渡辺美智雄 衆議院議員
33期国会発言一覧

渡辺美智雄[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-|33期|-34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期
渡辺美智雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡辺美智雄衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

渡辺美智雄[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第12号(1973/03/01、33期、自由民主党)

○渡辺美智雄君 私は、自由民主党を代表して、ただいまより、商品騰貴、土地、株式等の買い占め、価格の上昇に関し、総理、大蔵、通産「農林各大臣に対し緊急質問をいたします。(拍手)  天然資源の少ない日本において、国民所得を増大し、近代的で豊かな国民生活を行なわしめるためには、いままで高度経済の成長と輸出の増大は欠くべからざるものであり、今日の繁栄の基礎をなしてきたことは何人も否定することはできません。  しかしながら、最近における生活用品、ことに大豆、えさ、木材、毛糸等の高騰、土地、株式等の値上がりは著しいものがあり、国民をインフレ的不安に追い込み、さらにインフレ傾向に拍車をかけるような事態に発展……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 衆議院本会議 第7号(1976/10/15、33期、自由民主党)

○渡辺美智雄君 ただいま議題となりました在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  本案は、先般のベトナム社会主義共和国の成立に伴い、同国に在ベトナム日本国大使館を設置するとともに、同大使館に勤務する外務公務員の在勤基本手当の基準額を定めること等、所要の措置を講じようとするものであります。  本案は、十月八日本委員会に付託され、十月十二日政府より提案理由の説明を聴取し、慎重に審査を行い、十月十四日質疑を終了、討論もなく、採決の結果、全会一致をもって原案のとおり可決す……

第78回国会 衆議院本会議 第10号(1976/10/28、33期、自由民主党)

○渡辺美智雄君 ただいま議題となりました四法律案につきまして、内閣委員会における審査の経過並びに結果を御報告申し上げます。  まず、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案は、本年八月十日付の人事院勧告に基づいて、全俸給表の全俸給月額、医師の初任給調整手当、扶養手当、住居手当、通勤手当、宿日直手当の額の改定並びに期末、勤勉手当の支給割合の引き下げを勧告どおり四月一日から実施しようとするものであります。  次に、特別職の職員の給与に関する法律及び沖繩国際海洋博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案並びに防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の二法律案は、一般職の職……

渡辺美智雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

渡辺美智雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 農林水産委員会 第13号(1973/04/04、33期、自由民主党)

○渡辺(美)委員 関連して質問をいたしますが、いま中金等の員外貸し付け等も拡大しよう、農協等の員外貸し付けもやろうということでございますが、いま非常に商品投機とか土地買い占めということが騒ぎになっております。私は最近聞いたことなんですが、ある都市農協が、自分の、準組合員か何か知りませんけれども、管内の業者に金を貸して、何億という金で、その金を持ってきて栃木県とか福島県とか土地の買い占めをやっておる、こういうような話があるわけであります。  実際問題として、都市農協は、農業施策に金を使えといったってなかなか使う場所はないし、中金のほうでもってその気になるとしても、中金のほうはともかく金がだぶつい……

第71回国会 農林水産委員会 第20号(1973/04/25、33期、自由民主党)

○渡辺(美)委員 実は農協三団体からこの法案についての意見を伺ったのでありますが、われわれとしてはできるだけ日ごろ皆さんの御要求をいれてこしらえたつもりでありますので、これなら満足じゃないかと思っておったところが、いろいろ御批判もあるので、きょうの参考人の御意見については、実は特に宅造問題でどんなことを言うのかと思って心配しておった。ところが、ただいま織井さんからお話があったように、大体われわれのいたしたところと同じようなことなんで、安心をしておるわけであります。われわれといたしましても、早急に皆さんの御期待に沿ってこれらの法案が国会を通過できるように万全の努力をしてまいりたい、かように考えて……

第71回国会 農林水産委員会 第25号(1973/05/30、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺(美)委員長代理 井上泉君。

第71回国会 農林水産委員会 第40号(1973/07/04、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺(美)委員長代理 その前に野坂君に申し上げますが、申し合わせの時間が経過しておりますから、結論を願います。
【次の発言】 諫山博君。

第71回国会 農林水産委員会 第45号(1973/07/17、33期、自由民主党)

○渡辺(美)委員 私は、自由民主党を代表して、森林法及び森林組合合併助成法の一部を改正する法律案を議題として質疑をしたいと存じます。  年々林野庁は、三月からいまごろになりますと、大体仕事が手につかないというのが通例であります。それは、終戦後、林野庁長官というのは参議院に立候補をするというならわしがありまして、歴代長官は必ずといっていいくらい参議院に立候補する。したがって、その準備もありますから、なかなかこれは思い切った仕事ができないというのが残念ながらいままでの林野庁のあり方でなかったかと私は存じます。ところが、今回風のたよりに承ると、林野庁長官は、そういうような長官の地位を利用して参議院に……

第71回国会 農林水産委員会 第46号(1973/07/18、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺(美)委員長代理 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を続行いたします。瀬野栄次郎君。


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 農林水産委員会 第4号(1973/12/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 今回の内閣改造にあたりまして、はからずも、全くはからずも、農林政務次官を引き受けることになった次第でございますが、今後とも、委員会の皆さんには何かと御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。  よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 美濃先生のおっしゃるように、確かに、閣議決定では、一律に一〇%削減をする、節約方をお願いするという決定を出したんですが、農林関係はそういうふうな削減のお願いの対象にしていない。にもかかわらず、現実には、農協等の話を聞くと、非常に石油が来ないという問題が起きていることは私も聞いております。  それから、いままで大きな大手の会社でも、……

第72回国会 農林水産委員会 第6号(1974/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 昭和四十九年度農林関係予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和四十九年度一般会計における農林関係予算の総額は、総理府など他省所管の関係予算を含めて一兆八千二百八十九億円であり、前年度の当初予算額と比較をして一一九・二%、二千九百四十四億円の増加となっております。  予算の内訳は、食糧管理費七千百三十二億円、公共事業費五千七百九十七億円、一般事業費五千三百六十億円となっており、公共事業費については、総需要抑制の見地からその増額を押えましたが、一般の生産、価格、流通対策関係の経費を前年対比二二二・一%と大幅に増額したことが明年度農林関係予算の特徴でありま……

第72回国会 農林水産委員会 第10号(1974/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 安田委員から、森林における大規模開発の問題や、あるいは公益的な機能に対して、公費でかなりのものを投入すべきであるというような御意見でありますけれども、御承知のとおり、治山に対してはいまでも一般会計を入れておるわけでありますが、国有林野の経営の改善ということに目下最大の努力を払っておる最中であります。したがって、まず、それはそれとしてやって、将来どうしても国費で入れることが正当であると思われる部分については、そのように努力をしたいと考えております。
【次の発言】 林業の振興決議があるにかかわらず、なぜそれが具体化されないかというふうなお話しでございますが、詳しいことは先ほど……

第72回国会 農林水産委員会 第11号(1974/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 御説のとおりだと思います。価格が安定をするということは非常に大切なことであります。
【次の発言】 これも御説のとおりであります。したがいまして、土地がなぜ高くなるかということは、これは、やはり、森林は特別な地域以外は自由に手に入る、あるいは開発も比較的自由になりやすい、こういうようなことで、投機的な資金が入って、ゴルフ場あるいは分譲地その他で荒らされておる、それにつられて値段が上がるということでありますから、それを規制するために、一日も早く森林法を成立させていただけば、かなりの土地値上げのブレーキになると私は思っております。

第72回国会 農林水産委員会 第12号(1974/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 吉川先生は農政問題の専門家でありまして、常日ごろ非常にいろいろな叱咤勉励をいただいておるわけで、感謝をいたしております。  御承知のとおり、現在のえさの暴騰ということは非常に重大な問題であります。しかしながら、これはことにえさだけでなくて、石油その他の、いわゆる外国に大部分を依存しなければならないものが、国際的なインフレによって一斉に上がっておる。為替レートの変動の問題もありますし、海上運賃の急騰という問題等も重なって、非常なえさ高になっておるということでありますが、一方、御承知のとおり、価格が低迷をしておる。特に、豚価等についてはそういうことが言われておるわけであります……

第72回国会 農林水産委員会 第13号(1974/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 そのつもりでおります。
【次の発言】 これをつくったときには、もちろん石油危機ということは考えておらなかったわけであります。しかしながら、当時から山が荒廃をして、過剰流動性にまかせてあっちこっちむやみに伐採をされる、あるいは森林で規制がないからといってやたらに買い占めをされる、開発をされる、こういうことは困るというふうなことで、全国森林計画をつくったり、あるいは地域別の森林計画をつくったりして、そういうような乱開発を押えていこう、山を守っていこう、あるいは伐採する場合においても計画的に、一方において自然を保護しながらそれをやっていこう、と、こういうことでこの計画がつくられ……

第72回国会 農林水産委員会 第15号(1974/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 この懇談会には畜産局長が立ち会っておりますから、委細承知しておるので、畜産局長から報告させます。
【次の発言】 懇談会におきましては、懇談ですから、懇談の間に要望等が出されるのが普通でありますが、畜産振興審議会委員の懇談会の名において文書で農林省に対して要望したということは、やはり危機を意識した異例の措置である、あなたのおっしゃるとおりだ、と、こう私は思います。
【次の発言】 この要望というものは非常に貴重な御意見でございますから、われわれといたしましても、この趣旨をできる限り尊重して、その実現に当たるように万全の努力をしてまいりたいと考えております。

第72回国会 農林水産委員会 第16号(1974/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 上田委員にお答えをいたします。  農業基本法が制定になって十二年を経過をしておるわけでありますが、その間食糧需給の高度化あるいは多様化というものに対応いたしまして、農業の生産が基本法の精神に従って選択的に拡大をされ、また、生産性が向上をしてきたということは事実であります。三十五年当時と四十七年の農業労働の生産性というものを比較をいたしてみますと、三十五年を一〇〇として、四十七年が二二三、大体二・二倍くらいに農業の労働生産性は向上いたしております。年平均の伸び率は六・九%であります。これは製造業の年平均八・八%の労働生産性から比べますというと劣っておるわけではございますが、……

第72回国会 農林水産委員会 第18号(1974/03/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 金融問題は農政上きわめて重大な問題であります。補助制度がいいのか、金融制度がいいのか、これは農政上の大議論の起きるところでございますが、ドイツなどは、補助というものは非常に少ない。そのかわり、金利等はある程度安いもので長期のものを貸すという、この一つの考え方があります。補助制度をやめちゃって金融一本で農政をやったらいいじゃないか、これはメリットはどういうメリットがあるかということは、現在の補助制度というのは、補助金をもらうから、もらうためには何でもお役所の言うとおりこしらえる、そのために非常なむだなものをこしらえるという、こういうような議論が一つございます。しかし、また、……

第72回国会 農林水産委員会 第19号(1974/03/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 これは国内でつくれるものはなるべく国内でつくるというふうな考えに基づいて、そのためには、先ほど局長が言ったような、非常に高生産的な集約した濃密生産団地をこしらえる。そのためには、民間にやらしてもなかなかうまくいかぬ、農協でもできない、県、市町村も、規模が大きいと、資金的な関係もあってなかなかできない、国でやっては、規則その他がなかなかうるさいし、まして、土地と建物を一緒につくって払い下げるなんていうことは会計法上非常にむずかしい、そういうことで、財投資金を使って、そういう大がかりなものをやるとすれば公団がいいだろうというようなことで、農用地開発公団というものを設けることに……

第72回国会 農林水産委員会 第21号(1974/03/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 私は一般的なことについてお答えをいたします。  羊角湾事業の目的でございますが、これは羊角湾の一部を締め切って、これを淡水化することによりまして、かんがい用水の確保、締め切り堤内の干拓による農地の造成並びに羊角湾周辺の丘陵地の農地造成、それから既耕地の畑地かんがいの各事業を総合的に実施して、農業経営の規模の拡大、畑作の振興をはかっていく、そしてまた離島農業の振興に寄与する、こういうことが目的でございます。  また、具体的にどこの地域がどれくらいこれによって便益を受けるかといったようなことについては、技術当局から答弁をいたさせます。

第72回国会 農林水産委員会 第22号(1974/03/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 わが国食品生活における漁業の占める割合は、ただいま御指摘になったように、動物たん白の過半数を占めるというような重要なものであります。ところが、いろいろな公害の問題をはじめ、遠洋漁業の制約あるいは石油の値上がり等、非常にむずかしい問題が起きております。そこで、政府としては、今回お手元に提出をいたしました三法を成立さしていただいて、それらに対して積極的に取り組んでいく、これが基本姿勢であります。
【次の発言】 石油の値上がりが漁業に重大な影響を与えておるということは、まことにそのとおりであります。今回政府も石油の値上げを発表いたしましたが、ヨーロッパ等諸外国から見ればまだ有利……

第72回国会 農林水産委員会 第23号(1974/03/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 中川委員がおっしゃいますように、確かに、沿岸漁業等振興法という法律が昭和三十八年につくられております。この法律は、この「目的」にも書いてありますとおり、平たく言えば漁業の基本的な方向を示す法律だと思います。農業で言えば農業基本法のような法律であって、具体的な施策について、必ずしも明確に計画的にきめておるわけではございません。確かに、この法律にも第三条に「国の施策」という条項がございまして、「漁場の整備及び開発、漁業技術の向上等によって、生産性の向上を図る」ということが掲げられておりますが、これは具体的な施策というよりもむしろ方向を示しておるものだというふうにわれわれは解釈……

第72回国会 農林水産委員会 第25号(1974/03/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 これはかねがねお答えをしておるわけでございますが、日本の畜産危機というものの内容を調べてみると、一つは、非常にえさが高騰した。それから、膨大なえさの確保について、それが戦略物資化された場合には、非常に困る問題が起きる。私は、この二つが大きな問題であろうかと存じます。  なぜ輸入飼料がばく大にふえたかというと、過去十年間に肉類の消費が四倍以上になった。ところが、肉一カロリーつくるのに七カロリー以上のえさを消費しなければできないために加速度的にふえたわけですから、それを国内で生産することは面積の上からもできないということになれば、日本で畜産をこれ以上飛躍的にふやすということは……

第72回国会 農林水産委員会 第26号(1974/03/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 それも一つの原因であろうと思いますが、一つは土地の取得権、あるいは土地の値上がり、えさの値上がり、あるいはごく最近におけるけちけちムードというか、いろいろなものがかみ合ってそうなった。特に、去年は、去年の春から夏にかけてべらぼうに肉類が暴騰して、そういうふうなことが屠殺を誘発した等、いろいろな原因があるだろうと思います。
【次の発言】 それは、いま言ったように、いろいろ複雑な原因がたくさんあります。したがって、一挙にすべてを解決をするということは非常に時間のかかることだと思いますが、解決できるものから解決していかなければならぬ。その中でとりあえずわれわれとしては、えさの値……

第72回国会 農林水産委員会 第27号(1974/04/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 法案が拙速主義ではないか、政令なんかにゆだねないで、法案の中にやるべき仕事をもっといろいろ列挙しろというようなことでございますが、御承知のとおり、たん白質の五〇%を漁業が提供しておる。ところが、遠洋漁業等は各国のなわ張り争いというか、自分の領海をうんと広げるというようなことを言っておるし、ソ連等においても、サケ・マスの漁業規制をなかなかきつくやってきておる。だから、どうしても沿岸漁業にたよらなければならない。もっと沿岸漁業をふやさなければならない。ところが、現実には、公害等の問題で沿岸漁業が伸びないという現状にあります。そこで、そういうふうなものを抑制し、かつ、栽培漁業と……

第72回国会 農林水産委員会 第29号(1974/04/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 ただいま安田議員が御指摘くださいましたように、農林省といたしましては、何としても、北海道は日本における穀倉地帯であるし、農作物の一大生産地であるということを肝に銘じておりますので、鋭意長期にわたって畑作の振興ということについては努力をしてまいった次第であります。お認めをいただいてたいへん恐縮に存じます。  てん菜糖は、御指摘のとおり、年々増大をして、四十八年も二百九十四万トンというような順調な伸びを示してまいりました。この程度の数字は、どうしても最小限度確保をしていかなきゃならぬというようにわれわれは考えております。したがって今後とも、てん菜を含め、北海道の酪農、てん菜あ……

第72回国会 農林水産委員会 第30号(1974/04/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 御指摘のように、保安林整備臨時措置法が初めて二十八年のときにできたわけでありますが、そのときの保安林の面積はおおよそ二百五十一万ヘクタール、それが第一期、第二期というように、約二十年にわたるところの整備を着実にやってまいりまして、ただいま御指摘のように、現在は六百九十四万ヘクタールというような面積になったわけでございます。さらにこれをあと十年程度は少なくとも延長しなければならぬ。十年程度延長して、九十二万ヘクタールぐらいをさらに保安林の整備計画の中に新しく取り入れていこう、それによって十年後には七百八十万ヘクタール程度の保安林を確保したい、こういうような考えであります。 ……

第72回国会 農林水産委員会 第31号(1974/04/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 それも一つの考えだと思います。しかし、今度の黒字というのは、恒久的なものではなくて、木材の異常暴騰につながって黒字が出た。また、最近木材は下がっておりますから、コンスタントにそれが出てくるようなものであるならば、あなたのおっしゃるようなことに積極的に向けるのがいいと私は思っておりますが、きわめて変動的なので、その趣旨はよくわかりますけれども、この金を全部使ってしまえということまではいまの段階で踏み切れないと思っております。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、今度の黒字が出たということで、林野の事業経営というものが非常に健全になったというようには私は思っておりません……

第72回国会 農林水産委員会 第32号(1974/04/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 農業のにない手をどうしていままで養ってきたか、はぐくんできたかという御質問でございますが、従来から総合施設資金等農業金融を大型化し、あるいは充実するというようなことで、中堅農家としてやっていく希望を持たせるということに一つは力を入れてまいったのであります。また、自立経営の育成というための経営技術の指導というものを強化したり、あるいは農業団地の育成というようなことで、集団的な生産組織を育成することにつとめてまいりました。  もう一つは、第二次農業構造改善事業というものを推進し、生産基盤の整備や、あるいは農畜産物の価格安定等を行なって、安定的な農業、しかも合理的な近代的な農業……

第72回国会 農林水産委員会 第38号(1974/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 肥料をめぐる国際、国内状況等については、ただいま染谷委員からるる御説明があったとおりでございますが、今後における肥料の需給の見通しということについて一言所見を申し上げたいと存じます。  まず、国内の需要の問題でございますが、わが国の肥料の消費というものは、四十四肥料年度以降四十六肥料年度までは毎年減少傾向にあったわけでございます。しかしながら、昭和四十七肥料年度に至りまして増加の方向に転じまして、前年対比おおよそ七・一%程度三成分合計で増加をいたしておるのであります。  このことは、御承知のとおり、四十五、六、七というような米の生産調整、特に休耕制度というようなもの等もあ……

第72回国会 農林水産委員会 第40号(1974/05/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 有線放送は、農業の近代化あるいは災害の防止措置、あるいは生活の改善というような点で共同作業をやったり、あるいは緊急に災害が来ることを知らせたり、それに対する手段、措置を講じたり、あるいはまた生活改善等のいろいろな普及事業をやるというようなことで、現在のテレビとか個別の電話とかでは、ある一定の小地域に統一的なPRや指導をするということがなかなかできないという場合に非常に効果的であるというふうに考えまして、農林省としては、その施設の健全な育成をはかるために適切な助成を行なってきておる、こういうことであります。
【次の発言】 御承知のとおり、昭和四十四年、四十五年と非常な豊作で……

第72回国会 農林水産委員会 第42号(1974/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺(美)政府委員 非常に重要なお話しでございますが、いまのところ、具体的にこうするということはきまっておりません。慎重に検討してみたいと思います。
【次の発言】 ごもっともな御意見なので、検討してみたいと思います。
【次の発言】 自由経済のもとでは、価格が生産量を調整することは大原則であります。べらぼうに値段が高ければたくさんつくるし、安ければやめるし、というのが原則でありますが、ただ、それだけでも困るということのために一応の生産目標というものを示しておるわけです。これはしかし計画経済じゃないんですから、必ず年次計画でそれにするという筋のものでもありません。これは一応のガイド的なものだとい……

第72回国会 農林水産委員会 第44号(1974/07/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺説明員 これはいろいろな原因があって減ったということだと思います。これとこれとこれだということはなかなか一がいにここで明確に断定するわけにはまいりません。
【次の発言】 選挙の結果は、私どもとしては謙虚に反省しなければならぬと思っております。選挙技術の問題もあるだろうし、いままでのやり方でまずい点もあるだろうし、乱立の問題もあるだろうし、いろいろございますから、一がいには申し上げられませんが、総合して、選挙の結果については深刻に受けとめ、われわれとしてはそれに応じた対策を今後立てなければならぬ、かように思っております。
【次の発言】 私は、別に圧力をかけておるとは思いません。また、食糧事……

第72回国会 農林水産委員会 第45号(1974/07/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺説明員 参議院の選挙前の米価決定と選挙後の米価決定で、どういうように農民に有利になったのかという御質問でございますが、これは御承知のとおり、新聞等に二二%くらいの案ではないかというようなことが出ておりました。これは、四月の物賃というものをもとにして修正をいたしますと大体そういうことになるのであります。それを、五月の物賃というものを織り込んでおりますから、そこで、まず、賃金、物価のべースが少し変わってきておる、こういうような点は有利になった点だ、こういうふうに言えるだろうと思います。
【次の発言】 その前に、ちょっとことば不足ですので申し上げますが、四月までの労賃ベースだと、具体的に言えば……

第72回国会 農林水産委員会 第46号(1974/07/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺説明員 総理大臣が選挙中に発言をしたというのですが、これはだれかの応援演説に行って、自民党の総裁という立場で演説をぶったものと存じます。したがって、私ども、別に相談をして発言をしてもらったわけではありません。そうではありませんが、総理大臣の言った趣旨というものは、私どもが新聞で見たところによりますと、あなたが言ったようなことを言っておるのですけれども、六月二十八日に山形でこういうことを言っておるそうです。米審へ諮問をするため現在賃上げ等を調査しているが、七月じゅうには諮問できる、ことしの生産者米価は、春闘の賃上げが三二・九%になっているので、世間で言われているような大幅引き上げになる、一……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 運輸委員会 第10号(1976/05/14、33期、自由民主党)

○渡辺(美)委員 自由民主党を代表いたしまして、国有鉄道運賃法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案について御質問を申し上げます。  私の子供のころは、栃木県には海かないものですから、「汽車は出て行く、煙は見えず、見えぬはずだよ無煙炭」というような歌がありました。国鉄はわれわれに多くの夢を持たせておったのであります。ところが、最近の国鉄はどうも夢もなければ詩も余りない。倒産寸前でぎくしゃくして、場合によっては世間じゅうから恨まれるというような状態で、ずいぶん国鉄も変わったものだと私は思っているわけであります。  何と申しましても、国鉄は落ちぶれたと言いながら、いま運輸大臣の説明の中にもちょっ……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 内閣委員会 第1号(1976/10/07、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつを申し上げます。  今回はからずも当委員会の委員長に就任をいたしました。はなはだ微力ではございますが、委員各位の格別の御協力によりまして円満かつ適正な委員会運営を行い、この重責を全ういたしたいと存じます。  皆様の御協力と御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。(拍手)
【次の発言】 理事補欠選任の件についてお諮りをいたします。  去る九月二十日の阿部喜元君の委員辞任に伴いまして、現在理事が一名欠員となっております。  この際、その補欠選任を行いたいと存じますが、先例により、委員長において指名するに御異議ござい……

第78回国会 内閣委員会 第2号(1976/10/12、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺委員長 これより会議を開きます。  在外公館の名称及び位置並びに在外公館に勤務する外務公務員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題といたします。  趣旨の説明を求めます。小坂外務大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 瀬長亀次郎君。
【次の発言】 本会議散会後委員会を再開することとし、この際、暫時休憩をいたします。     午後零時四十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、会議を開きます。  増田行政管理政務次官から発言を求められておりますので……

第78回国会 内閣委員会 第4号(1976/10/21、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺委員長 これより会議を開きます。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律及び沖繩国際海洋博覧会政府代表の設置に関する臨時措置法の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の各案を議題といたします。  順次、趣旨の説明を求めます。西村総理府総務長官。
【次の発言】 次に、坂田防衛庁長官。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 次に、木下元二君。

第78回国会 内閣委員会 第5号(1976/10/26、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺委員長 これより会議を開きます。  内閣提出、第七十七回国会閣法第四八号、一般職の職員の給与に関する法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。  本案につきましては、第七十七回国会においてすでに趣旨説明を聴取いたしておりますので、これを省略いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大出俊君。
【次の発言】 木島喜兵衛君。
【次の発言】 当局に聞いてください。
【次の発言】 審議を進めてください。

第78回国会 内閣委員会 第6号(1976/11/04、33期、自由民主党)【議会役職】

○渡辺委員長 これより会議を開きます。  恩給に関する件について調査を進めます。  この際、恩給に関する小委員長から報告をいたしたい旨の申し出がありますので、これを許します。加藤陽三君。
【次の発言】 ただいまの小委員長の報告中、恩給改善に関する件について決議されたいとの要望があります。これを当委員会の決議とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決しました。  この際、西村総理府総務長官から発言を求められておりますので、これを許します。
【次の発言】 ただいまの決議を関係方面へ参考送付する等の取り扱いにつきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/06、33期、自由民主党)

○渡辺(美)委員 鉄道運賃法及び国鉄再建法の二案につきまして、自由民主党を代表いたしまして、ただいまから質問いたします。  今回の日本国有鉄道の再建の問題につきましては、かねていろいろと論議をされてこられましたが、二月二日に「日本国有鉄道の財政再建対策について」というような閣議了解がつけられまして、その中でいわゆる再建法の骨子というものがきまったわけであります。一口に申し上げますと、十年間で一兆五千億円の工事資金の金利の補助をするというようなことや、あるいは十年間で出資を一兆五千七百億円やるというようなことなどが骨子になって、そのほかに人員整理十一万人を引き続きやる、国鉄の合理化もはかっていく……

第71回国会 物価問題等に関する特別委員会大蔵委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1973/04/23、33期、自由民主党)

○渡辺(美)委員 いわゆる買占め売措しみ法案に関連して、自由民主党を代表して質問いたします。  伝えられるところによると、国鉄の春闘で二十六日から七十二時間ストライキが行なわれるというようなことが報じられておるわけでありますが、これはきわめて重大なことであって、この間、約一日近いストライキが行なわれただけで、非常な混乱を起こしたばかりでなくて、一部に暴動的な問題が起き、なおかつ、これに便乗していろいろなセメントやあるいは石油の値上げ、こういうものが行なわれたのであります。今度ほんとうに七十二時間もやられたら大混乱を起こすのではないか、私はこういう気がしてならない。  聞くところによると、一日ス……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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