このページでは近藤鉄雄衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○近藤鉄雄君 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました社会党、共産党・革新共同両党提案による三原朝雄防衛庁長官の不信任案に対し、反対の討論を行うものであります。(拍手) 第二次大戦の末期、沖繩の同胞県民がこうむった筆舌に尽くし得ない大きな犠牲については、ここで改めて申し上げるまでもないことであります。私たちは、この大きな同胞の悲劇と犠牲を、いまもなお片時も忘れるわけにはいかないのであります。 五年前の沖繩の祖国復帰は、沖繩県民にとってはもとより、私たち国民のすべてにとって大きな喜びであったのであります。そして、何よりもまず、沖繩の県民があの忌まわしい戦いのさなかに受けた傷跡を何……
○近藤委員 ただいま同僚の逢沢委員からもお話があったわけでありますが、日本の外交は、日ソ漁業交渉その他に見られますように大変重大な案件を抱えておるわけでございますし、大臣、政務次官以下、省を挙げて、また政府を挙げてこのような重大な外交案件の処理にお取り組みいただいていることに対しまして、私は国民を代表して心から敬意を表する次第でございます。このような大事な時期に、しかも日本が単に自国の問題だけではなしに、たとえば最近の先進主要国会議にも見られますように、まさに世界の大きな政治秩序、経済秩序の確立の問題についても積極的に発言をしていかなければならない時期でございますので、私たちは従来以上に外交体……
○近藤委員 昨日、参議院におきまして沖繩地籍明確化に関する法律が通ったようでございます。当委員会でもわれわれ議論いたしまして参議院に送ったわけでございますが、いろいろ伝え聞くところによりますと、途中でいろいろな問題があったようでございますけれども、無事昨日通りましたことに対しまして、大変御苦労されました三原防衛庁長官並びに防衛庁、施設庁、沖繩開発庁の皆さんに御苦労を心から謝すると同時に、この法案に基づいて沖繩の地籍が明確になり、そしてあえて申しますが、沖繩の基地が住民の理解と協力のもとに安定的に使用されるようにさらに一層の御努力をお願いいたしたいと思います。 国家の安全保障、防衛というのは私……
○近藤委員 私は、自由民主党を代表して、防衛庁設置法及び自衛隊法の一部を改正する法律案に対し、賛成の意見を表明するものであります。 国の平和と独立を守り、その安全を保つことは、独立国として当然のことであり、かつ最も重要な国家の責務であります。 現下のわが国周辺地域において、米ソ中の三国間に、ある意味では一つの軍事的均衡が成立しているように見えますが、それをめぐる国際関係は複雑であり、他方、朝鮮半島における緊張はいまだに憂慮すべき状況から脱し切れていると言えません。このような状況のもとで、国連を中心とする平和維持の機能が十分でない現在、米国との安全保障体制を維持しつつ、わが国自身も憲法の許容……
○近藤委員 きょうは総務長官と人事院総裁もお見えでございますので、最初に大変初歩的なことで恐縮でございますが、承っておきたいと思います。
それは人事院勧告と、それからそれに基づいて総理府でおやりになる給与法との関係でございますけれども、人事院総裁が勧告をされました場合に、それは自動的にそのとおりの額を総理府の方で給与法の改正ということで国会に提出をする、その辺の関係がどうなっておるのか承っておきたいと思うのですが、御両人からお願いいたします。最初に、総裁どうでしょう。
【次の発言】 総務長官にお答えいただく前に、一歩進んで御質問したいのですが、その場合に予算との関係ですね、むしろ予算との制約……
○近藤(鉄)政府委員 このたび文部政務次官を拝命いたしました近藤鉄雄でございます。 ただいま大臣のごあいさつにもございましたように、教育、文教は国家最大の仕事である、かように考えておりますし、この文部政務次官を拝命いたしましたことを大変に光栄に思い、また非常な責任を感じている次第でございます。浅学非才ではございますが、委員長初め委員の皆さんの御指導、御鞭撻をいただきながら、大臣の補佐役として何とかこの大任を果たしたい、かように考えておりますので、よろしく御指導のほどを心からお願い申し上げる次第でございます。 ありがとうございました。(拍手)
○近藤(鉄)政府委員 成田国際空港は、まだ見たことがありません。
【次の発言】 今回の成田事件は大変残念なことでありますし、こういうことを今後絶対起こしてはならない、こういう観点から、まず当面私たちは、そういう成田闘争の一つの拠点になり得る可能性のあるような大学につきましては、実は事前にいろいろ連絡をとりまして、ああいう事件が起こりました直前においても連絡をとって、そういう不穏な状況が起こるような場合には事前に連絡をするように、こういうことでいたしております。
現在まで私たちが調べたところによりますと、そういうようなことはなかった、少なくとも相当多数の者が集まって、そこを拠点にして成田に向か……
○近藤(鉄)政府委員 昭和五十三年度文部省所管予算につきまして、その概要を御説明申し上げます。 まず、文部省所管の一般会計予算額は三兆六千百七十四億千六百万円、国立学校特別会計の予算額は一兆九百八十二億六千九百万円でありまして、その純計額は三兆八千八百四十三億九千六百万円となっております。 この純計額を昭和五十二年度の当初予算額と比較いたしますと五千百八十一億千三百万円の増額となり、その増加率は一五・四%となっております。また、一般会計予算額の増加率は一五・二%であります。 以下、昭和五十三年度予算において取り上げました主要な事項について御説明申し上げます。 第一は、初等中等教育の充実……
○近藤(鉄)政府委員 いま水平委員から教育、文教政策全般について大変重要な諸点の御指摘がございましたし、また大変貴重な御意見がございました。非常に参考になったわけであります。 実は、例の落ちこぼれ、英才教育にもちょっと関連するわけですが、私思うのですが、私も実は三人の小学生の父親でございますから思うのですけれども、小学校、中学校ぐらいまでは、人間に能力の差もありますし、頭のいい人、悪い人、体も大きいの小さいの、声のいいの悪いの、いろいろあるわけですが、世の中というのは、そういういろいろなタイプの人間、できる人もできない人も、能力のある人もない人も、才能の違う者も一緒になって世の中に育っていく……
○近藤委員 私は、自由民主党、民社党及び新自由クラブを代表して、ただいま議題となっておりますオリンピック記念青少年総合センターの解散に関する法律案に対する修正案について、その趣旨を御説明申し上げたいと思います。 案文はすでにお手元に配布されておりますので、朗読は省略させていただきます。 修正案の要旨は、本法律案の施行期日はすでに経過しておりますので、これを公布の日の翌日から施行することに改めるとともに、これに伴い、オリンピック記念青少年総合センターの解散に伴う決算等に関する規定につき所要の整備を行おうとするものであります。 何とぞ委員各位の御賛成をお願い申し上げます。(拍手)
○近藤委員 これは全国規模に放送大学を拡充する計画にしても、いまお話しがあったように十七年というのは、西岡委員の指摘をまつまでもなく大変長過ぎるという感じが私もいたします。無医大県解消のときに文部当局は非常な熱意を示したわけでございますが、それと逆の意味で、十年計画というのは、これは全くつかみの数字でありますけれども、われわれにとっても十七年というのは非常に長い。 伝え聞くところによりますと、イギリスのオープンユニバーシティーはたしか五年かそこらでできたという話も聞いておりますし、そういうところでは内容においても非常に充実していると思いますが、しかし、文部当局においても、これをたとえば十年に……
○近藤委員 大臣がお見えですのでちょっと一言だけ、質問というよりは御要望を申し上げたいわけですが、先日も円卓会議のときにお聞きしたのですけれども、大学というのは同じ時間に教室が数カ所あるわけです。それでいろいろな学校でやっておって、一年生、二年生、三年生、四年生とあるわけです。だから、大学というものの構造を私たちが考えた場合に、これは立体的な同時進行型なのです。 ところが、いま考えられている放送大学というのは、Uで放送の波が一つ確保してあります。それからFで放送の波が一つ確保してあります。二つなわけですね。それで数科目を同時並行的にやる四年制の大学を考えると、われわれが常識的に考える大学の構……
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