岩垂寿喜男 衆議院議員
33期国会発言一覧

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このページでは岩垂寿喜男衆議院議員の33期(1972/12/10〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は33期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院33期)

岩垂寿喜男[衆]本会議発言(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 衆議院本会議 第28号(1973/04/19、33期、日本社会党)

○岩垂寿喜男君 日本社会党を代表いたしまして、いわゆる昭和四十六年度の地方財政白書と、それに関連する若干の問題について、総理並びに関係閣僚に質問をいたします。  昭和四十六年は、不況とドル・ショックによって、さなきだに慢性的赤字に悩んできた地方財政が、深刻な危機にさらされた年であります。  そこで、私は、この白書の中から指摘し得る二、三の特徴と問題点について、最初に触れておきたいと考えます。  まず、決算収支を見ますと、都道府県の実質収支が、全体として初めて赤字となり、単年度収支に至っては、四十五年の二十五億の赤字から、一挙に五百七十八億の赤字にふくれ上がっており、市町村、特に大都市の実質収支……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 衆議院本会議 第9号(1975/10/25、33期、日本社会党)

○岩垂寿喜男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま提案されました郵政大臣村上勇氏の不信任案について、あえて提出者に質問をいたします。  郵便法第一条は、「この法律は、郵便の役務をなるべく安い料金で、あまねく、公平に提供することによつて、公共の福祉を増進することを目的とする。」と規定しているのであります。もう一遍言います。「なるべく安い料金で、あまねく、公平に提供することによつて、公共の福祉を増進することを目的とする。」というわけであります。  今回の料金の値上げ、すなわち、はがき十円が二十円、封書二十円が五十円、第三種郵便物が五倍という、これまでに前例のない大幅な値上げが、いま私が指摘しまし……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 衆議院本会議 第13号(1976/04/22、33期、日本社会党)

○岩垂寿喜男君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました地方交付税法等の一部を改正する法律案並びに昭和五十一年度地方財政計画につき、現在、地方財政危機のもとで苦しめられている地方自治体と住民福祉の状況を具体的に指摘しつつ、三木総理と関係閣僚に対してその基本的姿勢を質問いたします。  すでに地方税財政制度の根本的改革を要求する声は、保守、革新のかきを越えて国民的な世論となっていることは御承知のとおりであります。政府は、この現実を踏まえて、この機会に国民の納得のできるような率直な御答弁をくださるよう、最初にお願いをしておきたいと思います。  不況下のインフレを契機とする地方財政危機は、……

岩垂寿喜男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院33期)

岩垂寿喜男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1973/02/23、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、経済審議会がさきに経済社会基本計画を政府に答申をいたしました。この経済社会基本計画がこれから閣議決定の手続をやると思うのですが、この中には、特に環境保全の問題あるいは公害対策の問題が具体的に指摘されていますが、この計画は、閣議決定をされると、田中内閣としては最初のやや中期的な経済政策、経済路線になると思うのであります。この基本計画について環境庁長官の見解を最初に承っておきたいと思います。
【次の発言】 従来の経済計画と比べますと、今度の経済計画の中に、計画期間中における目標水準が示されたということは、私は一歩前進だというふうに理解をいたします。特に、いま長官から指摘をされまし……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1973/03/13、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、最初に総量規制の問題について伺ってみたいと思います。  環境行政をつかさどる環境庁が、濃度規制、いわゆる個別の濃度規制から総量規制への移行を検討し始めてからかなり時間がたっています。大石長官以来ずっとその努力をなさってこられたと承っております。三木環境庁長官も、総量規制への移行について明らかな態度を示されました。かなり時間がたっておりますが、その総量規制に基づく環境容量の具体的な数値は、一体いつごろ、そしてまた何年計画というふうなプログラムでお進めになるのか。排水問題を含めて、この際伺っておきたいと思います。
【次の発言】 手法の開発をまってということでありますけれども、たと……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1973/03/27、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、私は実は二十年近く川崎に住んでいる市民でありまして、先ごろこの委員会が川崎市の公害状況を調査されるために、多くの委員が川崎市を訪れたことに対して感謝をしたいと思います。と申しますのは、あれだけの大人数の視察は実は珍しいわけでありまして、その視察の中から市民としては何かが生まれてくるだろう、何かが生まれることを期待をしながら見詰めています。その意味で、いま島本委員からもありましたけれども、千四百九十一名の公害病認定患者がいるわけでありますが、それらの認定患者を含めて、この視察の成果が生かされるように心から期待をしていることを最初に申し上げておきたいと思います。  最初に御質問……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第15号(1973/04/13、33期、日本社会党)【議会役職】

○岩垂委員長代理 この際、暫時休憩いたします。    午後一時一分休憩

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第37号(1973/07/12、33期、日本社会党)

○岩垂委員 一番最初に笠松先生にお伺いをしたいと思うのですが、認定疾病のワクを呼吸器四病から耳鼻咽喉とかそういうものに広げる必要があるように思うのです。特に最近の、私川崎なんですけれども、川崎などの調査によりますとそういう傾向が非常に強まっていますけれども、それらの問題についての御見解をこの機会に承っておきたいと思います。
【次の発言】 特に耳鼻咽喉だけでなしに眼科がふえているわけですね。これらもやはり同じようにお考えでございますか。
【次の発言】 同じくお伺いをしたいのですが、いまの地域指定の考え方なんですけれども、実は私の例をいいますと、線路一つ隔てて国の認定地域がありまして、片側は国では……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第39号(1973/07/17、33期、日本社会党)

○岩垂委員 環境庁長官に最初に二、三基本的な問題について伺っておきたいと思いますが、この補償制度というもの、法律のフレームについて最初に承っておきたいと思うのです。  言うまでもありませんが、これはいわゆる健康被害、とりわけ大気汚染ということに限られております。しかし問題が、前の質問者がいろいろな角度から御指摘をいただいたように、この法律案によってカバーされてないという、たとえば騒音とか振動とか土壌汚染とか食品とか薬品とかという問題があるわけでございますが、これらの被害をどういう形で今後補償していくべきかどうか、いわばこの法律のワク組みについて一つだけ承っておきたいと思うのであります。

第71回国会 地方行政委員会 第8号(1973/03/06、33期、日本社会党)

○岩垂委員 今回の地方税法の改正に関連をして、昨年の地方制度調査会の答申があるわけでありますが、その中に、特に「成長と福祉のかい離の解消」という問題が指摘されております。これらの問題に関連をして、今度の法案の討論の中で、あるいは法案に具体化する中で、どんな形になって具体化されているか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 税制を財政的措置のサイドから見ることも確かに必要でありますけれども、いまの国際的な日本の税体系の問題、とりわけ、実効税率の問題やら、あるいはまたコストの面から国際収支の均衡をはかっていく、そういうことなどから考えてみて、減税という問題についてもう一ぺん見直してみる……

第71回国会 地方行政委員会 第29号(1973/06/12、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私、あえて申し上げますが、いま自民党の島田先生が御質問をされた意味の中にはっきり明らかにされているわけですが、今度の地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案の中に、幾つかの問題点が含まれております。この辺は、もう大臣みずからもお認めになっていらっしゃるところだろうと思うのでありますが、いま御答弁をお伺いしていて感ずることは、公営というものと民営というものを非常に機械的に並べていらっしゃる。これはやはり問題だと思うのです。こういう見方をしていきますと、つまるところ、地方公営交通事業というものは成り立たないということになってしまうのではないかと思うのであります。とりわけ、率直……

第71回国会 地方行政委員会 第33号(1973/06/21、33期、日本社会党)

○岩垂委員 日本社会党を代表いたしまして、政府提案の地方公営交通事業の経営の健全化の促進に関する法律案に反対する立場を明らかにし、以下、その理由を述べたいと考えます。  現在の交通事業の世界的な趨勢は、これをいわゆる都市問題としてとらえ、具体的には、都市計画と結合して、交通の態様を優先して策定する傾向が強まりつつあることは周知のとおりであります。したがって、新しい市街地の開発にあたっては、相当長期の将来展望に立って交通計画が立てられることが西欧諸国では通例となっております。この長期的な都市計画に沿ってつくられる交通手段がいかに都市住民の生活を利しているかは、たとえば百三十年前につくられたパリの……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第10号(1974/03/15、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に干草参考人にお尋ねをいたしたいと思うのですが、最初のことばの中で、動力車労働組合の減速行動の効果についてお話をいただきました。たとえば、皆さんが自主測定をしたところによれば、八十五ないし九十ホンが減速で七十四ホンに落ちたということを承っております。あるいは昨年の二月に、実はこれは国鉄労働組合が――私は非常にこまかい資料を持っているのですが、やはり順法闘争の中で減速の効果を騒音との関係で調べております。  これによりますと、約十ホンほど減少しているし、振動も二分の一以下になっている。その他振動に起因する騒音の減少、風圧の減少などの効果も大きいという調査結果が実はこまかくあるわけ……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第21号(1974/05/07、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は最初に、この法案と北富士演習場の問題との関連について若干質問をしなければならないと思います。あと金丸委員が基地問題を中心にして質問をすることになっておりますから、私は、その経過について簡単に御質問をしたいと思うのですが、この法律案はいつごろから準備されてきたものか、環境庁に伺いたいと思います。
【次の発言】 一昨年の秋というのは、昭和四十七年の秋ということですね。
【次の発言】 政府はかねてから、この法律と北富士の演習場との関連性はないんだ、この法律をあらかじめ準備をしてきたやさきに、その問題が起こったんだというふうに、前後関係をかなりあいまいにして答弁をしておられるようであり……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第24号(1974/05/17、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、大臣がお見えですから、有名な五十一年規制の問題について、この機会に伺ってみたいと思うのであります。  先般の、公害の健康被害補償の法律が成立したときにも、満場一致で五十一年規制の確定を目ざすところの決議が附帯決議として成立いたしております。それは本院の意思であるだけでなくて、文字どおり国民の要求している課題だと思うのでありますが、その五十一年規制について、さまざまなキャンペーンが行なわれていることは、大臣も御存じのとおりであります。大手メーカーがほとんど例外なく、たとえばトヨタについていえば、暫定的に中間値を三、四年は延期してほしいという提案をしております。日産も技術的に不……

第72回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1974/05/22、33期、日本社会党)

○岩垂委員 大塩さんに最初にお伺いをしたいと思うのですが、総量規制の実施地域におけるいわば工場の立地規制みたいなもの、もっと正確に言うと、許可制というようなものを生かす必要があるのじゃないだろうかという意見があるわけであります。当然その場合にも地域住民の同意を得てということが前提になろうと思うのですが、その問題が、この法律の中に生かされていない点について生かすべきではないかという考え方があるわけでありますが、その点についていかがお考えかということを一点承っておきたいと思います。  二番目は、助川参考人にお伺いをいたしたいと思いますが、先ほど船舶のSO2のことを指摘されましたが、全体の中のどのく……

第72回国会 地方行政委員会 第16号(1974/03/19、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初にお尋ねをしたいと思うのですが、私が言うまでもないことなんですけれども、インフレーション、とりわけ大企業製品のいわゆる石油危機に名をかりた物価のつり上げというものが、日本経済及び国民生活に重大な影響を及ぼしていることはもう言うまでもないことであります。そこでは富めるものがますますばく大な利益を蓄積をし、一方で貧しい人たちが命と暮らしを切り詰める以外にその手段がないとう現実に追い詰められていることも、これはもう周知の事実であります。  このような貧富の差といいましょうか、社会的な不平等の拡大にあたって、税の公平の原則といいましょうか、いわゆる税の上での民主主義の貫徹をするためには……

第72回国会 地方行政委員会 第21号(1974/04/02、33期、日本社会党)

○岩垂委員 現在公共下水道事業を行なっている都市で、受益者負担金を徴収している都市の数や負担の金額あるいは負担者の数を実は承りたいと思うのです。  この問題は、いま全国でたいへん問題になっておることでありまして、とりわけ行政訴訟などの問題が各地で提起されている問題でありますので、私はこの機会に、この問題に限ってひとつ質問をしていきたいと思います。したがって、最初に都市の数、負担の金額と総額、それから負担者の数などについてお願いできますれば、要約でけっこうですから……。
【次の発言】 負担者の数、概数。
【次の発言】 概数でいいのですけれども、昭和四十七年度の八十五億の見当で、大体何人になるか教……

第72回国会 地方行政委員会 第38号(1974/05/24、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、去る春闘における日教組に対する地方公務員法違反容疑での捜査について質問をいたしたいと思います。  最初にお尋ねをしたいと思うのは、今日現在までに捜査個所は何カ所、任意出頭を求めた人数、これはできれば聞き込みをした人数を含めて延べどのくらいになるか。それに関連をして、動員された警察官の延べ人員について、これは必ずしも正確を期すわけにはいかないかもしれませんが、できるだけ詳細な人数をお教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 警察官の数……。
【次の発言】 これだけの捜査個所あるいは参考人を含めた人数、それから警察官の数はともかくとして、要するにこの種の事件としては空前の規模……


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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1974/08/21、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、いわゆる五十一年規制の問題を中心にして、特に環境庁を中心にしてお伺いをいたしたいと思うのですが、いま島本委員の御質問いただいたことのダブリはできるだけ避けまして、承ってまいりたいと思うのであります。  最初に承っておきたいのは、中公審の専門委員会に再審議を要請したという背景について、もう一ぺん私は長官の見解を承っておきたいと思うのです。  と申しますのは、かなり矛盾した言い方があるわけであります。片方では技術的にかなり困難だからやり直すのだという言い方がある。片方では人間の生命や、いまのお話の中にもありましたように、健康を守っていかなければならぬという至上命令がある。環境庁と……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)

○岩垂委員 各社の社長の皆さんが、お忙しいところを終日こうやっておつき合いをいただくことに感謝をしなければなりませんが、それだけ実は国民の生命と健康に関係のあることの問題である。同時に、それだけではなくて、国民各層が非常に関心を持っている課題でございますので、どうか今日までの企業の積極的な努力というものをさらに続けていただきたいと思うのでありますが、非常に残念なことに、伺う皆さんの御発言が、まさに異口同音でありまして、何かどこかで相談をしてきたのではないかというふうに思われるような感じがしてならないのであります。  時間的な余裕が今日までかなりあったと思うにもかかわらず、今日の段階で残念ながら……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1974/10/23、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、徳島県の阿南の橘湾地区の工業開発計画を環境庁がどの程度把握しておられるか、その承知しておられる範囲でお教えをいただきたいと思います。
【次の発言】 この地区における企業立地として問題になっているのは、いま局長が御答弁いただいた小勝島の住友重機械工業でありますが、そのほかに辰巳地区の大阪製鋼やあるいは住友商事のLPG基地などがあげられているわけです。これらについては、環境庁は把握をしておられるのかどうか承っておきたいと思います。
【次の発言】 いまみたいにたくさんの工業地帯をこの地域に誘致したいという動きの中で、小勝島を削って三百二十二ヘクタールの海面を埋め立てて、そこに住友重……

第73回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1974/11/22、33期、日本社会党)

○岩垂委員 質問する前に、私、ちょっと申し上げたいのですけれども、自民党はどなたもいらっしゃらないのであります。いま委員長からお話がありましたけれども、私はこういう形では、いま特に五十一年規制を含めて問題になっている、国民みんなが関心を持ち、心配をしている問題について、それは自民党総裁の事柄のほうが派閥としては大切かもしれませんけれども、私はそういう形では国民の期待にこたえることはできないと思うのであります。この意味で、たいへん恐縮ですが、私が質問を始めるのは、自民党の方がだれもいらっしゃらないところで始めるということを前例にしない、こういう前提で質問に入らしていただきたいと思うのであります。……

第73回国会 災害対策特別委員会 第2号(1974/08/01、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は最初に、本委員会の委員並びに政府関係者が横須賀の地域の現地調査にお見えになりまして、横須賀の市当局やあるいは罹災者の皆さんに直接会って、それらの人たちの要求を受けとめていただいたことに、この機会をかりてお礼を申し上げたいと思うのであります。  その際市民からも切実に要望されたこと、特に被災を受けてからまだなまなましい現場で、被害を受けた人たちの気持ちを受けとめながら皆さんが現地調査に参加されたことは、市民もたいへん関心を持っておりますし、それだけにその対策のすみやかなる実現、現地で要請されたさまざまな事柄に対する誠意ある回答を求めていることも申し添えておきたいと思うのであります……

第73回国会 災害対策特別委員会 第3号(1974/09/11、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、いま御報告をいただいた災害の中の、多摩川の問題について集中的に質問をいたしたいと思います。  亀岡建設大臣は、去る九日の参議院の建設委員会で、この多摩川の堤防の決壊事故というものについて、人災であると言われても抗弁する気にはならないという見解を示されました。これは自然に対する行政の甘さが招いた人災ではないかという社会党の沢田委員に対する答弁でありまして、この点について、最近の衆参両院の建設委員会で、すでに各党の委員からあらゆる見解、あらゆる立場から解明がされてまいりましたので、私はここで繰り返すつもりはありません。その認識を私たちが妥当に、そのように考えてよろしいかどうかとい……

第73回国会 地方行政委員会 第2号(1974/09/02、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、いま御報告をいただきました爆破事件について二、三質問を申し上げたいと思います。  おなくなりになった方々や負傷をなさった方々に心から弔意とお見舞いを申し上げたいと思います。  このような事件が再び起きないように、文字どおり、民主主義の社会におけるわれわれ国民全体の、いわばこの事件に対する見方というものをきちんと立てなければいけないのではないだろうかというふうに思います。いかなる事情があるにせよ、いかなる口実があるにせよ、このようなことが許されてはならないと思うわけであります。  そこで最初に伺いますけれども、過去ダイナマイトの盗難事件というのは何件ぐらいあったか、それからダ……


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第2号(1974/12/18、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に私は、柴田先生に伺いたいと思うのですが、東京都が住民と協力をして環状七号線の大気汚染状況について合同調査を行なったというふうに伺っておりますが、そのデータの中で一番NOxによる汚染値が高いのはどのくらいになっているか。そしてそれは環境基準の何倍ぐらいになっているかということ。それからこれはできますればでけっこうでありますが、東京都は従来から大気汚染状況を定期的に調査されてこられているというふうにも私は承っておりますので、そのデータの中で一番汚染値が高いのは一体どのくらいになっているか。それは固定発生源の問題もありますから、この際は、できれば自動車と考えられる地域でけっこうであ……

第74回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○岩垂委員 環境庁長官に最初にお伺いをいたしたいと思いますが、さっき君子豹変というおことばをお使いになりましたが、建設大臣としてきょうまで、日本のいわば、それが意識的であるかどうかは別として、環境破壊を含む開発、こういうことに実はお取り組みをいただいたわけでありますが、環境庁という役所が持っている性格について、この際見解を承っておきたいと思うのであります。  君子豹変はたいへん――そういうことばづかいも私はどうかと思うのですけれども、少なくても環境庁長官におなりになった際に、いままで建設行政の上で管掌してこられた事柄について、多くの反省を必要としなければならぬと思うのであります。とりわけ経済の……

第74回国会 地方行政委員会 第4号(1974/12/24、33期、日本社会党)

○岩垂委員 貴重な時間をたいへん申しわけないのですが、国家公安委員長というお立場でお答えをいただきたいと思うのですが、給与法が、そして補正予算が昨日成立をいたしまして、警視正以上の幹部警察官にはここ一両日中に給与改定の差額が支給されることに、国家公務員ですからなるわけであります。第一線で歳末警戒に全力をあげて努力をし、また同時に一連の爆弾事件などを含めてその解決に命をかけて、住民の安全を守るために日夜努力をしている警視以下の警察官、これがただいま申し上げましたような理由で給与改定差額は支給されないという事実を御存じでございましょうか。


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1975/02/14、33期、日本社会党)

○岩垂委員 家本さんのメモが社会に出たということは、私はいいことだと思うのです。結果的に国民に、中公審の討議の内容というものがまさに裸にされて、その実態が暴露されたと思うのです。ただ、あなたがそれを隠そうとしたことは余りよくないことだと思うし、その委員会の議事録を拝見すると、どうも家本委員会じゃないかと皮肉を言われるほどよく御発言をいただいている。しかし、そのことは、あなたの御商売の上での熱心さというふうに考えるとしても、国民のレベルで、つまり被害者の立場に立っている国民のレベルで、あなたが少なくとも、この委員会への参加というものについて想像力を持ち合わせてほしかった、このことを私はあなたに強……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1975/02/25、33期、日本社会党)

○岩垂委員 先輩がほとんど内容を質問していただきましたし、時間もたくさんいただきましたので、私は簡単に質問を申し上げたいと思うのであります。  今度の告示を見ますと、中公審答申というものが〇・二五より大幅に後退をしたという非難を受けるさなかに、さらに改めてその答申すら実質的に無にするような、いわゆる許容限度の大幅な緩和や、あるいは実施時期の実質一年延期というような形で、市民の健康に対する配慮というものが十分に生かされていない、こういうふうに批判をされているわけでございます。私はいまの段階でも、このような告示を再検討する、そういう手続の早急になされることを要求したいと思うわけでありますが、それら……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1975/05/16、33期、日本社会党)

○岩垂委員 楠本先生に、恐縮ですが、やや集中していろいろお教えをいただきたいと思うのですが、四十七年の十二月十九日の専門委員会の報告、つまり八十ホンが達成されないで今日に至っているという現状について、今回の専門委員会の議論の中では、一体どんな評価や、どんな反省をなさった経過があるかどうか。たとえば、国鉄に対する努力の経過などを含めて、専門委員会の中の議論にいろいろな意見があったと思うのですけれども、その模様を、お聞かせいただける範囲でお教えをいただきたいと思うのです。
【次の発言】 専門委員会の構成を最初に承っておきたいと思うのですが、まあ全体の九人のメンバーはともかくとしても、その中に国鉄の……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第12号(1975/06/05、33期、日本社会党)

○岩垂委員 一昨日、赤潮問題を中心にいたしまして参考人の意見を承って、大変、勉強させていただきました。赤潮が瀬戸内海だけではなくて東京湾にもあるいは伊勢湾にも発生をしているということ、とりわけ東京湾一円の赤潮の発生というのは、冬にすら発生している事態というのは、まさに異常な事態だと言わなければなりません。特にけさの新聞で拝見をいたしますと、環境庁が東京湾や伊勢湾の調査をなさった結論として、両湾とも沿岸工場の排水や河川を通して流れ込む家庭汚水で、海水が富栄養化の状態にあって、もはや魚がすめなくなるCOD三ppm以上の死の海が東京湾全域、伊勢、三河湾の沿岸部を覆っているということが明らかにされてお……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第17号(1975/06/27、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、これから本格的なシーズンがやってくる湿性大気汚染、いわゆる酸性雨の発生の問題について、環境庁並びに気象庁に対して質問を申し上げたいと思います。  実は一昨日、二十五日でありますが、神奈川県は酸性雨発生予報を発令をいたしました。結果的には届け出をした被害者は一名でありましたけれども、この予報はPH値の酸性度を含めて一定の精度を持っていたということができそうであります。言うまでもありませんけれども、昨年の七月、東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木、群馬、、茨城の一都大県で、合計三万三千百四十四人の被害者が出たこと、そしてその被害者は目の刺激、特に目の充血あるいは涙が出るなどの目に関係す……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第20号(1975/08/08、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は二つの問題を質問いたしたいと思っておりますが、最初に、米軍基地と大気汚染を初めとする公害について伺っておきたいと思います。  実は昨年の十一月に、環境庁が横須賀の基地内の環境調査を行われましたけれども、その調査結果は七月中に発表されるということを、何度か承ってまいりましたけれども、まだ、その公表に接しておりませんので、調査の結果について、もしお願いができますならば、おおむねまとまっているやに承っておりますので、この委員会で御発表いただくわけにはいかないかどうか、その点を最初に承っておきたいと思います。
【次の発言】 防衛施設庁の銅崎施設部長、お忙しいところを、お入りいただいてお……

第75回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第22号(1975/09/10、33期、日本社会党)

○岩垂委員 「日本化学の六価クロム禍被害者の会」の調査によると、二十六人がクロムによる肺がん、肺結核、肺気腫などで死亡しているということが言われております。あるいはまた、現場で関係の労働者と話をしたときに、その被害の実相の深刻さ、とりわけ鼻に穴があいたら一人前のクロムの労働者だと言われて、こよりで、その穴を通してみたというような話を聞いてみて、人の命と言われるもののとうとさというものを改めて問い直された気持ちがいたすわけであります。  最初に、せっかく労働大臣がおられますので、労働大臣に承りたいと思うのですが、国立公衆衛生院が昭和三十二年十月に日本化学工業小松川工場で行った労働衛生報告書がある……

第75回国会 地方行政委員会 第8号(1975/03/13、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、私川崎地元の選出の委員として、先日は皆さんに川崎を視察をいただいたり、きょうはまた、こうして参考人の意見を聴取するという機会をいただきました委員各位にお礼を申し上げながら、参考人の諸先生にもこの機会をかりてお礼を申し上げておきたいと思うのでございます。  最初に萩原先生にお尋ねをいたしたいと思うのですが、昨年の十二月二十六日の発表の後ことしの二月二十七日の発表に至る経過の中で、新しい調査の資料、データ、そういうようなものをお手元にお受け取りいただいているかどうか、ちょっと承っておきたいと思います。
【次の発言】 引き続いて萩原先生にお伺いをしたいのですが、実は川崎市が、東京……

第75回国会 地方行政委員会 第18号(1975/05/06、33期、日本社会党)

○岩垂委員 統一地方選挙が終わりまして、この選挙ではわが国の民主主義の基盤である地方自治の問題がかつてなく議論をされたと私は思っております。特に住民の福祉や教育あるいは公害対策や土地改造という問題を含めて、その政策論争が財政問題を関連させながら議論を進めてきたことはもう私が指摘をするまでもないところであります。  その中で特に私が強調しておきたいのは、いろいろな議論のいきさつはありましたけれども、これは自民党の候補者を含めて、今日の中央と地方の財源配分のあり方、とりわけ地方財政の確立という問題が強く主張されてまいりました。言うまでもなく、地方の財源確保あるいは自主財源の強化については、交付税率……

第75回国会 地方行政委員会 第24号(1975/06/13、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に大臣に伺いたいと思うのですが、この石油コンビナート等災害防止法案というのは、かねてから本委員会などで議論をされてきた課題ではありますけれども、特に先ごろの三菱石油水島製油所の油流出事故に際して、衆議院の予算委員会でわが党の江田三郎議員がその制定を求め、三木総理がその立法を公約したものであることは経過として明白でありますが、率直に申し上げて、一月の末に国会でやりとりをいたしまして、以来今日まで六カ月という長い期間が過ぎ去っているわけでありまして、その成果が非常におくれているように思われるわけであります。その意味で、この法案をつくっていく過程の中で一番問題になった点を、この機会に……

第75回国会 地方行政委員会 第26号(1975/06/18、33期、日本社会党)

○岩垂委員 参考人の先生方には、お忙しいところ、本委員会に御参加をいただきまして、この審議の中で貴重な御意見をいただくことに、最初に感謝申し上げておきたいと思います。  時間が短くて、いろいろなことを伺うわけにはいかないのですが、一番先に井上先生と池田先生に伺いたいと思います。  私たち、この委員会での議論の中で、陸上のコンビナートの防災法だけでは不十分だ、そしていわゆる港湾防災法とでも言いましょうか、そういうものが同時並行的に制定されなければいかぬということを指摘をいたしまして、運輸省や自治大臣もその方向を明らかにされております。それで、できれば次の国会にということを言っておりますが、考えて……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1975/11/18、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、去る六月五日のこの委員会で、多摩川の流域の環境保全問題について御質問を申し上げました。その後、環境庁長官のイニシアチブで、東京都知事や神奈川県知事や川崎市の市長や、そしてさらに建設省や厚生省などを含めた現地調査団の調査活動が六月の二十二日に行われました。その後、その調査に基づいて多摩川問題を取り組んでいくための仕組みとでも申しましょうか、そういうものをおつくりいただく御努力を、環境庁を中心にしてなさってこられました。あれから、かなりな歳月が流れておりますので、何回か環境庁にもいろいろ御苦心のほどなどについてもお伺いをしてまいったわけでありますが、もう環境庁として、その要綱がま……

第76回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第8号(1975/12/16、33期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に私は、公害健康被害補償法の問題について伺いたいと思います。  この法律が、従来の医療救済制度と、新たにいわば生活保障制度とを一体化した点で一定の前進であるという考え方を、わが党も一明らかにしてまいりましたが、しかし地域指定制度の問題や公害の種類の限定などに、まだ根本的な問題点が残っていることを指摘せざるを得ません。きょう閣議で新たに十四地域の公害病認定指定地域の指定が行われるというふうに新聞報道で拝見をしているわけでありますが、この指定の経過の中で、たとえば東京都の四区などの問題について、いろいろな矛盾というか問題点が指摘をされていることはもはや改めて申し上げる必要も一ないと……

第76回国会 地方行政委員会 第2号(1975/10/31、33期、日本社会党)

○岩垂委員 この法律は三菱石油重油流出事故を機会に急遽制定をされたわけでありますが、この法案を審議するに当たって、もう一遍いまの時点で事故の経過というものを振り返ってみながら、この法律とのかかわりを議論し合うことは重要な課題ではないかと思います。  言うまでもないことですが、水島事故は重大な環境汚染を引き起こし、水産物や自然景観が大変被害を受けたことは申すまでもありません。従来はこのような事故に対して対応するというか、関係する法律というのは、たとえば海洋汚染防止法が船舶を中心とする規制の法律であり、消防法は陸上施設における災害防止の規制の法律であり、さらに、水質汚濁防止法などが排水から流出した……

第76回国会 地方行政委員会 第4号(1975/11/05、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、地方財政計画に計上された歳入額を確保するために自治省が大変努力を払われたことを否定するものではありません。しかし、この特例法に盛られた対策は、言うならば一時しのぎの対策である、遺憾ながらそう申し上げざるを得ないのであります。しかし、今日の地方財政の危機というのはきわめて深刻でありまして、今回の特例法だけで克服できるものではないと考えております。  そこで、自治大臣にお伺いをしたいのですが、この危機を乗り切るための今後の施策をどのようにお考えになっていらっしゃるか。きのう来、本委員会並びに参議院の予算委員会などでもいろいろ御質問があったようでありますが、そのお答えよりもさらに突……


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第77回国会(1975/12/27〜1976/05/24)

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第4号(1976/03/05、33期、日本社会党)

○岩垂委員 この法律は、原因者が不特定多数の公害から発生する健康被害を行政上、敏速に救済することを目的としたものであることは、もう言うまでもないわけでありますが、この法律の問題点が、制定の経過の中でも、たとえば指定地域の問題、あるいは指定疾病をぜんそくなどの四疾病にしぼってしまった問題、あるいは汚染調査が硫黄酸化物を中心にして行われていることから、NOx、や粉じんが対象に加わっていないというような問題が議論されてきたことは、もう御承知のとおりであります。そこで、これらの問題を振り返ってみて、この法の精神と実体というものを、ますます充実させていくためには、いま何をなすべきかということを真剣に実は……

第77回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第9号(1976/05/11、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、この法案が、振動に対する規制を通して生活環境を保全し、国民の健康の保護を目指そうとするものであることや、特に、国際的にも先進的な対策を進めようとする意欲があるものだということを否定するつもりはありません。しかし、内容をしさいに検討してみますと、公害対策基本法の「国民の健康の保護」は言うまでもありませんが、「人の生活に密接な関係のある財産並びに人の生活に密接な関係のある動植物及びその生育環境を含むものとする。」と明記された「生活環境の保全」とは、かなり、どうも距離があると指摘をせざるを得ないのであります。特に工場振動の規制値や、あるいは建設作業の振動の基準値、道路交通振動のいわ……

第77回国会 地方行政委員会 第2号(1976/03/02、33期、日本社会党)

○岩垂委員 いまやロッキード事件は、日本国民を初め世界じゅうの注目の中にあります。この事件はアメリカの上院外交委員会多国籍企業小委員会並びに銀行通貨委員会あるいは証券取引委員会などの調査、関係者の証言などによって明らかにされたわけでありますけれども、日本の国会での審議や証言が行われながら、なおかつ疑惑はますます濃くなるばかりであります。日本国民は言うまでもなく、世界の注目の中で真相が追及されているわけでありますが、この事件は戦後最大の疑獄事件であり、日本の民主主義の根幹にかかわる問題であると言わざるを得ないと思います。  先ほど国家公安委員長が所信表明の中で見解を述べられましたけれども。この機……

第77回国会 地方行政委員会 第8号(1976/05/06、33期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、去る四月の二十二日に本会議で、地方行財政制度の抜本的改正に対する政府の見解をただしました。その際、交付税率の引き上げについて、自治大臣は前向きの御答弁をなさったように私も受け取っているわけですが、残念ながら大蔵大臣はこれをさえぎるような答弁をしているわけであります。率直なところ、五十年度は減収補てん債、五十一年度は臨時地方特別交付金や借り入れあるいは地方債で対策を講じてきたわけですけれども、来年も赤字になることがもうはっきりしているわけなんで、そういう立場から考えてみると、地方交付税法の六条をいま――いまでもなく、地方の実態というのはかなり深刻なんです。だから六条の規定という……


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第71回国会(1972/12/22〜1973/09/27)

第71回国会 運輸委員会地方行政委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/04/09、33期、日本社会党)

○岩垂委員 今度の港湾法等の一部を改正する法律案の背景について最初に伺っておきたいと思います。  この提案理由の御説明をお聞きしますと「公害防止等港湾の環境保全あるいは国土の適正な利用及び均衡ある発展」のために港湾法を改正するというふうに指摘されております。この法律案を拝見すると、確かに新しい時代の要請、つまり公害対策、環境保全という問題にかなり配慮が行なわれているようでありますけれども、しかしどうもその部分以外のところを見ますと、国土総合開発計画の一環として港湾機能を一そう強化していく、つまり日本列島改造論のいわば港湾版であるというふうに理解をしたい気持ちが出てくるわけでありますが、その辺に……

第71回国会 建設委員会地方行政委員会農林水産委員会運輸委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1973/06/23、33期、日本社会党)

○岩垂委員 この法案について、たとえば鉄鋼業界とか電力業界とか、それから石油業界とかから、反対の気持ちがそれぞれのところに陳情されているということを漏れ承っておりますが、そういう事実があるかどうか、最初に承っておきたいと思います。
【次の発言】 運輸省はどうですか。
【次の発言】 環境庁にお伺いをしたいと思います。  ちょうど大臣もお見えになりましたので伺いたいと思うのですが、去る二月の十四日でありますか、瀬戸内海の環境保全についての知事・市長の会議が環境庁で開かれまして、その際に三木長官から、瀬戸内海の実情をとらえて、瀬戸内海を死の海にしてはいけないという立場から幾つかの問題点を指摘されてお……

第71回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会公聴会 第1号(1973/07/16、33期、日本社会党)

○岩垂委員 社会党に割り当てをいただいた時間がもうオーバーをしておりますので、ごく簡単に質問をいたしたいと思います。  最初に伊東先生にお伺いをしたいと思うのですが、日弁連のこの意見書の中にも指摘をされておりますけれども、騒音、振動、とりわけ新幹線、航空機、道路を含めた、あるいは土壌、食品、薬品などの健康被害という問題についてこの法律は触れておりません。幾つかのところからその問題を含めてという議論が出されているわけですが、残念ながら法律の中には生かされていないわけであります。これがこのまま成立をするという事態になりますと、それらの問題が積み残されていく事態を実はおそれるわけであります。積み残さ……


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第72回国会(1973/12/01〜1974/06/03)

第72回国会 予算委員会第五分科会 第5号(1974/03/09、33期、日本社会党)

○岩垂分科員 私は、建設省が管理するいわば一級河川における河川敷の占用問題について伺いたいと思うのであります。  最初に、これは河川局長でけっこうですが、直轄管理区間における企業の占有するゴルフ場、あるいはそれは練習場もぜひ含めていただきたいと思うのですが、その面積を伺いたいと思います。
【次の発言】 千七百三十七ヘクタールというと、たしか港区の大きさと同じような広さだろうと思うのであります。非常に広い面積が排他的に実は占有されているわけであります。河川が公共用物であり、あまつさえ、失われた自然や緑というものが東京の都民やあるいは神奈川の県民のものに開放されるべきであるということが要求されるよ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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