浦井洋 衆議院議員
34期国会発言一覧

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浦井洋[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは浦井洋衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

浦井洋[衆]本会議発言(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 衆議院本会議 第18号(1977/04/14、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井洋君 私は、日本共産党・革新共同を代表して、健康保険法等の一部改正案について、総理大臣並びに関係閣僚に質問をするものであります。  本法案の特徴は、健康保険が赤字だからと称してボーナスからも保険料を徴収するなど、不況とインフレにあえぐ国民に一方的に負担増を押しつける国民生活破壊の悪法であります。しかも、今日の相次ぐ公共料金の値上げの中で、これが強行されると国民生活全般に深刻な影響を及ぼすことは、火を見るよりも明らかであります。あまつさえ、初診時、入院時の一部負担金をそれぞれ三・五倍、三・三倍に引き上げるということは、国民の受診機会の抑制をねらうものであり、まさに医療保障制度の後退をもたら……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第22号(1979/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井洋君 私は、日本共産党・革新共同を代表いたしまして、健康保険法等の一部改正案について、総理並びに関係閣僚に質問をするものであります。  医療保険制度の抜本改正の第一弾と銘打たれた本法案は、新たに薬剤費などの半額を患者に負担させ、従来、本人のみの初診時六百円、入院時一日二百円の一部負担を、本人、家族とも一挙にそれぞれ千円に引き上げようとするものであります。これによって大幅な給付削減、患者負担の増大となることは、厚生省の試算でも平均医療給付率が現行の八八%から八三%となっていることでも明らかであります。  その上、保険料についても、月収と同率でボーナスからも徴収をし、大幅な保険料負担増を、国……

浦井洋[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

浦井洋[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 社会労働委員会 第2号(1977/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 労働大臣はこの間の二十二日に当委員会で所信表明を述べられたわけです。そこで「労働者の福祉の増進を図るため手厚い対策を講じることこそ、今日の労働行政が果たすべき責務である」こういうふうに言われている。そこで私はきょうは、労働者の生命と健康を守るべき労働省の災害補償と安全対策についてひとつ質問をしてみたいと思います。  まず、具体的な事例を申し上げたいのですけれども、ことしの一月に、三菱重工神戸造船所で働いているところの斉木福右衛門さんなど七人の労働者が職業性難聴障害として九級から十四級に認定をされ、労災補償の給付が行われることになった。三菱重工神戸造船所では職業性難聴による労災補償が……

第80回国会 社会労働委員会 第5号(1977/03/16、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 大臣にひとつお尋ねをしたいんですが、二月二十二日の所信表明の中で、午前中から言われておるわけですが、「国民すべてが「福祉の心」を社会連帯の基調とすることによって初めて名実ともに備わった福祉社会の建設が可能になると信ずるものであります。」だから、そう言われるからには、厚生省の長である大臣は非常に十分な福祉の心を持っておられるだろうと思うので、きょうはひとつ砒素ミルクやらスモンの問題を通じて大臣のテストをしてみたいと思うわけであります。  まず、砒素ミルクの問題であります。厚生省の方はよく御承知のように、昭和四十八年の十二月の二十三日に、守る会と森永と厚生省の第五回の三者会談が行われた……

第80回国会 社会労働委員会 第8号(1977/04/08、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 大臣によく聞いておっていただきたいのですが、大変御苦労さんです。  まず第一点は、今回改正された部分というよりも、改正をされ、しかも新規の部分があるわけなんですが、新たに平病死の遺族年金の支給範囲が拡大をされたということになるだろうと思うのです。ところが問題は、拡大された部分について年金の額が九万円という、新しい、より低いランクをつくられたわけであります。従来から支給されておった部分の年金額というのが十万円で、しかもことしの八月からは十二万円に上がるというふうになっておるにもかかわらず、なぜわざわざ低いランクといいますか、ランク外の九万円というようなものをそういうかっこうで新設をさ……

第80回国会 社会労働委員会 第9号(1977/04/13、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず最初に、雇用保険法の改正案と同時に並行審議をされておる三党共同提案の雇用保険等臨時特例法案に関連いたしまして、失対事業で働く労働者の皆さんの賃金の問題についてお尋ねをしたいわけです。  大臣もすでに御承知だと思いますけれども、四月一日から改定された失対賃金は、すべて時間給になっているわけです。それをしさいに見てみますと、重労働を伴うところの乙事業のB1が四百十七円、それから主として軽労働だと言われておる甲事業の(イ)ランクが四百五十二円、(ロ)ランクが四百三十四円、だから、重労働を伴うところの乙事業賃金の方が時間給として低くなっておる、こういうことであります。  私は、神戸であ……

第80回国会 社会労働委員会 第11号(1977/04/15、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 参考人の皆さん、どうも御苦労さんです。共産党の浦井でございます。  まず、岡本参考人にお伺いをしたいわけでありますが、先ほど、北海道の専業的な季節労働者に対する失業給付が特例一時金になって五十日になった、そのために、たとえば家出をされた例であるとかあるいは自殺をされた例であるとか、悲惨な事態が発生しておるという御意見があったわけでありますが、ひとつ皆さん方の仲間の中で起きているような問題少しリアルに、もう少し補完的にお話をしていただけば幸いだと思います。
【次の発言】 先ほどの話の中に、国の機関である北海道開発庁でも季節労働者の解雇をやっておるというお話が出たと思うわけでありますが……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/04/19、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず、労働安全衛生法の改正案に関連して質問したいわけですが、五十年度の労働白書によりますと、最近の労働災害の動向は、件数は減少ぎみであるけれども、しかし死傷者一人当たりの労働損失日数は増加しておる、だから、被害が大きく重くなっておるというのが一つの特徴である。それから二番目の特徴は、大企業と小企業の事故発生の格差というのが相変わらず縮小せずに、百人未満の事業所の発生件数というのが全体の七八%にもなっておる。それから三番目の特徴としては、職業性疾病といいますか疾患が多様化しておる。こういう三つの特徴を労働白書で挙げられておるわけなんですが、これは、やはり何とか早く解決をしなければなら……

第80回国会 社会労働委員会 第13号(1977/04/20、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 国民年金法等の一部改正案に関連をして質問をしたいわけですが、大臣に聞いておいていただきたいのです。  ことしの二月十八日の朝日新聞の「声」欄に、鎌倉市の六十歳の方でありますが、「初めて老齢年金をもらってこれが税の対象になると聞かされて驚き入った。老人の救済を叫ぶ一方でその片足を引っ張るとは当局はどういう考えなのか。」こういう投書が出ておるわけでありますが、この年金に課税をされるという問題についてまず最初にお伺いをしたいわけです。  まず、社会保険庁であろうと思うのですが、厚生年金の老齢年金の部分について受給者から源泉徴収を行った、いわゆる課税対象者が四十九年から五十二年度まで一体ど……

第80回国会 社会労働委員会 第14号(1977/04/21、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 生活保護の問題についてお尋ねをしたいと思います。  いまの生活保護の受給状況というのは、世帯数にして大体七十万前後、その人員が百三十万人台、こういうことになっておる。そうすると全人口に対する比率、いわゆる保護率というのは大体一・二%、こうなるわけですね。この一・二%という数字が、ヨーロッパやアメリカのいわゆる先進資本主義国の数字に比べると一体高いのか低いのか、大臣御存じですか、お尋ねをしたい。
【次の発言】 イギリスとアメリカの数字、多少制度、仕組みが違うからということでありますが、いずれにいたしましても日本の保護率が現在のところ一・二%前後というのは、かなり低いというふうに言わざ……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 神戸港に発生をした白ろう病の問題について簡単に質問をしたいと思うのです。  大臣も午前中に聞かれたと思うのですけれども、神戸港では数年前から、まず第一にフォークリフトに乗って運転しておる方のフォークリフト病という職業病、今度は腰痛障害が出た、骨筋肉の障害、今度はチェーンソーを使っておる労働者の中で白ろう病が出た、港湾関係者はもとより、市民が非常にショックを受けておる、いま大騒ぎをしておる、こういう状態であります。  そこで、先ほどの一人の患者、実は私の病院の患者でありますが、この方を私の病院で診断をしたところ、筋力も低下をし皮膚温も低下しておる、こういうことで、これは明らかに振動障……


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第81回国会(1977/07/27〜1977/08/03)

第81回国会 社会労働委員会 第1号(1977/08/01、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 今度の大阪の大正区の飯場の大量焼死事件について質問をしたいわけでありますが、二十五名おられた労働者の中で十二名が亡くなられた。非常に深刻であり痛ましいわけです。そういう点と、それからもう一つは、亡くなられた方の身元がなかなかわからなかったというような問題が、今回の非常に不幸な特徴だろうというふうに思うわけであります。  だから、先ほどからいろいろ論議をされておりますように、建設業その他で常習的に現実に存在しておる重層下請の問題で、労働者がきわめて悪い労働条件で働かされておる。それから労働法規による保護もないというようなことを端的に示しておるだろう。私も関西でありますが、九州、四国、……


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第82回国会(1977/09/29〜1977/11/25)

第82回国会 社会労働委員会 第2号(1977/10/27、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 初めに申し上げたいのですけれども、私はけさの理事会で、健康保険の改正案審議をするということに反対の意を表明したわけでありますが、この健康保険改正案というのは、今度の国会で非常に国民から注目をされておるわけであります。現にいまこの瞬間でも、議員面会所であるとかあるいは議員会館あるいは国会の周辺に、その成り行きを非常に注意をして、心配をして見守っておるたくさんの方がおられるわけなんです。であるにもかかわらず、肝心の審議をしておるこの委員会の委員の出席状況は、ごらんのとおりであります。特に一いま入ってこられたわけでありますが、与党の委員の出席の悪いのは、これはどういうことなんですか。まず……

第82回国会 社会労働委員会 第4号(1977/11/22、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず最初に、じん肺の問題でお尋ねをしたいのです。  ことし、じん肺が改正され、やはりじん肺という病気が不可逆的で、一たんかかると原因を取り除いても、それ以上はよくならないということもあるし、さらに、最近では特に石綿の粉じんが発がん性がある、肺がんの原因になるということで注目をされております。ところが、いろいろ調べてみますと、非常に疑惑に満ちた、非常にけしからぬ事例が見つかったので、あえて、ここでひとつ取り上げ大臣の御意見なり善処方を要望したいと私、思うわけです。  具体的な事例を申し上げますと、埼玉県の羽生市にあります曙ブレーキ工業、それから、その下請でありますクロス工業であります……


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第83回国会(1977/12/07〜1977/12/10)

第83回国会 社会労働委員会 第1号(1977/12/07、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 委員長、議事進行について……。
【次の発言】 非常に重要な、国民の注目を集めておる法案であるし、まして修正案が出ているわけなので、わが党は合意しておらぬけれども。だから、私は、質疑も、それから討論の通告もしたのだけれども、少なくともこの時点で、各党意見があるわけなんだから、討論ぐらいはやはり委員長でやらすべきではないか。このことを私は提案したい。


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 社会労働委員会 第3号(1978/02/28、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 時間が余りないようでありますから少し早口でしゃべりたいと思うのですが、大臣並びに基準局長にお尋ねしたいと思う。  わが国には零細な自営商工業者が本人で三百万、家族で六百万というたくさんの方がおられるわけであります。これらの人は社会的にも経済的にもかなり重要な役割を果たしておられるにもかかわらず、行政的な保護は最も受けておらない層だと言っても過言ではないのであります。ですから、大きな企業であるとか大資本がプレッシャーをかけてきた場合ほとんど無権利の状態に置かれておる。しかも、こういう人たちは概して高年齢者が多いということで、こういう人たちの生活や営業を守っていくということが、国の施策……

第84回国会 社会労働委員会 第4号(1978/03/02、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 引き続いて、私もスモンの質問をしてみたいと思うわけであります。  きのう判決が金沢でありました。けさ方来、同僚議員の方からいろいろスモンの問題について質問があったわけでありますが、それをまとめてみますと、大臣並びに薬務局長は、控訴をするか、あるいは判決を受け入れるか慎重に考慮したい、時間をかしてほしい、こういうことです。しかし一方では、いままで民事上の責任はないと思っておった、しかし患者さんのことも考えて和解の道をとったということを言っておられる。しかし大臣は、きのうの判決で薬事行政の上で一大転機がやってきたというような趣旨のことを言われたと思うわけです。こういうような時期に、いま……

第84回国会 社会労働委員会 第8号(1978/03/28、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 沖繩の駐留軍離職者に関連をして雇用問題についてお尋ねをしたいと思うわけですが、すでに労働省でも御存じのように、沖繩県の駐留軍労働者は、四十七年の本土復帰当時が約二万人であった。それが五十二年十一月末現在が八千三百六人、四割ぐらいに減っておるわけです。そうですね。それで、この解雇された人員を見てみますと、四十四年以降で累積一万七千八百五十四人、それから四十七年以降では累積人員が一万三千百六十四人、これは沖繩県の資料によるわけでありますが、こういう形であります。いま審議されておる法律によって、この解雇された労働者に対しては再就職が援助されてきたということであるわけなんですけれども、そこ……

第84回国会 社会労働委員会 第10号(1978/04/06、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず最初にお尋ねをしたいのは、積立金の還元融資の問題であります。被保険者住宅の融資について質問をしたいわけですが、最近これは被保険者の住宅融資の場合、事業主を通じてということになっておりますので、事業主などを通じて年金の転貸貸し付けが不可能なというか、困難な人たち、言うたら中小零細企業に勤めておる勤労者でありますけれども、この方たちが財団であるとか社団であるとか公益法人であるとか、あるいは厚生大臣の承認を受けたものというような、いわゆる民法法人を通じて融資の申請をするケースがふえておるというふうに聞いておるわけなんです。そこで、まず年金福祉事業団の理事の中村さんにお伺いをしたいので……

第84回国会 社会労働委員会 第15号(1978/04/19、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず最初に、五十一年度に発足をいたしました救命救急センターの問題についてお尋ねをしたいと思います。  数字を確認したいのですけれども、この救命救急センターは五十一年度四カ所、五十二年度十三カ所発足をしていて、現在十七カ所あるということだそうでありますが、間違いないですか。
【次の発言】 もう一つ数字をお尋ねしたいのですけれども、この救命救急センターに対する運営費の補助基準額は、現在二十床で幾ら、三十床で幾らになっていますか。
【次の発言】 一番初めに指定をされた神戸市の中央市民病院に聞きますと、二十床で三千二百五十三万二千円ということになっておるようであります。  そこで問題は、そ……

第84回国会 社会労働委員会 第16号(1978/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 労働組合法の一部改正案に関連をいたしまして、主として公労協のスト問題について、まず最初に大臣に二点ほど意見を聞いておきたいと思うわけです。  先ほどからのやりとりを聞いておりますと大臣は、日本の経済情勢は、高度成長の時代は終わったんだ。減速経済なんだ、低成長の時代なんだ。そこへもってきて不況が深刻なんだから、民間の回答状況なども見ながら、われわれとしては三・八%の回答をしたんだ。これは誠意を持ってやったんだ。だから公労協の諸君も誠意を持って調停の場に臨んでほしい、ルールを守ってほしい。こういうようなことを言われておるようでありますが、しかし大臣も御承知のように、福田内閣の不況克服の……

第84回国会 社会労働委員会 第17号(1978/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 現在、政府提出の原爆二法の一部改正案と野党が共同提案しております被爆者援護法案について並行審議がされておるわけでありますから、まず大臣の所信をお伺いしておきたいと思うわけでありますが、私は、結論から申し上げると、前国会から継続審議になっておりますが、野党が共同提案をいたしました被爆者援護法の制定に野党とともに政府・自民党は力を尽くして、この際、踏み切っていくべきだ、このように考えておるわけであります。  言うまでもなく原爆投下というものは明らかに国際法に違反しておるし、当然そこで賠償についての請求権が出てくるわけであります。ところが、その請求権についてサンフランシスコ条約で日本政府……

第84回国会 社会労働委員会 第19号(1978/06/01、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 きょうは医薬品問題について質問をしたいと思うわけです。  厚生省の推計によりますと五十三年度の国民医療費が十兆四千億円、こういうふうになっておる。そのうち薬剤費がどれぐらいになるかということ、これはデータが出ておらないわけでありますが、たとえば現在の政管健保の医療費中に占める薬剤費の比率三七・三%、これを掛けてみますと三兆七千億円というような形になるわけでありますが、こういう金額あるいは比率というものは、巷間言われておるほど高くはないにしても、やはり諸外国に比べて高率だと言わざるを得ないわけであります。また、医療費の増加の要因となっておる薬剤費については、保険によるところの薬価基準……

第84回国会 予算委員会 第14号(1978/02/16、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず私は最初に厚生大臣にお聞きをしたいわけであります。  大臣もよく御承知のように、最近寝たきり老人であるとか、あるいはひとり暮らし老人が非常に大きな社会問題になってきている。たとえば火事で焼け死んだり、あるいは肉親が看病や介護に疲れ果てて心中をするとか、非常にテレビや新聞で暗いニュースが続いておるので、私も非常に心を痛めておるわけであります。とりわけ寝たきり老人、非常に不況が続いておるので介護者のいないような寝たきり老人が最も悲惨な状態に置かれておるというふうに私は思うわけであります。  さらにその上、わが国の状況を見ていきますと、急速に高齢化している。こういう老人に対する福祉対……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 社会労働委員会 第3号(1978/10/17、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 今回特定不況地域離職者法、昨年は特定業種の離職者法という形で、法の制定が行われていっておるわけであります。もちろん離職をされた人に対する十分な配慮は必要であるわけなんですが、その場合に前提として大切なことは、企業、特にこの場合私が強調したいのは大企業でありますけれども、そういうところが離職者を出さないように努力をするということが非常に大事だ。だから、そういう点で政府としても、失業予防にもっと力を注ぐべきではないかと私は思うわけであります。大臣の御答弁を冒頭にちょっと聞いておきたい。
【次の発言】 ところが、そういう中でいろいろなひずみが起こってきておるわけなんです。いま特に大企業が……

第85回国会 社会労働委員会 第4号(1978/10/19、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 大臣にちょっと初めにお話をしたいのですが、私は、ことし八月いっぱい、兵庫県下に八つの国立病院、療養所があるわけですが、それを悉皆調査というようなかっこうで調査に回ったわけなんです。それで、大臣は、国立医療機関の使命は不採算医療をやることだとか、あるいは高度な、先駆的な医療をやることだというふうに思っておられるだろうと思うのですが、確かに不採算医療をある程度引き受けておるということは言えると私も認めるわけでありますが、高度とかそれから先駆的医療をやっておるとはちょっと考えられぬ、そういう結論になったわけです。やはり事務屋さんの管理職の方がそれについてかなり意欲がないわけですよ。それか……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 社会労働委員会 第3号(1979/02/20、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 大臣は所信表明の中で、けさ方から言われておるわけですが、「雇用問題の解決は現在国政の最重要課題となっており」云々、しかもきのうは財界首脳と会われるというようなことであるし、労働省もことしの予算案の目玉、目玉という表現が適切かどうかわかりませんが、雇用対策を掲げておられるわけであります。しかし、またいろいろ私、見ていきますと、かなり基本的なところでぴったりと現在の状況に照合しておらないというか、ぐっと言えばきわめて不十分なものであると思わざるを得ないわけであります。  そこで、この問題に関連をいたしまして、去年の十月十七日に三菱重工神戸造船所の、いわゆる玉突き解雇ではないかということ……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/03/01、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 戦傷病者等援護法の一つに戦没者等の遺族に対する特別弔慰金支給法、これも今回改正をされるわけでありますが、五十年には六十年を目指して二十万円で十年国債ということであったのが、今回は五十四年三月三十一日以前の失権者に対して十二万円、六年国債、こういうふうになった経緯を簡単に説明してください。
【次の発言】 そうすると、直接それと関係はないのですが、五十四年四月一日以降に失権をした人はどうなるのですか。
【次の発言】 対象にならないことは読めばわかるわけなんですが、一体どうするのかということを聞いているわけなんで、押し問答になってもあれですから、私、提案をしておきたいのですが、いままでの……

第87回国会 社会労働委員会 第8号(1979/03/20、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 雇用保険法の改正に関連をいたしまして、いま問題になっております中高年雇用の問題、さらには身障者雇用の問題についてお尋ねをしたいと思うわけです。  非常に深刻になってきておるのが中高年、特に高齢者雇用問題であります。けさ方来、いろいろと企業主に対するいろんな奨励金のことも話に出ました。これは確かに、それも必要だと私も思うわけでありますけれども、しかし、現在ある制度をもっと厳格に適用といいますか、運用をしていくということが必要だろうと思うわけです。中高年齢者の雇用促進に関する法律、この中で雇用率が義務化されておらない、いろいろと努力規定が入っておるわけですが、その一つに、高年齢者雇用率……

第87回国会 社会労働委員会 第11号(1979/04/10、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 港湾労働法の一部改正案に関連をいたしまして、港湾労働の問題について質問をしたいと思います。  けさ方来ずっと聞いておりますと、労働省の方は、ILO条約百三十七号はその精神においてわが国ではほぼその方向で努力をされておるということなのですが、しかし、私どもがいろいろ調べたところによりますと、登録日雇労働者はもとより、常用の港湾労働者の実情というのは、むしろILO条約の精神とどちらかと言えば逆行しておるというひどい状態がはっきりしておるわけであります。  たとえば神戸港の実情でありますけれども、神戸港では、常用労働者について見ても、昭和五十一年に四千百八十人であったのが、現在は三千人を……

第87回国会 社会労働委員会 第12号(1979/04/24、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず特定不況業種の離職者法についてお尋ねしたいと思うのですが、労働省の方から少し数字を教えてほしいのです。現在離職者手帳の発給を受けた離職者の現状はどうなっておるか、簡単にひとつ。
【次の発言】 きのう労働省の方からいただいた資料によると、雇用保険の失業給付が過ぎて、それから離職者法の就職促進手当あるいは待期手当などを訓練手当も含めましてもらわずに、結局就職指導を受けておるというだけの方が二千六百八十二人というふうな数字をいただいておるわけですが、この二千六百八十二人の人は離職者手帳を持っておるわけですから、この人々に対してどういう援助措置をとっておられるのか、ちょっと聞いておきた……

第87回国会 社会労働委員会 第13号(1979/04/25、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 これは、各党の委員からけさ方来いろいろ質問があったのでありますが、一応私の方からも尋ねておきたいと思うのです。  今回の社会保障制度審議会の、この改正案に対する諮問の中で出ておる問題でありますけれども、一般的に言って、政府はどう対応しようとしているのか、もう一度大臣から見解を聞いておきたい。
【次の発言】 もちろん、これは厚生大臣の私的諮問機関という形になるだろうと思うのですが、その検討事項の問題で、戦時国際法の精神に反するというところから、そうなるかどうかというのは審議を見てみなければわからぬわけですが、ですから、そういうところから出発していけば、当然、現在は社会保障的なもの、そ……

第87回国会 社会労働委員会 第14号(1979/04/27、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 坂本さんにお尋ねをしたいわけでありますが、私どもは、長年被害者として非常に苦しんでこられて、しかし皆さん方が被害者として結集をされて、裁判を起こされて、四つの地裁で判決もあり、またきのうは三企業と国との間で直接交渉をされるというようなことで、皆さん方の運動も、まだジグザグではあるけれども、だんだん成果が出てきておるというふうに思うわけであります。また、国会に対しても、集中審議をやってほしいというような御要望もあったことを私も十分承知いたしております。きょうは非常に貴重な機会でありますから、先ほどもお聞きしますと、体調も余りよくないということだそうでありますけれども、ひとつ思い切り被……

第87回国会 社会労働委員会 第16号(1979/05/24、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず最初に、スモン被害者の救済問題についてお尋ねをしたいと思うのですが、先ほどからの質疑の中で大臣並びに薬務局長は、田辺が和解という線を出してきたので研究会レポートの既発生の部分については現実性を帯びてきた、こういうふうに言われたわけですね。それで私も、当然スモンを初めとした既発生の部分についてはこの基金法の中で救済の対象とすべきだというふうに考えて主張をするわけでありますけれども、修正ということになると具体的には議会の問題でこれから現実になるわけですが、たとえば附則の修正をやって既発生を含める、そして救済給付の内容についてはそれぞれの当事者間の合意に基づいて必要な部分は政治処理で……

第87回国会 予算委員会 第18号(1979/03/03、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 各大臣に質問をするわけでありますが、主に労働大臣にお尋ねしたいと思います。  いま非常に雇用問題が深刻になっておるわけでありますけれども、それの主な原因というのは、この間労働大臣も財界の首脳に会われたようでありますけれども、減量経営、人減らし、こういうことがやはりいまの非常に不安な状況を呈しておる雇用問題の原因の一つの主要なものだというふうに思うわけであります。現にこの減量経営をやることによって、三月期決算を見てみましても、経常利益が前期よりもぐっと向上しておるという状況であります。だから雇用対策の最も重要な課題というのは、こういうような大企業の反社会的な減量経営、人減らしというも……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1977/03/12、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井分科員 大臣にひとつよく聞いておっていただこうと思うのですが、御承知だろうとは思うのですけれども、五十一年度より、日本道路公団、首都高速道路公団、阪神高速道路公団の三つの建設関係の道路公団で、民家などを含んだ防音工事に助成がされるという制度ができたわけです。これは私も前から、こういうことは最低やるべきだということを主張しておりましたし、むしろ遅きに失したくらいで、やることはよいことだというふうに思うわけですが、その実情を見てみますと、かなりいろんな問題を含んでおるように思えて仕方がないわけです。  そこで、建設省と、それから主として阪神高速道路公団の方に私は質問をしたいと思うのですが、ま……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 商工委員会社会労働委員会農林水産委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1978/03/31、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井委員 まず、私は、この法案については基本的に二つの大きな問題点があると思うわけであります。  一つは、これはわが党の工藤議員も先般の商工委員会でそういう意見開陳をやったわけでありますけれども、この法案を見ると、法定が予定されておる四業種その他となっておるわけでありますが、その法定予定の四業種に典型的に見られるように、現在設備過剰になっている業種は、いずれもオイルショック後に設備投資を強行したものばかりである、しかもその設備投資のやり方のパターンというのは、現在は非常に批判をされておるいわゆる列島改造型のものであった。ということは、要するにそういう業種の親企業であるとか、あるいは関係した金……

第84回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1978/02/27、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井分科員 まず、国立療養所の重心施設、重症心身障害児施設について大臣にひとつお尋ねをしたいわけなんです。  私、この間、茨城県の東海村にある晴嵐荘病院に行ってきたわけであります。これは国立です。国が開設をしておる重心病棟があるわけなんです。ところが、実情はきわめて憂慮すべき状態で、これでは重症心身障害児の人々が人間として尊重をされて、心身の発達、成長を助けられて人格を高めていくための施設にはほど遠いというふうに遺憾ながら感じたわけです。その大きな問題としては、医師の問題であるとかあるいは勤務人員の問題などがあるけれども、同時に、早急に改善をしなければならぬ施設の問題、設備の問題があるわけで……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第2号(1979/02/21、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井小委員 給付やら負担の内容を、他の社会保障制度、年金であるとかあるいは社会福祉、生活扶助というようなものとも総合でとらえないと、一律にどっちがどうだというようなことは、これだけでは判定しがたいというふうに思うわけです。  そこで、フランスと西ドイツが社会保険制度をとりておるんで、その二つの国についてちょっと質問したいのですが、いまもずっと出ておりますように、資料として出していただく部分が多いかとも思うのです。一まず、フランスについてですが、傷病手当金制度がこの表に全部抜けておるわけです。これはドイツもそうですけれども、傷病手当金制度が一体どういうふうになっておるのか。これは社会保険の制度……

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号(1979/03/07、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井小委員 総論的な質問をしたいのですけれども、まず医療保険というものをどう位置づけるかという問題です。  さっき小林課長が言われたように、四十六年、五十二年の社保審の意見書なんか見ても、要するに医療保険というのは病気になったときの生活破壊を防ぐための相互扶助措置なんだ、だから生計を破壊しない範囲で、あるいは受診抑制にならない範囲で自己負担もやむを得ないというような考え方が貫かれておるように考えられるわけですが、これをまず確認しておきたい。果たしてこれが適切なのかどうかという問題があるわけなので、私はやはり社会保障の一環として、医療保険も医療保障の中に位置づけて考えられるべきだというふうに思……

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第4号(1979/07/10、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井小委員 質問と、それからもし手持ちの資料がなければ後で資料提出をしていただきたいと思うのですけれども、内容を列挙しますので一括してお答え願いたいと思います。  一ページに関連をしてですけれども、この中の循環器疾患検診・保健指導というところに関係をするのですけれども、この中で、特に医療費の増高に関係をして、いま問題になっておるのは腎臓疾患の人工透析がありますね。それが、いろんな推測によりますと、もう五年もすれば八万人くらいが人工透析をするようになる。そうすると、ざっと試算をしても、それだけで二、三千億円というような形になるわけで、よきにつけあしきにつけ、やはり医療費問題としては重大な問題だ……

第87回国会 予算委員会第五分科会 第2号(1979/02/28、34期、日本共産党・革新共同)

○浦井分科員 まず、公営住宅の問題について、大臣並びに住宅局長にお聞きしたいのですが、一つは、公営住宅の中に特目住宅があるわけです。母子、身障、同和、老人世帯というようなかっこうで各自治体で活用されておるわけであります。最近、原子爆弾被爆者の方々から、被爆者を含む世帯として、ひとつぜひ公営住宅に優先入居をさしてほしいという声を各地で聞くわけであります。だから、この特定目的の中に被爆者を入れるか、あるいは特目並みに扱えないものかということについて、私は当然の願いだと思うので、建設省の意見を聞いておきたいと思います。
【次の発言】 指導をしていただきたいと思うのですが、何か別途通達でも出されますか……



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データ更新日:2023/02/05

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