このページでは葉梨信行衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。
○葉梨政府委員 ILO条約の批准につきましては、政府としましては、長期的な観点から、可能なものからできるだけ多く批准につとめるという積極的な姿勢で取り組んでいるところでございます。こうした見地から、今国会におきましては、電離放射線からの労働者の保護に関する第百十五号条約及び機械の防護に関する第百十九号条約の批准の承認をお願いしているところでございますが、さらに今後業務災害の場合における給付に関する第百二十一号条約及びただいま竹内先生のお触れになりました社会保障の最低基準に関する第百二号条約につきまして、関係各省と相談しながら、批准の方向で検討を進めてまいりたいと考えております。
○葉梨政府委員 労働省所管の昭和四十五年度決算一について、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計の歳出決算について申し上げます。 歳出予算現額は一千百九十二億八千百八十三万円余でありまして、その内訳は、歳出予算額一千百八十六億五千百二十三万円余、前年度繰り越し額七百五十万円、予備費使用額六億二千三百十万円余となっております。 この歳出予算現額に対しまして、支出済み歳出額一千百八十一億八千二百三十二万円余、不用額十億九千九百五十万円余で決算を結了いたしました。 支出済み歳出額のおもなものについて申し上げますと、失業保険費負担金及び失業対策事業費等であります。 これらの経費は、失……
○葉梨政府委員 このたび労働政務次官に就任いたしました葉梨信行でございます。 新しい転換期を迎えます労働行政に参加することができまして、たいへん光栄に存じております。全力投球を行なって一生懸命やっていくつもりでございますので、委員各位の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、簡単でございますが、ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
○葉梨政府委員 電電公社と十分に連絡をとりまして、適正な認定が行なえるようにいたしたいと思います。特に認定基準につきましては、そのときどきの最上の医学的な水準にのっとってつくられておるわけでございますが、いろいろな状況の変化、作業環境の変化等も加味し、また医学も進歩するわけでございますから、それらの進歩を勘案いたしまして、できるだけ現実に即するような認定基準をつくるように指導させたいと思います。
【次の発言】 先ほど答弁申し上げましたように、最新の医学の成果を取り入れまして、できるだけ厳正な認定ができるように、電電公社と相談しながら進めてまいりたいと思います。
○葉梨政府委員 いまの先生のお話の問題につきましては、厚生省に協力いたしまして、できるだけ早く実現するように努力をしたいと思います。一般に勤労者層について大規模な企業、中企業、小企業、零細企業とございますが、特に小企業、零細企業の勤労者について、その福祉が十分に守られていないというのが私ども労働省の認識でございまして、特にこれらについては、いま先生御指摘になりました点だけでなく、あらゆる問題につきましてこれからは重点的に施策を行なっていきたいと考えているところでございます。
【次の発言】 重要な問題でございますので、十分に検討いたしまして、厚生省側とも話し合っていきたいと思います。
○葉梨政府委員 春闘によりまして、基準賃金は民間企業で二〇・一%、公共企業体で一七・五%上がりました。まだ少し中小企業が残っておりますが、これは、これまでの例からいいますと、民間企業のいままでの賃上げの、大企業を中心とする賃上げ率よりはやや上になるのではないだろうかということが予想されております。
【次の発言】 法律によりまして、失業保険制度について昭和五十年度に見直すことになっております。そういうことを踏まえまして、先般失業保険研究会を委員を委嘱しまして発足いたしました。そこで、いま先生おっしゃいましたような御趣旨につきましては委員の皆さま方にお伝えいたしまして、十分に検討させていただきたい……
○葉梨政府委員 同和問題は基本的人権に関する問題でございまして、その早急な解決は国の責務であり、また国民的課題でございます。特に、ただいま先生がおっしゃいました就職の機会均等の実現というのは、中心的課題でございますので、同和地区の方々につきましての就職の差別を解消し、また近代的産業への就職の促進につとめておるところでございます。具体的に申し上げますと、事業主に対しまして啓蒙、指導の強化をはかっております、これはもう御説明するまでもございませんが。 あるいはまた、新規学卒者を中心としまして、職業指導の推進をはかっております。これは、千二百校の中学校がございますが、これらの中学校を指定いたしまし……
○葉梨政府委員 このたび労働政務次官に任命をされました葉梨でございます。 労働行政が新しい転換期を迎えておるときに参加することができましたことは、私の光栄とするところでございます。重大なる責務に思いをいたし、また石炭鉱業に働く勤労者の福祉向上のために、全力投球することをお誓い申し上げる次第でございます。 委員各位の格別の御指導と御鞭撻を心からお願い申し上げまして、ごあいさつといたします。
○葉梨政府委員 お答え申し上げます。 地方公営企業の職員の労働条件につきましては、労使間の自主的な団体交渉によってきめるたてまえになっておりまして、財政再建企業についても同様でございます。ただ、実際の問題としましては、財政再建企業において賃金引き上げをしようというときには、いろいろむずかしい問題が起きておるわけでございます。起きておるけれども、しかし、この経営の健全化を促進するという面から言いますと、何といっても、労使関係の安定が一番大事であるということも明らかでございます。したがいまして、財政再建計画の策定、実施につきましては、円満な労使関係をそこなわないように十分留意してやらなければいけ……
○葉梨委員長代理 金子みつ君。
○葉梨委員長代理 小宮武喜君。
【次の発言】 関連質問の申し出がありますので、これを許します。和田耕作君。
【次の発言】 次回は、来たる十九日、火曜日、午前十時理事会、十時三十分から委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後五時二十一分散会
○葉梨委員長代理 石母田達君。
○葉梨委員長代理 大橋敏雄君。
○葉梨委員 私は、政府提案の雇用保険法案につきまして、若干質問申し上げてみたいと思います。 現行の失業保険法が制定されましたのは昭和二十二年でございますけれども、当時は生産施設は多数破壊され、また失業者が町にあふれ、また三百万人にならんとする復員軍人が帰国をするということで、雇用情勢としては最悪なものがあったと思います。復興を目ざすたいへん賢明にして勤勉な国民の努力を基本にいたしまして、経済政策また安定した政治情勢また外部の状況等が幸いいたしまして、復興が目ざましく行なわれ、やがて昭和三十年代からは経済成長が始まりました。これに伴いまして、過般の労働大臣の雇用保険法案等提案理由説明でもお話が……
○葉梨委員長代理 勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を行ないます。
質疑の申し出がありますので、これを許します。瓦力君。
【次の発言】 次回は、来たる八日月曜日、午前十時理事会、十時三十分より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時十二分散会
○葉梨委員長代理 田邊誠君外五名提出の、賃金及び物価の変動に対応する公的年金給付等の額の改定等に関する特別措置法案を議題とし、その趣旨の説明を聴取いたします。田邊誠君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時十四分散会
○葉梨委員長代理 川俣君。
【次の発言】 この際、休憩いたします。
午後五時五十二分休憩
【次の発言】 これより再開いたします。
休憩前に引き続き質疑を続けます。田中美智子君。
【次の発言】 次回は明二十四日水曜日正午理事会、一時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後六時二十九分散会
○葉梨委員長代理 山田耻目君。
○葉梨委員長代理 この際、暫時休憩いたします。 午後一時五十四分休憩
○葉梨委員 ただいま議題となりました雇用保険法案及び雇用保険法の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律案に対する修正案につきまして、自由民主党及び民社党を代表いたしましてその趣旨を御説明申し上げます。 まず、雇用保険法案について申し上げます。 第一は、基本手当の給付率について、原案においては、賃金日額が千五百円以上三千円以下の受給資格者については、百分の七十から百分の六十までの範囲で逓減した率と、三千円をこえ六千円未満の受給資格者については百分の六十と、六千円以上七千五百円以下の受給資格者については、百分の六十から百分の五十までの範囲で逓減した率とされておりますが、最近における賃金水準の上……
○葉梨委員長代理 多賀谷真稔君。
【次の発言】 石母田達君。
【次の発言】 坂口力君。
○葉梨委員長代理 原茂君。
【次の発言】 石母田達君。
【次の発言】 大橋敏雄君。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。
午後一時五十一分休憩
○葉梨委員長代理 この際二時三十分まで休憩いたします。
午後二時七分休憩
【次の発言】 次回は、明二十三日木曜日、午前九時五十分理事会、十時より委員会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。
午後七時二十三分散会
○葉梨委員長代理 大原亨君。
【次の発言】 速記をとめて。
○葉梨委員長代理 次に、川俣健二郎君。
【次の発言】 次に、山田耻目君。
○葉梨委員長代理 次に、島本虎三君。
○葉梨委員 ただいま御提案になりました勤労者財形法の改正案につきまして、若干質問をさせていただきます。 ただいまわが国は、戦後初めて実質成長率がマイナスになるという景気停滞下にあります。狂乱とまで言われました物価上昇も最近鎮静化してまいりましたが、なお正常というのにはほど遠い状態でございます。また物価急騰の過程において生じました所得分配のゆがみ等によりまして、社会的な不公正感が国内に広がりつつあることも、否定できないところでございます。こういうような社会情勢、経済情勢にかんがみますと、現下の最大の政治課題がインフレの克服、経済の安定、社会的不公正の解消の三点にあることは、だれの目にも明らかな……
○葉梨委員 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題になっております勤労者財産形成促進法の一部を改正する法律案につきまして賛成の意を表するものであります。 本法律案は、勤労者の生活の実情に照らし、勤労者の財産形成を一層促進する必要があることを踏まえ、現行法の内容を大幅に拡充強化していると考えます。 すなわち勤労者財産形成貯蓄制度の改善、事業主の拠出による勤労者財産形成給付金制度及びこれに関する中小企業助成金制度の新設、財形持ち家個人融資制度の新設等をその内容としており、これらは今後の勤労者の財産形成を促進する上で大きな役割りを果たすものと考えるものであります。もちろん各党代表の御質問……
○葉梨委員長代理 石母田達君。
○葉梨委員長代理 この件につきましては、理事会において後刻相談いたします。
○葉梨委員長代理 次に、寺前巖君。
【次の発言】 次に、大橋敏雄君。
○葉梨委員長代理 土井たか子君。
○葉梨委員長代理 枝村君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を起こして
【次の発言】 この際、休憩いたします。
本会議散会後、直ちに再開することといたします。
午後一時五十八分休憩
○葉梨委員長代理 関連質問を許します。和田貞夫君。
【次の発言】 次に、小宮武喜君。
時間の制約がございますので、答弁は簡潔にお願いいたします。
【次の発言】 小宮君に申し上げますが、せっかくの機会でございますから、参考人に対して御質問をお願いいたします。
【次の発言】 次に、寺前巖君。
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
厚生関係の基本施策に関する件について調査を進めます。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。大橋敏雄君。
○葉梨委員 去る六月十日及び十一日の両日、東北新幹線建設工事における労働安全衛生対策等について、実情を調査してまいりましたので、私からその概要を御報告申し上げます。 派遣委員は、私のほか、村山、石母田の両理事、加藤、瓦、高橋、川俣、森井、大橋、小宮の各委員であり、枝村理事が現地参加をされました。 御承知のとおり、東北新幹線建設工事は、東海道新幹線、山陽新幹線に引き続き、上越新幹線とともに新幹線鉄道による全国的な鉄道網整備の一環として、昭和四十六年十月に着工され、現在、昭和五十二年度末完工を目標に、長大トンネル及び長大橋梁を中心に、本格的な工事が進められております。 その超大規模工事におけ……
○葉梨委員 私は、自由民主党、日本社会党、民社党を代表いたしまして、ただいま議題となっております振動規制法案に対する修正案について、その趣旨について御説明申し上げます。 第十五条第三項については、「公共性のある施設又は工作物に係る建設工事として行われる特定建設作業」についての勧告または命令を行う場合の配慮条項でありますが、これを改め、当該施設または工作物に係る建設工事の工期が遅延することにより公共の福祉に著しい障害を及ぼすおそれのある場合に限定して配慮することとするとともに、勧告または命令を行うに当たっては、生活環境の保全に十分留意しつつ、当該建設工事の実施に著しい支障を生じないよう配慮しな……
○葉梨委員長代理 首都高速道路公団三宅参考人、何か御発言ございませんか。
【次の発言】 次に、木下元二君。
○葉梨委員長代理 次に、厚生関係の基本施策に関する件について質疑を許します。瀬野栄次郎君。
【次の発言】 間もなく大臣が参りますので、じゃ、しばらくお待ちください。
○葉梨委員長代理 和田君。
○葉梨委員長代理 次に、和田貞夫君。
○葉梨委員長代理 次に、阿部未喜男君。
○葉梨政府委員 お答え申し上げます。 昭和四十六年の賃金構造基本統計調査によりますと、同年六月におきます国鉄の男子労働者の所定内賃金は七万三百円でございまして、これは規模千人以上の製造業の男子労働者の所定内賃金七万三千百円と比較をいたしまして約四%低くなっております。 さらにかりに製造業の年齢別の労働者構成を国有鉄道の年齢別構成に合わせて計算いたしますとこれがいま先生がおっしゃいましたラスパイレス方式でございますが、製造業の賃金は八万六千七百円となりまして、国鉄を約二二%上回ることになります。しかし国鉄の場合には、調査時期の六月までには同年のベースアップ分七千七百八十五円及び定昇分千九百九……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。