このページでは伊藤茂衆議院議員の35期(1979/10/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は35期国会活動統計で確認できます。
○伊藤茂君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十五年度の公債の発行の特例に関する法律案について、大平総理並びに関係大臣に質問いたします。 巨額の国債発行のもたらす危険性について、私たちはこの数年来、厳しく指摘をしてまいりましたが、一九八〇年代の初年度を迎えた今日、財政再建の課題は一歩も先へ延ばすことを許されない重大な状況となりました。 そして、いま自民党政府の失政によって引き起こされたこの財政破綻を、増税、福祉切り捨て、公共料金値上げなど、国民の暮らしを犠牲にすることによって切り抜けようとするのか、国民生活擁護を基本として不公平税制の徹底的な是正、行財政の民主的改革……
○伊藤(茂)委員 引き続いて質問をいたします。夜分の委員会ですから質問もなるべく簡単にいたしますから、御答弁の方もできるだけ簡潔にお願いをしたいと思います。 七年がけの東京ラウンド交渉の結論になったわけでありますが、七グループの作業が行われて結論を見たということでございますけれども、外務委員会に出されましたそれぞれのコードを見ますと、一、二抜けているものがあります。 一つは、これは外務省の方に先に伺っていきたいと思いますが、たとえば大変むずかしい問題の一つであったセーフガードの問題、ガット十九条関連になるわけでありますけれども、今回残されております。この選択的適用の問題、それからECとの関……
○伊藤(茂)委員 この法案の審議もずいぶん進んでまいりましたが、振り返ってみて、まず最初に、税制の基本的なあり方といいますか、税制を決める方のシステムについてお伺いしたいと思います。 これは実務を担当する責任者である主税局長に実感を聞きたいわけでありますけれども、いままで御質問の中でもずいぶんありましたように、この一、二年一般消費税の論争があり、昨年総選挙があり、そして今日の時代に至っております。そして先日は正月早々、五十五年度の審議に入る前に日本経済新聞を読みましたら、五十六年度のフレームというのがあらわれてまいりまして、ずいぶん大変な勉強をしているんだなと思いましたが、そういう過程の中で……
○伊藤(茂)委員 私は、日本社会党を代表し、所得税法の一部を改正する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案の両法案について、反対の立場から討論を行います。 この両法案の内容と本委員会の質疑の経過を見ますと、わが党が不公平税制の焦点として年来指摘をしてきた企業関係租税特別措置の整理、改廃や利子配当所得の総合課税など、一定の改革が進行している側面については、国民世論を背景とする本委員会の論議の結果としてこれを評価したいと思います。 しかし、当面する国民経済の状況と税制民主化を要求する強い国民世論から見ますと、政府がいま実行すべき本格的な税制改革への決意はこの中にはほとんで見ることができ……
○伊藤(茂)委員 参考人の皆さんには、お忙しいところ御苦労さまでございます。 いまそれぞれ冒頭の話を伺いましたが、御案内のように、私どもも五十五年度の特例公債発行についての法案審議をいたしておりますが、年々、大変気の重いといいますか、憂うつな議論でありまして、というよりは、本当にこれは何とかしなければという気持ちを毎年非常に深めている次第であります。 また、金融界の重要な立場におられる皆さん方も、それぞれ非常に厳しい中で御苦労なさっているというふうなことであろうと思います。報道を読んでおりますと、昨年も六・一国債の値崩れで非常に苦労されて、その苦労の余り六・一しらがなんという言葉も生まれて……
○伊藤(茂)委員 まず最初に大臣にお伺いしたいのですが、けさの閣議で、五十五年度予算成立の後を受けてその運用、また公共事業執行などについてお決めになったかのように伺っているわけでありますが、一、二それに関連をしてお伺いしたいのです。 結論はまだ伺っておりませんが、何か事前の報道などによりますと、先般の総合物価対策、それから、これからの物価動向などを勘案しながら上半期の公共事業執行について六〇%ぐらいにという話を伺っております。昨年がたしか六五%ぐらいではなかったかと思いますし、それから、前の狂乱インフレの当時には四〇%台ではなかったかと思います。そういう面からしますと、これでいいのだろうかと……
○伊藤(茂)委員 議題となっておりますIMF、世銀、第二世銀増資に関連をして質問をいたします。 国際的に外交状態も非常に緊張を強めている不幸な状態でありますが、経済面でも多くの問題が山積をしているというふうなことではないだろうかと思います。また、そういう中で、いま増資の対象となっている三つの公的国際機関の果たす役割りもいろいろと新たな課題を背負っているということではないかと思います。 まず最初に、この三つの国際機関の増資に関連をして、それぞれ具体的なことをお伺いしたいと思います。 まず国際通貨基金の問題でありますが、今度は暫定委員会に大臣も出席をされるということで大変御苦労さまなことでご……
○伊藤(茂)委員 ただいま提案されました地震保険法の改正案につきまして、若干御質問申し上げます。 経過を振り返りますと、昭和四十一年にこれができたときにも、全損だけではなく分損についてもという御議論が大分あったようでありますし、それから、宮城沖地震で分損も扱うように世論が非常に高まった、その経過からしますと、作業として遅いのではないだろうかという感じがいたしますが、せっかく今度できたわけでありますから、若干内容をお伺いいたします。 具体的に幾つかの問題を先に伺いたいと思いますが、第一には、分損を扱うということですが、分損の基準、それから査定、これをどういうふうに考えますかということです。 ……
○伊藤(茂)分科員 私はアメリカ軍の使用のための施設の建設に関連をして質問をいたします。 まず一つは、神奈川県の根岸地区の米軍代替地の施設建設の問題についてであります。 これは五十二年十二月に横浜海浜住宅一号地、二号地の全面返還に関連をして合意をされ、昨年の十二月に横浜防衛施設局長から横浜市の方に建設申請が出されたという経過で、この間に市議会並びに関係市民から、市民の理解を求める努力が全然なかったではないかという厳しい声が一斉に出まして、数日前に施設庁の方から横浜市に対して若干の改善の回答ということになったようであります。 ここでお伺いしたいのですが、数日前に回答があった内容を聞きました……
○伊藤(茂)分科員 私は、港北ニュータウンの問題について御質問をいたします。 これは、御案内のように、横浜市の北部に将来人口三十万人の近代的な大都市を建設しようという、いわば壮大な計画でありますが、昭和四十年にこの計画が発表されてからすでに十五年、ようやく五十八年三月には第一次入居という、いよいよ本番という段階になってまいりました。この間に、五十五年度完成の計画が経済条件などさまざまの要因によりまして六十二年の計画ということで、その具体化に近づいているわけであります。私も近くでありまして、その関係住民の話を聞きますと、お年寄りの方などは、御先祖からいただいた土地を大事に農地として作業してきた……
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