岩垂寿喜男 衆議院議員
34期国会発言一覧

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岩垂寿喜男[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは岩垂寿喜男衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
岩垂寿喜男[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

岩垂寿喜男[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 地方行政委員会 第11号(1977/04/12、34期、日本社会党)

○岩垂委員 地方交付税は、昭和二十九年に地方財政平衡交付金制度が地方交付税制度に変更され、当初二二%で出発して以来、これまで交付税率は七回にわたって引き上げられ、今日の三二%になったわけでありますが、この間昭和三十二年、三十四年、そして三十五年、さらに四十一年には所得税及び地方税等の減税対策として交付税率が引き上げられたことはもう申し上げるまでもないところであります。さらに、昭和四十一年以降においては税率変更ではなくて、いわゆる特例措置でなされているわけであります。こうして見ますと、国税の減税及び地方税減税による地方財政対策としては、昭和四十一年までは交付税率の引き上げが制度化されていたと考え……

第80回国会 地方行政委員会 第24号(1977/05/20、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に私は、委員長初め委員各位にお断りを申し上げたいことがございます。  きょうの私の質問は、実は心身障害者の問題についてでございます。これは本委員会と直接関係がないのじゃないかというふうに思われるかもしれませんけれども、川崎市内で起こった問題を含めて、川崎市当局あるいは全国の自治体が当面している大きな課題でありますので、本委員会で取り上げることについてお許しをいただきたい、このようにお断りをしておきたいと思います。  最初に運輸省にお尋ねをいたします。  四月十二日、川崎駅前で日本脳性マヒ者協会青い芝の会の皆さんが、車いすのまま路線バスに乗せるべきだと要求して、バスに乗り込んだり……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1978/03/22、34期、日本社会党)

○岩垂委員 去る三月の十九日、環境庁は警官隊約三百名を動員して、水俣病認定業務の促進を要求して交渉を行ってきた患者を排除いたしました。話し合いを一方的に打ち切って警察官を導入して強制執行をしたことが、患者の皆さんはもちろんのこと国民の中にどんな反応を巻き起こしているかという点については、現場でこの状況をつぶさに目撃した記者の皆さんの気持ちの込もった報道によって判断することができます。私は、これはきわめて遺憾な事態だと抗議せざるを得ません。特に、公害健康被害補償法の改正案が審議されているさなかに、患者の皆さんに対して文字どおり問答無用の態度をとったことは暴挙としか言いようがありません。私は、心の……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第18号(1978/05/12、34期、日本社会党)

○岩垂委員 五月十日からバードウイークが始まりました。私は、くしくもこの愛鳥週間のいわば三日目に鳥獣保護及狩猟ニ関スル法律の一部を改正する法律案が審議されることになったことに、ある種の感慨を禁じ得ません。  大変失礼ですけれども、環境庁長官、バードウイークがどんな動機で始められたか、恐らく御理解と思いますので、御理解なすっておられるかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 愛鳥の日というものが設けられた動機は御存じですか。
【次の発言】 私は大臣が動機を御存じないということを責めるつもりはございませんが、念のために申し上げておきたいと思うのですけれども、終戦直後に実はオリバー・オースチ……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第23号(1978/06/13、34期、日本社会党)

○岩垂委員 橋本大気保全局長に率直に申し上げます。実は、私は橋本さんとも長いおつき合いでございまして、橋本さんが日本だけではなしに、国際社会においても大気汚染によって人間の生命や健康が損なわれることを防ぐために、被害者の立場に立ってヒューマニズムを燃やし続けてこられた方であると私は信じています。いわば環境庁の良心だとさえ私は思ってきました。しかし最近のあなたのNO2の環境基準についての言動を見聞きして、その信頼と言いましょうか、確信と言われるものがどうも、私の思い過ごしかもしれませんけれども動揺しているというのが率直な私の気持ちです。  あなたがこれまで環境基準を守り抜く旗手として、あらゆる機……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第25号(1978/06/23、34期、日本社会党)

○岩垂委員 前田先生にお尋ねをいたしたいと思いますが、五月十日の参議院の公環特で、鈴木委員長が、今度の「委員会は環境基準を諮問されたのでもありませんし、環境基準を答申した覚えもございません。」というふうにはっきりおっしゃっておられますが、いま前田先生も同じ意味のことをおっしゃっておられましたが、そのとおりだと理解してよろしゅうございますか。
【次の発言】 そうしますと、指針値という議論が導かれる過程で安全係数がビルトインされているという何とない認識があったとおっしゃいましたけれども、クライテリア、指針値というのは環境基準とは違いますから、環境基準を実はつくっていく過程で安全係数というのは当然議……

第84回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第26号(1978/07/05、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、環境庁がいろいろな形で、クラブに発表をしたわけではないと思うのですが、新聞が報道をしておりますが、たとえば昨日の日本経済新聞は、日平均〇・〇四ないし〇・〇六ppm以下で非悪化原則で歯どめをかけていくというふうなことが報道されておりますが、環境庁はここまで煮詰まっているのですか、どうですか。
【次の発言】 橋本さんは、こういうことを決めていくときには関係官庁との調整をやって、こういうことをいつも強調されておられますが、通産省や建設省は、環境庁がもう環境基準を、どういう形であれ、決めてもいいというお任せをしている段階ですか。

第84回国会 災害対策特別委員会 第12号(1978/04/21、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、これは皆さんお触れになっていらっしゃると思うのですけれども、今日、予知の科学的な可能性と言われるものがどの程度まで煮詰まっているのかということについてお尋ねをしておきたいと思うのです。  言うまでもありませんけれども、予知というのは、地震の規模あるいは発生場所及び時期、これを指定するものだと私は考えておりますけれども、そういう観点から、どのようにお考えになっていらっしゃるのか、最初にお伺いをしておきたいと思います。
【次の発言】 時期の問題は、ちょっといま私は聞き漏らしたのですけれども、どのくらいの精度で考えられるか、その点をお尋ねしておきたいと思います。

第84回国会 内閣委員会 第5号(1978/02/21、34期、日本社会党)

○岩垂委員 今回の設置法は、水俣病の位置づけというのを、水俣病はいわば公害の原点だということで提案理由を説明されております。水俣センターというのは、言ってしまえばアフターケアだろうと私は思うのであります。すでに起きてしまった環境汚染について、その汚染物質を効果的に駆逐することは困難だと言わざるを得ません。もしわれわれにできることがあるとすれば、これ以上に汚染度を高めないように最大限の努力をするということと、改善への精いっぱいの可能性を追求するということ以外にないと思いますし、同じ過失を繰り返さないようにこの事件から教訓を学び取ることではないだろうかと考えています。その意味で、今後このような忌ま……

第84回国会 内閣委員会 第6号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○岩垂委員 外交問題全般に関連をして質問をさせていただきたいと思います。  最初に日中問題についてお伺いをいたします。  日中平和友好条約の締結に向けて園田外務大臣が積極的な御努力を重ねてこられたことに敬意を表したいと思います。いま交渉再開を目前にいたしまして、交渉の内容について余り立ち入って質問をすることはできるだけ避けたいと思いますけれども、そのスケジュールと基本的な姿勢といいましょうか、立場について、この際お伺いをしておきたいと思います。  中国の全国人民代表大会が終了した直後には日中交渉が再開をされるというふうに考えてよろしいかどうか。それと同時に、佐藤大使と韓念竜外務次官の会談のこれ……

第84回国会 内閣委員会 第7号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○岩垂委員 議事運営について一言申し上げておきたいと思うのです。  本日、総理府総務長官から国家公務員法及び地方公務員法の一部を改正する法律案の提案理由の説明をいただくわけでございますけれども、去る予算委員会の分科会において、同和問題に関連をして、総務長官が
【次の発言】 この問題の扱いは各党の国会対策のレベルで当然話し合われる課題だと思いますので、それらの協議といいましょうか話し合いといいましょうか、この扱いに対する善処のあり方についてはそちらに任せることにいたしまして、提案理由の趣旨説明は、したがって受けていきたいと思いますけれども、これは単に一委員会の問題ではなくて国会全体の問題である、……

第84回国会 内閣委員会 第9号(1978/03/24、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、この法律の一番関係の深い入管事務所の今度できる羽田空港出張所の新しい定員というのは一体何人であるか、そこからお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 十名の中に所長さんや女性などが含まれていますか、つまり逆なことを言えば審査官というのは何名になるのですか。
【次の発言】 それは中華航空あるいは外国要人、国内線関係を除き国際線が全部成田に移るという前提で定員の配置をお考えになったのかどうか。
【次の発言】 運輸省にお尋ねをいたしますけれども、きのうもこの問題について御質問があったそうですか、成田空港では遅刻便というものは一切認めないという方針を貫いていくおつもりかどうか、……

第84回国会 内閣委員会 第11号(1978/04/11、34期、日本社会党)

○岩垂委員 科学技術庁設置法の一部を改正する法律案の審議でございますので、科学技術庁の役割りというようなことについて、ちょっと私はお尋ねしておきたいことがあるのです。  と申しますのは、日本の科学技術の進展に科学技術庁がどんな役割りを果たしているかということの意味で、私は「諮問第六号「長期的展望に立った総合的科学技術政策の基本について」に対する答申」を拝見をさせていただきました。これは科学技術庁の今後の運営にとってどんな位置を占めているかということを最初にちょっとお尋ねしておきたいと思います。
【次の発言】 この答申を読んでみますと、第一部と第二部の間にはかなり落差があるような感じがするのであ……

第84回国会 内閣委員会 第13号(1978/04/18、34期、日本社会党)

○岩垂委員 ただいま議題となりました自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党及び日本共産党・革新共同、各派共同提案に係る恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。  まず、案文を朗読いたします。     恩給法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について速やかに善処すべきである。  一 恩給の実施時期については、現職公務員の給与より一年の遅れがあるので、遅れをなくすよう特段の配慮をするとともに各種改善を同時期に一体化して実施するよう努めること。  一 恩給の最低保障額については、引き続き……

第84回国会 内閣委員会 第23号(1978/06/08、34期、日本社会党)【議会役職】

○岩垂委員長代理 午後一時から委員会を再開することとし、この際、暫時休憩をいたします。     午後零時二十分休憩
【次の発言】 最初に、きのう、きょう新聞をにぎわしておりますソ連の大演習、なかんずく択捉島とその周辺海域での大規模な上陸演習を繰り広げたという新聞報道に関連をいたしまして、午前中、伊藤防衛局長の御答弁もありましたけれども、この記事が報道された背景、とりわけけさの各紙に出ている報道は、栗栖統幕議長の御発言というふうに承っておりますが、その辺の関係は防衛庁としての見解なのか、栗栖統幕議長としての見解なのか、そして事実関係は一体どうなっているのか、この辺について、事柄は国際関係を含む非……

第84回国会 内閣委員会 第26号(1978/08/15、34期、日本社会党)

○岩垂委員 公務員給与の問題ではございませんが、総理府総務長官がおられますので、先ほどの理事会の御理解をいただきながら、一言要請を行いたいと思います。  きょうは、終戦から三十三周年の記念日を迎えたわけでありまして、この日はいわば平和日本の新しい歴史の出発点とも言うべき意味を持っていると思うのであります。 戦争の犠牲と平和の意味を問い直す日とも言うべきだろうと思うのでありまして、この日に当たって福田総理が靖国神社を参拝されるということだそうであります。私どもも、戦争の犠牲者に対する慰霊を一般的に否定するものではございません。しかし、事が内閣総理大臣が正式に靖国神社に参拝されるということについて……

第84回国会 内閣委員会 第27号(1978/08/16、34期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、最初に、防衛庁長官に対する宿題について回答を願いたいと思います。  過ぐる本委員会で、択捉島におけるソ連軍の上陸演習進行中という栗栖前統幕議長の発言に関連して、防衛庁長官は私に、この問題についての処置を報告すると約束をされました。あれから二カ月も経過していますけれども、私はまだこの報告に接してはおりません。まことに誠意のない態度だと言わざるを得ないのであります。この点長官は記憶しておられますかどうか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 防衛局長が二度三度お訪ねになったというのは正確じゃないですね。私は訪ねられておりません。その点ははっきりしておきたいと思います。  そ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1978/11/21、34期、日本社会党)

○岩垂委員 十月十一日に山本大気保全局長が全国公害患者会連絡会との確認を行ったことは局長御存じのとおりですが、その中に、原則として大気保全局長が地元に来てNO2問題について被害者団体に説明する、開催地、日程はお互いの事務局で折衝すると書いてございます。実は、団体とのやりとりの経過を通してそういう約束がきちんと自発的に行われているにもかかわらず、十日後にその確認を一方的にほごにしてしまったことも御存じのとおりであります。これは局長の判断か、それとも上司と相談をしての結論か、簡単にお答えをいただきたいと思います。
【次の発言】 患者会連絡会との話し合いの中で、私もこの議事録を拝見しました。「患者会……

第85回国会 内閣委員会 第2号(1978/10/16、34期、日本社会党)

○岩垂委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案に対する修正案について、その趣旨を御説明申し上げます。  案文はお手元に配付しておりますので、朗読は省略させていただき、その要旨を簡潔に申し上げます。  修正点は、十二月に支給する期末手当の支給割合の引き下げを取りやめることであります。  公務員の特別給につきましては、かつて佐藤人事院総裁が衆議院内閣委員会において、民間の特別給は景気に左右されるが、公務員の方は法律で規定され固定的な形となり、民間が下がってもそれに応じて下げるわけにはいかないと言明しており、また、一昨年当委員会で……

第85回国会 内閣委員会 第3号(1978/10/18、34期、日本社会党)

○岩垂委員 福田総理は参議院の予算委員会において、有事の際の機密保護法制定を考えている、そしてそれは一般人を処罰の対象にすることは当然だというふうに答弁されていることを新聞で拝見いたしました。これは憲法の立場からも非常に重大な発言だと言わざるを得ませんし、特に最近、新聞報道あるいはテレビなどの報道を通して国民に大きな不安を巻き起こしていることは、私が申し上げるまでもないところであります。  そこで、それに関連いたしまして、一体秘密というのは何か。特にこの場合、自衛隊法に言う「秘密」とは何かということを、私も訓令を拝見させていただき、理解したような理解しないような面があるわけでありますが、秘密の……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第3号(1979/02/27、34期、日本社会党)

○岩垂委員 午前中から質問が行われているわけですが、アセスメント法案を中心にいたしまして、所信表明に対する質問をさせていただきたいと思います。  長官の所信表明の中で、環境アセスメント法について「各種の大規模な開発事業の実施に当たって、環境影響評価が必要であることは、だれもが認めるところであり、すでに各方面において環境影響評価が行われているところでありますが、これにつきましては、法制度化を図るべく鋭意努力いたしておるところであり、また、さらに、その実施を一層効果的に推進するための体制を整備することとしております。」こういう言葉が述べられているわけでございます。  率直に申し上げて、私どもの目に……

第87回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第5号(1979/03/23、34期、日本社会党)

○岩垂委員 アセスメント法案のことを少ししつこく環境庁を激励する立場から質問をしてまいりたいと思います。その誠意にこたえていただきたいと思います。  最初に、通産省に伺いますが、ここ数年間電源立地に絡む事業者と住民の紛争がふえているわけでありますが、五十二年あるいは五十三年、今年に入ってからも含めて、その状況について概括御報告を煩わしたいと思います。
【次の発言】 それは全体の中のどのくらいの割合を占めているか、もしできたら五十二年度もお聞かせいただきたいのですが、どうしてもなければ結構です。
【次の発言】 紛争のあるところとないところのバランスですよ。

第87回国会 公害対策並びに環境保全特別委員会 第6号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に運輸省にお尋ねをいたしたいと思います。  川崎市当局及び市民の陳情を受けて、私は一九七四年から東京国際空港のジェットエンジンテストの騒音問題を取り上げて、運輸省にその対策を迫ってまいったことは御承知のとおりでございますが、この問題は、深夜午前零時ごろから明け方までエンジンテストを繰り返すために、突然飛行機が離陸するときと同じような騒音が、ひどいときには何分置きという状態で、寝静まった川崎市の市民の耳をつんざくような状況があったわけであります。その結果として、市民の安眠を妨げるだけではなしに、赤ちゃんが引きつけを起こすような状態も例としてあったわけであります。そこで、あれはたし……

第87回国会 内閣委員会 第4号(1979/04/10、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に、私は元号の歴史について確かめておきたい問題点が幾つかございますので、そこから入らしていただきたいと思います。  そもそも元号の起源というのは、古代中国の前漢の文帝、景帝の時代であって、武帝の時代になって建元元年と称したのが始まりだということを本で読みましたけれども、政府もそのような共通の認識に立っていらっしゃるかどうか、お尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 滝川政次郎博士は、「元号を生んだものは、漢民族に固有なる天命思想である」ということを指摘をしておられますけれども、承知しておられますか。
【次の発言】 天命思想というのは、古代社会に共通ないわゆる皇帝神権説の一……

第87回国会 内閣委員会 第9号(1979/04/20、34期、日本社会党)

○岩垂委員 日本社会党を代表して、元号法案に反対の立場から討論を行います。  最初に私は、去る十八日、わが党の飛鳥田委員長が、総理大臣であり、自民党の総裁である大平さんに対して行った申し入れを朗読させていただきます。   現在、衆議院内閣委員会において元号法案の審議がおこなわれていますが、この審議を通して元号問題について国民の関心がたかまっております。   最近の新聞社などの世論調査は、元号の法制化に賛成する人々は調査対象の二〇%前後に過ぎないことを明らかにしています。   これは、元号に賛成する人も「法制化してまでやる必要はない」ということを示すものであります。   しかも、政府がこの法律を……

第87回国会 内閣委員会 第11号(1979/05/08、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初にちょっと予定にはなかったのですが、きのう来の松野元防衛庁長官のいわゆる職権に基づく犯罪、これは時効という理由で立件できなかったとしても、明らかな犯罪であると言わざるを得ません。山下防衛庁長官の先輩でございますから、この問題についてどのようなお感じを持っておられるか、率直にお述べをいただきたいと思います。
【次の発言】 航空機の価格に、あるいは利益の中に当然その金額が上乗せされていることは事実ですよ。そうでなければもうからない商売をやるわけはないのですよ。そういう意味では、防衛庁が使っている飛行機に国民の血税が支払われているというふうに私は思うのです。この辺は私、非常に重大だと……

第87回国会 内閣委員会 第13号(1979/05/24、34期、日本社会党)

○岩垂委員 どうもテレビのゴールデンタイムにかかってしまって、皆さんも聞きたいと思うのだけれども、時間を拘束して恐縮でございます。実は、私も見たいのですが、同じ時間になってしまったわけですが……。  冗談はさておいて、これまでは、各省設置法の一部を改正する法律案という形で私ども内閣委員会で議論をする、その機会を通して各省での配置あるいは統廃合などについて、もちろん事務所の問題まで含めて、いろいろな形で民意が反映されるシステムが担保されているわけでございます。ところが、これからはそのチャンスが失われるということにならざるを得ません。附属機関や地方支分部局の設置や整理統合というのが法律事項から外さ……

第87回国会 内閣委員会 第15号(1979/05/31、34期、日本社会党)

○岩垂議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題となりました国家公務員法の一部を改正する法律案に対する提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  ロッキード事件に続いて生起した、今回のダグラス、グラマン等航空機輸入に伴う疑獄のみならず、戦後日本の汚職事件の主要なもののいずれもが、保守政界、大企業を中心とした財界、そして官界が三位一体となった構造汚職であることに対し、今日、国民の厳しい批判の眼が向けられております。この政・財・官が一体化した構造汚職こそ、日本を深部からむしばむ病根であると断言できるのであります。  中でも、高級官僚を中心とした官界と大企業の黒い癒着は、官界からの天下……

第87回国会 内閣委員会 第17号(1979/07/10、34期、日本社会党)

○岩垂委員 最初に総務長官にと思ったのですが、閣議の関係でおくれておられるようでございますから、人事院の方から質問に入ってまいりたいと思います。  人事院勧告のための作業を精力的にお進めいただいている人事院の諸君に敬意を表しながら、今日までの作業の状況をこの機会に明らかにしていただきたいと思います。
【次の発言】 そういう順調に行っておる作業の延長線上で、勧告というのは例年のとおり八月の七日前後に行われるものと理解をしてよろしゅうございますか。
【次の発言】 幾日と言うわけにはいかぬと思いますが、閣議との関連もございますので、七日とかその辺のところで恐らく検討されているのではないかという感じを……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○岩垂分科員 私は、昨年の都市公園法の改正以後、国会で都市公園の問題というものが取り上げられていないということを承りましたので、新年度予算とのかかわりを中心にして、この問題に集中して質問をいたしたいと思います。  最初にお尋ねをしたいのは、一第二次都市公園等整備五ヵ年計画の進捗状況と昭和五十二年度の都市公園関係の予算の概要についで、御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 いま御説明をいただいた計画に、関連して関東周辺の計画というのはどんなふうになっているか、ちょっとこの際お尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 途中ですが、その前に、昨年改正された都市公園法による国の設置する都市公園……

第80回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本社会党)

○岩垂分科員 沢田議員に引き続きまして、私は、米軍基地の跡地の処分の問題について、集中的に大蔵大臣並びに関係者に質問をいたしたいと思います。  最初に、これは吉岡理財局次長で結構ですが、昨年の六月十日の衆議院の内閣委員会で、大蔵省としてかかわっているキャンプ渕野辺跡地などの基地の跡地を想定した国の関係機関の施設計画が数多く出されているというふうに答弁をされておりますけれども、それの数と、それからそのうち五十二年度予算案に計上されている施設計画があるかないか、この辺を承っておきたいと思います。
【次の発言】 たとえば国民生活センターの研修テスト施設などの問題が予算化されていることは事実ですね。こ……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○岩垂分科員 不況をてこにして、いわゆる減量経営体制があらゆる産業あるいは企業にしかれていることから、雇用不安が深刻な広がりを示していることは御存じのとおりでございます。その中でも、再就職の道の険しい中高年齢層が大変な困難に追い込まれていることは申し上げるまでもございません。中高年齢層の雇用の確保について、各政党あるいは労働界を含めてそれぞれ具体的な対策を迫られまして、社会党も定年の延長などの法案を準備してきたことは御存じのとおりでございます。政府としても、社会問題とも言うべきこの課題に対して取り組みを進めようとしておられるわけですけれども、この機会ですから、定年延長や中高年齢者の法定雇用率の……



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データ更新日:2023/02/05

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