このページでは岩垂寿喜男衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○岩垂議員 私は、日本社会党を代表いたしまして、ただいま提案されました国家公務員法の一部を改正する法律案に対する提案理由及びその概要を御説明申し上げます。 ロッキード事件に続いて生起した、さきのダグラス、グラマン等航空機輸入に伴う疑獄のみならず、戦後日本の汚職事件の主要なもののいずれもが、保守政界、大企業を中心とした財界、そして官界が三位一体となった構造汚職であることに対し、今日、国民の厳しい批判の目が向けられております。この政・財・官が一体化した構造汚職こそ、日本を深部からむしばむ病根であると断言できるのであります。 中でも、高級官僚を中心とした官界と大企業の黒い癒着は、官界からの天下り……
○岩垂委員 今国会いわば初めての内閣委員会でもございますので、所管事項の問題に直接、間接関係のある問題について質問をしたいと思います。
最初に、総務長官にお越しをいただきましたのでお尋ねをしたいと思うのですが、公務員等の退職手当法の改正案を今国会に提案する方針で検討をなさっておられるようでございますが、いつごろ御提案になる予定か、そのことをまずお尋ねをしておきたいと思います。
【次の発言】 近日中というのはいつごろになるか、閣議決定をいつごろに予定されておられるか、そのことを重ねてお尋ねをしたいと思います。
【次の発言】 今週の閣議というのは二十二日というふうに理解をしてよろしいかどうか。―……
○岩垂委員 関連という形で質問をいたしたいと思います。
ごく簡単でございますから明確な御答弁をいただきたいと思うのですが、神奈川県の三浦郡葉山町所在の葉山の御用邸の問題についてお尋ねをいたしたいと思います。四十六年に焼失してその後再建されつつありますけれども、再建の予算あるいは建て坪、完成の見通しを宮内庁から御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 本邸の完成がだんだん近づいているわけですが、付属邸はどうなさるおつもりか、その点をお尋ねしたいと思います。
【次の発言】 付属邸の機能も含めて本邸部分にコンパクトに集約をするわけでございますから、付属邸は用途廃止ということで、大蔵省の普通財……
○岩垂委員 大臣に、最初に私申し上げておきたいことがございます。 こういうことは余り言いたくないのですけれども一、きょうは外務省が出した法律を審議するわけです。各省が出している法律の中で日切れだから優先にしてほしいということもあり、それぞれ各党の中で一致を見て、しかも訪米の前にということがあって、一定の日程の調整が行われて、そしてそれで開けるのかなと思ったら東京ラウンドだからだめだ。そうしてその上に本日は、もう大臣が訪米する以前から決まっている日程の中で、今度は審議が始まろうとすれば大臣はいらっしゃらない。参議院の予算だ、こういうわけであります。しかもその時間が、あらかじめ私たちが予想したよ……
○岩垂委員 生糸検査所の問題を中心にして伺いたいと思います。 実はことしは横浜の商工会議所百周年ということで、新聞などがその歴史をつづっております。生糸検査所というのは一八九六年に設置されてからこの方、生糸輸出を初め、生糸の流通に大きな役割りを果たしてわが国の近代化に貢献してきたものであるという意味のことを、それなりに新聞も報道をしております。また考えてみますと、あの建物というのは横浜のシンボルだと言っても決して大げさではない、そういう位置を占めているわけであります。時代が変わったとはいいながら、生糸検査所の看板がなくなるということは、いまのような歴史を踏まえて考えますと、地元の関係者にとっ……
○岩垂委員 いま、自由民主党の唐沢理事から、公労法に認められているいわゆる団体交渉権によって確保された労働条件の問題について、自民党から介入をするというようなことになるから労使関係がうまくいかぬわけであります。そうではなしに、生産性あるいは利益を上げるために精いっぱい努力をしている現場の働く労働者の立場というものを、私たちは、労使の間の自由な話し合いあるいは協議ということによって確保していくことを望みたい。これは質問の事項にはなかったわけですが、最初に私は、春闘の山場を迎えている時期でもございますので、その点をはっきり申し上げておきたいと思います。 最初に御質問をいたしますが、郵政省設置法の……
○岩垂委員 ただいま議題となりました自由民主党・自由国民会議、日本社会党、公明党・国民会議及び民社党・国民連合の各派共同提案に係る郵政省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提案者を代表して、その趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 郵政省設置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 情報通信事業が、今後の情報化社会における中枢的役割を担い、国民経済の発展及び国民生活の質の向上等にとって不可欠の存在であり、かつ、その公共性が拡大する方向にあることにかんがみ、政府は、次の事項について適切な措置を講ずべきである。 一 国民経済の要請に……
○岩垂委員 私は、昨年の国政調査の際に、行政管理庁の若干の管区及び地方局の活動の状況を勉強させていただきました。中央、地方の行政監察の制度が持っている重要な意味というものを、どうも大変不勉強で申しわけなかったのですが、改めて理解をさせていただきました。
長官は行政改革について相当熱意を持って、いまもお話がございましたが取り組んでおられるわけでございますけれども、端的に、中央、地方の行政監察というものが持っている制度、その問題について長官の御見解を最初に承っておきたいと思います。
【次の発言】 最近、いわゆるKDD事件あるいは鉄建公団のやみ出張など、特殊法人の不正事件が相次いで起こっておりまし……
○岩垂分科員 よろしくお願いをいたします。 わが国の代表的な都市近郊河川である多摩川及びその流域の環境保全対策を全国のモデルとして推進するために、多摩川流域環境保全対策連絡会議が設置されたのは昭和五十年の十一月二十八日であります。これは実はこの年の環境週間に当たって、当時の小沢環境庁長官に対して私が提案をいたしまして、環境庁長官を初め、各省庁の責任者あるいは東京都知事、神奈川県知事、川崎市長などが現地を視察をした結果実現した経過がございます。 この提案についての問題意識というのは、建設省は確かに護岸などの治水対策をやっている。しかし、水質ということになると環境庁だ。それから工場排水というよ……
○岩垂分科員 私は、昭和五十二年三月十四日、本院予算委員会分科会で当時の長谷川建設大臣、建設省の都市局長に対して、逗子・葉山地域を含む三浦半島地域に国営大規模公園を設置するよう強く要請いたしました。調査の対象に加えていただきました。五十三年度予算に調査費を計上していただいた経過がございます。その後、建設省は五十三年、五十四年の両年にわたって調査を行い、さらに引き続いて五十五年も調査を継続することになっています。この機会にその調査の経過と現在までの結果を御報告いただきたいと思います。
【次の発言】 細かいことで恐縮ですが、調査費は五十三年は約一千万、五十四年は一千五百万、五十五年も引き続いて大体……
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