村山富市 衆議院議員
34期国会発言一覧

村山富市[衆]在籍期 : 33期-|34期|-35期-37期-38期-39期-40期-41期
村山富市[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは村山富市衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院34期)

村山富市[衆]本会議発言(全期間)
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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 衆議院本会議 第22号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○村山富市君 日本の医療が、国民や患者から見て、ますます荒廃と混迷を深めている中でだれも責任を持つ者がいない。  私は、日本社会党を代表して、ただいま趣旨説明のありました健康保険法の一部を改正する法律案について質問をいたします。(拍手)  医療の荒廃が叫ばれ、医療保険の抜本改正が唱えられてからすでに二十五年近く経過しています。しかし、医療保険の矛盾は激化するばかりであります。すなわち、一方で国民医療費は、国民所得の伸び率をはるかに超えて大幅な膨張をし続けて、国民の負担は年々加重されつつあるのに対し、他方、薬づけ医療、検査づけ医療が端的に物語っているように、質的には低下しています。その上に、差額……

村山富市[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院34期)

村山富市[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 社会労働委員会 第6号(1977/03/23、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 最近、社会的に学歴社会の問題が大分取りざたをされて問題になっておりますが、聞くところによりますと、十八日の閣議で学歴偏重対策のための関係閣僚懇談会が持たれるというようなことが新聞で報道されておりました。この学歴偏重をもたらしておる社会的背景として、いまの雇用のあり方というのが大分問題になっておるのではないか。と申しますのは、たとえばいい大学を出ればいい企業に入れる。そうすると、これは年功序列、終身雇用型ですから、一生幸せが保障される、こういうことが学歴偏重をもたらす社会的背景になっておるのではないかというようなことが言われております。  現状を聞きますと、たとえば大企業が新卒……

第80回国会 社会労働委員会 第10号(1977/04/14、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさしていただきます。     戦傷病者戦没者遺族等援護法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項につき、格段の努力を払うべきである。  一 第二次大戦末期における閣議決定に基づく国民義勇隊、国民義勇戦闘隊の組織、活動状況及び旧義勇兵役法・国民義勇戦闘隊員に対する陸軍刑法等の適用に関する法律の実施状況を明確にし、公平適切な援護措置をとりうるよう検討すること。  一 旧防空法による……

第80回国会 社会労働委員会 第11号(1977/04/15、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 いま北海道の特に出かせぎ労働者を中心とした深刻なお話があったわけでありますが、けさのニュース等を聞きましても、二百海里の日ソ交渉が中断をした。したがって、その関係労働者はほとんど休業状態か解雇に追い込まれていくのではないかということが懸念をされるわけでありますが、そうしますと一問題は道や各市町村に対して大変な要求が突き上げられてくるということも考えられるわけです。  そこで市長さんに、北海道の市長会を代表したという立場でお尋ねをしたいと思うのですが、国に対してこの解決策についてはどういう要望を持っておられるのか、もしお考えがあれば承りたいと思うのです。特に船員の場合は、これは……

第80回国会 社会労働委員会 第12号(1977/04/19、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 雇用保険法の改正案については、二日間にわたる質疑で問題点は相当出ておると思いますので、その問題点に対する若干の確認をしたいと思いますし、同時に、まだ問題点として残っている点についてこれから質問をいたしたいと思うのです。  第一に、雇用保険が全面適用になってもう二年になるわけですが、この委員会で審議されましたように、まだ適用漏れの事業場がたくさんある。したがって、適用漏れになっておる未適の事業場から失業者が安定所に失業給付を受けに行く、こうした場合に、安定所の窓口ではどういう対応をしていますか。
【次の発言】 たとえば、事業主もその全適になっているのを知らない、労働者も知らない……

第80回国会 社会労働委員会 第13号(1977/04/20、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 午前中から年金の議論が行われておりますが、主として問題は八つある年金の保険料の問題とか、あるいは給付条件の問題とか、あるいは給付開始の年齢の問題だとか、格差があり過ぎるじゃないかということが問題になっているわけですね。  同時に、いま問題になりましたのは、年金権を持たない層に対してどういう救済を考えるのかということが問題になったわけですが、五十年の十一月に当時の田中厚生大臣が基礎年金構想というのを一遍出しましたね。これは恐らく大臣が思いつきにぽっと言ったのではなくて、当時の新聞をひもといてみますと、次官を長にする何かの協議会をつくって、検討さしておるという指示も出しておる、こ……

第80回国会 社会労働委員会 第15号(1977/04/26、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 二日間にわたってこのじん肺安衛法の審議が行われているわけでありますが、質疑の中でも明確になっておりますように、じん肺というのはもう不治の病なんだ、治らない、こういうことになっているわけですね。したがって、じん肺患者はもう一人も出さないということを前提にしていろいろなことを考えるべきだと私は思うのです。  昭和三十年にけい肺の特別保護法ができて、これが三十五年にじん肺法になる、そうして四十七年に労働基準法の中から安全衛生法が姉妹関係で制定されて、そして予防から、さらに健康管理から、あるいは職場転換から、あるいは不幸にして罹患した人に対する補償から、援護から、一貫した体制をつくっ……

第80回国会 社会労働委員会 第19号(1977/05/17、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 時間もございませんから端的にお尋ねをしたいと思うのですが、最近労働界で不当労働行為のデパートと言えばどこか、と言えば造船、重機ということになっておるようであります。この不当労働行為のデパートと言われておる造船業界において、今日まで労働委員会から命令の出された件数あるいは地労委や中労委や裁判所で争われている件数がどれぐらいあるか、御報告願いたいと思うのです。
【次の発言】 その企業名と件数はわかりますか。
【次の発言】 これはいま係争中の事件ですね。
【次の発言】 組合の報告によると七十二件。それで、現在まで命令が出されて決着した事件もあるかと思うのですね。命令が出されて決着し……

第80回国会 社会労働委員会 第21号(1977/05/24、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 水道法の一部を改正する法律案を起草するに当たりまして、若干政府の見解をただしておきたいと思います。  水道が住民の暮らしに欠くことのできないものであるだけに、これからの水道事業を、真に住民の福祉に寄与し得るものたらしめるためにも重要な問題だと考えますので、二、三お尋ねをしておきたいと存じます。  第一は、今回、水道法の改正によって、水道事業は原則として市町村が行うものであることが明定されました。そこで、この原則と広域水道整備計画との関連についてであります。広域水道計画が必要とされるのは、特定の市町村において、自然的、社会的条件によっては水源確保が困難な場合が考えられます。その……

第80回国会 社会労働委員会 第22号(1977/06/07、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表いたしまして、本動議について御説明を申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     水道の整備促進に関する件(案)   政府は、次の事項につき、格段の努力を払うべきである。  一 広域的水道整備計画の策定に当たつては、市町村の自主性を尊重するとともに、計画の内容は、水源の共同開発、用水供給事業を原則とし、市町村の行う水道事業の円滑な運営に資するよう慎重に配慮すること。  二 広域的水道整備計画の策定に当たつては、都道府県の議会の同意のみならず、関係市町村の……

第80回国会 予算委員会 第22号(1977/03/10、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 私は、与野党合意に基づく社会保障関係に関連をして、この際若干お尋ねをしておきたいと思うんです。  時間もございませんから具体的な質問に入りたいと思いますが、いまお話もございましたように各種年金がありますけれども、年金はそれぞれ支給時期が違うわけですね。たとえば厚生年金は今度改正された案によりましても八月、国民年金は九月、恩給は六月、福祉年金は十月と、こういうふうに各年金ごとによって実施時期が違うわけでありますが、これはどういう理由で違うのか、まずお尋ねしておきたいと思うんです。
【次の発言】 それは説明されれば理由はいろいろあると思いますけれども、しかし、どのような理由を聞い……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 社会労働委員会 第4号(1978/03/02、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 昨日、金沢の地裁でスモン訴訟に対する最初の判決が出たわけであります。これは全国的に一万人以上の患者が出たと言われる戦後最大の薬害であります。同時に、全国二十三の地裁でいま係争中でありますが、その裁判の最初の判決が金沢地裁で出された。しかも、その判決の内容を見ますと、厚生大臣は、医薬品の安全性等を確認する薬事法上の義務がある。キノホルムの毒性は予見が可能であった。したがって、厚生大臣のキノホルム剤の製造許可、承認には過失がある。国家賠償法第一条の規定に基づいて賠償責任がある。こういうきわめて明確な国の法律的責任を下したわけです。こうした今回の判決に対して厚生大臣はどういうふうに……

第84回国会 社会労働委員会 第10号(1978/04/06、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 ただいま、わが党の安島委員から年金の当面する基本的な問題点等について御質疑がございました。いま日本にある八つの年金制度の中で、将来を展望してみて、どういうところに改善をしなければならぬ問題点があるのか、こういう問題については、ある意味では認識の一致はできているのじゃないかと私は思うのです。これからは具体的に、そういう問題点をどう改善していくのかというところに当面の課題があると思います。  いまも、お話がございましたように、たとえば基本構想懇談会の中間報告を見ましても、いろいろ当面する年金の問題点が指摘されています。それから、そうした問題を踏まえて社会保障制度審議会からは相当抜……

第84回国会 社会労働委員会 第11号(1978/04/11、34期、日本社会党)

○村山(富)議員 私は日本社会党を代表して、ただいま議題となりました労働基準法の一部を改正する法律案についてその提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  今や完全失業者は恒常的に百万人を超え、二月末には百三十六万人に達しました。  そればかりではありません。潜在的な失業者、あるいは半失業者とも言うべき人々がこの何倍もおります。具体的に見ますと、一年未満契約の臨時雇いが二百四万人、日雇い労働者が百二十四万人、常用雇用とはいうものの週十五時間以下の就労が三十万人、同じく週三十五時間以下の就労が百七十六万人も存在しております。これに完全失業者を加えると、八百七十万人に達するのであります。  ま……

第84回国会 社会労働委員会 第12号(1978/04/12、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 私は、まず当面する春闘の問題について、この際、若干労働大臣の見解を承っておきたいと思うのです。  きょうも雇用問題についての集中審議があるわけですが、こうした経済の不況や深刻な雇用問題を反映して、春闘もいよいよ深刻の度を深めていると思うのです。現に公労協は明十三、十四日の二日間、第一波のストライキに突入しますし、第二波、第三波と闘争戦術は強化される、こういう戦術も決定いたしております。私鉄等も、現状からすれば、官民総ぐるみの闘争に入っていくのではないか、こういうことが懸念をされておるわけです。  一方、こうした春闘情勢を取り巻いておる状況というものは、雇用か賃金かといった二者……

第84回国会 社会労働委員会 第14号(1978/04/18、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 前回から職業訓練法の一部改正案につきまして、大分問題点が出ておりまして、出尽くした感がございますけれども、数点にわたって確認をする意味でお尋ねをしておきたいと思うのです。  本来、職業訓練制度というのは、言うならば技術革新などによって社会的、生産的変化が起こってくる。そうした変化に対応して、労働者が生涯にわたって安定的に職業を持ち、その技能を維持向上させるために職業訓練を受ける、こういうものであるべきだと思うのですね。そういう観点から考えた場合に、現行の訓練制度の施設のうち、公共職業訓練施設の機能を技能開発センターまたは職業訓練短期大学校に転換をする、こういうことに今度の改正……

第84回国会 社会労働委員会 第15号(1978/04/19、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 先ほど局長からの答弁を聞きますと、本年度予算で四百九十億円、これは新設ですね。この四百九十億円で予想される人員増というのは、どれくらい想定されるわけですか。
【次の発言】 そうしますと、施設整備費四百九十億円、これは新設も含めて。大体、この四百九十億円の予算が全部使われた場合に二万人ぐらいの増員になるということが予想されるということですね。そうしますと、いま都道府県、各市町村から上がってきている要求というのは、大体どの程度ありますか。
【次の発言】 これは大臣、先ほど答弁がございましたけれども、ことしの予算なんかは、特に景気回復と称して公共事業にうんとウエートを置いていますね……

第84回国会 社会労働委員会 第16号(1978/04/25、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 きょうは、労働組合法の改正案の審議ですが、労働組合法の改正案は、中央労働委員、地方労働委員の定数をふやすというだけのものでございますので、別に問題はないと思うのですけれども、たまたま労働組合法と重要な関連のあるストライキがいま行われておる。いよいよ春闘の本番を迎えて九十六時間ストライキに、公労協を中心に私鉄も含めて入っているわけですが、これが本当に九十六時間ぶち抜かれますと相当大きな影響を及ぼしてくると思うのです。こういう事態に対処して労働大臣はどういう姿勢で臨んでおるのか、まず、その見解を聞きたいと思うのです。
【次の発言】 いよいよ春闘の本番を迎えまして、公労協を中心に私……

第84回国会 社会労働委員会 第20号(1978/06/06、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 いまも雇用問題を中心にした質疑がございましたが、最近の経済全体の動向等の見通しにつきましては、政府部内でも意見が対立しているようでありまして、やや景気は上向きの基調になった、こういう見解を述べるものもあるし、あるいは、そうではなくて、まだまだ本格的な景気の回復には至っておらない。したがって補正で、もう一遍てこ入れをする必要があるんだ、こういう意見があるようでございます。しかし、いずれにいたしましても、景気が回復をする基調になったから雇用がそれだけ拡大されるかといえば、最近の傾向としては必ずしもそうではないと思うのです。それはなぜかといいますと、やはり経済成長の中でふくらみ過ぎ……


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第85回国会(1978/09/18〜1978/10/21)

第85回国会 社会労働委員会 第2号(1978/10/13、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 最近の経済情勢を見ますと、政府による大規模な公共事業にもかかわらず、景気は依然として低迷をいたしております。先般経済企画庁が発表しました、本年四月から六月までの国民所得の統計速報によりますと、実質経済成長は年率換算でわずかに四・五%にすぎない。このように経済成長率が大幅に鈍化している原因を挙げてみますと、一つは、円相場の急騰を背景として輸出が急激に落ち込んでいる、さらに、いわゆる構造不況業種を中心として、製造業全体の生産活動が低迷している、そして何よりも大きな原因は、本年の春闘における低いベースアップ、あるいは外国からの輸入食糧に圧迫された農村の貧困等々が反映をいたしまして、……

第85回国会 社会労働委員会 第3号(1978/10/17、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 この国会はまさに雇用対策を中心とした国会であると言われるくらいに、深刻な雇用問題が中心に議論されているわけです。その雇用対策は幾たびか申し上げましたが、産業政策あるいは経済政策の前面に雇用対策が出されるべきである。同時に、その雇用対策は何といっても失業の予防が一番大事である、雇用の確保が一番大事である、こういう認識に立って、私は、以下の質問を率直にお伺いしたいと思うのです。  まず造船不況問題についてお尋ねします。  この臨時国会で成立を見ました補正予算並びに五十四年度の新年度予算等々で、官公庁の持つ船舶の発注の予定というものはどうなっていますか。


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 外務委員会 第8号(1979/04/27、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 私は、国際人権規約を調印するに当たって、日本政府が四項目にわたる留保及び解釈に関する宣言を行っておりますが、その宣言をされた中で、特に消防職員の問題についてお尋ねをしたいと思うわけであります。  この消防職員を警察職員と同一に扱うというのは、これはもう国際的にも通用しない問題でありますし、日本の国民のだれに聞いても、警察職員と消防職員が同じ扱いにされるということについては問題がある、ある人は、それは服装が似ているから同じ扱いをするのじゃないですかというような話をした方もあるのですけれども、服装が似ていると言えば、むしろガードマンや交通指導員の方が似ているので、まさかそんなこと……

第87回国会 社会労働委員会 第3号(1979/02/20、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 大臣の所信表明について若干お尋ねしたいと思うのですが、その所信表明の中で「雇用問題の解決は現在国政の最重要課題となっており、」こういうことを冒頭に述べられて、十万人の雇用創出を挙げられた。従来の雇用対策と違って若干前向きになっておる姿勢については、評価してもいいのではないかというふうに思っております。従来の雇用政策というのは、発生した失業に対する事後措置をどう講じていくか、言うならばしりぬぐい的な雇用政策であったわけです。しかし、大臣も所信表明で述べられておりますように、景気が若干回復をしたにしても雇用問題は解決しない、こういう状況になっておるのが特徴じゃないかと思うのです。……

第87回国会 社会労働委員会 第6号(1979/03/01、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 最初に、腎不全対策について若干お尋ねをしたいのですが、現在腎臓病の患者で、人工透析を受ける必要のある患者の数はどのくらいありますか。
【次の発言】 特に私がお尋ねを申し上げたいと思いますのは、人工透析を受ける患者の中で、いまお話がございましたように、夜間受けている方が約五千七百名あるわけですね。それで、これは仕事の関係などもあって、働きながら受ける必要があるという方が多いので、できるだけ夜間に受けさしてもらいたい、こういう要望が大変強いですね。私が調べてみましたら、その夜間透析をやっているところの七三%は私的医療機関がやっておる。特に、国立病院の場合はわずかに四十三人くらしか……

第87回国会 社会労働委員会 第8号(1979/03/20、34期、日本社会党)

○村山(富)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました定年制及び中高年齢者の雇入れの拒否の制限等に関する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  戦後の日本では、男女ともに平均寿命が急速に伸びてきたことは、皆様御承知のとおりであります。  いまや五十代は、精神的にも技能的にも、最も成熟を遂げた働き盛りであります。にもかかわらず、五十五歳定年制、六十歳未満定年制が、明治時代の遺物のごとく、いまだに多数の大手企業に存続しているのは、時代錯誤もはなはだしいと申さなくてはなりません。  定年は少なくとも六十歳まで延長するようにと一昨年の国会で決議したにもかかわ……

第87回国会 社会労働委員会 第10号(1979/04/09、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 私は、自由民主党、日本社会党、公明党・国民会議、民社党、日本共産党・革新共同及び新自由クラブを代表いたしまして、本動議について御説明申し上げます。  案文を朗読して説明にかえさせていただきます。     国民年金法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案)   政府は、次の事項について、適切な措置を講ずるよう配慮すべきである。  一 公的年金制度全体を通じ、各制度間の関連と将来にわたる人口の老齢化の動向を勘案しつつ、その基本的なあり方について検討を急ぎ、年金制度の抜本的な改善を図ること。  一 妻の年金権のあり方については、速やかに遺族年金の改善、国民年金の妻の加入権など……

第87回国会 社会労働委員会 第12号(1979/04/24、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 御案内のように、この国会は雇用国会と言われるように雇用問題を中心に議論されてまいりました。これはやはり依然として雇用・失業情勢が厳しいということを反映してなされたと思うのです。  そこで、いろいろ議論もされてまいりましたけれども、総体的に整理をして私はお尋ねしてみたいと思うのですが、日本経済を取り巻いておる最近の国際情勢は、石油問題等も含めてなお先行き不安な要因がたくさんある。しかし、全体として……(私語する者あり)
【次の発言】 やや景気は上向きの傾向にあるというふうにも言われております。しかし、その影響が労働市場にどのような形で及んでおるかということになりますと、依然とし……

第87回国会 社会労働委員会 第17号(1979/05/29、34期、日本社会党)

○村山(富)議員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました失業手当法案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。  近年、失業者が増加をしたまま、短時間の求職活動では再就職がきわめて困難となっております。新規の求職者にとっても、就職の門は狭くなっております。季節労働者や日雇労働者の就業も、ますます不安定で困難になってっております。  しかも最近の特徴的なことは、景気回復の局面に入っても、雇用情勢はほとんど改善されず、有効求人倍率は依然として低いままであるという実態であります。  雇用保険法に基づく求職者給付等を受ける資格のある者も、給付期間が多少延長された程度では、……

第87回国会 社会労働委員会 第18号(1979/06/05、34期、日本社会党)

○村山(富)委員 本委員会で審議をいたしております薬事二法につきましては、二日間にわたって質疑が行われてきたわけでありますが、この薬事二法の内容なりあるいはそれに関連する幾つかの問題について、確認をしておきたいと思われる点がございますので、そうした問題に限って質問をいたしたいと思います。  第一に、目下、恒久対策の確立について関係者の間で協議が続けられておるようでございますが、その解決の見通しについてお伺いします。
【次の発言】 次に、救済基金法については本委員会においてその修正案を与野党間で検討中でありますが、われわれとしては、救済基金は、既発薬害についてもその被害者の救済に関する事業を関係……


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各種会議発言一覧(衆議院34期)

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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1977/03/15、34期、日本社会党)

○村山(富)分科員 私は弾薬庫の問題について防衛庁にお尋ねをしたいと思うのです。  大分県の大分市の敷戸というところに弾薬庫がございます。私が聞いたところによりますると、この弾薬庫は昭和三十二年に開設をされ、当時用地が大体六十六万平米あった、その後さらに拡張されまして、現在は百三十二万平米になっておる、ごく最近、この弾薬庫のあります国道十号線の反対側に曲地区というところがありますが、さらにその地区の用地を買収されて拡張された、こういうふうに聞いておりますが、そのとおりで間違いないかどうか。同時に、こうして用地が拡大されたのは、この弾薬庫の安全基準上必要があって拡張されたのか、どういう理由による……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1977/03/14、34期、日本社会党)

○村山(富)分科員 大分時間も経過しておりますので、できるだけ切り詰めてやりたいと思うのですが、特に私が御質問申し上げたいと思いますのは、山村地域における特用林産物の振興対策についてであります。  振り返ってみますと、急速に成長した日本の高度経済成長時代には、やはり労働力が必要ですから山村やら農村からずっと都市に吸収された。いまのように成長がストップして低成長の時代になりますとまた帰ってくる、こういう傾向が若干見られますね。しかし、帰ってみても山村地域では生活ができない、仕事ができない、こういう状況で、いつの場合にも山村地域というのは荒廃をするばかりです。極端な例を申し上げますと、二、三軒家が……


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第84回国会(1977/12/19〜1978/06/16)

第84回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1978/02/28、34期、日本社会党)

○村山(富)分科員 私は消費生活協同組合の問題について二、三お尋ねしたいと思うのですが、ことしは消費生活協同組合法が制定されてちょうど三十年になるわけであります。この間、生協関係者みずからの努力はもとよりでありますが、生協運動過程を振り返ってまいりますと、組合員数も四十八年度に三百七十九万あったものが毎年一〇%前後確実に増加してまいりまして、五十一年度は五百万に達する数になっております。  こうした生協活動の動きから考えられますことは、生協運動が多くの消費者の支持と期待を得ているということを証明していると思いますし、同時にまた、この間果たしてまいりました生協活動の役割りは大変大きなものがあった……


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第87回国会(1978/12/22〜1979/06/14)

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第2号(1979/02/21、34期、日本社会党)

○村山(富)小委員 細かな質問で恐縮ですけれども、スウェーデンの場合に、自己負担の分が病院と開業医では違いますね。これはどういう理由で違うのだろうかということが一つの問題と、それから、先ほど一人当たりの医療費の問題がありましたけれども、総医療費の中における薬剤費の比率というのはどうなっているのか、一人当たりの薬剤費はどの程度か。円に換算してですね。
【次の発言】 保険で両方見ておるのはどこですか。フランスですか。
【次の発言】 あとの国はありませんね、両方保険で見ているのは。
【次の発言】 たとえば日本の場合、例が違うから答弁しにくいと思うのだけれども、歯科の場合、差額徴収があるとか、それから……

第87回国会 社会労働委員会医療保険制度に関する小委員会 第3号(1979/03/07、34期、日本社会党)

○村山(富)小委員 大分出尽くしていますから、一つだけ聞きたいと思うのですが、一部負担というのは、たとえば初診料の一部負担と入院時の一部負担とありますね。これはどういう根拠で、どういう目的で、何を期待して一部負担を取るのかということが、どうもぼくにはわからないのですね。  たとえば入院費の一部負担なんかは、今度の改正案では千円に上がってますね。そうすると、どこにおったって食事はするんだから、この千円というのは、食事代ぐらい見てもいいじゃないかという意味でするのか。そうしますと、入院している間は、食餌療法というのは医療の一部ですから、それを取るのもおかしいじゃないかという気もしますし、そこらの点……



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データ更新日:2023/02/05

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