渡辺美智雄 衆議院議員
36期国会発言一覧

渡辺美智雄[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期
渡辺美智雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは渡辺美智雄衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(衆議院36期)

渡辺美智雄[衆]本会議発言(全期間)
30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期
第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 衆議院本会議 第4号(1980/10/06、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えを申し上げます。  現在のような状態では税の自然増収も多く見込めないのではないか、したがって、政府は来年国債を二兆円減額すると言っておるが、果たしてできますかね、こういうことであります。  現実の問題といたしまして、ことしの税の収入状況、これをずっと調べておるんですが、いままでのところは非常に順調に入っております。しかし、まだ予算全体の三割程度でありますから、これから先どうなるかということについてははっきりしたことは申し上げられませんが、われわれは、予算を組んでおく以上はやはり景気の後退があってはならない、そのために、物価を抑制しながら景気にも十分配慮をする。……

第93回国会 衆議院本会議 第5号(1980/10/07、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 簡潔にお答えをいたします。  ただいま浅井議員から、国民に、サービスを低下をさせるか、それがいやなら増税か、どっちかと迫っておる、そんなことでは国民の理解は得られないんじゃないかという御指摘でございます。  私は、もともと政府というのは税金で、一部税外収入がございますが、経費を賄う、これは原則でございます。  問題は、昭和四十九年に約十五兆あった税収が、昭和五十年に約二兆円減りました。世界的な不況ですからどんと減った。税収が減ったのですから、そのときまでに進めてきたいろいろな事業や、社会保障でも何でも、その分どんと落とせば赤字はできなかったわけでございます。  した……

第93回国会 衆議院本会議 第13号(1980/11/07、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 昭和五十三年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書につきまして、その大要を御説明申し上げます。  昭和五十三年度予算は、昭和五十三年四月四日に成立いたしました。  この予算は、財政の節度維持にも配意しつつ、民需の動向を踏まえ、内需の振興のため財政が積極的な役割りを果たす必要があるとの基本的な考え方に立って、臨時異例の財政運営を行うこととして編成されたものであります。  さらに、その後における経済情勢等にかんがみ、公共事業関係費、文教・社会福祉施設等整備費、構造不況業種・中小企業等特別対策費等の追加を行うほか……


■ページ上部へ

第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 衆議院本会議 第2号(1981/01/26、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) ここに、昭和五十六年度予算の御審議をお願いするに当たりまして、その大綱を御説明申し上げ、あわせて当面の財政金融政策の基本的な考え方について、私の所信を申し上げさせていただきます。  昭和五十六年度予算は財政再建元年予算であります。前年度予算で第一歩を踏み出した財政再建をさらに一段と進めて、本格的な軌道に乗せることができたと考えております。  顧みれば、第一次石油危機後の停滞する経済の中で、景気の回復と国民生活の安定を図るため、わが国財政は、あえて大量の公債の発行という非常手段によって主導的な役割りを果たし、わが国経済を高度成長から安定成長へ円滑に移行させる土で、世界……

第94回国会 衆議院本会議 第3号(1981/01/28、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 非常にたくさんな御質問がございますが、時間の関係もありますから、簡潔にやらしていただきます。  一つは、パート婦人の給与費等控除の最低保障額、これを百万円にしろ、こういうわけでございますが、御承知のとおり、主婦で配偶者控除を受けながら、所得があってもそれは非課税にしろという話でございますから、そう大きくはなかなかできない。そこで、現在は御承知のとおり七十万、それを今回は諸事情を考えて七十九万円、ちょうど基礎控除と同じだけにする、こういうことにしたわけであります。  それから、その次は、源泉徴収分、補正予算で六千八百四十億円の所得税の自然増収があった、それで、これは何……

第94回国会 衆議院本会議 第4号(1981/01/29、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 簡単にやらしていただきます。  大体、大蔵省関係のことも総理大臣が逐一答えてありますので、特別に追加するようなものもありません。  ただ、問題は、非常に非現実的で、とても実行不可能なようなものが多いということであります。(拍手)たとえばプレミアムの問題にしても、プレミアムの課税は、自分の資本に課税しろというお話でございまして、残念ながら、私の知っている限り、アメリカもイギリスもドイツもフランスも、どこでも実行はいたしておりません。  以上でございます。(拍手)

第94回国会 衆議院本会議 第6号(1981/02/12、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 酒税法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  わが国の財政は、現在、特例公債を含む大量の国債発行に依存せざるを得ない状態にありますが、こうした状況から一刻も早く脱却をして、財政の対応力を回復しておくことがぜひとも必要であります。  このような考え方に立って、昭和五十六年度予算におきましては、公債発行額を、前年度当初予算よりもさらに二兆円減額することとし、自然増収を優先的にこれに充てることといたしました。これを受けまして、歳出面におきましては思い切った節減合理化を図ったところでありますが、福祉、文教等の行政水準を維持するためには、なお相当……

第94回国会 衆議院本会議 第7号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、所得税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  所得税につきましては、最近における社会情勢の変化等に対応して所得税制の整備合理化を行うことといたしております。  まず、家計を助ける主婦などに対する配慮といたしまして、控除対象配偶者などの所得要件につきまして、給与所得等に係る所得限度額を現行の二十万円から二十九万円に引き上げるとともに、父子家庭のための措置として、妻と死別し、または離婚した者のうち一定……

第94回国会 衆議院本会議 第8号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 松本議員にお答えをいたします。  まず、一つは、今度法人税を二%上げるのだから一%ぐらいは地方に戻せ、こういう御趣旨であります。  しかし、これは結果的に言うと大体そんなふうに近くなるのです。御承知のとおり、法人税の今回の増収は、おおよそ六千億円を考えておりますが、交付税というのは三二%ですから大体それの三分の一ですね。したがって、二千億円弱が回ります。国の方へは四千億円しか残らない。それから、地方の増収の方は、交付税で二千億円まずいただく。それから、この法人税が上がりますと、法人住民税法人税割というのが、自動的にこれは上がってしまう。それで六百五十億円、平年度にし……

第94回国会 衆議院本会議 第12号(1981/03/24、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国財政は、第一次石油危機後の停滞する経済の中で、あえて大量の公債の発行を行い、わが国経済を安定成長へ円滑に移行させる上で、大いなる成果を上げてまいりました。反面、わが国の財政収支は巨額の赤字に陥り、いまだに特例公債を含む大量の公債に依存せざるを得ない状況が続いております。  このため、財政は、社会経済情勢の変化に対応した新たな施策を講ずる力を失い、また、公債残高の累増は、経済金融政策の円滑な運営に大きな影響を及ぼすに至っております。  いまや、一刻も早く財……

第94回国会 衆議院本会議 第14号(1981/03/27、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えいたします。  公団の団地建設に伴う関連公共公益施設、それに対する助成問題でございますが、全額国庫で補助しろというのですけれども、これは御無理なことでございまして、現在も、地方公共団体、開発業者の負担を軽減するために助成を行っております。最初は三百億ぐらいだったものがだんだんふえて、去年、五十五年度が九百億、五十六年が一千億、それだけやっておるわけでございますから、これ以上と申しましても、このような財政難の折でございますから、御理解をいただきたいと存じます。  その次は、公団が民間の資金を借りておるが、全部財投で肩がわりをしなさい。  これは公団と申しましても……

第94回国会 衆議院本会議 第16号(1981/04/07、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えをいたします。  原爆被爆者の所得制限、これは国家補償というなら全部撤廃しろ、こういうことでございます。  しかし、原爆の被爆者と言ってもいろいろ障害の程度が実はございまして、これらにつきましては原爆被爆者基本問題懇談会、これの御意見を徴しまして決めておるところでございます。  ただいま厚生大臣からお話があったように、近距離被爆等によって受けた重症な方、こういうような方等につきましては、原爆小頭症患者あるいは医療特別手当をもらっている方、これはもう青天井で所得制限なしということにしたわけでございます。  そのほか、ともかく原爆に関係はありますが、かつて原爆症の……

第94回国会 衆議院本会議 第17号(1981/04/10、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えをいたします。  財政再建と年金の将来における給付水準という話でございますが、御承知のとおり、わが国の人口も高齢化をし、非常に年金需要がこれからますますふえてくるということは事実でございます。  しかしながら、代表的な年金である厚生年金について見ますると、現在の給付水準をそのまま維持していくとすれば、昭和八十五年には保険料が三〇%を超える、いまの三倍以上の保険料になる。月給の三割の保険料ということは、これは大変な出来事なんでございます。  したがって、恐らくこれは、そうすれば年金制度は成り立たないということになる可能性がある。したがって、将来の若い世代、まあ、……

第94回国会 衆議院本会議 第19号(1981/04/17、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えいたします。  不正経理防止のために企業の情報のディスクロージャーをさらに強化せよ。  私は、証券取引法による上場会社の企業内容の開示制度ということは、投資者保護の観点から非常に大事なことだと思っております。だから有価証券報告書の提出を義務づけをしておって、それを公表もいたしておるような次第でございます。しかも、その書類については、公認会計士の厳重な監査を経るということに、すでになっております。  大蔵省としては、従来から、公認会計士が不正経理について厳正な監査を行うよう指導してきておるところでございます。今回、上場会社でなくとも、商法の改正によって、これらの……

第94回国会 衆議院本会議 第21号(1981/04/23、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 行革に関連をして農林関係の補助金を削減されるのではないか。農業は一次産業で非常に重要だから十分配慮をしろ、こういう御趣旨と存じます。  補助金の削減、削減というよりも合理化削減、それは別に農林水産関係でなくて全体の問題でございます。農林水産関係が非常に重要な業種であることは当然わかっておりますので、その中でもすでに目的を果たしたもの、あるいはこういう御時世だから、こういうときにはもう御遠慮いただかざるを得ないかというようなもの等、それぞれ各省庁にあるわけでございまして、厳しい財政事情の折、農林水産大臣と十分に相談をいたしてやらせていただきます。(拍手)

第94回国会 衆議院本会議 第22号(1981/04/24、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 銀行法案、中小企業金融制度等の整備改善のための相互銀行法、信用金庫法等の一部を改正する法律案及び証券取引法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、銀行法案につきまして申し上げます。  わが国経済の安定成長への移行に伴う金融構造の変化等、銀行をめぐる経済社会情勢の変化は著しいものがあります。このような変化に対応して銀行の健全経営の一層の確保を図るとともに、国民経済的、社会的に要請される銀行の機能の適切な発揮に資するよう、銀行制度の整備改善を図ることが必要となっております。  このような状況を踏まえ、金融制度調査会は昭和五十年以降四……

第94回国会 衆議院本会議 第25号(1981/05/15、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 逼迫した財政事情のもとで共同声明をどう受けとめておるか。  これは、総理からいまもお話がございましたように、従来からのわが国の立場を確認したものでありまして、これによってわが国が新たな特別な負担を負うということは考えておりません。  また、いずれにいたしましても、今後の防衛関係費の規模等につきましては、これは日本が自主的に決定すべき問題でございます。五十七年度の予算編成に当たりましては、防衛費だからといって特別な扱いをすることなく、「防衛計画の大綱」に従って、経済事情、財政事情、こういうものも勘案をいたしまして、他の諸政策との調和を図りながら、防衛力の着実な整備を図……


■ページ上部へ

第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 衆議院本会議 第6号(1981/10/06、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えをいたします。  一つには、八十二兆円に及ぼうとする公債の残高、これはだれがつくったんだ、どういう役に立ったんだという御趣旨でございます。  これはもうすでに中山議員が御指摘されたとおりでございます。一言申し上げますと、たとえば昭和五十五年の三月末で約七十兆円の国債残高がありますが、そのうち四十一兆が建設国債、二十九兆が赤字国債、こうなっております。しかしながら、これは第一次石油ショック以来、世界じゅう不景気と失業に悩んでいるさなか、日本でもそうなっては困るということで、国が、税金が上がらないから借金をして、公共事業を大幅にやって失業者を救ってきたという事実が……

第95回国会 衆議院本会議 第9号(1981/11/10、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えいたします。  P3C導入に関して、外部からの不当な働きかけによって決まったものではないか。だから、その疑惑解明をするまでP3Cの購入はやめろという御意見でございますが、私といたしましては、これは防衛庁があくまで専門的な観点から費用対効果等を考慮して、純粋に防衛上の見地に立って決められたものである、かように理解をいたしております。したがって、P3Cの購入については中止する考えはございません。  なお、五十七年度予算におけるP3Cの調達については、現在進めている予算編成作業の中で、導入を決めた五十二年十二月の閣議了解の趣旨に従って、慎重にその取り扱いを検討してま……


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 衆議院本会議 第2号(1982/01/25、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) ここに、昭和五十七年度予算の御審議をお願いするに当たり、その大綱を御説明申し上げ、あわせて当面の財政金融政策の基本的な考え方について、私の所信を申し上げたいと存じます。  現在、欧米先進国の多くは、依然として二けたのインフレと、それに近い大量の失業に苦しむ等、経済面できわめて困難な事態に直面いたしております。特に、失業の増大は治安の悪化を招き、国民生活を不安に陥れています。  一方、わが国の経済は、世界のほぼ一割を占めるに至り、また、物価の上昇率は四%程度と先進諸国の中で最も鎮静化し、失業率も二%台と最低となっております。  そもそも政治の要諦は、平和で豊かな安定し……

第96回国会 衆議院本会議 第7号(1982/02/19、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  初めに、法人税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  法人税につきましては、最近における社会経済情勢の推移及び現下の厳しい財政事情に顧み、法人税制の整備合理化を行うことといたしております。  まず、法人税の延納制度について、縮減の措置を講ずることといたしております。  また、適格退職年金契約の範囲に、全国共済農業協同組合連合会が締結する生命共済契約を加えることといたしております。  次に、租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして……

第96回国会 衆議院本会議 第8号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 地方交付税は本来地方の固有財源かという性格論の問題ですが、ただいま総理の答弁のとおりでございます。  第二番目、五十八年度さらに地方交付税の削減をするつもりか。これは国と地方は車の両輪でございまして、地方が法人税収入等が非常に落ち込んだ、少ないというときには、国債を発行してまでも地方の財源のために国が手当てをしたこともございます。ことしなどは逆に、国の財政事情が非常に苦しいという状態のために、地方からお手伝いを受けておるわけでございます。目下、地方交付税を削減する考えは持っておりませんが、いずれにしても、国、地方というものは敵対関係じゃございませんから、お互いに車の……

第96回国会 衆議院本会議 第9号(1982/02/25、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) 昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国財政は、現在なお大量の公債に依存せざるを得ない状況にあります。このような財政の状況にかんがみ、長期的な経済の安定的発展と国民生活の安定に資するため、できるだけ早く財政の公債依存体質からの脱却を図り、高齢化の進展等将来における社会経済情勢の推移に弾力的に対応し得るよう財政の再建を進めていくことが最も緊急かつ重要な課題となっております。  昭和五十七年度予算は、このような観点から、何よりも行財政の徹底した合理化、効率化によって財政再建を進めるべきであるとの世論がつとに高ま……

第96回国会 衆議院本会議 第26号(1982/06/21、36期、自由民主党)【政府役職:大蔵大臣】

○国務大臣(渡辺美智雄君) お答えをいたします。  通告はたくさんあったのですが、時間の関係で割愛されたようでございますので、一つだけお答えを申し上げます。  一つは、歳入欠陥問題でございますが、この問題について、どうして見通しがうまくいかないのか、責任はどうするのだというお話でございます。御承知のとおり、五十六年度の税収見積もりというものにつきましては、当初三十二兆円程度のものを見込んだわけでありまして、御承知のとおり、この当時は旧ベース、つまり四十五年基準の経済見通しで名目で九・一、五十年基準で八・〇、こういうふうなことを土台にいたしまして、そこにいろいろ多少のことはやるわけではありますが……

渡辺美智雄[衆]本会議発言(全期間)
30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期

■ページ上部へ

委員会発言一覧(衆議院36期)

渡辺美智雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期
第92回国会(1980/07/17〜1980/07/26)

第92回国会 大蔵委員会 第1号(1980/07/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 今回、はからずも大蔵大臣を拝命いたしました渡辺美智雄でございます。どうぞよろしくお願いいたします。  わが国経済は、現在、かじ取りの非常にむずかしい局面を迎えております。このような時期に、財政金融政策の運営の任に当たることとなりまして、その責任の重大なことを痛感いたしております。今後政策運営に誤りなきを期するために全力を尽くしてまいる所存でございます。  最近の経済情勢を見ますると、消費や生産など景気の先行きについて注目すべき指標があらわれておりますが、輸出、設備投資が堅調に増加していることから、わが国経済はこれまでのところ総じて着実な拡大が続いており、雇用情勢も改善傾向にあり……


■ページ上部へ

第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 決算委員会 第2号(1980/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 御指摘のように特殊法人、認可法人等につきましては、ただいまお述べになりましたような面でいろいろと国費が支出をされ、また貸し付けをされておるわけであります。したがいまして、その金の使い方ということについてはやはり厳正を期していかなければならないし、やはり有効に使っていただかなければならない。そういうような意味において、今後とも十分に注意をしてまいりたいと考えます。
【次の発言】 地元の願望、運輸省からの正式な話はまだ聞いておりませんが、大蔵省非常に財政厳しき折から、大型プロジェクトに対しましては非常に厳しい態度で臨んでおることは御承知のとおりでございます。いろいろ御指摘がございま……

第93回国会 決算委員会 第3号(1980/11/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和五十三年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、昭和五十三年度の国の債権の現在額並びに物品増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その大要を御説明申し上げます。  昭和五十三年度予算は、昭和五十三年四月四日に成立いたしました。  この予算は、財政の節度維持にも配意しつつ、民需の動向を踏まえ、内需の振興のため財政が積極的な役割りを果たす必要があるとの基本的な考え方に立って、臨時異例の財政運営を行うこととして編成されたものであります。  さらに、その後にお……

第93回国会 決算委員会 第6号(1980/11/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和五十三年度大蔵省主管一般会計歳入決算並びに大蔵省所管の一般会計歳出決算、各特別会計歳入歳出決算及び各政府関係機関収入支出決算につきまして、その概要を御説明いたします。  まず、一般会計歳入決算について申し述べます。  昭和五十三年度の収納済み歳入額は三十三兆八千五百九十五億千九百十八万円余でありまして、これを歳入予算額に比較いたしますと四千六百四十億六千七百五十五万円余の増加となっております。  以下、歳入決算のうち主な事項につきましてその概要を申し述べます。  第一に、租税及び印紙収入でありますが、その決算額は二十一兆二千五百八十二億六千七百十一万円余で、これを予算額に比……

第93回国会 大蔵委員会 第1号(1980/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 それは御指摘のとおりでございます。したがいまして、景気の後退を招いてはいけない。だから、物価ということについては最大の注意を払っていかなければならない。したがって、景気にかげりがあっても、それらの景気刺激策というようなものは物価に悪影響を及ぼさない範囲でしかやらないということを政府は措置しておるわけでございます。
【次の発言】 私はこう思っておるのです。実は昭和四十八年ごろの狂乱物価のときは、国民が買い占めあるいは売り惜しみ、非常にそういうことがあって値段をつり上げてしまった、そういうふうな経験がありますから、今回はむしろ物価が高いので買い控えの状況があるのではないか。また、金……

第93回国会 大蔵委員会 第2号(1980/11/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました国家公務員共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  この法律案は、このたび、別途、本国会で成立いたしました厚生年金保険法等の一部を改正する法律による年金の額の引き上げに伴い、国家公務員共済組合法等の規定により支給されている年金につきまして、年金額の算定の基礎となる定額部分の額及び最低保障額を引き上げようとするものであります。  以下、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  第一に、厚生年金における年金額の引き上げに伴い、退職年金等の額のうち通算退職年金の額の算定方式に準じて算定する場合の定……

第93回国会 大蔵委員会 第3号(1980/11/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 二兆円程度を目途に国債の減額を図る、こういう意味であります。
【次の発言】 二兆円を目途に減額をしたいと考えます。
【次の発言】 医療費の抑制というような意味もございますし、病気にならないということは人生の幸福の追求でもございますから、そういうような意味で、私が厚生大臣のときに国民の健康づくりということをもっとやるべきだ。それでこれは言うまでもなく適度な栄養、適度な休養、適度な運動、こういうものを組み合わして、まず自分の健康は自分が守る、そして定期健診とか、あるいは早期発見、早期治療、こういうものをかみ合わして国民の健康づくりをやろうというようなことで、財団法人で健康づくり財団……

第93回国会 予算委員会 第1号(1980/10/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 お答えをいたします。  これは御承知のとおり国家財政が非常に厳しいということをまず御認識をいただく、そのための一つの材料として出したわけです。  御承知のとおり来年の予算編成をこれから始めるわけですが、来年はそんなに景気がよくなると、世界じゅう思っている人は余りありません。したがって、大体ことし並みにいけばいいじゃないかということになると、大ざっぱな話で、しかも確たる根拠はないんだが、四兆円くらいのもし自然増収を仮定してみても、それは要するに国債は二兆円減額しようという、大体これはコンセンサスは党内でも得られておりますから、これに余り反対する人はいない。それで二兆円引くと、あと……

第93回国会 予算委員会 第2号(1980/10/11、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 きわめて困難であります。
【次の発言】 非常に財政の厳しい折でございますから、大変いい話を聞かせてもらって、もしそれが本当であれば――私は専門家じゃないからわからない。専門家の意見を聞いた上で厳重に査定します。
【次の発言】 全額赤字国債とは決まっておりませんが、極力赤字国債を対象にしたいと思っております。
【次の発言】 まだ内容については決めてありません。先ほど言ったとおりであります。
【次の発言】 昨日もお答えをいたしましたが、あなたのおっしゃるように四兆円程度の自然増収では国債費等に食われてなくなってしまうわけですから、予算額はそうすればことしと同じ、一般歳出は五十五年度……


■ページ上部へ

第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 決算委員会 第10号(1981/04/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 大蔵省は、御承知のとおり、そういうプロジェクトを決める場合に直接直取引をやっておるわけじゃないわけでございまして、通産省からの要求によってそれで編成をしたわけです。これが途中でこんなことになるかどうかということについては、直接交渉に当たっておりませんからわからないわけであって、アメリカが途中でキャンセルというふうには私も思っておりませんので、事の重要性はわかっておりますから予算づけをしたわけでございます。しかしながら、幾ら予算をつけたからといって全部執行しなければならぬということもございませんでして、いまどきはなるべく不用額をいっぱいつくれというような時代ですから、問題がそのよ……

第94回国会 決算委員会 第11号(1981/04/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十四年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件、並びに昭和五十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和五十四年度一般会計予備費予算額三千五百億円のうち、財政法第三十五条(予備費の管理及び使用)の規定により、昭和五十四年四月十七日から同年十二月二十一日までの間において使用を決定いたしました二千百二億五千六百十一万円余につきましては、すでに第九十一回国会において御承諾を得たところであります。  その後、昭和五十五年一月十……

第94回国会 大蔵委員会 第1号(1981/01/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 今後における財政金融政策につきましては、先般の財政演説において申し述べたところでございますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。  先進諸国はいずれも第二次石油危機への対応の過程で、物価の高騰、景気の落ち込み、国際収支の赤字といった三重の困難な状態に直面いたしました。ましてエネルギー資源に乏しいわが国の経済にとって、石油価格の上昇が大きな障害となったことは言うまでもありません。このような厳しい環境の中にもかかわらず、わが国が、企業、労働組合、家計などの堅実な対応によって、諸外国と比べてこれらの困難を最小限度に食いとめ……

第94回国会 大蔵委員会 第2号(1981/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性にかんがみ、あえて反対いたしません。
【次の発言】 ただいま議題となりました農業共済再保険特別会計における農作物共済、畑作物共済及び果樹共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十五年度におきまして、全国的な異常低温等による水稲、大豆、温州ミカン等の被害が異常に発生したことに伴い、農業共済再保険特別会計の農業勘定及び果樹勘定の再保険金の支払いが著しく増大するため、これらの勘定の再保険金の支払い財源に不足が生ずる見込みであります……

第94回国会 大蔵委員会 第3号(1981/02/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました酒税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  わが国の財政は、現在、特例公債を含む大量の公債発行に依存せざるを得ない状況にありますが、こうした状況から一刻も早く脱却をして、財政の対応力を回復しておくことがぜひとも必要であります。  このような考え方に立って、昭和五十六年度予算におきましては、公債発行額を、前年度当初予算よりもさらに二兆円減額することとし、自然増収を優先的にこれに充てることといたしました。これを受けて、歳出面においては思い切った節約合理化を図ったところでありますが、福祉、文教等の行政水準を維持する……

第94回国会 大蔵委員会 第4号(1981/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 お答えをいたします。  いずれも議論のあるところでございまして、いろいろな御批判があって当然だと私は思っております。  公務員給与一%の問題につきましては、これはいままでも二%のことも五%のこともいろいろございました。二%つけてもそれで間に合わなかったこともありました。これは今回の予算を組むに当たって、ともかく公務員だけが優先的に予算の先取りをするのか、けしからぬというような御批判も実はございました。それとは逆に、当然民間である程度のアップの見込みが予想されるならば、それを予定してつけたらいいじゃないかという正反対の御議論もありました。  私といたしましては、それらの御議論を踏……

第94回国会 大蔵委員会 第6号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 基本的な考え方は私も同じなわけであります。ところが御承知のとおり、郵政省は現在も年金は扱っておるわけでございまして、ただその年金が二十四万円で逓増制でないというところから魅力がない、したがって伸び悩みだ、そういうようなときに、年金の普及率が全体で一%ぐらいしかない、民間でもかなりやってはおるんだが、もう少し奨励する必要があるんじゃないか、だから郵政省のやっている年金を少し手直しをさしてくれ、簡単に言えばそういうような御要求であります。  私どもとしては、民間があるんだからいいじゃないかという理屈ももちろんあるわけですが、政治の世界になりますと、なかなか理屈だけでも話が前に進まぬ……

第94回国会 大蔵委員会 第7号(1981/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました物品税法の一部を改正する法律案、印紙税法の一部を改正する法律案及び有価証券取引税法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに物品税法の一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  政府は、最近における厳しい財政事情、消費の実態、課税物品相互間の負担の権衡等に顧み、新規に開発された物品等を新たに課税対象に加えることとするほか、一部の物品に対する物品税の税率の引き上げを行うこととし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。  第一に、ビデオテープレ……

第94回国会 大蔵委員会 第8号(1981/02/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 だだいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても骨子に沿って配意いたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま大島委員から、日本では歳出削減をやっても九・九%というような予算の伸びでアメリカやドイツよりも悪い、こういう御指摘がございました。しかしながら日本は、御承知のとおり、昭和四十年以来毎年ずっと二けたの伸びを示してきております。しかも、一般歳出においては五十五年度において初めて五・一、五十六年で四・三というような、過去二十数年来ない低い伸び率に抑えたということも事実でございます。しかしながら、一般会計全体では九・九になったというのは、何と申しましても過去に……

第94回国会 大蔵委員会 第9号(1981/03/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 政治家と株の話の感想を求められているわけですが、政治家が株を買って悪いということはないでしょうけれども、何でもこれ、程度問題というものがございまして、世間から批評を受けないようにすることが大切だと私は考えております。
【次の発言】 間接税全体について同じようなことが言えるのじゃないか。確たる根拠はないけれども、税金というものは必要な財源を確保するために取っておるわけですから、それは直接税で取ったり間接税で取ったりいろいろあります。ヨーロッパ先進国では大体間接税が四割から六割くらいになっていますね。そういう国は大衆課税をやっていてけしからぬ国だとばかり頭からなかなか断定できない、……

第94回国会 大蔵委員会 第12号(1981/03/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました所得税法の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  初めに、所得税法り一部を改正する法律案につきまして申し上げます。  政府は、最近における社会情勢の変化等に対応して所得税制の整備合理化を行うこととし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  第一に、家計を助ける主婦等に対する配慮として、配偶者控除及び扶養控除の対象となる者の所得要件につきまして、給与所得等に係る所得限度額を現行の二十万円から二十九万円に引き上げることといたしております。 ……

第94回国会 大蔵委員会 第13号(1981/03/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私はじかに聞いたわけではございませんが、新聞によれば総理大臣はそのようなことを、そういうニュアンスの発言があったと聞いております。  私は、かねて大型増税をやるともやらぬとも、どっちも言っていないわけです。要するに、続けて二年大型増税なんということはむずかしい、これは政治家の常識じゃないか、問題は歳出カットの問題でございます。今回も、私は増税をしたくてやったわけではないのでありまして、やむにやまれずやったことでございます。しかし、予算編成をやってみまして、尋常の手段方法では一兆円以上の二兆円にも近い歳出カットということはこれは言うべくしてむずかしい。政府の長期財政展望も発表いた……

第94回国会 大蔵委員会 第15号(1981/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 現在、分離課税制度というのがございまして、高額所得者の場合で有価証券とか預貯金を持っておるという人については、三五%ぐらいの税率で済むから有利でないかという議論が一つございます。しかしながら、日本の所得税は非常に急進的な累進課税で、八千万以上七五%、住民税と両方では理論的には九三%の税率ということでありますから、その点はまた世界に例のないほどきつくなっておる。したがって、仮にそういうような状態で分離課税をなくすということになると、いろいろ巧妙な脱税というようなものも発生しないというようには考えられない。そこでこれは、総合課税に移行するときには、現在の分離課税はなくなるわけですか……

第94回国会 大蔵委員会 第16号(1981/03/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 これは理論倒れになってもいけないと思いまして、実務的に、主税局長が言ったようなことが妥当なのかもしれない。しかし、将来所得税法でも改正するときは、厚生省との相談にもよるが、一人法人を認めるというような医療法でもできたりなんかすれば、そのときにはまた別な考えもあろうかと思います。
【次の発言】 一つの問題点であることは間違いないと思います。しかし、働いている人もそのうち働かなくなれば恩恵を受けることでもあるし、人のことだと思ったら自分のことになってしまったということもありますし、そこらはどういうふうに扱うか、働けるうちがいいのか働けなくなった方がいいのか、いろいろ問題があります。……

第94回国会 大蔵委員会 第17号(1981/03/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  この法律案は、特恵関税制度の適用期限の到来及び最近における内外の経済情勢の変化に対応するため、特恵関税制度、関税率等について所要の改正を行おうとするものであります。  以下、この法律案につきまして、その大要を御説明申し上げます。  第一は、特恵関税制度の改正であります。  特恵関税制度につきましては、昭和五十六年三月三十一日にその適用期限が到来いたしますが、開発途上国の経済発展に資するため、これをさらに十年延長することといたしております。  また、この延長に……

第94回国会 大蔵委員会 第18号(1981/04/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私が答弁しようと思ったことを佐藤さんいま全部話してしまったわけでありまして、いろいろ御議論はあろうかと思いますが、ともかく臨時特例のものである、歳入を確保するためのものであるというような点から、立法技術その他でいろいろな意見は私はあると思います。あると思いますが、今回はこれをぜひ一本でお願いをしたい。別に違法性もないしいたすものですから、スピードも上げてやらなければならぬ、こういうような点もございまして便宜的にまとめさせていただいたわけでございます。
【次の発言】 法律論から言えばこれはどういうことになるのか、私も法律家でありませんからよくわかりませんが、いずれにいたしましても……

第94回国会 大蔵委員会 第19号(1981/04/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 これも考え方でございまして、電電公社は一〇〇%の政府出資ですから、きのうも申し上げたのですが、政府の子会社みたいなものであります。かつては独立採算制、特別会計なんかも大体そんなことになっているのが多いのです。それでも印刷局とか、それから昔は国有林野なんかもむしろ国の財源であったわけです。木を切ったものをかなり国に納めていたわけですから。いまは反対になっちゃって、国からつぎ込んでもらっているような状態なんです。  あなたのような見方もございますが、それぞれの立場、法律の趣旨その他から理屈はいろいろあろうかと思います。しかし、大所高所から見て、民間ですら増税で国のためにひとつ奉仕を……

第94回国会 大蔵委員会 第21号(1981/04/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 当時の国会の御意思はいま平林委員のおっしゃったとおりだと私は思います。しかし、それから長い年月がたちまして事情の変更ということもあるわけですから、今度国会の御意思がどういうふうに出るか私はわかりませんが、政府といたしましては、世の中も変わり、いろいろなことを皆わかっておりまして、国会の方は国全体のことをちゃんと考えて、電電公社のことだけでなくて国全体の中で電電公社の生きる道も考えていただく、こういうようなことでございますから、国会の御意思もそういう点について独立採算を守っていくという点は同じかもしれませんけれども、この程度のことでは独立採算制を著しく損なうような事態ではない、ま……

第94回国会 大蔵委員会 第22号(1981/04/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 二、三日お暇をちょうだいしまして大変恐縮いたしました。  食べ物は一品一品について実際に自分で支払いをしないものですからわかりませんが、日本よりもやや安いのは事実でしょう。しかし税金の高いのも事実であって、大使館あたりで使っているレディー、OLですか、これは日本より少し賃金も高いが、手取りは日本よりも高いとは言えないというのが大体の認識のようです。入ったばかりの人が十二万円とか十五万円とかいう金をもらっていても、最初から三〇%税金がかかる。ですから、どっちがどうかということはなかなか一概には言えないのではないか。ただ私は今回歩いてみて、非常にインフレが強いということで、ここの点……

第94回国会 大蔵委員会 第23号(1981/04/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私は皆さんのお許しを得まして、西ドイツではラムスドルフ経済相、それから大蔵相のマットヘーファーが病気で入院中なものですから次官のシュールマン、それから連邦銀行総裁のペールらと会談したわけでございますが、見方は、私が言うまでもなく、いま村山委員の言ったとおりでございます。非常に深刻に物を考えておりまして、私は西ドイツへ参考になることを探しに行ったのですが、逆に、日本のことを見習えというのがヨーロッパでありまして、日本のいまの置かれておる経済状況等を実は非常に高く買っておる。むしろ日本に学べと言わんばかりのことでございます。  アメリカが、新政権になって歳出削減というものを重点的に……

第94回国会 大蔵委員会 第24号(1981/04/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま御決議のありました事項につきましては、政府といたしましても御趣旨に沿って配意してまいりたいと存じます。

第94回国会 大蔵委員会 第25号(1981/04/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 御心配をおかけをいたしまして、まことに申しわけございませんが、全くそのとおりでございまして、われわれといたしましても、特に調査官の充実ということにはさらに配慮をしていかなければならぬ。仰せのとおり、ともかく一年や二年では使いものになりませんから、やはりベテランにするには最低十年くらいかかるものと私は思っております。したがって、そういうベテランが一斉にやめていくということになると、その後をどういうふうに補充するか、大問題でありますから、内部でもよく相談をして万遺漏のないようにしてまいりたいと考えます。
【次の発言】 いま大島先生のおっしゃったことは、「今月の問題点」という四月二十……

第94回国会 大蔵委員会 第26号(1981/04/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 税理士も何万人といますから、弁護士にも警察官にも裁判官にもときどき変なのがいるように、数のうちですからそれは変なのがいないということは私は申し上げません。しかしながら、そういうように税金を安くしてやるよというようなことで引き受ける人は結局、長い目で見ると余り繁盛しないのですよ。そういうのは信用がなくなるし、それから、最近おかしなことばかりやっているというのは、税務署が見ましてそういう税理士はやはりマークしますから、そういう人は実調率が高くなるのです。したがって、しょっちゅうぼろがどんどん出てくる、かえって余分な加算税、重加算税を取られたり何かするということで、これは口コミですぐ……

第94回国会 大蔵委員会 第27号(1981/05/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました銀行法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  このたび、現行銀行法の全部改正を行うこととしておりますが、これに伴い、貯蓄銀行法等を廃止するほか、長期信用銀行法等につきまして、所要の規定の整備等を図ることとし、ここにこの法律案を提出した次第であります。  以下、この法律案につきまして、その大要を申し上げます。  まず、第一に、貯蓄銀行法及び銀行法等特例法につきまして、必要な規定が銀行法等に規定されることとなることに伴い、これらの法律を廃止することとしております。  第二に、長期信用銀行法等十九……

第94回国会 大蔵委員会 第28号(1981/05/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 現地の法制がどうなっておるか、その法制に従って原則的にはできるだけ機械的な制約でなくて実情に応じて認めていく、そういうふうにしてはどうか。ですから、基本的に緩和する方向で対処してまいりたいと考えます。
【次の発言】 これは御承知のとおり現行銀行法でも窓販ができるとか、できないとか、よくわからない。銀行側はできると言うし、明文がないからできないという見方もあって、もともとわからない問題でございますが、今回は法律に明記をしたことでございますから、法の趣旨に従って、情勢に即して対処する。いま銀行局長や証券局長がいろいろ条件を言いました。そのほかに、銀行協会、全銀協というのですか、あれ……

第94回国会 大蔵委員会 第30号(1981/05/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 手数料の算定方法につきましては、御指摘のように問題点がございます。実費だけがいいのか、あるいは免許料とかそのほかのいろいろな許可料とかいうような意味も含めて、ある程度の財源の確保という面も加味してやった方がいいのか、いろいろ問題のあるところでございますから、今後とも検討させてもらいます。
【次の発言】 預金の量がふえないのに店舗の数をふやせば過当競争になるではないか、私は一面そういう面もあろうかと存じます。問題は、町の真ん中に幾つも銀行が密集をしておって、そういう状態よりもむしろ金のかからない、人件費も場所代も減価償却もかからないようなもっと安直な一どうせ店舗を認めるとすれば簡……

第94回国会 大蔵委員会 第31号(1981/05/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この人員の問題で一番真剣に心配をしているのはやはり国税庁自身であると私は思います。したがいまして、仰せまでもなく、国税庁としても退職する人の後をちゃんとつくらなければならぬわけですから、一応の目安は持っておるようでありますが、さらによく連絡をし合いまして、やはり実調率が足りないというようなことを言われているときでもございますので、そういう支障を来さないように、両者でよく計画を練って、政府としてどうするかという方針を決めてまいりたい、そう考えております。
【次の発言】 この仲裁裁定の取り扱いについてはいろいろな御議論がございまして、議員の御主張のような御議論もあるわけです、当然に……

第94回国会 地方行政委員会 第11号(1981/04/15、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 地方交付税は、地方団体がひとしくその行うべき事務を遂行することができるように、地方財政の調整のため国が地方に交付する交付金、それが地方交付税ではないかと思っております。
【次の発言】 もらう方と払う方ですからね、見方は多少ニュアンスの違いがあるのかもしれません。しかし、実際問題からすると、地方交付税交付金というのは、私はやはり地方財政の調整のためだということは間違いないと思いますね。それは地方によりましてもその財源が非常に偏っておりますから、地方交付税は、酒税、法人税、所得税の合計額の何%を地方に配分するということになっておりますが、御承知のとおり富裕団体というのは受けられない……

第94回国会 予算委員会 第1号(1981/01/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和五十六年度予算及び昭和五十五年度補正予算の大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を御説明申し上げます。  まず、昭和五十六年度予算の編成の基本方針及びその概要について申し述べます。  昭和五十六年度予算は、公債発行額を前年度当初予算よりもさらに二兆円減額することを基本方針とし、前年度予算で第一歩を踏み出した財政再建をさらに一段と進めて、本格的な軌道に乗せるものとして編成いたしました。  一般会計予算におきましては、経費の徹底した節減合理化に努め、特に国債費及び地方交付税交付金以外の一般歳出を極……

第94回国会 予算委員会 第2号(1981/02/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 自然増収の問題は、非常にいつでも議論になるところでございますが、私どもといたしましては、五十五年度予算が、五十四年度の実績ベースに対して自然増収が約三兆一千億円、一三%の伸びなんです。今回見積もりました五十六年度の自然増収につきましては、五十五年の今回七千億を補正で組むものも土台にして、それに比べまして大体三兆八千億円弱、約一三・八%を見込んでおりますから、私はぎりぎりのところが見込んである、こういうように考えております。
【次の発言】 自然増収の問題はいつでも議論になるところでございます。特に五十四年度は、五十三年の後半から予想外に景気が回復をしたというために大変な自然増収が……

第94回国会 予算委員会 第3号(1981/02/04、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 堀田ハガネの税関の関係についてに、関税局長から答弁させます。
【次の発言】 これは非常に重要な問題でございます、ただいま総理がおっしゃったように、二兆円を減額するという決意を固めたのは、大体四兆五千億円程度の自然増収が何とか見込まれそうであるということになれば、二兆円減額というものはやってできない数字ではない。そこで、四兆五千億円のうち二兆円を減額すると、その歳入に充てるために、四兆五千億円あってもあと二兆五千億円しか残らない。あと二兆五千億円で、大体国債の利払いと一部償還、つまり国債費ですね、それと地方交付税の交付金に充てられるということでございますから、それで、ひとつ国債の……

第94回国会 予算委員会 第4号(1981/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私は、行政改革は政治の姿勢だけであっていい、そういうことを言った覚えはございません。(山口(敏)委員「いや、委員会で質問しているんだ」と呼ぶ)いやいや、違います。私の言うのは、行政改革をやらなければならない、しかしながら、結果的には大きな金目は出てきませんということを言ったんです。やらなかったならば大変なことになるのです。今回も、たとえば定員削減でも、行管では七千人以上の定員削減をしているわけです。しかしながら、一方でかなりな数がふえているわけです。文部省だけでも、医科大学をつくったりなんかして、中途でやめられないから二千八百人もふえているというようなことで、最終的には百何人し……

第94回国会 予算委員会 第5号(1981/02/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま通産大臣の御報告されたとおりで、それ以上のことは私もわかりません。
【次の発言】 それは素直に答弁しているのでございまして、予算局長が何かそういうようなことを言ったという新聞報道は聞いておりますが、なかなかあそこも、議会もございまして、そういうことは進めなければならないという強い推進者もいるわけです。したがって、まだどういうことになるか、実際わからないというのが真相じゃないか、そう思っております。
【次の発言】 沈んではおりません。一生懸命やっておるわけです。私は大蔵大臣でございますから、薬価基準の問題は、厚生省において同じような考えで、極力むだなことは廃止してもらうと……

第94回国会 予算委員会 第6号(1981/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま総理大臣からお話があったように、今回は非常に厳しい財政事情でございますが、その中でも、総理大臣としては極力社会福祉というものには配慮をしてくれという話もありまして、われわれといたしましても、これは大変金を食う話なんです。しかし、限りある財源の中で極力社会保障関係には金を使った。御承知のとおり、今回の増税が一兆四千億と言われますが、実際上は、政府の一般歳出に用いられるものは一兆三千億になってしまう。あとは地方交付税へいってしまうわけです。したがって、一般歳出の額と政府が増税をして一般歳出に充てられる増税の額とはほぼ同じ。そのうちの半分ぐらいが社会保障費の増加分に充てられて……

第94回国会 予算委員会 第7号(1981/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま野間委員から狂乱物価のときと同じような措置を講じなさいという趣旨の御質問がございました。しかし、今回の物価高の問題は、狂乱物価のときのように当初、たとえば四十八年度で消費者物価五・五に見積もったところが一六%になってしまった、四十九年度で九・六に見積もったところが二一・八になってしまった、この状況とは非常に違っておるわけでございまして、今回は政府見通しでおおむね約七%という見積もりを立てておるわけです。  これに対しまして、すでに五十五年度の当初予算において、生活保護費については八・六%のアップを予算づけておるわけですし、社会福祉施設の入居者に対しましても同じく八・六%……

第94回国会 予算委員会 第8号(1981/02/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 それはまあ計算の仕方はいろいろございます。あなたのような見方も、もちろんあるわけであります。しかし、大蔵省といたしましては、一般普遍的なものとして円レートで計算をしておるというのが実際でございます。
【次の発言】 したがって、そういう見方もございますということを私は言っておるわけであります。
【次の発言】 先ほどから申しておりますように、統計のとり方はいろいろあるわけでございまして、私の言っていることが絶対だとは私は申しませんが、しかし、正木さんの言うことが一番正しいのだというようにも、私はなかなか認めがたいところがあります。それは生活様式等が違いますから、外国人が日本へ来て生……

第94回国会 予算委員会 第9号(1981/02/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この地方自治、地方分権の問題は、古くしてまた新しい問題でございます。国によっていろいろ違っておりまして、もう本当に政府は国防とか文教とか重立ったものしかやらない、あとは地方に大部分を任せっぱなしだ、そういう国もございます。日本の場合はどれがいいのか、これは本当にむずかしい問題でございますから、今後とも自治省などとよく勉強させてもらいたいと思っております。
【次の発言】 私も詳しいことはわからないわけですが、宮澤さん、非常に熱心なんです、その話は。私のところにも一応そういうようなことについてのいろいろな進言もちょうだいいたしました。ただ、県の場合は、大体その気候、風土、民俗、習慣……

第94回国会 予算委員会 第10号(1981/02/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私も、けさ新聞で見ただけで、報告を聞いておりませんから、つまびらかにわかりません。
【次の発言】 実態をよく調べた上で適切な処置をとりたいと思います。
【次の発言】 目下、どの問題についても、補正を出すということを前提にしてはおりません。
【次の発言】 ただいま正森委員がおっしゃったように、そのときどきの内閣の方針によってこれは決まるわけですから、防衛費のためにだけとってあるわけでもないし、あるいは全部新規をやらないということもあるかもしれないし、ということでございまして、何も決まってないわけです。
【次の発言】 そうでございます。

第94回国会 予算委員会 第11号(1981/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 これは、ともかく一般会計が非常に苦しいから、当然いままでの決まり切っただけの補給金を出すべきところを、今回はその五分の一だけを計上して、あとの五分の四を残りの四年間で持ちましょう、ついては、今回はその部分について財投でひとつ補ってもらいたい、そういう話し合いのもとで決めたものであります。
【次の発言】 手続上の問題については政府委員をして答弁させます。
【次の発言】 先ほどから申し上げているとおり、これは五十六年度の一般会計の財源との関係で今回はやむを得ざる措置として、住宅公庫がしかも運営をやっていける、いままでとおり金繰りはつくというようなことであるならば、五分の一の分を予算……

第94回国会 予算委員会 第12号(1981/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 アメリカとか日本というのはGNPが大きいわけでして、GNPが小さければ金額も小さいが、GNPが大きいから金額がべらぼうに大きくなってくるのです。一方、国内では増税はなかなかむずかしい。現在の基本的税制の枠組みの中では、余りでかい約束をしても、実際実現できないことの方が大変だと私は思います。したがって、いろいろ外務省とも相談したのですが、余り増税はできないし、そうなると、やはりいままでの五年間の倍ぐらいが……(横路委員「倍以上だよ、倍ぐらいじゃないんだよ」と呼ぶ)倍以上が努力目標、目標としてやらなければならぬ、そう思っておるわけで、GNPの何%以上を約束しろと言われても、現在の税……

第94回国会 予算委員会 第13号(1981/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 それは五十三年の十二月二十七日に、「五十四年度の税制改正に関する答申」というのが税調からありまして、そのときに別紙として「一般消費税大綱」というのがついているわけですよ。その中身は、いまちょっとお話があったように、売り上げを基準にするとか、それから二千万未満の零細なものは外すとか、税率は一律五%にするとか、そのほかずっと書いてありますが、そのことを指して言っているものと考えております。
【次の発言】 そこまでまだ詰めてないのです、実際のところ。ただ、政府の統一見解としては、いままでのような国会決議で認められなかったいわゆる仮称の一般消費税という特定な仕組みのものでなくて、消費支……

第94回国会 予算委員会 第14号(1981/02/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 今回の児童手当につきましては、私は、限りある財源の中でございますから、どちらかというと所得の少ない階層の人を手厚くして、それ以上の方には何とか御猶予願いたい、そういう考えで実は予算前に四百十六万円という額を示したわけでございます。厚生省といろいろ話し合いましたが、厚生大臣からそれではとうてい承服しかねるというような強い御主張がございまして、話し合いの結果四百五十万円ということにしたわけであります。  今後の問題はどうなるのかということについては、今後の財政事情、経済事情、いろいろ考えなければ確たることをここで申し上げることはできません。

第94回国会 予算委員会 第15号(1981/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私もこれはなかなかすっきりしないところがあると思いますよ。あると思いますが、それじゃ出資でなくて何か補助金がなんかにしちゃったらいいのか。補助金にしちゃうとこれまたどうもすっきりしないわけですね。ですから、どっちにしたらいいのかよくわからぬけれども、長らく出資ということでやってきているものだから出資金になっておるということで、これはいろいろ考え方の問題もあるし、建設国債が一番はっきりするというわけでもないし、今後よく検討いたします。
【次の発言】 これは耐用年数との絡みでして、耐用年数が適正に評価してあればなくともいいのですよ。ただ、医療機械というのは日進月歩、非常に変わってく……

第94回国会 予算委員会 第16号(1981/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 グリーンカード制度ができたいきさつは、ただいま山田委員が御指摘のとおりでありまして、分離課税では高額所得者が得をするではないか、したがってそれは利子配当といえども総合課税にすべきだ、総合課税にするといっても、これはなかなか実際押さえようがない、そのためにメリット、デメリット両方あるかもしれないが、総合課税にするという前提に立てば、これはやはりグリーンカードで統一をして、その人が幾ら利息をもらったかということを把握しなければしようがない、そこからできたものでございますから、われわれとしては見直し論というものに耳をかすことはいまできないわけであります。また、私のところへもそういうこ……

第94回国会 予算委員会 第17号(1981/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 これは考え方の問題でございます。  政府の方は御承知のとおり国際比較は為替レートでやっておりますから、私が本会議で説明したような数字が出ます。家計の実質的購買力を別に計算して、これをもとに国際比較をすべきだという御意見もございますが、実際問題としてこれは非常にむずかしいと私は思うのです。なぜならば、たとえばアメリカにおいて日本的な生活をするということになれば、これは生活費がかなり高いものになりますし、逆に日本においてアメリカと同じような生活をするということになれば、これはまたえらく高い数字が出てくるわけであります。したがって、購買力比較というものをそう簡単に、そのままそっくり当……

第94回国会 予算委員会 第18号(1981/02/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 たとえば私のところは共済年金を持っているのですが、御承知のとおり、国鉄に例を見るがごとく、経営の合理化という一環として人員の削減を行うということになれば、それは年金受給者に比して、それを支えている人たちの数が少なくなるわけですね。だから必然的に非常に苦しくなっていくところが出てくるわけですから、やはりそれだけで将来もずっと別々にやるということはむずかしくなってくる。したがって、私はやはり公的な共済なら共済だけででも、何とかだんだんに一本化をしていくという方向は避けて通れないことではないか、そう思っております。
【次の発言】 私はあなたと同じ意見なんですよ。それは確かに十一兆円以……

第94回国会 予算委員会 第20号(1981/03/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私どもは通産省の予算要求に基づいてこれは認めておるわけでありますから、通産省がその方針でやっている以上、それを直すわけにはまいりません。
【次の発言】 補助金の問題について大変御理解ある御発言をちょうだいして、私は大変力を得ているわけでございます。  一目でわかるリストをつくって国会に出せということでございますが、個々の補助金ごとに整理と新設を相互に関連づけて示すことが何かできないか。私も実は考えてみたのです。しかし、補助金というのはそれぞれその固有の理由または事情、そういうものがありますから、一概に関連づけてということは、言うべくして実際はなかなかむずかしい。ただ、いろいろ努……


■ページ上部へ

第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第2号(1981/10/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 お答えいたします。(安井委員「あなた、総理じゃないじゃないか」と呼ぶ)委員長の御指名を受けまして一応お答えをいたします。  わが国における国民所得に対する租税の負担率は二四・二%でございまして、アメリカの二八、イギリスの三六、ドイツの三一、フランスの三〇、スウェーデンの五〇というものから比べればかなり低いものである、こう考えております。
【次の発言】 どの程度の負担率がいいのかということは、どの程度の行政サービスまでするかということと裏表であろうか、かように考えております。いずれにいたしましても、スウェーデンのように租税と社会保障の負担率の合計が国民所得の七〇・八%、こういうよ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第3号(1981/10/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 きのうもこれはお答えをいたしましたが、行革関係とそれから公共事業の抑制、そういうようなもの、ゼロシーリングで各省庁が工夫をしたもの、大体こんなふうに分けられます。  公共事業関係で八千五百億円程度、それから臨調答申の関係で約九千億円程度、さらに、ゼロシーリング関係で約六千億円程度、そういうようなものによって要調整額を吸収しようということを考えております。
【次の発言】 臨調答申によって九千億円、それから公共事業削減で八千五百億円、ゼロシーリングで六千億円、それから概算要求には織り込まれておりません、つまり公務員の給与改定に関するものが織り込まれておらないわけでございます。大体そ……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第4号(1981/10/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この前「財政の中期展望」をお示しをいたしておりますが、あれを土台にして考えますと、二兆七千七百億程度が要調整額となります。
【次の発言】 これは、財源の見通しにおいて二%も三%も組めるだけの見込みが立たないということで、厳しい姿勢を示したわけでございます。
【次の発言】 物価は落ちつくだろうという見通しはございますが、いずれにしても、いままでの例からすると人事院の勧告というのがあって、それが採用されてきたということも事実でございます。予算編成時には物価の見通しあるいは勧告等もはっきりしたことはわかりませんし、物価についてはある程度予測はいたしますが、勧告の中身は予測ができない。……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第5号(1981/10/13、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私も同感でございます。
【次の発言】 大蔵省にはないと思います。
【次の発言】 大蔵省にはないと思います。
【次の発言】 これはいずれの年金に対しましても、率は多少違いますが、国が国庫負担をしておるわけでございます。厚生年金は二〇%、船員保険二五とか、それから私立学校なら一八とか、そのほかいろいろございますが、厚生年金に対する国庫負担だけを削減するということでは片手落ちになるものですから、それらの公的年金、いま羅列をした厚生、船員、国家公務員共済、地方公務員、私立学校、農林漁業団体共済、これらについて、その国の補助額、国庫負担額の四分の一を三年間カットする、一時お借りをするとい……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第6号(1981/10/14、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 それは五十六年度ベースで計算したものと、それから五十七年度の現実の概算要求と、その差でございます。一応最初のうちは、五十六年度ベースで計算すると、この程度の財政の節減効果になります。それがおおよそ千九百億、それから概算要求五十七年度ベースでやると二千億円ちょっとになりますが、これはこれで固まったわけではございません。さらに査定が入っていくわけでございますから、概算の数字がもうそれで動かないとか増加というのではなくて、さらに査定される、こう見なければなりません。そう厳格なものじゃございません。
【次の発言】 総合予算主義とは、年度間のすべての財政事情を見込みまして相互の優先順位を……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 返済いたします。(米沢委員「悪くても」と呼ぶ)いたします。  なぜそうするかというと、ただ返済期間というものについて財政事情等を勘案してどれくらいにするか、うんと悪ければ延びるということもあるでしょうが、そういうことを意味しておるわけであります。
【次の発言】 もともとこの法律案をこしらえたのは、財政の情勢を勘案してということから始まったわけでございますから、繰り入れの問題につきましても、やはりその一部をカットしたものをどうするかということは、財政の状況を勘案して決めていくということが、終始一貫して全部がそうなっておるわけでありますから、ここの部分だけではございませんので、私は……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第8号(1981/10/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ゼロシーリングは考えておりませんが、ただいまいろいろな貴重な御意見を伺ったので、事実に照らして十分調査の上、適切な処理をやりたいと思います。
【次の発言】 私が聖域とはみなさないと言いましたのは、査定の段階において、どの役所のものであっても、それはずさんな要求をそのまま認めるなんということは一切ありませんよ。こういう時世ですから、後回しにしてもいいものは後回しにしてもらうとか、がまんしてもらうものはがまんしてもらうというようなことは、こういう非常に緊迫した財政の中ですから、そういうことは行います。  それで、あなたのおっしゃるのは、概算要求の中で聖域とは見ないということはどうい……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第9号(1981/10/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 先生のおっしゃるように、もっと金がかからないですぐ受け入れてくれるようないいところがあれば、それはいいかもしれませんが、科学技術庁であっちこっちかなり専門的に探して、その結果、青森県の港に決まったわけですから、専門家がいろいろ努力した結果、そこしかないということになれば、「むつ」そのものはやはりどこかに始末をつけなければならぬわけですから、解体するといっても、これがまた非常にむずかしいそうです。私聞いてみました。何百億かかるとかいう話で、これもその技術がいまのところ開発されていないというようなことですと仕方のないことで、つくっちゃったものですから、何とも仕方がない。そういうこと……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第10号(1981/10/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 一応目下のところ中期財政展望に示されている程度の減額一兆八千三百億円ぐらいをぜひともやりたい、こう考えております。
【次の発言】 これはまだ財政の規模が決まっておりませんし、税収の見通しがはっきり決まっておりませんから、はっきりした数字は申し上げられませんが、大体あの程度の数字はぜひ減額をしたい、こう考えております。
【次の発言】 さようでございます。
【次の発言】 御承知のとおり、要調整額というのは二兆七千億円ございます。問題は、税収が中期展望のとおり入るかどうかという問題が一つありますから、それ以上入れば問題はうんと楽になる、それ以下になればなお大変になるという問題がござい……

第95回国会 大蔵委員会 第3号(1981/11/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この法律案につきましては、政府といたしましては、現下の財政事情等から見て賛成いたしかねるところでありますが、院議として決定される以上やむを得ないものと考えます。

第95回国会 予算委員会 第1号(1981/10/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま企画庁長官からお話があったように、日本における経済的な諸条件は先進諸国に比べて大変いい。問題は、財政だけが諸国に比べ極端に悪い。こういうような状態の中では、財政によるインフレーションあるいは財政によって非常に一般の歳出が妨げられて、今後老齢化社会への対応ができなくなるとか、経済のてこ入れに財政が一切使えなくなるとか、こういうようなことは非常に困ることでございます。したがって、当面は、これから三年の間でまず赤字国債から脱却することを前提として、着実な財政依存度の減少、縮小に目下努めていこうというところであります。


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 決算委員会 第2号(1982/04/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 実は、きのうの新聞を見まして私もびっくりしたわけですよ。具体的なことは何も指示はいたしておりません。そういうのもあるかなと思って、感心したりびっくりしたりというのが真相であります。
【次の発言】 常に国債の多様化、消化の円滑化、こういうことを考えていかないと、国債がだぶついてしまってどうしようもないというような時代が来る。これは大変なことであって、どうして国民に消化を持ってもらうか。意外と貯金は持っておるのですけれども国債は持っていない。したがって、今後もいろいろ研究は続けていきますが、目下具体的にどうこうという考えはございません。

第96回国会 決算委員会 第3号(1982/05/12、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十五年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その2)外二件、並びに昭和五十六年度一般会計予備費使用総調書及び各省各庁所管使用調書(その1)外二件の事後承諾を求める件につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず、昭和五十五年度一般会計予備費予算額三千五百億円のうち、昭和五十五年四月五日から同年十二月十九日までの間において使用を決定いたしました一千三百九十九億九千五百三十五万円余につきましては、すでに第九十四回国会において御承諾を得たところであります。  その後、昭和五十六年一月二十七日から同年三月三十一日までの間において使用を決……

第96回国会 大蔵委員会 第2号(1982/01/30、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 今後における財政金融政策につきましては、先般の財政演説において申し述べたところでありますが、本委員会において重ねて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願いする次第であります。  現在、欧米先進国の多くは、依然として二けたのインフレとそれに近い大量の失業に苦しむなど、経済面できわめて困難な事態に直面しております。特に、失業の増大は治安の悪化を招き、国民生活を不安に陥れています。  一方、わが国の経済は、良好な実績を示しております。  すなわち、物価上昇率は四%程度と先進諸国の中で最も鎮静化し、失業率も二分台と最低となっております。  景気については、内需の回復の足取……

第96回国会 大蔵委員会 第3号(1982/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この法律案につきましては、稲作転換の必要性に顧み、あえて反対いたしません。
【次の発言】 ただいま議題となりました農業共済再保険特別会計における農作物共済、畑作物共済及び果樹共済に係る再保険金の支払財源の不足に充てるための一般会計からする繰入金に関する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  昭和五十六年度におきまして、東北、北海道地方を中心として低温、暴風雨等による水稲、バレイショ、リンゴ等の被害が異常に発生したことに伴い、農業共済再保険特別会計の農業勘定及び果樹勘定の再保険金の支払いが著しく増大するため、これらの勘定の再保険金の支払い財源に不足が生……

第96回国会 大蔵委員会 第4号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案、法人税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず初めに、国税収納金整理資金に関する法律の一部を改正する法律案につきまして御説明申し上げます。  現在、国税収納金整理資金においては、国税収納金等を受け入れ、過誤納金の還付金等を支払い、この国税収納金等の額から還付金等の額を控除した額を一般会計または特別会計の歳入に組み入れることとしております。  他方、還付金等と合わせて国が支払うべき還付加算金につきましては、歳出予算……

第96回国会 大蔵委員会 第5号(1982/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私も同様であります。
【次の発言】 閣僚会議の主宰は私がやるわけじゃございませんので、まだそういう連絡は受けておりません。受けておりませんが、経済の運営として景気にも十分に配慮しなければならぬ、そう思っておりますので、まず与えられた予算の中で、補正予算でいろいろな公共事業等の増額もいたしておるわけですし、それからこの新年度予算が通過をいたしますと、公共事業費も昨年並みのものが確保されておるわけです。特に地方は八・五%単独事業をふやすというようなことで予算が仕組まれております。したがって、公共事業の前倒し執行をひとつ考えようということで、これは関係各省庁の間で経企庁が中心になりま……

第96回国会 大蔵委員会 第7号(1982/03/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 後半で渡部委員が言ったように、アメリカと同じことをやらせろということのようです。しかし、それはできない相談でございまして、制度の違いがございますから、日本国内においては、アメリカの銀行も証券の支店も同様に扱っておるわけでございまして、その点は説明をすればわかると私は思っております。わからない人は幾ら言ってもわからないわけですから、これは説明のしようがない。  実際問題として、ともかく選挙もあるし、失業者は多い、インフレは進むという中での出来事でございますから、その気持ちはわからないことはありませんが、私は、この問題はいろいろな面でしばらく続くだろうと思うのです。しかし、やはり道……

第96回国会 大蔵委員会 第8号(1982/03/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 これは悲劇でございますが、私は、親を知っていれば親を一目見たいというのは人情の常じゃないか、しかしながら、日本人であるかどうかはわからないというような人にまで強いて親を知らせる必要があるのかどうか、問題だと思うのです。  というのは、実は私自身が生まれて十四日目に里子に行きまして、それで中学に出るまでは全然里親が本当の親だと思っておったわけですから、それが親でないということを言われて、私は非常に激怒したことがございます。親はなくても子は育つと言いますが、結構育ったわけでありまして、私は、自分の母親というようなものにもちろん親しさといいますかなつかしさは感じますが、他界して当然い……

第96回国会 大蔵委員会 第9号(1982/03/17、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 私も非常に憂慮を実はしておるところでございます。しかし、問題は額がわからないわけですね、実際のところ。想像はつきますがね、いろいろな見方がありますから。額が確定しない。しかし、私どもとしては責任を持って、行政に混乱を起こすわけにいかないわけでございますから、そういう場合にはそれ相応の適切な処置を講じたい。まだ予算成立前でもありますから、私は申し上げるわけにはいきませんが、いろいろ検討はしておきたいと思っています。
【次の発言】 これは五十三年にできた制度でございますから、そういうことはございません。
【次の発言】 これは、方法がどんな方法があるかというように質問をとったものです……

第96回国会 大蔵委員会 第10号(1982/03/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 どういう感じかというんですが、なかなかむずかしい話でございます。  言わんとするところは、赤字法人といってもピンからキリまでございます。十年間もうかってきたけれども、ある年突然赤字になった。しかし、それは赤字と言っても一円でも赤字は赤字ですから、結局、莫大な積立金を持ち、利益準備金も持っておっても赤字法人は法人税は払わぬでもよろしい、そういうのは、どうもしかし常識的に納得できないじゃないか。やはりかなりの企業活動をやっているならば、法人税は少しも払わぬというのじゃなくて、正味財産を対象にするとか資本金を対象にしてとか、何か応分のものを多少出してもいいのじゃないか、私もそのような……

第96回国会 大蔵委員会 第11号(1982/03/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  まず、昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案につきまして御説明申し上げます。  昭和五十七年度予算は、何よりも行財政の徹底した合理化、効率化によって財政再建を進めるべきであるとの世論がつとに高まったことにかんがみ、行財政改革による歳出削減を中心として、昨年春以来の一連の行財政改革の基本路線に沿って編成いたしました。  まず、歳出面におきましては、各省庁の予算要求に当たって原則として前年度と一律同額にと……

第96回国会 大蔵委員会 第13号(1982/03/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 貿易摩擦の解消は非常に重大な問題でございます。ただ、櫻内さんとレーガン大統領の会談の模様については、私も新聞に載っている程度しか実は知らないわけでございまして、いずれ本人が帰ってきてから、どういうようなことの話し合いをしたのか、どういうことができるのか、政府としても相談をしなければなるまい。いまのところは想像の域を出ないわけであります。  ただ、われわれとしては、関税の一括引き下げというようなことは率先をしてやっておるわけでありますし、そのほかに非関税障壁の問題も、数十項目にわたってそれの解消というようなことは日本は進んでやっておるわけです。あと、やることといってもそうたくさん……

第96回国会 大蔵委員会 第14号(1982/03/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 答弁の順序が前後いたしますが、参議院の関係もありますので、お許しを得て先にやらしてもらいます。  外務大臣がアメリカから帰ってまいりまして、ただいまいろいろ閣議での報告が行われたわけでございます。この経済問題についてはいろいろと活発な論議をしたけれども、向こうとしては、日本の関税の一括引き下げというものは高く評価をする、それから今後議会で相互主義立法等の動きがあるが、向こうの政府としても、余り保護主義になる、保守主義になるということについては、これは歓迎しない、しかし、日本側についても要するに市場開放等を積極的にやってくれというお話だった。  日本としては、ベルサイユ・サミット……

第96回国会 大蔵委員会 第16号(1982/04/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 特例公債でありますから、本来から言えば特例的に出さなければならないというのが財政法の趣旨だろうと私は思います。しかしながら、いろいろな経済事情等によって特例公債が毎年出されるということは、私は好ましいこととは思っておりません。したがいまして、一刻も早く特例国債からの脱却を図らなければならないというような観点から、これを早めまして、ここ三年ぐらいの間に特例公債から脱却しようというようなことで、政府は鋭意努力をしておるわけでございます。  特例公債からの脱却ということは、それだけ消費的経費の財源を失うということでありますから、自然増収がその分あるか、それでなければ歳出を思い切ってカ……

第96回国会 大蔵委員会 第17号(1982/04/06、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 この議論は最初からある議論でございます。ただ、われわれといたしましては、赤字国債をのんべんだらりんと出しておくことはいけない、これはみんなわかっておるわけです。  では、いつまでに脱却するかということですが、要するに、六十年から国債の償還が始まるということですね。しかし、六十年から始まるといったって、償還、返還の財源は積み立ててあるんじゃないか、六十二年だっていいじゃないかという議論は民社党なんかから前からあるのです。しかし私どもとしては、いずれにせよ六十年から償還が始まるのだから、償還の始まる年も、片一方では償還、片一方では赤字国債の借金というのは、どうも政治の姿勢としてよく……

第96回国会 大蔵委員会 第18号(1982/04/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 そういうような新聞を私も見ました。そこで、いまも山中税調会長にも聞いてみたのですが、何ら協議した事実はないというお話でございます。それから総理大臣も、延期することに同意したということもないようでございます。私は所管の大臣でございますが、私のところには何も言ってきておりません。  そこで、きのう私が田中政調会長に電話をいたしまして、一体どういうことなんだという話をしました。幾ら議会は議会、政府は政府と言っても政府・与党の間柄なんだから、所管の長に連絡なしでいろんなことを決められては困りますよという話もしました。いや、もちろんそれは連絡するよということでございましたが、いまだに具体……

第96回国会 大蔵委員会 第19号(1982/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 これは、理論的のものと政治的なものと二通りあるのじゃないかと私は思っております。  いま言ったように、総合課税で税率が七五%というのは世界で例がありません。総合課税にするときに、いいところだけのつまみ食いというようなことは経済の活力を大いに失うし大問題がある、これは一つございます。それからもう一つのものは、枠取り競争。金融機関の枠取り競争になるというようなことでいろいろ言う人がいるでしょう。それから選挙区なんかへ帰ると、中小企業者からグリーンカードの質問が非常に多い。そして、それに対する明確な回答がなかなか与えられないというようなこともあるのかもわかりません。  いずれにしても……

第96回国会 大蔵委員会 第20号(1982/04/16、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 実効ある方法があれば当然考えます。
【次の発言】 なかなかいい手がないので、模索をしておるところでございます。
【次の発言】 分離課税も例外なしに分離課税というのであれば、一つの考え方かもしれません。  しかし、一方において非課税のものを認める、そういうようなことになって、恩恵的な非課税ですから、当然一定の限度が守られなければならない。ところが、それがどうもよく守られてないようだ。去年一年間の非課税貯蓄が約二十二兆円と推定される。分離課税はたった二兆円程度しか増加額が推定されない。こういうことになると、分離課税の意義がもうなくなっておって、むしろ非課税貯蓄が乱用されているという……

第96回国会 大蔵委員会 第21号(1982/04/21、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま議題となりました国際通貨基金及び国際復興開発銀行への加盟に伴う措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。  国際復興開発銀行は、通称世界銀行の名で知られ、開発途上国の開発の促進を目的とする国際開発金融機関の中心的存在であり、わが国は従来から、開発途上国の開発の分野における世界銀行の役割りの重要性にかんがみ、その活動に積極的に協力してきたところであります。  先般、世界銀行において、今後ますます増大する開発途上国の資金需要に応ずるため、総額三百六十五億協定ドルの一般増資について、総務会決議が成立いたしました。この増資に……

第96回国会 大蔵委員会 第23号(1982/07/07、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 五十六年度の税収の最終見込み、五月末の概数を申し上げますと、二十八兆九千四百九十八億円で、補正後予算額三十一兆八千三百十六億円に対して二兆八千八百十八億円の減収になるものと思います。当初予算に対しまして三兆三千三百四十三億円、一〇・三%の減収、また前年比伸び率は七・七%であり、補正後予算伸び率一八・五を一〇・八ポイント下回ったことになります。五十六年度税収としては、今後、収納額、税目区分、年度区分について精査が行われました上で七月末に決算額が確定するものと考えます。  その中で、特に減収のひどかったものは法人税の約一兆五千三百億円、申告所得税の約五千三百億円、源泉所得税の約四千……

第96回国会 地方行政委員会 第9号(1982/04/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 税収の見通しのことでございまして、全体の収入の四割を占める法人税の収入が、三月決算がまだかいもくわかりません、五月いっぱい、六月ぐらいにならぬと。断定的なことは申し上げることができませんけれども、いままでの趨勢、ことに二月の分がきょう発表になります。それをもとにして推計をしてみると、これは一つの推計の仕方ですけれども、これから三月がうんとよくなるという考えを入れれば別ですよ。だけれども、そういう二月の状況がずっと続くということになると、そのような可能性も出てきているというように考えます。
【次の発言】 私が申し上げたのは前提がついておりまして、法人税というような全体の四割も動か……

第96回国会 予算委員会 第1号(1982/01/29、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和五十七年度予算及び昭和五十六年度補正予算の大要につきましては、先日、本会議において申し述べたところでありますが、予算委員会での御審議をお願いするに当たり、その内容を御説明申し上げます。  まず、昭和五十七年度予算の編成の基本方針及びその概要について申し述べます。  昭和五十七年度予算は、何よりも行財政の徹底した合理化、効率化によって財政再建を進めるべきであるとの世論がつとに高まったことにかんがみ、行財政改革による歳出削減を中心として、昨年春以来のゼロシーリングの設定等一連の行財政改革の基本路線に沿って編成いたしました。  一般会計予算におきましては、歳出面において、経費の徹……

第96回国会 予算委員会 第2号(1982/02/01、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま武藤議員から御指摘があったように、一部の費用について後年度に回ったということは事実でございます。しかし、御承知のとおり、五十七年度予算の編成に当たっては、大型な増税、新型な増税はやらない。五十六年度は増税と歳出カットと両面から予算を組ましてもらったわけでございます。ところが一方、中期展望にも示すように、二兆七千億円程度の要調整額があるわけでございますから、結局、年金、医療を初め人件費のアップその他どんどんふえていく。ふえていく二兆七千億円ぐらい財源不足といいますか、経費が多いというか、いずれにしても調整しなければならないものがあるものを五千七百億の中に全部押し込めるとい……

第96回国会 予算委員会 第3号(1982/02/02、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 実質増税というのはどういうふうにとらえるか、要するに税額全体として源泉所得税の比重がふえておるという点から考えれば、そういう見方もあろうかと思います。しかし問題は、所得の伸びた比率よりも税金の比率の方が高くなるというのは、これは超過累進税をとっている国においてはどこでもそうでございます。  たとえば、三百万円の給与所得者を標準家庭にして、仮に一〇%月給が伸びた、三十万円ふえたといたしますと、月給は一〇%で三十万しかふえないが、税金は四万七千円ふえますから十数%ふえたことになる。しかし、そうすれば実際は手取りが少なくなったかというとそうじゃなくして、月給は三十万円ふえるわけですか……

第96回国会 予算委員会 第4号(1982/02/03、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 五十六年度予算におきまして、二兆円の赤字国債からの脱却ということを目標にやってきたのは事実でございます。ところが去年のいまごろは、歳入の見積もり方についても足らぬじゃないか、もう少し財源があるではないかという御議論が大勢を占めたのも事実でございます。経済見通しも一年前につくるわけですから、おととしの十二月ごろは九%程度の名目成長はできるじゃないか、物価も五・五ぐらい平均上がるではないかという見通しであったわけでございますけれども、それが急速に物価の鎮静化が行われて、景気の立ち直りというものが緩慢であったことも事実でございます。こういうような結果、その見通しに狂いがあったというこ……

第96回国会 予算委員会 第6号(1982/02/05、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 状況でございません。
【次の発言】 非常に困難だと思います。
【次の発言】 御承知のとおり、歳出はみんな伸びるところがたくさんあるわけですね。たとえば社会保障関係費はことしは二千四百八十億伸びる、文教費も千二百億伸びる、国債費も一兆二千億伸びるというようなことでして、地方交付税も一兆一千億伸びる、恩給も八百八十八億円ふえる、その他の経費も九百億円ふえると、ふえるものがあるわけですから、切り込むという場合は、少なくともふえるものをふやさないということにする以外にはない。ところが、われわれとしては極力抑えてきたわけです。抑えてきても、実際問題として、では医療費をがさっと減らす、一割……

第96回国会 予算委員会 第7号(1982/02/08、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和四十年以来、毎年決算をやっておりますが、むしろ正確に当たったことはほとんどない。多いときには、昭和四十年が七・二%の歳入欠陥が出ました。それから四十六年が四・四%、五十年が二〇・七彩、五十二年が五%。今回の補正で一・四%出ることが見込まれたので直したわけでございます。  それと反対に、その他の年は、今度は税収がよけい入り過ぎちゃった。これも四十五年が五・二、四十七年が一〇・四、四十八年が二〇・六、四十九年が九・三、それから五十三年が二・二、五十四年が一〇・四というように、思ったよりも税収が一〇%も二〇%も入ったことがあるというようなことで、なかなかぴしゃっと当てるということ……

第96回国会 予算委員会 第8号(1982/02/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 政府の歳出というのは、歳入があって初めて歳出があるわけですから、問題は、行政改革というものをやろうというやさきにおいて歳入を安易に与えることは、歳出カットができないということになりかねない。そういうような意味で、問題は国民がどれを選ぶか、最終的にはそういうことになると思います。しかし、現段階において、行革をまず中心にやろうという段階において、大型の増税というものは念頭にないということであります。
【次の発言】 それは物の考え方だと私は思います。  いま主税局長からるる申し上げましたように、法人の決算も前には年二回決算ということが普通だったわけですが、最近年一回決算ということが多……

第96回国会 予算委員会 第9号(1982/02/10、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 初耳でございます。
【次の発言】 いまも変わりありません。
【次の発言】 ただいま自治省が言ったとおりでありまして、全く同じということはないと思いますが、似たような傾向はあるいは出るかもしれません。
【次の発言】 私は、何もつけ加えることはございません。専門家がいろいろ積み上げた一つの見積もりでございますから、私はそれでいい、そう思っております。
【次の発言】 歳入は見積もり、見通しでございまして、正確にぴしっとうまくいままでなかなかいったことがない、これも事実でございます。いまのところはいままでの見積もりどおりでやれる、こう思っておるわけでございますから、それ以上のことは考え……

第96回国会 予算委員会 第12号(1982/02/18、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 企画庁長官から詳しくお話がありましたから、簡潔にお答えを申し上げます。  御質問の要点は、私の理解するところ、経済成長がうまくいかなければ所定の税収が入らぬのではないか、こういうような御要点だと思います。まことにそのとおりでございます。日本は世界の中の日本でございまして、日本の経済は世界の経済と連動いたしております。かなり大きな生産力は持っておりますが、世界の全体の経済と無関係ではあり得ない、実は密接な関係がございます。そういう中にあって、現在のところ、先進諸国の中では一番いい経済的な条件を備えておることも事実でございます。これをどうして維持発展させていくかというところに問題が……

第96回国会 予算委員会 第13号(1982/02/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 五十七年度予算で防衛費突出というお話でございますが、私どもはそうは思っておらないのであります。当初から七・五程度のものを考えておったのでございますけれども、諸般の情勢その他を検討いたしました結果、政府・与党の間で少しそれに上積みすることで決着をするということにしたわけであって、他の予算とのバランス等は十分に考えてやったわけでございます。  五十八年度はどういうふうにするかは、今後の問題として検討してまいります。
【次の発言】 現在の出来高払い方式はいろいろ問題点があります。ありますが、さて、それをどういうふうにどの制度にするかと言ってもなかなか決め手が実際はない。しかし、これら……

第96回国会 予算委員会 第14号(1982/02/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 公共事業の執行についてはただいま企画庁長官から答弁したとおりでございまして、景気配慮というような点で前倒し執行等には十分協力していきたいと思っております。
【次の発言】 いみじくも武藤議員が言ったように、現在の予算が成立するかどうか、いま瀬戸際で、その先の話までいま申し上げることはできません。
【次の発言】 まだスケジュールは決まっておりません。予算が成立をした後で去年の経過等も顧み、去年一遍やっているから今度はなれたという点もございますから、臨調答申の問題もあるし、そういうふうないろいろなことを踏まえて決めていきたい。しかし、いずれにせよ例年よりは早く要求額を示す必要があるだ……

第96回国会 予算委員会 第15号(1982/02/22、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 予算の問題につきましては、財政法の三十一条で「予算の配賦」という項目がございます。そこで、予算が成立したときには、内閣は、国会の議決したところに従って、各省庁の長に対し、その執行の責に任ずべき歳入歳出予算、それから継続費及び国庫債務負担行為を配賦する。結局、各省庁にそれだけの歳出権限を配賦するわけですから、配賦された以上は、各省庁の予算の執行責任者がその権限と責任において執行するということだと思います。
【次の発言】 御承知のとおり、予算は要求があって大蔵省でまず編成をするわけですから、編成した、成立したものを各省庁に配賦をしてあるわけです。したがって、その執行権は各省庁の予算……

第96回国会 予算委員会 第16号(1982/02/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 赤字国債を減らすということは、いみじくもあなたがおっしゃったように、歳出を切れということと同じことになるわけです。つまり、歳出を守るために国債が発行されているわけですから、税金で賄うべきものを借金で賄っている。したがって、歳出が減ればその分赤字国債は要らないという論理も一つ成り立つわけでございます。したがって、ともかくだぶだぶの高度経済成長下にできた歳出構造、これに徹底的なメスを入れるという意味の一つが行革でございます。したがって、行革を徹底させろということは、裏から言えば、赤字国債を少なくしろということともつながっていると言っても過言ではございません。  そこで、赤字国債をも……

第96回国会 予算委員会 第17号(1982/02/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 国と地方との問題あるいはGNPに占める国家財政比率はどれくらいがいいのか、こう言われましても、一概に幾らがいいということはなかなか言いづらいのです。ただ、現実の姿は、国民総生産の中に占める国とか政府資本の総支出というものは、大体アメリカで三三・五%、イギリスで四二・九、西ドイツが四四・三、フランスが四四・九、日本は三三というようなことになっております。しかしながら、老齢化社会が進むに従いまして、三三ではとても現在の制度は維持できない。もう少し高くなる。普通の状態でいけば、これは四〇ぐらいまでいくんじゃないかということを言う人もございますが、いずれにしても、どういう負担を持てるの……

第96回国会 予算委員会 第18号(1982/02/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 経済七カ年計画と中期展望との関係でございますが、これは、かねて私が申し上げておるとおり、経済七カ年計画は七カ年計画、中期展望は中期展望、それは全く無関係かと言えば、もちろん全く無関係ではございません。お互いにとっておる資料を利用しておるわけです。たとえば歳入の伸びというようなものは、七カ年計画どおりにもし経済が発展すればこの程度の歳入があるだろうという見積もりはそれからとっておりますから、そういう点では利用をしておるわけでございます。また、歳出の方は、これも現在の制度、施策のままでそれが移行すると仮に仮定すれば、行革も行わない、そういうふうな改革をやらない、いままでのとおりに、……

第96回国会 予算委員会 第19号(1982/03/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 よく記憶しておりませんが、大体その程度というくらいのことであります。
【次の発言】 残念ながら御指摘のような問題がございます。これは、やはり売り払い等について規則その他やかまし過ぎて、公共団体以外は原則的にだめみたいなことでも困る、時世が違いますから。そういういろいろな規則その他で売り払いがうまくいかないというようなことは再点検をして、公正な時価で民間にも売れるように改善を加えていく必要がある。これは各省庁も、抱えたら自分のものだと思って絶対放さないというような嫌いなしとしない。したがって、これは各大臣からきちっとしてもらうようにお願いをしたいと思っております。

第96回国会 予算委員会 第20号(1982/06/23、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 結論から申しますと、七月に入らないと確定したことはわかりません。わかりませんが、いままでの納付状況、それから五月の法人の申告、これは全部わかっておりませんので、何社かについてつまんで聞き取り調査をしてみました。そういうものから推定をいたしますと、税収については当初の予算見積もりよりも一〇%ちょっと、一一にはなるまい、一〇%二になるか三になるか四になるか、そこらのところはよくわからぬですが、大体二兆九千億プラス・マイナス千五百か千かという、これは想定でありますから、そこらの懸念があるということであって、詳しいことはまだわからない。  その次は、もう一つは、税収が減ればいろいろなと……

第96回国会 予算委員会 第21号(1982/06/24、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 財政、歳入の問題でございますから、私から先にお答えをさせていただきます。  御承知のとおり、五十六年度の予算は一年半ぐらい前の時点で一応原案をつくります。そのときは名目成長九・一というような経済成長を考えまして、大体そういうことで土台としてやったわけでございますが、世界の景気の後退、日本における内需の不振、思いがけない急速な物価の鎮静、円安、いろいろなことが重なりまして、結局それだけの税収を得られなかった、税収見積もりが一〇%ちょっと、見積もり違いが最終的に出てくることがほぼ確実になったということでございます。何が原因かと言われましても、結局いま言ったようなものの総合的なもので……

第96回国会 予算委員会 第22号(1982/06/25、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいま御指摘がございましたように、五十七年、五十八年における財政の見通しというものは非常に厳しいものがあることは、全くそのとおりだと私も認識いたしております。  したがいまして、いろいろと御批判もあるところでございますが、われわれとしては、最大限に歳出の削減、抑制というものをやってまいる。その次には、ここに書いてあるような、いままでタブーといいますか、財政当局としては余り考えておらなかった貨幣回収準備資金の取り崩しとか、そういうようなものについても検討せざるを得ない。また、国有財産の払い下げというものは、いままでは普通財産をやっておったわけですが、行政財産であっても、それが実……

第96回国会 予算委員会 第23号(1982/06/26、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 税は、必要な歳出を確保するためにちょうだいをするわけでございます。したがって、これはもう歳出と歳入というのは見合いでございますから、大幅に歳出が切れて、必要のない増税はする必要がないわけでございまして、国民がどちらを重点的に、負担をしてもいいからそのサービスをもっと続けてくれというのか、いや、それはもう負担はしないから歳出の方は切ってくれ、最終的にはもうそういうことになるんじゃないか、私はそう思っておりますので、それは国民のニーズに合ったようにやっていくということだと私は思っております。
【次の発言】 私のところでは、御承知のとおり人事異動いたしまして、やっと補佐までの異動が終……


渡辺美智雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(衆議院36期)

渡辺美智雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期
第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 大蔵委員会農林水産委員会逓信委員会連合審査会 第1号(1981/04/09、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 ただいまお話がございましたように、現在のままの財政状況を続けていけばあらゆる面でいろいろな弊害が出てまいります。すでに国債の消化が非常に困難を来している。国債というものは、本来から言えば、国が発行する債券ですから一番安全確実なわけです。したがって、利率が安くたって飛ぶように売れるというのだったら話はわかるが、国が発行する債券が同じ利率ならば民間の方が売れて国の方が売れないということは、結局利率を実際高くしなければ売れないということで、国の利率が高いということになれば結局は国の資金はコストが高いということになって、経済面でも設備投資その他にもいろいろな悪影響が出てくる、現に出てき……

第94回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1981/02/28、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和五十六年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、四十六兆七千八百八十一億三千百万円となっております。  このうち主な事項につきまして申し上げますと、租税及び印紙収入は、三十二兆二千八百四十億円、専売納付金は、七千六百二十二億千百万円、公債金は、十二兆二千七百億円となっております。  次に、当省所管一般会計歳出予算額は、七兆八千三百八十二億四千三百万円となっております。  このうち主な事項につきまして申し上げますと、国債費は、六兆六千五百四十二億三……


■ページ上部へ

第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第1号(1981/10/19、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 前の質問について私どもの方にも質問があったんですが、お答えをしませんでしたので、お答えをさせていただきます。  国家公務員共済年金の財政収支は黒字でございまして、積立金も約二兆六千億円ぐらい五十五年度決算でございます。したがいまして、今回の措置によって特別に支障を生ずることはございません。  それから負担割り当ての変更等は、別に今回の措置によって考えてはおりません。  それから、ただいまの御質問でございますが、いつから返済するんだ、昭和六十年からか、ぼちぼちかということでございますが、それはそのときの年金財政に支障を来さないようにしながら、国あるいは特別会計等の財政事情等も考慮……

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会地方行政委員会大蔵委員会文教委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会建設委員会連合審査会 第2号(1981/10/20、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 福岡委員の論説はまことに重要な話でございまして、御承知のとおりこの行革国会で来年度の予算をつくるのに二兆七千億円の歳出の削減あるいは抑制をやろう、これだけの大議論をやっておるところでございます。ところが一方国鉄の方は、一年に二兆円ずつ赤字がふえていく。したがって、借金が五十五年では十四兆といったが、五十六年ではさらに一兆八千億ふえる。五十七年度の要求がさらに二兆円ふやしてくれ。六十年にはもう二十兆円くらいの借金にだんだんこのままでいったらなってしまう。これは大変な問題で、一体だれが払うのか、その利息はどうするんだ、これは重大問題で、国民全体が考えなければ、結局はツケは国民に回っ……


■ページ上部へ

第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1982/02/27、36期、自由民主党)【政府役職】

○渡辺国務大臣 昭和五十七年度一般会計歳入予算並びに大蔵省所管の一般会計歳出予算、各特別会計歳入歳出予算及び各政府関係機関収入支出予算につきまして御説明申し上げます。  まず、一般会計歳入予算額は、四十九兆六千八百八億三千六百万円となっております。  このうち主な事項につきまして申し上げますと、租税及び印紙収入は、三十六兆六千二百四十億円、専売納付金は、七千六百十八億四千六百万円、公債金は、十兆四千四百億円となっております。  次に、当省所管一般会計歳出予算額は、九兆五百三十二億二千五百万円となっております。  このうち主な事項につきまして申し上げますと、国債費は、七兆八千二百九十九億四千三百……



渡辺美智雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

渡辺美智雄[衆]在籍期 : 30期-31期-32期-33期-34期-35期-|36期|-37期-38期-39期-40期
渡辺美智雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 36期在籍の他の議員はこちら→36期衆議院議員(五十音順) 36期衆議院議員(選挙区順) 36期衆議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。