このページでは荒船清十郎衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(荒舩清十郎君) 御質問のように、目下非常に経済の容易ならざるときでございます。したがいまして、行政のコストダウンをしなければならない、それから税金のむだ遣いをしないようにしなければならない、こういうことで、昨年末の閣議で、過去十数年間にないところの広範囲な行政改革案をつくったわけでございます。 その内容について、簡単に申し上げます。 農林省を農林水産省に改組するということ、なお中央省庁の課を二年間のうちに五十一削減をするということを決定いたしました。なお、地方出先機関のうち支所、出張所等約千カ所を整理することに決定いたしたわけでございます。 なお、国家公務員につきましては、昨……
○国務大臣(荒舩清十郎君) 特殊法人の問題ですが、私の方といたしまして、特殊法人については思い切った整理をしていく方針でございます。 なお、また、給与の問題等がありますが、行政管理庁といたしましては、閣議で去年決めたとおり、なるべく高額のものはこれを上げないようにする、それから、なお、退職金は二割減ずるということを決めましたから、その方針に従いまして実行していくつもりでございます。 なお、また、特殊法人は経営委員会とか管理委員会というようなものがございますが、これらの委員の任命は、各省の大臣がこれを所管しております。しかし、御質問の趣旨のとおりでありまして、私どもといたしましては、この委員……
○荒舩国務大臣 今回、行政管理庁長官を命ぜられました荒舩清十郎でございます。 委員長初め委員各位の御鞭撻、御指導をどうぞよろしくお願いいたします。 以上をもってごあいさつといたします。 ありがとうございました。(拍手)
○荒舩国務大臣 ただいま御指摘のありました審議会及び特殊法人の整理統合につきましては、昨年末の行政改革に関する閣議決定に基づき、今国会に関係法律案を提出するなど、その推進に努めているところであります。 今後とも、ただいまの御決議の趣旨を尊重して、必要に応じ審議会及び特殊法人のあり方につきまして、その見直しを進めてまいる所存でございます。 ありがとうございました。
○荒舩国務大臣 ただいま議題となりました審議会等の整理等に関する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 先般、政府は、行政の合理化を推進するため、行政機構及び運営の全般にわたる改革を行うことを決定し、その一環として各行政機関に置かれている審議会等の整理及び委員構成等の改善を推進することといたしております。この方針に基づき、ここにこの法律案を提出した次第であります。 次に、法律案の内容について御説明申し上げます。 第一に、審議会等の整理につきましては、行政機構の簡素化及び合理化を推進するため、社会経済情勢の変化に伴い必要性の低下したもの、活動の不活発なもの等については、……
○荒舩国務大臣 ただいま議題となりました許可、認可等の整理に関する法律案について、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。 政府は、かねてから行政の簡素化及び合理化を促進するため、許可、認可等の整理を図ってまいりましたが、さらにその推進を図るため、昨年末に決定した行政改革計画に基づき、許認可等の整理合理化を行うこととし、この法律案を提出することといたした次第であります。 次に、法律案の内容について御説明申し上げます。 第一に、許可、認可等による規制を継続する必要性が認められないものにつきましてはこれを廃止し、第二に、規制の方法または手続を簡素化することが適当と認められるものにつきまして……
○荒舩国務大臣 先ほど来、大変まだ私どもも勉強の足りない点等も指摘いただきまして、ありがとうございました。大いに勉強いたします。 なお、特殊法人のいろいろな問題を取り上げられましたが、特殊法人は急速に要らないものは整理していかなくちゃならないという信念でおります。 なお、特殊法人の役員の給与というような問題は大蔵省の管轄であり、それから人事は官房長官及び各省の大臣でございますが、特に御指摘をせられました横滑りと言うんですか、あるいは渡り鳥と言うんですか、幾つかの法人を渡り歩いて退職金が大変な高額に達する、国民感情としてもこれは許せない問題であると思います。それらを踏まえまして特殊法人の人事……
○荒舩国務大臣 御質問の点、あるいはそういうふうにお考えかもしれません。しかし昨年十二月二十三日に決定した行政改革案は、新自由クラブ御提案の要旨も全部読ましていただきまして、取り入れらるべきものはかなり取り入れたつもりでございます。しかし、きわめて大胆であって規模が大きいのでございます。 いま一番大切なことは、不況をどうして乗り切れるか、雇用をどうしたら増大できるか、また失業対策問題はどうしたらやれるかというような大きな課題がございます。加えて円高問題、ひいては円高問題から関連いたしまして貿易の問題、いろいろ大変な問題がありまして、なるべくそういうことに支障のないようなことも一面考えていかな……
○荒舩国務大臣 お答えいたします。 行政改革というのはなかなかむずかしい仕事でございまして、これは安井さん御承知のとおりでございます。昨年、エネルギー省というようなアドバルーンあるいは住宅省というようなアドバルーンが上がりましたが、この問題等についてはちょっと研究が足りなかったんじゃないか。なるほど、行政整理の根本は、省庁の統廃合というようなことをやらなければならないと思っております。しかし、これは行政の基盤でございまして、いま何といたしましても景気の浮揚を急速にやらなくちゃならない。失業問題、雇用問題、そういうようなことから始めまして円高の問題、ひいては貿易の振興の問題、こういうような大変……
○荒舩国務大臣 お答えをいたします。
そういうことはございません。大丈夫です。
【次の発言】 お答えをいたします。
全くそのとおりでございまして、実費弁償と、こう言いまして、最初に一月と一年を間違えました。私は、一体こんなことがこの世の中であるかなと不思議に思ったぐらいでございます。まことにこれはおっしゃるとおりでございまして、何とも返事のしようがございません。大蔵省と折衝をしたのでございますが、ほかにもこういうようななにがありまして、やっと一年間に千円上げただけなんです。一万一千円が一万二千円になっただけです。私は、相談委員の人たちに何とも顔向けもできないようなことでございます。しかし、……
○荒舩国務大臣 ただいま河村さんのおっしゃるとおりでございまして、実際、行政整理というのは大変なむずかしい仕事です。これは簡単ではございません。民社党の御意見も、昨年のつくられたものもよく読んでおりますが、私は、いまの民間の非常な不況の問題、それから財政も非常な困難の状態、それは思い切って行政整理を断行しなくてはならない、国民の税金をむだにしないようにしなければならない、よくわかっております。 しかし、これはだんだんやってみると、総論では皆さん全部河村さんのおっしゃるとおりだ、それから各論に入りますとみんな反対です。そういう中へはさまって少しでも実行していかなければならない、こう考えておりま……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。