このページでは日野市朗衆議院議員の34期(1976/12/05〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は34期国会活動統計で確認できます。
○日野市朗君 ただいま趣旨説明のなされました本法律案につきまして、私は何としても納得ができかねるのであります。 同僚の議員の皆さん、ぜひ、日本原子力船開発事業団法、これはちょっと長い法律でありますから、これから事業団法と略称させていただきますが、この事業団法附則第二条、これを虚心に読んでいただきたい。同条にはこう書いてあります。「この法律は、昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」――「この法律は、昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」こう書いてあるのであります。この条文を日本語の通常の用語例に従って読む限り、事業団法は時限立法であります。時限法、すなわち、昨年の三……
○日野市朗君 私は、日本社会党を代表し、ただいま議題とされました日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案に対する反対の討論を行います。 私は、以下述べる理由によって、本法律案にはどうしても賛成できないのであります。 まず第一に、事業団法の性格についてであります。 事業団法附則第二条には、「この法律は、昭和五十一年三月三十一日までに廃止するものとする。」との文言があることは周知のところであります。政府は、この文言を曲解し、同法を廃止する法律が成立するまでは、同法は有効に存立すると言うのでありますが、私はこの見解に賛成することはとうていできません。虚心に附則第二条の文言に対するならば、……
○日野市朗君 私は、日本社会党を代表いたしまして、政府の農業、林業、漁業の三白書について質問をいたします。 まず最初に、私はこれらの白書を一読しての感想を申し上げたいと思います。 果たして、政府には、日本の第一次産業を守り育てていくという決意があるのだろうか。政府の真意は、もう第一次産業には金も手間暇も余りかけたくない、第一次産業は自分で何とかやっていってもらいたい、日本の社会は自由経済、自由競争の社会なんだから、一こう言っているように思われてならないのであります。しかし、私は思います。第一次産業などというものはそんなものではない、第一次産業がきちんとしていてこそ、その上に精神的、物質的に……
○日野委員 先般、科学技術庁長官から所信の表明がございました。これに関連いたしまして若干の質疑をいたしたいと思います。 かつては、科学技術の振興、科学技術の進歩というものが人類のこれからの生存について非常に有益なものであって、科学技術の進歩がとりもなおさず人類の進歩であり、限りない幸せを人類にもたらす、このように考えられてきた一時期がずっとあるわけでございますが、最近、公害という環境問題を初め、科学技術そのものがあるいは人類の生存にもかかわるような問題を数々提起してきている。むしろマイナス要因を生み出すのではないかというような危惧が非常に強く持たれているところであります。私もこの科学技術の進……
○日野委員 私は、きょうは、ずっとエネルギーの問題について質問をしてまいりたいと存じます。 わが国の今後の原子力エネルギーの開発にとって非常に重大な問題であります再処理問題について、アメリカのカーター政策以来ずっといろいろの紛糾が続いていて、国民の関心もそこに集まっているところであります。われわれも当然、カーター政策の行く末、今後の日米間のそういう面での交渉、これについては深い関心を持たざるを得ないところでございます。 それで、比較的最近までのことはよろしゅうございますが、カーター氏が日本と西独については再処理を認めるかのごとき発言をされたというような経過がございましたけれども、そのころか……
○日野委員 次に、私から若干伺わしていただきたいと思います。 まず、内田先生に伺いたいと思います。どうも私は技術の面はまるっきりの素人でございましてさっぱりわかりませんので、若干とんちんかんになるかもわかりませんが、そういうところはお許しいただきたいと思います。 まず、私なんかも原子炉でいろいろな故障と言おうと事故と言おうとトラブルと言おうと、そういうものが起きますと、やはり不安感はぬぐえないでいるわけなんですね。それで、ノズルにひび割れが入ったというような事故、いま石野委員からも聞かれましたけれども、これが島根で起きた、また福島でも起きたというようなことを聞いているのですが、これはこわく……
○日野委員 今度原子力基本法等の一部を改正する、こういうことでありますが、まず安全委員会の所掌事項と原子力委員会の所掌事項、これについて若干伺っておきたいと思います。 まず所掌事項の第一号を見ますと、原子力委員会の方は「原子力利用に関する政策に関すること。」とあります。そして安全委員会の方は、「原子力利用に関する政策のうち、安全の確保のための規制に関する政策に関すること。」とあるのです。 この二つを読み比べてまいりますと、違いがどういうところにあるのであろうかということがちょっとわかりにくいように私には思えるのです。「原子力利用に関する政策に関すること。」というのは、原子力利用に関する政策……
○日野委員 私は、日本社会党を代表いたしまして、いま問題となっている日本原子力船開発事業団法の一部を改正する法律案の継続審議に対して反対するものであります。 この法律は、附則第二条において明らかなとおり、昭和五十一年三月三十一日すでに効力を失って、現在その効力を持っていないものであります。すなわち、これを改正し、その延長を図るに由ないものと言わざるを得ないのであります。 このような法律が、さらにその効力ありと強弁されて当国会の審議の素材となることは、これは国会の権威にかかわることであって、私は、速やかにこの法律がすでに失効していると、これを明らかにすべきであると考える次第であります。 よ……
○日野委員 私は、主として裁判所の方に、定員法の改正の問題についていろいろ伺ってまいりたいと思います。 毎年、定員法の改正案が提案されまして、その都度同じような質問をせざるを得ない。私も、今回の定員法の一部改正の法律案の関係資料をちょうだいいたしまして、またかという思いを抱きながら、非常に裁判所にとって好意的な質問をこれから行いたいと思います。私もずっと法律実務をやってまいりまして、いつも考えているのですが、これは裁判官は少ない、それに関連する裁判所は書記官、速記官、事務官、これも全面的に私は少ないという感覚をいまだにずっと持ち続けておりまして、この考え方が変わろうとはちょっと思えないのであ……
○日野委員 本法案についてこれから何点か伺うのでありますが、一応これは予算を伴うものでありますが、今年度は予算がどのくらい措置されておるか、いままでどのくらい措置をされてきたものであるか。この件数を見ると、いままで本法が適用されてきた件数は非常に少ないように理解するわけでありますが、どの程度のものがずっと予算措置をされてきているのか、お答えを願いたいと思います。
【次の発言】 いま伺いますと、毎年十万円という非常に何かかわいらしい予算がついているわけでありますが、いまの国家予算二十数兆という中で十万円というのは、やはり一般の国民に対しても、与える印象からいうといかがなものかというふうに思わざる……
○日野委員 私も同じように原理運動について伺ってまいります。 その前提として、私もいま横山委員の質問を伺っておりまして、この原理運動に関するいろいろな違法行為、これに対する行政庁の対応というのは非常に甘いという考え方を実は持っております。その点では、基調となる考え方は横山委員と全く同様であります。私たちの目から見まして、これは明らかに違法と思われる事柄、それに対して一体行政庁は何をやったろう。特に人権擁護の仕事に当たっておられる人権擁護局や、それから警察庁、これは何をやっていたのだろうというような感じが非常に強いのであります。 それで、私はこれから主としていままで公開されたもの、つまり新聞……
○日野委員 私は、まず大臣に最初に伺っておきたいと思います。
いわゆる三里塚空港ですね、成田空港のことですが、大臣は、この成田空港の滑走路の延長線上に鉄塔が存在している、それが成田空港の開港に非常に大きな障害になる、そしてその鉄塔に備えつけられて建物――これは建物か、建物状のものというか、後でまたこれは局長の方といろいろやりとりがあると思いますが、それが存在して、その建物状のものの表示登記の申請がなされ、それが却下せられたという事実を御承知でしょうか。
【次の発言】 そのような措置がなされたということについて、大臣、御存じですか。
【次の発言】 どうでしょう、これを却下する決定につきまして、……
○日野委員 いま石野委員から質問があったことについて、重ねて私の方からも伺いたいと思います。 この原子力船開発事業団法、これから私はこれを本法と呼ばしていただきますが、この本法については、内閣総理大臣に対するわが党の成田委員長からの質問に対しても同じような御答弁が内閣総理大臣からなされたと思います、この附則第二条の解釈についてですね。そこで、私ずっといままでわが国の立法例、同じような附則を置いている立法例を調べてまいったわけでございますが、かなり多くの立法例があります。これらは、大体は延長法案が期間内に出されているという経過がいままでずっとあるわけであります。つまり、法制局長官がいま言われた……
○日野委員 きょうは島居さんと倉本さんにおいでをいただきました。私、まことに失礼でございますが、お二人がいつから現職におつきになったか、ちょっと存じ上げませんので、お二人が現職におつきになった日時、それからその前にどのような仕事にタッチしておられたか、伺いたいと思います。
【次の発言】 ほかの理事の方も御専門の領域だけお願いいたします。
【次の発言】 まず日本原子力船開発事業団法、長いから事業団法と呼びますけれども、この事業団法によりますと、事業団の業務については第二十三条に記載がございます。その中で、原子力船の設計、建造及び運航を行なうこと、それからそこに掲げる業務に関する調査研究を行うこと……
○日野委員 私は、ただいま提案理由の趣旨説明がありました修正案及び原案とも、これに対して日本社会党を代表して反対するものであります。 この日本原子力船開発事業団法はあくまでも限時法であるというのが私の考えであります。つまり、この法律は附則第二条の昭和五十一年三月三十一日をもって失効している、もはやこの法律は存在していないと考えるべきなのであります。 法律にはあくまでも限時法と永久的な立法とあるわけでありまして、このようなあいまいな法域を残すことは、法治国である日本の存立に非常に重大な影響を与えるものというふうに考えざるを得ないのであります。 また、実質的な理由を見ましても、原子力船「むつ……
○日野委員 私から若干伺わせていただきたいと思います。 まず、午前中の御意見の中で浅田先生お触れいただきましたので、ちょっと教えていただきたいと思いますが、地震の起こる原因という、そもそもの非常に大きな問題になってしまうのですが、このごろは、プレートテクトニクスというのですか、これが非常に優勢だというふうに、私なんかもいろいろ勉強させていただいているわけなんですが、大体地震予知の理論というものも、それを基本的に踏まえて地震予知についての努力をされておられる、こういうことについてはほぼ学会でも異論はないんだというふうに伺ってよろしゅうございましょうか。
○日野委員 ソ連の原子炉衛星コスモス954号が墜落をしたということで大分世情が騒然となりまして、マスコミなどからもずいぶん多くの情報が流れました。これは国の内外を問わず、かなりの騒然たる世情となったわけでありますが、このことは日本の国民のみならず、国際的にもかなり原子炉衛星というものに対する不安感といいますか、恐れといいますか、そういったものが非常に広範であり、根強いものであるというふうに私は考えますし、マスコミ等の取り扱い、それからみんなが大騒ぎをしたということもみんなの心の中に横たわっているそういった恐れ、不安感、これを如実に示したものだと思います。どうでしょう、同感いただけるでしょうか、……
○日野委員 運輸大臣がお見えでありますから、まず運輸大臣に伺いたいと思います。
運輸省では、原子力基本法等の一部を改正する法律案、これによっていわゆる舶用炉についてこれから設置許可についてのいろいろな事務を取り扱うことになるわけであります。そこで、現在の原子力船に関する運輸省のいわゆる規制の体制、これを簡単に御説明いただきたいと思います。
【次の発言】 今度原子力船に搭載する舶用炉についての規制は、現実にもし法が改正になった場合、これはどのように行っていくつもりなのか。その法的な根拠と、それから運輸省が考えておられる構想、それをちょっとお示しいただきたい。
○日野委員 まず小野先生、それから服部先生にお伺いをいたします。 原子力基本法の大きな原則の一つとして公開の原則がございますが、実際われわれもこの公開の原則というのは空文化されていはしないだろうかという非常に強い危惧を持っておりますし、その危惧を裏づけるような事実を幾つかわれわれも経験しているところなんであります。研究者としての両先生に、実際この公開の原則にこれは反するではないかというようなことの経験がありましたら、ひとつ例を挙げてお話しをいただきたいと思います。また、これは多過ぎてとても話にならぬということであれば、その旨お話しいただければと思います。
○日野委員 動燃の再処理工場がホットランに入ってからもかなりの実績を積み重ねているわけですが、どうも私この再処理工場については余り好意的には見てはいないわけです。何しろ再処理工場といいますと最後には高レベルの廃棄物が残されるということになるものですから、それの手当てがどうなっているのかということ、これを究明しないと再処理工場そのものの運転ということについてはみんな戸惑いを若干感じるのではないかと思います。 それで、まず廃棄物処理の方法について低レベルのものと高レベルのものとこの二通りに分けまして、現在低レベルのものはどのような処理をやっておられるか、それについて伺いたいと思います。
○日野委員 動燃からおいでいただいておりますので、まず動燃の方のいろいろな見解を伺ってまいりたいと思います。 きのう再処理工場を拝見してまいりました。非常にみごとにやっておられると思いまして感心してきたのでありますが、私、幾つかの感想と申しますか、気づいた点についてちょっと教えていただきたいと思うのであります。 再処理工場を動燃でつくられたその基本的な考え方といいますか、動燃の事業団法によりますと、再処理及び保有について計画的かつ効果的に行うんだというふうに書いてあるわけなんです。これは言うまでもなくわが国で初めての試みでありまして、いろいろな御苦労がおありである。まさに手探りでずっと進ん……
○日野委員 今回の宮城県沖地震につきましては、国土庁長官を初めとしていろいろな御心配をいただいております。厚く御礼を申し上げます。早速長官を初め宮城県に行っていただいて調査をしていただいた。このことによって大分宮城県の人々も、国も一生懸命考えていてくれるということで安堵の念を覚えているのではないかと思います。そうして、その調査が一日も早く実を結んでいくように、私としても強く望みたいところでございます。 そこで、若干御質問を申し上げたいわけでございますが、何分にもこれは時間的な制約もあって調査の範囲がきわめて限られてしまったことは、十分よくわかります。ただ、今回の地震、これは今回に限らず地震の……
○日野委員 知事さんと市長さん、本当に御苦労さまでございました。 そこでまず、今度の地震の災害について激甚災の指定がどうも危ない部分があるようであります。農林水産関係、それから公共施設の関係なんかについてはその指定が少し危ないのではないかというようなことがいろいろ言われておるわけであります。特に農林水産関係について私非常に疑問を持っているのでありますが、私が見た範囲では農林水産関係の被害もこれは相当なものがあるというふうに考えるところなんです。しかし、実際に上がってきている被害の報告というのを見ますと、どうも私が見て歩いたその感覚とあらわれてきた数字というのは必ずしもぴったりと一致しないよう……
○日野委員 最初に農業者年金について若干質問をいたしておきます。 私は、大臣が見えましたならば後刻また大臣にも質問するということを前提にして私の方の質問もいたしますし、事務当局もそのようなおつもりで答弁をいただきたいと思うのであります。今度農業者年金のための改正の法案が出ているわけでありますが、どうも、私らも、農業者年金に入ったらいいのかどうかという農民の方々からのいろいろな質問を受けますと、すばっと割り切ってお入りなさいという答弁がなかなか出てこないのですね。どうも今度の改正案では、幾つかの点について非常に考慮を払われている点は私も高い評価をしたいと思うのでありますが、まずこの制度そのもの……
○日野委員 午前中に質問がありましたが、引き続いて私も質問いたしたいと思います。 政府から提案されております国有林野事業改善特別措置法案でありますが、これを読んでみますと、まず第一条なんですが、非常にブレーンなといいますか、非常に簡単明瞭なようでいて、その内容が実は非常に読み取りにくいというのが実情ではなかろうかと思います。つまり、なぜこういうふうに理解できにくいかといいますと、「この法律は、国有林野事業の現状並びに国民経済及び国民生活におけるその使命の重要性にかんがみ、」こういうふうになって、そして「特別措置を定める」んだ、こういうふうになっているわけですね。ところが、読んでみると、わかっ……
○日野委員 科学技術庁では、たてまえとしていろいろな官公庁、それから民間というようなところまで含めて、一体どのような研究が行われているかというようなことをできるだけ知ることが望ましいというふうに考えるわけですが、この点についての考え方はいかがでしょう。
それから、日本の国内でどのような研究開発が行われているかということを把握する方策をどのようにして立てておられるのか、その点について伺いたいと思います。
【次の発言】 わが国内におけるそういった研究活動については、ほぼ掌握しているというふうに伺ってよろしゅうございますか。
【次の発言】 科学技術庁で科学技術に関するいろいろな政策の立案をやるとき……
○日野委員 総理、共通の認識があるかどうかという点について、これからの議論を進める上でも必要なことですからずばり伺っておきたいと思います。
私は、核というのはもろ刃のやいばであって、それを利用する際には大きな危険がついて回る、これについては非常に神経質に考えていかなければならないと思うのでございますが、いかがでしょうか、ずばり伺いたい。
【次の発言】 いま私の手元にスイスにおける原発の建設を行うかどうかについての国民投票を行ったとの新聞記事がございます。スイスではわずか四万五千三百四十八票で原発の推進の可否、これは可の方に決めたわけですね。これは一国の投票でわずか四万五千票やそこらの票数であ……
○日野委員 先ほど牧村さんから説明があった中でちょっとわかりにくい点があったので伺いますが、炉心部にボイドが発生したという、私どうも英語を解しませんので、そこいらよくわかりません。ちょっと教えてください。
【次の発言】 要望しておきますが、固有名詞とか日本語化している英語であればまた格別、できるだけ日本語で、私英語を解しませんのでお願いをいたしたいと思います。
この事故が起きましてから鋭意情報の入手についての努力をなさったということでございますが、まず第一報はどのようなものであったか、それからどのような手段、方法で情報の入手に努められたのか、どのような情報が入ってきたのか、それをお聞かせいた……
○日野議員 私は日本社会党を代表しまして、ただいま議題となりました核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する法律及び放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由及び内容の概要を御説明申し上げます。 日本の国民が、たん白源の多くを依存している水産物は、いわゆる高度経済成長の中で、すでに重金属や合成化学物質等により、深刻に汚染されております。水俣病のようにその影響が短期間に激しく顕在化した場合もありますが、問題はそればかりではありません。PCBが南極でも検出されるほどになっている状態で、これから長期的に見て、私たちや子孫にどのような遺伝的影響……
○日野委員 いま議題に供されました農地所有者等賃貸住宅建設融資利子補給臨時措置法、これはちょっと名前が長いですから、言いならわされた農住法と呼ばせていただきたいと思いますし、それから特定市街化区域農地の固定資産税の課税の適正化に伴う宅地化促進臨時措置法の一部を改正する法律案、これについても言いならわされたあめ法でまいりたいと思いますから、よろしくお含み願いたいと思います。 まず、今回この改正案が出てまいりまして、そのこと自体は三年間の延長というようなことでありますから、さしたる問題点を含んでいないかのように思えるのであります。しかし、その根本に横たわっているのが何といっても農地の宅地並み課税……
○日野分科員 私は、漁業問題、特に沿岸及び近海といわれる、それにさらに浅海も含めて漁業の問題について若干の質問をいたしたいと思います。 過日は大臣にはモスクワまで行かれまして本当に御苦労様でございました。心から御苦労様と申し上げたいと思います。 あのような場に臨まれまして、この二百海里問題を抱えて、二百海里時代に入った厳しさというものは非常によくはだ身で感じておいでになったろうと思います。二百海里問題がこのように出てまいりますと、もう漁業専管水域二百海里というこの問題について、各国の二百海里がどんどん宣言されてくる。そうしますと、実際上日本の遠洋における漁業というものが大きな壁にぶつかって……
○日野分科員 私は、まず二点にわたって大体質問をする予定でありますが、まず、領海の問題及び国際海峡の問題につきまして、最初に伺っておきたいと思います。 今度わが国でもいよいよ領海十二海里ということになるわけであろうと思います。それで現在まで三海里をずっととっておりまして、今度は一挙に領海を拡大するということになりまして、多くの問題が出てまいりました。特に国際海峡の問題については、非常に大きな、悩み多いところであろうかと思います。過般、国際海峡について四つばかり国際海峡として外務省の方から公表されておるところでありますが、それぞれの海峡についてまず名前を御指摘いただくと同時に、それからその海峡……
○日野分科員 私は、国道のいわゆるバイパスの問題について、若干の点について伺いたいと思います。 最近、国道沿線のいろいろな都市、ちょっとした大きい町なんかで、国道が非常に混雑するというようなことから、バイパスをつくってくれという要求が各地で非常に盛り上がっているというように私、見受けるところでございます。 その問題というのは、いろいろあるのでございましょうが、まず交通の渋滞を緩和するという、つまり道路交通を非常に能率的に行うというような観点もあろうと思いますし、またその混雑する場所における住民の民生関係の問題なども非常に多くあろうと思います。それで、このバイパスを建設するについての基準という……
○日野分科員 まず最初に建設省に伺いたいと思います。
建設省の方で優良住宅部品認定制度というのをいまやっておられますね。BL認定制度と言っているらしいですが、ベターリビング認定制度ということになりますか、これは大体どういうことを目的としている制度なのか、その概要を、きわめてかいつまんでで結構ですから御説明いただき
いと思います。
【次の発言】 いま目的を伺ったのですが、現在まで大体どんな製品が認定されているのでしょうか。そして、その認定した品目はどのような普及状態になっているか、これもかいつまんでお願いしたいと思います。
【次の発言】 BL認定を受けた品目は五十六万台ほど出ているということ……
○日野分科員 主に外務省に質問を申し上げたいと思います。 わが国の外交は国連外交ですが、昨年大きな挫折が一つありました。国連の安保理事会の理事選挙で敗れるという非常にだらしない結果といいますとこれはちょっと語弊があろうかとも思いますが、残念ながら選挙に負けたということは、これは事実であります。これはやはりわが国に対する各方面からの不信がもたらしたものではないかというふうに思います。特にこれはアフリカ諸国からの協力が得られなかったのではなかろうかというような推測、これがささやかれているわけでありますが、この点に関して一体どのように外務省は考えておられるのか、まず伺っておきたいと思います。
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