伊藤茂 衆議院議員
41期国会発言一覧

伊藤茂[衆]在籍期 : 34期-35期-36期-37期-38期-39期-40期-|41期|
伊藤茂[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは伊藤茂衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院41期)

伊藤茂[衆]本会議発言(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 衆議院本会議 第3号(1996/12/03、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、橋本総理並びに関係閣僚に質問いたします。  総選挙を終わって最初の国会論議でございますので、私は社会民主党の新たな決意を一冒申し上げます。  私たち社民党の今の気持ちを、土井党首は「ゼロからの出発」と表現をされました。私たちは、総選挙結果の厳しい現実から、勇気を奮い起こし、志を高く持って、ヨーロッパで私たちの友党が中心的な政治潮流をつくっているように、日本の社会民主主義の新しい展開と大きな結集を目指して、ひたむきに進む決意であります。(拍手)  また、土井党首は「市民との絆」を私たちの合い言葉にいたしました。女性、高齢者、障害者、子供たち、働く……


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第141回国会(1997/09/29〜1997/12/12)

第141回国会 衆議院本会議 第3号(1997/10/02、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 今、私たちは、歴史的な変動のときに直面をいたしております。政治の基本が問われております。未来への責任が私たちに問われております。それにどうこたえるか、その気持ちを込めながら、社会民主党・市民連合を代表し、橋本総理並びに関係閣僚に質問をいたします。  私は、まず最初に、連立政治についての総理の見識を伺いたいのであります。これは、連立与党の私たちだけではなく、多くの人々にとって関心のある問題であります。  日本でも四年前から連立政治の時代になりました。最近の世論調査でも明らかなように、自民党一党支配の復活を望んでいる人々は少なく、現在の連立政治を多くの国民が支持しており、いわゆる保保の……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 衆議院本会議 第2号(1998/01/13、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、橋本総理並びに三塚大蔵大臣に質問いたします。  まことに重大なときでございますので、与党の一員ではございますが、率直かつ端的に思うところを申し上げ、お答えをちょうだいしたいと思います。  私どもは、市民との絆の精神でありまして、国民の声を受けて率直に主張し、そして与党間で真剣に議論し合って新しい合意をつくっていく、それが閣外協力の立場にある社会民主党の責任であると考えております。  私どもは、かつてない熱い思いを込めまして新しい年を迎えました。昨年末にある人が、日本の現状は年末、世紀末、時代末と言っておりました。私は、そういう閉塞の時代……

第142回国会 衆議院本会議 第46号(1998/06/12、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 私は、社会民主党・市民連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました橋本内閣不信任決議案に対して討論を行います。我が党の態度は、不信任案に同意できない、したがって反対であります。(拍手)  その理由は二つであります。  その第一は、連立政治のルールと責任を回避しないということであります。  社会民主党は、村山内閣以来のこの四年間、また、前回の総選挙以来の一年七カ月の閣外協力、社民党の主張を政府に、政策に反映させるべく、息つく暇もない懸命な努力をいたしてまいりました。新党さきがけの友人の皆さんとともに、この間に、自民党単独政治時代ではできないさまざまの大きな成果を上げたと確信をいた……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 衆議院本会議 第26号(1999/04/27、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 私は、社会民主党・市民連合を代表して、政府提案のガイドライン関連三法案の撤回、廃案を求め、自民党、公明党・改革クラブ、自由党三派共同提案の修正案と、民主党提案の修正案との二つに反対する討論を行います。  私は、今、日本の将来への深刻な憂慮の念を込めてここに立っております。この法案内容は、日本の将来と日本国憲法の基本にかかわる重大な問題であります。しかるに、特別委員会では、修正案に対する回答もないのに採決の日程を決めました。現在、さまざまの世論調査でも、国民の多数は慎重、徹底審議を求めております。我々国会が責任を持つのは、その国民の皆さんに対してであります。アメリカではありません。訪……

第145回国会 衆議院本会議 第52号(1999/08/11、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、ただいま議題となりました小渕内閣不信任案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  先ほど来、提案理由の説明あるいは賛成の討議がございました。率直に申しまして、私の気持ちからいたしますと、まだまだ物足りないものがございます。社会民主党としての特段の主張と熱い思いを込めて、より厳しく理由を申し述べます。(拍手)  私がまず最初に申し上げたいのは、今時代の大きな転換期、二十一世紀という新世紀を迎えようとしております。時代末とも言われております。こういう時代に当たって、小渕首相は、私は、首相として失格と言わざるを得ないということをまず申し上げたい……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 衆議院本会議 第7号(1999/12/01、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤茂君 私は、社会民主党・市民連合を代表し、財政演説に対して、総理並びに関係大臣に質問をいたします。  今回の二次補正の予算案を見まして、私がまず思うのは、小渕内閣には確かなあすを語る能力はないということでございます。予算は政府の顔とよく言われます。今回の政府案に示された政府の顔と表情は、暗く、ゆがんでおります。  それは、年金改悪を強行しようとする行為に象徴されております。これが自自公政治の現実であります。私は、質問の前提として、政府・与党が厚生委員会で改悪を強行しようとしたことを厳しく反省し、改悪をやめ、国民合意の年金制度を確立する徹底的な審議をすることをまず強く要求します。  私は第……

伊藤茂[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院41期)

伊藤茂[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第139回国会(1996/11/29〜1996/12/18)

第139回国会 外務委員会 第1号(1996/12/05、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ODAの問題で見解を伺いたいと思います。  ODAと申しますと、大変低い、かつてない低い伸び率のシーリングでございまして、防衛費よりも低いという、ちょっと今までと変わった状態になりました。  私もかかわっておりましたから、あのときを思い起こしますと、大臣も慌ただしい日程の中で大変御努力をなさっておられましたし、また担当の経済協力局長も苦渋というのか苦悩の表情を今でも忘れませんが、ということでございました。私もあのとき申し上げたのですが、財政事情が非常に厳しい中ですからやむを得ない決断ではあるけれども、しかし平和国家日本としてこの分野の活動は非常に大事なんだということは変わらず……


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第140回国会(1997/01/20〜1997/06/18)

第140回国会 外務委員会 第5号(1997/03/21、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ただいま審議をしております法律につきましては、社会民主党として賛成であることをまず冒頭申し上げる次第であります。  沖縄問題が非常に重要な局面になっております。重大な局面と言ってもよろしいかと思います。私どもも、与党の一員として特段に大切な立場を持っておりますので、真剣な議論を、非常に短い期間だと思いますが、真剣にやらなければならない、与党間でもさまざまな部面でも相談をさせていただきたいというふうに思っております。そういう中で、短い時間ですが、幾つか質問をさせていただきたいと思います。  私は、一番大事なのは、沖縄の県民に展望を持っていただけるように、五十年間はかの県とは違っ……

第140回国会 外務委員会 第9号(1997/04/16、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 幾つか質問をさせていただきます。  まず最初に、今議題となっております中での条約第九号、満載喫水線条約議定書に関連してでございます。  古巣の運輸省ですから、ちょっと心配なので一つ質問いたしますが、三月二十二日でしたか総務庁の海上運送事業に関する行政監察がございまして、ざっと見ましたら、運航業者に対する運輸省の監査が適切に行われているかいないかということについての指摘がございまして、適切でないという点が指摘され、改善を勧告されております。また、監査件数の不自然な偏りなどもなぜ発生するのかということも問題になっております。さらには、事故を起こした業者に対する行政処分、各運輸局ご……

第140回国会 外務委員会 第10号(1997/04/18、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ODAにつきまして幾つか質問をさせていただきたいと思います。  平和国家として日本が貢献をする、非軍事の協力という意味では、ODAの意味合いというものは非常に大きいということも、私もそう思います。ただ、今当面する問題が二つ生まれていると思います。  一つは財政構造改革。今政府・与党で鋭意作業を進められているわけでありますけれども、財政再建という国家的、国民的な大きな課題がある。そういうものの中で、いわゆる橋本総理の財政構造改革五原則というものが出されております。  いずれにしても、厳しいさまざまな努力をしばらくの年月、私どもはしなければならない、次の世代に幸せを残せるように努……

第140回国会 外務委員会 第13号(1997/05/14、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  その前に、きょうの日にちということもございまして、質問項目ではございませんが、外務大臣に気持ちを伺いたいと思いますが、沖縄復帰二十五年の日取りでございます。十年目、二十年目には県も含めましていろいろな催しもあったようでございますけれども、中間年ということでそれはないようでございます。いずれにいたしましても、しかしこの二十五年の時点というのは、私も振り返ってみて、今国会における特措法の審議などを改めて振り返りますと、思いを深くいたします。  やはりきょうのお天気ではありませんが、二十五年の節目に当たって、多くの方々が明るい青空が目……

第140回国会 外務委員会 第18号(1997/06/04、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 時間も大分延びているようですから、幾つかかいつまんで御質問をさせていただきたいと思います。  中身は、ガイドラインはこれから中間報告が出されるわけですから、具体的なことは抜きにいたします考え方の問題。もう一つは、朝鮮半島問題。  実は、一言質問の前に申し上げたいんですが、この二つを並べますと、私の個人的な思い出がございます。それは、九三年でしたか細川内閣、いわゆる北朝鮮核疑惑、非常に国際的にピークになりまして、国連の方でも制裁措置とかいう議論が あり、北の方では、そんなことをするなら宣戦布告とみなすとか、非常に大変な事態がございました。ちょうどそのときに私は運輸大臣の仕事を仰……

第140回国会 外務委員会 第19号(1997/06/11、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ガイドラインに関する協議の今後が大きな政治的な、外交的にも焦点になっております。  まず第一に伺いたいのは、今後の進め方の問題でございまして、進め方、九月の末まで。私は、これだけ大事な問題で、これだけ大変大きな内外の議論がある問題でございますから、できるだけやはり内外で、透明でオープンであるということが非常に大事なことだと思います。そしてまた、内外でやはり合意が形成されるということを常に重視をしながらやらなければならないということだろうと思います。  したがいまして、九月の末がゴールと言われておりますけれども、今の協議、両国の外務、防衛、行政ベースでどんどん進んで、九月の末に……

第140回国会 日米安全保障条約の実施に伴う土地使用等に関する特別委員会 第2号(1997/04/07、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 総理、小指の痛みは全身の痛みという言葉を御存じでしょうか。私は、もう四十年近く、あの祖国復帰闘争当時から、沖縄の皆さんと長い長い一緒の行動やおつき合いをいたしてまいりました。今度の法案でも、本当に思い深いものがございます。  今、小指に沖縄を例えることは失礼なことだと思います。もっともっとさまざま、重大な、重要な役割をお願いいたしております。現実、痛い痛いと言っています。たくさんの苦しみがあります。小指の痛みは全身の痛み、その声をみんなで受けるのが、私は日本人としての同胞愛だというふうに思います。総理も、昨年九月にも沖縄に行かれまして、そういうことをおっしゃいました。そういう……

第140回国会 予算委員会 第6号(1997/02/04、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社会民主党を代表して質問をいたします。  予算の本格論議に入りまして、一九九七年、本当に重大な年だなという思いを深くいたします。そして、私ども社会民主党は、先般の本会議での土井党首の質問、見解表明を引き継ぎまして、重要な幾つかの点について質問をしたいと思います。  私は、質問の前提に二つの前提を置きたいと思います。  その一つは、二十一世紀のドアをあける日という言葉であります。今私どもが国政で当面しているたくさんの課題がございます。順不同ですが、例えば介護保険にいたしましても二〇〇〇年、総理のおっしゃるビッグバンにしても二〇〇一年、そしてまた行政改革などなど多くの課題が、二十……


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第142回国会(1998/01/12〜1998/06/18)

第142回国会 外務委員会 第4号(1998/03/13、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 予定時間が延びておりますが、質疑の最後に貴重な十分間をちょうだいしましたので、二点だけ質問をさせていただきます。本法律につきましては、当然ながら私どもも賛成の立場でございまして、在外公館の皆さんが、より意欲的に立派な活動ができるようにさまざまな努力をさらにしていかなければならないという気持ちから一、二思うわけであります。  一つは、伺いましたら、いわゆる実館、兼館ですね、今、たくさんの兼館と申しましょうか、一カ所からさまざまなところに出張して仕事をするという形での在外公館がございます。実館百十三、兼館七十五、結構な数字ですね。予算とか人員の問題もございますから、一挙にこれらの……

第142回国会 外務委員会 第5号(1998/03/18、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 質疑の最後に二つだけ質問をさせていただきます。  一つは、この三条約に関連してでございますけれども、テロ防止につきましては国際的に重要な目標でありますし、また、ペルーの事件を含めまして、やはり我が国が積極的な役割を果たさなければならない、責任がますます重要になっているんだと思います。  それで、お尋ねしたいんですが、前からそうなんですが、このテロ防止の問題は大きな連続するテーマでございまして、デンバー・サミットでも爆弾テロに関する国連条約という話題がございました。また、昨年十月に東京で開催されました日本・ASEANテロ対策協議、適切な会議だったと思いますが、この協議によるさま……

第142回国会 外務委員会 第6号(1998/04/01、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 三点につきまして意見を申し上げて、見解を伺いたいと思います。  一つは、原子力政策、エネルギー、こういう分野についてどのように世界とつき合う姿勢を持っていくのか。言いかえますと、我が国がこういう分野についていかなる先見性と積極性を持ってつき合うのかという気持ち、考え方を伺いたいということであります。  この間、いろいろな問題がありました。昨年暮れは京都におけるCOP3で大変な御苦労を外務省も環境庁もいたしまして、冷や汗をかいて見ていた面もあったわけでありますが、あのような形で一つの成果、収拾をすることができた。あの中でも環境温暖化防止と原発、原子力ということも話題がございまし……

第142回国会 外務委員会 第9号(1998/04/17、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 アジア局長に二問、大臣に二問、質問をさせていただきます。  アジア局長に二問束ねて伺いたいのですが、今まで、もうさまざま同僚議員の質疑がございました。さまざまの問題も数々発生をする、トラブルもある、何か努力をしなければならぬ。いろいろな問題が日常的に発生をしている側面もあるわけでありますが、私は、こういう問題をどう打開をするのかということについても、またこの議題の日中漁業協定、今鋭意取り組んでいる日韓なども含めまして、どのようなマルチの展望と申しますか、アジア的視点と申しましょうか、そういうことが非常に大事な時代になっているのではないかという気がいたします。  外務大臣が訪韓……

第142回国会 外務委員会 第10号(1998/04/24、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 短い時間ですが、二、三質問させていただきます。  一つは、今議題となっております中の一つの、車両等の型式認定相互承認協定に関する問題であります。ヨーロッパとの関係が中心でございますけれども、どのようにグローバルルールというものが考えられるべきなのだろうかということを伺いたいわけであります。  私が細川内閣で運輸省をお預かりしています当時に、日本の型式証明の取り方が非常に事務的に面倒だ、もっとわかりやすくしろという注文が自動車大国アメリカからありまして、運輸省の係の者をデトロイトに常駐させてサービスをする時代がございました。アメリカにそれだけサービスをしたら、ヨーロッパの皆さん……

第142回国会 外務委員会 第12号(1998/05/15、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 まず、WTOに関連しまして、まとめて済みませんが、三点質問をさせていただきます。  一つは、WTO事務局での日本人職員の位置づけ、それから数というのは、我が国が国際的に持っている、またさまざま貢献している役割からいたしますと、非常に少ないというお話を伺うわけであります。行革に関連をした外務省の定員の問題もございます。それから、やはりそういう非常に大事な場所ですから、また日本にとっても重要なかかわりを持つ場所でありますから、そういうことを立派にやれるだけの人材育成の努力も進めなければならぬというふうなことだろうと思いますが、そういう展望についてどのようにお考えになっているかとい……

第142回国会 外務委員会 第13号(1998/05/20、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 最後の質問になりましたが、日程、また大臣の時間もあるようでございますから、まとめて二間だけ質問をさせていただきたいと思います。  一つは、本協定に関しての問題でございますけれども、私は、日独間でこのような協定がされるということは、遅きに失したという話もございましたが、非常にいいことだと思います。また、これを契機に、さまざまの新しい展望もぜひ持つ必要があるということだと思います。  先ほど、なぜドイツかという話がありましたら、アメリカと一緒に勉強したのですが、ドイツが先にまとめましたからという非常にわかりやすい答弁がございましたけれども、この際、この日独間の協定から、どのように……

第142回国会 予算委員会 第29号(1998/03/20、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 締めくくり総括の最後の締めとなりました。短い時間でございますけれども、社民党の意見も加えて、三点だけ御見解を伺いたいというふうに思います。今、議長の御発言がございましたが、私どもは、与野党を超えて、議会人として建設的な議論を行い、そして国のため社会のために実りをつくるというのが使命であろう、私はそんな気持ちも含めまして、三点質問を申し上げます。  一つは、今後の経済運営の問題に関してでございます。  この予算を、いよいよ締めとなりましたが、早期に成立させ、その的確な執行と、今後絶え間なく努力をさらにしなければならない、緊張した努力をしなければならない。今置かれている状況である……


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第143回国会(1998/07/30〜1998/10/16)

第143回国会 外務委員会 第2号(1998/09/02、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 北朝鮮のミサイル発射に関連する問題を先にお伺いいたします。  まず第一は、この事態の認識の問題でございます。  先ほど大臣の午前中の御答弁の中で、国家主席就任へのデモンストレーションとか、対米交渉とかいろいろな交渉を有利にしようとか、あるいは外国への売却の問題とか、いろいろなことが言われているということに対しまして、いずれもそれなりの根拠があると思うが断定できない、きちんとした説明を求めたいという御答弁がございました。私は、日本の外交当局の態度としては妥当な態度だというふうに思っております。ただ、しかし、それでとどまっているわけにはまいりませんので、先ほど来同僚議員から話があ……

第143回国会 外務委員会 第3号(1998/09/09、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 大臣、お疲れのことと思いますが、最後に短い時間、質問をさせていただきます。  まず第一に伺いたいのは、北朝鮮ミサイル発射問題に関連をいたしまして、政府の方で国連で取り上げてもらう、国連安保理事会ということで提起をいたしまして、小和田大使も努力をされているようでありますが、どうなっておりますでしょうか。
【次の発言】 私どもの国は、国連の中でも大事なやはりポジションの役割を果たさなくちゃならぬし、またそういう努力もしている国だというふうに思います。また、まじめな外務大臣もそういうつもりで日ごろ努力をされているというふうに思いますが、やはりこういう大きな問題ですから、やはり国民の……

第143回国会 外務委員会 第5号(1998/09/25、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 総理、御苦労さまでございます。幾つか質問をさせていただきます。  その前に、署名から十カ月、今日の事態となりました。先ほどおわびの言葉がございましたけれども、私どもは、小渕外務大臣のあのときのイニシアチブを大いに歓迎をしたわけでありまして、それから後、いろいろと何かややこしい話を随分聞かされました。さらに、やはりああいうイニシアチブをきちんと発揮されますように求めておきたいと思います。  まず第一に伺いたいのは、現段階で署名の国、地域のリストを見ますと、アジア、特に北東アジアで安全保障に密接にかかわる中国、韓国、また北朝鮮とかはリストに入っておりません。  私どもは、特に日本……

第143回国会 外務委員会 第6号(1998/10/02、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 大臣、御苦労さまでございます。  この秋、いろいろな意味で日本外交は大事なときだと思います。金大中大統領が間もなくお見えになります。また、近い時期に、延期されている江沢民主席もお見えになる。また、報道によりますと、クリントン大統領も日本を訪問なされると伺います。日ロの首脳外交もございます。  先ほど来、同僚議員の議論がございましたように、いろいろな意味で、騒然たると言っては何ですが、難しい問題がこの夏以来連続しているというわけでございまして、やはりこういう首脳外交、またトップレベルの外交などの季節の中で、我が国のアイデンティティーをどう鮮明にするのか、ある意味では非常に大事な……

第143回国会 外務委員会 第7号(1998/10/14、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 大臣、朝からの長い議論でございまして、また、激しいやりとりも随分ございました力お疲れかと思いますが、私で最後でございますし、今国会の最後の委員会でございますので、しばらくお尋ねをさせていただきます。  まず伺いたいのは、同僚議員からも質問ございましたが、沖縄における少女ひき逃げ事件、海兵隊員によるひき逃げ事件の問題でございます。私は、この問題の知らせを聞きましてから、さまざまの東京あるいは沖縄の報道を注意深く見ておりますけれども、本当に胸が痛くなる思いがいたします。  というのは、九五年の夏から秋にかけましたあの大変な不幸な事態がございました。村山内閣の当時でございまして、も……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第4号(1998/09/07、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 幾つか質問をさせていただきます。  私の気持ちをまず一言だけ申し上げたいのですが、同僚の議員の皆さん、真剣な議論を闘わせておられます。それらを伺いながら思うのですが、この国鉄債務、林野の債務、巨額に上る深刻な状況でございまして、質問される方々のお話を伺っておりましてもこれは共通だと思いますが、先送りは許されない、何とかここでしなくてはならぬというのが今置かれている状況だと思います。同時に、率直に申しまして、今政府から出されていることで関係者あるいは与野党を含めた全体の理解と合意が得られるかとなりますと、これも非常に難しいという状況だと思います。  実は、私どもの党も、この原案……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第5号(1998/09/09、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 参考人の皆さん、きょうはありがとうございます。長い時間でお疲れだと思いますが、私が最後の質問者でございますので、ちょっとおつき合いをお願いいたします。  数点お伺いをさせていただいて、御意見を賜りたいと思います。  私は、この法案につきましては、個人的にも特別の思いを込めて参加をさせていただいているわけであります。この法律をつくるときには与党の立場にございました。難しいことだな、無理な内容だなというようなことを思い、かつ議論をいたしながら、実際にまとめるときには、政府がお出しになるならば、私どもの方は意見がありますから、それはきちんと文書で確認をしておきます、審議の中で国民の……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第6号(1998/09/22、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 幾つか質問をさせていただきます。  本委員会においても何回も真剣な議論が交わされているわけでございますけれども、会期ももう長いことはございません。また、私ども前からずっと思っておりますけれども、やはりこの問題をさらに借金膨らましを含めて先送りするということは、政治の責任としては、してはならないと思います。しかし同時に、今も議論がございましたが、関係者それから国民的な御理解が得られるものにしなくてはならぬということも、まことにそのとおりだと私は思います。ぎりぎりの、最大限のそういう努力をしなければということを大詰め近くなりました段階で思いつつ、幾つかの点について御見解を伺いたい……

第143回国会 日本国有鉄道清算事業団の債務処理及び国有林野事業の改革等に関する特別委員会 第7号(1998/10/05、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 短い時間ですが、質問をさせていただきます。  まず、冒頭に総理にお伺いしたいのですが、先ほどの同僚議員の冒頭部分でしたか、御答弁の中で、林野の要員問題につきまして、おおむね三分の一を基本にしてという言葉遣いをなさいました。ちょっとはっとしまして、この問題は、与党時代にも政府・与党で私ども随分議論をいたしまして、労使の協議を尊重しながら、また多面的な、みんなで議論をしてやるということが今大事なんだということを、何遍も実は確認をしてまいったところであります。同じような趣旨のことを先般中川農水大臣に質問させていたださましたら、まさにそういう意味のいい御答弁をちょうだいいたしました。……

第143回国会 予算委員会 第3号(1998/08/18、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社会民主党を代表して、幾つか質問をさせていただきます。  御案内のように、私ども社民党は、六月一日に閣外協力を解消いたしまして野党であります。野党としての筋を通していきたいと思いますし、そしてまた、村山内閣以来四年、その前の政権交代から五年、私は、日本の戦後の政治史の中でもいろいろと検討される大事な期間だったという思いを振り返りながら、政党のサイズは小さくとも、大きないい役割を果たせるように、誠実に真剣な努力を払ってまいりたいという気持ちでございます。  短い時間でございますから、閣僚の皆様、幾つか私どもとして大事に思うことを凝縮して質問させていただきたいと思いますので、恐縮……


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第144回国会(1998/11/27〜1998/12/14)

第144回国会 外務委員会 第1号(1998/12/11、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 短い時間ですが、幾つか質問をさせていただきます。  その一つは、本協定に関する附属書T、Uの中でちょっと解明をしていただきたいのですが、附属書Tの冒頭に、排他的経済水域の早急な境界画定のために誠意をもって努力するというのがございます。早急なというのは気持ちの問題でしょうか。同時に、この問題は非常に難しい調整であり、また錯綜した調整をしなくちゃならぬというのは事実であります。しかし、この早急なという意味に、単なる気持ちの概念だけではなくて、何か次への展開を考えるというふうな流れの時期に来ているのじゃないかという意味合いに思うわけですが、その点が一つ。  それから、附属書Uに関連……

第144回国会 外務委員会 第3号(1999/01/14、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 短い時間ですが、二、三質問をさせていただきます。  今も議論がございましたが、昨年暮れ、十二月のアメリカ、イギリスのイラクへの攻撃、もちろんイラクの態度が批判さるべき、また危険な態度であるということは、これは言うまでもございません。  それにしても、あのような大規模な攻撃が行われまして、現在もさまざま武力衝突とか武力攻撃が続いている。大変残念な、遺憾な状態でございます。  昨年暮れの段階で、国連の意思決定の前になぜいち早く日本が支持表明をしたのかということがさまざま話題となりました。私は、日本の場合には、アメリカと長く政府が基軸的な関係を結んでいるということは戦後の歴史でござ……

第144回国会 財政構造改革に関する特別委員会 第1号(1998/11/27、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定により、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの小坂憲次君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、麻生太郎君が委員長に御当選になりました。  委員長麻生太郎君に本席を譲ります。

第144回国会 財政構造改革に関する特別委員会 第3号(1998/12/02、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 だんだん夜分遅い時間になります。幾つか御質問申し上げますので、御答弁をお願いしたいと思います。  まず、大蔵大臣に伺います。  この質問をするに当たりまして、去年一年の、財政構造改革の組織ができてずっとやった経過の資料をこの数日、いろいろと振り返ってみました。いろいろなことを実は思わされたわけであります。  くしくも財政構造改革会議、大変ハイレベルな会議でございまして、現、OB総理、OB大蔵大臣、与党三党の幹事長、政策責任者など勢ぞろいをした会議を半年間やったわけでありまして、いろいろなことを思い起こしました。  また、くしくもと申しましょうか、きょう、あすと質問をする中でも……

第144回国会 財政構造改革に関する特別委員会 第5号(1998/12/08、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 短い時間でございますが、総理にお伺いをさせていただきます。  この法律につきましては、私も、私どもの党もさまざまな思いがございます。これをつくるとき、去年半年間、与党の一員として官邸で大変な精力的な議論をいたしました。そして、その後の審議がございました。と同時に、当時は与党として参加しましたが、今は野党であります。与野党の違いはございますが、こんなに短命に終わった法律もまた例がないんじゃないだろうかというふうに思います。この間にさまざまな大きな変化がございました。そして、今回停止ということになっております。  これは一人の政治家としても、やはり真剣にこの経過を思い、自分たちの……


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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1999/01/19、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの望月義夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、五島正規君が委員長に御当選になりました。  委員長五島正規君に本席を譲ります。

第145回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1999/03/24、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 質問の最後になりましたが、短い時間ですが質問を幾つかさせていただきます。  まず、官房長官を兼ねておられる野中大臣にお伺いしたいんですが、昨日来大きな問題になっております日本海における不審な二隻の船の問題でございます。こういう状態に非常に深い懸念を感じます。と同時に、やはり我が国の領海に何か不審な、怪しげな船がやってくるということについては容認できるものではないというのは前提だと私も思います。  その上に立って思うんですが、私は、こういう複雑といいますか深刻な懸念を感ずる問題について、一つは、これを機会に何か非常に緊張が、あるいは軍事的にも高まるという事態を避ける、そういう努……

第145回国会 外務委員会 第2号(1999/02/10、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 外務大臣はこの後ソウルにいらっしゃるということで、御苦労さまです。それまでの時間、短い時間ですが、二つだけ質問をさせていただきます。  その一つは、安保条約の運用、特に事前協議などの問題についてであります。事実問題についての対応という視点からお伺いしたいのです。  予算委員会で申し上げたのですが、例えばその一つなんですが、昨年の一月に、当時横須賀が母港となる空母インディペンデンスが中東に出撃をする。急な命令で、県や関係市町村に数日前に事前に連絡するというルールになっているわけですが、その連絡がなく、非常におくれたとかしたのですが、言うなら無届けで、無連絡で、どかどかと演習をや……

第145回国会 外務委員会 第3号(1999/03/03、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ボンからベルリンへの引っ越しというのか、移転の計画を見ていますと、ドイツの方でも、首都移転ということで、議会、政府機関全部一挙に移転するというようなことではないようであります。それらに対して我が国としてどう対応するのか、大使館機能が全部一挙に移るのか。それから、外務省だけではないさまざまな交流の仕事があるわけでありまして、ボンからベルリンに移るという大きな変化が一挙ではなくて、例えば十ぐらいは移動するとか七省庁ぐらいは残るとかいろいろあるようでありますが、それらについて、なぜそうなっているのかという認識、それからそれに対して我が国の大使館の対応、それからさまざまな政府機関の対……

第145回国会 外務委員会 第4号(1999/03/19、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ただいま議題となっております二つの条約、条約三号、四号、賛成の立場であります。ただ、賛成ではございますけれども、要望がございます。注文つき賛成と申しましょうか、そのポイントを申し上げまして、大臣の御見解を伺いたいというふうに思います。  まず、第一のIMF関連の問題でございます。  この書いてある今回の改正自体は、関係国の相談の結果でございますから、そういうことだなというふうに思いますが、この一年余りIMFの問題は、特にアジア金融危機と関連いたしまして、随分大きな話題となりました。また、さまざまの改革も進められているというのが現状であろうというふうにも思います。何か、このしば……

第145回国会 外務委員会 第5号(1999/05/13、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 最初に、本日の案件とはちょっと別になりますが、一つ話題を申し上げまして、大臣の御所見を伺いたいと思います。  それは、アフリカにおけるエチオピア・エリトリア国境紛争の問題でございます。御案内のように、昨年の五月に発生をいたしまして、現在、激化しているとかいう状況ではありませんけれども、なおかつ解決をしていない、膠着状態と申しましょうか、そういうことにございます。私どもの国は、二回にわたるアフリカ開発会議でホスト役を果たすとか、あるいは四十数カ国のアフリカ大陸の国々とできるだけやはり友好の関係を持つとか、努力を積み重ねているわけでありますし、今後の我が国の国際社会における活動の……

第145回国会 外務委員会 第6号(1999/05/19、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 コソボの問題につきまして多くの国民の皆さんが、この事態をどうとらえたらいいのか、早くどう打開したらいいのか、真剣な気持ちでおられるということだと思います。  私は、先ほど来さまざまの同僚議員の議論がございましたが、やはり大事なことは、こういうものの困難をどう乗り越えるのかというさまざまな努力をしながら、やはりベースにあるのは、アジアもそうですが、ポスト冷戦時代に発生をするさまざま深刻な地域の紛争というものをどう解決したらいいのかというものの模索の過程の中での大きな試練ということではないだろうかというふうな気持ちがいたします。そういう気持ちを込めながら、さまざまのマスコミの社説……

第145回国会 外務委員会 第7号(1999/05/28、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 冒頭に、外務大臣に二つ御要望申し上げまして、感想を伺いたいと思います。  一つは、ガイドライン法案が成立をいたしました。私ども反対しましたが、成立をするということになりまして、その後どうするのかというわけでありますが、参議院の審議が終わりました後の一両日の主要なマスコミを読んでみましたら、それぞれ、「不信ぬぐう外交必要」とか「外交尽くし新法の出番つくるな」とか、新聞にカラーはございますけれども、読んでおりますと、有事を起こさない外交の展開が非常に大事だと。日ごろ論調の違う読売新聞も朝日新聞も同様の記事が載っておりまして、思ったんですが、やはり非常に内外から注目をされた法案です……

第145回国会 外務委員会 第8号(1999/06/02、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 長い質疑の時間でございまして、大臣を初めお疲れのこととは思いますが、若干の質問をさせていただきます。  短い時間ですから絞らせていただきますが、まず一つ伺いたいのは、日朝国交正常化交渉の今後についてであります。  KEDOの問題が順調に進展をいたしまして、当初の外交的目標が達成をされていく、いろいろな意味で、朝鮮半島を含むこの地域にいい条件がつくられるということを私も願っております。  そういう中で、長年の難しい課題でございますけれども、また大変な曲折を繰り返しているわけでございますけれども、日朝国交正常化、これからのロードマップと申しましょうか、こういうことが必要ではないだ……

第145回国会 外務委員会 第9号(1999/06/04、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 質問の前に一言、同僚の諸先生から、コソボとユーゴの今報道されている事態と我が国の対応について、さまざま質疑がございました。私も気持ちは共通でございます。注意深く、また非常に高い関心を持ってあの事態を見詰めながら、どのような決断が出るのか。高村大臣も参加をされましたG8外相会議が一つのベースになっていることは言うまでもございませんし、これから後、お話のありましたような、特に我が国としては難民の問題、それからあの地域が安定した将来があるような、そういう視点での努力が大事ではないかというふうに思います。特別、御見解を伺う時間がございませんけれども、要望させていただきたいと思います。……

第145回国会 外務委員会 第10号(1999/07/02、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 国旗・国歌の問題で伺います。外国の方々に我が国の国歌君が代、日の丸をどのように説明をされているのか、あるいは在外公館などでどう対応されているのかという問題であります。  今国会で今議論がされておりますが、私は非常に大事なことだと思います。我が国のナショナルシンボルをどう考えるのか。ナショナルシンボルを通じて国民が国に対する愛情と誇りを持つということは当然でありまして、そうなりますと、どのようなナショナルアイデンティティーを持つのかということが問われる。そういうことをやはりみんなが深めて議論し合うということは、私は非常に大事なことだと思います。  そういう気持ちを前提にいたしま……

第145回国会 外務委員会 第11号(1999/07/23、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 質疑も予定時間を超えておりますし、短い時間ですが、若干の質問をさせていただきます。  まず一つは、北朝鮮のミサイル発射と申しましょうか、再発射の動きと対応の問題でございます。  実は、私どもも深い懸念を持ちながらこの動きを見ているわけでありまして、本来でしたらこの春から、新緑の季節には村山前総理など超党派で行っていただいて何か糸口をつかみたい、行けないかなという気持ちを念じておりましたが、うまくまいりません。そして緊張した雰囲気が高まっているというふうなことになっているわけでございまして、なるべくやはりこの問題を北朝鮮側にもきちんと自制してもらって、局面を打開したいものだとい……

第145回国会 外務委員会 第12号(1999/07/30、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社民党の伊藤でございます。  きょうは貴重な試みをやろうということですから、何かこういう議論の中で、各党派、またここにお越しいただきました皆様も含めまして、前向きのコンセンサスが一つでも二つでも形成できれば非常に意味があることだなというふうな気持ちでおります。そういう気持ちで、短い時間、三点だけ意見を申し上げて、御意見があれば伺いたいと思うのです。  一つは、ODAとNGO、NPOの問題です。いずれにしても、先ほど来政府から御説明ございましたように、ボリュームからクオリティーが問われている、そういう時代になった、世界も変わった。また、総理もしょっちゅう言われておりますように、……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第4号(1999/03/31、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社会民主党の伊藤でございます。  きょうも大変長時間の審議でございますが、いただきました時間、幾つかの質問をさせていただきたいと思います。  先般来議論を伺っておりまして、一つだけ実は思うことがございます。前、このガイドラインに関連してなんですが、尊敬する外交評論家である船橋洋一さんが「同盟漂流」という分厚い本を書かれまして、読ませていただきました。それを要約して新書版で「同盟を考える」という本を出されまして、参考になる本でございました。  友人として、いいことを書いているなと思っていましたが、その前書きにこういうことが書いてございました。冷戦後ほぼ十年を経ようとしているのに……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第7号(1999/04/13、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 まず、日米地位協定のことで質問をさせていただきたいと思います。  私は、日米地位協定の現状、それと新ガイドライン、重ねてみますと、非常に懸念を感ずるわけであります。  まず第一に伺いたいんですが、よく言われますが、日米地位協定とNATO軍地位協定、ボン補足協定との比較論というのがよくあるわけであります。比較をいたしますと、非常に大きな格差があります。なぜ日本の場合とドイツの場合と違うのだろうかという疑問があるわけですが、その点をどう認識しておりますか。
【次の発言】 外務大臣、それは違うと思います。  時間がございませんから、二、三の例だけ申し上げますが、例えばボン補足協定の……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第8号(1999/04/15、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社会民主党の伊藤でございます。  意見陳述の皆様からそれぞれ大変貴重なお話をお伺いさせていただきまして、また、それぞれ何かお伺いしたいなと思う点もございますが、持ち時間が限られておりますので、恐縮ですが、お二人の方に、二問、同じ御質問をさせていただきたいというふうに思います。  お一人は米倉正夫さんに、もうお一人は太田一男先生にお願いをいたします。共通の御質問を二問申し上げます。それぞれのお立場でニュアンスの違いのあるお答えがちょうだいできるのではないかと思っております。  その一つは、憲法と外交権と自治権というものをどうとらえたらいいのかという問題でございます。  これは、……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第11号(1999/04/23、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 前置き抜きで、まず運輸大臣にお伺いをいたします。  先般の当委員会の審議の中で、この周辺法案の九条に関係をいたしまして、港湾法十三条の二それから港湾法四十七条という話題がございました。御答弁ございましたが、速記録を読んでみまして、港湾法十三条の二というのは私企業への不関与という項目になっておりまして、これをもって四十七条、運輸大臣が措置するとかいう項目とつながるということは違うし、また九条、協力を求めることができるというふうな表現のこととちょっと趣旨が違うんではないだろうか。  今、自治体の皆さんは、この問題にどう対応するのかという懸念が非常に多いわけでございまして、やはり何……

第145回国会 日米防衛協力のための指針に関する特別委員会 第12号(1999/04/26、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 私は、社会民主党・市民連合を代表して、三法案の内容と修正をめぐる大混乱のこの状況について心からの怒りを込めながら、政府原案の撤回を要求し、自民、明改、自由三会派共同提出の修正案と民主党提出の修正案の二つに反対する立場で、社会民主党・市民連合の見解と決意を表明します。  今私は、この国会の状況は一体何だろうか、国会の国民と日本の将来への責任は消えてしまったのではないか、そういう思いを抑えることができません。私は、怒りを込めて、日本の将来への深い憂慮の念を込めて申し上げたい。  日本の進路と憲法の基本にかかわるこの法案について、自民党の諸君が小渕首相訪米の手土産に強引に採決する行……

第145回国会 予算委員会 第3号(1999/01/26、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社会民主党を代表いたしまして、本日の委員会の締めの質問をさせていただきます。  真剣な議論が行われておりますが、私どもは、あともう間もなく新しい世紀、二十一世紀のドアをあけるということになるわけであります。本当に我が国の将来にとりまして大事なときだと思います。  私ども社会民主党は、村山内閣以来数年間、与党の努力をさせていただきました。そうしてまた、政治倫理とか今のガイドラインとかさまざまなことがございまして、昨年六月に連立を解消させていただきました。今、野党の立場を鮮明にして努力をしていきたいと思っております。議席の数は別にいたしまして、やはり我が国の政治にも社会にも、新し……


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第146回国会(1999/10/29〜1999/12/15)

第146回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第1号(1999/10/29、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 これより会議を開きます。  衆議院規則第百一条第四項の規定によりまして、委員長が選任されるまで、私が委員長の職務を行います。  これより委員長の互選を行います。
【次の発言】 ただいまの望月義夫君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、佐々木秀典君が委員長に御当選になりました。  委員長佐々木秀典君に本席を譲ります。

第146回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(1999/12/13、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 開発庁長官にお伺いをいたします。  沖縄担当大臣と官房長官を兼ねられる大事な立場でございまして、前官房長官も並々ならぬ沖縄問題への熱意を示されておられました。先ほど来同僚議員の議論がございましたように、非常に大事なときであります。沖縄県民にとって大事なだけではなくて、我が国、アジア、日米関係にかかわる大きな問題でございまして、真剣なお取り組みを強く要望をまずしておきたいと思います。  普天間に関連した質問をしたいのですが、私は、この経過をずっと見ておりまして、非常に終着、決着を急いで、きちんとすべきもの、きちんと決めるべきものをしていないという感じが深くいたします。沖縄のどの……

第146回国会 外務委員会 第1号(1999/11/10、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 最初に、大臣と総括政務次官に意見を申し上げまして、一言御所見を伺いたいと思います。  河野大臣は、自社さ連立内閣当時の外務大臣でございました。村山内閣でしたか、私も当時は与党の一員でございましたから、特にあの沖縄での不幸な少女暴行事件が起きる、地位協定の問題、それから後をどうするのか。幸いにして当時、ペリーさんとかモンデールさんとかいろいろ御相談させていただきましたので、いろいろなことを懐かしく実は思い起こすわけでございます。当時の大臣の御活躍について、いつも百点満点をつけていたわけではございません。これは党が違いますからやむを得ないことでございまして、今、自自公という三党の……

第146回国会 外務委員会 第2号(1999/11/19、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 まず、沖縄のことでお伺いをいたします。  けさ方、沖縄政策協議会が開かれたということでございまして、先ほど報道を見ておりましても、稲嶺知事の方が、苦渋の念を込めながら、受け入れざるを得ないという気持ちを述べたとか、新しい協議機関を設置するとか、今後の振興策についての希望や意見交換があったとかいうふうなことを伺っております。  日米共同宣言それから普天間問題、SACO、これらの経過、外務大臣御承知のように、一定の時期は私どもが連立政権の時代でもございまして、いろいろなかかわりを持ち、いろいろな議論もし、また米側ともいろいろな意見交換などをしたことをいろいろと振り返るわけでありま……

第146回国会 外務委員会 第3号(1999/11/26、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 ラストクエスチョンが私の番になっておりまして、いつもルールでそうなんですが、質疑の最後の締めは社民党ぐらいの気持ちで勉強はしたのですが、玄葉さんを初め野党間相談をいたしまして、議事進行について、委員長に、また委員の皆様にお願いをさせていただきたいと思います。  厚生委員会は年金問題で緊迫した状況になっておりまして、予定された本日の他の全委員会も開会されていないというふうな状況のようでございます。  外務委員会は外務委員会の責任があるんですが、やはり国会全体、国民の皆様に、大きな責任にかかわるという事態でそういうことになっていると思いますし、朝の理事会でも、四海波静かならば採決……

第146回国会 外務委員会 第4号(1999/12/08、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 コーヒーから質問させていただきます。東総括政務次官。  今回の協定の有効期間の延長、延長期間のうちに協議を行い、二年後でしょうか、実りある結論を得るというふうな取り扱いになっているわけでございます。  中身を見てみますと、最近の状況を見てみますと、アメリカが九四年以降非加盟という状態になっているのです。調べてみますと、すべて市場原理に任せるというのがいいのではないかというお考えのようでございます。また、生産国の方は生産同盟、ACPCなどつくっておりますが、余り実効は上がっていないということでございますけれども、我が国は、生産はゼロ、輸入は世界第三位ということになっているわけで……

第146回国会 外務委員会 第5号(1999/12/14、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 幾つか質問をさせていただきます。もう夜分になりましたが、国会に、夜、風が吹かないように期待をしながら。  同僚議員から、北朝鮮、朝鮮民主主義人民共和国との国交正常化にかかわる御質問がございました。私の方から大臣に二つ、冒頭に要望的意見を申し上げまして、御意見を伺いたいというふうに思います。  繰り返しませんが、九〇年代、間もなく終わろうとするわけでありますが、さまざまの曲折が日朝間にございました。この間にまた環境のさまざまな大きな変化も起こってまいりました。しかし、大臣が前向きに御答弁、評価をいただきましたように、村山さんを団長とする、すべての政党が参加をする代表団が行きまし……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第3号(2000/03/24、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 閣僚、政務次官の皆様、朝から御苦労さまでございます。最後の質問と申しましょうか、順番で、いつも締めの質問は社民党ということになっておりますが、若干の質問をさせていただきますので、よろしくお願いいたします。  一月に外務委員会で、同僚議員からお話がございましたように、沖縄に参りまして、普天間の移転先の問題、それからサミット予定地など、知事、市長を初めさまざまの御意見を伺いました。  サミットがある沖縄。沖縄はもちろんですが、我が国にとりましても、日米関係にとりましても、今後の国際関係にとりましても、やはりここをどう成功させるのか。騒ぎなしにうまくいけば成功だというわけではありま……

第147回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会 第4号(2000/04/21、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 本法案には賛成であることを前提にしながら、三点ほど質問をさせていただきます。  今度の法案は、一面では、国全体の財投改革などの問題がございますし、もう一面では、沖縄のこれからという、非常にやはり国民的に重要な課題にどう取り組むのかという側面を持っているというふうに思うわけでございます。  私は、まず二つ長官に伺いたいんですが、一つは、やはりこの際中長期の沖縄を考えるという視点、本当にこれは大事にしなくちゃならぬ。言葉は悪いんですが、目の前を一生懸命やって、金をつぎ込んで、至るところ公共事業漬けになるようなことでは、やはり本当の意味での自立した沖縄の将来が迎えられないだろうとい……

第147回国会 外務委員会 第2号(2000/03/22、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 外務大臣の憲法観をまず伺いたいと思います。これは、国会に設置された憲法調査会が私ども議員の本格的な論議の場でございますから、ここで大論争しようというわけではありません。  二つだけ伺っておきたいと思います。と申しますのは、やはり、これから先、日本はどういう道をたどるだろうか、あるいは憲法などの議論に関係をしてどうなるだろうかというのは、諸外国、特にアジア諸国では関心を持たれるところだろうというふうに思います。  そういう意味から二つお伺いしたいんですが、一つは、日本国憲法の理念がございます。平和主義とか基本的人権とか主権在民とか、幾つかの原理がございます。私は、近代社会の重要……

第147回国会 外務委員会 第3号(2000/03/24、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 このすぐ後、私どもの審議の案が本会議に緊急上程ということのようでございますので、一点だけ申し上げまして、大臣の御見解を伺うことにさせていただきたいと思います。  なお、今提案されている法案の中身につきましては、それぞれ適切なものと考えますし、また、給与についての若干の変更などあるわけでございますけれども、外務省、在外公館職員の皆さんのさらなる活発な活動を望みたいというふうに思っております。賛成であります。  一つ伺いたいのは、在外公館のさまざまな活動の中で、日本と諸外国との交流、観光、人的往来に関する問題でございます。  最近、私ども、超党派で草の根交流と相互理解を促進するた……

第147回国会 外務委員会 第4号(2000/04/14、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 午後にまでわたりまして、大臣も御苦労さまでございます。簡潔に三、四点だけ質問をさせていただきます。  一つは、朝鮮半島情勢と我が国にかかわることでございます。  朝以来、同僚議員からさまざまな質問があり、また、大臣の御答弁がございました。私は、前から雁行説を主張いたしております。秋空をきれいにカリが横一列に並んでいくことが望ましい。何も交渉を秋までゆっくりという意味じゃないですよ。交渉は早くなんですが、例えて言えばですね。それで、一つは米朝関係、それから順不同で言って南北、日朝関係、もう一つは中国も含めた四者会談、こういうものが横一列になってうまく進んでいくという形が望ましい……

第147回国会 外務委員会 第5号(2000/04/19、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 今提案をされております三つの案件につきまして、私は賛成の立場であるということを申し上げた上で、幾つかの質問をさせていただきます。  まず、WTOの医薬品の譲許表に関連して伺いたいんですが、一つは、医薬品の安全性の管理の問題でございます。  厚生省からお越しいただいておりますので御答弁いただきたいと思うんですが、医薬品の製造、流通、まさにグローバルであり、トランスナショナルであり、また製造も非常に多国籍化しているという時代になっております。また、国内でも、国民にショックを与えました薬害エイズ問題とか、医薬品の安全性についても非常に関心が高い、また非常に重要なことであるというふう……

第147回国会 外務委員会 第6号(2000/04/21、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 横浜港へのPCB米軍廃棄物の再搬入のことでお伺いいたします。  神奈川県御出身の大臣でございますから、いろいろな意味で関心も深いと思うのですが、私の気持ちを冒頭に申しますと、フェアな日米関係を、政府間でも、あるいは市民レベル、国民レベルでも、どう形成していくのかという中でのテストケースといいますか、試金石の一つのような気持ちがいたします。お互いに重要な二国関係でございますから、きちんと解決できて信頼性も高いというふうな処理がなされるように、強く要望をしているわけであります。  時々言うのですが、沖縄の数年前の少女暴行事件の後など、当時、モンデールさんと、与党の一員ではございま……

第147回国会 外務委員会 第7号(2000/04/26、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 予定時間も出ているようですから、短い時間ですが、二、三、質問をさせていただきます。  まず一つは、国際航空運送規則に関するモントリオール条約の締結あるいはワルソー条約の改正、空にかかわる問題であります。  それぞれその内容を読んでみますと、改善措置でございますから、この二つの条約につきましてはもちろん賛成をしていきたいというふうに思います。  それを前提にした上で、空のことに関連をいたしまして、きょうは航空局長も来ていただいておりますから、まず伺いたいのですが、日本の空港あるいは航空の管理にかかわるこれからの時代の大きな問題として、空港整備の問題があると思います。いろいろな雑……

第147回国会 外務委員会 第8号(2000/05/10、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 短い時間ですが、議題となっている二つの条約につきまして質問をさせていただきます。  当然ですが、それぞれ必要な内容でございますから、二条約につきまして、賛成を前提にして幾つかの点で御注文を申し上げて、御意見を伺いたいと思います。  一つは、就業最低年齢にかかわるところの条約の問題でございまして、二つお伺いをしたいと思います。  一つは、先ほど来同僚議員の議論もありましたが、ILO総会で二十七年前、四半世紀前に採択をされて、非常におくれて今日に至っている。調べますと、一昨年はマレーシア、ネパール、去年はインドネシア、カンボジアなどで批准が行われて、ことしは日本。それからインド、……

第147回国会 外務委員会 第9号(2000/05/12、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 本会議の時間も迫っておりますから、短縮して二点ぐらいだけ質問をさせていただきます。  一つは、横浜港からの米軍のPCB廃棄物の搬出の問題でございます。  ウェーク島に一カ月以内という話でしたから、日にちは確定していないようですが、遅くともこの四、五日中には搬出をされるということでございます。しかし、問題の処理は、一時しのぎという言葉がいいかどうかわかりませんが、別途のところで、処理できる場所ではないところに一時保管するという米軍の方の取り扱いということになるわけであります。  私は、大臣もよくおわかりだと思いますが、この問題に対する市民の関心、特に地元を見ておりますと、今の日……

第147回国会 外務委員会 第10号(2000/05/17、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 審議されております三件につきまして、賛成であることを前提にして、一、二質問を申し上げます。  第一は、郵便あるいは通信、こういう世界において、先進国と途上国の情報格差と言われる構造をどう改革していくのかという問題でございます。  提案されております万国郵便連合憲章及び万国郵便条約、その憲章において冒頭に、単一の郵便境域という概念を強固にするということが強調されております。それを条約にも第一部第一章第一条に明記する。これは、世界、あらゆる国、地域において生活に欠かせない大事な分野でございますから、競争その他は激しくとも、きちんとやはりそういう責任は守っていこうということだと思い……


伊藤茂[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院41期)

伊藤茂[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第145回国会(1999/01/19〜1999/08/13)

第145回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1999/02/17、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)分科員 アメリカの原子力空母の横須賀母港化にかかわる話題につきまして質問をさせていただきます。  予算委員会で取り上げましたが、大変短い時間でございましたので、大臣の方もその後資料などをごらんになっているというふうに思いますので、限られた時間ですが、きちんとした議論をさせていただきたいというふうに思います。  ごく簡単に、改めて私の趣旨を申し上げますと、アメリカのGAO、米国議会会計検査院、情報公開などにつきましても信頼性の高い活動をしているというふうに私どもは認識をいたしております。昨年八月に報告書が出されまして、海軍空母の通常型、原子力空母の費用対効果についての報告書が出されま……


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第147回国会(2000/01/20〜2000/06/02)

第147回国会 憲法調査会 第2号(2000/02/17、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 憲法調査会に臨む社会民主党の考えを表明します。  今回、憲法調査会が国会に設置され、調査活動を行うことになりましたが、その内容は二十一世紀日本の進路にかかわる極めて重要な意味を持っていると考えます。社民党は、憲法改悪の危険性を深く憂慮して調査会設置に反対をいたしましたが、設置された以上、積極的に参加し論議していくものであります。  以下、調査会の運営と論議につきまして、社民党の考え方を四点に集約して申し上げます。  第一に、社会民主党は改憲に反対であります。  日本国憲法の平和主義、基本的人権、国民主権などの原則は、近代社会の普遍的な原理と目標を鮮明に表現したものであって、こ……

第147回国会 憲法調査会 第4号(2000/03/09、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 十二時半から衆議院の本会議がございますから、要約して質問をさせていただきます。  一言だけ申し上げたいんですが、先生、しばしばこういうところにお越しいただいているのかどうか私はよく存じませんけれども、ちょっと緊張したと申しましょうか、委員同士で不規則発言があったり、緊張する委員会だなという印象をお持ちかもしれません。  私どもは、やはり非常に大事な、まさに日本の将来をかけた大事な議論の場だというふうには一人一人全部思っているということでございますし、それから、それぞれやはり人生をかけたと申しましょうか、政治家の生涯を込めた思いでの非常に大きな隔たりもございます。真剣な議論をし……

第147回国会 憲法調査会 第6号(2000/04/06、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 参考人には御苦労さまでございます。幾つか質問をさせていただきます。  まず冒頭に、御案内のように、憲法制定過程の、参考人に御出席いただいた議論などをずっと続けております。その中で考えるのは、憲法論議の今日のあるべき座標軸というのはどういう考えを持つべきなんだろうかというのが、これは私だけではないと思いますが、共通の問題意識になっているわけであります。  この間の参考人の御質問のときに言ったんですが、世間には護憲、改憲、論憲と三つあるというマスコミのやり方がございますけれども、いろいろ足しますと、そのほかに、廃止せよという廃憲、修正せよという修憲とか、追加せよという追憲とか、あ……

第147回国会 憲法調査会 第8号(2000/04/27、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 社会民主党の伊藤茂です。憲法記念日を前にいたしまして、今後の私どもの憲法論議について、三つの意見を申し上げます。  その第一は、憲法論議の座標軸をどう据えるのかということが大事だと思います。  今までの制定過程の議論を通じまして、占領下でつくられた事情についてのさまざまな分析がございました。GHQの民主化の提起に対して、当時の日本政府は国体護持重視という構図も明らかになったと思います。その結果として、主権在民、基本的人権、平和主義などの近代社会の原理が表現をされる憲法ができ、国民に歓迎され、今日まで定着をしてきたのであります。押しつけだから自主憲法をという意見とは立場を異にし……

第147回国会 憲法調査会 第9号(2000/05/11、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 きょうも既に三十人近い同僚議員のお話を伺いまして、率直に今思うことを申し述べさせていただきたいという気持ちでございます。  私どもは、党としても個人としても、護憲の立場というふうに思っておりますし、言われております。ただ、この護憲という言葉の意味というのか表現というのは、私は余り好きじゃないと言うとおかしいんですが、正確じゃないので。何か不磨の大典のように、一字一句、未来永久に動かすべからずみたいなことでは考えてはおりません。これはやはりバイブルとかコーランと違いますから、人類が自分の国の将来の形をどうするのかということの表現でございますから、大きな歴史の流れの中で、新しくな……

第147回国会 憲法調査会 第10号(2000/05/25、41期、社会民主党・市民連合)

○伊藤(茂)委員 最高裁の皆さんには御苦労さまでございます。社会民主党の伊藤茂ですが、幾つか質問をさせていただきます。  同僚議員からも指摘ございましたが、憲法は社会、国家の基本ルールを決めるとございまして、それにつきましての衆議院における調査会の議論を今まで私ども展開をしているわけであります。  その中で、やはり憲法の持つ、社会のルールまたそのシグナルをどう示すのかということの重要性を改めて痛感をいたしておりますし、最近続発をする、何か信じられないようなさまざまの社会問題、事件を見ましても、政治の世界でも神の国とか憲法の基本にかかわるさまざまな御発言が首相から出るとかございまして、これは政治……



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データ更新日:2023/02/05

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