このページでは二見伸明衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○二見伸明君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十一年度補正予算三案に反対の討論を行います。(拍手) 当面する経済情勢は、景気回復が著しくおくれ、厳しい様相を呈しております。 個人消費は依然として停滞したままであり、また、民間設備投資も一向に盛り上がる気配もありません。一方、完全失業者は百万人にも及び、中小企業の倒産件数は激増の一途をたどっているのであります。物価の上昇が高水準を維持していることは言うまでもありません。 こうした状況は国民所得統計にもはっきりあらわれ、本年度第一・四半期こそ年率五・三%の成長を記録したものの、第二・四半期は年率一・〇%にとどま……
○二見伸明君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました昭和五十二年度補正予算三案に賛成の討論を行うものであります。(拍手) 公明党・国民会議は、補正予算三案について、現下の困難な経済情勢の克服は一刻の猶予も許されない深刻な事態であり、国民生活を守る緊急避難的な意味から、賛成の立場をとるものであります。(拍手) しかし、このことは、当然、政府の経済政策の万般について追認するものではありません。むしろ今日の事態に陥れた政府の失政こそ重大だと思うのであります。 当面する経済情勢はきわめて深刻であります。中小企業の倒産は、負債総額一千万円以上に限っても一日当たり五十件を超え、ま……
○二見委員 今回の選挙は、公選法が改正されて初めての選挙だったわけであります。したがいまして、改正された選挙法のもとで行われた選挙ということで、いろいろな点を自治省の方で把握されているのではないかと思いますけれども、一つだけお伺いをしたいと思います。 実は、今度の選挙では、個人ビラというのが新たにできまして、定数掛ける二万枚の個人ビラの作成が認められて、それにシールを張るということになりました。これが行われたわけであります。 たとえば、私の選挙区ですと十万枚の個人ビラが配布できるわけでありますが、実際やってみまして、一つは、シールを張るというのは、作業だけで大変なことだ。私の場合は十万枚で……
○二見委員 本日は、エネルギー問題、行政改革、地方財政等についてお伺いしたいわけでありますけれども、本論に入る前に法務大臣の御見解を承りたいことがあります。 それは、けさのニュースでも報道されましたように、きのう、仙台の高裁でもって、弘前大教授夫人殺人事件に関する那須隆さんについての判決がございまして、殺人については控訴を棄却して無罪とするとの判決が出されました。これに関して法務大臣の御見解を承りたいわけでありますけれども、三点ございます。 一つは、この判決を検察側は尊重するのかどうか。もう一つは、那須さんは冤罪であったわけでありますが、那須さんの失われた人生、また失われた名誉に対して国は……
○二見委員 私は、インドネシアのLNGの輸入にまつわる問題と、午前中も新韓碍子の疑惑についての質問もございましたし、私の後にはソウルの地下鉄の問題についての質疑も行われるわけでありますけれども、また、現在はロッキード事件が公判中でありますが、こうしたいかがわしい問題が叫び起きないような腐敗防止対策といいますか、そういうものについての質問、考えを申し述べたいと考えております。 しかし、本論に入ります前に、一つ確認だけしておきたいことがございますので、ロッキード事件に関連いたしまして一点確認をしたいと思います。 それは、ロッキード社の社外重役七人による特別調査委員会がすでに設置をされておりまし……
○二見委員 私は、現在問題になっております円高の問題、国際収支の問題について、総理大臣並びに関係大臣の御意見を承りたいわけでありますけれども、その前に、これは防衛庁長官だろうと思いますけれども、一言だけお尋ねしたいと思います。 というのは、けさのある新聞で、自衛隊の次期統幕議長に内定した栗栖陸幕長がきのうの記者会見で、「自衛官の最高位である統幕議長は(天皇による)認証官であるべきだ。園田官房長官には要請してある。二十日に任命を受けたあと宮中へ記帳に行く。これは宮内庁からも許可がでた」、こういう発言をされたそうであります。 私は、ここでこういう発言の事実関係を問題にするのではなくて、長官とし……
○二見委員 公明党の二見でございます。 本日は年の瀬も押し詰まったお忙しいところ、参考人の方々においでをいただきましたことを心からお礼を申し上げます。 御存じのように、もう何回も質疑をされておりますのでお耳にたこができているだろうと思いますけれども、ソウルの地下鉄の問題あるいは新韓碍子等、日本と韓国との経済援助、経済協力にまつわる黒い霧がうわさされております。私たちは、日本と韓国とのこれからの末長いおつき合いをするためにも、黒いものは黒い、白いものは白い、はっきりしていくことが大事だろうと考えております。 私は、ソウルの地下鉄の問題について二、三伺いたいわけでありますけれども、この問題に……
○二見委員 ただいまの伊藤委員の質問に関連して冒頭に大蔵大臣にお尋ねします。 最近、為替相場が安定といいますか円安、二百二十七、八円になってきております。これに対しては、アメリカが金の売却をすることを決めたからだとか、いろいろとその理由、原因が述べられております。 そこで、私は端的に大臣の見解を伺いたいわけでありますが、実は牛場対外経済相が、今後急激な円高はないだろうというようなことを語ったという報道を、きのうだかおとといだか私は目にいたしましたけれども、大臣としては、今後急激な円高はもうないだろうというような御判断を持っているのか、それとも、これはうっかりしたことはなかなか言いにくいのは……
○二見委員 私は、きょうは防衛問題、あるいは日米通商協議、農産物の輸入自由化、農業問題等等、バラエティーに富んだ問題を質問したいと思います。
最初に、本論に入る前に外務大臣に確認を兼ねてお尋ねをいたしますけれども、けさの有力紙で金大中氏がきょう釈放されるとの報道がありました。しかし現在まだ釈放されたという報道に私たちは接しておりません。金大中氏がきょうじゅうに釈放されるのか、あるいはきょうは釈放されなくても近い将来に釈放される見通しがあるのか、お願いしたいと思います。
【次の発言】 現在まだうわさの段階であって、釈放という事実関係もまだ確認されてないことだと思います。したがいまして、金大中氏……
○二見委員 私は、東京ラウンドと、それに関連する日米農産物交渉、そして有事立法についてお尋ねをしたいと思いますが、御承知のように時間が非常に限られておりますので、私も要領よく質問をいたしますから、御答弁の方も要領よくお願いしたいと思います。 最初に、東京ラウンドに関連してお尋ねいたしますが、その前に、ちょっと話が変わって申しわけありませんが、外務大臣に一点お尋ねをしたいと思います。 ベトナムでは、八月の二十一日から九月の下旬にかけて大雨がありまして、そのために大変な被害が出ております。これに対してベトナム外務省は、世界各国に米だとかあるいは砂糖だとか医療品だとか住宅建築用の材料だとか、そう……
○二見委員 私は、きょうは最初に犯罪被害者補償についてお伺いをし、その次に外交問題、イランの石油情勢農業問題の順番にお尋ねをしたいと思います。 最初に、総理大臣に御感想を伺いたいわけでありますけれども、先日も大阪で十七歳の少女が刑務所に入りたいということでトイレで女性を刺殺したという事件がございました。いわゆるこうした行きずりの殺人事件というのは最近非常にふえてきておりますし、ちょっと古い例でいきますと、四十九年の八月には三菱重工の爆破事件でたくさんの方が殺傷されております。 法務省が昭和五十二年度に調べたところによりますと、暴力による故意犯によって死亡された方は千二百七十五名だそうであり……
○二見委員 けさの各紙によりますと、イランのバザルガン首相がホメイニ派の独走に反発して辞任をしたという報道がなされておりますけれども、このことについて政府はどういうふうに承知をいたしておりますか。
【次の発言】 バザルガン首相が辞任したのではないかという、テヘランではかなりうわさが広まっているようでございますけれども、こうしたうわさが広まっていること自体、バザルガン政権はかなり厳しい立場に追い込まれているのではないかという予測ができるわけですけれども、外務省としては、バザルガン暫定政権の現在の置かれている立場というものはどういうふうに御認識になりますか。
○二見委員 最初に、稲川さんにお尋ねいたしますけれども、官公需の問題が指摘されましたけれども、私たちは、官公需はできればフィフティー・フィフティーぐらいにしたいという主張を持っているわけです。これは受注側にも問題があると思いますけれども、現実的には稲川さんの方では官公需はどの程度まで確保したいとお考えになっているのか。と同時に、現実的に能力の問題としてどの程度可能なのか、それをお教えいただきたいと思います。 それからもう一つは、やはり中小企業にとって厳しいのは、下請代金の問題だと思います。私たちは、下請代金支払遅延等防止法というものを改正強化したいという意見を持っておりますけれども、下請代金……
○二見分科員 私は、沖繩の地籍の問題について二、三伺いたいと思います。 本土におります私たちはわかりませんけれども、沖繩の現地へ行きまして沖繩の県民の人たちと話し合いをしてまいりますと、地籍が不明確なために起こっている問題というのは、非常に予想以上に大変な問題があるというふうに受けとめております。私たちにはわからないぐらい非常に深刻な問題だ。親類同士で仲たがいが起こってみたり、仲のよかった友達が仇敵の間柄になってみたりという深刻な社会問題があるわけでありますけれども、亡くなられた佐藤総理大臣がいみじくも申しました、沖繩が返還されない限り、日本にとって戦後は終わらない。私、これはけだし名言だと……
○二見主査代理 これにて愛野君の質疑は終了いたしました。 次に、柴田健治君。
○二見分科員 福田総理大臣が訪米を前にしておりますので、いろいろと日本側の考え方や何かをいままとめていらっしゃる真っ最中あるいはすでにまとめ終わった段階であろうと思います。私はきょうは本論に入る前に二、三点承りたいと思います。 最初は、ただいま渡部委員が質問しておりましたOPPについて、私はその方の知識は全くございませんので、その点は御安心いただいてよろしいわけでありますけれども、ただ一点、先ほど渡部委員の質問に対して訪米みやげではない、こういう大臣の御答弁でございました。訪米みやげではないけれども、向こうへ行った場合にOPPについては首脳会談の議題の一つとなるのか、話し合うのかどうか。とい……
○二見委員 本日は大変貴重な御意見ありがとうございます。私は新田先生と飯田先生にお尋ねしたいと思いますけれども、時間も迫っておりますので簡単にお尋ねします。 まず新田先生には、先ほど社会的介入というお話がございまして、大内委員や小林委員からもこれについての質問もございましたけれども、これをもう少しはっきり私理解したいために、本当に生々しい問題を出してあるいは失礼かと思いますけれども、構造不況法案というのがいま問題になっておりますね、指示カルテルをめぐって通産省と公取でやりとりをしております。これが経済統制になるのかどうかという議論があります。けさの報道によると、通産省と公取の間で合意をしたと……
○二見分科員 きのうの分科会で文部大臣は、職業教育につきましてわが党の武田委員の質問に答えて、職業高校の受け入れ体制のみではなくて、高学歴社会の打破、学習指導要領の改善、進路指導の充実等々の必要性を述べられたというふうに理解いたしております。もし私の聞き間違いだったら御訂正いただきたいと思いますけれども、私はきょうは、職業高校あるいは高校のあり方について二、三お尋ねしたいと思いますし、また大臣からも積極的な御意見をいただきたいと思うわけであります。 きのうの御答弁の中で、高学歴社会の打破ということがありました。確かに高学歴社会の打破というのは、入学試験をどうするかという技術的な問題ではなくて……
○二見委員 最初に、三人の先生方にお尋ねしたいのですが、秋以降にインフレのおそれがあるのじゃないかと言われていますけれども、三人の先生方は秋以降のインフレ懸念というものに対してどういう見通しを持っておられるかお尋ねをしたいと思います。 それから、水野先生には一般消費税と景気との関係についてお尋ねをしたいのですが、私は、一般消費税を導入いたしますと景気の足を引っ張るのではないかと恐れております。もし、景気の足を引っ張るのだということになれば、一般消費税の導入をする立場に立っても、導入の時期というのはかなり慎重に選ばなければならないだろうと私は思うわけですけれども、その点についての御見解を承りた……
○二見委員 すでに二人の委員の方から御質問もあり、貴重な御意見を承りましたので、私は一点だけ三人の方に伺いたいと思います。あるいはこれは三人の方の御専門外のことになったらば本当に申しわけないと思いますけれども、非常に今日的な問題でお尋ねをしたいと思います。 実は御存じのようにイランの革命が行われまして、ホメイニ政権がどういうような政策をとるかわかりませんけれども、巷間うわさされているところでは、石油問題というのは今後深刻になると私は思います。この石油問題か深刻になるということは、ことしの日本経済に少なからぬ影響を持ってくるわけでございまして、私はこれは景気にマイナスの作用をするものだというふ……
○二見分科員 私も、ただいまの竹内委員の質問に関連いたしまして、国際科学技術博覧会の開催の件と、もう一つは海洋開発、この二つのテーマについてお尋ねをしたいと思います。 竹内委員の質問に余りダブらないように、私も二、三お尋ねをしたいと思いますけれども、最初に、ことしは六百万の調査費がつきました。私もこの科学技術博覧会の開催を何とか成功裏に実現させたいと考えておる一人でございますけれども、この調査費が計上されたということは、筑波学園都市に博覧会を開くのだという前提のもとにこの調査費がつけられたのか、それとも調査してみた結果、場所がほかに変わることもあり得るのか、まずその性格からお尋ねしたいと思い……
○二見分科員 私は、放送大学について基本的な問題でお尋ねしたいと思います。 いろいろな経過を経て放送大学が設立にまでこぎつけてきたわけであります。そしてこの放送大学の目指す目的、一つは生涯教育、あるいは大学教育を広く国民に開放するという大義名分は非常にいいし国民にも受け入れられやすいものでありますけれども、しかし、今国会に提案されてきた法案を見てみますと、大義名分とは別に、管理運営の面でやはり大きな問題があるのじゃないかという気がいたします。 このいわゆる放送大学学園というのは特殊法人。ですから放送大学というのは特殊法人立の大学だと思います。学園の理事長は文部大臣の任命になっておりますし、……
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