近藤鉄雄 衆議院議員
39期国会発言一覧

近藤鉄雄[衆]在籍期 : 32期-33期-34期-35期-36期-37期-38期-|39期|-40期
近藤鉄雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは近藤鉄雄衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
近藤鉄雄[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

近藤鉄雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会 第2号(1990/03/08、39期、自由民主党)

○近藤(鉄)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、総理及び関係閣僚に御質問を申し上げたいと思います。  本予算委員会は、さきの総選挙後最初の予算委員会でございますので、まず、総選挙の結果について御質問をいたしたいと思います。  海部総理、我が自由民主党は、総理を中心として戦いまして、まさに衆議院二百八十六議席の安定多数を確保することができたわけであります。昨年の夏の七月の参議院選挙のことを考えれば、まさに驚くべき成果であると言っていいと思うわけでありますが、総理、なぜ我が党はこれだけの勝利を得ることができたのか、総理のお考えをまず承りたいと思います。

第118回国会 予算委員会 第10号(1990/04/13、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤(鉄)委員長代理 午後一時より再開することとし、この際、休憩いたします。     午前十一時五十六分休憩

第118回国会 予算委員会 第14号(1990/04/23、39期、自由民主党)

○近藤(鉄)委員 最初に、委員長に御許可いただいて資料をお配りしたいと思うわけでありますが、これは先々週と先週の朝日ジャーナルの記事でございますので、参考に皆さんにお配りさせていただきたいと思いますが、よろしくお願いいたします。
【次の発言】 実は、今お配りいたしました朝日ジャーナルの記事でございますけれども、これは先般もこの予算委員会でいろいろな先生、委員の皆さんからお触れになったのでありますけれども、先日の朝日新聞で何ページか飾った記事のこれが全文でございます。聞きますと四回連載されるようでありまして、今二回分しかありませんが、私はこれを読みまして改めて思いました。  当委員会における議論……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 予算委員会 第23号(1991/03/14、39期、自由民主党)

○近藤(鉄)委員 私は、自由民主党を代表して、ただいま議題となりました平成三年度予算三案について、政府原案に賛成し、日本共産党から提出された編成替えを求めるの動議に反対の討論を行うものであります。  平成三年度予算は、現下の国際情勢を踏まえ、かつまた、我が国の来るべき将来をも広く展望して編成されたものであり、最良、最善の予算であると考えるものであります。  以下、政府原案に賛成する主な理由を申し上げます。  賛成の第一は、財政改革に向けて引き続き真剣な努力が払われていることであります。  長年にわたる改革改善努力により、我が国財政は、特例公債からの脱却という財政再建の第一目標を前年度に達成した……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第2号(1991/09/18、39期、自由民主党)

○近藤(鉄)委員 きょうは大変貴重なお話、先生ありがとうございました。  そこで、首都機能移転、ガバメントセンター移転というお話なんだけれども、私は、むしろガバメントの中で国会だけを切り離して移転してしまう。そして、きょうもお役人がたくさん来ていらっしゃいますけれども、こういうお役人さんがこうした委員会に出席できるように、リニアモーターでもいいですし新幹線でもいいですが、せいぜい一時間以内で通勤できるぐらいのしかるべきところに国会だけ持っていきましょう。だから、いわば国会村になってしまうわけですが、それをつくって、お役人さんはいろいろな、子供さんの学校、教育その他あるでしょうから東京でいいと思……

第121回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第3号(1991/09/25、39期、自由民主党)

○近藤(鉄)委員 きょうは大変貴重なお話を承っているのですが、私は、先生がおっしゃった国会都市というお話よりはむしろ、もっとずばり言って、素朴に言いまして国会村でいいと思うんですね。国会村というのは、まさに国会議事堂と、それから我々の住む議員会館、議員宿舎と国会図書館とそして政党本部、これだけ持っていっちゃう。そのかわりいろいろなお役所は残しておいて、それでリニアモーターカーなんかで一時間以内に出てこられるという距離にあればいい。  なぜそうかといいますと、私も役人をやりました、先生も役人をやった経験がおありになるわけだけれども、どうも今の我々国会議員というのは行政府に頼り過ぎていますよね。特……

第121回国会 国会等の移転に関する特別委員会 第4号(1991/10/02、39期、自由民主党)

○近藤(鉄)委員 先生、どうも御苦労さまです。  私は毎回同じような御質問を先生方にしているわけですが、私たちは立法府のメンバーですけれども、立法府と行政府が日本の場合には非常に密着し過ぎている。特に私たち政府・与党というのは、言ってみれば立法府ですが、立法府のいろいろな政策決定みたいなことで行政府を一つのシンクタンクとして使っている面があるのです。私も実は役人出身でございますものですから、時々後輩に、使いやすいものですから、これをちょっと考えてくれ、資料はないか、こう言って安易に行政府に依存する。そうすると立法府としての独自の政策、調査活動というのはないわけです。できないわけですね。ですから……

第121回国会 予算委員会 第2号(1991/08/21、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤(鉄)委員長代理 理事会でお諮りいたします。


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 国際平和協力等に関する特別委員会 第8号(1991/11/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 御指摘の朝鮮人従軍慰安婦の問題でございますが、労働省関係で調べてまいりましたが、何にも資料が残されておらないようでございます。また当時、厚生省勤労局に勤務しておりました者や国民勤労動員署に勤務しておった者から事情を聞いたところでは、当時、厚生省勤労局も国民勤労動員署も朝鮮人慰安婦については関与していなかったということでございます。したがって、女子挺身隊との関連の有無を含めて、その経緯等全く状況がつかめない状況でございますので、御理解をいただきたいと思います。

第122回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1991/12/05、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 このたび労働大臣に就任いたしました近藤鉄雄でございます。  石炭対策特別委員会の開催に当たり、一言ごあいさつ申し上げます。  我が国の石炭鉱業につきましては、引き続き非常に厳しい環境のもとにありますが、第八次石炭 政策のもと、御案内のように生産体制の集約化に伴って各炭鉱の合理化・閉山により、関連下請企業からの離職者を含め一万二千人を超える炭鉱離職者が発生し、現在なお求職活動中の者は約一千四百人という状況になっております。  これら求職者の早期再就職の促進と生活の安定を図るため、炭鉱離職者求職手帳制度の活用による再就職援助施策の実施、効果的な職業訓練の実施など、炭鉱離職者臨時措置……

第122回国会 予算委員会 第4号(1991/12/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生御指摘のJR不当労働行為事件に関しましては、御指摘のとおり、現在中労委において採用事件について関係者からの事情聴取が行われておるところでございます。  このように、独立した行政委員会である中労委におきまして、当時者間の話し合いを基本として円満な解決に向けての懸命な努力がなされているところでございますので、私としては、その努力を見守りつつ、円満な解決がなされることを期待いたしますと同時に、解決に向けての環境の整備のためにはできるだけ努力をしてまいりたい、かように考えております。

第122回国会 労働委員会 第1号(1991/11/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 労働大臣を拝命いたしました近藤鉄雄でございます。  労働委員会の御審議に先立ち、就任のごあいさつを申し上げますとともに、今後の労働行政につ いて所信の一端を申し述べ、委員各位の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。  我が国経済社会は、飛躍的な発展を遂げ、国際社会でも大きな地位を占めるに至っておりますが、これは、まさに勤労者一人一人の努力のたまものであります。私は、この我が国の高い経済力をすべての勤労者と家族の方々に還元し、ゆとりある豊かな暮らしの実現に結びつけていくことが、生活大国づくりの基盤であり、労働行政の使命であるとの基本的認識に立って、労使双方との意思疎通を十……

第122回国会 労働委員会 第2号(1991/11/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 宮澤内閣総理大臣の内政の最大の課題の一つが、日本の働く人たち、国民一般が、今やもう国際的にもいわゆる超経済大国と言われているわけでありますが、その超経済大国の国民としてのふさわしい生活をしているという実感がない、そうした実感がすべての国民の皆さんに持っていただけるようなそういう政治をしたい、生活大国への前進である、こういうことをおっしゃっておるわけであります。私は、その内閣の閣僚として、しかも、労働行政といえばまさに勤労者、国民――勤労者、国民というのはもう私たち政治家を含めて全国民だと思うのでありますが、その生活の向上にまさに担当大臣としてこれから全力を尽くしてまいりたい、こ……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1992/02/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 衆議院石炭対策特別委員会の審議に先立ち、石炭鉱業における当面の労働問題につきまして、一言所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様方の御理解、御協力をお願い申し上げます。  我が国の石炭鉱業につきましては引き続き非常に厳しい環境のもとにありますが、このような中で、第八次石炭政策のもと、多数の炭鉱離職者が発生し、現在なお求職活動中の者は約一千四百名という状況になっております。これら未就職者の早期再就職の促進と生活の安定を図るため、炭鉱離職者求職手帳制度の活用による再就職援助施策の実施、効果的な職業訓練の積極的実施など、各般の援護措置を講じ万全を期してきたところでありますが、今後と……

第123回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1992/03/12、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 具体的な点につきましては事務局から御説明をさせますけれども、これは基本的な考え方でございますが、先生いろいろ御指摘ございましたような状況の中で山が閉山になる、またそれに類するような場合に、炭鉱労働者が、労務者が一たん失業して、そしてまた再雇用というようなことではなしに、会社が内部で業務を多角化しながら離職、就職じゃなしに新しい分野に進出できるということを考えての措置をいろいろ講じたい、そのための助成金だとか必要な職業訓練をさせていただきたい、こういうことで対応を考えているわけでございますので、ではどういう業種に行くのか、どうするのか、確かにいろいろな問題があると思いますが、何と……

第123回国会 予算委員会 第3号(1992/02/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生御指摘のとおり、現行の経済五カ年計画では平成四年度末に年間総労働時間一千八百時間、こういう目標を掲げたわけでございますけれども、現段階においては平成二年度で二千四十四時間でございますから、目標から二百時間ほど足りない、こういうことでございまして、あと一年間の間にこれが達成できるかどうかについては、残念ながら難しい、こういう判断を私どもはしております。  そういう状況でございますので、何としても労働時間を短縮したいということで、実はその原因をいろいろ調べてみますと、大企業においては所定外労働時間、いわゆる残業が多いんですね。それから中小企業におきましては、いわゆる所定内労働時……

第123回国会 予算委員会 第5号(1992/02/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 総理の御答弁もございましたが、ちょっと私、労働大臣としてつけ加えさせていただきます。  先生も御案内だと思うのでありますけれども、政府としては、専門技術的な能力や外国人ならではの能力、技術については可能な限り受け入れる方針でありますが、単純労働者でございますけれども、実は今労働力不足と言われております。労賃が高くなる、またこれから時短を進めていく、これは日本の産業構造に一つの非常に大きな前向きなインパクトを与えると思うのですね。ですから、そういう労働力の価値が高くなった、それをてこにして日本の産業構造の合理化、近代化、省力化を進めるべきであって、単に外国の方が安く来て働いていた……

第123回国会 予算委員会 第7号(1992/02/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生の御指摘のとおり、労働時間短縮は私たちの最大の政治課題の一つでございまして、現実には改正労働基準法の施行以来労働時間は短縮されつつあります。平成二年度の年間総実労働時間は二千四十四時間でございますが、最近公表されました平成三年、暦年の年間総実労働時間は二千十五時間となっております。最近の趨勢を見ますと、大体二十時間から三十時間、産業別に短縮をしているわけでございますが、ただ、御指摘のように、来年度末までに千八百時間にするということは、政府としては努力しておりますが、率直に言ってもうことし、来年でございます、厳しい状況でございますので、実はこの労働時間短縮を具体的に進めるため……

第123回国会 予算委員会 第11号(1992/03/04、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 御指摘もございましたように、私たち労働省で各国の労働生産性を比較をいたしました。全産業を平均いたしますと、日本とアメリカは大体とんとんでございますが、時間当たりで換算いたしますと、アメリカ、さらにドイツはもっと差がついて、それを購買力でさらに比較いたしますと、前半分というのはどうかでありますが、計算の仕方でありますけれども、相当差がつくのは事実でございます。
【次の発言】 実は先生、中小企業と大企業は労働時間をトータルいたしますと余り差がないのですね。むしろ内容でございまして、大企業の場合むしろ所定外、いわゆる残業が多くて、中小企業の場合には所定内が多い、すなわち週休二日制とか……

第123回国会 予算委員会 第13号(1992/03/06、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生の御指摘のとおり、育児休業中の所得保障問題につきましては、この四月一日から実施されるわけでありますが、私の選挙区、山形でございますが、その御婦人の方々なんかがお見えになりますと、育児休業はありがたい、だけれどもその間収入がなくなってしまうと困りますから、その点は何とかならないのでしょうか、こういう率直な御意見も私のところに参りますし、またいろいろな方々からこの問題について、育児休業は立派なことだけれども何とかならぬか、こういうような御意見があることは事実でございます。  現実に育児休業をやっておるところが既にあるわけでございますけれども、それはやっておられる会社によっていろ……

第123回国会 予算委員会 第14号(1992/03/07、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生の御指摘の、林業労働者に対する労働基準法の適用の問題でございますけれども、実は労働基準法、一般的には適用されているわけでございますが、ただ、林業労働者については業務の特殊性がございます。天候その他自然条件に左右されることが多いものでございますので、労働時間また休日、休憩等については規定の適用が除外されております。  ただ、社会全体として今労働時間の短縮を進めておる折からでございますので、この林業労働者についても同じようなことをできればとってほしい、またとらなければならない、こういうような御意見もございます。したがいまして、現在、中央労働基準審議会において、労働基準法の新しい……

第123回国会 予算委員会 第15号(1992/03/09、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生、当委員会でたびたび申し上げておりますように、ことしの春闘の特徴は時間短縮でございまして、この時間短縮については労使がもう基本的に一致しておりますし、宮澤内閣としてぜひこれは進めてまいりたい、こういうことでございます。  問題はベアをどうするかという問題でございますが、先生、マクロの経済で考えますと、おっしゃるように、賃金がアップして雇用者所得、勤労者所得がふえることは即消費の拡大につながるということで、これは一つの成長の要素になりますが、それはマクロの考えでございまして、問題は、ベースアップが決まるのは個々の企業の労使間の話し合いで決まるわけでございますので、現在のような……

第123回国会 予算委員会 第17号(1992/03/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 ただいま大蔵大臣からお話があったわけでありますが、そういった基本的な考え方に基づきまして、労働省といたしましては、パート労働力対策について、雇用の安定、労働条件の改善等各般の施策の推進を図るほか、高齢者社会や人手不足への対応等いろんな観点から、このパートタイム労働者に関する雇用管理や賃金管理等について総合的に研究したい、そういう研究会を早急につくって鋭意検討に入りたいと考えております。
【次の発言】 先生から御指摘がございましたが、豊かでゆとりのある生活を勤労者に実現するためにも時間短縮が大事でございますし、今や日本の労働条件、労働時間というのは、過労死がいわゆる国際語になって……

第123回国会 予算委員会 第18号(1992/03/30、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生御指摘のとおり、総労働時間の短縮がいわゆる時間外労働の短縮だけで行われるとすれば、おっしゃるように残業分がなくなるわけでありますから勤労者の現金収入はその分減るということは考えられますが、ただ労働時間短縮がいわば所定内労働時間を減らす、こういう形で行われますと、今までは通常賃金で払われていた分が今度は最低二五%割り増しになるわけでありますから、むしろそっちを考えると、現金収入は、残業は減っても、今度は残された労働の中での割り増し分がふえてまいりますから、それが相殺されるという面も出てくるわけでございます。問題は、賃金率の問題と、それから経企庁長官もおっしゃいましたように雇用……

第123回国会 労働委員会 第1号(1992/02/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 労働大臣の近藤鉄雄でございます。  労働委員会の御審議に先立ち、今後の労働行政についての所信を申し述べ、委員各位を初め、国民の皆様の御理解と御協力をお願い申し上げたいと存じます。  我が国は、世界有数の高い経済的水準に達し、国際社会においても大きな地位を占めるに至っておりますが、これは、まさに勤労者一人一人の努力のたまものであります。私は、この高い経済力をすべての勤労者と家族の方々に還元し、ゆとりある豊かな暮らしを実現することが生活大国づくりの基盤であり、労働行政の使命であると考えております。  このような観点から、我が国の経済的地位にふさわしいゆとりある勤労者生活を実現するた……

第123回国会 労働委員会 第2号(1992/03/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 ただいま先生からも御指摘がご さいましたが、いわゆる国際的にも経済大国と言われている日本でございますが、その豊かさの実感が勤労国民の中にない。したがって、よく言われる経済力にふさわしいようなゆとりと豊かな国民生活を実現したい、これが宮澤内閣の掲げる生活大国でございますが、このためにいろいろなことが必要でございます。  そうした勤労国民の勤労の条件と生活条件を含めて、これも先生御指摘ございましたが、ただいま春闘でいろいろな角度から議論されていることは、私は歓迎すべきであると思いまして、まずは率直に労使の間でこの話を進めて、いい結論を出していただきたいと思うわけでございます。  い……

第123回国会 労働委員会 第3号(1992/03/26、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生御指摘ございましたが、我が国の労働条件、勤労条件というのは今や国内の問題だけではなしに、国際的に大きな関心を寄せられている問題であります。私は、春闘のあり方についていろいろな議論がございますが、こういう時期に労使の関係者が、労働者の勤労条件、福祉その他いろいろな問題で幅広い議論をして、結論を出されることは大変大事なことである、こういう判断をしておるわけでございますが、これは基本的には組合と経営者側、いわゆる全体の日経連と組合、さらには産業別の経営者の立場と組合、さらには個々の企業の間の労使の話し合い、それぞれの段階においていろいろな事情がございますので、当事者間の話し合いで……

第123回国会 労働委員会 第4号(1992/04/15、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生御指摘のとおり、現在、我が国は世界有数の高い経済水準に達してございますし、また、国際的にも大きな地位を占めておりますが、これはまさに働いてこられた労働者の皆さんの御努力の結果でございます。そして、この御努力に報いるように、高い経済力にふさわしいような生活の実現、ゆとりのある社会を実現することこそが宮澤内閣が掲げている生活大国づくりの基礎であり、その根幹に労働行政があると私は考えておるわけでございます。  そこで、先生がいろいろ御指摘の高齢者の就業問題、また就業継続の問題や障害者雇用の推進、成人病患者の方々の労働生活の継続、こういった問題は、実は率直に言ってお金のかかることで……

第123回国会 労働委員会 第5号(1992/04/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 参議院の本会議で能力開発法の改正案を通すということで、そっちに参っておりましたので、申しわけございません。  先生からお話があったわけでございますが、もう言うまでもないことでございますけれども、我が国は大変豊かな社会だけれども、片一方で高齢化が進んできて、片方では出生率の低下から労働力の供給が大きく期待できない。こういう中で、これまで社会の発展のためにいろいろ努力をしてこられた方々の老後について、私ども、十分な思いやりといいますか配慮をする必要がある、それがまさにこの介護労働の問題でございます。  政府も、「高齢者保健福祉推進十か年戦略」というので国の施策としてもいろいろ考えて……

第123回国会 労働委員会 第6号(1992/05/13、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生から大変貴重な御指摘があったわけでありますが、我が国の生活水準が低いときに、また経済力が足りないときには、休むよりも働いて収入を上げていろいろなものを買いたいというのが率直な気持ちだったと思うわけでありますけれども、ここまで来ますと、働いて余計収入を得る方がいいのかそれとも休んだ方がいいのかということについての考え方がどうもだんだん変わってきて、むしろ、所得も大事だけれども時間的余裕がもっと大事だという気持ちが強くなってきているのが現状だと私は思うわけであります。  ただ、先生、そういう働く時間が短くなったから収入も減るかというとそうじゃないのであって、私はいろいろな方々に……

第123回国会 労働委員会 第7号(1992/05/20、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 ただいま赤城先生から大変示唆に富むお話があったわけでございます。私は、やはり人生におけるゆとりというのは、いろいろなものがあるわけでございますが、その中で基本的なものは、人間の生活を維持するために働く時間と、これはミニマムな生活ということですが、生活を維持するために働く時間と、それから――人間というのはいろいろな目的で生きているわけでございます、いろいろな価値があるわけでありますから。そういった基礎的な生活とそれ以外のいろいろな人間生活とで、やはり基礎的な生活をするに必要な働く時間をできるだけ短くして、そしてそれ以外のまさに多目的な、多価値な人生を追求する時間をいかに多くするか……

第123回国会 労働委員会 第8号(1992/05/22、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 今いろいろ住先生の御質問を承っておりまして、先生が障害者雇用に寄せる並み並みならぬ御理解と御熱意、御見識に感服する次第でございます。  私は、先生もおっしゃいましたように、豊かな社会、生活大国、こういうことをうたって目標にしておりますけれども、それは非常に基本的な政策の一つが、心身障害を持たれた方々が健常者と同じような職場でお仕事をされて、そして同じような社会生活をされる、そういうことを担保することが非常に大事である、かように考えておりまして、その意味からも今回法律を御審議いただいて、ぜひひとつ障害者の雇用に一歩前進をしょう、そして、まさに基本計画をつくらせていただいて、これは……

第123回国会 労働委員会 第9号(1992/05/27、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 今回の法改正の目的は、局長が再三御説明しておりますように、従来の養成訓練、向上訓練、能力再開発訓練という、どちらかというと形、枠組みにとらわれた状況から脱しまして、普通訓練と高度訓練という形で、むしろ訓練ニーズに適応するようなきめの細かい、必要に応じた訓練ができるようにしよう、こういうことでございます。  その中で、先生御指摘ございましたように、いわば先端技術だけに傾斜して、そして従来の伝統的な工法についての訓練を軽視することにはならないか、こういうお話でございますが、そういうことでは全くございませんし、まさにそうした伝統的な工法、技法、技能というものが我が国にあることが、むし……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 予算委員会 第2号(1992/11/24、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 減税の是非についていろいろ議論がございますが、私の考えは、もしも減税するなら他の一般減税であるよりも支出、消費に関連したことで減税ができないだろうか。具体的には、住宅投資が促進すれば非常に多様な需要の創出となりますから、したがって、アメリカでやられているような住宅ローンの場合の利子を所得から外すということの所得減税というものは検討できないか、こういうことでございますが、実際的には、現在御案内のように三千万までの例の二十五万円の税額控除がございますから、これを多少拡大できないかなとか、それから住民税についてはこれはございませんから、そっちの方は検討できないかな、そんなことを申し上……

第125回国会 予算委員会 第6号(1992/11/30、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 ただいま運輸大臣からもお話がありましたが、佐川急便グループが急成長したわけでありますけれども、その過程で労働基準法、また労働安全衛生法に違反するようなことがなかったか、そういう危惧もございましたので、労働省といたしましては昭和六十二年から平成三年までに四回にわたり同グループの主管店を中心に全国一斉監督を実施したわけでございますが、特に平成三年実施した全国一斉監督指導結果によりますと、監督を実施いたしました五十一事業場のうち四十六事業場において、労働基準法等関係法令に照らして何らかの法違反が認められた次第でございます。  そこで、この結果を踏まえまして、ことし五月に佐川急便株式会……

第125回国会 労働委員会 第1号(1992/12/08、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 先生から佐川問題について御指摘がございました。  申すまでもないことでありますが、政治の基本は政治に対する国民の信頼でございますから、佐川事件をめぐるさまざまな報道が国民の皆さんの我が国の政治に対する信頼を非常に損ねている現状を私は大変深刻に憂えるものでございますが、とりわけ、御指摘がございました海外における日本のイメージですね。私は、いわゆる暴力団というのを英語で何と訳されているのか、ギャングスターとなっているのかアンダーグラウンドパワーになっているのか、どういうふうになるのか、日本のいわゆる暴力団といったものは適当な言葉がないんじゃないかと思うのです。かつてはヤクザというの……


近藤鉄雄[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院39期)

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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 平成元年度一般会計補正予算(第2号)外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1990/03/26、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤副議長 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。  よろしくお願いいたします。(拍手)

第118回国会 平成二年度一般会計暫定補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1990/05/18、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤副議長 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。  よろしくお願いいたします。(拍手)

第118回国会 平成二年度一般会計暫定予算外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1990/04/04、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤副議長 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。  よろしくお願いいたします。(拍手)

第118回国会 平成二年度一般会計予算外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1990/06/07、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤副議長 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。  よろしくお願いいたします。(拍手)

第118回国会 予算委員会公聴会 第1号(1990/04/17、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤(鉄)委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、八巻公述人にお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより公述人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。金子一義君。
【次の発言】 武藤山治君。
【次の発言】 次に、冬柴鐵三君。
【次の発言】 次に、児玉健次君。
【次の発言】 これにて公述人に対する質疑は終了いたしました。  公述人各位におかれましては、貴重な御意見をお述べいただき、まことにありがとうございました。厚く御礼を申し上げます。  明十八日の公聴会は、午前十時より開催いたします。  本日の公聴……

第118回国会 予算委員会公聴会 第2号(1990/04/18、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤(鉄)委員長代理 どうもありがとうございました。  次に、吉田公述人にお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。  次に、石原公述人にお願いいたします。
【次の発言】 どうもありがとうございました。
【次の発言】 これより公述人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。粟屋敏信君。
【次の発言】 次に、佐藤敬治君。
【次の発言】 次に、日笠勝之君。
【次の発言】 次に、木島日出夫君。
【次の発言】 次に、大内啓伍君。
【次の発言】 これにて公述人に対する質疑は終了いたしました。  公述人各位におかれましては、貴重な御意見をお述べいた……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 平成二年度一般会計補正予算(第1号)外二件両院協議会協議委員議長副議長互選会 第1号(1990/12/17、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤副議長 ただいま皆様の御推挙によりまして、副議長に選任されました。  よろしくお願いいたします。(拍手)

第120回国会 予算委員会公聴会 第2号(1991/02/18、39期、自由民主党)【議会役職】

○近藤(鉄)委員長代理 次に、戸田菊雄君。
【次の発言】 次に、日笠勝之君。
【次の発言】 ありがとうございました。
【次の発言】 これより公述人に対する質疑を行います。  質疑の申し出がありますので、順次これを許します。星野行男君。
【次の発言】 次に、戸田菊雄君。


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1992/03/11、39期、自由民主党)【政府役職】

○近藤国務大臣 平成四年度労働省所管一般会計及び特別会計予算について、その概要を御説明申し上げます。  労働省の一般会計の歳出予算額は四千八百七十一億円で、これを前年度当初予算額と比較いたしますと一億円の増額となっております。  次に労働保険特別会計について、各勘定ごとに歳入歳出予算額を申し上げます。  労災勘定の歳入予算額は二兆四千二十九億円で、これを前年度当初予算額と比較いたしますと五十五億円の増額となっております。  また、歳出予算額は一兆三千十七億円で、これを前年度当初予算額と比較いたしますと百四十六億円の増額となっております。  雇用勘定につきましては、歳入予算額は二兆四千六百六十四……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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