伊藤茂 衆議院議員
36期国会発言一覧

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伊藤茂[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは伊藤茂衆議院議員の36期(1980/06/22〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は36期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院36期)

伊藤茂[衆]本会議発言(全期間)
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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 衆議院本会議 第13号(1981/03/26、36期、日本社会党)

○伊藤茂君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました所得税法、法人税法及び租税特別措置法のそれぞれ一部を改正する法律案の三案に対し、反対の立場から討論を行います。  私は、まず冒頭に、これらの法案を含め、政府のかつてない大増税計画、大衆増税路線に心からの抗議と怒りを表明せずにはおられません。  今日まで約二カ月近い大蔵委員会の審議は、政府提案によるメジロ押しの増税法案をめぐる激しい論争の連続であり、また、物価調整減税の要求をめぐる闘いでありました。私は、その論争の中で、家計の赤字に苦しみ、税の公平を求める切実な勤労大衆の声がほうはいとして議事堂を包んでいるという思いを深くしたのであ……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 衆議院本会議 第9号(1982/02/25、36期、日本社会党)

○伊藤茂君 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となりました昭和五十七年度の公債の発行の特例に関する法律案について、総理並びに関係大臣に対し質問いたします。  いまわが国の財政は、赤字国債の発行を禁止している財政法の精神を踏みにじり、特例に特例を重ねた結果、ますます危機を深めております。この法案が成立すれば、五十七年度末の国債累積は九十三兆八千百五十億円、国民一人当たり八十五万円の借金となります。そうして、昭和六十年度から本格化する国債の大量償還に伴い、国債整理基金の余裕金残高は六十二年度中にゼロとなり、昭和六十二年から六十八年までの償還不足額は二十六兆円、五十七年度以降六十九年度までの間……


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第97回国会(1982/11/26〜1982/12/25)

第97回国会 衆議院本会議 第6号(1982/12/14、36期、日本社会党)

○伊藤茂君 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となりました昭和五十七年度における国債整理基金に充てるべき資金の繰入れの特例に関する法律案について、総理並びに関係大臣に質問いたします。  私は、まず最初に、このような法案を提出するに至った政府の財政政策の行き詰まり、失政の積み重ねの政治責任を厳しく指摘するものであります。  本法案は、五十七年度予算における六兆一千四百六十億に及ぶ巨額の歳入欠陥への対応策の一つとして提案されております。しかし、昨年度、本年度と相次いで発生した巨額の財政赤字の最大の原因は、あなた方政府ができるはずのない過大な経済成長率、税収伸び率をもって予算……

伊藤茂[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院36期)

伊藤茂[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1980/10/30、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 日ソ関係について大臣の御所見を伺いたいと思います。  先ほどの御答弁を伺っておりましても感ずるわけでありますが、日ソ関係が最近、厳しさを加えている状況にあるわけでありますし、また軍事的な面でも、いわゆる潜在脅威と規定されているようでございますけれども、何か仮想敵国状態のような方向に行ってしまうのではないかということを非常に心配するわけであります。地理的にも離れることのできない隣国、隣人の関係でございますから、そういうことになった場合、この方向は大変心配であります。大臣も当然、こういう脅威を除く、より円滑な関係にいくように努力をされるというふうなことであろうと思いますし、先ほど……

第93回国会 社会労働委員会 第8号(1980/11/13、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 いま議題となりました、こどもの国法案について質問をいたします。  本法案は参議院で、すでに先議をされ衆議院に送付をされておりますので、詳細に議論をするのも本委員会の機会だけということであろうと思います。法案の内容を見ますと、いろいろ考えさせられることが多いわけでありまして、設立のときの議事録を読んでみますと、現総理である鈴木善幸さんが厚生大臣当時の昭和四十一年に設立、そうして、いま鈴木善幸さん内閣のもとで、この法案が出されている。この十五年間に時の移りといいますか、政府の政策の変化ということを考えさせられるわけであります。具体的な内容に入ります前に恐縮ですが、全般的な姿勢につ……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(1981/04/10、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 外務大臣にお伺いいたします。駆け足でお見えになったようですから、一息ついてお聞きください。  まず最初にお伺いしたいのは、今後の日ソ関係についてどうお考えになっているかということであります。  私は、まだ表面化はしてないが、何か新しい変化が近づいているような気がいたします。このところ、振り返りましても、三月の中旬に大臣はポリャンスキー・ソ連大使とお会いになりました。その前には、ソ連大使が自民党三役と会談をされました、総理との会談はなしというふうなことのようでありますが。また、自民党の有志議員も、鳩山さんが団長だと伺っておりますが、今月の末には訪ソをされるようなことを伺っており……

第94回国会 大蔵委員会 第4号(1981/02/18、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 酒税の質問の前に大臣に御所見を伺いたいことがあります。  それは、今度の五十六年度予算一般会計、伸び率九・九%、一けたは二十二年ぶりということを総理も大臣も本会議で繰り返し述べられておりますが、中身を調べてみますと、非常に無理をした、しょせん無理な理屈ではないだろうかという気がするわけでありまして、御所見を伺いたいのですが、四点指摘をしたいと思います。  一つは、公務員給与一%、昨年も合計いたしますと二千四百億くらいになっていると思います。昨年は人事院勧告四・六一%、その前は三・七〇、その前は三・八四、ことしは政府経済見通しのベースになっている民間の見通しでも七・五とか言って……

第94回国会 大蔵委員会 第8号(1981/02/27、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 私は日本社会党を代表し、ただいま議題となっております酒税法の一部を改正する法律案に反対であることを表明するとともに、その理由を申し述べたいと思います。  反対の第一の理由は、今回の改正案の基本的性格が大衆増税であり、政府の大増税計画の中で主要なものの一つとなっていることであります。  いま、大企業の利益は顕著な上昇を示しているのに対して、勤労国民の生活は昨年比実質赤字となっていることは政府統計にも明らかなところであります。しかるに政府は、社会的公平に取り組むのでなく、かつてない大規模な増税計画を提案いたしました。  本年度自然増収四兆五千億円のうちの六〇%以上が勤労国民の負担……

第94回国会 大蔵委員会 第11号(1981/03/17、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 二週間ぶりぐらいの審議になると思いますが、世間は春一番が吹いたようでありますけれども、国会の中では非常に真剣に今後の税制、減税問題について各党の意見が闘わされたというふうなことであろうと思います。一定のめどがついたということで審議が始まるわけでありますが、勉強家の政務次官に最初に伺っておきたいと思います。また明日は、大臣に同僚議員からいろいろと今後の決意なりあるいは感想なりを尋ねられると思いますが、きょうは政務次官が責任者でございますので、ひとつ伺っておきたいと思います。  議長裁定問題以来何回か各党間の議論が闘わされて今日に至りました。私はこの経過を振り返ってみて、議長裁定……

第94回国会 大蔵委員会 第12号(1981/03/18、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 正常、円滑、慎重な審議を再開することといたします。  大臣がもう十時には参議院の方にお越しにならなければならないということですから、二、三分一言だけお伺いさせていただきたいと思います。  一つは、昨日合意に達しました与野党の所得減税に関する大臣、大蔵省の姿勢の問題であります。昨日、政務次官から伺いましたが、これは大蔵省の行政からすればいろいろな希望その他もあるでありましょう。しかし、政治に対する政党の責任として確認をしたわけであります。そういう意味で、これの実行その他については大蔵大臣も重要な責任感を持って対処をされていただきたいということを切に希望するわけでありまして、そう……

第94回国会 大蔵委員会 第14号(1981/03/23、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 参考人の皆様にはきょうは御苦労さまでございます。  引き続いて、いま審議中の法案に関連をして御意見を伺いたいと思います。  まず最初に、小倉会長にお伺いしたいのですが、いま平林さんの質問に対して昨年十一月の中期答申で出されました広く消費に課税をするという構想の具体化を進めてまいりたいということを言われました。私は何か非常にけげんな思いで会長のお話を伺ったわけであります。実はけさ方も参議院の本会議で鈴木総理が五十七年度に大型の増税を行う、もちろんいわゆる大型消費税という意味合いであるわけでありますが、全く考えておりませんということを述べられております。この国会の同じ建物の中で、……

第94回国会 大蔵委員会 第15号(1981/03/24、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)議員 ただいま議題となりました四法案につきまして、提案者を代表いたしまして、順次提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  まず、国税通則法の一部を改正する法律案について申し上げます。  財政の再建が重要な課題となっている今日、納税者の税金への関心と不満はかつてなく高まり、とりわけ不公平税制の是正と公平・公正な税務行政を求める声は大きな動きとなってあらわれてきております。  ところが、このような納税者の不平不満に対処すべき現行の権利救済制度は、租税事案を正当に解決することにはあまりにも不備であり、かつ、欠陥の多いものであります。  一九六八年に、社会党はシャウプ勧告に基づ……

第94回国会 大蔵委員会 第16号(1981/03/25、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 総理大臣にお越しをいただいた後、また大臣に御質問するというのも異例なことでありますが、大事な法案でありますから、若干の時間質問をさせていただきたいと思います。  年度末衆議院、参議院と忙しく駆け回っている大蔵大臣に恐縮でありますが、冒頭に大臣に一言御注意を申し上げたい。実はこの国会が始まりましてから、生であるいはテレビで大臣のお話を伺っておりますと、税金を取る取ると盛んに言われるのですね。昨日の衆議院の本会議でも、税金を取るということを言われました。私は大臣が非常に率直な物の言い方をされるということは承知をいたしておりますが、大蔵大臣が取る取ると言われますと、みんな取られる感……

第94回国会 大蔵委員会 第17号(1981/03/27、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 引き続き質問をいたします。  まず第一に、武器輸出問題についてお伺いいたします。この国会で大きな焦点の一つが武器輸出の規制に関する問題でございます。また、先般は全会一致で衆議院の決議がされたことも御承知のとおりであります。その中には、「政府は、武器輸出について、厳正かつ慎重な態度をもつて対処すると共に制度上の改善を含め実効ある措置を講ずべきである。」ということが決議をされております。これは税関の問題以外に当然多くの問題があるわけでありますが、税関のチェック機能に関する問題についてお伺いしたいと思います。  私も横浜が選挙区でございまして、横浜税関の皆さんなど役職員の方にもよく……

第94回国会 大蔵委員会 第20号(1981/04/09、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 参考人の皆さんには、伺いましたら新学期でいろいろとお忙しいところをお越しいただきましてありがとうございました。また、非常に急にお願いをしましたようで、まことに恐縮であります。当委員会も、今国会では御承知のとおりに史上最高の増税をめぐって、あるいは物価調整をベースとする減税問題などをめぐって活発な議論がありまして、臨時異例のこともいろいろとあった状態でありますから、御了承いただきまして、また今後とも御協力をお願いしたいと思います。  若干ただいま伺いました内容に関連をしてお伺いをさせていただきたいと思いますが、まず高橋参考人にお伺いいたします。  先ほど先生のお話の中で、財政再……

第94回国会 大蔵委員会 第22号(1981/04/14、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 本法案の討議もだんだん詰まってまいりましたが、幾つかお伺いしたいと思います。  まず最初に、電電公社納付金に関連をしてお伺いしたいと思います。いままで当委員会でたくさんの議論がございまして、具体的なさまざまな質疑が行われてまいりました。公社の会計と納付金のあり方の問題、あるいは利用者に対する料金値上げにつながらないかどうか、財投と納付金四千八百億が八千二百億になるのではないか、また公社の当事者能力とかさまざまな議論がなされてまいりました。私は、今後の電気通信事業、今後の電電公社という立場から見て、今回提案されている内容が妥当であるかどうかという視点で意見をお伺いしたいと思いま……

第94回国会 大蔵委員会 第23号(1981/04/17、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 引き続いてお願いしたいと思いますが、その前に大臣に時の問題を一つ伺っておきたいと思います。  十五日にことし初めての税調の総会が開かれまして、大型新税の具体的審議は見送り、七月までお休みということになっておりますが、いままでの税法の審議の経過を見ましても、大臣の方からも、たとえば所得税について税率の額の上の方の部分をグリーンカードとの兼ね合いで下げる可能性とかいろいろなことが言われておりますが、私どもの方からは、所得税減税、来年やらないと五年目になるわけですね、五十七年で。調整なしの五年目になる。ことしでもずいぶんいろいろな国民世論がございまして、来年はこのままでいったら大変……

第94回国会 大蔵委員会 第30号(1981/05/13、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 いままでの銀行法の審議を通じまして、法律上の諸問題がいろいろと指摘をされてきたと思います。ディスクロージャー、大口規制、週休二日、窓販、証券業務、いろいろと問題が出されました。その答弁を伺っておりますと、おおむね理解できる部面もございますし、よく理解できない点もあります。私は、視点を変えまして、今後の金融構造、金融政策、そのベースには産業構造、産業政策の変化もあるわけでございますが、そういう金融構造、金融政策の変化と今後の銀行のあり方という点から、問題を幾つか指摘をしてみたいと思います。  最初に指摘をしたいのですが、いままでいろいろ同僚議員から指摘がございましたように、今回……


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第95回国会(1981/09/24〜1981/11/28)

第95回国会 行財政改革に関する特別委員会 第7号(1981/10/16、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 私は、行政改革等、税財政を中心にして質問をいたします。  いままでの審議を伺っておりますと、また先ほどまでの福祉あるいは教育関連の財政問題を聞いておりますと、国民に説得性のある展望を示すよりは、何か税財政を中心にして、これは歴年の自民党政府の責任でありますけれども、開き直るような姿勢の方が目立っているという感じがしてならないわけであります。痛みを分かち合うと言いながら、苦しんでいる人の方を納得させるような姿勢は見られないという感じがいたしてなりません。まず最初に、私はそういう意味から、税制について幾つか質問をしたいと思います。  今度、増税なき行革といううたい文句で進んでまい……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第7号(1982/03/11、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 復帰十年となりました。私も、十年前の復帰までの数年にわたりまして返還運動に参加をさせていただいて、十年前のことをいろいろと思い起こします。そうして、いままでの委員の皆さんの質問を聞いておりましても、十年たった今日、沖縄県民の皆さんがいまなお非常に多くの困難に直面しているということを聞くわけで、国政レベルの責任も国の責任も非常に大きいことを痛感をいたします。そういう気持ちで幾つか質問をさせていただきたいと思いますが、一つは、第二次振計の問題であります。  いままでの各委員の質疑の中にも出ておりましたが、それを伺っておりましても、過去十年間の総括、そうしてこれから十年間の展望――……

第96回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第9号(1982/04/26、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 きょうは外務大臣の御出席をいただいておりますので、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  先ほどの議論にもございましたが、国際的にも大変な、日本をめぐる重大な問題が山積をいたしているわけでありまして、そういう中で、櫻内外交といいますか、積極的な活動を期待しながら幾つか伺いたいと思います。  まず最初に、沖繩の嘉手納空港の騒音軽減措置について対米交渉を行うべきではないだろうか、ぜひやっていただきたいということであります。  当委員会で、間もなく五月十五日、復帰十年に関する関係法案の審議を先般行いました。その中で取り上げた問題でございますが、調べてみましたら、アメリカの基地……

第96回国会 大蔵委員会 第4号(1982/02/23、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 ただいま議題となりました所得税の物価調整制度に関する法律案につきまして、提案者を代表して提案の理由及びその内容の概要を御説明申し上げます。  給与所得者の所得税の急激な増大を是正することは、いまや天の声、地の声、すべての国民の声となって広がっております。物価調整減税を実施することは全勤労国民の切実な要求であるだけでなく、不公平税制是正のための最大の課題として即時断行すべきものであります。  すでに五年にわたって所得税の物価調整が行われず、課税最低限が据え置かれたままであり、毎年の巨額の自然増税の大部分は勤労者の負担となり、そして実質賃金は改善されないのに名目ベースアップの二・……

第96回国会 大蔵委員会 第6号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 参考人の皆様には、お越しいただきまして大変御苦労さまでございます。きょうも国会は、所得減税の問題をめぐって紛糾している状態でありまして、税に関する国民の関心が非常に高まっているところであろうと思います。若干お伺いをさせていただきますので、率直な御意見を賜りたいと思います。  テーマで税制一般となっておりますので、恐縮ですが、まず小倉さんと和田さんにお伺いをさせていただきたいと思います。  まず最初に小倉さんにお伺いをしたいのですが、先ほどのほかの参考人のお話にもございましたが、日本の租税負担率はこのところ急テンポで高まっているというわけでありまして、たしか五十五年十一月の税調……

第96回国会 大蔵委員会 第10号(1982/03/18、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております法人税法の一部を改正する法律案、租税特別措置法の一部を改正する法律案の両案に対し、反対の立場から討論を行います。  反対の第一の理由は、両法案を通じて税制の抜本的、民主的改革への決意や意欲が見られないことであります。多くの国民は、増税に反対すると同時に、不公平税制に厳しくメスを入れることを強く要求しています。いま必要なのは、このような世論にこたえて企業税制の幅広い改革、各種引当金、準備金などの抜本的見直しを行うことであります。ところが、五十七年度税制を決める昨年末の経過を見ましても、繰り返し指摘をされてまいりました退職給……

第96回国会 大蔵委員会 第18号(1982/04/07、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 けさからの質問者の皆さん、全部グリーンカードから始まっております。つられるわけではありませんが、私も冒頭にちょっと一、二点触れておきたいと思います。  これは、私どもの主張を大蔵大臣の頭に焼きつくようにというのか、あるいは大蔵大臣を激励する意味でもあろうと思いますけれども、私は、今日の経過を見ていましても、このグリーンカードの問題については、きょうも、もう花が散りかかる季節でありますけれども、花が散るころにぱっと出て、もう散らなければならないし、散るべき、そういうものとして、花の方はきれいですけれども、これはグレーかダークかというような話だろうと思いますけれども、いずれにして……

第96回国会 大蔵委員会 第19号(1982/04/09、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。  わが国の財政は、昭和五十年度以降特例公債に依存することとなり、その発行のための特別立法は、昭和五十七年度を含めて、引き続き八回にわたり、建設公債を含む公債残高は、昭和五十七年度末において九十三兆円近くに達するものと見込まれております。  昭和五十五年度予算以降、歳入歳出両面にわたる見直しにより、公債の発行額を着実に減額していることは評価できるところでありますが、なお諸外国に比べ公債依存度は高い水準にあり、公債残高の累増は、国債費の著増を通じて財政の硬直化をもたらし、金融市場に……

第96回国会 大蔵委員会 第21号(1982/04/21、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 本法案に関連をいたしまして、三十六回世銀総会におけるクローセン総裁の演説とかあるいは総会の報告の文書、それからもう一つ、先般のカンクン・サミットの糸口をつくりましたいわゆるブラント・レポート、その二つを読み合わせてみたわけでありますが、関連をして二つほどお伺いしたいと思います。  まず、世銀の機構、体制について、日本としてはどういう対応をするのかという問題でありますが、クローセン総裁演説を読んでみますと、現在、百を超える国から有能な職員が集まっている。上級職員は練達した経営者であり、また技術専門家は能力のある献身的な専門家である。総裁ですから、大蔵大臣が大蔵省の役人を褒めるよ……

第96回国会 大蔵委員会 第24号(1982/07/28、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 きょうは、大臣が外国出張中でありますが、大蔵省の皆さんに当面する幾つかの問題をお伺いしたいと思います。  たしかこの前の委員会がありましたとき、ちょうどシーリングの閣議決定ではなかったかというふうに思いますし、シーリングから後さまざまな問題が起きておりますが、これからどうしていくのか、たくさん問題があるわけでありまして、順次それをお伺いしたいと思います。また、シーリングを発表された後の各新聞の論説を見ましても、相当厳しい批判がずいぶん出ているわけでありまして、それらにどう対応するのかということも国民の関心のあるところではないかと思います。それらの五十八年度予算のシーリングから……

第96回国会 大蔵委員会 第25号(1982/08/04、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 私は、日本社会党を代表して、ただいま議題となっております貸金業の規制等に関する法律案並びに出資の受入れ、預り金及び金利等の取締りに関する法律の一部を改正する法律案について、賛成の討論を行います。  両法案に賛成する第一の理由は、重大な社会問題となって相次いでいるサラ金悲劇に一日も早く終止符を打つために効果ある対策と考えるからであります。サラリーマン金融を利用して借金をした市民が、その返済に追われ、社会的常識を超えた過酷な取り立てに迫られて、自殺や一家離散などに至る悲惨な事例が発生しております。しかも、このような事態に対する効果的な立法の必要性が叫ばれながら長い期間がすでに経過……


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第98回国会(1982/12/28〜1983/05/26)

第98回国会 大蔵委員会 第1号(1983/02/08、36期、日本社会党・護憲共同)

○伊藤(茂)委員 昨年の本委員会における水田利用再編奨励補助金の課税の特例法案の起草、提出の際、沢田委員から発言があり、私どもの立法による政策効果の実態が十分把握されていないので、政府において実態調査を行い、その結果を当委員会に報告するよう求めましたが、先般その報告がありました。  今後における水田利用再編対策奨励補助金に対する課税の特例については、このような実態調査の結果や、税、財政の現況を踏まえるとともに、稲作の将来を展望しながら、今後そのあり方について十分検討すべきであると考えます。  この点につき、委員長の御見解をお伺いしたいと存じます。

第98回国会 大蔵委員会 第2号(1983/02/09、36期、日本社会党・護憲共同)

○伊藤(茂)委員 ただいま伺いました大臣の所信表明に関連して、幾つかお伺いをいたします。  竹下さん、今度は二度目の大蔵大臣の就任でありまして、たしかこの前の大蔵大臣竹下さんの当時には、大臣が財政再建元年前夜まではやれたのじゃないかというふうなことを伺った記憶がございますが、この前が財政再建前夜であったとすれば、今回の仕事をめぐる状況は、やみはより深く、日暮れて道遠しといいますか、より厳しい状況になっているわけでありまして、重大な時局の中で、どのように国民の理解の得られるような前途に光を照らしていくのか、重大な職責を懸命に果たしていただきたいと思います。また、ひとつお願いでありますが、いままで……

第98回国会 大蔵委員会 第3号(1983/02/22、36期、日本社会党・護憲共同)

○伊藤(茂)委員 大臣すぐ戻るそうですから、始めておきます。  いまの上田委員の御質問にもございましたが、私はこの法案を見て、一言言わなければ、これは審議に入らぬという気持ちを深くしているわけであります。先ほど大臣お答えになりましたから、私は関係の局長さんにぜひ一言申し上げてから質問事項に入らせていただきたいと思います。  去年の当委員会の記録にあるわけでありますが、塚田委員の質問に対して当時理財局長、吉本さんですね。補助貨幣の回収準備資金はどういう意味があるのかということについて、「この制度は、補助貨幣の発行額面総額に見合う準備資金を保有することによりまして、貨幣の信認を維持するということで……

第98回国会 大蔵委員会 第6号(1983/03/04、36期、日本社会党・護憲共同)

○伊藤(茂)委員 私は、日本社会党・護憲共同を代表いたしまして、ただいま議題となっております造幣局特別会計法の一部を改正する法律案に反対の討論を申し述べたいと思います。  反対をする第一の理由でありますが、この法案は、国民的な要求となっている所得税減税と深いかかわり合いを持っているのであります。この点からして、どうしても納得できません。昨年、五十七年度の減税に関連をいたしまして、私ども野党から、この特別会計の一部を減税財源に回すように強く要求をいたしたのでありますが、昨年の国会における政府の答弁は、この制度が制度として必要であるという答弁でありました。しかるに本年、この五十八年度予算に関連をし……

第98回国会 大蔵委員会 第11号(1983/03/18、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 大臣に質問をいたしますが、臨調の最終答申が出されまして、御承知のように増税なき財政再建の路線を堅持するということが述べられているわけであります。  この増税なき財政再建ということについて、昨日は政府税調会長に来ていただきまして質疑をいたしましたら、大変迷惑であるみたいなお話がございました。私どももいかがかと思ったのですが、この臨調最終答申にある増税なき財政再建について、大臣はまずどうお考えですかというふうに聞きますと、大体大臣がいつもお答えになるのは、そっちの答弁の方にも書いてあるのじゃないかと思いますが、行革推進のてことして堅持をしていきたい、しかし、とことん削減してなお現……

第98回国会 大蔵委員会 第12号(1983/03/22、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 租税特別措置法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その提案の趣旨を御説明申し上げます。  本附帯決議案は、政府に対し、所得税減税の実施、各種租税特別措置の整理合理化、税務執行上の公平の確保、国税職員の処遇の改善、定員の増加等につき特段の努力を要請するとともに、利子配当所得等の課税について税負担の公平確保の見地からの検討及び各種引当金の繰入率等の検討を要請するものであります。  個々の事項の趣旨につきましては、法案審査の過程において明らかにされておりますので、その説明は案文の朗読によりかえさせていただきます。     租税特別措置法の一部を改……

第98回国会 大蔵委員会 第13号(1983/03/23、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 大臣がいらっしゃるうちに、幾つかお伺いしておきます。  一つ、関税に関係ないのですが、ちょっと気になりますので伺いたいのですが、三、四日前でしたか、NHKのニュースなどで報道されました減税問題ですが、その報道によりますと、大蔵省は、いま問題となっている五十八年度所得減税について、財源が非常に困難なので五十九年一月から実施をするということで準備を始めたという報道がされております。言うならば、五十八年度中は三カ月だけという話の報道でありまして、さらに恒久財源が必要でありますから、大型消費税の必要性を考えているというふうな報道が一部なされておりまして、私は非常に気になったのですが、……

第98回国会 大蔵委員会 第14号(1983/04/12、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 予定では私がきょうで七番目の質問でありますが、大臣も朝から御苦労さまでございます。要領よく質問させていただきたいと思いますので、よろしくお願いします。  第一は、五十八年度予算が成立いたしまして、その運用について一、二お伺いをしたいと思います。  先ほど大臣の答弁の中で、公共事業に関連をして、補正は考えておりません、前半前倒し、後半自然体のようなお話がございましたが、公共事業に関連をして言えばそういうお考えもあると思いますが、減税問題とか人勧とか考えますと、そうはいかぬだろうと思うわけでありまして、まずお伺いしたいのは、この間地方選挙期間中に大蔵大臣のインタビューで、ある新聞……

第98回国会 大蔵委員会 第16号(1983/04/26、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、提案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、昭和五十八年度予算は、一般歳出について、全体として前年度同額以下に抑制し、この結果、一般会計予算の伸び率を五十七年度当初予算額に対して一・四%増にとどめるとともに、五十六年度の決算不足の補てんに伴う繰り戻しも行うことといたしております。また、公債発行額は、前年度補正後発行予定額から一兆円減額いたしております。  しかしながら、わが国財政を取り巻く環境の変化は大きく、五十九年度に特例公債依存の体質から脱却することは断念せざるを得ない状況となり、また、公債残高も百……

第98回国会 大蔵委員会 第17号(1983/04/27、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 若干の質問をさせていただきたいと思いますが、その前に、一言述べさせていただきたいと思います。  私が申し上げるまでもなく、今日、サラ金問題は異常な様相ともいうべき状態を呈しているわけでありまして、連日の新聞でも、サラ金問題の深刻な不安やあるいは悲惨な事件が載らない日はないというふうな状態になっているわけであります。私どもは、長年にわたってこの法案についての話し合いをいたしてまいりまして、昨年八月の時点で、現実的な処理として一歩でも前進を図ればという気持ちで今日の案を取りまとめたわけでございますけれども、あれから去年の八月以来今日までの状況を見ますと、非常に急激に様相が変化をし……


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第100回国会(1983/09/08〜1983/11/28)

第100回国会 大蔵委員会 第3号(1983/09/30、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して提案の趣旨を御説明申し上げます。  御承知のとおり、一部の開発途上国では、輸出の鈍化や高金利等の影響によって対外債務が累増し、その返済に困難を来す国がふえております。  このような国際金融不安に適切に対処し、世界経済の健全な発展に資するためには、債務当事国の自助努力はもとより、先進諸国政府の協力、国際金融機関の役割りの充実等が一層求められているところであります。  本附帯決議案は、このような状況に顧み、国際通貨基金の活動に対する積極的な貢献、開発途上国の累積債務問題の打開のための協力等について一層の努力を要請する……

第100回国会 大蔵委員会 第4号(1983/10/05、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)委員 本法案の国会の審議もいよいよ大詰めを迎えまして、私は、先々国会、九十八国会からいままで先輩、同僚の皆さんの真剣な御討議を伺いながら思っておるのでありますが、いよいよこの大詰め段階に当たりまして、立法府としてこの法案をどう処理をするのか、あるいはどう仕上げるのか、あるいはどのように執行しようとしているのか、その心構えが前提条件として非常に重要であることを痛感をいたしております。いままでの経過を見ましても、大蔵委員会としてもまれに見るような状況を呈しておりますし、各党の皆様もいろいろと御苦労をされているわけでありますし、野党の皆さんにも御協力をいただいているわけでありますが、どう……


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第93回国会(1980/09/29〜1980/11/29)

第93回国会 大蔵委員会税制及び税の執行に関する小委員会 第2号(1980/11/11、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)小委員 去る七日に税制調査会の答申がなされました。「財政体質を改善するために税制上とるべき方策についての答申」という表題でありますが、内容につきましては私は非常に不満でありますし、多くの問題があると思います。その内容について、短い時間ですから、幾つかお伺いしたいと思います。この税調の答申を受けて大蔵省側がどのように考えておられるのかということをお伺いいたしたいと思います。  まず第一に、いわゆる大型消費新税と言われるものについてお伺いしたいと思いますが、私ども内容を読みまして、一たん国会決議などで否定をされたと国民が受け取っているものがまたまたあらわれてきたという感じを深くするわけ……


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第94回国会(1980/12/22〜1981/06/06)

第94回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1981/03/03、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)分科員 基地問題に関連をいたしまして若干質問いたします。  その一つは、今年一月九日、横浜市のノースドック、瑞穂埠頭に米海兵隊が突然上陸をした問題であります。地元の新聞など、また、市民も大騒ぎをいたしましたが、平和な正月の横浜港に突然米軍の大型揚陸艦三隻が入港いたしまして、大砲、軍用トラック、迷彩服の米兵約千人が東富士の演習場に移動し、「港に硝煙のにおい」というふうな報道もございました。関連をして伺いたいと思いますが、まず第一に、何でこんなことが起こったのか、米軍の方からどのような説明があるのか、いかがでしょう。
【次の発言】 私が聞いたのは、いつもは静岡県下沼津の方に上陸をする、……


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第96回国会(1981/12/21〜1982/08/21)

第96回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1982/02/26、36期、日本社会党)

○伊藤(茂)分科員 私は、去る昭和五十二年九月二十七日に横浜市緑区で起こりましたアメリカ軍のジェット機墜落事件に関係をして御質問をしたいと思います。  四年半前にその事件が起こりまして、二人の子供がその日のうちに亡くなったわけでありますが、その子供のお母さんも一月二十六日、不幸なことに亡くなりました。私は、お近くでありますからずっとおつき合いをしまして、和枝さん、林和枝さんと申しましょうか、戸籍は土志田和枝さんと申しましょうか、亡くなったときにすぐ駆けつけまして最後の顔とお会いをいたしましたが、大変きれいな死に顔でありました。私はその最後の顔を見ながら、何かあの世に行ってようやく地獄の苦しみか……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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