このページでは日野市朗衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。
○日野市朗君 私は、日本社会党・護憲共同を代表して、この質問をいたします。 やっと政治改革であります。本来なら、この国会は政治改革国会のはずでありました。しかし、今この壇上に立って議場を見回しますと、議場全体が白けたような感じがいたします。現に出席者もかなり減ってきたようであります。人によっては、政治改革三法案は廃案との予想を立てているようであります。 総理は、政治改革について事あるごとに、内閣の命運をかけてとか、不退転の決意でとか、全力を挙げて政治改革法案の成立を図ると述べてこられました。恐らく総理の胸中には、三法案が成立し、新たな政治秩序が打ち立てられた中での我が国を導いていく構想が抱……
○日野委員 まず実務的な問題からちょっと質問をいたします。
有限会社になっている農業生産法人で、厚生年金保険法、これは昭和六十年の改正で厚生年金の対象者とされている生産法人、これが一部、いろいろな理由があるのでありましょうが、いまだに農業者年金の掛金をやっているという事例があるのは御承知になっておられようかと思います。どのくらいの数おられるか、ちょっと伺いたいと思います。概数で結構でございますよ。
【次の発言】 それにしてもそう少ない数ではございませんですね。そうするとこれは、本来ならば厚生年金の方が適用になる事例が農業者年金に入っていていまだにその掛金をしているということになりますと、これ……
○日野委員 私で社会党の質問は終わるということになります。 私もずっとこの二日間にわたる大臣の所信表明に対する質疑を聞いておりました。大分不満が残るという点もあったと思います。しかし、私はこれから米を中心にして聞いてまいりますが、日本の農業を守っていく、米を大事に考えていくという点、さらに具体的に言えば、米は自給体制を維持しますという答弁、これは政府もなさったし、柳沢委員もこの点を強調されながら質問を展開されたところであります。こうやって見ますと、少なくとも当委員会において、米をみんなで守っていこう、自給体制を守っていこうという点については異論がないように見える。並みいると言いたいけれども、……
○日野委員 きょうは二法が提案をされているわけでありますが、私は、まず資源の関係から入ってまいりたいというふうに思います。 漁業資源というものは非常に貴重なものでございまして、今石破委員の方からマツバガニですかな、あれが少なくなっても高く売れればいいというようなものではないだろう、私はこう考えておりまして、資源をふやしていく、そして、それがとれて安定的な価格で売れて、それによって漁業者も消費者も、そしてまたその流通に携わる人たちもきちんとした生活が営める、水産物を消費者に安定的に供給するということでなければならないというふうに思っておるわけです。それで、資源というものは非常に貴重なものだ、そ……
○日野委員 きょうはこの国会における最後の実質的ないろいろな審議をする委員会になりますので、私は、今最大の問題と言われております米の問題についての質問をさせていただきます。
まず食糧庁にお伺いをいたしますが、食糧庁の存在理由というのは、食糧の管理ということが非常に重大な課題であって、食管を守っていくということについては食糧庁はもっともっと真剣にならなければならないのではないかというふうに私は思っているわけでございますが、食糧庁はこの食管と自分たちの仕事の関係、これをどのようにお考えになっておられますか。
【次の発言】 戦後、米過剰現象というのが発生をしてから、その前からずっと続いてはいるので……
○日野委員 大臣、非常に御苦労さまでございました。世界的にも有名なタフネゴシエーターたちを相手にいろいろやってこられて、さぞお疲れであったろうというふうに思います。先ほども御報告を伺いましたし、それから、新聞等の報道なども通じて大体概観的なイメージとしては思い描いておったところでありますが、本当によくやってこられたと思います。本当に御苦労さまでございました。これからもひとつ頑張っていただきたいということを、まず冒頭申し上げておきたいというふうに思います。 それで、私が非常に心配をしておりますのはアメリカの態度でございますが、かなり、まあ手前勝手と申しては非常にアメリカに対して失礼かもしれませ……
○日野委員 先ほどから伺っていまして、私は羽田理事の発言からずっと注意して聞いていたのですが、羽田理事が言われたことの中で注意を引いたことはこういうくだりなんですね。選挙区をいじるということは現状ではもうとても無理だから、今ここでは言わぬと言われて彼は席を立たれているわけですね。その流れがずっと一貫して自民党さんの中にある、自民党さんの内部で非常に厳しい議論をされたこと、報道などを通して私もよく知っています。そして、もうこれは断念するというようなことまで言われて非常に苦労されたことも知っている。これはそれなりにまじめな態度でやってこられたんだと私は思うのです。しかし、やはりそれはお家の事情なん……
○日野委員 第八次ですか、選挙制度審議会の答申が出たときに、海部総理は不退転の決意を持ってこれを実現するんだ、こうおっしゃった。まあ選挙制度の問題になりますと、議員同士の話というのは非常に混迷することはもう当然のことでありまして、海部総理がそうおっしゃったにはおっしゃったなりの理由があるのだと思いますね。今度出されたこの政治改革基本要綱を拝見しますと、それとは大分違ったところが出てきているわけですね。それは違ったには違ったなりのそれぞれのいろいろな御意見があったろうと思いますから、その一つ一つについてどうこうということを私は申し上げません。しかし、総定数を変えた、それから小選挙区の比率を高めた……
○日野委員 私から、きょうは所信に対するいろいろな質疑をさせていただきたい、このように思っております。 まず大臣、大臣に御就任おめでとうございます。農林水産に関する政治問題、これは非常に厳しい点を数多く含んでおりますので、ひとつ頑張ってやっていただきたいというふうに思います。何しろ大臣は農林水産畑では非常に造詣が深いわけでございますから、非常に期待をしております。 それで、きょう所信を伺いました。それで私、所信を伺いながら、昨年の農水大臣の所信といろいろ対比をしておりまして、若干残念なのです。これは質問の主題から外れることでありますが、ちょっと御指摘申し上げておきたいのです。 比較をして……
○日野委員 国有林野の特別措置法、それから森林法が今国会に提出をされまして、やがて当委員会における議了を本日に控えているわけでありますが、私も今まで何度かこの委員会におきまして、何とか平成三年を国有林野の財政再建元年にできないかというようなことをお話ししてきたことを覚えております。一応再建のめどが立ってきたといいますか、累積債務部分と経常の業務部門ということをしっかりと分けて再建に向かうということで、私も、この特別措置法、それから森林全般にかかる森林法の改正案、これは歓迎をするところでございます。しかし、この内容をいろいろ検討してみますとまだ幾つか気になることはございます。そういう立場から質疑……
○日野委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、日本共産党及び民社党を代表して、食品流通構造改善促進法案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 食品流通構造改善促進法案に対する附帯決議(案) 政府は、食品の流通部門が農林漁業者と消費者の連結役として食料の安定的供給等国民生活に果たす役割の重要性にかんがみ、その健全な発展のために必要な施策を総合的に実施するとともに、本法の施行に当たっては、左記事項の実現に遺憾なきを期すべきである。 記 一 基本方針の策定に当たっては、生産から消費に至る食品流通の実情を適確にと……
○日野委員 どうも大臣以下きょうの五時過ぎまで頑張られたようで、本当に大変御苦労さまでございますと言ったらいいか、余計なことをやってくださったというか、名状しがたい思いがいたします。 それに、五時過ぎにこの諮問の数字が決まったにしてはまことに手際のいい話でございますな。もう立派な、数字がぴたっと合うような資料ができ上がった。これは非常に日本の官僚の優秀さを示すものであるか、日本のコンピューターの高性能ぶりを示すというか、これは大変なんですが、私、こういうやり方は本当は賛成できないのです。 米価審議会の皆さんにお諮りするわけでございましょう。ことしの場合は、前段米審を構えて二日間にわたってい……
○日野委員 今度の台風十七号、十八号、十九号というような一連の台風に見舞われまして、日本列島、ずっと大変な被害を受けたわけであります。それに対して農水省の今までの取り組み、非常によく取り組んでいただいて、これは多といたします。ただ、このような災害というのはこれから先が非常に大事なことでございまして、これからの取り組みも一層お願いをいたしたいと思うわけでございます。 一応台風十九号までの被害の調査というものがずっと上がっておりまして、きょう当委員会でも報告をいただいたところでございますが、この被害報告を拝見いたしまして、非常に甚大だったことはよくわかります。それで、私ちょっと気になりますのは、……
○日野委員 ブッシュ・アメリカ大統領が来日されまして、随分いろいろな話題を提供してまいりました。私は、農産物貿易について、なかんずく米についてかなり時間を割いた話し合いでもなされるのかなと思っていたのでありますが、実際ブッシュさんが立ち去られてみると、まあ大したことはなかったな。これはアメリカの米に対する関心というものが日本で取りざたされているよりも強くないなというふうに私感じたわけであります。この点についての感じ方はいろいろございましょうが、私としてはそのように感じたということであります。 ただ私、この東京宣言を見まして、それからアクションプランの第二部のところに「ウルグアイ・ラウンドの成……
○日野委員 総理、私この委員会をずっと聞いておりまして実に情けない思いを抱いております。私も同じ国会議員としてこのような委員会を実は見るに忍びない。私は本来ならこういうスキャンダルの追及のようなことを実は好まないのです。私もう既に質問の事項をお出ししておりますから、私の関心がどの辺にあるかということは、総理ももう既におわかりいただけていると思う。しかし、ごらんになってください。この委員会の雰囲気で、私が事前にお出ししたような日本の国家目的とかそういうことを今論議するような雰囲気ではない。まことに私は残念だと思う。今までの論議がこのようなスキャンダルの追及、こういう形で進んでおります。そして、こ……
○日野委員 何かこれから随分いろいろ問いを発するはずの相手の大臣が席を立たれましてちょっとやりにくいのでございますが、こうなると総理からいろいろお聞きしなくちゃならぬことになりますが。 まず総理に伺っておきたいのですが、私、政治家として一番最初にしなくちゃいかぬことというのは国民の食、これを万全の安さに置くということが、これはもう政治家として何よりもしなければならないことでございます。人は食のみによって生きるのではないんでありましょうが、しかし食う物がなくちゃ、これ、どうにもしようがありません。それで、食糧を確保するということの重要性というものは、これはいつの世にあっても変わらないと私考えま……
○日野委員 ただいまの質問者からも環境問題による国際貢献という話が出ておりました。私も非常にいい提案であるというふうに思っております。 宮澤内閣の施政の一つの大きな柱に国際貢献というものがあるわけでありますが、私は過般の総括質疑の中でも申し上げましたが、PKOなんかおやりになるよりはやはり環境問題で貢献をなさい、平和的な貢献をなすった方がいいですよということを申し上げておいたわけでありますが、私は、この環境問題というのは国際貢献という中でも最も説得力のある、そして現在世界にとって最も必要な国際貢献であるというふうに思っております。しかし環境問題、そう簡単ではないのでありまして、私もこの環境問……
○日野委員 社会党の日野でございます。
どうも入院先まで押しかけまして恐縮でございます。
【次の発言】 まあ仕事柄でございますから伺わせていただきます。よろしかったらどうぞお楽になすっていただいて……
【次の発言】 先生は検察庁に上申書をお出しになりましたね。この上申書ですが、これは何枚ぐらいの紙、紙数でした。
【次の発言】 巻紙でございますか。
【次の発言】 長さは一メートルぐらいですか。
【次の発言】 一枚ですか。
【次の発言】 どなたがお書きになったものでしょう。
【次の発言】 いや、その前に、先生が御自宅におられて略式命令を受けるかどうかということでいろいろ御相談が弁護士の先生なんか……
○日野委員 では、私の方からいろいろ議論をさせていただきたい、こう思っております。 政治改革についての議論がこのように行われていることを、私も時宜を得た非常にすばらしい一つの試みだ、こう思っております。まさに今、日本の国の置かれている状況というのは大変な状況でございますね。今さら私もここでちょうちょっと申し上げるつもりはございませんが、何しろ冷戦の崩壊ということ、これはもう世界のいろいろな状況について大変な影響を及ぼしておりますし、我が国の内部においてもいろいろな、政治状況を初め多くの状況に影響を及ぼしております。それと同時に、これは特に政治家その一人一人についても非常に大きな影響を及ぼして……
○日野分科員 実は、経済企画庁に対する質問者が少ないのでおまえもやれと言われまして出てきたようなわけでありますのでありますから、カードにはちゃんと質問事項を書いてございませんが、きのう一応質問どりにもちゃんと応じておきました。ただ、大臣の顔を見たらもっと別のことも聞きたくなったりいたしまして、多少脱線するかもしれませんが、そこらはよろしくお願いをしたいと思います。 まず、平成四年二月二十五日の月例経済報告を読ませていただきました。急におまえさんやってくれと言われてから経済白書とこれに斜めに目を通したので、余りよく読み込んでいるわけではありませんが、ちょっと気になる記載がありますので、その意味……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。