このページでは安宅常彦衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○安宅委員 吉岡さんにお伺いしたいのですが、いま最後の御質問がございましたが、外務省が最近出したパンフで、韓国の朴政権が単独でやるということがきょうの新聞あたりに出ているのですが、あなた、日本の開発会社のしにせである帝石の取締役という立場で見て、単独開発できるでしょうか。
【次の発言】 韓国が単独開発をやるぞと言っていますが、やれると思いますか。
【次の発言】 韓国独自ではやれない。つまりカルテックスならカルテックスというところがついておればカルテックスが掘ることはできるけれども、韓国はやれない、こういうふうに理解していいですね。
【次の発言】 わかりました。つまりそういうことは、外務省のパン……
○安宅委員 関連で……。そういうときには、立法府とそれからあなたの方の政府側との考え方で言うならば、廃案になったら法律そのものがなくなるのですよ。だから継続審議の要請をするなりそういうことについてあなた方は手を尽くさなければならない。そんな、法律すぽっと廃案になったら、それこそあなた、提案されてないもとに返るのですよ。だからそういう見解も、それから仮に石野さんが言うようにそういう場合であっても、先ほど日野さんが言ったような解釈、そういう実例もある。いろんなことで混乱をしているのですから、この問題については委員長、理事会で扱って、そうして政府といろいろ打ち合わせてその結論を出す、そういうことで処……
○安宅委員 いま日韓癒着という問題が、大変世間を興奮状態にしているというんでしょうか、そういう情勢ですね。この問題について、私は過去数年ずっと取り組んできたわけですけれども、たとえばロッキードだってアメリカの方からばれてくるんですね。私は、日本は独立国として体裁悪い話だと思うんですね、国民としても。全部隠すことばかり考えている。大臣の答弁、さっきもあんなことを――名前を言っちゃいけませんけれども、大来さんなんか、まるでうそをつくのが基金の総裁だと思っているみたいな答弁を平気でやりますね。こういう国会で議会制民主主義を一体守れるだろうか。こんなことを考えながら必死になって、日韓癒着の問題について……
○安宅委員 新韓碍子の問題に関して、輸出申請書に承認を与えた書類一式、これを出せ、それから頭金の問題について、日商岩井との貸借関係、輸銀との関係についてその内容、これを公表しろ、こういうことについてできないという話でしたが、その後、統一見解はどうなったか、発表してください。
【次の発言】 よくまあぬけぬけとそんな統一見解を持ってきたものですね。ちょうどさっきまで――ソウルの地下鉄の価格をわが党の松浦君に別室で見せて、それが問題になって、価格がわかったのでしょう。見せているじゃありませんか。
それからこれは、輸出承認をしたのは通産省でございますけれども、企画庁がその基金の監督をやっているわけで……
○安宅委員 農林大臣にお伺いいたしますが、一昨年の二月、本委員会において私が問題を提起し、林野庁におけるいわゆる常用並びに定期作業員の処遇の改善について当時原則が確立し、その後五十二年の四月からこの原則にのっとって処遇改善のことをやるということが決定されたわけですが、期日はもう迫っているのですけれども、林野庁と全林野労働組合との団体交渉は最終段階で足踏み状態になっているのが現状だと思います。これは農林、大蔵、総理府など関係する各省庁においてやはり意見の調整がまだ若干おくれぎみのところに原因があるように思われます。 この問題は直営、直用の方針など種々問題は残されてはおりますけれども、具体的に処……
○安宅委員 私は、金大中氏事件に関して非常に疑問がございまして、いろいろ調べておったのですが、このことについてきょうは質問いたします。時間がありませんから簡単に申し上げますから、答弁も簡単にしていただきたいのです。
まず一つは、さきに本委員会で大出氏が調査要求をした、同事件の当時自衛隊が動いた問題などについて、在米日本大使館をして、文明子女史に接触してでもその実態を調べろ、こういう要求が出ておったのですが、これはどうなっておりますか、外務大臣。
【次の発言】 法務省にお伺いいたしますが、特に韓国人の出入国の問題でございますが、これは名前を三つも使い分けている人もあるくらいですから、このことに……
○安宅委員 きょう集中審議に際しまして、参考人としておいでになった方に対して、本当に御苦労さまでございます。私からも心からごあいさつ申し上げたいと思います。 きょうは、対韓経済協力の問題でいろいろな疑惑があるということを、私は数年前からこのことについて取り組んでおったのですが、新韓碍子という会社があります。これは特殊高圧の碍子をつくる会社ですけれども、倒産いたしまして、韓国においてまだ動いておりません。これは輸銀の援助があり、韓国の第二次五カ年計画の中に入れられた民間借款の一つであります。金額は三百万ドルです。正確に言えば二百九十九万九千七百五十ドルですか、こういう借款ですから、全体の巨大な……
○安宅委員 外務大臣にお伺いいたしますが、日本人である伊東玄太郎さんほか三名が、伊東さんの場合には無期懲役、こういう罪名で韓国に拘束されておったのですが、この釈放のいきさつについて、外務省からいろいろ聞きましたが、私に対してそのいきさつを、資料を出しなさい、こういうことを言ったら、出してきました。これは昭和五十年か五十一年ごろ出したものに、タイプ刷りしておるものにあわてて追加して書いてよこしました。これは四十四年ごろから書き足してきましたな。だから、三年ぐらいの分、ずっと前、私が要求した資料に足してきたのですね。非常に私疑問に思ったのは、どういうことかといいますと、五十一年十二月二十七日に釈放……
○安宅委員 私は、多国籍企業の問題について二、三藤野さんにお伺いしたいのですが、なぜこんな細かい質問を会長にされるのかなというようにお考えになるようなことなんですけれども、私ども、多国籍企業というものについて基本的な討議をしたいというそのときに、多国籍企業の日本における代表である三菱商事の会長さんから、ぜひこういうことぐらいは聞いておきたいなと思ってお伺いいたしますから、ぜひひとつそういう立場でお答え願えればありがたいと思います。 固有名詞を出してぐあい悪いのですけれども、富士石油という会社があります。これはバーミューダ島にリソーセスといういわゆる現地法人を持っております。これは一〇〇%出資……
○安宅委員 千両役者の後で、大変申しわけありません。 十三日の本委員会におきまして、公明党の坂井さんから、武器の輸出について総理に対する質問がありました。ちょうど去年の二月四日、私忘れることができないのですが、この問題をやっている真っ最中にロッキード事件が起きました。私の質問はしり切れトンボになってしまいました。しかし、この問題は、相当長く続いた私の執念でやっておったものですから、いろいろと具体的な、たとえば経団連の兵器部会なり、兵器工業会なり、経団連自身の幹部の発言なり、こういうことから推して、兵器工業会なりそういうところの資本というものは何とかして軍需産業というものを日本に振興したい、こ……
○安宅委員 正式な質問はこれで終わりになるわけでありますが、私は、去る九月二十七日、アメリカのエクソン社が米連邦証券取引委員会に対しエクソン社の海外支払いに関する報告書を提出いたしましたことについて、日本政府はこれを入手し、そうして検討しているかどうかについて、総理からひとつ御答弁をいただきたいと思います。――ではとなたか、法務省……。
【次の発言】 その中で日本に関係する部分は次の二つであります。もちろんこの報告書は、連邦証券取引委員会はこの報告に満足して受理した、こういうことになっております。そういう中で言うのですが、日本に関係したのは次の二つでございます。
一つは、一九七三年の報告によ……
○安宅委員 私はこの前、新韓碍子という会社の問題で参考人として日商岩井の社長さん、それから河原さんなどをお呼びいたしましたが、ほとんど答えてくれませんでした。非常に重要なことでありますが、新韓碍子という企業に対する輸銀の融資、それは日商岩井が代行ですから、日商岩井に融資したわけですが、地下鉄の問題や、それから多国籍企業の問題や累次にわたってどうもリベートが出ているのではないか、そういう問題など、特に韓国に対する経済協力の過程では、何も海外に金を送ったり、日商岩井だったら日商岩井の在外法人である日商アメリカ・コーポレーションなどに金を送ったり、そういう操作をしなくてもできるはずなのに、なぜこうい……
○安宅委員 議事進行について発言いたします。 総理が、この間第二次補正のときに、これは法律に基づくと大変だから、いろいろ問題が出てくるから、だから法律に基づかないで協調と連帯でやれ。農林大臣はいろいろ答弁なさった中で、私が記憶があるのは、これは間違っておったらなんですが、一々やっていたらこれはやれっこないじゃないか、ここで言ったのかもしれませんが、そのときには、定着している、やはり大蔵大臣の財政法第四条と同じ、いままでもやってきたのですから、こういう答弁をはっきりしていますね。そうしたら今度は、きょうは、局長に質問するともっとおかしいんです。この水田利用再編事業を実施するには抵触する法律が大……
○安宅委員 私は質問の要旨を出しているのですけれども、農業問題についてわが党の川俣君のところで理事会預かりになったものですから、これをやるわけにいきませんので、残念ながら、まずひとつ、私、ばかの一つ覚えと言われるかもしれませんけれども、これまで数年間、日韓経済協力の汚い仕組みを明らかにするために、輸銀融資の額としては小さい方なんですが、一つのモデルケースとして新韓碍子問題、この徹底調査を続けてまいりました。この問題を最初に取り上げたいと思います。 何と言っても厚いベールに包まれて、積極的に政府は不正を明らかにするどころか、守秘義務とか、悪いことをしているのは大体わかっているんだろうと思うので……
○安宅委員 総理にぜひ聞いておきたいことがございます。 戦後最高の円高が現出をいたしました。きのうは一ドル二百三十五円二十銭にまでなったことは重大であると思います。このことは、各国通貨の総フロート制の崩壊は避けられないのではないか、こういう状態ではないでしょうか。さらにまた、五十三年度予算の基礎である七%経済成長率、これは二百四十円、累次の企画庁長官の発言にもあるとおり、のはずであります。また一面、アメリカの情勢から見て、あるいはマルクやスイスフランの動静などから見て、今後もこの情勢が続くと見るのが正しいのではないか。ある人は、円は一ドル二百二十円台まで上がるという分析さえもしておるのであり……
○安宅委員 いま長引く不況の中で武器輸出論議が、有事立法といいますか、これは戦時立法ですね、などの危険な風潮の中で大きく頭をもたげています。まことにゆゆしいことであります。 私はこれまで、たとえば昭和五十一年当時など、こうした議論が出た都度、その後もそうですが、武器輸出問題を本委員会で取り上げてまいりました。武器輸出の原則を、単に武器そのものだけにとどまらず、関連設備、対外直接あるいは間接の投資、在外法人の問題などを修正追加しよう、あるいはした、そういうことを、その都度内閣の統一見解を明らかにさせてきましたけれども、どうもこの問題は、日本の憲法が邪魔になって仕方がない、巨大な独占企業の、特に……
○安宅委員 私は、かねがね日本の外交の中で各国からさえ公然のこととして批判の目をもって見られている日韓癒着といいますか、その最も根源的な問題、これは総理なんかもぜひひとつ真剣に考えてもらいたいのですが、この問題を取り上げてみたいと思います。政治姿勢、一般的に言いますが、こういうことの政治姿勢こそ大変問題にしなければならないのじゃないか、こう思っています。
法務大臣にお伺いいたします。最近惹起しました入国管理局の幹部を含む不祥事件について、報告を受けておられるかどうか。
【次の発言】 それでは、法務大臣も就任早々でありますし、あなたの部下で結構です。政府委員の方からで結構ですから、責任のある者……
○安宅委員 二月八日、法務省の入国管理局の不祥事件について私は質問したんですが、いろいろ調べれば調べるほどおかしいことがたくさんあるので、きょうは時間が、そのためにというつもりじゃなかったものですから、若干の点で確認だけはしておきたいということについて申し上げます。したがって確認ですから、イエスかノーか、まあそういう言葉がいいかどうかは別として、そのとおりですとか違いますとか、そういう答弁をしていただきたいと思います。 旅券の発行について不正を防止するためのチェック機構というのは実はないんです、こういう答弁が外務省から出たんですね。しかも在外公館で発行する場合など、三人ぐらいしか、たとえば韓……
○安宅委員 総理にお伺いいたしますが、私は二月八日に金大中氏事件であなたに質問をし、そのときにあなたは、金大中事件は主権侵害の疑いが広く深くある、こういうふうに答弁をしています。ただ、証拠を握ってないんだ、こういう意味だったと思います。その後、私はあなたと法務大臣に毎日新聞社編の「金大中事件全貌」という冊子を贈呈をいたしました。このことに絡んで、きょうさらに、持ってこないなんて言われると大変ですから、私は、当時の現職の法務大臣が新聞記者に証言していることを読みます。したがって、あなたはこれでもKCIAがやったということについてそうではないと言い張るのか、そこを聞きたいのです。 百五十七ページ……
○安宅分科員 郵政大臣にお伺いいたしますが、いろいろきょう保険や貯金の募集の関係や何かであなた無理強いしているんじゃないか。あなたはしないかもしれないけれども、貯金局長だとか保険局長なんというのは、表彰状をいっぱい出して、そのことから来る犠牲者の問題なんかも言おうと思ったんだけれども、時間がないからきょう一点だけにしぼります。
何か新聞あるいはテレビによりますと、公定歩合の引き下げとの関連で預貯金の利子を引き下げる、こういうことになっているんだが、定額貯金というのはこのたびは下げる意向なんですか。
【次の発言】 利子。
【次の発言】 いや、今度下げることになっているでしょう。あなた、何か合意……
○安宅分科員 通産省にお伺いいたします。 酒田におけるいわゆる酒田共同火力、これは東北電力と住軽アルミの共同出資の、発電所をつくるためにつくられたものなんですが、この共同火力発電所というのは――酒田地区の電力の供給関係、それに伴う送電線、こういう問題について私はずっと関与してきたものですが、理解できない点が相当多くなっているのです。そのことできよう私はお伺いしたいのです。 この間、酒田市の公害対策審議会が開かれました。これは七日ですね。そこに、参考人として出席した東北電力の有磯一郎企画室長という人が、県内で年間五十三万キロワットを消費し、そのうち酒田地区は約半分の二十万キロワットを使ってい……
○安宅分科員 農林大臣せっかくですから、本当は林野庁の職員の処遇改善の問題でやろうかと思ったのですが、三十分じゃとてもなんですから、きょう取り上げたいと思うのは小さいようで非常に大きいことなんですけれども、小麦三百万トン、大豆三百万トン、トウモロコシなど八百万トンですか、安倍さんが農林大臣のときアメリカに吹っ飛んでいって輸入をお願いをしてきた。それが期限切れになるのでまた行かなければならないということを聞いていますが、それはいつごろ行かれるつもりなんですか。
【次の発言】 私は、この食糧輸入のことについて日本の食糧の需給との関係で、政策として非常に重要な問題だと思うのです。これはもう十年も前か……
○安宅委員 楠先生にぜひ伺っておきたいことがございまして、大変簡単なんですが、いろんな前提を抜きにして申し上げますから御了承願いたいと思います。 一つは、私どもも身体障害者の問題についていろいろな局面に遭遇するのですけれども、たとえば脊椎損傷者などは、労働災害でほとんど足腰が立たなくなってしまう、こういうこともあるわけです。そうでない人もおりますが。そのときに、いろんな介護、あんた、もっと介護料をふやしてもらえないかなどという、たとえばそういう話が出る。そういう介護をするときに、私どもの事務所は車いすですっと入れるようにつくりかえをしたり、大変苦労しているのですが、介護をしてくる奥さんですね……
○安宅分科員 法務大臣、またうるさいのが参りました。 私さきに本委員会で韓国研究院あるいは国際関係共同研究所、もちろん共同研究所の方は元駐韓大使の金山政英氏がやっているのですが、いずれもこれを主宰している崔書勉という人は、日本の朴東宣と言われている。これは日本では皆常識なんですね。言うならば、私どもの認識では日本における対外工作――さきに統一協会などの対米工作が大変問題になりました。そのときに、日本でも、統一協会というところの池田文子という人ですか、この問題がフレーザー委員会から指摘されたときに私は談話を求められて、ある新聞に私の談話が載った。途端に池田文子という人から面会強要のあれがありま……
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