松本善明 衆議院議員
33期国会発言一覧

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松本善明[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは松本善明衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

松本善明[衆]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 衆議院本会議 第19号(1975/05/06、33期、日本共産党・革新共同)

○松本善明君 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました核兵器の不拡散に関する条約の批准承認案件について、総理並びに外務大臣に質問をいたします。  日本共産党は、この核防条約につきまして、当初から、そこに含まれていた問題点の重大さを一貫して指摘をし、批准反対の態度をとってまいりました。日本政府による調印、そしてこの条約の発効から、すでに満五年の歳月が経過しましたが、この間の核兵器問題をめぐる内外の諸経過は、わが党の批判の的確さを一層明らかにしていると考えるものであります。  一体、核防条約の本質的性格はどのようなものでありましょうか。  第一に、核防条約は、新しい核……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第8号(1975/10/24、33期、日本共産党・革新共同)

○松本善明君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、議院運営委員長田澤吉郎君解任決議案に賛成の討論を行うものであります。(拍手)  議院運営委員長田澤吉郎君は、昨日から本日にかけて、わが党を初め野党の反対を押し切って、議題さえない本会議の設定を行い、その本会議の開会を強行したのであります。その行為は、国権の最高機関である国会の秩序を乱し、その民主的運営を踏みにじる不当不法をあえて犯したものであるばかりではなく、この本会議で政府・自民党が画策する値上げ三法案の成立に手をかし、加担したものであります。(拍手)  そもそも、酒、たばこ、郵便料金の値上げ問題は、深刻な不況、インフレ対策が強く求められて……

松本善明[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

松本善明[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 商工委員会 第30号(1973/06/15、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 私は、通産大臣のいわゆる王制発言というのが国務大臣としての政治姿勢の問題としてたいへん重要な問題だと思いますので、また、だからこそ通産大臣は遺憾の意を表されたのだと思いますので、その点について若干お聞きをしたいと思います。  イランは、イラン憲法によりますと、国務大臣の任免を含む行政権は国王が行使をし、法律の制定には国王の署名が条件となっております。また、陸海空軍の最高指揮権は国王に属し、宣戦、講和も国王の権限となっております。国王は絶対的な権限を持っておって、明治憲法のもとでの天皇が統治権の総攬者として立法、司法、行政の権限を掌握をし、陸海軍の統帥権、宣戦、講和の権限を持っ……

第71回国会 予算委員会 第5号(1973/02/03、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 昨日、わが党の不破議員の質問に対して、ベトナム問題についての政府の考え方が、アメリカのいうことをうのみにしておる、あるいはそれすらも十分研究してないということがずいぶん明らかになりましたけれども、この際私は、ベトナムの問題について若干さらにお聞きをしておきたいと思います。  昨日の答弁の中で政府は、アメリカのベトナム民主共和国に対する武力攻撃を正当化するものとして、トンキン湾事件の例を持ち出しました。しかし、このトンキン湾事件につきましては、アメリカの上院外交委員会が七〇年の四月十日に全会一致で、いわゆるトンキン湾決議、一九六四年にニクソン大統領に武装勢力の使用を含めた一切の……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 外務委員会 第4号(1974/02/14、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 三木副総理にいろいろ伺いたいのでありますが、中東へ行かれましてこれからの石油のいろいろな事情についても考えてこられたと思いますが、私はまず最初に、中東での国有化問題についての副総理のお考えをお聞きしておきたいと思うのです。  二月の十一日にもリビアはアメリカ系の三社を国有化いたしましたし、それから一月の三十一日にはクウェートがブリティッシュペトロリアムとガルフォイル、これの六〇%の資本参加協定に調印をするというようなことで、いまでも国有化の波というものはどんどん進んでいるというふうに私は思うわけです。これは現在だけでなくて、ずっと前からのことであると思いますけれども、ますます……

第72回国会 外務委員会 第5号(1974/02/20、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 最初に、天皇訪米問題について、先ほど外務大臣が言われた点について少しお聞きしておきたいと思います。  天皇訪米問題については部内で検討して慎重に処理したい、この訪米時期は白紙である、希望するという以外には具体的な申し合わせばないという趣旨のことは答えられましたけれども、私はここではっきりお聞きしておきたいのは、天皇訪米問題についてはアメリカのほうから訪問をしてほしいという希望が表明されたという段階ですか、それとも訪米計画というものはすでにあるのか、受諾をしているのか、その点をはっきりしておいていただきたい。
【次の発言】 私の問いに明確にお答えいただきたいのですが、天皇の訪米……

第72回国会 外務委員会 第6号(1974/02/22、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 外務大臣に若干伺いたいのでありますが、天然資源に関する国連総会の問題でいまも議論がありましたが、私は前回の議論からずっと聞いておりまして、外務省の態度が非常に場当たりといいますか、しっかりした考え方が出ていないのじゃないかということを感ずるわけです。私は、前々回ですか、国連資源総会について見通しを、三木外務大臣代理が出られましたときに聞きましたときには、はっきり見通しを言われなかった。にもかかわらずその日に日本政府は、これに賛成をするということをそのあとで発表しておる。ここで議論になっているときには何も言えなくて、そのあとできまったのか、あるいはそのときどきでここで問題になっ……

第72回国会 外務委員会 第7号(1974/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 ベトナム民主共和国との国交が昨年樹立されて以来の大使館設置問題について、外務大臣に外務省当局のお話を伺いたいと思っております。  これは国交が樹立をされたので、当然早急に大使館を設置して、外交関係が密接にいくようにすべきだと思いますが、この基本方針について、まず外務大臣にお伺いしたいと思います。
【次の発言】 現在ベトナム民主共和国への大使館の設置については、いつごろまでにどのくらいの規模のものをつくるという考えでおられるか、お話しいただきたいと思います。
【次の発言】 その法案は今国会にはどうするつもりですか。
【次の発言】 それでは、もう一つお聞きしたいのは、ベトナムから……

第72回国会 外務委員会 第8号(1974/03/04、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 両参考人に簡単に、若干お伺いしたいと思うのでありますが、この外交案件につきましては、一般論よりも一つ一つの案件が国会にかけられるかどうか、そのときに妥当であるかどうかということがかなり論じられるものではないかというふうに思いますが、私は外交の基本路線が一致をしておる場合には、そういう案件の場合には外交上の、外交事務の機動性というようなことを理由にある程度国会にかけることが省かれるということもあり得ると思うのですけれども、外交の基本路線に基本的な対立が国内にあるような性質のもの、そういうものは原則としてやはり国会にかけていくというふうにするのが外交の民主化のために必要ではないか……

第72回国会 外務委員会 第9号(1974/03/06、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 この条約締結がされても、国の保護、政策がちゃんとなされていなければならないということはいままでも論じられているわけですけれども、鳥類保護についての現状を日本政府としてはどういうふうに考えているのか、それをまず初めに伺いたいと思います。それからついでに、それについてどういう対策をとろうとしているかということを伺いたいと思います。
【次の発言】 いま自然環境保全法についての話もありましたが、その話もしますが、まず私が伺いたいのは、鳥類の保護がうまくいっているのかどうかということについて聞きたいと思うのです。
【次の発言】 いまも干がたの話が出ましたけれども、海辺の千がたの開発、埋……

第72回国会 外務委員会 第10号(1974/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 外務大臣に渡り鳥条約についてお聞きする前に、一言環境庁に聞いておきたいのですが、それは鳥獣保護に必要なことは干がたの保護だということについてはもう言うまでもないわけですが、前回も少しお聞きしましたけれども、その保護について具体的にやっておることがあるのかどうか。地域を指定したりして保護している点があるかどうか、それを聞きたいと思います。
【次の発言】 その四カ所というのはどことどこであるかということ。  それからもう一つは、それは開発区域などが近くにないかどうか、それもついでに。
【次の発言】 大臣に伺いますが、いま聞きましたが、干がたの保護についてなされている地域もごく限ら……

第72回国会 外務委員会 第12号(1974/03/20、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 二重課税の回避に関する条約は、わが党はずっと一貫して反対をしてきたのですが、いまの時点に来ますとさらに重要性を加えているように思います。これは突っ込んだ政策論争がやはり必要なんで、外務大臣出席の機会にあらためてやりたいと思いますが、きょうは事務当局に、そのための下準備というような質問を少ししていこうと思います。  条約そのものについて伺う前に、いまの時点で、企業の海外活動というのが非常に盛んになってきておる、こういう状況のもとで、企業が海外での活動を利用して税金を免れるといいますか、そういうことがいろいろな形でやられる。タックスヘブン、税金天国ということばも生まれておるわけで……

第72回国会 外務委員会 第13号(1974/03/22、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 最初に、チリの債権国会議のことについて若干伺いたいと思います。  三月末にパリクラブといわれる債権国会議が開かれることになっているということでありますが、いまチリの軍事独裁政権の非人道的な態度というのは、国連でも非常に重要な問題になっておるし、方々から非難が出ております。チリのキリスト教民主党も非民主的行為と政党活動の弾圧をしたということについての抗議の声明を発表をしておりますし、それからイギリスの労働党政権は、イギリスの軍艦がチリを親善訪問をすることを取りやめることにしたということでありますし、このチリの債権国会議でも、返済条件をゆるめる問題についてはチリの軍事政権が人権を……

第72回国会 外務委員会 第14号(1974/03/27、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 相模補給廠で戦車その他の戦闘車両の修理が行なわれ、そしてそれが深夜荷台にほろをかけて搬出をされる、そして横浜港のノースピアからさらに海外に搬出をされている、こういうことがたびたびいまでも報道をされております。この問題について、外務省に若干の質問をしたいと思うのでありますが、ことしになってからの戦闘車両の相模補給廠での修理台数、それから搬出入の状況、それから横浜港からの搬出状況、こういうことについて御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 この戦闘車両がどこへ行っておるかという問題でありますが、この戦闘車両がどういう船によって搬出され、どこに行っておるかということは外務省……

第72回国会 外務委員会 第15号(1974/03/28、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 日中貿易協定について、若干質問をしたいと思います。  中国との国交回復が行なわれて以来の実務的な諸協定、貿易協定のみならず、全体が大体どういうふうに進んでおり、それから見通しとしてはどうなっていくのか、この点についてまず御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 海運協定、漁業協定それ自身での問題点があれば御説明をいただきたい、こういう点が問題になるんじゃないかというようなことがあれば。といいますのは、航空協定が結ばれればとんとんといくという見通しであるのかということです。
【次の発言】 海運協定、漁業協定以外で、いままでやった取りきめあるいはこれからやるという予定のもの……

第72回国会 外務委員会 第21号(1974/04/27、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 日中航空協定の締結は、わが党もこれを歓迎するものであります。いま同僚委員が質問をいたしましたけれども、今後の日中関係についてもう少しお聞きしておきたいと思います。  平和条約の締結について、外務大臣はまだ時期は見当がつかないということを言われましたけれども、漁業協定は五月中旬からということでありますし、それから海運協定も締結が近いということであります。当然に平和条約締結の日程にならざるを得ないというふうに思うわけであります。これについてはどのくらいのことを時期的なめどとして考えておやりになろうと思っているか、その点について伺いたいと思います。

第72回国会 外務委員会 第23号(1974/05/08、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 国際協力事業団法案に関係して、まず対外援助についての根本的な考え方を外務大臣に少し伺っておきたいと思うわけであります。  第一に私が伺いたいのは、わが国の対外援助の基本方針とアメリカの対外政策との関係であります。これを一般的に外務大臣はどのようにお考えになっておられるか、伺いたいと思います。
【次の発言】 少し古くなりますが、一九六九年の佐藤・ニクソン共同声明で「日本経済の成長に応じて、そのアジアに対する援助計画の拡大と改善を図る意向である」ということを総理が述べて、それから「総理大臣と大統領は、ヴェトナム戦後におけるヴェトナムその他の東南アジアの地域の復興を大規模に進める必……

第72回国会 外務委員会 第24号(1974/05/10、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 外務大臣に若干確認の質問ですが、海外移住事業団や海外技術協力事業団で働いている人たちの問題、先ほども御質問があったわけですけれども、これについては労働条件その他は引き継ぐというのが外務省としての方針だ、こういうふうにお聞きしていいわけですか。―聞いていましたから、先ほどの答弁の繰り返しというよりは、外務省としての方針を聞かしてほしいわけです。
【次の発言】 労働条件を含めて考えている、こういうことですね。労働条件が全部引き継ぐということを考えているということですね。
【次の発言】 だから、それでお聞きしたいわけですが、公正、妥当ということは、労働条件その他については引き継いで……

第72回国会 外務委員会 第25号(1974/05/15、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 まず、ECの代表部を設置するということになりました経過をお話し願いたいと思います。
【次の発言】 EC代表部の仕事とEC加盟諸国の外交代表部の仕事との違いはどういうことになるか、その点を説明願いたいと思います。
【次の発言】 わが党としては、ECがヨーロッパの帝国主義諸国の同盟であるという点では批判的な見解を持っているわけですけれども、代表部を設置をするということ、そしてそれが日本で活動するということについては賛成だということを言って私の質問を終わります。
【次の発言】 私は、日本共産党・革新共同を代表して、ただいま議題となりました二つの租税条約の締結に反対の態度を表明いたし……

第72回国会 外務委員会 第27号(1974/05/21、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 ベルヌ条約について伺いますが、この条約の七条の一項には「条約によって許与される保護期間は、著作者の生存の間及びその死後五十年とする。」ということが規定されております。ところが、写真の著作物については、国内の著作権法五十五条によりますと、その著作物の公表後五十年となっておるわけです。それから映画についても公表後五十年ということになっておる。  これはどういうわけで写真と映画についてだけこういう差別がなされているのか。これはやはり条約がいっているように、死後五十年というふうに変えるのが妥当ではないかというふうに考えるわけですけれども、この点については文化庁はどう考えているか、伺い……

第72回国会 外務委員会 第28号(1974/05/24、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 この事件は、学生運動の幹部と会った、デモの計画を聞いた、デモの写真をとったというのは、これは客観的に見ればまさに取材活動であって、本人の取材目的であったということをまさに裏づけることであると思うのです。そういう取材活動が、こういう形で死刑を含む大統領緊急措置四号によって弾圧をされておるということは、単にいま逮捕されておる二人の学生諸君の――学生といわれていますけれども、実際はフリーのジャーナリストだと思うのですが、その二人の学生だけでなく、韓国で活動しておる日本人の記者諸君すべての運命にかかわる重大な問題だというふうに考えています。  外務大臣、この問題が在韓日本人の記者諸君……

第72回国会 予算委員会 第3号(1973/12/07、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 政府は、いまの見解のように、いまの状態をインフレと認めることをどうしてもやりません。しかし、国民のほとんどが悪性インフレの状態になっている、ほんとうに切実な状態になっていると感じております。  ある乳児院の話でありますけれども、昨年までは、二十度以上、二十四時間暖房をやっていた。ところが、ことしになりますと、十度以下になっても暖房を入れられない、あるいは、先月までは授乳時に牛乳を朝晩やっていたけれども、いまは一本に減らしている、あるいは、おやつのプリンを、牛乳で固めるのじゃなくて、水で固めている、こういう事態が起こっておるわけです。それはもうあらゆる階層です。いまの例は一つの……

第72回国会 予算委員会 第9号(1974/02/01、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 午前中、総理の本会議での発言の問題で若干の質疑が行なわれましたけれども、これについて、私はもうちょっとはっきりしておかなければならぬ点があるかと思うので、若干聞きたいと思います。  総理の言われた趣旨は、朝鮮や台湾の問題を引用したのは、心と心の触れ合いが大切であり、そういうことを今後の国際活動でやらなければならぬ、こういうふうな趣旨で言われたのかというふうに思いますけれども、総理は、そうすると、朝鮮で戦前に行なわれました小学校教育はよかったのだ、こういうふうに考えておられるということでありますか。
【次の発言】 しかし、先ほどの発言では、小学校の先生が心から尊敬と愛情を受けて……

第72回国会 予算委員会 第14号(1974/02/07、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 前回、私が質問をいたしました自衛隊の精神教育の問題について、防衛庁長官は、点検をして、予算委員会に報告をするということを述べられましたけれども、結果はどうでありますか。
【次の発言】 いま次官通達と言われましたけれども、私がこの文書について、事前に説明を受けましたときには、口頭で伝達をしたということで伺っておりますが、これはどのように伝達をされたか、お話をいただきたい。
【次の発言】 そうすると、結局口頭で伝えたということでありますか。
【次の発言】 いま防衛庁長官が言われましたその通達についての点検期間ですね。この点検の期間をきめて、そして実施結果を報告するということになっ……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 外務委員会 第2号(1974/08/02、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 OTHについてまとめて伺いますが、まず第一に、四十二年に通報があったということについての通報内容、アメリカ軍からどういうものとして通報があったかということが第一点。  それからOTHをどういうものとして政府は認識をしているか。またそれの指揮系統について伺いたいのでありますが、簡明にするために伺いますが、OTHを扱っております第十四通信中隊というものは、アメリカ空軍航空宇宙防衛空軍、ADCといっておりますが、その空軍の所属の通信隊で、言うならばアメリカ本土の防衛軍の一部であると思います。そのとおりであるかどうか。  それからOTHは一CBMを早期に探知してABMを発射するための……

第73回国会 外務委員会 第3号(1974/09/05、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 外務大臣に、先ほどからの質疑で朝鮮外交の根本問題がいろいろな立場から論議をされておりますが、そういう時期にいま当面をしていると思いますので、私もこの点について若干の質疑をこの際行ないたいと思います。  まず第一に、一九六九年の日米共同声明につきまして田中議員や石原議員が再々にわたって質問をされましたけれども、それについて外務大臣は、国際情勢が一九六九年から変わっているということを述べられて、この解釈が変わってくるということを答弁されたというふうに思います。  ところで、一九五〇年の国連決議、いわゆる朝鮮非難決議からは二十年たっているわけです。あの当時と比べますと、国際情勢はた……

第73回国会 外務委員会 第4号(1974/10/14、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 外務大臣に質問いたしますが、いままでのこの委員会での討議を聞いておりますと、外務大臣はインガソル国務長官代理の見解を唯一のよりどころにして答弁をされましたけれども、これはラロック氏の名前すらあげていない。ラロック氏が私人の立場で答えているということについては、これはわざわざ聞かなくてもあたりまえです。政府の代表でないということも、これもあたりまえです。これはラロック氏の証言の信憑性を何ら傷つけるものではありません。  しかもいま問題になっておりますのは、日本に戦術核が置かれているという問題です。七二年のレアード国防報告以来、戦域核戦争というものが強調され、戦術核が非常に重視さ……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 外務委員会 第1号(1974/12/19、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 著作権の保護に関するベルヌ条約について質問いたしますが、条約によりますと、著作権の保護期間については制作のときから二十五年よりも短くてはならないというふうになっているわけですが、わが国の著作権法では、公表後五十年とされているわけです。条約の保護期間は十分ではないというふうに思いますが、政府は写真の著作物の保護期間についてどういう態度で臨んでいくのか、この点についての政府の考え方をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 そうすると、国際的にそれを長くしていくという方向に働きかけていくという考えはありませんか。
【次の発言】 映画の著作物の著作権の帰属の問題でございますけれども、……

第74回国会 外務委員会 第2号(1974/12/24、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 私は韓国問題について若干伺いたいと思うのですが、外務大臣が就任以来いろいろ新聞で語っておられますが、十二月二十一日の朝日新聞によりますと、日韓問題について金大中事件以後、木村前外務大臣が言われた二との反対をやる。「木村さんが積極的なことをいってくれたから、私は逆のことがやれるわけだ。」というふうに言われているということが報道をされております。この真意を聞きたいわけでありますが、木村前外務大臣がやられた積極的なことというのは一体どういうことなのか、そしてその逆のことをやられるというのは一体どういうことなのかということを御説明いただきたいと思います。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 外務委員会 第22号(1975/06/13、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 核防条約について若干の質疑をしたいと思いますが、外務大臣にまず伺いますが、この条約は今後二十年にわたって日本の国民を拘束をすることになるわけでありますが、現在のことだけではなくて、そういう将来にわたっての日本の国民の利益を慎重に考えて締結をされたのかどうか、その点についてどういうような考え方でおやりになったか、まず伺いたいと思います。
【次の発言】 外務大臣がキッシンジャー国務長官との会談で合意された中にもありますし、自民党の六項目の要求の中にもありますが、安保の長期堅持ということがあります。この安保条約の長期堅持ということと、この核防条約との関係についてキッシンジャー国務長……

第75回国会 外務委員会 第24号(1975/06/18、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 この核防条約といいますのは、日本をアメリカの核のかさにますます深く縛りつけていくということにもなりますし、それから、いま御存じのように、国際情勢がインドシナの完全解放ということを迎えまして非常に大きく変わっている。こういう中で安保条約の運用がどういうふうになされるかということは、日本の国民にとっては重大な関心事でありますし、核防条約については不可欠の審議事項であります。そういうことで、私は若干この安保条約の運用その他について伺いたいと思います。  いま同僚委員との質疑の中で出ました、安保条約五条の場合に公海、公空上に自衛隊が出ていくという問題でありますが、これは岸総理大臣が答……

第75回国会 外務委員会 第30号(1975/08/22、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 今回の三木首相の訪米と共同声明、共同新聞発表について引き続いて質問したいと思います。  韓国条項の問題について、いままでの質疑を前提としてお聞きしたいと思うわけですが、これは、六九年の共同声明と比べるならば、明らかに拡大である。その点では、韓国の安全が東アジアの安全にかかわるように日本政府も認めるということになっている点で、この点は明白だと思いますし、この東アジアの範囲が、先ほどのアメリカ局長のお話で言うなれば、極東の範囲よりもはるかに広いということになるわけです。これは、この共同新聞発表の機会に、アメリカのアジアにおける諸条約、米韓条約にとどまらず、米台条約あるいは米比条約……

第75回国会 予算委員会 第20号(1975/03/01、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 きょうこの委員会では、核問題についてのいろいろの議論がありましたが、午後の冒頭の質疑での最後に委員長が発言されたことは、大変興味のあることであります。それは予算委員長自身が、政府の言うことを聞いていてもわからぬ、しかもこういう事態をこのまま続けるわけにはいかないのだということを、立法府の予算委員長として発言をされたわけであります。これは、いまわが国の核論議というものが、ラロック証言後新たな段階に達しているということの事態の反映であります。  いままで政府は、安保条約があって事前協議がかかるから、日本に核を持ち込まれることはないとか、アメリカを信頼する以外にないとか、きょうも三……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 外務委員会 第2号(1975/11/12、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 首脳会議に明日出席をされますので、私もこの問題についてお聞きしたいわけですが、事柄の性質上、若干重複するところもあるかもしれませんけれども、お答えをいだきたいと思います。  まず最初に私が伺いたいのは、このような会議が開かれるようになったことについて、世界の経済情勢を宮澤外務大臣はどうお考えかという点であります。それは、キッシンジャー国務長官も昨年の十一月に、アメリカを中心とする資本主義体制の危機を認めております。エネルギー支配の危機でありますとかあるいはは通貨体制の危機、こういうものが起こってきて、各国ともいまインフレと不況で悩んでいる。日本はもっと非常に激しい状態にある。……

第76回国会 外務委員会 第3号(1975/11/19、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 六カ国首脳会議については、私どもは帝国主義諸国の世界支配が大きな脅威に立たされているという中でのこれに対処するものであるということを指摘をしてまいりました。この会議が行われた結果はやはり私たちの主張どおりだと思っているわけですが、この政治的なねらいの問題をちょっと伺いたいと思うわけです。  私どもは、これは各国の革新勢力あるいは発展途上国、社会主義国に対して、共同して対処するという方向のものであるというふうに考え、それを指摘をしてきましたけれども、この宣言の中で経済的な問題だけではなくて政治的な――終わりの方でありますけれども、経済的な関係だけではなくて、これを基礎にする協力……

第76回国会 外務委員会 第7号(1975/12/17、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 三木外務大臣代理に伺いますが、外務大臣代理は同時に総理を兼ねてもおられますから、日米安保条約の運用、特に軍事協議の問題についての大きな観点からの、どういうふうにしていくつもりなのかということを少し伺いたいと思うわけであります。  このフォード大統領が発表しました新太平洋ドクトリンでも、日本との協力関係というのがアメリカの戦略の柱に位置づけられておりますし、それから三木・フォード会談でも、安保条約の効果的な運用ということを非常に強調し、日米軍事協議機関ができてきた。この日米共同作戦ということが公然と語られるようになったということは、いまの時点の新しいことであり、国民は非常に不安……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 この十月十一日の日本共産党の本部襲撃事件といいますのは、政党の本部に対する襲撃であります。そうしてしかも、私がきょう取り上げますのは、いま私たちの党の機関紙であります赤旗が、小佐野賢治氏、田中前首相の盟友というふうに言われておる、この人の、「日本の黒幕」ということでキャンペーンをやっておりますが、それとの関係で暴力事件が起こっているという有力な疑いが出てきております。その点についてお聞きしようと思うわけでありますが、もう一度総理にお聞きしたいのは、こういう政党本部が襲撃をされるということは、政党政治、議会制民主主義の根幹にかかわりますし、それから、政党の機関紙がキャンペーンを……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第12号(1976/06/30、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 捜査当局に若干聞いた上で、運輸大臣その他に聞きたいと思います。  児玉の強制捜査の問題がいま論議をされておりますが、法務省に伺いたいのは、いまのままで、任意捜査で児玉自身について効果を上げるという自信があるのかどうか、逃亡、罪証隠滅のおそれの問題についてどう考えているのか、伺いたいと思います。
【次の発言】 ちょっと、罪証隠滅のおそれがあるかどうか、それから任意捜査で効果が上げられると思っておるかどうか、この点について端的にお答え願いたい。
【次の発言】 この児玉譽士夫はこのロッキード事件では中心的な役割りを果たしている、これはもう明らかであります。これは少なくも周囲と隔離を……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第18号(1976/07/28、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 総理に伺いますが、昨日田中角榮が逮捕されました。この総理までやったという政治家がいまは賄賂の代名詞ということで子供までが知っている。このピーナツを食べていた、これが明らかになって、しかも逮捕をされるまで国民をだましていたということになるわけであります。これは重大な問題だと思います。この責任はきわめて大きくて、私は日本の国民の顔にどろを塗ったような、そういう問題であろうかと思います。総理の所属する自民党の前総裁でありました。  私は、総理は、こういう場合でありますから、いかなる私情にもとらわれないで、断固としてこの刑事責任を徹底的に追及するというのが国民から負託をされた使命であ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第21号(1976/08/11、33期、日本共産党・革新共同)【政府役職】

○松本説明員 当時の八月二十二日の新聞に、いまおっしゃいましたように、閣議後の記者会見の談として、当時の運輸大臣が、四十七年度契約として、大型機は未定であるが、これらを含む新型機、在来機の計十六機約二億ドル云々と、こういう発言をいたしております。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第26号(1976/08/26、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、野党四党提案の動議に賛成の討論を行います。  中曽根康弘証人につきましては、昭和四十七年七月から九月、いわゆる箱根会談からハワイ会談にかけて問題になったいわゆる緊急輸入品目に民間航空機を入れた経緯に通産大臣としてどうかかわっていたか、またはPXL国産化白紙還元についての疑惑もあり、コーチャン回想録の発表などによっても疑惑はますます深まっております。  またロッキード事件の解明の残された重要部分であります児玉、小佐野ルートの解明のためにも、この証人喚問は不可欠であります。  また、田中角榮証人につきましては、このロッキード事件の中心人物であ……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第28号(1976/09/02、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 いま東中委員の質問でありました小佐野の偽証の捜査について、午後の冒頭に調べた上で法務省から報告をしていただきたい。これを委員長から御指示をいただきたい、こう思います。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第29号(1976/09/08、33期、日本共産党・革新共同)【政府役職】

○松本説明員 航空法上の手続といたしましては、定款の変更について逐一承知をしなければならぬ立場にございませんが、先生おっしゃったその時期と内容とが合っているのかどうか、ちょっと私ははっきり現在記憶はございませんけれども、確かにそういう変更があった事実はございます。たしか航空機のリース業みたいなものを入れたのが、おっしゃるのであるとすれば、そういう事実はございます。

第77回国会 外務委員会 第4号(1976/04/23、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 核防条約についての審議でありますが、この核問題についての論議はわが国の国会ではほとんど核持ち込みの問題に集中をしている。いま宮澤外務大臣や三木総理大臣は、非核三原則と事前協議の制度があるから国民は心配してないというような主張を得々と述べられましたけれども、いままでの国会論議はすべてこの問題に集中をしております。核部隊の存在でありますとか、あるいは核の持ち込みについての証拠を挙げての質問でありますとか、あるいはラロック証言後の事態でありますとか、あるいはその中では、宮澤外務大臣は米軍は核と共存をしているということも言われる。こういう中で論議が進められてきて、約七〇%の国民は核の……

第77回国会 外務委員会 第5号(1976/04/27、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 私は、日本共産党・革新共同を代表して、核兵器の不拡散に関する条約に反対の討論を行います。  本条約に反対する第一の理由は、この条約が現在の核保有国の核軍備を何ら制限、縮小しようとせず、アメリカを初めとする核保有国による核独占体制を合理化するものとなっている点にあります。  本条約第六条において、核保有国の核軍備拡大の制限について締約国の交渉がうたわれていますが、条約発効後五年の間に、米ソの核ミサイル弾頭が約三倍になっていることで明らかなように、米ソを中心とした核軍拡競争の際限ない拡大が行われており、第六条が全くの空約束であることを証明をしております。  第二の理由は、アメリカ……

第77回国会 外務委員会 第7号(1976/05/12、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 外務大臣に伺いたいと思いますが、三月十七日にアメリカの国務省の前韓国部長でありますドナルド・レイナード氏が、アメリカの下院の外交委員会の国際機関小委員会の聴聞会で、金大中氏の誘拐はKCIAによってなされたんだという証言をいたしました。この証言は方々で出ておりますが、外務大臣はこれをお読みになったことがありましょうか。
【次の発言】 これは、七〇年の初期から七四年の末まで国務省で韓国部長をしていた人が、アメリカと韓国の両国内における韓国の諜報活動を綿密に調査をして証言していることであります。そしてこの中身は、外務大臣もお読みになったということでありますが、KCIAのいろいろの不……

第77回国会 予算委員会 第7号(1976/02/04、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 私は外交、防衛問題について質問をします。  まず総理に伺いますが、ベトナムでアメリカがアメリカの史上初めてという敗北をしてからアメリカのアジア政策は新しい展開をしております。フォード大統領の新太平洋ドクトリンでも、それからラムズフェルド国防長官の国防報告でも、日本の位置づけは非常に高くて、国防報告では日米安保はアメリカの戦略の柱とまで言われております。朝鮮に焦点を当てた日米軍事同盟が強化をされ、米日韓軍事一体化が進められておりまして、安保の問題は朝鮮問題と結びつきまして現在日本の国民の平和と安全に関しては最も重大な問題になっていると思います。この問題について三木総理初め関係大……

第77回国会 予算委員会 第17号(1976/02/26、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 このロッキード疑獄の問題というのは、先ほどから論じられておりますように、戦後のどの黒い霧と比べても上回るような深刻な疑獄事件でございます。そして、この問題の徹底的な解明ということを三木総理は言っておられますが、三木総理のその姿勢が、自民党総裁としてまた総理大臣としての三木総理の姿勢がこの徹底解明には重大な影響を及ぼすというふうに私は考えますので、その三木総理に特に伺いたいと思うのであります。  最初に、まず総理は、この証人喚問が本委員会で二日間行われましたけれども、この二日間の証人喚問の結果を聞かれて、疑惑が解明されるという方向に行ったのか、それとも疑惑が深まったという方向に……

第77回国会 予算委員会 第18号(1976/02/27、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 二月の四日の本委員会で、航空自衛隊のレーダーを米軍が使って攻撃的な空対空訓練計画をやっているという問題を問題にいたしました。このバーナム中佐のガリガン米第五空軍司令官に対する報告については、防衛庁ないし外務省で調査をされたか。どういう事情であったか。まず御報告をいただきたいと思います。
【次の発言】 航空自衛隊の要撃管制サイトのレーダーの能力を伺いたいのですが、航空性能で一体どのあたりまで届くのか、御答弁をいただきたい。
【次の発言】 そうすると、航空性能では朝鮮上空はもちろん覆うということになりますね。
【次の発言】 航空自衛隊のレーダーは沖繩も使うし、それから対馬も使うと……

第77回国会 予算委員会 第29号(1976/06/25、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 第一に、この国会での証人が偽証をするということは、これは国権の最高機関での証言の権威を傷つけるし、国会の権威を傷つけるものであります。これについては、やはり国会へ出てきては絶対にうそを言うことはできないというふうにすることが必要であるというふうに私たちは考えるわけであります。この国会での偽証についての捜査当局、法務省、検察当局の考え方、根本的な考え方についてまず伺いたいと思います。
【次の発言】 そうすると、この国会での偽証につきましては、国会で証言がされた場合にそれが偽証の疑いがあるかどうかということについては、告発の有無にかかわらずやはり厳重にこの問題については見ていく、……

第77回国会 予算委員会 第30号(1976/07/06、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 最初に、この国会における証言についての偽証ということによる逮捕の問題でありますが、国会での証言というものが絶対にうそを言ってはならぬものだということを国民にはっきりさせるという点では、私は、これはやはり厳重に捜査がなさるべきものであるというふうに考えますが、同時に、この国会の証人喚問というものが、ロッキード事件の真相解明、刑事責任の追及やそれから政治的、道義的責任の追及という点での真相解明に非常に役立っているというふうに、私も今度のことで思うわけです。この国政調査、国会における証人喚問とそれから捜査権の問題についての基本的な考え方を、改めてでありますが、法務大臣から伺いたいと……

第77回国会 予算委員会 第31号(1976/07/16、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 この偽証の捜査と当委員会における告発の問題は、国会で証言をする場合に一切うそを言わせないという点を確立をするという点で、ロッキード事件の真相解明と同時に、非常に重要なことであるというふうに私は思っております。それについて、きょうは檜山証人の問題をまずやりましたけれども、当委員会としては、ここで証言をした証人の偽証問題についても当然考えなければならないわけであります。この点につきましては、捜査当局が、この当委員会の判断のためには全面的に協力をさるべきであると思いますが、いかがでしょうか。
【次の発言】 そこで伺いますが、先ほど刑事課長の答弁にありましたが、確認のためでありますが……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1976/10/15、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 法務大臣に、私はまず、この中間報告は三木内閣の後退姿勢、ロッキード事件の幕引きということを顕著に示したものであると思います。先ほどの質疑の中でもそれが指摘をされましたが、たとえばこの中で、国会決議で、政府高官名を含む一切の未公開資料の提供を求める、これは国会決議に決まっていることであります。行政当局にしても、それから国会におきましてもこの趣旨を貫徹するということが義務であるにもかかわらず、これには一言も触れていないし、それから、この中間報告の目的については「公開された委員会において法務当局が開示できる最大限のものである。」読みましても、新しいことを発見をして、ああこうだったの……

第78回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第7号(1976/10/27、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)委員 鬼頭判事補のにせ電話事件も、これはロッキード事件の真相究明のために非常に重大な関係があると思いますが、きょうは時間も短いので、これは改めての機会にしたいと思います。  全日空の中間報告に関する簿外資金の問題から聞きたいのでありますが、先ほども質疑がありまして、簿外資金の内容について言わないということでありました。しかし、これは中間報告では簿外資金に順次二億五千三百万円を繰り入れたということになっております。この中で使途が明白になったのは五千七百五十万円ということでありますと、簿外資金に組み入れる前に幾らあって、そして現在幾らになっておるかということが明らかにならないと、果たし……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1974/03/07、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)分科員 法務大臣に伺いますが、刑務所の移転問題というのが各地に起こっております。これは刑務所が設置をされましたが、やはり明治のことでありますとか、かなり古くからの時代であるから、いまあのころと時代が非常に変わっておるために、当然のことであろうと思いますが、移転問題が問題になっておる刑務所というのは、一体全国でいまどのくらいあるか、法務省の事務当局のほうからお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 法務大臣に伺いたいのですが、三十庁も移転要求が出ておるということになりますと、これは国として、政府の政策として、刑務所の再配置というものをやはり全国的に考えなければならぬ時点にきておる……

第72回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1974/03/08、33期、日本共産党・革新共同)

○松本(善)分科員 自衛隊二十六万六千がどういう精神教育を受けているかということは、きわめて重大な問題であります。 国民の関心も非常に強い問題でありますので、私は予算委員会の総括質問で二度にわたって質問をしたわけでありますが、あらためて御質問をするについて、経過を簡単に言いながら質問をしたいと思うのです。  二月一日には私は精神教育について長官にこう聞きました。「過去の侵略戦争を肯定するような教育、明治憲法を賛美したり、教育勅語を教育理念とするような教育、あるいは現行憲法を否定し、現憲法を擁護する者を敵視するような教育、右翼テロだとか右翼団体を擁護するような教育、野党、持に自衛隊を違憲とすると……



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データ更新日:2023/02/05

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