八月ジュネーヴで開催せられましたところの原子力平和利用国際会議に出席さ……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 衆議院本会議 第22号(1956/03/15、27期、自由民主党)

○前田正男君 ただいま議題となりました日本原子力研究所法案につきまして、委員会における審査の経過並びに結果について御報告申し上げます。本案は、さきの国会において成立いたしました原子力基本法に基き、原子力の開発に関する研究等を総合的かつ効率的に行い、原子力の研究、開発及び利用の促進に寄与させることを目的として、日本原子力研究所を設立せんとするものであります。日本原子力研究所は、原子力の開発がきわめて広範囲にわたる技術の総合の上に成り立ち得るものであること、高度の技術水準が要求されていること、並びに、広く各界にわたる研究技術者の交流をはかる必要等から、民間各界の協力が不可欠の要請であること等の諸要……


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 衆議院本会議 第35号(1958/04/24、27期、自由民主党)

○前田正男君 私は自由民主党を代表いたしまして、簡単に賛成討論をいたします。  建国記念日については、祝祭日の法律制定当時の世論調査で第三位、八一・三%の圧倒的支持があり、大体二月十一日に大勢は賛成でありましたが、占領軍の反対で留保となり、今日に至ったもので、その後のたびたびの世論調査でも圧倒的支持があり、占領の終った今日、当然建国記念の祝日を制定すべきであり、また、わが国の長い歴史より見ても、祖先の人たちが国を作つてきた偉業をしのんで建国を祝うべきものと考えます。  問題は二月十一日が適当であるかどうかということでありますが、二月十一日は科学的根拠が弱いとの反対もあります。しかし、およそ二千……

前田正男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院27期)

前田正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第3号(1955/03/26、27期、自由党)

○前田(正)委員 私はごく簡単に大臣にお聞きしたいと思うのですが、昨日の提案理由の説明におきましても、先ほどの御説明を聞きましても、暫定予算の間これを延期するというふうなお話で、二カ月というふうにお話になったのですが、政府はそういうおつもりでおやりになっておるようでありますけれども、われわれが第三者的に見ておりますと、本予算の提出が、暫定予算二カ月だけで済むかどうかということは、政府はこれから防衛費の折衝を始められるというような情勢のようにわれわれは新聞で拝見しているのですが、そういうふうなことになりますと、暫定予算二カ月で済まない、もう一カ月暫定予算を組まなければならぬというような必要性も出……

第22回国会 商工委員会 第6号(1955/03/31、27期、自由党)

○前田(正)委員 通産大臣はお急ぎのようでありますから、簡単な点だけお願いしたと思います。  通産大臣はかねてから拡大均衡のことを唱えておられまして、しかもまた今度の経済六カ年計画でもそういうことに触れられておるようであります。そこでこれから予算を編成されるについてお聞きしたいと思いますのは、この計画を見ましても、その他から見ましても、非常に財政投融資その他の民間の資本蓄積等によりましてこれらの拡大均衡の問題について考慮されるように書いてありますけれども、私の聞いておる範囲では政府は一兆円予算でやる、しかも当面の社会政策の住宅問題であるとか、その他の方面に相当金を使うという話でありまして、将来……

第22回国会 商工委員会 第11号(1955/05/13、27期、自由党)【議会役職】

○前田(正)委員長代理 田中武夫君。
【次の発言】 多分予算委員会で大臣はむずかしいと思いますが、一応連絡をとってみます。代理の企業局長が来ておられますので、差しつかえなければ午後に願います。  この際休憩いたしまして、午後一時半から再開いたします。    午後零時二十二分休憩
【次の発言】 それでは午前に引き続き委員会を再開いたします。永井君。
【次の発言】 次に田中武夫君。
【次の発言】 それでは質疑を終りまして、次会は来る十八日午前十時より会議を開くこととし、本日はこれをもって散会いたします。    午後三時四分散会

第22回国会 商工委員会 第14号(1955/05/19、27期、自由党)

○前田(正)委員 両大臣とも非常にお忙しいようでありますし、ほかの委員の質問もありますので、両大臣、特に高碕国務大臣が科学技術行政協議会の副会長もされておられますので、この点について一点だけお聞きしたいと思います。  原子力の問題は先ほど委員長からもお話がありました通り、きょうは会議が開かれて政府の態度もきめられるようでありますけれども、そういう問題をきめるについては当然政府といたしましての根本的な考え方であります原子力の基本法であるとか、あるいはそれに伴うところの政府の行政機関であるとかいったものが根本的にきまってこなければならぬと思うのですが、現在までわれわれが政府関係の人から聞いたところ……

第22回国会 商工委員会 第19号(1955/06/01、27期、自由党)

○前田(正)委員 この際科学技術振興に関する小委員会の第一回中間報告を申し上げます。  わが小委員会におきましては、五月十七日より同三十一日までの間において、前後五回にわたって会議を開き、原子力の平和的利用に関する件を初めとして、科学技術に関する各省の予算並びに行政機構の問題その他科学技術研究所の問題などを検討いたしました。その際科学技術、特に原子力の平和的利用を中心とする科学技術の飛躍的発展をはかるため、まずこの際総理府に科学技術庁を設置して、原子力を含む科学技術行政全般の総合調整と刷新をはかるべきであり、ついては商工委員会において別紙のような決議を採択していただくべきであるということにおき……

第22回国会 商工委員会 第28号(1955/06/22、27期、自由党)

○前田(正)委員 だいぶ時間もたちましたので、いずれまた次の機会にお願いしたいと思いますが、一言お聞きしたいと思いますのは、この輸出入の取引協定というものがありながら、昨年来いわゆるバナナだとか、砂糖だとか、そういうものを入れまして、そうして単価を引き下げて輸出するということでいろいろとやっておったようでありますけれども、こういうようなことは、輸出入の法律の一番初めに書いてある不公正な輸出取引をしないという原則論と、もう一つは輸出組合あるいは輸入組合というものがあるわけですが、そういう方面に関連してこれをもう少し合理的に、法律に基いて考慮できないものかどうか。今度また特殊物資の輸入だとか、開発……

第22回国会 商工委員会 第41号(1955/07/13、27期、自由党)

○前田(正)委員 ちょっと関連して。これは私の選挙区ですから質問したいと思いますが、今の御答弁のようでありますけれども、これで一つ問題があるわけです。それは奈良県から和歌山県に話をいたしまして、なるべく和歌山県の方で話をまとめてもらいたいと思っておりますけれども、しかしそれはただまとめるといってもまとまらない。実際あの問題は何かというと、熊野川の開発問題があると思います。だから私は骨折って熊野川開発問題をこの際電源開発審議会の審議に入れて、準備地点になっておりますのを着工地点にしたらどうか、着工地点になれば、この電源開発からそれに対しまして熊野川の水利権の申請をする、そうすると三県はそれに対し……

第22回国会 商工委員会 第42号(1955/07/14、27期、自由党)

○前田(正)委員 この際石橋通産大臣及び高碕経審長官に質問をいたしたいと思うのであります。この科学技術行政及び原子力の問題につきまして、過日この商工委員会におきまして全会一致をもって決議をいたしまして、両大臣からその決議には賛成であるという趣旨の御答弁をいただいたのであります。従いまして私たちは政府がこの原子力の問題、科学技術行政の問題について御提案になるものと思って待っておったのでありますけれども、いずれにしても一向に御提案の御様子がないようであります。そればかりではありません、過日小委員会におきまして実は通産省の官房長の意見を求めましたところが、われわれの小委員会の決議にはあまり賛成しない……

第22回国会 商工委員会 第51号(1955/07/29、27期、自由党)

○前田(正)委員 本日の科学技術小委員会におきまして、かねてから小委員会において論議をして参りました問題について結論を得た問題が二つありますので、その中間報告をいたします。  まず第一の科学技術行政の問題につきましては、政府において三十一年度にこれを提案するという話でありますので、本日官房長官を呼びましてその意向を聞きましたところ、政府といたしましては、三十一年度に予算をつけて提案するように方針をきめて、現在行政管理庁に命じて立案の作業中であるそうでありまして、行政管理庁の政務次官よりは、その旨を受けて現在調査して、立案の資料を集めておるという報告がありました。それでその問題につきましては了承……

第22回国会 貿易振興に関する調査特別委員会 第7号(1955/06/06、27期、自由党)

○前田(正)委員 時間もないようですから、御意見の点は後ほど伺うとしまして、ただいま藤野さんの方からわれわれに要望があったようでありますから、その点についてちょっと聞いておきたいと思うのですが、先ほどの御要望で、貿易に対する特別の役所か官庁のようなものを設けたらどうかというような御要望があったように思うのです。これは、現在の通産省は、通商産業ということで、通商をまとめていくことに主眼を置いたようなつもりで「通商」とついているらしいのです。昔は貿易庁という組織があったようですが、これらの組織が、実際仕事を担当しておられる藤野さんの立場からでは、不十分なところがあるから、そういう御要望があったと思……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1955/12/06、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、有田喜一君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際動議を提出いたします。理事は、その数を七人とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1955/12/10、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 本日、日本の原子力の平和利用推進のために、まず民主的な運営を期さなければならない機関といたしまして、原子力委員会及び総理府の原子力局の法案が提出されたことは、将来の日本の原子力平和利用のための大きな発展を意味する画期的な日であると、私たちは喜んである次第であります。  具体的な内容につきましてはすでに私も本会議で質問いたしましたので、この際詳細な質問は省略いたしたいと思いますが、ただ一点、本日お配りいただきました原子力委員会設置法案並びに昨日閣議で決定いたされました原子力委員会設置要綱、両方とも閣議決定でありますから、今後必ずこの通り行われるものという確信をわれわれは持ってお……

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1955/12/13、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいま、小笠君から、わが党が三案に賛成であるという討論と同時に、附帯決議案が提出されたのでありますが、ここに重ねて、私も、また、自由民主党を代表いたしまして、この三つの案につきまして、わが党の考え方と、これに賛成をいたします態度を明確にいたしたいと思うのであります。  まず、基本法についてでございますが、この際原子力の平和利用を推進する必要のあることは、皆さんのよく御存じのことでありまして、特に、エネルギーとか、あるいはまた将来の資源を確保し、また人口問題等、そういうような点から見ましても、これは、政治的にも大きな問題でございますが、同時にまた、人類の福祉の貢献に役立ち、ま……

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会 第5号(1955/12/16、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいまの御質問に関連いたしましてお話ししたいと思うのですが、齋藤政務次官は科学技術庁は検討中というお話でありましたけれども、政府は、過日の閣議におきまして、原子力局を設置するに当っては、将来科学技術庁の中に吸収するということを方針としてきめておられるのでありますから、原子力局も四月一日からは科学技術庁の中の一部局としてやっていかなければならないので、三十一年度の予算をこれから作成されるについては、科学技術庁全体の構想と、それに伴う原子力局の予算というものについて早く御研究をしていただかなければならぬ、こう思うのでありますが、政務次官のお考えはどうでしょうか。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1956/02/15、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私一つ聞きたいのです。クロレラにはいろいろ種類があるようですが、金魚ばちにも空中から飛んできて入るというようなこともあるようですから、今のような方法で養成されますと、いろいろなクロレラがまざってくるのではないかと思います。これはいろいろなものがまざっておってもいいものであるか、あるいはこの種のものだという分離が簡単にできるか、あるいは分離しなくともいいのか、空中から飛んできたほかのものが入って、栄養とかいろいろな方面に阻害を受けませんか。

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1956/02/18、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいま提案理由を述べられました科学技術庁設置法案が、政府提出として提案されるに至りましたことは、われわれ関係の者といたしまして、非常に喜びにたえない次第であります。かねてから、日本の科学技術の振興政策というものは、至要であるということが述べられておりました。しかしながら、科学技術に関する行政を総合調整し、統一的な行政機構を設けるということについては、すでに衆議院におきましても、前の国会において決議をされておりましてその間、政府におきましても、たびたびこれをやるという話が出ておりました。また、われわれこれを推進して参りました者も、ここ数年の間にわたってこれについて努力して参っ……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1956/02/29、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 それでは、先に文部大臣の方からお尋ねをさせていただきたいと思うのであります。まず最初に、文部大臣にお聞きしたいと思いますことは、この科学技術庁が発足するに当りましての一つの大きな問題は、わが国は、御承知の通り、基礎的な研究につきましては、われわれは世界的な水準にあるものと思いますし、しかもその中において、すでにノーベル賞をもらった方もおられたり、各方面に勇名をとどろかせておられるりっぱな研究家がたくさんおられるのであります。また私たちは、いろいろと各方面から、日本の科学技術の振興には、こうしたらいいというようなりっぱな御意見を学者から承わる機会が多いのでございます。しかしなが……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第9号(1956/03/06、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいま御提案になりましたところの日本原子力研究所は、わが国の今後の原子力の開発、研究に当って重要なる問題であると思いますので、詳細につきましては、また別の機会に質問をいたしたいと思いますけれども、そのおもなる点につきまして、二、三基本的な問題をお聞きしておきたいと思います。  まず第一点の問題でございますけれども、この原子力研究所の名前は、日本原子力研究所ということになっておりますが、この法律の目的に書いてあります通りに、これは原子力基本法に基いて設けるというふうになっておるようであります。従いまして、原子力基本法の方は、単に原子力研究所となっておるのであります。これはこの……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1956/03/10、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 先ほどから、岡君の質問とその答弁に関連いたしまして、岡君の論理とちょうど正反対の論理も起り得ると思うのですが、関連して質問したいと思います。原子力基本法というものは、われわれも国会で満場一致賛成したものでありますから、これを尊重していかなければならない。その基本法に基くところのいわゆる秘密協定を伴うような動力協定というものについては、われわれ賛成しかねるのであります。そういう秘密を伴うような動力協定がなくても、今後の海外の動きを見ておりますと、場合によると、動力用のプラント的な発電炉というものの輸出も可能性があるというふうに――外国のメーカーあたりでは、そういうモデル・プラン……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第15号(1956/03/17、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 一点だけ大臣にお聞きしておきたいと思うのでございます。この法案の、公社の「業務の範囲」の第十九条の二号に、「核原料物質の輸入並びに買取及び売渡」とあります。第三号に「核燃料物質の生産及び加工」、第四号に「核燃料物質の輸入及び輸出並びに買取、売渡及び貸付」、こうある。これら核原料物質の輸入、買い取り、売渡し、製練の最終段階のこと、それから核燃料物質の輸入、輸出、買い取り、売り渡し、貸付というようなことは、政府で別に立案しておられます核原料物質及び核燃料物質の管理の法案と、先ほど局長の御説明がありました放射線障害の法案でもって、政府が認可することになっておると思います。それで公社……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第19号(1956/04/11、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 非常に多岐の問題にわたって御意見を伺いまして、われわれは非常に参考になりました。しかしながら、問題が非常に多岐にわたっておりますので、詳細な点については、いずれまた速記を拝見してから個々にまた伺わせていただく機会を得たいと思いますが、今日のお話の中で非常に問題となりましたところを一、二お聞きしたいと思います。それは原子力委員会が原子力開発計画を再検討することになっておるのでありますけれども、先ほどから一本松さん及び嵯峨根さんのお話を伺っておりますと、日本の電力の需給状況から見まして、テスト・パイロット・プラントというものは、すでに三十二年には大体準備をしなければならぬという立……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1956/05/11、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 時間もないようですから、一点だけ聞きたいと思います。きょう湯川博士から、物性理論等の考え方とその将来の見通し等のお話を伺いまして、非常にはっきりいたしまして、われわれも非常に参考になり、喜んでおる次第でございます。同君の触れられました基本方針の問題につきましては、湯川博士からお話のありました通り、われわれ自身も、電力の需給だとかあるいは研究の進め方だとか、特に日本の製造技術の可能性というような問題について、われわれ自身もさらにもう少し研究して、それによってわれわれの考えをまとめまして、また原子力委員としての湯川博士のお話をお聞きしたい。特に日本の製造技術の可能性というような問……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1956/05/16、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この問題は、非常に大きな問題でありまして、これを究明していきますのには、大へんな時間がかかるわけでありますから、簡単に質問をさせていただきたいと思うのであります。  今お話の労働問題に関連した問題について話を進めて参りますと、要するに、生産性の向上によりまして、雇用問題は非常に解決の面が出てくるように思いますけれども、これを考えますときには、いわゆる労働の条件と、あるいは利益分配とかいうような問題の根本に何があるかというと、科学的な管理というものがあるのではないかと私は考えるのであります。そこで、実は科学技術特別委員会においでを願ってお聞きしたいと思ったのであります。この生産……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1956/05/25、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいま貴重な御意見を承わりまして、われわれも大いに、新しい物性物理学の理論に基く新産業の発展牲について得るところがあったのでありますが、ここで一つ承わりたいことは、すでにベル・テレフォン、ウエスティングハウス、フィリップス、シーメンスというようなところの研究について、また純粋な珪素を使って太陽電池その他のものを作るとかいうようなことをわれわれちょいちょい聞いておるのでありますけれども、そういうふうな将来発展する可能性のあるようなもの、われわれが今あまり知らない範囲のもので、何か学問的に見通しのあるような、あるいはさっきお話のありましたアルミニウムの純粋な結晶だとか、あるいは……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1956/05/29、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 それでは、簡単に質問をさしていただきとうございます。非常にけっこうな御意見を伺いまして、参考になると思いますけれども、まず、同友会の科学技術開発公社の案を見ますと、大体官公立研究機関を整理統合するということを主にしておられるようでございます。研究組合は、どうしても中小企業に必要でありますが、同種の大規模な、総合的な研究をしなければならぬというような問題について、われわれ最近感じておりますのは、先ほど志村君も触れましたけれども、学者と官吏と民間と、こういう人たちが別々に研究しようとしても、実際問題としてなかなかできないのじゃないか。原子力研究所はその一つの例でありまして、民間の……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第25号(1956/05/30、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 本日は新しく科学技術庁が出発いたしまして、初めての大臣以下御出席になりましてのごあいさつを承わりまして、私たち非常に感激にたえないところでございます。御承知の通り、科学技術庁の発足につきましては、ここ数年にわたりまして超党派的にこれを推進して参ったものでございまして、その超党派的な努力の結果、ようやく今回科学技術庁が発足したのでございまして、われわれも今後この科学技術庁が日本の再建の国策といたしまして、科学技術振興対策を大きく出していくことにまた超党派的に協力していきたい、こう考えておるのでございます。ただいま長官から承わりました所信につきまして、ここで簡単に数点御質問を申し……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第26号(1956/05/31、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際、委員諸君の御了解を得まして、私は一つの決議案を提出いたしたいと思うものでございます。  まず決議案文を読みます。   科学技術常任委員会設置に関する決議  一、科学技術庁の発足に伴い、本科学技術振興対策特別委員会を常任委員会として常置せしめること。  右決議する。  この理由は、皆さんすでに御承知の通り、われわれ超党派的推進にして参りました科学技術庁が、ようやく今回発足することになりまして、大臣を長とするところの新しい官庁ができて、科学技術の国策を大いに推進していこう、こういうような科学技術庁の今後の活躍には、非常に大きな期待が持たれるのであります。われわれ科学技術振……

第24回国会 科学技術振興対策特別委員会 第27号(1956/11/09、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私は、まっ先に公社の機構についてお伺いをしたいと思うのでありますが、大体現在の公社というのは、さっきも御説明がありましたけれども、どうも私らが立法したときの精神と少し違って、予算の関係でごく一部しかやっておらないような状況になっておるらしいのであります。一体、現在の公社というものは、すでに理事は全部充足されて、今どういうふうな部門を持っておられるのか、また現在どういうふうな部門をもってどういう業務を主としてやっていこうとせられておるのか、そのことの明確な御説明を聞いてから、質問をいたしたいと思います。
【次の発言】 部の方は、どういうふうな組織になっておりますか。


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1956/11/20、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 それでは、お許しを得まして、簡単に御報告を申し上げたいと思います。  われわれ一行は、アメリカの原子力委員会並びに国際経済協力局の計画に基きまして、米政府の招待によりまして、アメリカに三週間滞在いたしまして視察をすることになっておりました。九月の八日に出発をいたしまして、サンフランシスコに到着して、概略を簡単に申し上げていきますと、十一日にはサンフランシスコのすぐそばにサンホセというところがございますが、ここのゼネラル・エレクトリックの会社に行きまして、民間の製造状態をつぶさに視察いたしたのであります。ここで特筆すべきことは、このサンホセにあります工場は、平和利用だけに特別の……

第25回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1956/11/22、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 時間もたちましたから、ごく一、二点についてお聞きしたいと思います。まず大蔵政務次官にお聞きしたいと思うのでありますが、それは、過日の委員会において、私から正力国務大臣に御質問申し上げて御答弁をいただいたことでありますけれども、科学技術庁の設置のときの法案の審議がありまして、その審議において、科学技術庁は科学技術に関する予算の調整権を持つことになっておるのであります。それに対しまして、その閣議決定におきまして、大蔵大臣はこの意見を尊重するということでありましたが、たしか法案の審議のときに、政務次官が御出席になりまして、同様にその調整したものに対しては尊重するというような御答弁が……

第25回国会 科学技術振興対策特別委員会 第6号(1956/12/05、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私はさっきちょっとおくれて参りましたので、岩井参考人のお話の初めの方を聞き漏らしまして失礼いたしましたが、岩井参考人にお伺いしたいのであります。実は、総評が、生産性について、さっき細谷さんが言われたような世界労連的な考え方では、現在の資本主義体制のもとにおいては、その生産性にいいところはあっても、現在の経済態勢を伸ばすためには賛成しがたいというようなことが新聞に出ておりまして、これでは、われわれも国会で新たに、今の生産性本部のやり方にとらわれずに――生産性というものがいいものであるか悪いものであるかということから、基本的に、実は超党派的に、社会党の諸君と生産性向上ということに……

第25回国会 科学技術振興対策特別委員会 第7号(1956/12/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○前田(正)委員長代理 ありがとうございました。  それでは、次に、中山参考人から御意見を伺います。中山参考人。
【次の発言】 それでは、文部次官に対する質問だけを先にしまして、あとはまた一つほかの方が終りましてからでもさせていただきたいと思います。  文部次官にまずお聞きしたいと思いますことは、文部省の調査局で技術者の計画養成を調査中であるというような、先ほど参考人のお話がありましたけれども、調査をする、しないにかかわらず、現在、今年も去年もでありますが、ことに今年はひどいのでありますが、技術者が非常に足りないということは事実でありますし、今後の日本の発展していく経過からみましても、工業関係……


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第26回国会(1956/12/20〜1957/05/19)

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1957/02/14、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私さっきの岡君の質問に関連いたしましてこの際資料を提出していただきたいと思うのです。戦後科学技術の発展によって、いろいろな新しい技術とか新しい産業、新しい会社というような部門が相当できつつあるのではないかと思うのです。これはどの程度の雇用度の増大になっているか、的確な就業労働者の人口はわかりにくいと思いますけれども戦後の新科学技術の発展によって、大体どういう産業においてどういうふうな会社が新設されつつあって大体どの程度就業の拡大をしておるか、労働者の雇用が拡大しておるかというようなことがわかりましたら、一つお願いしたい。  それから、次の問題は、同じく科学技術の問題であります……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第4号(1957/02/19、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 長官と原子力常勤委員のご出席を願っておるので、この際、御質問申し上げたいと思うのですが、きょうは藤岡委員が欠席されたようでありますから、藤岡委員にはいずれまた別の機会にお尋ねしたいと思います。それで、まあ原子力の問題が大半を占めるのでありますけれども、その前に二点ばかり、一般の科学技術につきまして、宇田長官の御意見を伺いたいと思うのであります。  まず第一に、科学技術庁を設置するの法案の国会審議におきまして、科学技術の研究機関の問題につきましては、これは将来再検討いたしまして、特許の問題も含めて、日本の科学技術研究体側の根本的なあり方について一つ御検討願うということの附帯決議……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第10号(1957/03/05、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 まず参考人にお聞きいたしたいのでありますが、先ほどのお話では、科学技術審議会教育部会で、三十二年度の予算の編成に対しまして注文をつけましたところ、大体それを了承されたようなお話でありました。三十=年度は、先ほどのお話の通り、審議会ができましてからも時間的にもそう余裕がなかったと思うのでありますが、三十三年度の予算は、御承知の通り、事務的には八月の末に大体各省でまとめることになっております。従いまして、これから早急に部会の案をまとめていただきまして、三十三年度の事務的な案を作るまでに部会の意見を出していただきたいと思うのですが、そういうような点について、部会長としてはどうお考え……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第13号(1957/03/12、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 これは、ほんとうは原子力委員長である宇田大臣からお聞きしたいと思ったのでありますけれども、お見えでないようでありますから――。  過日、今、御説明のあったような動力炉を輸入しようというような方針をきめられて、新聞に出ておりました今の経過を聞きましたけれども、私たちの考えますところは、動力炉を輸入するとかしないとかいうような問題は次の問題でございまして、その前に当然現在の研究協定では、輸入できるはずはありません。従いまして、これを一般協定に改訂する必要があるのではないか、その問題をこの前も私が実は第一番目に質問申し上げたのでありますが、そういう希望はあるというようなことを言って……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第16号(1957/03/15、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際、当委員会全員の皆様の御賛成をいただきましたところの修正案について、皆様全員の御了解を得まして、私が提案の趣旨を説明させていただきたいと思うのであります。  まず修正案文を朗読いたします。    日本科学技術情報センター法案に対する修正案   日本科学技術情報センター法案の一部を次のように修正する。   第二条中「自然科学を基礎とする技術に関する情報をいい、当該技術に直接関係する自然科学に関する情報を含むものとする。」を「科学技術(人文科学のみに係るものを除く。)に関する情報をいう。」に改める。  こういうような修正案を提出いたしたいと思うのであります。  まず科学技術……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第17号(1957/03/20、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 関連して、今の大臣の御答弁は私もちょっとふに落ちないところがあるのです。実は、この間私から御質問申し上げましたときに、当委員会におきまして大臣は、一般協定の交渉に入るという御答弁をされたのであります。私はその結果、一般協定の交渉に入ると決定されたものと思って、この委員会に、いつの日に決定されたということを御発表になるかと思って待っておったのです。今の御答弁を聞いておりますと、この委員会で一般協定の交渉に入るということを言われたことも、言をまた違えたような御答弁であるし、またそのような調子なら、原子力委員会では――私に答弁されてからあと定期的な委員会もあったと思うのですけれども……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第20号(1957/03/27、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいま参考人から非常に有益なお話を聞きまして、われわれが日ごろ心配しております問題について各参考人から共通の御意見が出たように思うのであります。その第一の問題は、要するに、われわれは今後日本の技術を中心とした進歩というものを非常に期待しなければならぬのでありまして、その点において、技術研究関係の有能な国家公務員の方たちが技術研究職の方面に、あるいはまた特許庁の仕事の面に働いていただかなければならぬと思うのであります。実は私たちの聞いておりますところによりますと、参考人のお話にもありましたけれども、最近の学校の卒業生で、科学技術関係の諸君は、もう官吏になるのはいやだというよう……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第21号(1957/03/29、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 きょうは人事院の総裁その他関係の官庁の方もおいでのようでございますから、お聞きしたいと思うのであります。まず第一に、人事院の総裁は、現在の公務員の中におきますところの技術系の職員の諸君が、勤務年限とかそういったものから見まして、事務官の諸君に比べて非常におくれておるという事実を御認定になるかどうか、その点から一つお答えを願いたいと思います。
【次の発言】 今の総裁の御答弁のように、教育職は特例法で非常にうまくいっている、これは私もその事実を認めます。しかし、二番目の御答弁の研究職の方は、今度級別表を直したからといって、私は任命権者の考え方が悪ければ、現在おくれているこの事実と……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第22号(1957/04/02、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私もちょっと資料の追加をお願いしたいと思うのですが、現在のアイソトープの使用量、アイソトープをどういう方面に使っておるかという使用状態、それから、その中でどれだけが国産で、どれだけ輸入しておるか、そういったことについて大略的でけっこうでありますから、この法案の審議に参考資料として出していただきたいと思います。
【次の発言】 過日の当委員会におきまして、人事院総裁初め関係政府委員の諸君の御出席のもとにおきまして、当委員会が全会一致をもっての決議をいたしましたことは、すでに政府側も御承知の通りでありますが、委員会からも正式に政府に通達をいたしたはずであります。そこで、この決議に暴……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第23号(1957/04/03、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 まずこの際、科学技術庁長官であり、原子力委員長の宇田大臣に一つ御質問いたしたいと思うのであります。それは、過日来閣議におきまして、米英カその他関係の諸国に対しましても、一般協定の提携及びその提携の可能性があるかどうかということを了解をされたということで、文書をもって各省に通達をされて、その手配をされるということをやられた、またそういうことについては、昨日の委員会においてもお話があったのであります。ところが、昨日の官房長官の発表によりますと、これは閣議の了解ではない、この問題は取り消すのだというような官房長官談話というものが発表されておりました。聞くところによると、岸総理大臣か……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第24号(1957/04/04、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私は昨日から質疑をしておりますので、きょうはなるべく結論に入りたいと思うのでありますが、昨日の質問の中で答弁の保留になっておる問題がありますので、それをまずお聞きしたいと思うのであります。  この原子力委員会を設置し、科学技術庁を設置しますに当りまして、われわれが当初から考えましたことは、原子力委員会というものは相当重要な権限を持つものでありますから、当然これに事務局を付置しなければいけないというような考え方で、われわれは立法に当ったのであります。しかしながら、政府からのいろいろな要望であるとか、いろいろないきさつがございまして、一応それではこの原子力委員会には事務局を置かな……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第30号(1957/04/19、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 関連して。今の問題について、私は特にこの際科学技術庁の方に注文をつけたいと思うのですけれども、実はけさの新聞を見てみましたところが、原子力委員会が中心になってこの問題を取り上げていくというようなことがちょっと書いてあったのです。私は、こういうような障害防止というものは、もちろん原子力委員会はその基本に関することをやらなければならぬから、原子力委員会にお願いしなければならぬけれども、こういうものは最も行政に関係のあるものであって、科学技術庁がその中心になって実はやらなければならぬものではないか、そういうことがどうも誤まって新聞に書かれるという点は、科学技術庁としても、こういうも……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第34号(1957/04/30、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 まずこの法律について原子力局長にお聞きしたいと思うのでありますが、この法案をわれわれ与党の方に提出する前に持ってこられたときには、大臣はみな主務大臣という形で出ておったのでありますが、与党においていろいろと交渉して、こういうふうに修正されたのでありますけれども、この法案を原子力委員会に提出されて、原子力委員会の方で決定されたときは、大臣のところはどういう形になっておったか、それを一つお聞きしたいと思います。
【次の発言】 党の方に持ってくる前に、原子力委員会の方で了承をされた法律案は、主務大臣となっておったわけでありますか。

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第36号(1957/05/08、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ちょっと関連して、法制局長官にお話をさせていただきたいと思うのです。法制局長官に、法文によってお話をしたいのですけれども、先ほどからの岡委員のお話で、法文でだいぶ違うところがあるのじゃないか、「平和の利用に限り」という言葉と「平和の目的に限り」ということの、「目的」という字が入っておるということは、意味が違うのじゃないか、こう思うのです。これは法律上の解釈によって私は違うと思うのです。そこで、平和の利用に限りということなら、岡委委員の質問されたことにたってくると私どもは思うのでありますが、平和の目的ということなら、自衛の場合におきまして、相手が暴力をふるってきて、自分たちの自……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第37号(1957/05/11、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 関連して一つ。先ほどの大臣の御答弁の中で、私は非常に工合が悪いところがあると思うので、大臣にちょっと質問したいと思います。この間、法制局長官も御答弁になりましたように、軍事的利用というものは、全部これではやれない、そういうものの協定を結ばないのだと言っておられましたけれども、軍事利用の中にも、この原子力基本法の平和の目的というものも入るかもわからないのです。たとえば、先ほど大臣自身で御答弁しておられた中に、将来船だとか飛行機だとか機関車だとか、そういうものができてきまして、しかも、その飛行機に例をとりますと、大体大型の旅客機がこれになるわけですけれども、いわゆる自衛隊の輸送機……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第40号(1957/05/17、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ちょっとこの問題について、私はおくれてきまして失礼でありますが、最近の経過については、私も関係しておりますので、御報告したいと思います。この問題については、この前電子工業の振興法を通産省から提出されるに当りまして、われわれ与党の立場から、関係特別委員その他関係委員を招致いたしまして、連合会でいろいろと打ち合せました結果、先ほど松前君、齋藤君がお話をしたように、大体製造及び製造に関係する研究、国産化の研究、こういうようなものは通歴省一省の権限の中に入ったものでありますから、これは大体通産省においてやっていただく。従って、その範囲において電子工業の振興法を通産省から提出して通産大……

第26回国会 科学技術振興対策特別委員会 第41号(1957/08/10、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ただいま正力大臣及び政務次官からごあいさつを受けましたが、われわれもできるだけ一つ政府当局が大いにこの方面の発展のために御努力されんことをぜひ期待しておることを申し上げたいと思います。  次に、今、原子力の実用規模の動力炉の問題について大臣から所信が述べられました。それについて、きょうは通告者も多いですから、ごく簡単に質問いたしたいと思いますけれども、まず第一の問題点は、そういう実用的な動力炉を受けるに必要なところの一般的情勢についての質問をいたしたいと思います。現在、実用的な規模の動力炉、コールダーホール・タイプの動力炉を急いで買う必要はないという意見もあるし、この際、将来……


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第27回国会(1957/11/01〜1957/11/14)

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第1号(1957/11/01、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際、動議を提出いたします。委員長の互選は、投票を用いずに、菅野和太郎君を委員長に推薦いたしたいと思います。何とぞ御賛成をお願いいたします。
【次の発言】 この際、動議を提出いたします。理事はその数を七名とし、委員長において御指名せられんことを望みます。

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第2号(1957/11/06、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 時間もたっておりますので、幸い高橋理事長がおられますので、参考人でおいでになっておりますときに、一点だけ高橋理事長にお聞きしておきたいと思います。と申しますのは、われわれ原子力公社を作っておりましたときには、もちろんその任務といたしまして、採鉱、製錬という方面の仕事も重要であるということは認めておるのでありますけれども、原子力公社自身の将来のあり方というものを見ておりますと、実はそういう部門よりか、原子燃料を取り扱われて、それを再処理していかれる方面の方が、十年、二十年後になってくると、弔う原子力燃料公社の仕事は、そっちの方が仕事の価値からいくと非常に大きくなるのじゃないかと……

第27回国会 科学技術振興対策特別委員会 第3号(1957/11/09、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 私は中曽根君の質問に関連して御質問したいと思います。ごく簡単にいたしたいと思うのでありますが、まず宮地先生にお聞きしたいのであります。今、日本の科学技術の総合的な基盤を上に上げていかなければだめだというようなお話でございました。実は、この問題につきましては、私は技術の出身でありますけれども、国会に出ましてから非常に骨折って参りました。特に、日本の学術というものは、相当水準が高いのでありますけれども、それが日本の力にならないという点で、それがためにはどうしても科学技術の総合した行政官庁を作り上げていかなければできないのではないかということで、私は科学技術庁というものを作り上げる……

第27回国会 内閣委員会 第3号(1957/11/06、27期、自由民主党)【議会役職】

○前田(正)委員長代理 給与課長です七


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第28回国会(1957/12/20〜1958/04/25)

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第8号(1958/02/27、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際、茅さんに一つお聞きをしたいと思うのでありますが、理化学研究所を今度作るに当りまして、われわれいろいろと考えた問題は、基礎的な研究というものと応用的な研究というものの間の連絡という問題でございます。この問題は、この一つの研究所で、昔の理化学研究所というものでやっておられたから、できるであろうということはわれわれも考えますが、理化学研究所が、従来の純然たる基礎研究あるいは純然たる応用研究というものの間の分野を明瞭にしないで、一つの総合的な研究を行うということが書いてあるわけでありますけれども、先ほど来お話がありました大学のやっておられます研究と官庁がやっておられます応用研……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第11号(1958/03/12、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 修正案は、お手元に配ってあります通り、   理化学研究所法案の一部を次のように修正する。   第十五条中第二号を削り、第三号を第二号とし、第四号を第三号とする。  以上であります。  この修正案につきましては、この研究所の役員の欠格条項といたしまして、政党の役員は役員になることができないということになっておるのでありますが、この意味は、要するにこの役員になられた方が、あまり政党的な片寄った行動をしてもらっては困るという意味であろうと思うのでありますけれども、現在の政治情勢を見まするのに、二大政党の時代になりまして、ほとんど国民の大多数の方は各政党に所属せられるような状態になっ……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第12号(1958/03/18、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 はなはだおそくなりまして失礼いたしました。私、途中でほかの委員会に採決がありましたので、全部の参考人の方々の御意見を聞いておりませんので、おもに安川団長にごく一般的な問題を簡単にお尋ねしたいと思います。この原子力発電株式会社というものが設立され、とりあえず暫定的に共同で原子力発電をされるということは、われわれも賛成でありますが、これはやはりさっきからその場所の仮定の問題を言っておられますけれども、実はやはりこの発電会社の目標としておられるのは、イギリスとアメリカから当初試験的に原子炉を買おうというような、国産ですぐ作るのではなくて、そういうものを輸入して発電してやろうという計……

第28回国会 科学技術振興対策特別委員会 第14号(1958/04/02、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際大臣に一言お聞きしたいと思います。私はこの法案自身の内容についてはあまり異論がないのでありますけれども、実はこの法案の提案理由を述べられた中にも書いてあるのでありますが、この法案については、去る二十六国会におきまして、当委員会で附帯決議を付しておるのであります。放射線障害の防止ということは国民の最も深い関心事であるから、放射線全般にわたっての障害防止に関する基準的な性格の法律を作れ、こういうことをわれわれの方から附帯決議を出しておるわけです。ところが、今回出て参りましたのは、その第一段階として、取りあえず技術的な基準をきめる法案というものを出しておられるわけです。技術的……

第28回国会 内閣委員会 第12号(1958/03/11、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 まず科学技術庁設置法の一部を改正する法律案について質問いたしたいと思います。この科学技術庁設置法の一部を改正する法律案は、その内容を見ますと、単に電子技術審議会を設けるというだけのことでございますが、これに対しましては、この提案理由でも大体内容、組織等は説明されておりますが、それに必要な予算は現在どういうふうになっておるか、その点をまず事務的なところから説明していただきたい。
【次の発言】 次に、日本の科学技術を振興するに当りましては原子力とともに電子技術というものは非常に重要なものであると思うのでありますけれども、単に諮問機関程度を設けて審議をしていくというようなことでは、……

第28回国会 内閣委員会 第13号(1958/03/12、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 関連して。私が申し上げたいと思うのは、きょうも実は科学技術特別委員会におきまして、特殊法人理化学研究所の法案が通過するに当りまして、私から代表いたしまして、修正案を提出したのでありますけれども、自由民主党、社会党共同で「政党の役員」という条項を削って、きょう修正可決したのであります。どうかそういうふうないきさつもあるから、今大臣いろいろ御答弁しておられるようでありますけれども、この問題については一つ十分御研究を願っておきたい、こう思っておるわけであります。

第28回国会 内閣委員会 第14号(1958/03/13、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 きょうは総理の御出席を願いまして、私は与党の立場から、この際政府の方針につきまして根本的にお伺いをいたしたいと思います。  今回われわれの委員会に提出されました各省設置法を見ておりますと、文部省、厚生省、建設省、通産省、自治庁等約二十件にわたるものが出ておるのでありますが、その中の二、三のものは、単に審議会を作るとか、調査会を作るというようなものもございますけれども、その他の大部分のものは、局をふやし部をふやし、あるいは官房長を置くというような機構拡大のものでございます。総理もすでに御承知の通り、わが党といたしましては、従来の内閣におきましても、党の方針また内閣の方針に沿いま……

第28回国会 内閣委員会 第16号(1958/03/18、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 科学技術会議設置法案に対する自由民主、社会両党の共同修正案に対しまして、趣旨の説明をいたしたいと思います。まず修正案の案文を朗読いたします。   科学技術会議設置法案の一部を次のように修正する。   第十条第二項及び第三項を次のように改める。  2 第六条第一項第五号の議員で常勤のものは在任中、内閣総理大臣の許可のある場合を除くほか、報酬を得て他の職務に従事し、又は営利事業を営み、その他金銭上の利益を目的とする業務を行ってはならない。  以上であります。科学技術の振興は現在のわが国の国力を伸ばす上において最も重要な問題でありまして、各位御承知の通りであります。そうしてその点に……

第28回国会 内閣委員会 第23号(1958/03/31、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際私は、時間がありませんので、わが自由民主党の国防都会の出席意向を代表いたしまして、ただ一点だけ総理に御質問いたしたいと思うのであります。  今回提案になっておりますところの陸上の増員初め海空の増強、すなわち防衛力整備計画の件につきましては、過般総理の、現在においてはこの計画自身を今検討する必要はないというふうな御答弁がありましたけれども、この予算編成に当りましては、内容についても多少防衛庁との間に検討いたしまして、技術関係の部隊などをふやしたのでありますが、過般の辻委員の質問におきましても、本年はこの程度でございますけれども、来年度の予算編成に当りましての防衛力整備計画……

第28回国会 内閣委員会 第26号(1958/04/03、27期、自由民主党)【議会役職】

○前田(正)委員長代理 ただいまの御要望は適当に取り計らいたいと思います。  次に辻政信君。
【次の発言】 次に川俣清音君。

第28回国会 内閣委員会 第28号(1958/04/08、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 この際修正案を提出いたしたいと思います。まず修正案の案文を朗読いたします。    防衛庁設置法の一部を改正する法律案に対する修正案   防衛庁設置法の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。   附則第一項中「昭和三十二年」を「昭和三十三年」に改める。   附則第五項中別表第一の改正に関する部分を次のように改める。   別表第一に備考として次のように加える。   備考 調達庁は、防衛庁に置かれるものとする。   附則第六項中「三、二七二人」を「三、一三七人」に改める。   附則第十一項中「及び第四十九条第四項」を「、第四十九条第四項及び第百条の二  」に改める。  こ……

第28回国会 内閣委員会 第30号(1958/04/17、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 給与関係三法案に対しまして、修正案を提案いたしたいと思います。その案本につきましては、お手元にお配りいたしましたような、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案と、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案に対する修正案及び特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案、こういったような内容のものでございまして、その内容は一つこの際朗読を省略さしていただきたいと思います。  そこでまず特別職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案に対する修正案の要旨を申し上げます。  これはもっぱら施行期日が変った問題でございまして、本法案……


前田正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院27期)

前田正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第1号(1955/05/17、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 これより会議を開きます。  本小委員会の議題としては、お手元に配りましたように、原子力の平和的利用に関する件、科学技術に関する各省予算の件、科学技術行政機構に関する件、技術士制度に関する件、科学研究所に関する件、生産性向上に関する件等が考えられるのでありますが、これらの問題について調査を進めたいと思います。  まず政府委員より原子力の平和的利用に関する件について逐次説明を求めます。工業技術院長駒形政府委員。
【次の発言】 次に経済審議庁計画部長佐々木政府委員より説明を求めます。
【次の発言】 それではこの原子力の平和的利用に関する件について質疑に入ります。質疑の通告がありますか……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第3号(1955/05/24、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 それでは小委員会を開会いたします。  ただいま懇談中科学研究所に関する問題について、工業技術院の院長より御説明を受けたのでありますが、この問題について質疑があればこれを許します。齋藤君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 次に科学技術に関する各省予算の説明を科学技術行政協議会の事務局長より求めます。
【次の発言】 今予算委員会がすぐ終るそうですから、終ったら石橋大臣と高碕大臣はここへ出てこられることになっております。
【次の発言】 それでは、この機会に科学技術行政機構に関する件をあわせて議題といたしまして、鈴江政府委員から、各国における科学技術行政機構について……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第4号(1955/05/30、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 これより会議を開きます。  この際申し上げますが、小委員外の商工委員の方々の発言は、随時これを許すことにいたしたいと存じますので御了承願いたいと思います。  前会に引き続き、本日議題となりました件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。齋藤憲三君。
【次の発言】 次会は公報をもって御通知いたすことにいたしまして、本日はこの程度で散会いたします。  午後二時五十六分散会

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第5号(1955/05/31、27期、自由党)【議会役職】

○前田(正)小委員長 これより会議を開きます。  この際申し上げますが、小委員外の商工委員の方々の御発言は、随時これを許したいと存じますので御了承願います。  科学技術行政機構に関し調査を進めます。この際神田博君より発言を求められておりますのでこれを許します。神田博君。
【次の発言】 ただいまの神田君の動議のごとく決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認め、以上の趣旨を小委員会の全会一致の意見として、次回の商工委員会に小委員長から中間報告することとし、委員会においてただいまのごとき決議を行うよう申し入れることにいたしたいと存じます。  この際この問題について通商産業大臣か……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第7号(1955/06/15、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 これより会議を開きます。  本日は、まず参考人として出席されております経済同友会産業政策部会長進藤武左工門君より、科学技術振興対策の一環として、科学技術開発公社に関する御構想について承わることにいたします。進藤武左工門君。
【次の発言】 参考人に対する質疑があればこれを許します。
【次の発言】 それでは進藤参考人に対する質問はこの程度にいたしまして、皆さんが資料を読まれて、質問がありましたらまた適当な機会にお願いいたしたいと思います。  進藤参考人には御多用中のところ本委員会のために御出席下さいましたことを厚く御礼申し上げます。  次に、この案とよく対照的に考えられる案でありま……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第8号(1955/06/17、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 それでは会議を開きます。  本日は技術開発銀行の設立に関し、特に御構想をお持ちになっておられる参考人小池寛君から、この際御意見を承わりたいと思います。小池参考人には、御多忙中のところ特に御出席下さいましたことを厚く御礼申し上げます。
【次の発言】 本日はこの程度にいたして会議を終ります。次会は追って公報をもって通知いたします。    午後二時四十九分散会

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第9号(1955/07/05、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 これより会議を開きます。  本日は自動車工業に関し、参考人各位の御意見を承わることにいたします。本日御出席の参考人の諸君は、団伊能君、佐川直躬君、荒牧武一君、それから午後の予定でありますが、大野修治君、浅原源七君、三宮吾郎君、大久保正二君、山本惣治君、以上八人の方であります。  この際参考人各位に一言申し上げます。本日は御多用中にもかかわらず、特に本小委員会に御出席を下さいましたことを厚く御礼を申し上げます。申すまでもなく自動車工業は、近代科学の粋を集めた総合工業の一つであり、諸外国におきましても、つとにこれが保護育成に努めて参っておるのであります。わが国におきましても、激化せ……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会 第11号(1955/07/29、27期、自由民主党)【議会役職】

○前田小委員長 これより会議を開きます。  自動車工業に関する件、科学技術行政機構に関する件についてそれぞれ調査を進めます。  まず科学技術行政機構に関する件について調査を進めます。  最初に私から本問題について概括的に政府の所見を伺い、逐次質疑を続けて参ることにいたします。本問題につきましては、この科学技術小委員会及び商工委員会におきまして、全会一致をもって決議をいたしました。石橋、高碕両大臣より、その科学技術行政機構を新しく作るということの趣旨に賛成発言がありまして、その後政府で提案をされるということでありましたので、具体化の動きの起るのを待っておりましたけれども、その動きが少いものであり……

第22回国会 商工委員会科学技術振興に関する小委員会及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会連合会 第1号(1955/06/25、27期、自由党)【議会役職】

○前田小委員長 これより科学技術振興に関する小委員会及び総合燃料対策及び地下資源開発に関する小委員会の連合会を開会いたします。  科学技術行政に関して調査を進めます。まず科学技術行政機関に関して、委員外の発言がありますので、これを許すことについて御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  本日は、過ぐる五月三十一日に科学技術小委員会において可決いたし、六月一日商工委員会におきまして可決いたしました科学技術庁を総理府に設けるという決議案に基きまして、委員長の手元において、各党においてその趣旨に沿いますところの科学術庁設置についての大体の構想に基いた設置要領を作成いたしました。お……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 科学技術振興対策特別委員会内閣委員会連合審査会 第1号(1955/12/12、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 ちょっと関連して伺いたい。今お話の点は、私たちも非常に考慮いたしまして、成田委員と同じような考えで努力して参ったのでありますけれども、手続上非常におくれて参りましたことは、われわれも遺憾に思っております。しかし、この法案の結論といたしましてのことでございますけれども、これが共同で衆議院全員――できましたならば全員とわれわれは思っておるのでありますが、共同で提案になるということになりますならば、この法案というものは衆議院を通過するということは間違いないのじゃないか、私たちはこういう結論を持っておるのであります。従って、今お話のように、提案をするということがまず第一でございますけ……


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第25回国会(1956/11/12〜1956/12/13)

第25回国会 外務委員会科学技術振興対策特別委員会連合審査会 第1号(1956/12/01、27期、自由民主党)

○前田(正)委員 先ほど渡辺参考人から三点のことについて指摘されたのでありますけれども、との問題に対しては当然政府側の方でそれに対する言いわけがあると思うのですが、原子力局長かあるいは外務省の方でもいいからそれに対する見解を一つこの際聞かしていただきたいと思います。
【次の発言】 この問題については、あとの質問のときにもう少し政府側に質問したいと思います。今のお答えに対して渡辺参考人以下の御意見もあると思いますが、他の方の時間にあまり食い込むといけませんから、私は次の問題を中村参考人から一つお聞きしたいと思います。それは先ほどの中村参考人のお話の中で、動力協定について、秘密的なものが結ばれるか……



前田正男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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データ更新日:2023/02/05

前田正男[衆]在籍期 : 23期-24期-25期-26期-|27期|-28期-29期-30期-32期-33期-36期
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