このページでは岩垂寿喜男衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○岩垂委員 しばらくぶりでございますので少し長い時間をいただきましたが、お許しをいただきたいというふうに思います。
最初に、私の選挙区でございます逗子市の米軍弾薬庫跡地の米軍住宅建設問題について、防衛施設庁にお尋ねをいたしたいと思います。
防衛施設庁は、昨年十二月三日の本委員会における私の質問に対して、住宅建設は、神奈川県の環境影響評価条例に従って計画を進めていくということを公約されました。この公約は今後とも守られるものと信じてよろしいかどうか、まず最初に御答弁をいただきたいと思います。
【次の発言】 申すまでもありませんけれども、この神奈川県の条例というのは、「第一章 総則」の第一条の「……
○岩垂委員 ワシントン条約に関連をして若干の質問を申し上げたいというふうに思います。 せんだってもシンガポール経由でワニ皮が日本に輸入をされているという報道に接したわけでございます。それに引き続いて、こんな深刻な事態が世の中に出ることを私は大変遺憾に思いますけれども、エルサルバドルとグアテマラから同じようにワニ皮の輸入が大変な量にわたってされております。これまでワニ皮の違法な集散地となっていたボリビアやパラグアイが輸出を禁止いたしまして、エルサルバドルとグアテマラが供給地となっているわけであります。 ちなみにエルサルバドルに関連をして申しますと、これは通関実績でございますから正確な数字でご……
○岩垂委員 この法案に関連をいたしまして、「近年の都市・生活型公害の進展等公害に係る行政の主要課題の移行に適切に対応するため、公害防止事業団の業務を見直し、」ということをこの前の所信表明のときにも触れておられるわけですが、率直に申し上げて、でき上がってきた法律案を拝見いたしますと、大上段に振りかぶったにしては何となくしりつぼみという感じがしないわけではございません。余りいい言葉ではございませんが、羊頭を掲げて狗肉を売るという言葉のように思われるわけでございます。いろいろな御苦労があったことは大体私も想像ができますけれども、大臣、この辺について、所信表明や提案理由の説明との関連で、この法案につい……
○岩垂委員 日本はワシントン条約に一九七三年に署名して、一九八〇年十一月から発効になったわけでございます。こういうところで申し上げるのも恐縮でございますが、条約の批准に関連いたしまして、今は亡き古賀元上野動物園園長さんと当時の大来外務大臣と談判をいたしまして、日本政府に批准という方向に踏み切っていただきました。その批准に際して、関係団体が幾つかございまして、これに対する危惧の念や反対の気持ちの表明がございまして、それらの団体との話し合いや調整についても及ばずながら手伝わせていただきました。そういう意味では、国内法の制定というのは私にとって数年来取り組んできた課題でもございますし、ここまでたどり……
○岩垂委員 質問の前に申し上げたいことがございます。 私は、十五年前になりますけれども、本院に初当選をして、公害対策並びに環境保全特別委員会に所属をいたしました。その心、その所信は、私の選挙区、川崎における公害対策を一歩でも二歩でも前進させることによって市民の健康と生命を守っていきたいということでございました。この十五年間、政府あるいは自治体あるいは企業を含めてそれぞれの立場で、被害者の要求を中心としてさまざまな公害対策に取り組んできたことは否定をするものではございませんけれども、その歴史の重さというものを振り返って考えてみると、確かにSOxの面では改善の措置が見られたことは事実でございまし……
○岩垂委員 先生方大変御苦労さまでございます。 私は昭和四十七年に国会に出てきまして、公害対策特別委員会と言われた時代からずっと環境問題にかかわってきたわけでございますが、特に私が記憶にあるのは、当選をした翌年でございますけれども公健法が審議をされまして、その審議に参加をさせていただいていろいろなことを勉強させていただいたわけでございますが、その立場それから十五年の歳月というものを積み重ねて考えてみても、全面解除というのはどう考えても乱暴ではないかという感じがしてならないのであります。私は、今の公健法が一〇〇%完全なものだと思っていません。いろいろな問題点や欠陥を持っていることを承知していま……
○岩垂委員 中曽根総理、御苦労さまでございます。お忙しいところ、環境委員会に御出席いただいたことに感謝します。 私は、総理の御出席をお願いした意味は、無論今問題になっている公健法改正に関する問題もございますけれども、中曽根内閣の環境問題に対する基本的な政策、とりわけ、長期にわたって政権を担当してこられたその実績を含めて、この機会に所信を伺いたいという気持ちでお願いをしたわけでございますので、少し広範にわたって質問をさせていただくことをお許しをいただきたいというふうに思います。 まず、公健法改正について総理に質問をさせていただきます。 今回の法改正、私どもから言わせると、これは改悪というふ……
○岩垂委員 少し手前みその話になるわけですが、去年の八月に衆議院の環境委員会でこの条約に関係する外交官会議が開かれる直前に、私、中曽根総理にフロンガスの調印、批准について積極的な対応を求めたいということを質問いたしました。 その際、総理からかなり明確に前向きな答弁をいただきまして、その後こういう段取りになったことについて、率直に申しますと、私自身ワシントン条約などを手がけてきた立場から言いますと、割とスピーディーな対応だなというふうに、これは感謝の気持ちを含めて申し上げたいというふうに思いますが、ただ内容について言うといろいろ問題がございます。したがって、その問題などについて問題点をただして……
○岩垂委員 きょうは山口さんいらっしゃいますけれども、私は国会の中で反アパルトヘイトの映画「遠い夜明け」の上映をされたときに見ることができませんものでしたから、わざわざ映画館まで足を運びまして鑑賞をさせていただきました。率直に申し上げて、映画館にそう大勢人が集まっているとは思わなかったのですが、満員でございまして、帰りには次の回で見る人たちのまさに長蛇の列でありました。 これだけ日本国民のアパルトヘイトに対するある種の憤りが深まっている、そういうことをしみじみ感じましたので、この際ですから、大臣もごらんになったそうでございますから、新聞報道によると憎しみを感じたというふうな言葉も拝見いたしま……
○岩垂委員 安保条約に関係して、内外情勢に関連をする質問を少しさせていただきたいと思います。 きのうの夜ですが、テレビでアフガニスタンからのソビエト軍の撤退のニュースを見ました。ある感慨と、同時に感動を覚えました。 八年間の歴史を振り返ってみるまでもなく、長い長い交渉の中で、特に国連がかかわって米ソが保証人になってといういきさつを含めて結論が出、その対応を進めようとしているときに、また同時に五月二十九日からの米ソ首脳会談、戦略核五〇%削減だとか、通常戦力の削減だとか、さまざまな課題があります。 私はこれはある種の新しい情勢への転換であると同時に、デタントの第一歩だというふうに受けとめたい……
○岩垂委員 最初に、きょう開票になった韓国の総選挙の結果について外務大臣の所見をお伺いをいたしたいと思います。
【次の発言】 大統領選挙の際の支持率とか、それから今度の開票における与党の支持率とかいうふうなものをいろいろせんさくするつもりはございませんが、いずれにしても与党の体制というものが必ずしも強固なものではなかったということは言えると思うのです。
それは、やはり韓国の民衆が、もちろんセマウル容疑の問題や何かがあるにしても、野党の方は一本にまとまることができなかった、そして分裂して選挙に臨まざるを得なかったという状況のもとでさえこれだけの健闘をしたという意味は、韓国における平和や人権や民……
○岩垂委員 アスベスト問題というのは、考えてみると今から三年前、昭和六十一年の十月二十八日に本委員会で、実はミッドウェーの廃棄物の処理の問題に関連をして質問をいたしまして、それがいろいろな意味で反響を巻き起こしまして社会問題にもなったということが一つのきっかけになっているものですから、私なりに大きな責任を感じています。私はその面では決して玄人ではございません。全くの素人なんですが、アスベスト問題の研究会などに参加をしたりあるいは現場をこの足で確かめさせていただいたり、いろいろ勉強をいたしてまいりました。非常に不十分だと思いますけれども、何といいましょうか、私なりの問題意識と、それから揚げ足取り……
○岩垂分科員 上原委員にお伺いしたら夜中の九時ごろまで審議を続けるそうでございますから、できるだけ時間短縮に協力をしながら質問をしたいと思いますので、ひとつ簡潔に、しかし前向きに御答弁を賜りたいというふうに思います。 私は、選挙区が川崎、鎌倉、逗子、葉山、横須賀、三浦という選挙区なんです。きょうは地元の問題なんですが、特に道路の問題、さっき建設大臣もおっしゃっておられたように一番大きな問題でもございますので、お尋ねをしたいと思います。 これはちょうど十年前の一九七八年度のパーソントリップ調査なんですけれども、これは言うまでもないのですが、神奈川県の総合的な交通量は人口の増加に比例して急増の……
○岩垂委員 今回の事故でたくさんの死者が出ました。いまだに行方不明の方もおられます。そうした皆さんに心からの御冥福を祈りながら、同時に、幸いにして救助された人たちの中にも、けが人もおりますし、まさに心身にショックを受けていらっしゃる方がたくさんいらっしゃるわけであります。そういう立場を考えながら、ぜひこの問題が真相が明らかになりながら、同時に対策が具体的に進むこと、そして補償の手だてなどについても政府の誠意のある態度を要望しながら質問をさせていただきたいと思います。 最初に、これは運輸大臣かあるいは海上保安庁長官にお伺いをしたいと思うのですが、私、今度の事故が起こったときにとっさに思ったこと……
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